松田有平さん/モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー

-専攻 打楽器 -参加コース名 マルチパーカッション/マリンバ -参加期間 2024年8月5日~2024年8月9日 -今回ご留学なさってみていかがでしたか?全体的なご感想をお願いします。 今回の留学でアンドビジョンさんがさまざまな手配をしてくださいましたのでスムーズにザルツブルクでの生活をスタートすることができました。 学生寮からはバスでの通学でしたが、なにも問題はなく毎日通うことができました。 また、憧れだった先生に実際にレッスンを受けて自分がスキルアップしていくことに先生も自分自身も感じレッスンが楽しく行うことができとても有意義な時間でした。 正直1週間はあっという間だったので次の機会でくることがあったら長期でくるのもありだなと思いました。 -特に印象に残ったことは何かありますか?(講習会、生活面などいろいろな点で) 学生寮に泊まっていたのでもともと住んでいる人やセミナーに参加している外部の方との交流をたくさんすることができ大きな思い出となりましたし友達もたくさん作ることができました。 わたしはわからないことがあったらとりあえずジェスチャーや翻訳アプリをつかっていろんな人に聞こうと思っていてそこからたくさんの人と仲良くなり、実際にパーティーをしたりしてたくさんの話をすることができました。日本から色々なお菓子を持って来ていたので配ったりして楽しみました。 講習会でも様々な国から来られていて、自分の専門である打楽器を学びに来ている人たちなのでたくさん音楽の話に花を咲かせることができました。 本当にみなさん優しい方でとてもよかったです。 -***レッスンについて*** -担当講師名 マーティン・グルービンガー先生 / アーノルド・マリニセン先生 -1クラスの参加人数 6人 -レッスン回数 マーティン先生5回、アーノルド先生5回の計10回 -レッスンの進め方 前半はグループでスティックを使った基礎レッスン、その後1人ずつ個人レッスンでした。 -講師・レッスンの印象(どんなレッスンでしたか?日本との違いなど) やはり日本に比べて講師と生徒の距離感が近く、目の前で先生が弾いてくれることで真似をしたりして変化を耳で感じることができてよかった。生徒が疑問に思ったことも素直に言えて講師もしっかりと答えることができる関係性がいいなと思いました。 -通訳はいてよかったですか?何か問題はありましたか? よかったです。 -***宿泊施設について*** -宿泊形態 学生寮 -良かった点 たくさんの友達が作れた。1人の時間を確保できた。浴槽が予想してたより大きくてよかった。水圧も良かった。 -悪かった点 キッチンが別室にあってすこし使いづらかった。洗濯機が2台、乾燥機が1台しかなく自分が使えるまでに時間がかかった。 -***国や都市、滞在した街について*** -実際に行ってみて、この国や都市の印象はいかがでしたか?(治安面、交通面、街の人の印象など) とてもよかった。お店のスタッフも簡単な英語でも優しく聞いてくれた。 -現地でのお食事はどうでしたか?(自炊、外食など) 基本外食にしました。食費がやはり高めでした。ですが誰も日本人の口に合うものが多く安心しました。チップ文化もスタッフの人が教えてくれたので大丈夫でした。 -留学して、ご自身が成長したと思う点や、変わった点などを教えてください。 視野を広げることができ、色んな人とコミュニケーションを取れるようになったと思います。 自分がやりたい音楽を思う存分できるように考えられるようになったと思います。 -アンドビジョンのサービスは、いかがでしたか? とてもよかったです。 -今後留学を考えている方に、アドバイスをお願いします。 いつか行ってみたいな、と思ったら本当に早いうちに行動して実際に足を運んだ方が良いです! 私自身もっと早くから参加すればよかった、と少し後悔しました。

★3/7・(金) 18:00-【☆モンテプルチャーノ国際マスタークラス☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

モンテプルチャーノ国際マスタークラス
Information Session
~モンテプルチャーノ国際マスタークラスオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:講習会アーティストディレクター アリアドネ・ダスカラキス先生
日時:3月7日(金)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“モンテプルチャーノ”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

スリランカ民主社会主義共和国

スリランカ国旗

スリランカは紅茶や宝石で有名な国だが、北海道よりも少し小さいくらいの島ではさまざまな野生動物が息づいている。国の大半が仏教徒で、歴代の王たちによる遺跡や、リゾートビーチ、広大なお茶畑などさまざまな見所にあふれている。
 



基本情報
正式国名&英語表記 スリランカ民主社会主義共和国 Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
面積 65,607km2(北海道の約0.8倍)
人口 約1,930万人(一部地域を除く)人口増加率1.3%(2003年)
人種 シンハラ人(72.9%)、タミル人(18.0%)、スリランカ・ムーア人(8.0%)(一部地域を除く値)
言語 公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語)
宗教 仏教徒(70.0%)、ヒンドゥ教徒(10.0%)、イスラム教徒(8.5%)、ローマン・カトリック教徒(11.3%)(一部地域を除く値)
通貨 スリランカ・ルピー。補助通貨はスリランカセント。
為替レート Rs.1=1.0775円(2005年6月3日)
紙幣 2、5、10、20、50、100、500、1000
(Rs.2、5はほとんど流通していない)
硬貨 Rs.2、5 Re.1、Cts.1、2、5、10、25、50
(Cts.10以下はほとんど流通していない)
電圧 230V、50Hz
時差 プラス3時間
祝日 1/14 タミル・タイ・ポンガル・デー、1/21 イドゥ・ウル・アラー(イスラム教徒の祭日)、1/24 ドゥルトゥ月のポヤ・デー、2/4独立記念日、2/23 ナワン月のボヤ・デー、3/8 マハー・シワラトゥリー・デー(ヒンドゥー教徒の祭日)、3/25 メディン月のボヤ・デー、3/25グッド・フライデー(キリスト教徒の祭日)、4/13 シンハラ人とタミル人の大晦日、4/14 シンハラ人とタミル人の新年、4/22 マホメット生誕祭(イスラム教徒の祭日)、4/23 バク月のボヤ・デー、5/1メーデー、5/23 ウェサック月のボヤ・デー、5/24 ウェサック月のボヤ・デー翌日祭、6/21 ポソン月のボヤ・デー、7/21 エサラ月のボヤ・デー、8/19 二キニ月のボヤ・デー、9/17 ビナラ月のボヤ・デー、10/17 ワプ月のボヤ・デー、10/24 ディー・パワル・フェスティバル・デー、11/4 ラマダン明け(イスラム教徒の祭日)、11/15 イル月のボヤ・デー、12/15 ウンドゥワプ月のボヤ・デー、12/25クリスマス
在留邦人数 797人(2003年8月現在、在スリランカ日本大使館調査)
電話国番号 94
緊急電話番号 警察01-433-333、ツーリストポリス01-433-342、消防車・救急車(一般)01-422-222、事故などの場合01-691-111

物価
スリランカの物価は日本に比べてどれも安い。1食あたりの料金は安くて50ルピーから高くても600ルピー程度。宿泊費は300ルピーから6000ルピー程度。どのような生活をするかによって、費用は変わってくるといえるだろう。
名目GDP 182.4億米ドル(2003年、市場価格表示)
一人当たりGDP 947米ドル(2003年、市場価格表示)
GDP経済成長率 5.9%(2003年)
物価上昇率 6.3%(2003年コロンボ消費者物価指数)
主要貿易品目 (1)輸出 工業製品(繊維・衣類製品等)、農産品(紅茶等)、宝石
(2)輸入 中間財(繊維関連等)、消費財(食料品等)、資本財
主要貿易相手国 (1)輸出 米国(37.5%)、英国(12.5%)、ベルギー(5.5%)、ドイツ(4.2%)
(2)輸入 インド(13.8%)、香港(8.1%)、シンガポール(7.2%)、日本(5.9%)

気候
スリランカの気候は熱帯に属し、一年中天気が良い。湿度は高いが、海風により涼しいときもある。モンスーンの季節は年間を通して、最も暑い時期。雷雨も多い。
現在の天気
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ビザ 1ヶ月以内の観光目的ならスリランカの入国にはビザは不要。ただし、往復航空券またはそれに相当する所持金の提示が必要。ビザについてはこちらを参照するか大使館にお問い合せください。
パスポート 3ヵ月以上のパスポート有効残存期間

大使館などの在日政府機関
スリランカ民主社会主義共和国大使館 Embassy of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Japan
〒108-0074  港区高輪2丁目1-54
Tel:03-3440-6911/2
在大阪スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Osaka
〒532-0005 大阪市淀川区三国本町1-15-4 新大阪ファイナンス・ビル115号
Tel: 06-6391-8717
管轄区域:大阪市、神戸市
在名古屋スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Nagoya
〒451‐0051 名古屋市西区則武新町3丁目1-36 (株)ノリタケ内
Tel: 052-561-7123
管轄区域: 愛知、岐阜、静岡
在北九州スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Kita-Kyusyu
〒802-8511 福岡県北九州市小倉北区船場町1−1
Tel: 093-522-3306
管轄区域: 九州
在札幌スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Sapporo
〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目1-23、第二北海道通信ビル8階
Tel: 011-222-2171
管轄区域:北海道
スリランカ観光局 〒104-0061 東京都中央区銀座7-2-22 同和ビル1階
TEL 03-3289-0771
営業時間 開館時間:9:30から17:30
休業日 土、日曜、祝祭日

現地日本大使館
在スリランカ大使館 Sri Lanka
Embassy of Japan
No. 20, Gregory's Road, Colombo 7, Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
(P.O. Box 822 Colombo)
Tel: (94-11)2693831〜3
Fax: (94-11)2698629
在スリランカ大使館は、在モルディブ大使館を兼轄する。

外川千帆さん/伴奏ピアニスト/ドイツ・ミュンヘン

「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回ドイツで伴奏ピアニストとしてご活躍中の外川千帆(トガワチホ)さんをゲストにインタビューさせていただきます。「音楽留学」をテーマにお話しを伺ってみたいと思います。
(インタビュー:2010年12月)


ー外川千帆さんプロフィールー
Image東京芸大附属高、芸大、芸大大学院修士課程ピアノ専攻卒業。ロータリー財団国際親善奨学生、文化庁在外派遣研修員として、ミュンヘン音楽大学、チューリヒ音楽大学歌曲伴奏科卒業、演奏家資格を得る。ミュンヘン音楽大学の伴奏員を在学中から2007年まで務める。第73回日本音楽コンクールにて、コンクール委員会特別賞(共演賞)を受賞。第6回国際フランツ・シューベルトと現代音楽コンクールのリートデュオ部門と、フーゴー・ヴォルフ・アカデミー国際リートデュオコンクールにて第3位を受賞。第4回ヒルデ・ツァデック国際声楽コンクールにおいて公式伴奏者。ルードヴィヒスブルク音楽祭等、ヨーロッパや日本で演奏活動を行っている。これまでに歌曲伴奏をH・ドイチュ、白井光子&H・ヘルの各氏に師事。


-まずは、簡単なご経歴を教えてください。

外川  東京芸大の附属高校から芸大ピアノ科に進学し、大学院まで進みました。大学院在学中に、ミュンヘン音大の歌曲伴奏科に留学しまして、ミュンヘン音大と東京芸大の両方を卒業しました。ミュンヘン音大に在学中から、伴奏助手として働き始めたのと並行して、チューリッヒ音大に入学し、月に1週間ほどレッスンを受けていました。チューリッヒ音大を卒業した後、子供の出産を経て、2007年まではミュンヘン音大で伴奏助手をやっていましたが、今はフリーで働いています。

-音楽を始められたのはいつですか?

外川  4歳です。私は、岩手県出身なのですが、母がピアノ教室をやっていましたので、まずはそこで始めました。

-ご自分からやりたいと言って始めたのですか?

外川  4歳だったのでよくは覚えていませんが、そうかもしれないですね。生まれたときから、身近にピアノはありましたし。近所の子どもたちがレッスンを受けているのを見ているうちに、弾き始めていたんじゃないでしょうか。母が熱心に勧めたわけではなかったと思います。

Image-小さいときから練習量は多かったんですか?

外川  いいえ、いなか育ちなので、本当にのんびりやっていました。 東京とか大きな都市だと、皆さん子どもの頃からすごく一生懸命やるじゃないですか。私は競争する相手もいませんでしたから、本当にのんびりと・・・。ほかの方のインタビューを読むと、皆さん素晴らしいですよね。

-そうだったんですね、それは意外です。中学校までは普通の学校だったんですね。

外川  高校も1年間は普通高校に行っていました、芸大付属高校には入り直した形です。

-芸大附属高校に入るまで、お母さんのレッスンを受けていたんですか?

外川  最初の頃は母に習っていたんですけど、親子だと難しいものがあるので、すぐに近所の先生に習いました。母の先生に当たる人でした。あと、東京の先生が出張レッスンに来てくださったり、こちらから出向いたりしていました。

-東京の先生にも習っていたんですね。

外川  小学生の時、ヤマハの音楽教室が、東京からの先生を呼んでレッスンをするというのを始めたんです。それがきっかけですね。そして、芸大附属高校の話も出て、受験してみようと。受かったら受かったで、皆さんすごく素晴らしくて、場違いなところに来ちゃった!と焦りました。(笑)

-本格的にピアノをやっていこうと思ったのは、芸大附属高校に入学してからですか?

外川  受験するときです。それまでは、どういう風に練習したらいいかとか、みんながどういう風に受験対策しているかとか全然知りませんでしたから。「朝9時に試験で弾かなければならない場合、5時から練習開始するべき」みたいなこととか、ソルフェージュのスキルとか、初めて本格的に教えていただいて。入学してからは、周りにすごく刺激されました。

Image-高校に入ってからの練習量はどのくらいでしたか?

外川  クラブ活動がないので、学校は午後1時とかの早い時間に終わるんです。なので、寮に帰って3時くらいから練習を始めて6時くらいまでやって、夕食を食べて7時くらいからまた3時間練習して、という感じですね。中には、お風呂に入ってから、1時、2時までやっている人たちもいましたよ。

-始めはキツかったですか?

外川  今、思い出せないくらいキツかったですね。お友だちとの楽しい思い出ってないんですよ。他の人たちも、自分の音楽に気持ちが向いている人たちばっかりだったので。学校終わったら、まっすぐ帰って練習、朝は授業が始まる一時間前から練習って感じでしたね。特に、私は全然余裕がありませんでしたから。

-高校生の時はコンクールなどには出られたんですか?

外川  いいえ。あの時代は、芸高に通っている生徒がコンクールに出るというのはタブーのような風潮があったんですよね。出るなら、絶対に賞を取らなくちゃいけないみたいな。

-それでも出られている方はいらっしゃったんですか?

外川  一人だけだったとおもいますよ。受けることも秘密にしていたと思います。

-大学に入られてもそういう感じだったんですか?

外川  いえ、大学に入ってからはみんな出ていましたね。私も、日演連の新人演奏会のオーディション等を受けたりしました。でも、私の場合は、大学に入ってからは伴奏のほうを沢山やりたくて。声楽の方の伴奏を主にやっていました。伴奏のほうではずいぶん色々なオーディションやコンクールに出たりしました。

-実際にプロを目指そうと思い始めたのはいつくらいですか?

外川  大学に入ってからですね。高校には声楽科がなかったので、声楽を勉強している人に出会ったのは、大学に入ってからだったんですよ。声楽科に友達がたくさん出来たこともあるのですが、伴奏をやっていくうちに、どんどん楽しくなってきまして、伴奏のお仕事が出来たらいいなと思うようになりました。

Image-伴奏の魅力は何でしょうか?

外川  もともと、ソロとして、舞台で弾きたいと思わなかったというか・・・。それよりも、音楽と言葉が密接に結びついていている声楽の伴奏をすることが、おもしろいと思い始めたのです。どっちかというと演劇作品に近いというか、ピアノとは違って言葉を使いますし、言葉と音楽で表現することに魅力を感じますね。演奏会の形態もそうですけど、一曲一曲が短くて、いろいろな情景が変わっていくこともおもしろいと思います。
 
-なるほど。さて、外川さんがドイツに留学されたのはいつのことですか?

外川  大学院に入ってからです。大学院受験は自分では試金石だと思って望みました。これでだめだったら自分はここまでだ、と言うことにしようと思って。でもおかげさまで合格できたので、大学院に入ってからは、もう伴奏をやっていこうと、授業などもその方向のものばかりとっていました。留学を考えたのはそれからです。私のソロピアノの先生も、伴奏をやることについては、理解してくださっていましたので、リートの先生を紹介してくださるなど、手助けをしてくださいました。

-ミュンヘン音大を選んだきっかけは?

外川 語学留学で一ヶ月ミュンヘンに行ったことがあったんですけれど、街がすごく好きになったというのが一つの理由です。 でも、直接のきっかけになったのは、東京で鮫島有美子さんとそのご主人であるヘルムート・ドイチュ先生の公開レッスンを受けさせていただいたことですね。 そのドイチュ先生がミュンヘン音大の先生だったのです。そこで先生にいろいろご相談させていただいて、具体的に留学することに話が進んでいきました。あと、たまたまミュンヘン音大で、歌曲伴奏科ができた年だったので、タイミングも良かったこともあります。

-音楽留学の前に、ミュンヘンで語学留学を経験されていたんですね。

外川  はい。フルタイムコースがあるのは大きな都市しかなかったので、ミュンヘンを選びました。ミュンヘンは、比較的安全な街ですし、地方の都市という感じで小さくまとまっていて住みやすかったので。その時は、語学学校で手配してもらったアパートで、同じ学校の人とシェアして一ヶ月生活しました。

Image-では、ミュンヘン音大に留学されたときには、語学では困らなかったんですね。

外川  一ヶ月みっちりドイツ語を勉強したのは大きかったですね。 いただいた奨学金も、何に使ったかと言えば、ほとんど語学に費やしました。時間があるときに個人で習ったり、できるだけコースに通ったりしました。ピアノの人って、一人でこもって長い時間練習するじゃないですか。なので、意識して勉強しないといけないと思ったのです。よく、「現地の友達と話していると、すぐ覚えるよ」って言われますけど、それだけでは足りないですよ。友達と話していてもなかなか直してくれないですから(笑)。高校生とか、若いうちの留学ならそれもアリかもしれませんが、私は26歳になってからだったので。

-ミュンヘン音大では、語学の試験はあったんですか?

外川  私のときはなかったです。今はあると思いますけど。

-留学はどのくらいの期間だったんですか?

外川  間が開いていますけど、計4年です。Aufbaustudium(大学院課程)は2年間ですが、途中1年間は芸大の大学院のために帰国していましたので。また、ミュンヘン音大卒業後に、スイスのチューリッヒにも2年通いました。本当はミュンヘンの後、カールスルーエ音大に行きたかったのですが、ドイツの教育システムでは、一番上の段階を卒業していると、他大学の同科には入れないのです。なので、聴講生という形で入ったのですが、ちょうど良く先生がチューリッヒで教えることになったのです。チューリッヒはスイスですから、また学校で勉強できるということで、そちらにも通いました。

-クラシックを勉強するに当たって、ドイツの良い点と悪い点を教えてください。

外川  ドイツの音楽ひとつにしぼって勉強したいという方には、すごくいい環境だと思います。ただ、大学で勉強するプログラムでは、グローバルなことはあまり学べないように思います。ドイツの大学では、ひとつのことをじっくり深く勉強する傾向なので、時間がかかるように思います。歌に関して言えば、ドイツの先生が専門的に教えられるのは、やはりドイツのものになりますので、フランス音楽もイタリア音楽も突き詰めてというのは難しいかもしれません。伴奏に関しても、たとえばアメリカだったら、リートのみならずオペラとか、いろいろな国の音楽を広く浅くやる傾向がありますが、ドイツではそこまでは手広くないように思います。日本でやってらっしゃる方のほうが、フランスやイタリアの音楽を知っているかもしれないです。

-外川さん個人にとってはいかがですか?

外川  わたしはドイツリートを勉強したいと思って来たので、良かったと思っています。

-どういう経緯で、伴奏の仕事に就くことになったんですか?

外川  大学内で募集があったのです。オーディションに応募して、採用していただきました。

-実際伴奏者として仕事をしていく上で、一番大事なことは何でしょうか?

外川  まずは、歌い手とのコミュニケーションですね。人間的にオープンであると言うことが大事だと思います。そうじゃないと、二人で一緒に音楽を作ってはいけませんからね。言葉でコミュニケーションするときにも、オープンでいるって言うことは大事ですね。でも変に主張しすぎると嫌われますけど(笑)。

Image-相手の気持ちを受け入れてコミュニケーションを取っていくということですね。

外川  そうですね。いろんなタイプの演奏者の人がいますから、一概にこうするべきっていうのはないと思いますが。あと、やはり一番は演奏です。歌の人を支えられるような演奏ができるか、いろんなジャンルや音楽様式を理解していて、それぞれの音楽を表現できるか・・・、つまり技術ですよね。

-プロの演奏家を目指して、留学を希望している人はたくさんいますが、ずばり、プロになれる人となれない人との違いは何だと思いますか?

外川  難しいですね。いろんな要素がかみ合っていますから・・・。もちろん第一前提は技術ですが、ほかにも大事なことは意識じゃないでしょうか。プロとしてやっていくという、強い気持ちを持っていることが大事だと思います。せっかく技術を持っていても、そこに甘んじないで、限界を突き抜けてまでもやっていこうという意識がないと。プロの音楽家は、気持ちも生活も、すべてが音楽に向いている人だと思います。たとえ子供を持って家庭と仕事の2足のわらじを履いている状況でも、いかなる状況でも、です。

-外川さんがプロとして意識していることは?

外川  今、プロとアマチュアには、大きな差がないように感じています。特に伴奏は、大学に出ていなくても、技術があればできますからね。経験がものをいう仕事でもありますから。私自身は、自分の演奏に対しては、表面的ではない、心をこめた自分の納得できる演奏ができるようにと思っています。なおかつ歌手の方を支え、引き立て、より良いものをと思っているので、いつも、120パーセント以上の用意ができている状態でなければと思っています。

-ドイツで、プロの音楽家として活躍していく秘訣は何でしょう?

外川 アジア人だからといって、あきらめずに、躊躇せずに前に進んでいくことですよね。自分には出来ないのではないかって思うときでも、もう一歩勇気を出して進んでいけるかどうかです。あとは、人間としてオープンでいることですね。日本人は控えめですけれど、そういうのは美徳とされないし、むしろ印象が悪くなってしまうので。最初は難しいかもしれませんが、失敗しても次があるという強い気持ちを持っているくらいがちょうど良いように思います。
 
-外川さんは、くじけそうになったりしたことはありましたか?

外川  いつもですよ(笑)。

-そういうときに立ち直る方法は?

外川  主人が韓国人の歌い手なのですけど、彼のポジティブさにはいつも助けられています。ドイツに限らず、今では世界で日本人より韓国人の方が成功しているのではないかと思うのですが、アイデンティティが強い国民性なのですよね。自分に自信を持っているというか、ちゃんと自己主張できる。彼は、オペラ座で働いているのですが、他のドイツ人と対等にやっていかなきゃいけないので、かなり自己は強く持っていますね。留学したことのある方なら、中国や韓国など、同じアジアから来ている人たちに、圧倒された経験を持つ方は多いと思います。

-ドイツで伴奏者として仕事をする上で、日本人として優位な点はありますか?

外川  日本人は細やかな仕事をするので、重宝がられることもまれにありますが、日本人で得をすることは、ほとんどないです。やはり、ドイツではドイツ人がすべて優先されるし、ドイツ人はドイツ人と演奏したいと思うでしょうから。ドイツ人がダメならせめてEU圏の人という風に。なぜ、アジア人と演奏するのか、という理由がないですからね。国民性も全然違いますから、いつまでも日本的だと仕事は取れないです。言わなくても察してもらうことを期待してはダメですね。何考えているのかわからないとか、シャイだっていうのはマイナスイメージですから。そういう意味では、大きな改革が必要だと思います。まあ日本人と言ってもいろいろな方がいますから、そういう垣根をとびこえて、海外で生き生きと活動していらっしゃる方も、もちろん沢山いらっしゃいます。

Image-そんな中で、たくさんお仕事されているんですね。素晴らしいです。

外川  いえいえ。たまたま、有難いことに外川さんと仕事がしたいとか、またお願いしたいと言ってくださる方々がいるので、やらせていただいている感じです。そういう方々と出会うことができたのは幸運だったと思っています。

-なるほど。ここで難しい質問になるかもしれませんが、クラシック音楽は外川さんにとって何ですか?

外川  難しいですね。ほかの皆さんは、すごく上手に答えてらっしゃいましたけど(笑)。私のイメージでは、クラシック音楽は、ポップスやジャズなどのほかの音楽に比べて、自然の波長に近い音楽だと思っています。森の木々が揺れたり、花が開いていい香りが漂ったり、湖の水面に太陽の光が差しこんできらきらしている様子など・・・、そういうのと一番近いというか。またクラシックってすごく人間的だとも思うのです。人を愛する気持ちとか苦悩とかユーモアだとか、そのようなものがそこかしこにちりばめられている。音楽を通してそういう自然の情景や人間の生きざまとかを表現できたらいいなと、いつも憧れを持ってやっています。自然って限りなく美しいじゃないですか、そして人の人生というものも。クラシック音楽も、いろいろな表現があると思いますが、最終的には限りなく美しいものでなくてはと思っています。

-自然と同じように、クラシック音楽も存在していると言うことですか。

外川  近づくのは難しいですけどね。クラシックは型もありますし。でも、伴奏者の仕事って、型にはまるだけではなく、自由で柔軟でいるって言うこともすごく大事なことですが。

-外川さんの、音楽家としての今後の夢を教えてください。

外川  去年から日本で、「歌曲の響」と言うタイトルで、コンサートシリーズを始めました。毎回違う歌手をおよびして、さまざまな歌曲を皆さんに紹介してゆけたらと思っています。今年2月には、音楽だけではなく映像とコラボレーションしたコンサートもやらせていただきます。日本では外国語の歌曲を歌われる際に、聴き手にダイレクトに伝わりにくいという問題があります。今回は舞台上に映像を流して、歌曲の世界を耳だけではなく、眼からも楽しんでいただこうという企画です。またヨーロッパでは、さらに引き続きリーダーアーベントをすることができたらと思っています。

Image-主催されているコンサートは、東京で開催ですか?

外川  今回は初めて東京でさせていただきます。以前から、そういうコンサートをやりたいと思っていたのですが、今回、共催してくださることになった会社が、演奏者を募っていて、それに応募して採用していただいたのです。それ以外は私の故郷である岩手でもコンサートをさせていただいてます。

-最後になるんですが、海外で勉強したいなと考えている人にアドバイスをお願いします。

外川  自分なりの目的を持って留学をすることが大事だと思います。みんながプロを目指さなきゃいけないというのではなく、「ヨーロッパを見に行きたい」っていう理由でもいいと思うのです。目的は持っていなければ、時間とお金の無駄になります。過ごしていく上で、目標が変わっていってもいいと思いますが、とにかく目的や目標がないと、外国に行く意味がないと思います。自分を見失わないように、という点から言っても大事なことだと思います。

-何か一つ強い信念を持ってないと、ということですね。

外川  あとは言葉!誰でも最初はできないので、勇気を持って望むことです。語学に関しては、できるだけ勉強しておいた方がいいです。音楽留学の前に、一度語学留学だけをしてもいいと思います。特に歌の場合は言葉がなんと言っても重要で、いくら声が素晴らしくても言葉ができないと評価されません。大学の先生もそれに関してはよくおっしゃいますね。大学に入りたい人は、ドイツ語が無理なら、最初のうちは英語でもかまわないので、何かしら先生とコミュニケートできる手段を持っておいたほうがよいです。

-今日は長い時間、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

 
Image-----外川千帆さんのコンサート情報-----
ソノリウム「映像と音楽」共催シリーズ2011参加企画

ラファエル・ファブル&外川千帆 リートデュオ・リサイタル[歌曲の響]vol.3
「ハイドンとシューマンの歌曲」~写真家・山本英人氏とともに~

本場ドイツをはじめ、ヨーロッパ各地で注目を集める、ラファエル・ファブル(テノール)&外川千帆(ピアノ)の二人による、繊細で洗練されたリートデュオを、ドイツの風景映像を背景にご堪能いただきます。耳と目で、ドイツリートの心をお楽しみください!

 <プログラム>
ハイドン作曲「さすらい人」「彼女は決して愛を語らず」
シューマン作曲「リーダークライス op.24」「6つのレーナウの詩による歌曲とレクイエム op.90」

<出演>
ラファエル・ファブル(テノール)
外川千帆(ピアノ)

開催:2011年2月27日(日) マチネ 14時  
ソワレ 18時30分
入場料金 4,000円
 会場/ソノリウム Tel: 03-6768-3000
168-0063 東京都杉並区和泉3-53-16 FAX 03-6768-3083
http://www.sonorium.jp/index.htm

【チケット取り扱い・コンサート詳細】
カノン工房
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
Tel:03-5917-4355(平日10-17時)  fax:03-5917-4356
 http://www.atelier-canon.jp/ (サイトからもお申し込みいただけます)
 

妹尾弥矢子さん/NBAバレエ団/日本

14歳からワガノワメソッドを学ぶ 16歳から2年間ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学、卒業 2012年1、3月 ウクライナ国立ハリコフバレエ劇場にて「くるみ割り人形」主演、「バヤデルカ」ガムザッティ役、「白雪姫」魔女役で出演 2013年4月NBAバレエ団入団 現在活動中 -妹尾様の略歴を教えて頂けますか? 4歳からバレエを始めて、15歳で東京インターナショナルダンススクールでロシアスタイルを学び始めました。16歳の時に、栃木のワガノワ・バレエ・アカデミーの留学オーデションを受けて、それから、16歳の時に留学して、2年学んで卒業して、18歳で東京インターナショナルダンスカンパニーで活動して、20歳の時にNBAバレエ団に去年4月に入団しました。 -今は何歳ですか? 21歳です。 -若いんですね。16歳でロシアに行かれて。そもそも4歳から始められて興味を持ったキッカケっていうのはどんな事があったんですか? バレエに興味を持ったのは、お姉ちゃんの友達がバレエ教室に通っていて、お姉ちゃんがバレエを始めようと思って見学に行ったんですけど、お姉ちゃんではなく私が「やりたい」「やらせてくれ」ってお母さんに言って、やり始めたのがキッカケです。 -週何回ぐらいのお稽古だったんですか? 小さい頃は週2~3回くらいだったと思います。中学生ぐらいから本格的に「プロになりたい」と思って、週4~5回ぐらいなって。 -週4~5回というのは、学校に通って放課後にレッスンに行ってっていう。 そうですね。平日は多分何曜日かがお休みで、あと土曜日にクラスがあってという感じでした。 -大変ですね。 いえいえ。 -やっぱり小さい時から訓練なさっている方は皆さん凄いなあと思うんですけど、途中で嫌になって辞めたいとか思ったことは? 留学中にケガをしてしまって、「ああ、辛いな」って思ったんですけど、結局辞めずに今までやって、ケガとかが原因で「ちょっと辞めたいな」と思ったことはあるんですけど、結局辞めずにきてます。 -ほんとにバレエが大好きというか。 はい、そうです。 -生活の一部っていう? はい、全てが。 -栃木のワガノワのコンクールの方を受けられたのは、それはスクールの勧めとかもあったんですか? はい、そうです。もともとドイツに憧れの人が留学していて、「ドイツがいいなあ」って思ってたんですけど、教室の先生が「もし、ワガノワに行けるんだったら、ワガノワの方がいいから一度受けてみたら?」って仰って、それで受けてみて、ロシアの先生もいいと仰ってくれたので行くことにして、結果、正解だったとは思うんですけど先生の勧めがキッカケです。 -16歳で行かれたってことは、高校には日本で普通に入学されて。 はい。高校一年は行って、二年の7月までは行ったんですけど中退して、高校二年の9月からロシアに行きました。 -ロシアのそのワガノワスクールはバレエのみ? そうですね。留学生の為にやってくれてるクラスでロシア語のクラスはあったんですけど。バレエとバレエに関するモダンバレエみたいなので、組んでデュエットを踊ったりとかのクラスはあったんですけど、学科は受けてないです。 -ロシア語も高校生だと当然、そんなに勉強することもないと思うんですけど、「行こう」って思ったその原動力って何ですかね? 留学には凄いずっと憧れていて、「将来のバレエ団も外国がいいなあ」ってずっと思ってて、留学してみて、「やっぱり日本がいいなあ」と思ったんですけど。活躍している人は外国にいるイメージがあったから、憧れです。 -ロシアの方で卒業されて、すぐ日本に帰って来られたんですか? はい、そうです。日本で。 -ロシアの学校はどうでしたか? やっぱり、クオリティが高いから凄い勉強になりました。 -どういう違いがある感じなんですかね? やっぱり、選ばれて入った人達だから凄いスタイルがよくて、バレエが授業になってるから、それが凄い不思議でした。日本だったら、学校を終わった後にレッスンするのが普通だったのに、昼からずっとバレエだけやってというのは凄く新鮮でした。 -レッスンは朝から晩までというか、普通の学校の時間帯で? そうです。私の行ってた時は、9時からロシア語の授業が1時間近くあって、11時からクラッシックバレエは毎日あって、それが1時間半終わったら、45分ぐらいトウシューズの授業とかが週2回ぐらいあって、モダンバレエとか男性と組んで踊ったりする授業とか、キャラクターダンスと演技のアクトというので、それがそれぞれ週2回ずつあって毎日18時間ぐらいには全部終わってました。   -結構みっちりというか。 そんなに。高校に行って、その後バレエに行くよりは全然少ない気がします。 -11時間ぐらいからバレエのレッスン自体が始まって、お昼休みもあって、それで18時頃に終わる? はい。18時には終わってるんで。日本だったら多分、朝から16時ぐらいまで高校に行って、18時ぐらいから21時ぐらいまでレッスンとか。だから、それに比べると楽だなあと思います。移動時間もなかったから結構暇でした。 -空いてる時間は何なさってたんですか? ほとんどスカイプで家の人と連絡したり、あとはYoutube観たりのんきな生活でした。 -今、結構連絡がすぐ取れるから、そんなホームシックとかはならなかったですか? 行ってすぐの時(2週間くらい)は、「あと一年会えないのかあ」と思って、ちょっと寂しかったですけど、友達もできて慣れてきたらもう全然あんまり連絡もしなくなっていって、楽しかったです。 -学校の中で発表会があったりとか、そういうのもあるんですか? はい。テストが発表みたいな感じで、9月から始まって、大体3月、4月ぐらいがテストの時期になって、その時は先生方が観ていて、他のクラスとか学年の生徒も観れるようになってて。あとは、4月ぐらいに留学生の為の公演があったので、それはたぶん発表みたいな感じで舞台でやるような感じでした。 -留学生ってどのくらいいた感じなんですか? 日本人はたくさんで、15人ぐらいいました。あとは、私の思い付く限りでは、アメリカ、イタリア、韓国、ベルギー、ドイツから多分それぞれ2~3人くらいいました。日本人ほどは多くなかったんですけど、それぞれ2~3人くらい来てました。 -クラスは留学生クラスっていう感じなんですか? 留学生クラスではなかったんですけど、それぞれロシア人のクラスに入れてもらって、1クラス多くても留学生は2~3人くらいでした。留学生の為の公演に向けての練習の時だけは集まって、そういう留学生の為のリハーサルというクラスはありました。 -大体、通常のレッスンの1クラスというのは何人ぐらいなんですか? 12人くらいでした。 -先生はお一人? 先生は一人です。あとはピアニストの方がいます。 -イメージ的に、ロシアだと凄い怖そうな感じがするんですけど。 よく言われます。でも、先生によっては厳しい方もいるんですけど優しさだからと思って。 -どういう違いがあるんですかね? 結構、厳しい先生は言葉の感じが荒いから、怒ってるようにいつも聞こえるみたいで。普通の先生は口調はそこまで荒くなかったり、静かな先生だったりしたので。多分、厳しいクラスの生徒は厳しいと思うような話し方。 -へこたれちゃう人もいるぐらい厳しいのかなと思ったんですけど。 みんな一生懸命付いていってる人が多いと思います。 -皆さん、留学生もロシアの方も全員プロを目指してやってくような感じですか? はい。みんなプロになると思います。 -緊張が毎日ありますね。 はい。毎日、いつも緊張してました。 -気が緩められない。 はい。緊張感のある中でレッスンするのは、やっぱり上手になった理由だと思います。 -周りが凄い刺激になる感じですか? はい。みんな一生懸命だし、積極的にレッスンして練習してという方が多かったから、それで「私も頑張らないと」っていう感じでした。 -アピールしたりするのって、日本人の人とか苦手そうだけど。 そうですね。 -だんだん慣れました? はい、もう。混ざらなきゃと思って、同じような感じで並んで出来るようにと思ってやってました。 -ロシア以外で他の海外とかでレッスン受けたりとかはなさったんですか? 私のバレエ教室がウクライナと国際交流公演というのをした事があって、まずは、日本にウクライナの子どもバレエ劇場の方が来てくれたんですけど、その時に一緒に引率で来て下さった先生が私に、「もしよかったら、ウクライナで踊ってみたらどう?」って仰って下さって2回行きました。2公演と4公演で行ったんですけど、それは短期というか1~2週間くらいの期間でした。 -ロシアに行って一番大変だったことって何かありますか? 大変だったことは、飛行機の移動が長かったかな。モスクワまで行って、乗り換えて1時間乗ってっていうのは結構寒いし、それは結構大変だなあと思いました。あと、ウクライナに行った時は、ハリコフっていう都市だったんですけど、モスクワからキエフまで行って、それからまたバスで6時間とか車で6時間くらいかかって、それは寒いし長いし、ほんとに移動が一番辛かったです。 -大変ですねえ。 学校はほんとに楽しかったので、一生懸命だったというのはありますけど、苦労したなあというのはあんまりないですかね。荷物が重いし移動が大変でした。 -それバス6時間って、全部一人でですか? 1回目は一人で行ったんですけど、向こうの先生が車でお迎えに来てくれました。2回目はお教室の先生と私の他の生徒も来ていたので、一緒に5~6人ぐらいで行きました。 -結構、10代から海外に出られて自立の心っていうのがあったんですかね? でも、そんなに。寮だったので食事も出てたから、お洗濯と掃除ぐらいしかやらなかったから、「あんまり自立はしてないかなあ」という感じはします。精神的に、お母さんとお父さんがいないから「ちょっとしっかりしなきゃ」という気持ちはありましたけど、少しは成長したかもしれないですけど。 -寮のお食事とかはどうでした?美味しかったですか? 美味しかったです。私は苦手な物もあったんですけど、ほとんど全部大丈夫でした。 -ロシアの料理って言うと、もしかしてロシアの叔母さんみたいな感じになっちゃうんじゃないかとか思って。 確かに、油っぽい料理とかが結構多かったと思います。 -「将来は海外で」ともともとは思ってらっしゃってたと思うんですけど、その方針が変わったのは何かキッカケとかありましたか? 外国だったらやっぱり日本の友達にも会えないから、それよりは楽しい日本でバレエやれたらいいなあみたいな、ちょっと甘い考えだったんです。あとは、キッカケは、2年目の時に就職活動をしてたんですけど、その途中にケガをしてしまって、「ちょっと縁がないのかなあ」みたいな「ちょっとタイミング悪くケガしちゃったし、”これは日本で働け”って神様が言ってるのかなあ」と思って、それで日本だったら家族もいるしと思って日本に帰ってきました。 -スクールにいらっしゃる時から、皆さん就職活動をなさる? そうですね。6月ぐらいに卒業するんですけど、卒業の前の1月、2月とか年末ぐらいから、多分、就職のことを考え始めるときです。ヨーロッパに行く人は、例えばヨーロッパに行ってオーデションを受けて、もし合格したら次の9月から就職するみたいなんですけど。 -それって、そのオーデションの応募自体は皆さんどうやってなさるんですか? バレエカンパニーのホームページを見て、コンタクトでメールを送ったり、それか住所を調べて手紙を送ったりして、それで、「オーデション何月何日に受けに来ていいですよ」って言われたら受けに行ったりとか。あと、私がやってたのは、ビデオをyutubeに載せてURLを貼り付けて、「これ私のビデオなんですけど見て下さい」っていって。それで、たぶん最終的にはオーデションしに受けに行って決まるんですけど。私はビデオを送ったりして、日程を決めてた時にちょうどケガしちゃったから、実際には行ってないんですけど、多分みんなはそういう風にしてやってると思います。 -結構、それでオーデションまでこぎつけるものなんですかね? バレエ団のレベルにもよるかもしれなんですけど、大抵は「来ていいですよ」って言ってくれる場合が多いので、オーデションに行く所までは、そんなに難しくないんじゃないかなと思いますけど。 -そこから突破するのが大変? そうですね。多分、オーデション受けて合格するのは難しいんですかね。 -それで、妹尾さんの場合は日本に帰って来られて、日本に帰って来る前から日本での就職活動はされてたんですか? してないんですけど、地元の教室に帰って踊り続けて、それで去年の3月にNBAバレエ団のオーデション受けて、それで4月に入団してという感じです。帰ってきた後から就職みたいな感じです。 -NBAバレエ団はどうですか? NBAは楽しいです。監督もフレンドリーな方で先輩も優しいので楽しいです。 -バレエ団での一日の生活って、どんな流れなんですか? 私は10時からレッスンがあって1時間半やって、12時からリハーサルが始まって、長くても17時に終わる感じです。毎日、リハーサルはあるんですけど、キャストによって必要な人と今日はリハーサルないという人と、あと、何時までは必要だけどみたいな人がいるので、毎日17時までというわけではないんですけど。15時ぐらいで終わる日もあれば、17時までやる日もあればという感じです。 -通年通して、いつでも毎日毎日リハが入ってる? 大体、毎日何かしらのリハーサルやってる時が多いんですけど、公演の前2ヶ月ぐらいが大体リハーサルがある期間で、あとは、小さい公演が時々あって高校生向けの芸術鑑賞会みたいなのがあるので、そういうのの練習があったりして、大体いつもリハーサルはあるような感じです。 -演目とかは芸術監督の方が決めて? そうですね。2年先くらいまでは、ほとんど決まっているらしくて。小さい公演とかは直前に決まったりするんですけど、本公演とか年に2~3回のは大体決まってるみたいです。 -2年先の自分の役っていうのまでは分からない? 役は直前にリハーサルの時に決まるような感じになってます。 -17時とかに終わったら、もうそれで帰って次の日の準備してっていう? いや。私の場合は月曜日と火曜日の夜はお休みでないんですけど、水曜日から土曜日は18時ぐらいから21時くらいまで教えをしているので、それで終わりですよね。 -忙しいですね。 いやー、そんな事はないんですけど。 -教えるのもやってみたい? 教えは地元のもともと私の通っていたスタジオと、あとはNBAバレエ団の紹介で他の日本橋のスタジオで教えをしています。 -何歳ぐらいの方達を? 地元のスタジオは高校生くらいまで。小学生のクラスと中高生のクラスを持っています。日本橋の方は、大人の方で趣味でやられてる方と小学生のクラスと持ってます。 -ワガノワの方で、教える方法とかも教わったりとかするんですか? それは別の授業があって、私はその専攻じゃなかったんですけど、教師向けの入学方法もあるみたいなんですけど、私は学んでないんです。 -教えるのは楽しいですか? 中高生はやる気があって楽しいです。小学生とかは嫌そうな子がいるから、ちょっと大変ですけど。 -やらされててみたいな。 という子も時々いると大変なんですけど。あとは基本的に楽しいです。 -海外での生活とかお仕事になっちゃうんですけども、日本人だから有利だなって思った点って何かありますか? やっぱり几帳面で練習熱心だから、多分真面目だなあと思われてたかもしれないです。それで、あんまり得したことはないかもしれないんですけど。でも、待ち合わせとかは時間がキッチリしているから、そんな心配されないとかくらいですかね。 -ロシアの方とかってどうなんですか?やっぱり待ち合わせとかは? 多分、守ってくれる方が多いとは思います。多分、日本人とは似てると思います。 -練習は、日本人が一番熱心な感じですか? 私はそんなに熱心ではないんですけど、多分、日本人の方が熱心な方だと思います。ロシア人も勿論、頑張り屋の子も沢山いるんですけど、同じくらいですかね。でも、日本人の方が留学生だし、「留学してるから頑張らなきゃ」っていうような志を持ってやってる人が多いかもしれないです。 -学校生活でほんとにイメージとして、周りの上手い子を妬んで意地悪をするとか、そういうのってあったりするんですか? 多分、私の見る限りでは全くなかったと思います。でも、一番上手なクラスの子はちょっと気が強くて、周りの子に対して「なんで間違えるのよ」って言ったりしたりするのを周りの子が「何よあの子」「酷い」みたいなそんな感じはありましたけど、多分、妬んで意地悪したりとかはないと思います。 -変な質問ですみません。 いえいえ、私も留学する前は気になってました。 -「上手なクラス」と仰ってたんですけど、大体どういうレベルに分かれるですか? 学年は年で分かれていて、1年生から9年生まであったんですけど、6年生から上は、多分2クラスずつが基本的で、5年生から下は、多分3クラスくらいあったのかもしれないです。2クラスあって、そのレベルはどっちかが上手というのはないので、小さい時からずっと同じクラスでクラス替えとかもなく、あまりレベルは多分変わらないと思います。 -でも、5年生より下は3クラスで、6年生より上が2クラスという事は1クラスどこかで減ってるというか。 そうです。ロシアの子だけなんですけど、6年と8年で2年に1回ぐらい国家試験があって落とされちゃうと退学になってしまう。そしたら、その子達は他のちょっと小さめのバレエ団とかダンサーとして就職したり、それかバレエじゃない方に行く人もいるみたいで、様々だと思うんですけど。 -国家試験ってダンサーの国家試験? はい。バレエの学年末にある試験で5段階で3か2か分からないんですけど、結構、低い点だと落とされてしまうみたいなんですけど。 -ロシアは人は大変ですよね。留学生はそういうのは特になく? はい。あんまり関係ないので。テストは出て点数も付けてもらうんですけど、ちょっと優しめに付けてくれる人とか先生が多いので、落ちたりすることはほぼないと思います。 -留学してて、途中で帰っちゃう方とかいらっしゃいました? はい。ちょっとサボり気味で、全然レッスンに出てなかったから帰らされちゃった子はいました。あとは、ケガしちゃって自分で帰るのを選択して帰る子もいました。それ以外は、ほとんど普通に授業してれば退学させられるような事はないんですけど、時々そういう事もあるみたいです。 -サボっちゃうというのも凄いですよね。 凄いですよね。 -サボることに勇気がいりそうな。 そうですね。私は一日も休まずに怖くて行っていました。 -体調不良とかもなかったんですか? はい。一年目はケガせずに一日も休まずに行ったんですけど、二年目はちょっとケガしちゃってお休みした時もあるんですけど、他にやる事がないから、ほとんど休まずにいつも行ってました。 -お休みの日は出掛けたりとかそういうのも? そういうのは劇場に行ったり、それかスーパーに食べ物買いに行ったり、美術館があったのでそこに行ったり、教会もせっかく来たから見とこうと言って見に行ったり、あとは散歩したりぐらいですかね。でも、それ以外はお掃除したりネットしたりしてました。 -劇場はロシアだと、いくらぐらいで観れるんですか? マリンスキーはそんなに高いわけではないんですけど、一番高い席だったら8千円くらいで、一番安い席だったら千円くらいで観れるみたいです。席が凄い多いので4階席くらいまであって、1階ぐらいだと高いんですけど、4階だと立ち見で千円以内で観られるような所もあったりして、そんなに高くないんですけど。いい席で観たり有名な方が来たりすると、ちょっと高いんですけど1万円ぐらいになったりするんです。 -でも、せっかくだからいろいろ観たいですもんね。 学校で券が貰える時があって、それは立ち見なんですけど、せっかくだからと思って、それはよく貰って行っていました。 -毎月何回くらい行けたんですか? 1~2ヶ月に1回ぐらい行けるんですけど、必ずその券が貰えるわけじゃなくて、結構 先着順みたいな感じで、友達が取ってくれて、よく一緒に観に行けてたんですけど。毎回は観れなかったので。 -でも勉強になりますよね? クオリティがやっぱり凄いので勉強になりました。 -現在、プロで活躍なさってて、今勉強中の学生さんの方とかに対して、どういう風にステップアップしていけばいいかっていうアドバイスとかありますか? バレエをやる方だったら、やっぱり先生の言うことをよく聞いて、素直に一生懸命やればいいと思います。 -やっぱり先生に対して疑問を持ったりということはあんまりないものですか? ないです。ロシアにいた時は、やっぱり偉大な先生だったから先生が絶対だと思って、それで信じて何も疑問を持たずに出来たから凄く良かったと思います。 -それは、やっぱりワガノワメソッドって、ちゃんとメソッドとしてあったからですか? そうです。もともとワガノワメソッドで日本でもやってたんですけど、それが元になっているから「先生のことを凄い信じてやれれば上手になれるのかなあ」と思ってずっとやってたので、大事なことなんじゃないかなあと。 -先生とは、皆さん全員ロシア語でコミュニケーションをとる? そうですね。ロシア語です。私はあんまり得意ではなかったんですけど、一応勉強して行って、最初はちょっと喋れるみたいな感じで。でも、レッスン自体は先生の仰ってることは全部分かるようにしていったので。普段の会話は結構、自分で喋るのは難しいんですけど、レッスン中はほとんど不自由なく出来てました。 -どうやって身に付けたんですか? 日本でもロシア人の先生だったんですよ。もともとロシア語でレッスンを受けることはあったので、よく先生が使う単語と体の部位と「何曜日何時にリハーサル」というのは聞き取れなきゃいけないなと思って、その日付とかは分かるようにして、拶くらい覚えていって、それで行ったんですけど、それでレッスンは結構、最初から理解してできました。 -凄い。意見を求められたりとかそういう事はあるんですか? あんまりないですね。ほとんど先生がお話になられることを聞いて黙ってやるみたいな感じなので。 -そこはちょっと音楽とは違う感じなんですかね? 音楽だと話すこともあるんですかね? -「なんでこうだったのか教えて?」っていう「理由を説明しなさい」みたいな。 レッスンの感じがやっぱり違うんですね。 -バレエって、とても喋るわけでもないし難しいと思うんですけど。 ちょっと難しいですよね。 -それで音を表現したりとかっていうのは、凄い大変だなあと思うんです。 私もそう思います。 -やっぱり、それは日々の鍛練ですか? ですかねえ。やっぱり先生の言うことを聞くことですかね。 -今は、NBAでも先生がいらしてて。 そうです。芸術監督と外国から先生をお招きして、その先生が振付と指導をして下さってという感じです。 -妹尾さんにとって、バレエというのは一体何でしょう? 私にとっては大事な生活の一部というか、欠かせないものという感じです。 -そうでしょうね。だって、ずっと小さい時からなさってきて凄いですよね。起きてる時間の半分以上は踊ってる? 踊ってない時間も多いですけど、教えてる時間も含めると「バレエに関わってる時間が長いなあ」って思います。 -凄いな。ダンサーっていうのはやっぱり若くして活躍して、「将来的にはどういう風になっていきたい」っていうのはありますか? はい。私の人生設計だと30代中頃で踊るのは引退して結婚とかして、教えを昼間からやりたいなと思います。今は夕方だけなんですけど、昼間の大人のクラスとかカンパニーのクラスとかの先生になりたいです。 -バレエの先生って、お教室とかは自分で開く方が多いんですか? それもいらっしゃると思うんですけど、友達と「開きたいね」っていう話はしてるんですけど、まだそれは難しいから、今は「引退したらやろうね」っていう風に話してるんですけど。まだ分からないですけど。 -30代半ばだったら、まだまだありますね。 でも、あと10年ぐらいだから、あと5年以内ぐらいにはもうちょっと上の階級にならないとと思って、ちょっと焦ってやってるんですけど。 -階級制度なんですか? 一応、ソリストとプリンシュパルはいるんですけど、あとはアーティストでコールドバレエみたいな。コールドバレエと言われても一人で踊らせてもらえる人もいるんですけど、それを繰り返し繰り返しやっていくとソリストになれるみたいなので、頑張らないとなと思ってやってます。 -頑張って下さい。 ありがとうございます。 -ソリストは、やってく中では一番の目標ですか? はい。そうですね。やっぱり楽しそうなので、自分の踊りたい踊りが出来るからいいなあって思います。やっぱり周りだとフォーメーションとかが大事なので、踊りの質よりも場所取りとかそういうのを優先しなきゃいけないから、ちょっとそれよりは自分の踊りが出来るようになりたいなあと思います。 -フォーメーションもフォーメーションで大変ですけどね。 そうですね。目を光らせて踊らないといけないのでよく怒られながら踊ってます。 -難しいものですか? 私にとっては結構、難しいです。 -やっぱり慣れもあるんですかね? たぶん。みんなが「これは経験だよ」って言って慰めてくれます。 -何歩でここまで行くとか、そういう感じなんですか? そうですね。あとは舞台の2分の1、4分の1、8分の1って分けられているから、その印を見て、その辺まで行って横の列も合せてみたいな、そういうのがちょっと難しくて苦戦してます。 -四方八方に気を配ってっていうことですもんね? そうです。「それをやりなさい」「よく見て」って言われちゃいます。 -そのレッスンをいつも? そうですね。リハーサルではそういう事はやります。 -疲れそう。 いつも「ふうーっ」ってなります。 -妹尾さんの今後のダンスでの夢はどんな事でしょう? さっきもちょっと言ったんですけど、今の目標はソリストになることです。 -ソリストで踊ってみたい役とかはありますか? なんでも踊ってみたいですけど、私に合ってる役がやりたいです。背が高いので、踊るとしたらそういうのが活かした踊りになると思うんですけど、それを私らしく踊りたいという、そういう感じはあります。 -ちなみに身長はおいくつなんですか? 165cmなんですけど、NBAバレエ団は結構小柄な人が多いので、私だと結構高い方になるんです。 -男性との兼ね合いもあるし大変ですよね。 そうですね。みんな小さいから。 -海外の人が来たりしたら。 そうですね。ゲストの方と踊れたらいいなあと。 -プロのダンサーとして活躍する秘訣とかは何かありますか? 私はそんなとんでもないんですけど、私が思うのは「結構、人間関係が大事だなあ」って。先生の紹介で教え先を紹介してもらったり舞台のチャンスを頂いたりして、私はほんとまだまだなんですけど、「先生の人脈が大事だなあ」って思います。まだ経験も少ないし全然なんですけど「大事なんだろうなあ」って感じてます。 -バレエ団は何人ぐらいいらっしゃるんですか? ざっと言って、女性が30人ぐらいいると思います。男性が20人いて、あと研究生みたいな感じでスタジオカンパニーという名前のバレエ団の研究予備軍みたいなのが40人近くいます。 -100人近く? 最近増えたみたいで、結構多いです。 -100人と上手くやっていくのは大変ですよね? 確かにそうですね 。でも、みんな優しいから大丈夫です。 -「今後、海外で勉強したい」とか「プロになりたい」と考えている人にアドバイスがあれば? 留学するとしたら、留学してる間楽しんだらいいと思います。今考えると「あの2年はと凄い、結構楽しかったなあ」と思うので、いろいろチャンスがあると思うので、毎日充実させていったらいいと思います。 -学生でそれに集中できる時間って短いですもんね。ロシアの方なんですけど、ビザとかはどうされてました? 栃木のオーデションを受けていたので、そのオーデションの主催している方が全部ビザは取って下さって。最初の時は飛行機のチケットも取って下さって。 -ロシアって結構、エイズ検査とかいろいろ大変じゃないですか?特になかったですか? そうなんですか?私は健康診断は自分でやって、それを提出して送ってもらったんですけど。ロシア語訳とかはしてなかったので、やってくれたんだとは思うんですけど。

ダンス留学アンドビジョン【ダンス新着情報 vol.10. 2015-09-01 04:00:00】

//////☆ ////★ //☆【1】ごあいさつ&ご案内 ★ ☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆  様 ☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆ こんにちは!アンドビジョンのです♪ 2学期も始まりましたね♪♪ みなさんの夏休みはいかがでしたか? \|/          \|/ ─☆─*゜:*”*:*’*:’*:’* ─☆─ /|\          /|\ 【2】学校情報 学校情報はアメリカに特化しました☆ ◆アメリカン・バレエ・シアター・ジャクリーン・ケネディー・オナシス・スクール 世界最高峰のバレエ団が用意しているカリキュラム、学ぶ舞台。名も実もある場所です。 世界最高レベルのバレエ団の一つ・アメリカン・バレエ・シアター。選んでください。 それがニューヨークだから。ABTだから。ダンサーになるから。 http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/6315-american-ballet-theatre-jacqueline-kennedy-onassis-school.html ◆サンフランシスコ・バレエ・スクール アメリカ最古のバレエスクールで、世界を舞台に活躍するダンサーを目指す! サンフランシスコ・バレエ・スクールでは、著名な教授陣による質の高いレッスンが、世界に通用するダンサーを育てます。 http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5879-san-francisco-ballet-school.html ◆ジョフリー・バレエ・スクール ニューヨークの名門ジョフリー・バレエ・スクールで、一流のテクニックを学ぶ! 名門バレエ学校「ジョフリー・バレエ・スクール」では、ニューヨークの素晴らしい環境の中、国際的感覚とダンステクニックを開花させる事が出来ます! http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5918-joffrey-ballet-school.html ◆スクール・オブ・アメリカン・バレエ ニューヨーク・シティ・バレエ団付属、アメリカ屈指のバレエ名門校でプロを目指す! ニューヨーク・シティ・バレエ団付属のスクール・オブ・アメリカン・バレエは、20世紀最大の振付師と称される「ジョージ・バランシン」が設立した、国際的バレエのエリート校です! http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5878-school-of-american-ballet.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! 。+゜☆゜+。★。+゜☆゜+。。 【3】講習会情報 ゜・。+☆+。・゜・。+☆+。・゜ ◆クイーンズランドバレエ団ワークショップ 南半球の世界都市ブリスベンで学ぶクラシックバレエとコンテンポラリーダンス オーストラリア屈指のバレエ団、クイーンズランド・バレエが開くワークショップ。 世界と地域をつなぐ地道な活動で培われた良質のレッスンが体験できます http://www.dance-abroad.com/country/oceania/australia/6332-queensland-ballet-summer-school.html ◆ナショナルシアターバレエスクール冬期講習 オーストラリアで最も歴史あるバレエスクールによる人気の集中講座。 名門オーストラリア・バレエ団の現役プリンシパル、アンバー・スコットがゲスト講師!トップレベルのバレエを体感しよう。 http://www.dance-abroad.com/country/6390-national-theatre-ballet-school-summer-school-ntbs.html ◆パリマレ地区ダンススクールワークショップ クラシックバレエと、マーサ・グラハムなどコンテンポラリーバレエを体感する講習会 パリ中心部で開かれるクラシックバレエとコンテンポラリーダンスの冬、春、夏、秋の講習会。 クラシックや、グラハム、バランシンの神髄を知る講師陣が、濃密なプログラムを提供します。 http://www.dance-abroad.com/country/6275-paris-marais-dance-school.html    。:*:★。:*:★━━━━━━ 国内語学レッスン情報━━━━━━★:*:。★:*:。   ∴│∴ **********************************************  ∴│∴ ∴\∨/∴  アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 ∴\∨/∴ ─>※<─ 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、 ─>※<─ ∵/∧\∵ すべてあなたに合わせて、フレキシブルに更可能。      ∵/∧\∵   ∵│∵  ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます! ∵│∵ 実際、留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! ********************************************** http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html         ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 使えるフランス語第2弾 ・そう思います。 Je crois ・わかりましたか? Avez-vous compris? ・知りません Je ne sais pas ・いくらですか? C'est combien? ・これをください。 Je voudrais prendre ceci ・トイレはどこですか? O? sont les toilettes? ・プリマドンナはだれですか? Qui est la prime donne? ・私の言っていることがわかりますか? Comprenz-vous ce que je dis? ・コーヒーをひとつ、お願いします。 Un caf?, s'il vous pla?t. ・お土産を買いたいです。 Je voudrais acheter un cadeau-souvenir. バレエもそうですが、末尾のtとかsとか発音しない文字があるので、 まずは耳で覚えた方がいいですよね♪♪ 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ ┃海┃┃外┃┃オ┃┃ー┃┃デ┃┃ィ┃┃シ┃┃ョ┃┃ン┃┃情┃┃報┃ ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ ◆ バイエルン国立バレエがバレリーナを募集しております。 ◆カナダのアトランティックバレエシアターが男性、女性ダンサーを募集しております。 39週間の契約を予定しております。 ◆シルク・ドゥ・ソレイユがダンサーを募集しております。 ◆アルバータバレエが女性プリンシパルダンサーを募集しております。 11月23日〜12月31日の契約になります。 http://www.dance-abroad.com/order.html ┏┓ ┃┣┳┳┓  た┃く┃さ┃ん┃の┃ご┃応┃募┃ ┣┻┫┃┃  ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ┃┏┻┻┫   お┃待┃ち┃し┃て┃お┃り┃ま┃す┃?┃?┃        ┗┓ ┏┛   ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □┓【6】編集後記/次回予告 ┗┛━…‥‥…━…‥‥…━…‥☆ 気になる情報はありましたか? 夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.dance-abroad.com/ 次回のメルマガは、 9月15日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

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お答えします!実現から帰国まで - 留学スケジュール
留学は遠い夢、と思うのは間違い。もちろんいろんな準備が必要だけど、1ステップごとにやっていけば、留学は確実に実現する。留学先の学校を選ぶところから、願書提出、現地生活、卒業、帰国まで、留学スケジュールの全てをステップごとに見てみよう。意外と大変そうかな? それとも、これなら出来そうかな?

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2.情報を比較検討する。
集めた情報を比較検討しながら、自分の行きたい学校を決めていこう。志望校に優先順位をつけたら、次は、それぞれの学校についてさらに詳しい情報を集める。この時は、理想を高く持つことが大事だ。例えば語学が不得意でも、それで志望校を狭めてしまうのはよくない。


学校ごとの留学費用のお見積もり
学校ごとの留学の予算を、具体的にお見積もりして、郵便やメールでお送りします。

学校選びのアドバイス
留学カウンセラーが、学校選びのポイントを郵便やメールでアドバイスします。

3.不明点、不安点をなくす。
いろいろ調べていくと、さらなる疑問点が出てくるはず。そういう時は、留学カウンセラーに聞くとよい。留学カウンセラーは現地の学校に直接問い合わせてくれるので、多少時間はかかっても、確実で安心できる回答をしてくれる。


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公になっていない特別な情報や、最新の情報をお知らせします。また、自分では考えつかないような留学プランをご提案することができます。

有料コンサルティング
根本的な今後の戦略をご提案します。

4.入学条件をクリアする。
学校によって入学条件は様々。誰でも入学できるところもあれば、語学レベルや音楽経験などについて厳しい条件を出しているところもある。音楽実技はもちろん、語学レベルも規定をクリアできるように、しっかり勉強! 万一のことを考えて、別の学校の出願も考えておくのも得策。


各国語研修サポート
英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、中国語、トルコ語。単独で提供するサービスではなく、他のサービスに付随するオプションです。その他の言語についてはご相談ください。

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準備しておこう。

5.出願校を決める。
入学願書を出す学校を決定。入試がある場合は、第一志望だけでなく、複数の出願校を決めておくとよい。


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資料だけではわからない学校情報を提供し、出願校決定のアドバイスをします。

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準備しておこう。

6.出願手続き。
出願書類を揃えて学校に提出。音大の多くは出願者本人が書いた願書でなければ受け付けていないので、人まかせにはできない。入学試験(オーディション)は現地に行って受ける場合と、録音したテープやビデオを送る場合がある。テープやビデオの場合は、録音のプロに頼んで作ってもらった方がいいものができる。出願書類の中には、推薦状や成績証明書、卒業証明書など、第三者に依頼して作成してもらうものもあるので、時間の余裕をみておこう。


出願書類のチェック

録音(オプション)
クオリティの高いオーディションテープを、格安で作成します。また、他社の録音スタジオなども紹介しています。

ビデオ撮影・編集(オプション)
クオリティの高いオーディションビデオを、格安で作成します。また、他のビデオ会社の紹介も行なっています。

レターやレジメなどのアドバイス(オプション)
出願書類の中では比較的自由に書くことのできるレターやレジメをチェックし、より印象がよくなるように補正します。

7.入学許可証を取り寄せる。
学費の払い込みなどをはじめとした必要手続きが終わると、学校から発行される入学許可証が届く。海外は書類の間違いが非常に多いので、名前、生年月日、住所、コース名など、正しいことをしっかりと確認しよう。

長期留学も短期留学も、
8ヶ月~3ヶ月前までの間にここまで準備しておこう。

8.ビザの申請。
3ヶ月以上の長期留学にはビザが必要。3ヶ月以内の短期留学でも、国によってはビザが必要なことがある。ビザの発給はある程度時間がかかるものなので、入学許可証が届いたらすぐに申請しておこう。また、ビザの条件が変更になったり、提出書類が別途に必要になることがあるので、事前に大使館に問い合わせるなどしておくと効率的だ。


ビザ申請書類のチェック
ビザ代行申請(オプション) 本人に代わってビザの申請を行ないます。

長期留学も短期留学も、
3ヶ月~1ヶ月前までの間にここまで準備しておこう。

9.渡航準備。
出国までにやっておかなければいけないことは、パスポートの申請や、保険加入、現地での宿泊場所の手配などがあります。


パスポート代行申請(オプション) 本人に代わってパスポートの申請を行ないます。
保険加入(オプション)
現地携帯電話加入申請(オプション)
航空券手配(オプション)
現地アパートの手配、または不動産エージェント紹介(オプション)

10.出発前の最終チェック。
現地事情や学校での注意事項、生活習慣、出入国手続きなどについて最終チェックをしておきます。アンドビジョンではこういった内容を全て盛り込んだオリエンテーション(説明会)を開いているので、ぜひご参加を。

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準備しておこう。

11.日本を出発。
空港には2時間前に到着して、チェックインを済ませておく。チェックインは、自分の乗る航空会社のカウンターに航空券とパスポートを一緒に提出して、搭乗券を受け取ればOK。自分の乗る便の出発ゲートを空港内のモニターで確認し、そのゲートに行けば、あとは搭乗するのみ。
気象条件によって便の出発が遅れたり、欠航のため別の便に乗らなければならなくなることもある。そんな時、現地空港での出迎えを頼んでいる人は注意が必要。出迎えの業者に到着が遅れることを電話しておこう。そうしないと、遅れた時間分の料金を追加請求されたり、返金をしてくれないこともある。
さあ、これからが留学の本番。憧れの地で学生生活を満喫しよう。しかし、留学することが最終目的になってはいけない。自分をいつも信じて、目標は高く掲げよう!


応援の電話

12.現地に到着。
行き先で入国カードが必要な場合は機内で配られるので、それに必要事項を記入し、入国審査の際に提出する。入国審査は、パスポートを見せて、審査官からの簡単な質問に答えれば終わり。時によってはこの際に許可証や、銀行残高証明などの提示を求められることがあるので、それらは機内持ち込み手荷物の中に入れておくとよい。預けた荷物を受け取り、空港外へ出ると、目的地に来たんだという実感が湧いてくるはず。何はともあれ、家族や心配してくれている人に無事の連絡をしておこう。

13.滞在先への移動。
空港から滞在先までは、電車やバス、タクシーなどで移動する。出迎えサービスを頼んでいる場合は、サービス会社の人と空港で落ち会い、滞在先まで車で移動することになる。空港でしばらく待ってもサービス会社の人と会えない時は、学校またはアンドビジョンがお渡ししている連絡先に電話してみよう。さあ、これからが本当の留学生活の始まりだ!

14.滞在先に到着。
ホームステイや学生寮、ホテル、アパートなど、準備してあった滞在先に到着。共に生活する人がいる場合は、互いに自己紹介してから自分の部屋へ。学生寮では生活上の決まりがあるので、到着時に確かめておこう。ホームステイでは家族ごとにルールがある。わからないことはどんどん聞きながら、共同生活を楽しもう。引っ込み思案では楽しめないゾ。コミュニケーションは自分から積極的に!

15.在留届けと滞在許可証の申請。
在留届は、海外に3ヶ月以上滞在する日本人ならば、必ず現地の日本大使館などに出しておかなければならない。この在留届けを出しておけば、事故や災害などの万一の時に安否の確認や緊急連絡などができるほか、さまざまな時に役立つので、必ず出しておこう。指定用紙に記入して、郵送、またはファックスする。最近はオンラインでも受付している。
参考:外務省のページ「在留届けについて」 
‌‌‌‌http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
滞在許可証は、必要のない国では申請しなくていい。必要な場合は、到着後、その国の指定期日内(入国より8日以内など)に管轄の警察署や移民管理局に申請に行く。この際には入学許可証や残高証明書、海外旅行障害保険、証明写真などが必要になることがあるので揃えておくとよい。国によっては1日がかりの仕事になることもある。なるべく到着後すぐに済ませておきたい。

16.現地から学校までの道のりを確認しよう。
初日から遅刻、などということがないように、学校までの道のりを事前に確認しておこう。学校を下見に行ったり、周辺を散策しておくと初日に慌てないですむ。公共の交通機関には時刻表がないことも多いので、実際に乗って大体の所要時間を計っておき、充分なゆとりを加えた登校時間を見積もっておくとよい。これも異文化を知るための第一歩だ。

17.学校で登録手続きをする。
大学や専門学校に入学する場合は、まず最初に、学校で授業の登録などの手続きを行なう。先生やアドバイザーとしっかりミーティングして、希望する必要な授業を確実に取るようにしよう。期日までに手続きを行なわないと、定員オーバーで受講できないことがあるので、登録日の確認はしっかりと。専門学校などの中には選択式の授業でないこともあり、こういう場合は授業登録は必要ない。語学学校は、通常、初日に一連の手続きを行なう。

18.学生生活。
大学や専門学校に長期留学した場合、学生生活は、日本の音大生と同様に日々の授業が中心となる。それに加えて練習や課題をこなし、レポートや宿題を提出し……寝る暇も惜しんで勉強している人も少なくない。また、海外に居ると、コンクールや演奏会に出演できる機会が多いので、国際的なステージ経験を積むチャンスでもある。そして、留学中から、就職や演奏家となることを睨んだ活動をしよう。中でも人脈は命。将来必ず役立つ時が来るから、人脈を最大限に広げておくといい。あとは、恥ずかしがらずに自分を押し出す勇気もあるといい。成功するには勢いも大切なのだ。頑張ろう!
短期留学となると、勉強の頑張り度合いは人それぞれ。楽しみながら勉強している人や、オーディションやコンテスト準備に必死の人など、みんなそれぞれの目的とペースでやっている。
語学学校は、初日はオリエンテーションと語学のレベル分けテストなどで終わる。学校によってはこの日に面接が行なわれることもある。語学学校の授業は、多くの場合1日4時間程度しかない。8時~9時頃から始まり、お昼過ぎには終わってしまう。午後はアクティビティに参加したり、宿題を片付けたり、それぞれ自由に過ごそう。


アンドビジョンオリジナル音楽留学
アンドビジョンのオリジナル音楽留学をされた方は、何かあった時に、当社スタッフが電話で直接サポート・対処します。また、アンドビジョンオリジナル日本語通訳付きコースで留学された方は、分からないことを通訳者に聞くことができます。

19.卒業。
辛く(?)楽しい留学生活に終わりを告げ、社会に向かっての第一歩を踏み出す時。留学で得たものを活かして、次のステージに向かおう!

20.帰国。
留学経験を活かして、さらなる飛躍を図るには…? 資格試験受験 留学経験がモノをいうのは、まず一番に語学の検定試験。受験するなら帰国後なるべく早めに、現地語の感覚を忘れないうちがいい。 就職活動 就職=正社員という考えがもはや通用しない現在、留学経験をフルに活かす就職先を見つけるためには、派遣会社を利用するのが賢いやり方だろう。派遣会社には、一般とは違う個性を持った人材にピッタリの就職先が集まっている。 留学を終えて日本に帰って来ると、海外と日本のギャップに改めて驚かされる「逆カルチャーショック」などというのもある。しかし、決して焦らないで、しっかりと戦略を立てて進もう。


就職のお手伝い
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カーティス音楽院体験談掲載♪音楽留学メールマガジン【Q&A特集!】

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*    __c0__様、こんばんは! 早くも今年半分が終了… 夏休みのご予定はお決まりでしょうか? *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *========*========*=======* 【連載中♪音楽留学Q&A】 大好評連載中の音楽留学Q&A!!皆さんからの質問も募集してますので、何か気になることがある方はぜひ!このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで♪ *========*========*=======* 【無料カウンセリング受付中♪】 個別にいろいろと質問してみたい…という方はぜひ!アンドビジョンの無料カウンセリングもご利用ください☆遠方の方は電話カウンセリングもできますよ!ご予約は【こちら】から! https://www.andvision.net/counseling.html ■━━━━――――――――――――━━━━━━■  【1】防音設備が整った物件、現地にもあるの?? ■━━━━――――――――――――━━━━━━■  日本でも音大生向けのアパートなどが最近増えてきましたよね。現地にもそういった物件がきっとある…とお考えの皆さん!残念ながら、ほとんどありません(笑)  じゃあ現地での練習はどうすれば…??通常、一般のアパートを借りて、練習ができるよう契約時に交渉する、という場合が多いのです。交渉はもちろん、現地の言葉!!!これはなかなか大変ですよね…でも、ご不安な方はぜひアンドビジョンにご相談下さい♪練習ができる物件を現地で一緒にお探しします! ■━━━━――――――――――――━━━━━━■ 【2】日本で進学すべきか、留学すべきか迷ってます… ■━━━━――――――――――――━━━━━━■ 進路相談などの時期になると、よく聞く質問です!迷いますよね…どっちがいいか、というのは皆さんお一人ひとりの将来像によっても違ってきますので、一律にはお答えができませんが、1つだけアドバイスさせていただくとしたら…迷ってるのなら、ぜひ一度行ってください!ということです。 アンドビジョンでは、長期留学の前にまずは短期留学で現地の下見を、ということをオススメしています♪行かないで後悔するくらいなら、まずは行ってみましょう!! *========*========*=======* 【留学体験談特集!】 こちらも好評連載中の体験談特集です!体験者の声って、どんな説明よりも一番説得力があるんですよね…(カウンセラーとしては悔しいですが…笑)そんな貴重な体験談から、今日はこちらをご紹介します! *========*========*=======* 【佐藤桂菜さん/カーティス音楽院サマープログラム】 若くして、数々のコンクールで入賞経験もある佐藤桂菜さん!そんな佐藤さんが参加したのは、あの有名なカーティス音楽院のハイレベルなサマーコース。とても貴重な経験になったことが体験談からも伝わってきますね!今後のご活躍を楽しみにしております♪ 体験談詳細は…≪こちら≫ https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1886-keina-sato-cello.html 講習会詳細は…≪こちら≫ https://www.andvision.net/major/6767-the-curtis-institute-of-music-summerfest.html *========*========*=======* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 次回も引き続き音楽留学Q&A特集です☆ *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

櫻井希有さん/ブリティッシュブラスバンドサマーコース

-専攻 チューバ参加 -参加コース名 ブリティッシュブラスバンドサマーコース -参加期間 2024年8月4日~2024年8月10日 -今回ご留学なさってみていかがでしたか?全体的なご感想をお願いします。 初めての海外で1人で行ったのですが、とても楽しかったです。いい経験にもなりましたし、日本とはまた違う指導の仕方だったりととてもいい勉強になりました。 -特に印象に残ったことは何かありますか?(講習会、生活面などいろいろな点で) 結構日本では音楽的に出来ていない所とかがあると凄い視線を感じますし、結構できてないパートをつまみ出してやってその間待たされることが多いのですが、そうゆう事は全くなく出来なくても次はできるよ!とかすごい明るい雰囲気のままできたのと満遍なく的確にパートに注意をしてスムーズに合奏が続けられたというのが日本とは違う所ですかね… 生活面では、とてもシャワーが出にくいって言う所があり少し困ったところでした。 -***レッスンについて*** -担当講師名 Les Neish先生 -1クラスの参加人数 19人くらい -レッスンの進め方 個別レッスンが1回 、セクションごとのレッスンが4回。 個別レッスンはエチュード2曲 セクションごとは今行ってる楽曲、基礎の方法などでした。 -講師・レッスンの印象(どんなレッスンでしたか?日本との違いなど) みんなで一斉にやってみましょうシステムで、やっていくなかで必要な技術などこうしてみたらと先生が自ら楽器を吹いて下さりとしていました。個別レッスンでは的確なアドバイスなど一人一人にしてくださっていて、その人に合った教え方をしてくださいました。音も日本とは違いパリッとハキハキとした音となどで日本とは少し違うなと思います。 -通訳について(通訳はいてよかったですか?何か問題はありましたか?) 今回は通訳が手配できない講習会でした。通訳は説明の時にいて欲しかったですが、なるべく自分で翻訳機など使って今の話なんでしたか?とか聞くようにはしていました。 -***宿泊施設について*** -宿泊形態 学生寮 -良かった点 1人なのに3人部屋に案内をされて、とても快適に過ごせました。施設内も広く楽器移動も苦ではありませんでした。 -悪かった点 シャワーがそれほど多くないところとシャワーの出が悪い所です。 -***国や都市、滞在した街について*** -実際に行ってみて、この国や都市の印象はいかがでしたか?(治安面、交通面、街の人の印象など) 治安的にはいい所もありましたが、やっぱり異臭や変な人に話しかけられるというのがあり少し困りました。あとは迷った時とかに優しく教えてくださったりする方が多くいました。 -現地でのお食事はどうでしたか?(自炊、外食など) そこまで癖は無かったのですが、癖のある料理が出てきた時は少しビックリしました。 -留学して、ご自身が成長したと思う点や、変わった点などを教えてください。 自分自身的には音楽的にもっとこうしてもいいんだという自由な考えが再度持てるようになりました。あとは失敗しても次に繋がるということも大切だと気付かされました。 -アンドビジョンのサービスは、いかがでしたか? とてもお世話になりました。サービスに悪かった点はないです。使っていなかったら自分どうなっていたんだろうと思います。 -今後留学を考えている方に、アドバイスをお願いします。 自分は全く英語が喋れずに言って物凄く困りました。英語は多少でも喋れたらいいと思います。何かしら日本食(インスタント味噌汁、グミ、ポテチなど)持っていた方がいいと思います。 あとは色んな違う文化に触れてみるのもまた1つの経験です。私はミュージカル会場まで観光地回りながら約3時間かけて歩きました。

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