H.B.さん/ ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 1991年に東京音楽大学を卒業しまして、その後、母校の大学職員として仕事をしておりました。その後96年から、自宅と音楽教室にてピアノの先生として活動を始めて、今年で約30年くらいになります。その間は子育て期間も含んでいたので、演奏活動よりは教える方を専門にやってきました。留学に行きたいなとは長年思っていたところ、昨年たまたまドイツとウィーンを訪れる機会を得まして、その際にきっかけもあり、やはりもう一度ピアノがきちんと弾きたいな、と思うようになりました。帰国後、インターネットで検索したところ、アンドビジョンさんでのプログラムを発見し、申し込みをいたしました。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 旅行は何度かありましたが、講習会参加ははじめてでした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 先ほどの話と重なりますが、生徒とのレッスンを行っていく中で、やはり自分のためにピアノが弾きたくなったというのがきっかけです。あとは、大学を卒業後、先生や親に留学を勧められてはいたのですが、反抗的に行かず、日本にこだわって活動してきました。しかし、やはりヨーロッパの空気を知らないというコンプレックスが自分の中にありましたし、偉大な作曲家たちが過ごした空気を知らずに生徒たちに教えるには説得力に欠けるのではないかというのをずっと感じていたというのも理由の一つです。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 初日の説明会には全体で20名ほどいらっしゃいました。私の年代の方は少なく、20-30代の方が多かったです。これから世界に旅立つ、活躍の場を広げていく、本格的にやっている、という方が多いと感じました。私が登録したピアノの、アレキサンダー・ロスラー先生のクラスには8名いらっしゃいました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? レッスンが期間中4回、その他先生から課題が出たのでそれを個人練習時間に練習し、また次回のレッスンに見ていただくという形でした。レッスンでは最終的にクラスコンサートとファイナルコンサートがあるので、それに向けて曲を仕上げていくという流れでした。 -レッスンの先生はどんな人でしたか? アレキサンダー・ロスラー先生はベテランの先生で、内面的なところで、こういう感覚だからこう弾くと良いというのを的確に指導してくださる先生でした。音質からそこまで見抜けるのがやはりすごい先生だなと感動しました。今まで私は日本の超一流と言われる先生のレッスンも受けてきたのですが、ロスラー先生は通訳を通していても素晴らしさが伝わるものがあり、目から鱗でした。お人柄も大変すばらしかったです。 -講習会スタッフはどんな人でしたか? 通訳ってやはり言葉のチョイスがテクニックになってくると思うのですが、すごく的確にわかりやすく訳していただけました。また、私が困ったときにも助けていただき、いろいろな面でサポートいただき、大変感謝です。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 印象的だったのは、ウィーンで最初にピアノを弾いたのは練習室でだったのですが、日本との音の響きの違いに衝撃を受け、耳が慣れず、ペダルの使い方がわからなくなってしまい、近現代が弾けないと感じてしまいました。レッスンではソフトペダルの活用方法をロスラー先生に細かく教えていただき、その学びはすごく大きかったです。あとは、先生がしきりに音楽を演奏する人たちはみんなファミリーなんだ、というふうにおっしゃっていて、講習外で訪れたウィーンの楽団のコンサートの一体感に驚かされました。こういう環境でずっと過ごしているからこそ、素晴らしい演奏家が誕生する地域なのかなと思いました。 -レッスンは何語で受けましたか? 先生はドイツ語でお話されているのを、通訳の方に日本語訳していただきました。 -講習会の最後にはコンサートがありましたが、いかがでしたか? 最終日には全楽器の参加者(選抜者)でファイナルコンサートを行い、その前日にクラスコンサートを行います。私はクラスコンサートに出演しました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? ウィーン西駅から徒歩5分くらいのところの練習室でした。インターネットで自分で予約を取ります。1日1時間は無料で割り当てられます。最終日が近づくと予約が早く埋まっていくのですが、早めに予約を入れておけば大丈夫です。講習生以外にも地元の方も多く利用しているようでした。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 若い方はレッスンの合間や遅い時間までいろいろ行っているようでしたが、私の場合は体力温存してました。また、到着して5日目で骨折してしまい…そのせいもあり自由に動くのは難しかったです。けがをするまでは合間を作って観光もしましたが、レッスンや練習の時間が細かく決められているので、そこまで遠出はできませんね。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) とっても素敵な街で、人も穏やかでした。地下鉄移動だったのですが、乗り合わせた方々も、例えば目が合えばニコっと笑ってくださるのがうれしかったです。犬が地下鉄に乗っていたのも驚きましたが、ウィーンでは普通のようでした。交通機関は遅れるのは当たり前でしたが、日本のようにイライラせず、みんなそれが当たり前というような感じで穏やかさがいいな、と思いました。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?対応はどうでしたか? ホテルに宿泊しまして、スタッフさんはみんな親切でした。けがをした際も足を冷やすための氷を毎日くださったり、すごく良くしていただきました。朝食の時のスタッフさんも感じの良い方たちばかりでした。 -宿泊先の設備はいかがでしたか? 私はツインルームを一人で利用する形でした。バスタブもあり、部屋も広めで良かったです。セキュリティもしっかりしているなと感じました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 地下鉄を利用しました。 -ごはんは何を食べましたか?お口には合いましたか? ホテルの朝食はビュッフェスタイルでした。ただ、メニューが毎日一緒でそこまで種類は無いので、少し飽きてしまいました。味は問題なかったです。あとは買って帰ったりしました。全体的に外食は高いなという印象でした。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 良かったと思える瞬間は全てでした。ウィーンでの音の響きや、素晴らしい仲間たちと肩を並べて演奏会に出ることができたこと、素晴らしい先生に出会えたことです。 -留学して、何か自分が変わったなとか成長したなと思う事はありますか? グローバルに、おおらかに物事を考えることができるようになりました。また、帰国してすぐ生徒たちのレッスンに戻りましたが、留学する前と後の自分では違うものがある、と感じられています。 -留学前にしっかりやっておいた方がいい事は何かありますか? 語学ですね。英語ももちろん通じますが、その国の第一言語を勉強していくべきだと思いました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 勇気を振り絞って、日本から一度は出た方がいいです!一度海外で生活してみて、新しい刺激や、改めて日本の良さも再確認できました。私自身多くの生徒を指導していますが、生徒たちにも、どんどん外に出ましょう!ということを伝えていきたいです。

★3/6・(木) 17:00-【☆チータム国際ピアノサマーコース☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

チータム国際ピアノサマーコース
Information Session
~チータム国際ピアノサマーコースオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:講習会事務局 Kathryn Pageさん
日時:3月6日(木)17:00-17:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“チータム”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

インドネシア共和国

インドネシアインドネシアは「最後の楽園」と呼ばれるバリ島や、ボロブドゥール遺跡、プランバナン遺跡がるジャワ島、ダイビングで人気があるスラウェシ島などの島から形成される国である。民族文化や宗教など独自の文化が栄える国で、多くの人々を引き付けている。
基本情報
正式国名&英語表記 インドネシア共和国 Republic of Indonesia
首都 ジャカルタ
面積 約189万平方キロ(日本の約5倍)
人口 約2.15億人(2003年人口センサス)、ジャカルタ(人口839万人:2000年推計)
人種 大半がマレ−系(ジャワ、スンダ等27種族に大別)
言語 インドネシア語
宗教 イスラム教87%、キリスト教10%、ヒンズ−教2%
通貨 インドネシア・ルピア
為替レート Rp1=0.0113円(2005年6月3日)
紙幣 100、500、1千、5千、1万、2万、5万、10万
硬貨 実際流通しているのは、25、50、100、500、1千の5種
電圧 127/230V、50Hz
時差 3つの時間帯がある。東部(パプア):時差なし。中央部(バリ島、スラウェシ島、カリマンタンなど):マイナス1時間。西部(ジャワ島、スマトラ島など):マイナス2時間
祝日 1/1 元日、1/21 イドゥル・アドハ(犠牲祭)、2/9 イムレック(中国暦新年)、2/10スラム暦新年、3/11 ニュピ(サカ暦新年)、3/25 聖金曜日、4/22 モハメット降誕祭(4/21の振替休日)、5/5キリスト昇天祭、5/24 ワイサック(仏教大祭)、8/17 インドネシア共和国独立記念日、9/2モハメット昇天祭、9/1の振替休日)、11/3〜4 イドゥル・フィトリ(イスラム教の断食明け)、12/25 クリスマス
在留邦人数 22,862人(2003年12月末現在:入管統計)
電話国番号 62
緊急電話番号 [ジャカルタ]警察・緊急5234558、救急車119
[メダン・スラバヤ・デンパサール]警察110、消防113、救急車118

物価
インドネシアの物価は上昇し始めてはいるが、日本に比べるととても安い。ただし、観光客料金も当然あり、そちらは割高といえる。1食あたり安くて2,500ルピアから高くても45,000ルピア程度。宿泊費は15,000ルピアから高くて185,000ルピア程度。
GDP 2,433億ドル(2003年)
一人当たりGDP 954ドル(2003年)
経済成長率 4.5%(2003年)
物価上昇率 5.1%(2003年)
主要貿易品目 (1)輸出 石油・ガス(25%)、輸送用機器・部品(17%)、繊維・衣類(12%)
(2)輸入 一般機器・輸送用機器(26%)、燃料・潤滑油(24%)、化学原料・製品(16%)
主要貿易相手国 (1)輸出 日本(21%)、米国(13%)、シンガポール(8%)
(2)輸入 日本(16%)、中国(12%)、シンガポール(11%)

気候
インドネシアは赤道直下の国で、熱帯モンスーン気候に属す。11月から4月までの雨季にはスコールがあり、4月から9月の乾季は夜の気温が低下しやすい。雨季乾季ともに、服装で調節がとれるように気をつけよう。
現在の天気
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ビザ ビザが必要。30日以内の観光や簡単な商用を目的とする短期訪問については、空港等到着時にも取得可能。ビザについてはこちらをご参照するか大使館にお問い合せください。
パスポート 入国時にパスポート有効残存期間が6か月以上必要。

大使館などの在日政府機関
インドネシア共和国大使館 Embassy of the Republic of Indonesia in Japan
〒141-0022  品川区東五反田5丁目2-9
Tel:03-3441-4201
在大阪インドネシア共和国総領事館 Consulate‐General of the Republic of Indonesia in Osaka
〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目4-21 りそな銀行船場ビル6階
Tel: 06-6252-9823〜26/28/71
在福岡インドネシア共和国名誉領事館 Honorary Consulate of the Republic of Indonesia in Fukuoka
〒815-0081 福岡市南区那の川1丁目23-35 株式会社九電工内
Tel: 092‐523‐1691
在札幌インドネシア共和国名誉領事館 Honorary Consulate of the Republic of Indonesia in Sapporo
〒060-0034  札幌市中央区北四条東5丁目373 北海道ガス(株)内
Tel: 011‐231‐9511

現地日本大使館
在インドネシア大使館 Indonesia
Embassy of Japan
Jl. M.H. Thamrin No.24, Jakarta 10350, Indonesia
Tel:(62-21)3192-4308 Fax:(62-21)3192-5460
在ジャカルタ総領事館 Jakarta
Consulate-General of Japan
事務所はインドネシア大使館と同じ
在スラバヤ総領事館 Surabaya
Consulate-General of Japan
Jl. Sumatera 93, Surabaya, Indonesia
Tel:(62-31)5030008 Fax:(62-31)5030037
在デンパサール出張駐在官事務所 Denpasar
Branch Office in Denpasar, Consulate-General of Japan at Surabaya
Jalan Raya Puputan, No. 170, Renon, Denpasar, Bali, Indonesia
(P.O. Box No. 3432)
Tel:(62-361) 227628 Fax:(62-361) 265066
在マカッサル総領事館 Makassar
Consulate-General of Japan
Jalan Jenderal Sudirman No.31, Makassar, Indonesia
(P.O. Box 222)
Tel:(62-411) 871030, 872323
Fax:(62-411) 853946
在メダン総領事館 Medan
Consulate-General of Japan
Wisma BII 5th Floor, Jl.P.Diponegoro No.18, Medan, North Sumatra, Indonesia
Tel:(62-61)457-5193 Fax:(62-61)457-4560

花岡伸子さん/チェロ/英国フィルハーモニック管弦楽団/イギリス・ロンドン

「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団でご活躍中の花岡伸子(ハナオカシンコ)さんをゲストにインタビューさせていただきます。「音楽留学」をテーマにお話しを伺ってみたいと思います。
(インタビュー:2009年12月)


ー花岡伸子さんプロフィールー
Image1971年生まれ。8才より中島隆久、藤原真理、山崎伸子の各氏に手ほどきを受ける。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、同ディプロマコースを経て、アメリカに留学。岩崎洸氏に指導を受ける。1994年、伝説のチェリスト、ジャクリーヌ・デュプレを育てたウイリアム・プリース氏に招かれ、英国ロイヤル・カレッジに入学。同氏のほかスティーブン・イッサーリス、コリン・カー氏らに師事。ロイヤル・アカデミー音楽院大学院を首席で修了後BBCヤング・アーティストシリーズ、スピタフィールド国際音楽祭などに出演、スペンサー伯爵邸でのダイアナ妃メモリアル・コンサート、ヴィクトリア&アルバート美術館での天皇・皇后両陛下訪英記念晩餐会での演奏などがある。また、トーマス・ツェトマイヤー音楽監督率いるノーザン・シンフォニアのゲスト首席チェリストとして演奏し、絶賛を博す。日本人初の英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団員として活動するなど、現在ロンドンを拠点に、様々な音楽シーンで幅広く活躍している。


-まずは、簡単なご経歴をお願いします。

花岡  8歳でチェロを始めて、桐朋学園の「子供のための音楽教室」に通いました。そして、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋のソリストディプロマコースに進学。その後、イリノイ州立大学、英国王立音楽院に留学しまして、現在は、ロイヤルフィルで活動しています。

-いろんな学校に通ってらっしゃったんですね。チェロを勉強したいという気持ちが強かったんですか?

花岡  音楽の勉強というのは、だいたい先生を頼っていくので、自分が習いたい先生がいるところに行くっていうのが普通なんですよ。そうなると、どんどんこうやって進んでいく形になっちゃうんですよね。イリノイに行ったときも、日本人の先生だったんですが、その方が州立大学にいらしたので、そこに行ったというだけです。その後、英国に関しては、ロータリー奨学金というのをいただいたので、それの関係で英国に行くっていうのは決まっていたんですけど。

-ロータリーって取るのがすごく難しい奨学金ですよね!優秀でいらしたんですね。

花岡  ラッキーだったんですよ。

Image-花岡さんがチェロを始めたきっかけを教えてください。

花岡  姉がバイオリンを習っていまして、最初は、私もなんとなくバイオリンを始めました。その後、姉妹一緒というのもつまらないので、私はチェロに変えたという感じです。

-お姉様は、今もバイオリンを続けていらっしゃるんですか?

花岡  いえ。アート関係ですが、音楽とは関係ない仕事をしています。

-花岡さんが、チェロの魅力に目覚めたのは?

花岡  もう、成り行きというのでしょうか。それが自然な道だったというか、なるべくしてなったという感じでしたね、私の場合は。自分からどうしてもチェロをやりたい!という感じでもなかったので。

-生活の一部だったという感じですか?

花岡  そうですね、。それがそのままずっとここまで来た、という感じですね。

-チェロをやっていたから、クラシックに興味を持ったという感じですか?

花岡  うちは、小さいころテレビが無かったんですよ。あっても見させてもらえないという環境だったので。ですから、ポップスとか流行歌とかに疎かったんです。特に、両親がすごくクラシックが好きというわけではなかったんですけど、クラシックの方が他のジャンルの音楽より聞く機会が多かったんですね。

-当時は、どんな作曲家が好きだったんですか?

花岡  バッハが好きでしたね。あと、バロックやルネッサンス音楽とかがすごく好きでした。

-チェロの演奏家になろうと思い始めたのはいつ頃からですか?

花岡  プロを目指してっていうのは10歳くらいですかね。桐朋の「子供のための音楽教室」に通い始めた頃からでしょうか。桐朋の場合は、高校に入る前の段階からスペシャル教育が始まるんですよ。

-その時は、チェロの実技の他にも勉強することはあったんですか?

花岡  ソルフェージュや聴音などですね。これは、すごく勉強しなければいけませんでした。

-週一回のレッスンですか?

花岡  はい、毎週土曜日に桐朋の大学の校舎で行われていました。まず聴音やソルフェージュをやって、その後にオーケストラがありました。受験が近くなったら、プライベートに先生のところに行って、レッスンを受けましたね。実技ではなく、やはりソルフェージュや聴音の。

-受験対策のための塾通いという感覚ですね。

花岡  そうですね。それを経て桐朋の音楽高校に進んだんです。だいたい皆さんは、そのまま桐朋の大学に進むんですけど、私は、もうひとつのソリストディプロマコースという演奏家養成コースに進みました。その時には、すでにアメリカに行くということは決まっていたので、そこで1年過ごしてからアメリカに留学しました。

-漠然とでも、留学をしたいと思い始めたのは、いつくらいからだったんですか?

花岡  留学したいと思っていたわけではないんですけどね。高校2、3年のとき、桐朋のマスタークラスに、岩崎先生という方がいらしたんです。その時、「この先生につきたい!」と思いまして、そこで、アメリカに行きましょうということに決まったんです。でも、たぶん小さいころから漠然と、外国に行くのかなっていうのは、頭のどこかにあったんでしょうね。昔の日記に書いてあったのを見て、強く思っていたわけじゃなくても、自分の中で決まっていたというか、なんとなく口にしたことでも、後でそうなっていることってあるんだなって思いました。

-行きたい!と強く思っていたわけではなく・・ですか。

花岡  自分はこういう風になりたい!って言っていたわけじゃなくて、ぽろっと口にしたって感じですね。イギリスに行った頃に、ふと思い出したんですけど。小学校時代、友達同士で交換日記をやっていて、私そういうこと書いていたんですよ、そんなに知識もないのに、「何歳でイギリスに行って・・・、王立音楽院に行って・・・」って。チェロもそんなに熱心にやってた時期じゃないのに。そういうのもあるですね。

-なんだか運命的ですね。

花岡  結構、そういうのって皆さんにもあると思いますよ、。こんなことをやりたいなって漠然と思ってたことが、そういえばその通りになっているって。

-あったかな、私?(笑) では、アメリカへは先生に出会ったことがきっかけで行かれたんですね。

花岡  たまたま、アメリカに習いたい先生がいたからという理由ですね。その後、イギリスに行くと決まったのも、奨学金制度の規定によるものですし。ロータリー奨学金制度の場合は、留学先の言葉ができていないと奨学金が下りないんです。私は英語しか話せませんでしたから、ヨーロッパに行きたいならイギリスしかなかったわけです。フランスに興味はあったんですけど、フランス語は話せませんでしたからね。なので、私の場合は、強く望んでそこに行ったというわけではなく、最終的にそうなっていたという感じです。

Image-そういうきっかけだったんですね。では、イギリスに長くいることになった理由はなんでしょうか。

花岡  イギリスでは、特別先生に恵まれたというわけではなかったんですけど、居心地が良いんですよ。言葉だけではなく、イギリスの雰囲気や生活、ロンドンの街、音楽に対するみんなの姿勢っていうのが、居心地が良いというか。これも成り行きですよ(笑)。

-運命付けられているような感じもしますけどね。流れに逆らわずに行くというのも方法なんですね。

花岡  それも人それぞれだし、その人の選択ですからね。

-イギリスとアメリカで音楽を勉強することについてお伺いします。まずは、アメリカでクラシックを勉強するにあたっての、長所と短所を教えてください。

花岡  私が行ったのは、アメリカといっても、ニューヨークなどの都市ではなく、イリノイ州という田舎だったんです。なので、アメリカ全体の音楽のことはわからないし、19歳からの2年間だけだったので、音楽業界に詳しいわけではないのですが・・・。でも、アメリカはやっぱりアメリカかなっていう感じですね。クラシック音楽というのは、ヨーロッパの音楽だから、アメリカにとってもクラシック音楽というのは、外国の音楽なんですよ。アメリカ人がプロデュースするクラシック音楽は、ヨーロッパ人のするそれとは全く違います。音楽の種類が全然違うんですよ。日本のクラシックも違うと思いますけどね。ただ、アメリカで勉強する子たちは、いわゆるスターダムに上る、大きな通過点として考えていますから、層は厚いですよね。

-お国柄が音楽の違いにも表れるんでしょうか。

花岡  アメリカはヨーロッパではないですからね。欧米ってひとくくりにしますが、アメリカはアメリカです。これから行かれる人も、どっちが肌にしっくりくるかだと思うし、何をやりたいのかにもよって違うと思います。テクニックをとことん勉強したいっていうのであれば、アメリカも向いていると思うし、そうではないもっと根底にある、香りや血のようなものを感じたいなら、アメリカに行ってもそれはない、ということですね。

-英語圏ということで、イギリスとアメリカをセットで考える方も多いですけど、全く別物ですよね。

花岡  そうですね、でも、イギリスも特殊なんですよ。島国ですから、他のヨーロッパ大陸の国々と比べると、またちょっと違うんです。イギリスはイギリスなんですよ。もっともっとヨーロッパらしいっていうか、音楽というものを本当の意味で体感したいなら、ヨーロッパ大陸に行ったほうがいいと思います。ドイツやオーストリアなどに。楽器によっては、フランスもいいかもしれないですね。

-なるほど。では、イギリスでクラシックを学ぶ長所と短所を教えてください。

花岡  イギリスは、何でもある程度、適当っぽくて自由です。ただ、その分、教育メソッドがしっかりしていないというのはあります。フランスやロシアなどは、すごく教育メソッドがしっかりしているんですよね。それをAtoZで、最初から最後までやると、ある程度のところまでいけますっていう保障がありますが、イギリスはそういうのはないです。先生も系統立てて教えてくれませんし。本当に才能がある人は、たまにポーンと出てくることはあっても、教育によって出てくることはほとんどないです。

-すごく勉強になりました。イギリスは教育もしっかりしていると思っていました。

花岡  しっかりしてないですよ、音楽に関しては。こんなことを言うのもなんですけど、音楽的に素晴らしい国かというと、いろんな意味で、そうは言いがたいですね。それに、音楽をやっている人に対して、国からサポートがあるかと言えば、すごく少ないですし。ということは、外国人アーティストやミュージシャンにとっては、生き難い街と言えますね。私は縁あってここにいますけど、音楽を離れたところで、国の雰囲気が肌に合うとか、そういう部分ですよね。

-けっこう現実は厳しいんですね。

花岡  行ってみないと分からないこともありますね。イギリスに夢を持って来ても、生活の面で不便だったりすると、うーん・・・って思うこともあるだろうし、決める前に講習会などに行ってみたりするのも、ひとつの手だと思いますよ。

-それで、合う合わないは、何となくわかりますものね。ちなみに花岡さんは、行かれたんですか?

花岡  行きました、っていうよりも、ロンドンっていうのは決まっていたんですけどね。先生や学校を決めるために一回行きました。その時に、好きだなって思いましたね。リージェントストリートとか歩いて、「ああ、いい感じ!」って、心がワクワクしました。それも大事な要素ですよね。

-たとえば、アメリカに行きたいから、とりあえず行くっていうのは、少し危険な面もあるのでしょうか。

花岡  一回行ってみるのもいいでしょうけど。イギリスとアメリカで迷っているんだったら一回行ってみたらいいと思います、全然違うから。アメリカに行くって決めてるなら、それでいいと思いますけど。

-音楽的に魅力があっても、ドイツという国が合わない人もいるでしょうからね。

花岡  それ、わたしですね。ドイツなんて絶対ヤダって思うから(笑)。音楽的に素晴らしいのは分かっているんですけど、もう少しパーっとしたところがないとイヤなんですよね。これは、性格でしょうね。ドイツはすべてが田舎で小さいし、ダサめだし(笑)。人それぞれですけど、私は、もうちょっと都会的な場所が好きなので(笑)。

-人にそれぞれ合う合わないはあるので、一概にどこが良いとは言えないですもんね。

花岡  行ってみて失敗するのも、ひとつの経験だと思いますよ、若い人は特に。そのうち流れ着きますから、自分のベストな場所に。

-アメリカ、イギリス両国に留学を経験されて、最も留学に重要とされるものは何だと思いますか?

花岡  やはり、語学は必要だと思います。でもそれに関しては、行ってからでも社交性があれば大丈夫だとは思いますけどね。出来るようになるものだから。私も、アメリカに行ったときは、「How are you?」も言えないくらいでしたからね。準備なんかしていくタイプじゃないし、出たとこ勝負みたいな感じでした。わたしも社交的なタイプではなかったですけど、コミュニケーションは1対1でも取れるものだから、そういう意味で、人と関わるのがイヤでなければ上達していくものですよ。

-レッスンの時はどうされていたんですか?

花岡  一番最初は日本人の先生でしたから。でも、レッスンは意外と分かるんじゃないかな、と思います。弾いて見せてもらえたりするわけだから。あと大事なことと言えば、柔軟性かな。柔軟性と楽天的な考え方(笑)。それは留学とは関係なく、なんでもそうだとは思いますけど。

-それが顕著に出るのがやっぱり留学なんでしょうね。ある程度は流れの中でやっていくっていうのも大事なのかもしれないですね。花岡さんは、イリノイに行ったときは、英語の学校に通ったりしたのですか?

花岡  行きましたよ、海外留学生のための語学学校を大学が設けていまして。アメリカはTOEFLのスコアがないと大学に入れないじゃないですか。私はそんなの用意してないし、点も低かったので、最初の半年はそこに通っていました。大学の寮には住んでいましたし、レッスンは受けてましたけど。

-英語のスコアをとった後に、入学になるんですね。

花岡  生活は、大して変わりませんでしたけどね。

Image-音楽科目以外のことは勉強されたんですか?

花岡  はい。一応普通の大学でしたから。その頃は、全然語学が出来ていなかったから、なるべく言葉が必要ないクラスを取っていました(笑)。それに、そこには2年くらいしかいるつもりはなかったし、卒業するつもりもなかったから。レッスンが受けられれば良いという感じだったので。

-ある程度は、語学はできていたほうがいいのですね。

花岡  あと語学じゃなくてコミュニケーションスキルがあるというのは大事です。人との関わり方ですね、特にアメリカでは。

-やはり話さないとだめですか?

花岡  言語を通さないと最初のコミュニケーションはできませんからね。人と人とがコミュニケーションをするっていうことが出来ないと、誤解が生じたり上手くいかないことが出てきます。語学が出来てなくても、コミュニケーションをとろうという、基本的なマナーや姿勢があれば絶対伝わりますし。それが日本語でも出来ないような人っていうのは、語学とは別に問題が出てくると思います。

-日本で出来なかったら、外国語ではできませんよね。

花岡  生活面でも、大家さんとのやり取りとかがうまくいかなかったり、そういうのは語学の問題だけでなく、コミュニケーションスキルの問題。結局仕事だってコミュニケーションに左右されますから。

-どんな仕事をしているにしても大事なことですもんね。今、イギリスでお仕事する上で、日本人が有利な点や逆に不利な点はありますか?

花岡  有利な点は特にない!(笑) 不利な点はビザ!イギリスでビザを取るのは非常に難しいんです。最近は、少し変わってきて、オーケストラの仕事でも、ビザを取れる枠っていうのが出来たみたいですけど。だから、アジア人や外国人が、イギリスのオーケストラにいないっていうのはそういう理由です。帰らざるを得ないんですよ。

-そういう意味で、音楽を学ぶ人には優しくない環境なんですね。

花岡  それも含めて、ですね。大きな意味でいうと、アートに関して、国がそんなにお金を出さないんですよね。ということは、アーティストは非常に苦労するんですよ。アートってサポートがなければ成り立ちにくいんです。ビジネスなんですけど、他のビジネスとは違いますからね。

-ドイツなどでは、割とサポートされていますものね。

花岡  アーティストが労働条件の面などで守られているんですよね。そういうのが、イギリスは全くないですね。

-そう考えていくと、合う人は合うでしょうけど・・・という感じでしょうかね。

花岡  確かに魅力的な街ではあるから、金融も文化的にもいろんな物が集まってきていますし。

-今、オーケストラに日本人は花岡さんだけですか?

花岡  私が8年前に入った時は、ロイヤルフィルは私が初めての日本人でした。最近2人入りましたけど。すごく最近の話ですね。

-基本的には、イギリス人の割合が多いんですね。

花岡  9割方イギリス人です。音楽家の人たちが、外国人は入れたくないと言っているわけじゃなくて、国のシステムがそうだから入れないんですよね。高いハードルですね、ビザ取得は。大変なことなんです。

Image-イギリスでプロの音楽家として活躍する秘訣や、成功の条件はありますか?

花岡  私は、オーケストラという世界で今のところ生きているので、そこに限って言うと、ある程度の器用さは必要だと思います。なぜかと言うと、すごく仕事のスケジュールが厳しいんですよ。まったくリハの時間がなかったりとか、毎日毎日違うプログラムのコンサートをこなしていかなきゃいけないっていう状態。なので、しっかり練習してからでないと弾けないっていうタイプの人は難しいです。ある程度パッと見てパッと出来るような、器用さと集中力が大切なんです。あとは、パッと出て行ける度胸。

-日本人には、不得意な部分かもしれないですね。

花岡  イギリス人は意外と日本人っぽいっていうか、そこまで個人主義じゃなく、グループメンタリティも持っています。フランス人のように、みんながみんなが個人主義というわけではないので、それを無理なく築いていけるような、センシティビティとインディビジュアリティの両方を持っていることが大事ですね。かといって、日本人ほどは、繊細な神経は持ち合わせていませんので、あまり神経質になるとつぶれてしまいます。そういうバランス感覚は大事ですね。

-複雑ですね。

花岡  意外と複雑だし、複雑そうに見えて単純だし。

-日本人は迷ったりするかも知れませんね。

花岡  ある程度、お気楽な気持ちを持っていることも大事ですよね。イギリスはそういう人も多いので。

-やっぱり、いろんな意味でその国の状況に順応できないといけないですね。

花岡  それは向き不向きだったりしますね。おのずと自分の合ったところに流れ着いていくっていうのは、そういうことだと思います。合ってなければ流れ着きませんから。

-では、難しい質問になるかと思いますが、花岡さんにとってクラシック音楽とは何ですか?

花岡  クラシック音楽は難しいですよね。様式や理論の枠が、ものすごくキチンとあるものですから。それを超えたところにある、自由や美を表現出来たときに、揺るぎない感動とか大きい波が作れるものですね。ポップスやロックはノリで出来るものだけど、クラシックはノリだけでは無理ですからね。様式や理論がガッチリ出来たところで、ノリや自由っていうのが加えられると、いわゆる「マジカルモーメント」っていうのがクリエイトできます。そんじょそこらの人じゃ、たどり着けない世界ですけど。そこまで行きつくような才能がある人も少ないですし。

-なるほど。すごく説得力がありますね。さて、花岡さんの今後の音楽的な夢は何でしょうか。

花岡  結局、シンプルなところに行きつくんですが、私は、チェロが自由に弾ければ幸せだと思っているんです。それを聴きたいという人がいてくれて、それを表現する場所があれば、それでいいと思っています。一人でも聴きたいと言ってくれる人が多くなっていってくれればなと思います。自分の時間を使って来てくださるわけですから、その時間が価値のあるものだと思っていただけるような場を作って行きたいですね。私の音楽を通してそれが出来て、その場が増えていくことが理想ですね。

-そういう原点の部分を忘れないでいることは、素晴らしいですね。

花岡  素晴らしいかどうかは分かりませんが、それしか意味がないじゃないですか。そこが楽しいとこで、その中で「じゃあ具体的にどうやっていこう?」などは、もちろん一人のミュージシャンとして、色々頭の中にはありますよ。これをやってみたい、あれをやってみたいって。でも、結局は原点の上に成り立っているんですよ。

-では最後に、海外で勉強したいという方にアドバイスをお願いします。

花岡  海外に行きたいなら、行けばいいと思います。でも、場所はどこでもいいんですよ。結局は、自分の道を歩いていくことが大事で、それが海外なのか日本なのかは、おのずと決まってくることですから。やりたいことをやっていけばいいし、目の前にあることを頑張っていくことが大事なんです。やってみなきゃ分からないこともありますしね。留学してもイヤになって3ヶ月で帰ってくるかもしれないけど、それはそれで良し!その時その時で、一生懸命やっていれば、自分のデスティニーの方に行きますから、自分でも知らないうちに(笑)。

-素晴らしいメッセージをありがとうございます!今日はお忙しい中本当にありがとうございました。
 

宮河愛一郎さん/ダンサー・俳優/日本

関東国際高等学校演劇科卒業後、単身渡米ニューヨークAiley Schoolに留学。GAPのTVコマーシャル「West Side Story」出演など様々な舞台でキャリアを積む。 劇団四季のアイーダのオリジナルキャスト。日本唯一の公的資金によるプロフェッショナルダンスカンパニー"Noism”ダンサー兼バレエマスター、ワークショップ担当を任され国内ツアーほか、海外7カ国、10都市での公演すべての作品に8年間出演してきた。 2013年夏、Noismを退団後はダンサー、俳優として舞台に立ちながら御茶の水女子大学、桐朋学園芸術短期大学などで振付指導に力を入れている。 -宮河さんの経歴を教えて下さい。 宮河 関東国際高等学校演劇科に入学しました。そこで、歌、演劇、踊りを勉強したのちにニューヨークに行きました。 -なぜニューヨークを留学先に選ばれましたか? 宮河 日本でチャヤ・マサズミさん、アルビン・エイリーのアーティストディレクター、彼のワークショップを新聞で見つけて応募したら、通ったので受けました。それが凄く楽しかったんですよね。振付に動きがあり空間を凄い動いて、これがモダンダンスなんだって初めて知って、それと同時期に元アルビン・エイリーのダンサー、クリストファー・ハギンズと出逢っていて。やっぱり面白くて、そんな出逢いがダブルだし、高校の時に一度ニューヨークに遊びに行って、その時から気になってたし、そっちの方に自分でも電波を発してたのかもしれないけどビビビと来まして、それでニューヨークを選びました。 -ニューヨークでの生活を教えていただけますか? 宮河 エイリーは一日だいたい3クラスあって、クイーンズに住んでたのでそこから学校まで通ってました。学校のクラスが終わった後は外のオープンクラスに通ってました。他はよく舞台を観てましたね♪ -エイリーではどのようなクラスを受けていましたか? 宮河 ホートンがメインなんですが、バレエやジャズ、ウエストアフリカンなど選択もしてました。 -エイリーにはどれくらい在籍してたんですか? 宮河 1年居ました。そのあとペリダンスに転校してそこでまた1年くらい勉強しました。その後ダンススペースでリリーステクニックなどを学びました。 -エイリーではサーティフィケイトを取得したんですか? 宮河 いや、僕はインデペンデントプログラムでしたからオープンみたいな感じですね。 -ペリとエイリーの違いを教えて下さい。 宮河 エイリーは黒人が多いし、上にカンパニーがあるし、規模が違うかもしれませんね。スクールショーもたくさんお客さん入ります。 今のペリスタジオは違うかもしれませんが、当時はそういった意味でエイリーは違いました。 -ペリではどれくらいクラスを受けてましたか? 宮河 1か月単位で消化するクラス数があって、その範囲内でバレエとかいろいろなクラスを受けてました。 -留学前に語学の勉強とかしましたか? 宮河 僕は一切しなかったですねぇ~w 本では勉強しました(笑) ただ白タクに乗ってはいけないとガイドブックに書かれてたにもかかわらず、空港着いて初っぱなから白タクに乗っちゃいました(笑) -どれくらいで語学には慣れましたか? 宮河 ニューヨークに行って2年後には現地のカンパニーで仕事してました。その頃には慣れてましたかね?! それもアジア人のディレクターのカンパニーだったんで、外国人が多かったからコミュニケーションがとり易かったってのもあったと思います。 -エイリーに居た時とかはお友達とか出来ましたか? 宮河 チャヤさんに、セガワ・カンジさんを紹介していただいて、彼にお世話になりました。いろいろ勉強させてもらいました。 -エイリーとペリ、ダンススペースへ行って良かったと思うことを1つずつ教えていただけますか? 宮河 まずエイリーではアフリカンアメリカンの方々は技術以上の楽しむ精神、エモーションに触れて自分はこの世界が好きだなぁ~って思えたことですかね。最初にそこで学べたことに感謝ですかね♪自分自身の踊りも評価してくれて。これであぁ~いいんだ♪って思えたし、存在意義みたいのも若いうちに認めてもらえたのはよかったですね。 ペリはバレエやネオクラに近いダンスを間近で観れたり、イガール・ペリさんの作品に参加させてもらったり、ヨーロッパや海外から振付師を呼んでいろんな作品にふれられたのがすごく良かったです。 ダンススペースは床技だったり、リリース、即興、コンタクトインプロを教わりました。それが衝撃的で僕はハマってしまって、いまだにやってますね、人生の転機になりました。 -日本と海外のダンスの指導方法の違いがあったら教えて下さい。 宮河 やはりメソッドとかに沿って教えてるのが海外かもしれませんね。ホートンテクニック、グラハム、リモーン、リリーステクニックって。日本はメソッドってのがあまりないような気がします。 -学生時代の休みはどうしてましたか? 宮河 ホームパーティーに行ったり、公園に行ったりしてましたね♪ニューヨークのパーティー文化はいいですね、とても楽しいです。ワインとかを持って行くと料理をたくさん振る舞ってくれるんで(笑) -ニューヨークの学生の時の一番の思い出はなんですか? 宮河 僕は19歳で居たんですけど日本人の年上の人たちとつるんでて楽しかったですねぇ~日本人コミュニティーの中で世代を超えてぐっと仲良くなれたのは大きかったですね~旅先での出逢いみたいな感じですかね。 -留学中苦労した点とかありますか? 宮河 洗濯とか自炊は苦労しましたかね。あとテロの時にニューヨークに居ました。学校に行こうと思ったけど、テレビ付けたらえらいことになってて、外見たら煙が立ち込めてて、殺伐としてて、戦争モードになってましたね。戦車が出て、ライフルを持った人が居て人の目も血走ってて、そんな中で生活してたら、さすがにちょっと病みました。飛行機の音も嫌で。あれを聞くとドキドキしてパニックになりました。 あとは地下鉄でギャングの抗争に巻き込まれて横にいた人が撃たれたり、火花が見えて、パッと階段を見たら笑いながら撃たれて転がり落ちてたり、その時は固まってしまったけど必至で身を屈めました。あとマンションの下で人が撃たれて何か見ましたかって部屋にFBIが来た時はその人たちの体のデカさと怖さにまずビビりました黄色いテープDENGERで囲まれアパートから外を見ると野次馬がみんなギャングみたいに見えましたよ。身の危険は日々感じてました(笑) -アパートはご自身で探しましたか? 宮河 ルームメイトと探しました。でもみんな怖がっちゃって居なくなっちゃったんですよね。アパートの前の木にスニーカーがかかってるとドラッグディーラーさんの印らしいって聞いて、パッと外みたらウチのアパートの前の木におもいっきりスニーカーが引っ掛かってて「あ、やっぱりそうなんだ」って確信しました。(笑) でもそこ安かったから4年間住んでましたw -いつ頃からプロになろうと考えましたか? 宮河 ニューヨークに行ってからかなぁ~、それで食べていけるようになりたいとは思うようになったのは。ニューヨークに行って3カ月くらい経って、初めて受けたオーディションがギャップのコマーシャルで1500人の中から選ばれてそれで味をしめちゃったんですよね。プロのダンサーを目の前にしてダンスで仕事できたらいいなって思うようになりました。 -アメリカで様々なお仕事をされてましたが、日本での仕事と違いはありますか? 宮河 あまりないですかね、もう今は海外で活躍してたダンサーが日本でだいぶ活動してるから。意識レベルも差はないですかね。 -日本に戻って仕事をしようと思ったきっかけはなんですか? 宮河 海外に居ると戻るタイミングを失うんですよ。ずるずる暮らしてる人がけっこう居ると思うんです。なかなか帰れない。夢を叶える為に海外に行って、なかなか叶えられずに帰国しずらくなる。そんな中僕はノイズムに入いれたんで帰ってこれましたね。僕はずっと日本に憧れながら海外で暮らしてた感じですね。 -ヨーロッパのカンパニーには行こうとは思いませんでしたか? 宮河 そうですね、最初にみたのがアルビン・エイリーでエモーショナルだったからっていうのと。ヨーロッパは旅行では行ったけど、キリアンとかフォーサイスとかローザスとかは知らなかったから他に迷うことはなかったですね。 -今後どのような活動をお考えですか? 宮河 フリーになっていろんな出逢いが増えてて、今は教えとか振付が楽しいですね。舞台に立たないんだけど、表現者としていろんなダンスとの関わり方があっていいなぁ~って思ってますね。舞台人としてはまだ夢を諦めたくないので、ダンサーや俳優をしていきますけど。 -振付、指導で心がけていることがあったら教えて下さい。 宮河 楽しい作品を創りたいですね。単純に笑えるとかじゃなくて、演者が楽しめてるか、写真をパシャッと撮ってその笑顔が作り笑顔じゃなく本当に心から笑えてるか、そういう空間を作りたいですね。 -これからプロを目指すダンサーに一言お願いします。 宮河 日本でプロになれるはごくごくわずかですよね、海外はもっとチャンスや仕事がありますが、是非日本のダンス界を盛り上げてほしいですって自分も頑張りますが(笑) -留学をする人が居たらアドバイスをお願いします。 ある程度情報を収集して行った方がいいですね。あと語学はしっかりやった方がいいですね。喋る喋らないに関わらず、その土地の言葉が理解できたら留学は100倍くらい楽しいと思いますよ。僕はあまり喋れなかった方なんで、、、(笑) 本日は貴重なお時間をどうもありがとうございました。 http://aiichiro-miyagawa.com/

ダンス留学アンドビジョン【 vol.10. 2016-02-02 07:00:00】

,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, 【1】ごあいさつ&ご案内 ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ・*:..。o○☆*゜ 様 ゜*☆○o。..:*・ 明日は節分ですね♪ 今週も春/夏の講習会情報等お送りします♪ 是非、チェックしてみて下さい♪♪ こんにちは!アンドビジョンのです♪ ゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. 【2】講習会情報 ゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. ◆アントワープ王立バレエ学校サマーコース ベルギーの国際都市、アントワープで本格的なバレエ短期留学を! 数々の国際コンクールで受賞者を輩出してきた名門バレエスクールで行われる、夏期講習会。 良質なトレーニングで、あなたの資質を最大限に引き出します。 【期間】2016年8月20日〜8月27日 http://www.dance-abroad.com/major/6792-royal-ballet-school-antwerp-summer-program.html ◆ドレスデン国際バレエサマースクール 一夏を名門ドレスデン・パルッカ・ダンス大学でバレエを学び、未来をたぐりよせる。 ドイツの古典的な街並で知られるドレスデンの名門バレエスクールで開催される、2週間のサマースクール。 14歳から25歳のダンサーが、バレエを中心に技を磨きます。 【期間】2016年7月25日〜8月6日 http://www.dance-abroad.com/major/5908-international-ballet-summer-school-dresden.html ↑↑↑ 毎年人気の講習会です!! ◆セントラル・スクール・オブ・バレエ・ワークショップ イギリス屈指の総合的なバレエ学校で学ぶクラシックバレエ ロンドンのバレエ学校セントラル・スクール・オブ・バレエが開催する中級者向けの春・夏の講習会。1〜2週間のプログラムで、技術と表現力を身につけます。 【期間】春期講習:2016年4月4日〜4月8日 夏期講習:2016年8月1日〜8月13日(第一期:2016年8月1日〜8月6日/第二期:2016年8月8日〜8月13日) http://www.dance-abroad.com/major/6254-central-school-of-ballet-summer-course.html ◆キーロフ・バレエ・アカデミー夏期集中コース 夏休みを、米国ワシントンDCでバレエと国際的なダンス教育を身につけるためについやしてみませんか? アメリカ首都・ワシントンDC。素晴らしい教育施設があるこの国際都市で正統的なバレエを学びたい方、まずは夏の集中講座にチャレンジ! 【期間】2016年6月26日〜7月30日 http://www.dance-abroad.com/major/ballet/5902-kirov-academy-of-ballet-summer-intensive.html ◆ボリショイ・バレエ・アカデミー・サマーコース ロシアが世界に誇るクラシックバレエの伝統をニューヨークで学ぶ3〜6週間 ボリショイ・バレエ・アカデミーが主催するクラシックバレエの夏期講習会。 240年以上に渡る歴史を積み重ねてきた教育プログラムが高い芸術性を養います 【期間】◇バレエサマーコース 2016年6月27日〜8月5日 第1期:2016年6月27日〜7月15日 第2期:2016年7月18日〜8月5日 ※全期間のご参加が可能です。 ※1期間のみご参加の場合、修了パフォーマンスは、第2期のみ行われます。 ◇講師育成プログラム 2016年8月7日〜8月14日 ◇ジュニアコース 2016年7月11日〜7月22日 http://www.dance-abroad.com/major/6499-bolshoi-ballet-academy-summer-intensive.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ┏…┳…┳…┳━┳━┳∴★ ☆ :学:校:情:報: ☆ ★∴┻━┻━┻…┻…┻…┛ ◆ジョン・クランコ・バレエ・スクール 世界中から優秀な生徒が集まるバレエ学校、ジョン・クランコバレエスクール ドイツ南西部の街・シュトゥットガルトにある、シュトゥットガルト国立バレエ団付属のバレエ学校では、踊りに関する全ての教養を学ぶことが出来ます。 http://www.dance-abroad.com/country/5857-john-cranko-schule.html ◆サンフランシスコ・バレエ・スクール アメリカ最古のバレエスクールで、世界を舞台に活躍するダンサーを目指す! サンフランシスコ・バレエ・スクールでは、著名な教授陣による質の高いレッスンが、世界に通用するダンサーを育てます。 http://www.dance-abroad.com/major/5879-san-francisco-ballet-school.html ↑↑↑ ビデオオーディション締切り間近!! ◆オクラホマシティ大学アン・レイシー・スクール・オブ・アメリカン・ダンス ザッツエンタテインメント!ピュアにアメリカのエンタメを学べるオクラホマの大学です! タップ、ジャズ、ミュージカルー「アメリカンダンス」に特化した学校でアメリカエンタメ業界を学び、ダンサーとして、業界人としてスターダムを目指す。 http://www.dance-abroad.com/major/6689-oklahoma-city-university-ann-lacy-school-of-american-dance.html ↑↑↑ ビデオオーディションもございます♪♪ ◆ロンドン・スタジオ・センター 文化発信地・ノースロンドンにある舞踊演劇学校で、プロとして活躍する道を見つける。 ミュージカルで、演劇で、バレエで…。世界中の舞台で活躍できる人材を育成出来る。 ロンドン・スタジオ・センターはそんな学校として、世界的に注目されています。 http://www.dance-abroad.com/major/5974-london-studio-centre.html ↑↑↑ ビデオオーディションもございます♪♪ 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ┏━□                                □━┓ ┃┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐┃ ┗┥■┝┥国┝┥内┝┥語┝┥学┝┥レ┝┥ッ┝┥ス┝┥ン┝┥情┝┥報┝┥■┝┛ └─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘└─┘ アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や 内容は、すべてあなたに合わせて、フレキシブルに更可能。 ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、 留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、 語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! □┓【5】編集後記/次回予告! ┗┛━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥☆ 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれた ら嬉しいです☆ 寒い日が続きますが、くれぐれもお身体冷やさず、 日々のお稽古頑張って下さい。 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.dance-abroad.com/ 。  鬼はソトォ〜〜 。゜  \   ∧_∧     ∩(∀` )    ヽ[工]⊂)     |ヽ |     (_(_) 福はウチィ〜〜 。        ゜。   ∧_∧  /  (´∀`)∩  (つ[工]ノ  | / |  (_)_) ######################################### 次回のメルマガは、 2月16日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

プライベートレッスン

自分だけの短期留学をオーダーするなら、アンドビジョンの「特別留学プログラム」。
アンドビジョンが提携している500名以上の音大教授やプロミュージシャンのなかから、あなたが選んだ先生にレッスンをしてもらえる、というのがアンドビジョン特別留学プログラムです。提携している先生方の中には、ウィーンフィルの現役メンバーや元メンバー、ウィーン国立音楽大やベルリン芸術大学の著名教授、CDでお馴染みのジャズミュージシャンたちの名前も。一週間単位で申し込めるので、自分の予定に合わせて留学計画を立てられます。また、世界各国に先生がいるので、滞在先を優先して決めることも可能。レッスンのレベルは入門レベルからプロレベルまであり、音大受験準備やコンクールの準備のための特別レッスンをしてくれる先生方も多くいます。そして、うれしいことに、このプログラムには基本的にオーディションも書類選考もありません。つまり、決めた先生に確実に習うことができ、さらに、例えば1週間ごとに先生を替えて、いろいろな先生に習ってみるということも(事前のスケジュール調整さえうまくいけば)できるのです。アンドビジョン特別留学プログラムは、まさにオーダーメイドの短期留学です。
*オーディションや受講資格に制限のある先生もいますので、受講資格の詳細は各コースをご覧ください。
プライベートレッスン

1.プライベートが基本だから、レッスン密度が濃い。
アンドビジョン特別留学プログラムは、1対1のプライベートレッスン。だから、レッスンの自由度が高く、しかも、じっくりと教えてもらえます。聴講生がいないので、周囲が気にならず、精神集中もバッチリ。先生の人柄や音楽性もよくわかるから、長期留学に備えて先生探しをしたい方にも、おすすめです。

2.ほとんどの都市で通訳がつけられます。
レッスン地が都市部であれば、日本語通訳をつけることが、ほとんどの場合で可能です。音楽用語に精通し、芸術的なニュアンスまで的確に伝えることのできる専門の通訳者を、アンドビジョンが手配します。
*通訳を手配できない地域もありますので事前にお問い合わせください。
*地方の場合は、通訳による出張で対応可能なことがあります。

3.講習会や音楽学校の短期コースと組み合わせて、一気に実力アップ!
特別留学プログラムは、自分の予定に合わせてスケジュールを決められるから、講習会や音楽学校の授業と日時を合わせることも簡単。1回の海外滞在で、講習会・音楽学校と、特別留学プログラムのダブルレッスン。一気に、成果が上がります。

4.仲間で一緒に申し込めば、アットホームなマスタークラスに。
グループで申し込めば、仲間たちのレッスンも聴講できるマスタークラス形式に変更可能。気心の知れた仲間と一緒ならリラックスして教われる上、聴講した分、より多くを学べます。

語学+音楽が、人気上昇中!
海外で、音楽と語学を両方学んでしまおうという、一石二鳥の短期留学が最近の人気。音楽学校の短期コースと、語学学校の両方に通うのが一般的な方法です。また、語学の講座が最初からカリキュラムに組み込まれた音楽コースなどもあり。講習会と語学学校の両方、というのも大体の場合できます。音大・音楽院教授や著名なミュージシャンレベルの先生に教わりながら、語学も、という方には、アンドビジョンの「特別留学プログラム」と語学学校の組み合わせが最適。

≪ウィーン冬期体験談も掲載!≫音楽留学のよくある質問集Vol.1

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*    __c0__様、こんばんは! 5月も終盤!寒暖の差が激しいですが、 元気に乗り切りましょう♪ *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *========*========*=======* 【新連載♪音楽留学Q&A】 本日より新しい連載スタートです!その名も、音楽留学Q&A! 皆さんからよくいただく質問に、音楽留学のプロフェッショナルであるアンドビジョン(のメルマガ担当)が、ずばすばっとお答えします☆ *========*========*=======* 【無料カウンセリング受付中♪】 個別にいろいろと質問してみたい…という方はぜひ!アンドビジョンの無料カウンセリングもご利用ください☆遠方の方は電話カウンセリングもできますよ!ご予約は【こちら】から! https://www.andvision.net/counseling.html ■━━━━――――――――――――━━━━━━■  【1】留学するのに、語学が出来なくちゃダメ? ■━━━━――――――――――――━━━━━━■ 大丈夫です!!語学力がなくても留学はできます(断言)。 もちろん、長期留学の際には語学力が必要な場合もありますし、出来るに越したことはないですよね。でも短期留学の場合、例えばレッスンに通訳を付けたりすることもできますし、海外が初めて!という方でも安心してご参加いただけるよう出発前に説明会をさせていただいたり…♪なので、語学に自信がないからといって、留学を諦めないで下さい!留学できます! ■━━━━――――――――――――━━━━━━■  【2】留学って、どのくらいお金かかるの? ■━━━━――――――――――――━━━━━━■ 気になりますよね、お金事情。 正直なところ、行かれる期間やコース、プラン、学校などによっても大きく異なりますので、安いですよ~とは一概には言えません。でも、日本より学費が安い国も多いのは事実です!また、何より、留学で得られるものは、お金に変えられないくらい大きいですよね。とはいえ、やっぱり気になるお金事情…詳しいお見積りなどもできますので、ぜひご相談下さい! *========*========*=======* 【こちらも新連載♪体験談特集】 アンドビジョンでは、留学した皆さんやプロの音楽家にアンケートやインタビューを実施して、体験談として公開しているんです!ご存知でしたか…?今週からは特集として、その貴重な体験談から1つずつ、ご紹介します! *========*========*=======* 【秋元 真理子さん/ ウィーン冬期音楽講習会】 年末年始のコースとして毎年大人気のウィーン冬期講習会にご参加いただいた秋元さんのインタビュー記事です!フルートと声楽、どちらのコースにもご参加されて、とても意欲的ですよね!有意義な後留学だったことが、インタビューからも伝わってきます。秋元さんにはアンドビジョン主催のコンサートにもご出演いただく予定です。今後のご活躍が楽しみですね♪ 体験談詳細は…≪こちら≫ https://www.andvision.net/interviews/testimonial/2052-vienna-master-class-in-winter-mariko-akimoto.html コース詳細は…≪こちら≫ https://www.andvision.net/major/1181-winter-music-course-in-vienna.html *========*========*=======* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 来週も音楽留学Q&A特集!皆さまからの質問も受付中です♪ *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

田端沙耶乃さん/ルチェッタ・ビッツィ先生(イタリア・パルマ)声楽プライベートレッスン

-氏名 田端沙耶乃 -専攻 声楽 -参加コース名 ルチェッタ・ビッツィ/イタリア・パルマ音楽院”アッリーゴ・ボーイト”元教授/声楽プライベートレッスン -参加期間 1週間程度 -今回ご留学なさってみていかがでしたか?全体的なご感想をお願いします。 人生で最も有意義な時間になりました。私は初めての海外かつ1人ということで、全部で9日間の旅程のご提案いただきました。数ヵ月後に控えた大学院の受験対策のために、私の先生の先生であるビッツィ先生のレッスンを受けるため、短期留学をしたのですが、想像以上の学びと素晴らしい人生経験を得ることが出来ました。 日本では体験できないような美しい場所、経験、はたまた現地での困難もきっと今後の人生や音楽生活に活かせるのではないかと思います。帰国して、少し成長した自分がいることに気づけました。留学を悩んでる方がいたら、その気持ちを大切にして、1歩踏み出してみてください。きっと素敵な世界と成長した自分に会えるはずです。 -特に印象に残ったことは何かありますか?(講習会、生活面などいろいろな点で) ビッツィ先生のレッスンで長年出来なかったところが出来るようになったこと。 語学学校での課外授業でバルサミコ酢工場にみんなで行ったこと。 ホームステイ先での会話やみんなでの食事。 -***レッスンについて*** -担当講師 ルチェッタ・ビッツィ先生 -1クラスの参加人数 1人 -レッスン回数 3回 -レッスンの進め方 発声、曲(3日間で6曲やりました) -講師・レッスンの印象(どんなレッスンでしたか?日本との違いなど) アドバイスが一気に沢山出るところが日本との違いかなと個人的に感じました。 また、私の苦手なところをどうやったら出来るようになるか、時間をかけて一緒に考えて下さりました。その結果、長年出来なかった場所が出来るようになり、嬉しくて号泣してしまい、先生も涙ぐまれており…イタリアに行ってよかったと心から思える印象的なレッスンになりました。 -通訳について(通訳はいてよかったですか?何か問題はありましたか?) 本当に素敵な通訳さんでした。1人で不安だったのを沢山寄り添ってくださりました。感謝の気持ちでいっぱいです。 -***宿泊施設について*** -宿泊形態 ホームステイ -良かった点 語学が以前よりも話せるようになった。優しく接してくださった。イタリア文化をたくさん紹介してくださった。 -悪かった点 本当に素敵なご家族だったので、ありません。 -***国や都市、滞在した街について*** -実際に行ってみて、この国や都市の印象はいかがでしたか?(治安面、交通面、街の人の印象など) 語学学校やホームステイ先で滞在したモデナ、治安良いと思います。お休みの日には中心街でメルカートが開かれ、お買い物も楽しかったです。街の人もみんな優しいです。 パルマ、駅前は治安が悪いので注意が必要だと思いました。(移民が多いです)中心街に行けば、観光客が多いのでそれほど危険を感じることは無かったです。 イタリアの電車内でアジア人女性1人だったからか、執拗に話しかけられて連絡先の交換を迫られたことが何回かありました。また、イタリアは電車がとても分かりづらいです。遅延は当たり前なので、1時間前行動を意識していました。ホームが直前に変更されたり、チケットの買い方(私はホームステイ先の方が教えてくださって、いつもオンラインで買っていました。)も事前に調べておくと良かったなと思いました。 -現地でのお食事はどうでしたか?(自炊、外食など) 朝、晩はホームステイ先の方がご馳走して下さりました。お昼は語学学校の友達とbarやpizzeria に行ったり楽しんでいました。 -留学して、ご自身が成長したと思う点や、変わった点などを教えてください。 帰国後すぐに日本の声楽の先生にお会いしたのですが、歌の世界観が広がってる!と褒めていただけました。イタリア語や世界がもっと身近に感じられたり、視野がぐっと広がったように感じます。 また、自分は精神面が強くないと思っていたので、現地での困難に直面して鍛えられたと思います。 -アンドビジョンのサービスは、いかがでしたか? 本当に非の打ち所がありません。 また機会がございましたらお願いしたいですし、留学を考えている友達にも勧めました。沢山お世話になりました。 -今後留学を考えている方に、アドバイスをお願いします。 まずは留学をしてみたいと思う気持ちを大切にしてください!次に、何のために何をしようかということを沢山考えてください。留学は楽しいだけではく、大変なこともありますが、かけがえの無い経験だと感じました。素敵な世界と成長した自分が待ってます。

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