【新連載♪講習会特集!】音楽留学メールマガジン≪春休みイベント情報も!≫

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! 学生さんはもうすぐ春休みでしょうか…? 新年度に向けて、がんばりましょう! ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ 【新連載!】おすすめ夏期講習会特集 今週から新連載です。オススメの夏期講習会をご紹介します♪ もう夏の予定…!?とお考えの方、けして早すぎることはございません!!!毎年5月ごろまでにお申込みいただく方が多いですので、ぜひお早めにご相談くださいませ☆ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【通訳付で安心♪の夏期講習会】 夏期講習会と言っても、最近はたーくさんあるので、どれを選んでいいのやら…と思っている方も多いですよね。。。今日はそんな中でも、通訳付で安心のコースをご紹介します!初めて参加される方には特にオススメですよ♪ ◆ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー 氷河のあるフレンチアルプス最大級のリゾートで、フランス有名音楽院教授たちが参加する講習会。豪華な教授陣はもちろん、ちょうど夏休みの時期に開催されるので参加しやすく、アンドビジョンでもイチオシのコースです!通訳ももちろん手配可能なので、初めて参加する方にもとってもオススメです♪ また、こちらのコースはパリからTGV(高速電車)に乗って講習会会場へ向かいますが、アンドビジョンではパリのスタッフが電車までご案内☆迷うことなく現地にたどり着けますよ! 【コース詳細はこちら】 https://www.andvision.net/program/course/491-musicalp.html ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  ◆ウィーン国際ゼミナール 世界の名門校、ウィーン国立音楽大学の教授たちが中心となった夢のコース!こちらも毎年大変人気がある講習会です。期間も5期間あるので、お仕事のお休みなどにも合わせやすいのが嬉しいですよね♪こちらも通訳が付けられるので、初めての方はもちろん、「海外自体が初めて…」なんて方にもオススメです!現地事務局に日本人スタッフがいますし、何かあった際にはアンドビジョンの現地サポートもしっかり対応いたします!親子で参加、なんて方も多いですよ☆ 【コース詳細はこちら】 https://www.andvision.net/program/course/460-wiener-musikseminar.html ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【春休みイベント♪】説明会ウィーク開催! 夏期講習会、行ってみたいけど、どうやって選べばいいのか分からない…という方はぜひ!アンドビジョン主催の説明会にお越しください♪しかも3月下旬には講習会別の説明会ウィークを開催!春休みにぜひご参加ください! 【説明会ウィーク 詳細はこちら】 https://www.andvision.net/information/2055.html **==================================** 次回は引き続き、オススメの講習会をご紹介! **==================================** アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

H・Dさん/カルロ・バルザレッティ先生(州立ガッララーテ音楽院)特別プログラム

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 H・Dさん:音楽大学卒業後、小学校教諭を勤め、その後自身の音楽教室を開き運営をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? H・Dさん:海外に行くのは初めてでした。 -今回海外に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? H・Dさん:子供に対してのノウハウを勉強してきましたが、演奏にもう一度向き合いたいという気持ちと、コロナ禍で音楽や世界史に興味を持ったのでイタリアに留学を決めました。 -先生はどんな人でしたか? H・Dさん:素晴らしかったです。最初からフレンドリーな方でした。常に音楽の高みを目指している先生ですが、意見を押し付けることなく、私の年齢や、留学の目的を考えてくださり、子供達に伝えるということや、コンサートで音楽を伝えることはどうゆうことなのか、コンサートで大切にしていることなどを惜しみなく伝えてくださいました。先生のお話を聞けることが、刺激になりました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? H・Dさん:体の使い方を具体的に教えてくれました。実際に先生の身体を使って説明してくれて分かりやすかったです。 -レッスンは何語で受けましたか? H・Dさん:通訳を通してイタリア語で受講しました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? H・Dさん:アンドビジョンさんに、歩いて行ける距離の練習室を予約してもらいそこで練習しました。スタッフさんも良くしてくださり問題なく練習できました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? H・Dさん:美術館や教会を巡りました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) H・Dさん:SIMやWiFiがあれば、主要都市では問題なく携帯も使えたので、生活面に関して困ることはないかと思います。電車も乗りやすいです。ただ早朝と夜遅くは様々な人種の方が電車に乗ってくるので、そこは気をつけた方がいいです。スリは現地の方でも遭うそうなので、緊張感を持って行動した方がいいです。最低限の注意は必要ですが、現地の人はみなさん親切な方でした。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? H・Dさん:カフェやコンビニで済ませました。日本のコンビニのようにサラダやカットフルーツなどを購入できました。カフェなどでは15ユーロ程度、レストランで食事するとなると30ユーロ程度ぐらいはしました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? H・Dさん:挨拶やお礼の言葉ぐらいは、現地の言葉で話すのが良いと思います。Google翻訳も使えたので、ゆっくりイタリア語で話してもらえれば問題なく生活できました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? H・Dさん:1カ国のみのSIMだった為、乗り継ぎのヘルシンキや到着後すぐに携帯が使えなかったことです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? H・Dさん:飛び込むことが大事。現地に行ったからこそ分かることがあるので、気持ちがあれば行動することが大事です。スマホでしか対応できていないこともあるので、スマホが使えることは必須です。渡航前にある程度の国の知識は付けた方は面白さが倍増すると思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 H・Dさん:引き続き演奏活動や音楽教室をもっと積極的にやっていきたいと思います。現地で夢を持っている人達に出会えたことで、まだまだ夢を持ってやっていきたいと思えました。 -ご協力ありがとうございました。

★2/21・ 16:30-【☆モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー
Information Session
~モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:講習会事務局スタッフ Katrin Meranerさん
日時:2月21日(金)16:30-17:00
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“モーツァルテウム”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

ロシア連邦

ロシア国旗世界最大の国土を持つロシアは西ヨーロッパとは異なる独自の東ヨーロッパ文化を持つ国。現在に至るまで複雑な民族問題を抱えながらも、巨大国家としての地 位を築いている。芸術的遺産は多岐にわたり、芸術の都サンクトペテルブルグにある。世界三大美術館の一つ、エルミタージュ美術館は、歴代の王の居住も兼 ね、そのスケールの大きさと壮麗な姿に圧倒されます。文化的にも多様で、音楽はもちろんバレエや オペラ、サーカスなども高く評価されており、毎年冬にモスクワで行われる芸術祭では、レベルの高い公演が行われてる。

基本情報
正式国名&英語表記 ロシア連邦 Russian Federation
首都 モスクワ
面積 約1707万平方キロメートル(日本の約45倍、米国の2倍近く)
人口 1億4,416万人(2004年1月現在)
人種 ロシア人が総人口の81.5%と圧倒的多数を占め、残りを多くの少数民族が占める多民族国家
(ロシア人に次ぐのはタタール人で3.8%、次いでウクライナ人2.9%、チュバシ人1.2%等)
言語 100以上の言語があるが、ロシア語が公用語。
宗教 ロシア正教が最も優勢であるが、多民族国家を反映してイスラム教、仏教、ユダヤ教等多数の宗教が混在。
通貨 ルーブル。補助通貨はカペイカ。
為替レート 1ルーブル=3.7936円(2005年6月3日)
紙幣 10、50、100、500、1000ルーブルの五種類
硬貨 1カペイカ、5カペイカ、10カペイカ、 50カペイカ、1ルーブル、2ルーブル、5ルーブルの七種類
電圧 220V、50HZ
時差 国内が11の時間帯に分かれている。マイナス7時間からプラス4時間。サマータイム実施期間は1時間早くなる(マイナス6から5時間)。サマータイムの実施期間は、3月最終日曜から10月最終日曜。現在の時差表
祝日 1/1・2 新年、1/7 ロシア正教クリスマス、2/23 祖国防衛の日、3/8 国際婦人デー、●5/1・2 メーデーと陽春の日、5/9 戦勝記念日、●6/12 独立記念日、11/7 和解の日(旧10月革命記念日)、12/12 憲法記念日
●=移動祝祭日
電話国番号 7
緊急電話番号 モスクワ:警察02、消防01、救急03、電話番号案内09

物価
ロシアの物価は幅広く、万事安く済まそうとすればそれも可能であるし、そこそこの生活を望むならそれなりの費用がかかる。食事は1食最低200ルーブルから高くても440ルーブル程度。宿泊は1000ルーブルから3600ルーブル程度。交通機関の料金は日本と比べてかなり安い。
GDP 5,825億米ドル(2004年:ロシア統計国家委データを基に同年平均のルーブルレートで換算)
一人当たりGDP
4,038米ドル(2004年:ロシア統計国家委データを基に同年平均のルーブルレートで換算)
経済成長率
7.1%(2004年)
主要貿易品目
(1)輸出 石油、天然ガス、鉄、非鉄金属、機械設備 等
(2)輸入 機械設備、食料品、農産物
主要貿易相手国 独、ベラルーシ、ウクライナ、伊、オランダ、中国、米。日本は15位。

気候
ロシアの気候はその位置からもわかるように、大部分が亜寒帯から寒帯に属している。広い国土のため地域により気候は異なるが、東に進むほど大陸性の特色が強い。黒海沿岸部では夏も30度を越すが、シベリアでは冬−40度を超えたりと、地域によって全く気候が異なるので、事前の下調べが必須。寒波が襲うこともあるので、防寒対策はかなりしっかりとしておく必要がある。
現在の天気
Click for Moscow, Russia ForecastClick for Saint Petersburg, Russia Forecast

ビザ ロシアに行く場合にはビザ取得が必要。ビザ申請についてはこちらを参照しくてください。
パスポート 出国予定時までに3週間以上有効なパスポートを持っていることが必要。

大使館などの在日政府機関
ロシア連邦大使館 Embassy of the Russian Federation in Japan
〒106-0041 港区麻布台2丁目1-1
Tel:03-3583-4224,5982
在大阪ロシア連邦総領事館 Consulate-General of the Russian Federation in Osaka
〒560-0005 豊中市西緑ヶ丘1丁目2-2
Tel: 06-6848-3451/2
在札幌ロシア連邦総領事館 Consulate-General of the Russian Federation in Sapporo
〒064-0914 札幌市中央区南十四条西12丁目826
Tel: 011-561-3171/2
在新潟ロシア連邦総領事館 Consulate-General of the Russian Federation in Niigata
〒950-0911 新潟市笹口1丁目20-5 ファイ・ビル
Tel: 025-244-6015
ロシア政府観光局 -

現地日本大使館
在ロシア大使館 Russia
Embassy of Japan
Kalashny Pereulok 12, Moscow, Russia
Tel:(7-095) 291-85-00, 291-85-01
Fax:(7-095) 200-1240
在ロシア大使館は、在アルメニア大使館、在トルクメニスタン大使館、在ベラルーシ大使館を兼轄する。
在ウラジオストク総領事館 Vladivostok
Consulate-General of Japan
Ulitsa Verkhne-Portovaya 46, Vladivostok, Primorsky Krai, 690600, Russia
Tel:(7-50985) 1-1001, 1-1003(国際衛星回線),(7-4232)26-75-02, 26-75-13, 26-74-81
Fax:(7-50985) 1-1002(国際衛星回線),(7-4232) 26-75-41
在サンクトぺテルブルク総領事館 Sankt-Peterburg
Consulate-General of Japan
Nab. Reki Moiki 29, Sankt-Peterburg, 191065 Russia
Tel:(7-812) 314-1434, 314-1418
Fax:(7-812) 110-6970
在ハバロフスク総領事館 Khabarovsk
Consulate-General of Japan
Ulitsa Pushkina 38A, Khabarovsk, Khabarovsky Krai, 680000, Russia
Tel:(7-50985)2-1002(国際衛星回線),(7-4212)32-64-18, 32-69-07(通常国際通信及びロシア国内)
Fax:(7-50985) 2-1003(国際衛星回線),(7-4212) 32-72-12(通常国際通信及びロシア国内)
在ユジノサハリンスク総領事館 Yuzhno-Sakhalinsk
Consulate-General of Japan
Lenin St. 234,5th Floor,Yuzhno-Sakhalinsk,
Sakhalinskaya Oblast 693000, RUSSIA
Tel:(7-50985)61002(国際衛星回線)
(7-4242)72-60-55、72-55-30(通常国際通信及びロシア国内)
Fax:(7-50985)61003(国際衛星回線)
(7-4242)72-55-31(通常国際通信及びロシア国内)

山口研生さん/ピアニスト/ドイツ・ベルリン

「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回はドイツ・ベルリンでピアニストとしてご活躍中の山口研生(ヤマグチケンセイ)さんをゲストにインタビューさせていただきます。「音楽留学」をテーマにお話しを伺ってみたいと思います。
(インタビュー:2008年5月)


ー山口研生さんプロフィールー

山口研生さん
山口研生さん

1969年生まれ。東京都出身。5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業。92年DAAD(ドイツ学術交流会)奨学金を受け渡欧。ベルリン芸術大学卒業。これまで江戸弘子、柴沼尚子、エーリッヒ・アンドレアス、パスカル・ドヴァイヨンの各氏に師事。98年ポルト市国際ピアノコンクール第3位(ポルトガル)、99年第28回セニガリア国際ピアノコンクール第1位および室内楽賞受賞(イタリア)。2000年には、コンクール優勝経験をもつピアニストのみが参加する第11回モンテカルロ国際ピアノコンクール(モナコ)に優勝し、注目を集める。現在ベルリンを拠点に、ヨーロッパ、アメリカ、日本各地において独奏の他、室内楽など多方面にわたり活動している。



—  初めに簡単な略歴を教えてください。

山口 5歳でピアノを始めて、高校から桐朋学園へ進学し、大学にも4年間行きました。大学卒業後すぐにドイツに留学し、1992年にベルリン芸術大学に入学しました。

—  もともとご両親が音楽をされていたんですか?

山口 父がクラシック音楽を非常に好んでいました。私が生まれたときには、もう家にアップライトのピアノがありまして、それを父が弾いていました。それから姉がいるんですが、姉はいやいやピアノをやっていましたね。私はといえば、家族の二人が弾いていたので、物心ついたときには勝手に弾き始めていたようです。それを見た親が、この子は興味があるんだな、思ったようで、5歳くらいになったら近所のピアノの先生に見てもらおうか、ということで近所の先生のところに通うようになりました。

—  近所の先生というのは?

山口 すぐ近くの美大生のところに1年程通いました。それがピアノを始めたきっかけです。

—  楽しかったですか?

山口 楽しかったですね。5歳のときなのであまり覚えていませんが(笑)、イヤだと思ったことはないですね。日本でみなさんがやるようにバイエルから始めたのですが、進み方が早かったようでわりとすぐに終わって、ブルグミュラーやソナチネで練習していました。

—  そうなんですか。

山口 それで、父がすごくクラシックの音楽が好きなので、ラジオで流れている曲をカセットに録ったりして。それで、父も専門家ではないのでわからなくて、父が私に弾かせたい曲を楽譜を買ってきて与えるわけです。まだバイエルをやっていたときにショパンの協奏曲とかのベートーベン協奏曲とか……。それを弾けって言うんです(笑)。

—  すごいですね(笑)。

山口 ええ。でも、それが今の初見力に繋がっている気がします。

ベルリンで活躍中
ベルリンで活躍中

—  「できるわけない」とは思わなかったんですか?

山口 ショパンの曲の最初の何小節かを一生懸命弾いたりしましたね。

—  もともと家の中にクラッシックがあったんですね。

山口 ええ、そうですね。それで、それが嫌ではなかったんです。でも、子どもですから1年に1回くらい、嫌だなと思うこともあって、そういうときには、喝が入るんです(笑)。ピアノの鍵をかけられてしまったりとか…(笑)。そこで喜んでしまえれば良かったんですが、そうではなかったんですね。

—  一般的に中学生や高校生になるとロックやポップに興味がいくと思うんですが、そういう中でクラッシックをやり続けていたんですか?

山口 そうですね。全然疑問に感じていなかったです。もちろんテレビやラジオではそういった音楽もあふれていたんですが、特に他の方面には興味を示さなかったんです。ただ、姉はクラッシックに限らず、割と幅広く音楽を聴いていたので、日本のポップスなどを聴く機会はありました。

—  お姉様はまだ音楽をされているんですか?

山口 確か家にはピアノがあって、娘が二人いるんですが、上の子がブラスバンドをしていると聞きました。

—  音楽に興味がある家系なんですね。

山口 そうですね。親戚にも合唱団で歌っている人がいますし、父も合唱団をやっていましたし、ギターも弾きましたね。

—  家族でアンサンブルをしようと思えば出来るんですね。

山口 といいますか、していました(笑)。家に歌の楽譜があって、姉や父が歌うのを伴奏していましたね。それこそ、今やっていることと同じじゃん!って話ですが(笑)。だから、教育云々ではなくて、自然とそういうことが身に付いていた環境でしたね。今、振り返ると、生活していく中に自然と音楽がありましたね。

コンチェルトを奏でる
コンチェルトを奏でる

—  山口さんはソロですか?

山口 基本的にはずっとソロです。伴奏はソロと同時にしていて、それを今もしているという感じです。そのときにしていたことが全部、今の仕事になっている感じです。高校には作曲科というのもあったので、そこの連中が作った曲を弾いたりもしていました。ベルリンでもまったく同じことをしていましたね。

—  ベルリン芸術大学にはどういったきっかけで行かれたんですか?

山口 大学生になったくらいから漠然と留学したいなという希望があって、ただどこがいいのか分からなかったので、いろいろな人に話を聞いていたんです。それから桐朋には海外から先生をお招きして公開講座をしていただくというシステムがその当時あって、それをかなり活用していました。当時ついていた実技の先生もそれを勧めてくださったので、あらゆる先生のレッスンを受けました。アメリカからいらっしゃる先生もいれば、フランス、ロシア、ドイツ、イギリスと……それで、どこに留学するか迷っていました。

—  それはプライベートレッスンですか? それとも桐朋のマスタークラスのような感じですか?

山口 両方ありました。全て公開レッスンでした。

—  なるほど。それでいろんな先生のレッスンを受けて、どのようにベルリンに決めていかれたのですか?

山口 留学を考えたときに、現実的に費用の問題があって、両親からも奨学金を取れたら行っていいよ、と言われていたんです。それで、たくさんの奨学金制度に申し込んだんです。その中にDAAD(デーアーアーデー)というドイツ学術交流会のものもありました。それで、それらを申し込んでいるときに私が最初についたアンドレアスという先生が桐朋に来ていたんです。それでレッスンを受けて、そのときに日本の実技の先生が「彼に決めちゃいなさいよ」、と「あなたの弱点を全部おっしゃってたよ」、と。それで、僕もこれだ!とピンときていたわけではないんですが(笑)、そうだよなっ、という感じだったんです。

—  なるほど。

山口 それから、その数年前の20歳のときに、国際コンクールで初めてヨーロッパに行き、当時はまだ将来的にベルリンに行くなんて予想もしていなかったんですが、以前から留学していた友人がベルリンにいたので、どういったところか様子を見てきた経験があったんです。ベルリンの壁があいたのが1989年、その翌年、1990年、大学3年生のときでした。

—  ええ、ええ。

山口 コンクール自体はベルギーだったんですが、そこからベルリンの友人のところに列車に乗って行き、1か月くらい時間をとってヨーロッパを見て回りました。コンクールはとりあえず出てみて、という感じで、実技の先生にもコンクールよりヨーロッパがどういうものか見てきなさいと言われていたんです。

—  その経験もあって、ベルリンを選んだんですね。それですぐに受験されたんですか?

山口 いえ、日本の大学の卒業が3月で、アンドレアス先生に電話で奨学金を受けたことを話したら、「じゃあ、僕が推薦状を書きましょう」って言ってくださったんです。だから、ものすごくタイミングが良かったですね。そういうタイミングってすごく大切だなと思いました。

—  それで、奨学金を受けられたんですね。

山口 他は全部落ちてしまったんですが、めでたくDAADの奨学金だけ取れたんです。それで、1年間奨学金がもらえることになって、親への言い訳もできて、留学することになったんです。DAADの奨学金というのは最初の4か月だけ語学研修が出来るんです。フライブルクというところにありました。それに参加するために5月に出発しました。6、7、8、9月と滞在して、その間にベルリンとフライブルクを往復して、入試を受け、10月からベルリンに通うことになりました。

パスカル・ドゥヴァイヨン先生と
パスカル・ドゥヴァイヨン先生と

—  ベルリンの学校にはどのくらい通ったんですか?

山口 ベルリン芸術大学は本来5年間なんですが、日本の大学を卒業してから行ったので、日本で取っている学科などの単位が免除になって、ベルリンの大学の5学期目、つまり3年生から始められるんです。やらなければいけなかったのは、一部の学科と合唱でした。学科といってもドイツ語で受けるので大変でしたが、ちょうど同じ時期に高校卒業後にベルリンで高校から行っていた友人が、最初からベルリン芸術大学の講義を受けていて、どっちがいいかというのはその人によると思いました。初めからドイツで受ければ言葉が身に付くのも早いでしょうけど。

—  大学を卒業されてプロで活動されていくわけですが、クラシック音楽をドイツでやっていくのに良い点と悪い点を教えてください。

山口 悪い点を考えてみましたが、特にないんですよね。他の面でドイツの悪いところはいっぱいありますけど(笑)。でもそれを言ったら、どこの国にも悪いところはありますからね。良い点は、クラッシック音楽やそういった文化的なものが身近にあるということですね。日本でクラッシック音楽の演奏会というと、コンサートホールでかしこまってというイメージですが、ドイツではそうではない場所で演奏を聴く機会が非常に多いです。例えば教会やサロン風の空間,宮殿の広間のようなところに音楽があるわけです。

—  やはり身近ですか?

山口 身近ですね。例えば、オペラ劇場にしても、旧東と西を合わせて3か所あって、そこで年中やっているわけです。構えずに気軽に楽しめる良さがあるなと思います。余談ですが、日本でもオペラを楽しめるようにはなってきましたが、それでも来日公演となると、秒ごとにいくらかな?なんて考えてしまって(笑)、気軽ではないですよね。まぁ、経費がかかることなので仕方ないとは思うのですが。

—  ドイツでは演奏をする機会も日本にいるより多いということですよね。

山口 そうですね。そういう教会での演奏など細かい仕事も多いですね。細かいので報酬も笑ってしまうような額だったりしますが(笑)、結局そういう仕事もしていかないと、話が先に繋がっていかないというところはありますよね。

—  小さな仕事もして、仕事の幅を広げていくという感じでしょうか?

山口 私はそういう風にやってきましたね。

ドイツの湖畔で
ドイツの湖畔で

—  様々な国がある中でドイツを留学先にすることで重要だなと思われることはありますか?

山口 近道ではあると思います。やはりドイツ語をマスターするということは大切だと思うんです。それはいかにドイツ語圏の作曲家のレパートリーが重要視されているかということに繋がるんですが、バッハから始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、ロマン派ではシューマン、ブラームス、そういった作曲家たちが喋っていた言葉なので、それを知るというのはすごく近道だと思うんです。

—  本質に直に触れられるような感じなんでしょうか?

山口 そういう環境でもあると思います。例えば、ベルリンは少し車で郊外に出ると、15分や20分で湖や森のある場所に出られるんです。そういうので、イメージがわきやすいということはありますね。

—  なるほど。作曲したときのイメージをを想像して演奏できるということですか?

山口 そうですね。東京にいてシューベルトを弾きたいと思っても、どうイメージして弾いたらよいのか分からなかったんです。

—  高層ビルを見てもイメージはわきにくそうですもんね。

山口 ははは(笑)。でも、のちに日本を旅をして日本でもそういうところはあるなとわかったんですが。ただ、私は東京生まれの東京育ちなので、そういった意味ではドイツに与えてもらったものは大きいなと思います。

—  他に何かドイツと日本の違いはありますか?

山口 時間の感覚がゆったりしていますね。逆にとろい(笑)。早くして、と感じることもあります。私は最近、日本の機能的なところがすごく好きですね。みんなちゃんと仕事してるな、みたいな(笑)。それは国を離れてみて、初めて気がつきました。

—  その後、ドイツで仕事をされていくわけですが、日本人がドイツで仕事をするにあたって、有利な点、不利な点ってあるんでしょうか?

山口 私は伴奏の仕事をよくするんですが、同僚には日本人が大変多いです。それは日本人の協調性が買われているんじゃないかなと感じますね。アンサンブルっていうのは、やはり1人ではできないので。その点は有利な点と言えると思います。それからドイツで、日本人っていうと、だいたい印象がいいですね。

—  へー、そうなんですか。

山口 そうですね、良い印象を持ってくれる人が多いです。反対に悪い点は、「日本人なんかにクラッシックができるか」みたいな人もなかにはいるんですよ。実際に私の先生も言っていたのですが、コンクールの審査員に行くと、「日本人に分かるわけがない」と言う人もいるようです。

—  あからさまにですか?

山口 はい。もう演奏を聴いてもいないそうです。そういうこともあるようです。

—  そのあたりはかなり不利な点ですね。

山口 でも、どんどん変わってきているとは思います。実際に能力さえあれば、彼らが耳を貸してくれることも多いです。最近、日本人はだんだん数が減ってきているのですが、韓国人の方が増えていて、しかもとても優秀です。韓国の評判は良くなってきていますね。

—  そうなんですね。

山口 私の通ったベルリン音大なんて、大学名を略してアルファベットで“UdK”(ウー・デー・カー)と書くんですが、そういう人たちが”Unterkunft der Koreaner(ウンタークンフト デア コレアーナー)”、つまり韓国人の宿泊所だなんて、冗談を言ったりするんですよ(笑)。

—  そんなに多いんですね。

山口 多いです。音大もそうですが、例えば夏のフランスで行われるクールシュベールの講習会が夏休みと重なることもあって、来る人が非常に多いですね。

—  日本人よりも多いですか?

山口 そうですね。そういう印象です。他の国はどうか分かりませんが、ドイツへの留学生は楽器に関わらず増えていますね。

Image —  山口さんにとってクラッシックとは何ですか?

山口 人の言葉になってしまうんですが、私が最近とても気に入っている南米ブラジルの作曲家ヴィラ=ロボスが言ったことなんですが、音楽というのは、返事を期待しない手紙のようなものだと。要するに未来の自分の知らない人、会わない人、どこにいるかもわからないような人に向けたメッセージである、と。その言葉が印象に残っています。

—  ははぁ。なるほど。

山口 それと、父がぼそっと「生きていく上で辛いことがあった時期にふと音楽が流れてきて、すごく癒された、やっぱり頑張って生きてみようかな、って思った」って言ってたんです。

—  素晴らしい言葉ですね。

山口 音楽って、そういうものであると思うんです。やはり演奏者の心、心だけではないですね、すべてがあらわれる気がします。

—  演奏者の状態、心の成熟度、ということですか?

山口 全部出ると思います。具体的にどうとは言えないのですが、今までの経験上、それは確かに人に伝わるものだと思います。

—  人間が深まっていけば深まっていくほど、それが必ず伝わっているという感じなんですね。

山口 はい。

—  逆に表面的にやっていれば、それは伝わらないということですよね。

山口 そうですね。嘘はつけない、ということです。

—  なるほど。それは非常に重い言葉ですね。

山口 多少は捉える人による違いもあると思いますがね。

—  ところで、良い演奏をしたときと、少し調子が悪いなというときと、やはりお客さんの反応は違いますか?

山口 必ずしも一致しませんね。例えばレパートリーでも自分があまり得意ではなく、これでいいのかなと思いながら弾いていたら、評価が良かったということもありましたし、逆に大学のレッスンのときに気持ちよく弾けたのに、先生に「救いようがない」と言われたこともありますし(笑)。具体的な話をすると、ブラームスには特別な思い入れはないのに、必ず良い評価を受けるんです。だからたまにブラームスをやりたいんです(笑)。逆に僕はシューマンがすごく好きなので、あらゆる先生の前で弾いたのですが、自分では気持ちよく弾いたつもりでもみんな同じ怖い顔をするんです(笑)。それ以来、シューマンから逃げていますね。

Image —  今後の目標などを聞かせていただいてもいいですか。

山口 正直なところ、これしか道がないというか、今さら音楽以外は考えられないと言いますか……。生活の安定を考えれば、もっと他にいいこともたくさんあるのでしょうが、道を誤ってしまったというか……(笑)。これしかできないので、これを究めていこうと思っています。それには、何事にも意欲的に幅広く取り組んで行きたいと思います。

—  なるほど。

山口 ソロはもちろん、機会があればオーケストラやいろいろな楽器とのアンサンブルもやっていきたいと思います。脱線しますが、ピアノって一人で弾こうと思えばいくらでもできてしまうわけです。弦楽器だと人と共演する機会も多いですが、ピアノの場合、一人で弾くのだけになってしまう人が周りを見ていても多いんです。それはやはり良くないと思っていて、例えば、ピアノ協奏曲を1つ弾くにしても、共演するオーケストラのそれぞれの楽器をわかっていたほうがいいと思うんです。

—  そうするとソロだけでなく、オケや室内楽など全般的に深めていかれたいということでしょうか?

山口 そうですね。バランスよく、やっていきたいです。

—  プロの音楽家で活躍する条件や秘訣を教えてください。

山口 そうですね、私自身、未だに必死って感じです(笑)。うまく流れに乗れたスーパースターは別ですけど、やっぱりね、大変なんですよ。周りにいた同僚達も、ここ(ベルリン)にいたいのか日本に帰るのか、まずは選択しなければならなかったんです。それで大半は日本に帰って行きました。ただ帰っても生計を立てなければならないので大変なようです。学校で教えようと思っても勤め先がなかなかなかったりね……。

—  なるほど、なるほど。

山口 私の場合は、とにかく実技を究めながら、同時に半分くらい伴奏の仕事などで時間を取られていましたね。ただ、それが向いていたんですね。それに自分が気がつく前に周りが気づいてくれて、自然に仕事ができるようになっていたという状況です。ただ、自分の前に出された仕事はいつも、「はい」と引き受けていました。

—  チャンスは確実にものにしていくということですね。

山口 そうですね。そういうのが億劫な人もいると思うんです。そういう人はソロだけになってしまう。自分のピアノの練習の差し障りになるからということで断ってしまう、それは人それぞれだと思いますが、私は人との交流は大切だと思いますね。私の場合は、そうしているうちに、ベルリン芸大ヴァイオリン講師のマリアンネ ベトヒャーという人が現れて、ある日、講習会で予定していたピアニストが出来なくなってしまったからやってくれないかと急に頼まれて、その仕事が次の仕事に広がっていきましたから。彼女自身もコンサートをしているので、サポートもしますし、そこからも新たな仕事にも繋がっていきます。

—  宣伝もしてくれるでしょうしね(笑)。

山口 そうなんです。それで、彼女はもちろん演奏も素晴らしいのですが、そういうことに関してものすごく才能があるんです。彼女を見ていると、こうやって演奏家をしていくんだ、と思います。ものすごいアピールをしますから。それでまた彼女は人柄も良いので、彼女の人柄を信頼して仕事に繋がっていくんでしょうね。

—  人柄も良くて、アピールもできるんですね。でも、そういう人とずっとやっていけるというのは、山口さんにとってもすごくチャンスですよね。

山口 そうなんです。それで、私の師事していたドヴァイヨンが、「キャリアを築きたいなら練習なんてしてちゃだめで、電話の前に座ってなきゃ」って冗談で言うんですが、それは半分は当たってたりするんですよね。本当はダメですけどね(笑)。

—  でも、それは仕事を取るという意味では当たっていますよね。面白いですね(笑)。

山口 そうですね。はははは(笑)。

Image —  海外に留学しようとしている読者にアドバイスをお願いします。

山口 やはり留学というのはせっかくの機会ですし、それを実現するための周囲の援助は多大なものです。そういう機会を与えられたのだから、何事にも貪欲に、間違いを怖れずに挑戦していくのがいいと思います。日本だと間違いはタブーという傾向があるけど、ドイツは割と間違いに寛大なところがあります。やはり間違いがないと学ばないと思うんです。

—  ええ、ええ。

山口 それから、大切なのは、成功することを第一の目標と考えない、目標の定め方が重要になってくると思います。留学する国によっても傾向が違ってくるのかもしれませんが……。この前、友人が留学する国によって演奏の仕方に傾向があると言っていました。アメリカの場合、自分を前に出す、自分のキャリアを考えてやっていく、それが演奏に現れている、と。ドイツはまったくそんなことはなくて、私の場合、またこんなところからやり直すの?という感じでした。本当に基礎的なことから学び直しましたね。

—  今日は素晴らしいお話を本当にありがとうございました。

バレエ最新情報【vol.26. 2015-04-01 04:00:00】

┏┿☆.:*:゜☆.:* ☆.:*:゜☆.:・・・ ╂┘【1】ごあいさつ&ご案内 ┗━☆.:*:゜☆.:* ☆.:*:゜☆.:* ☆・・・ 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ いかがお過ごしですか? 今回も様々なバレエ講習会/バレエ学校の情報を配信します♪ ※4月1日の配信ですが、エイプリルフールではありませんw ∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵ 【2】講習会情報 ∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵ ◆ハリッド・コンサバトリー・サマーコース アメリカ南フロリダの名門ダンス専門スクールでプロダンサーへの道を開く夏の4週間 世界各地の大手カンパニーに数多くのダンサーを輩出してきた専門学校が開くサマースクール。 長期留学のオーディションとして、また、学校見学を兼ねてトータルな学びを体感できます。 【期間】2015年6月22日〜7月17日 http://www.dance-abroad.com/program/course/summer-course/5942-harid-conservatory-summer-school.html ◆ビーズ夏期集中ダンス&英語コース イギリスの寄宿学校の伝統を今に残すスクールで英語とダンスの楽しさを味わう2週間 海と田園地帯の美しい静かな町で開かれるクラシックバレエやコンテンポラリーダンスの講習会と英語学習のプログラム。継続して学ぶ力を育みます 【期間】 2週間コース:2015年6月28日〜7月11日 1週間コース:2015年6月28日〜7月5日 ※原則として2週間コースをお勧めしております。 http://www.dance-abroad.com/program/course/summer-course/5952-bedes-summer-school-dance-a-english.html ◆デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコース デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコースで体感する1〜3週間のバレエコースが魅力 「北欧のパリ」コペンハーゲンにある世界最古の伝統を持つ名門スクールのサマーコース。 クラシックバレエのレベルアップと、次のステップにつながるチャンスが用意されています。 【期間】 2015年7月13日〜8月1日 第1期:2015年7月13日〜7月18日 第2期:2015年7月20日〜7月25日 第3期:2015年7月27日〜8月1日 子供コース:2015年7月27日〜8月1日 http://www.dance-abroad.com/country/europe/denmark/6143-the-royal-danish-ballet-summer-school.html /_/_/―――――――――――――――○   ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓   ┃学┃ ┃校┃ ┃情┃ ┃報┃   ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ○―――――――――――――――_/_/_/ ◆レガート・スクール・オブ・ダンス イギリスでもっとも古い舞踊寄宿学校で、ダンスを、英語を、イギリスの文化を学ぶ。 美しい自然に囲まれたレガートスクール・オブ・ダンス。ここは70年以上の間、バレエを中心にプロを目指す学生のためにダンス教育を実践してきた素晴らしい実績があります。 http://www.dance-abroad.com/major/6147-legat-school-of-dance.html ◆ハリッド・コンサバトリー フロリダ・ボカラトンにある若いダンサー育成に優れたバレエ学校で、 自分の才能を開花させる。 優秀な生徒たちを、世界で活躍するダンサーに育て上げる、と評価を受けているバレエ学校、ハリッド・コンサバトリーの正式な生徒になる権利を獲得しませんか。 http://www.dance-abroad.com/major/5924-the-harid-conservatory.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ┏┓          ☆。.*・’ ┗╋━━━━━━━━━━……………  ┃  国内語学レッスン情報  ☆。.:*:・’゜    …━━━━━━━━━━…………… アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。 レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、 フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます! 実際、留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! 〓〓〓〓〓〓〓〓〓\   |   /〓〓〓〓〓〓〓〓  海┃外┃オ┃ー┃デ┃ィ┃シ┃ョ┃ン┃情┃報┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓/   |   \〓〓〓〓〓〓〓〓 サンフランシスコ・バレエ プリンシパルダンサー(男性)を募集しております!! ハンガリー国立バレエ団 現地オーディション開催!! ・年間平均公演数110回 ・契約期間2016年7月31日まで デンマーク王立バレエ練習生の教師を募集!! スコティッシュ・ダンス・シアター 現地ダンサーオーディション!! たくさんのご応募お待ち申し上げます。 https://www.dance-abroad.com/contact.html *⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 【6】編集後記/次回予告 *⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒* 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.dance-abroad.com/ 先日お隣韓国のユニバーサルバレエへ見学行ってきました♪ 公演はナチョ・ドゥアトの”マルティプルシティ”を観てきました。 学校は少人数制でとても贅沢な施設でした。 幼稚園から高校までの一貫校で学生は皆礼儀正しく、明るく活き活き輝いてました☆ カンパニーも日本人の方もたくさんいて、みなさんプロとしてご活躍されていました!! アジアの一流カンパニーという意味でも今後の活動にも注目ですね♪♪ 次回のメルマガは、 4月15日(水曜)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

【連載中♪サマーコース特集】音楽留学メールマガジン≪管楽器や打楽器の方も…!≫

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! あっという間に4月ですね♪ 新社会人の方、がんばってください! ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ 【連載中☆】おすすめ夏期講習会特集 今週も引き続き、大人気の夏期講習会をご案内します!今回は少しマイナー(?)な楽器の方でもご参加いただけるオススメコースをピックアップしました♪ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【管楽器や打楽器もあり!夏期講習会】 ピアノやバイオリン、フルートの講習会はたーくさんありますが、他の管楽器や打楽器のコースって実はそんなに多くないですよね…!!今回はそんな数少ないコースの中からも、オススメのコースをピックアップしました♪管楽器だから…打楽器だから…と諦めないでください!!!参加できるコースあります!!! ◆バート・ゴイゼルン管楽器国際夏期講習 こちらのコース、なんと木管楽器・金管楽器・打楽器専用のコースなんです!(弦楽器の方ごめんなさい…)さらに指揮コースもありますし、吹奏楽やブレステクニックなどのワークショップも多数開催するお得なコースです☆時期もちょうど日本の夏休みの時期ですので、参加しやすいのが嬉しいですね。 年齢制限もなく、プロでもアマチュアでも参加できますので、ぜひこの機会に挑戦してみませんか…?? 【コース詳細はこちら】 https://www.andvision.net/program/course/485-blaeserurlaub.html ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽l ◆モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー こちらはあの有名なザルツブルグで音楽祭と共に毎年開催しているコースです!残念ながら、全ての楽器専攻があるわけではございませんが、ホルンやオーボエ、ファゴット、オルガン、マリンバ&パーカッションのコースがあります☆オーディション制とはなりますが、挑戦してみる価値のあるコースですよ! さらにアンドビジョンでは現地スタッフが直接、皆さんのことをサポートしますので、初めての方でも安心です♪そして世界の名だたるオーケストラが音楽祭には参加しています!こんなにお得なコースは他にありません! 【コース詳細はこちら】 https://www.andvision.net/major/conductor/467-universitaet-mozarteum-salzburg-international-summer-academy.html ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ **==================================** 次回は夏期講習会特集、最終回!乞うご期待♪ **==================================** アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

野地多聞さん/モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 野地さん:東京音楽大学を卒業後、フリーランスとしてプロのオーケストラや室内楽で演奏活動をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 野地さん:今年で2回目の講習会参加です。小中学生時代に所属していたジュニアオーケストラで年1~2回海外に行き、現地のジュニアオーケストラと一緒に演奏したりしてしました。アメリカのカーネギーホールや、ウィーンの学友協会で演奏したこともあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 野地さん:大学卒業のタイミングでコロナが流行し卒業後の仕事は全てキャンセル。お家時間で、海外の演奏家の映像などを見る時間が増え、海外に興味を持つようになり、自身の研鑽の為に海外で勉強したいと考えるようになりました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 野地さん:先生のクラスは8人の参加者がいました。アジア人が半分、日本人は1人、残りがヨーロッパの方達で17歳~28歳くらいの方々でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 野地さん:初日にオリエンテーションやコース登録を行い、オリエンテーション終了後から早速レッスン。約1週間の日程で、45分のレッスンを4回分受けることができました。先生によって異なりますが、9:00~20:00頃までレッスンされている先生もいらっしゃいました。 -先生はどんな人でしたか? 野地さん:とても素晴らしい先生でした。とても暖かく誰にでもオープンに接してくださり、質問もしやすい雰囲気の中でレッスンを受けることができました。事務局のスタッフの方々も、丁寧に対応してくれました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 野地さん:先生のレッスンは音楽史やソルフェージュ、理論が全て繋がっているレッスンでした。身体の使い方についても教えていただき、脱力した状態での演奏方法を教えていただきました。 ヨーロッパの先生方のレッスンは、好きなように演奏しなさい。と言うイメージを持っていましたが、身体の仕組みや音楽の仕組みは全て自然に乗っ取り、全てに理由があるという事を教えてもらいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 野地さん:みんなが理解しやすいよう基本的には英語でした。去年参加したときは、通訳の方をお願いしていたので、ドイツ語でのレッスンでした。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 野地さん:クラスコンサートとファイナルコンサートがありました。クラスコンサートは先生が指名した人が出演するクラスもあれば、任意で出演できるクラスもありました。ファイナルコンサートは全楽器で選抜された人が出演できるコンサートでした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 野地さん:練習室を予約は早い者勝ち。1人1日2~3時間しか予約できなかったので、学生寮で練習していました。7:00頃から20:00頃までは寮で練習していました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 野地さん:聴講をしていました。時間がある時は、学校近くのミラベル宮殿や楽譜屋さん、弦楽器専門店に行ったりしていました。また、講習会で知り合った受講生とご飯を食べに行ったりしました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など)  野地さん:夜は学校近くの中心部はすこし危ない印象。寮の近くは人気が少ないのですこし怖かったですが、治安は悪くありませんでした。街の方々はお年寄りを大切にされているイメージで、トラムに乗っても若者は必ず席を譲られていました。そして日本のように携帯ばっかり見てる人はいませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 野地さん:学生寮です。初日に鍵を受け取るボックスが暑さで故障しているトラブルがありましたが、担当の人が日曜日でも対応してくれ無事に入寮できました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) 野地さん:一人で生活する分にはちょうど良い広さのシングルルームで、日当たりも良かったです。調理器具やお皿、洗濯機や乾燥機は常備されています。洗濯機はアプリで動くようになっており。20€チャージして、洗濯機1回利用するのに2€、乾燥機に1€必要でした。湿度が無いので乾燥機を使用しなくても、置いておけば乾きます。お風呂はシャワーのみで、ユニットバス。宿泊した部屋の水圧は弱く、シャワーブースのカーテンが異様に短かったので、トイレの部分が濡れてしまうのが少しストレスに感じました。 -お食事はお口に合いましたか? 野地さん:基本的にどれも美味しく日本人の口に合うと思います。大学近くのモーツァルトカフェとアルターフォックスのシュニッツェルがおすすめです。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 野地さん:自分の意見をちゃんと伝えることが大事です。英語が苦手でも、話したい意思をちゃんと見せたほうがいいです。あとは柔らかい表情で話しかけるのがコツです。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 野地さん:薬が無かったことですね。胃薬や頭痛薬などの常備薬は日本から持って行った方がいいです。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 野地さん:音楽的な学びはもちろん、新しい出会いがあり人脈を広げられるということが良かったです。また、すでに留学されている日本人の参加者もいたので、留学の情報収集ができたことも良かったです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 野地さん:観光客が少ない時期だったので、少しアジア人が浮いている感覚がありましたが、そのような時期に一人現地で過ごすことで、コミュニケーションの面でメンタルを鍛えられました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 野地さん:交通機関は日本のように時間通りではありません。トラムは時間よりも早く出発してしますこともあれば、20分以上遅れることもありました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいこと、しっかり準備しておいたほうがいいことなどありますか? 野地さん:海外の学校に留学をするのであれば、受験前に先生とコンタクトがあるかないかは大きな違いなので、講習会に参加するなどして先生にしってもらうということが大事だと思います。また、語学力があるかないかでは、コミュニケーションの内容が変わってくるので語学はちゃんと準備したほうがいいです。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 野地さん:留学準備をしていきます。 -ご協力ありがとうございました。

★2/19・ 9:00-【☆メリーランド国際音楽インスティテュート&音楽祭☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

メリーランド国際音楽インスティテュート&音楽祭
Information Session
~メリーランド国際音楽インスティテュート&音楽祭オンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:メリーランド国際音楽インスティテュート&音楽祭 ディレクター Frances Borowsky先生(Dr.)
日時:2月19日(水)9:00-9:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

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