星野奈菜美さん/ニース夏期国際音楽アカデミー

愛知県蒲郡市出身。名古屋芸術大学音楽学部演奏学科卒業。 大学からゴールデンプライズ賞を受賞。スタークラシックスアカデミア第2期生オーディションに合格。 愛知室内オーケストラと尾高尚忠フルート協奏曲Op.30bを共演。サントリーホールにて第81回TIAA全日本クラシックコンサートに出演、審査員賞を受賞。 第8回岐阜国際音楽コンクールフルート部門一般第1位。 第22回”万里の長城杯”国際音楽コンクール管楽器部門一般第2位。(1位なし)第27回ブルクハルト国際音楽コンクール管楽器部門一般審査員賞。 第30回全日本クラシック音楽コンクールフルート部門一般第5位。 第18回日本フルートコンヴェンションコンクールアンサンブル部門二重奏で金賞を受賞。これまでにフルートを高木直喜氏、磯貝俊幸氏、前田綾子氏、上野博昭氏に師事。 各地で演奏活動と講師活動を行っている。 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 星野さん:名古屋芸術大学を卒業して演奏活動とフルートの講師をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 星野さん:海外旅行には行きましたが、講習会は初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 星野さん:自分の演奏や教える方にも、新しい刺激がほしいと思って参加しました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 星野さん:ヴァンサン・リュカ先生のクラスが全体で9人内日本人が3人で、フィリップ・ベルノルド先生のクラスが全体で11人で内2人が日本人でした。韓国や台湾など半分くらいアジア人でした。 -先生はどんな人でしたか? 星野さん:リュカ先生は歌うことを重要視されていて、歌って、吹いて、歌って、吹いて、歌って、吹いて…練習曲を全部歌えるようにとおっしゃっていました。 ベルノルド先生は基礎練習をすごく大切にされていて、呼吸練習やスケールをしっかりやりました。 -教え方で印象に残っていることはありますか? 星野さん:どちらの先生も体の使い方、息がちゃんと吸えているかどうか、旋律を歌えているかを大切にされていて、楽器を持つ前の事が大切なんだなと感じました。自分の生徒さんへの指導でも、「ちょっと楽器を置いて歌ってみて」とか「しっかり息吸ってみて」と言ってみると生徒さんの音に変化が出ました。早速学んできたことを取り入れています。 -クラスメイトとは仲良くなりましたか? 星野さん:はい、すごく仲良くなって、お昼は学校のテラスで一緒に食べて、レッスンが終わってからも一緒に街に遊びに行きました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 星野さん:ヴァンサン・リュカ先生は朝9時から14時くらいまで一人45分のレッスンがありました。1週間で4回レッスンがありました。 ベルノルド先生は朝必ず基礎練習があって、その後一人30分のレッスンがありました。 9時から夕方16時、17時くらいまでありました。ベルノルド先生も全部で4回レッスンがありました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 星野さん:自分のレッスン以外は聴講や、他のクラスのレッスンを見に行ったり、練習したりしていました。レッスン後は観光にも行きました。 -NICE CLASSIC LIVEは観に行かれましたか? 星野さん:はい、野外のステージなんですけど、すごく綺麗で、風の音、鳥の声と演奏が一緒になってとても素敵でした。 -レッスンは何語で受けましたか? 星野さん:フランス語、英語で受けました。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 星野さん:ベルノルド先生の方で選んでいただき修了コンサートに参加させていただきました。 お客さんが海外の方なので、すごく反応がよくて、良かったです。お客さんもたくさん来てくれました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 星野さん:コンセルヴァトワールで練習室を使っていました。クーラーがないので暑かったです。窓を開けていると蚊が入ってくるので、虫よけがあればよかったかもしれません。 ほとんど聴講していたので、練習は多くて3時間ほどでした。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) 星野さん:スリにはあわず、町ゆく人が話しかけてくれて、明るくのんびりした雰囲気でとても過ごしやすかったです。 -どこか遊びに行ったところはありますか? 星野さん:ビーチや旧市街、マセナ広場に行きました。50種類くらいのジェラートがある、有名なジェラート屋さんがあって、そこに何回も通っていました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) 星野さん:1人部屋です。クーラーがないので暑かったですが、冷蔵庫がありシャワーもトイレも壊れていることもなく、困らずに使えました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 星野さん:歩いて行ったり、バスで行ったりしてました。坂の多い道なので歩くと大変でした。 バスは時間にもよりますが、歩いた方が早いときもあるので。 -コンセルヴァトワールのごはんはどうでしたか? 星野さん:すごく美味しかったです。野菜やフルーツの多い料理で美味しかったです。お米もあり、朝食のクロワッサンがとても美味しかったです。 -クラスメイトの方たちはどんな人でしたか? 星野さん:皆とても社交的でいい子ばかりでした。20歳前後の生徒が多かったです。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 星野さん:レッスンでも街でも言葉が理解できないことが多かったので英語をもっと勉強しておくと良かったなと思いました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 星野さん:全部なんですが… 先生がフランス語で音を言葉にして歌っている事とフランスで生活する中で聞くフランス語、フランス人が作った曲を演奏する上では現地で体感することは凄く貴重な経験だなと感じました。 とにかくすごく楽しかったです。みんなフレンドリーでいろんな国の人と交流できたことが楽しかったです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 星野さん:英語を勉強した方がいいと思います。日本人以外の人はほとんどみんな英語が話せました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 星野さん:演奏活動を増やしていき、オーケストラのオーディションも受けていこうと思います。 3月にリサイタルをやるんですけど、そこでは今回フランスで学んできた曲をやろうと思ってます。 -また今後海外の講習会に参加されてみたいですか? 星野さん:はい、いろんな国を見てみたいので、今度はドイツに行ってみたいです。

井上智さん/ジャズギタリスト/アメリカ・ニューヨーク

「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回はニューヨークでトッププレーヤーとしてご活躍中のジャズギタリスト/コンポーザーの井上智(イノウエサトシ)さんをゲストにインタビューさせていただきます。「ニューヨーク・ギタリストが歩む道」をテーマにお話しを伺ってみたいと思います(インタビュー:2005年9月)。

ー井上智さんプロフィールー

ジャズギタリスト井上智さん
井上智さん

神戸出身。同志社大学在学中から関西を中心にライブハウスやコンサートで活躍。1989年、ニューヨークへ渡りニュースクール大学ジャズ科でジム・ホールに学び音楽的・精神的に影響を受ける。同校卒業後、ニューヨーク市立大学院でロン・カーターに学ぶ。以後、ニューヨークのジャズシーンで、ジム・ホール、ジュニア・マンス、フランク・フォスター、バリー・ハリス、ジョン・ファディスなどのトップ・ミュージシャン達と共演。教則ビデオ「ジム・ホール/ジャズギター・マスタークラス」全三巻、「マジカル・ギター・テクニック/ビル・フリーゼル」の音楽監督を務める。現在、ニューヨークで最も注目されているギタリストの一人として活躍中。ニュースクール大学ジャズ科講師。ジャズライフ誌に「毎月増えるスタンダード」を好評連載中。現在までにリーダー・アルバムを 4枚発表。


—  最初に、音楽に興味をもったきっかけを教えていただいてよろしいですか?

井上 家に音楽が、レコードが普通にかかっていて、兄貴がフォークソングを聞いたり、親が音楽好きだったので普通に家に音楽が流れていたんですね。それで普通にレコードを聞いたりしていました。オルガンは習いに行っていたかな。ヤマハ教室に。そんなにまじめにやって無かったですけどね。

—  勉強みたいな感じでしたか?

井上 お習い事という感じ。子供の頃に。小学生三年の話ですね。すぐやめちゃったけど。

—  すぐやめちゃったんですか (笑)

井上 ほんま二、三年で辞めたかな。それから、高校行きだしたぐらいでやっぱりロックに目覚めたかな。親戚のいとこが同じ高校に行っていて、僕が一年の時、文化祭の体育館でロックバンドとして演奏したんです。それがすごくてがーんとショック受けて。それ結構大きいですよ(笑)。

—  本当ですか (笑)

井上 それで高校二年の時ロックバンドやりはじめたんです。

—  音楽に目覚めたけれど、井上さんは音大とかではなく、いわゆる総合大学に行っていますよね。

井上 同志社行きましたね。

—  その時は音楽のプロになる気だったのですか?

井上 全然、そんなまさに今自分がやっていることをやろうという計画は全然無くて。

—  本当ですか。

井上 なんか僕らの頃って、勉強させられてとりあえず大学行けみたいな感じあるじゃないですか。あまり将来の事考えずに。まあ行ってから考えろみたいな。で、同志社行ってそこで軽音楽同好会に入りました。そこでロックやりだして。

—  そこでもロックだったんですか?

井上 ロックですよ。

—  ずっとロックですね。

井上 ずっとロックです。ロックなんですよ。

—  それは面白いですね。

井上 面白くないですよ。昔はもう大体一緒。ロックからみな入ります。ロックギタリストが多かったんです。今はそんなにロックギターは人気ないかもしれないけど。その頃は若者がバンドやるし、ハードロックとか。まあぼくがやってたんはブログレ。

—  ブログレですか。

井上 ちょっとクラッシックも入ってたり、ジャズの要素も入ってたけどいろいろ面白い感じで。

—  なるほどなるほど。その時も作曲とかもされていたんですか?

井上 いや。してないですね。

—  じゃもう完全にコピーバンドという感じですか?

井上 コピーバンドですね。

—  でその後にずっとこうだんだんジャズに興味をもっていくと思うんですけど。

井上 ええ。それでなんか大学四年ぐらいの時かな。なんか音楽やりたいなというのがあって。

—  それは、プロとしてですか?
 

ニューヨーク・ジャズギター
音楽でささやく

井上 プロとしてです。普通に就職したくないなというか、反抗期がその頃から。なんか、ちょっとこのまま就職してはいかんのではないかなと思って。そして、まじめに音楽やギターをやってみたいなと思って。で、その頃にジャズスクールに行きだしのかな。

—  そうですか。

井上 なぜジャズスクールかというとやっぱりその頃クロスオーバーが、今でいうフュージョンかな。クロスオーバーが流行っていて、興味をもったんです。それは結局ロックとジャズのクロスオーバー、ロックとジャズのフュージョンだった。それで、これはちょっとジャズを勉強しなきゃ理解できないと思ったんです。京都のジャズスクールに行きだして、そうこうしているうちになんか演奏の仕事が入ったんですね。

—  いきなりですか。相当優秀ですね。

井上 とんでもないです。ジャズスクール一年くらい行って、その一緒に行っている人がキャバレーで演奏してて、ちょっとやると言うので僕が一緒について行ったら、君明日からおいでって他のバンドで言われてしまって。そのまま就職せずに大学は卒業してしまったみたいな感じですね(笑)。

—  就職活動もせずに。

井上 全然してないです。そのまま卒業してしまった。

—  その後、どのように渡米しようと思ったんですか?

井上 京都でいろいろライブハウスみたいなところでやったりしてて、まあジャズに、フュージョンよりもジャズそのものに興味を持ったんですね。まず25歳くらいのとき1ヶ月だけニューヨークにひたりに行ったんです。

—  音楽にひたりにですか?

井上 音楽にひたりに行ったんです。ジャズを聞こうということで友達と行きました。30日滞在のうち毎日毎日、よなよな出かけてのジャズ三昧でした。それはもうジャズクラブとかコンサートとかいろいろです。

—  毎日。30日間ですか?

井上 30日あったから、40回くらい聞きにいきましたね。昼間もライブ聞けたりするから。観光客ならではのパワーですね。

—  どうでした?その時。

井上 いやもうすごかったですよ、カルチャーショックが。結局外国も初めてだったからそういうのも全部含めて文化の違い、言語の違い、音もすごいし。

—  それはやっぱりもう自分には持ってないというものがやっぱりあったんですか?

井上 いやもうそれは全然持ってない。

—  なるほど。

井上 すばらしいプレイでしたね。

—  本当にそうですよね。すばらしいプレイヤーが目白押しでいますもんね。ニューヨークというところは。

井上 日常でやってますから。

—  なるほど。

井上 まあショックを受けて帰ってきたんですね。

—  その後どういうふうに?

井上 また関西でずっと演奏ライブやってましたね。また、ギター教えたりしながら。その後再度、ニューヨークに6ヶ月行ったんですよ。4年くらいたってからかな。

—  ずいぶん時間があいたんですね?

井上 そうですね。85年やったかな。日航機が落ちたときかな。阪神が優勝したときです。その頃だと思います。その時に当時の観光ビザで最高が6ヶ月だったかな。ちょっとまあ6ヶ月だから生活になりますよね。

—  ええそうですね。

ニューヨークでひた走るジャズギタリスト
ニューヨークでひた走るジャズギタリスト

井上 その6ヶ月でまたいろんなハプニングがあったというか。1回目行ったときはわりと聞くばっかりだったけど、2回目は実際、ブルーノートで演奏する機会とかあったんです。

—  へえー。

井上 ストリートミュージシャンをやったり。ブルーノートにちょっと日本人フェスティバルみたいなのやっていたり、ハーレム行ったり、いろんなところで演奏で花開いたというか。

—  それはどうやってこう、なんと言うんですかね。自分を…

井上 売り込んでいったかということですか?それはもうジャムセッションとかありますから。当時ブルーノートのジャムセッションに入っていましたしね。特に楽器を持ってジャズをやる、そういう場所が今でもありますけども、今より多かったかもしれませんね。そういう所に行くと同じ志の人達が集まっているわけですよね。世界中から。で、いろいろ情報交換して、そしてまた仕事でギターが要るからお前やれとか、そういうことが結構ありました。それでなんか俺ひょっとしたらニューヨークでいけるかも。なんかいけんじゃないかな、みたいな、そういう幻想をいだかせてくれたというか。

—  へえー。すごい。

井上 ラッキーだったんです。

—  ラッキーだったんですか?

井上 はじめに一ヶ月行ったときの下見があったから立ち回りもよくて、それなりにできましたしね。最初の1ヶ月、その後の6ヶ月のニューヨーク滞在の間に京都で自分でも演奏していましたからね。

—  それをニューヨークで再現ですか?

井上 ニューヨークで通用したこともあるし、通用しなかったこともある。まあそれでもいろいろ演奏の機会はあったんですね。

—  それで音楽でいけるなというふうに思ったんですね?

井上 通用するというか、まあ、ここで何とかアルバイトしたりとか、何とかなるんじゃないかみたいな感覚でしたね。生活して音楽勉強していくことが出来るんじゃないかみたいに思っていました。ただ、6ヶ月行って帰って来た時は、そんな計画は無くて、またやっぱり行きたいなというだけでしたけど。

—  そうなんですか?

井上 ニューヨークで生活しようなんか、そういう発想はなかった。

—  そうなんですか。

井上 ただ6ヶ月行って、なんとかなりそうなんかな、とかそんな気がしたんですね。そしてその後やっぱり関西に戻って演奏してました。しばらくして、もう一度、行こう。アメリカに行くなら今のうちだぞ、みたいな。どんどんいろいろ関係が出来てきてだんだん動きにくくなってくるでしょ。若いうちかなということで。

—  渡米をしたいと決めたのはどんなことですか?

井上 やっぱり6ヶ月のニューヨーク滞在がすごい自分の中にあったんやろうね。そこでいろいろな何かがパンと開いたんです。チャクラが開いたというか。やっぱり自分を鍛えたいというか、多分6ヶ月いたときに、短期間の6ヶ月しかいないというふうに自分で決めているから、すごい自分で動き回ったんだと思う。

—  生活でだらだらするのではなくて、音楽活動することを決めているから。もうがーんと来たわけですね。

井上 さあ行くぞ。やるぞ。みたいな。気合が入ってたんでしょうね。結局そういう新しい自分を見たのもあったのかもしれん。自分で自分に驚いたというか。自分がそういう環境にあると頑張る。ニューヨークで頑張る。ちょっと逆境といったらおかしいけど、言葉もそんなに流暢に通じるわけじゃないし。そういうところに自分を置くと、逆にこう頑張るというのがあるのかみたいな。そういう性格というかね。そんなこともあって、ニューヨークにもう一回行きたいというのは持ってたわけです。行くのだったらはやめに2、3年行って勉強して、帰って来ると。2年という事やったんだけど、これが今引き継いで16年(笑)

—  なるほど。最初は音楽学校に行かれたんですか。

井上 いや。それが行ってないんですよ。

—  音楽学校に行ってないのですか?

井上 行ってない。一年くらいは。ビザが丁度、切れる頃にやっぱりこれは音楽学校でビザ出してもらおうかということになって、ニュースクールに行ったのですね。

—  ジャズを学ぶには非常にいい学校ですよね。

井上 ビザだけのためにいったんですよ(笑)。

—  ビザだけのためとは思えない位、いい学校ですけどね。

井上 僕も良く知らないから(笑)。行ったらとても良かったですね。それでこれはもう卒業しようと思いました。

—  そこで恩師に会われたわけですか?
 

ジムホールと井上さん
ジムホールと井上さん

井上 そこで恩師に会いました。ジムホール大先生に。

—  なるほど。そうやって、だんだんアメリカ人を中心に外国人と演奏活動を主にやり始めるわけですよね。日本人と演奏する場合と、外国人と演奏する場合の違いはありますか?

井上 あんまり違いないですよ。

—  ないんですか?

井上 ない。相手が日本人だったら日本語でコミュニケーションするだろうし、アメリカ人だったら英語でする。それだけの違い。

—  ニューヨークに住んで、一番受ける音楽的な影響というのはどういうものでしたか?

ジムホールと井上さんの打ち合わせ
恩師ジムホールとの打ち合わせ

井上 いい影響も悪い影響もあるでしょうね。都会ですから。結局たくさんミュージシャンが集まっている所でやるわけですよね。他の分野のアーティストも含めて、結局層が厚い。たくさんのミュージシャンが切磋琢磨しておる。となるといろんな所でいろんなミュージシャンがいて、又レベルも高いし。まあ低い人もいるんですけれども、結局上から下までのレンジが広い。層もジャンルも。本当にそこらじゅうで日常に音楽が溢れているというかね。だからそういうところに自分を置くことによって、自分で自分のケツをたたくことが出来るかなみたいな。もともとレイジーな性格ですから。それに、学校に行って、ジャズギターだけでなく総合的な音楽の歴史とか、理論もそうですけれども勉強しなさいと言われないとしない科目ってありますよね。例えばコンポジション(作曲)だったり、イヤートレーニングだったり、ミュージックヒストリー、ジャズヒストリー、アンサンブル、アレンジメント、編曲ですね、そのような科目も良かったですね。ジムホールとかそういういい先生に出会えたというのも、ニューヨークでないと実現しない影響というのでしょうか。それと、もっと練習しないといかんなみたいな(笑)。

—  ニューヨークに行くミュージシャンの方はもっと練習しなきゃいけないと思うようですね。

井上 なんかミュージシャンは一日じゅう音楽の話をしてるみたいなところがある。人のライブ聞きに行ったりとか、自分で演奏したり。歴史的にジャズの大きなムーブメントが起こった町ですからね。そういうのが残っているんでしょうかね。雰囲気、空気がね、ジャズの。

—  日本にいたら受けにくい刺激ということはあるのでしょうか?

井上 わかりやすい話で言えば、アメリカ人がお琴を学ぼうとしたら、たぶん日本に行くみたいな。アメリカでも邦楽は学べるやろうけど、日本にいったらその周りにある文化や背景や歴史もね。

—  なるほど。文化とか言葉とかそういうもの全部すべてを一緒に学びに行かないと分からないということですもんね。

井上 そうですね、ジャズの場合アメリカで生まれた音楽ですし、まあ層が厚いですよね。層が厚いというかほんと豊富ですよね。そこらへんにあるわけだから。そういうところにミュージシャンが集まるし、世界から集まってくるし、そこでこう刺激を受けるんかな。

—  一番影響を受けたのはジムホールですか?

井上 いやもうジムホールのレッスンは目からうろこですね。もともと自分がジャズ、やりだすようなきっかけになった人ですから。

—  井上さんは、音楽というもので自分を見出していったと思いますが、その音楽やジャズというのは井上さんにとって何でしょうか?
 

ニューヨーク・ジャズギター
さまざまな思いを胸に。

井上 自己表現の手段。自己表現の手段やし、それはまた自分が演奏したり作曲したり演奏する時にミュージシャン、他のミュージシャンと美の追求を楽しむというか、何かを作りまたオーディエンスとも一緒に作り上げるという楽しみでもありますよね。いまや自分にとってそれが生活の糧でもありますけど(笑)。

—  そうですよね。

井上 そうはいっても結局、音楽に出会えてよかったと思いますね。ジャズに出会えて。

—  音楽は言葉で言えるようなことではなく、お客さんに聞いていただいて、こういうことを自己表現したいんだなというふうに分かって欲しいということですよね。

井上 そうですね。結局メッセージがあっても音で伝えるわけですから。小説家は小説で表現するし、ミュージシャンは音楽で表現するんですね。

—  一流のプロになられて、今後の人生まだまだありますけれどもどういうような夢をもっていらっしゃいますか?

井上 ミュージシャンとして、ギタリストとしてもっともっと成長したいですね。あと作品発表したいし、アルバムも作りたい。今の自分のバンドでもっと活動したいですね。

—  なるほど。海外でミュージシャンをやって活躍する秘訣、成功する秘訣ってあるとお考えですか?

ニューヨーク・ジャズギター
ジャズギターにかける思い。

井上 成功する秘訣があったら教えて欲しい(笑)。まあ自分がやっている経験から言うと、そうですね、いいものをよい形でプレゼンし続けたらいいんじゃないですかね。結構、日本でもそうだと思いますけど、頑張るというか、すぐ結果は出ないけども、やっぱり長く続けることじゃないですか。長く長く続けられるような環境に自分を置くことが大事ですね。あとやっぱり、実力社会でははったりのないところでの実力がいるし、また一人だけでは音楽はできないので人間関係もあるし、そのへんをクリアしつつ、自分を積極的に動かす。特にニューヨークなんかでは積極的に動けば割とレスポンスがあると思います。なんかいっぱい若い人が来て、まあ僕もまだまだ若いと思っているんですけど、いっぱい20代の人が来て良く相談や、ギター教えてくれとか来るんですけどね。でも頑張って自分の殻打ち破ってそこに行こうという人はやっぱり、そういうパワーを逆に俺がもらっている気がする。友達ばかりで集まってしまってなんかするんじゃなくて、知らない人とも出会って新しいネットワーク作ったりすると良いでしょう。

—  なるほど

井上 やっぱりニューヨークは人に会う場所でありますよね。僕も学校に行ってよかったのは、同じような事考えているいろんな人に会うことでしたね。

—  なおかつその学校以外でもいろいろな所にジャムに行ったりですよね。

井上 そう。ジャムに行ったりとかね。学校に行っていると、まあ忙しいですけどね。宿題とか。それに、秘訣というのは多分自分のスペシャリティーというのを知ったらいいんやろうね。

—  スペシャリティー?

井上 自分しかないこととか、自分の切り口といったらおかしいけど、そういうのあるでしょ?

—  他のミュージシャンと差別化するということですか?

井上 差別化というかミュージシャンだけではなく、例えば自分が映像の得意なミュージシャンだったらそういう切り口とか流れとか、コンピューターの操作が得意とかそういう自分のスペシャリティーを何かみせれるということだと思います。

—  海外で勉強したい留学をしたい、短期も長期もいらっしゃると思うんですけど、そういう方に何かアドバイスみたいなものがあれば教えていただいてよろしいですか?

井上 すごい応援しますよね。やっぱりいいことだと思います。見聞を広めて。アドバイスとしては、その留学する国の言葉を事前に出来る限り勉強しておくと、時間的に得なんじゃないかな。行ってからね。英語だけを学びに行く人は英語を学ぶだけでいいのかもしれませんが、音楽を学びにいく人でも英語はいるわけだし、例えばクラシック音楽をドイツに学びに行くのであればドイツ語をしゃべったほうがいいだろうし。言葉でコミュニケートするわけだから。それが苦手で引っ込み思案になりたくないよね。それに出来が悪くてもやたら先生に食ってかかるとか。お前もういいというような(笑)。日本の子はおとなしく聞いてる。まあ今の日本知らんけども、やっぱりクラスルームをアクティブにしたほうが先生も喜ぶし。意味の無い質問することは無いけど、やっぱりなんか食い込んだほうがいいんですよね、アメリカの学校は。

—  日本人って授業では結構おとなしいですか?

井上 かもしれませんね。

—  言葉ももちろん出来ないでしょうし。

井上 相手が私のこと見てくれないの。みたいに待っている場合があるから。待ったら駄目ですね。

—  実際井上さんもニュースクールで教えている立場としてそういうことを感じるということですね。

井上 そうですね。やっぱりインパクトを先生に残す生徒はなんとなく分かりますよね。気合出しているなと。

—  そうするとやっぱりこいつはかわいがってやろうと。

井上 かわいがってやろうかというか、まあなんでしょうね。やっぱりインパクト残したほうが得やろうね。何かとね。

—  そうですよね。頭に残りますもんね単純に。

井上 先生もうれしいしね。

—  やっぱりうれしいですか?

井上 そりゃやっぱり授業終わって話しかけてきてくれるとね、質問とか。

—  いわば質問はどんどんしたほうがいいと言うことですよね。意味の無い質問は先ほど言ったように止めた方がいいでしょうけど。

井上 質問だけじゃなくて積極的に参加するとかね。クラスルームをアクティブにすることが大事ですね。

—  わかりました。本日はありがとうございました。

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【井上智カルテット~メロディック・コンポジションズ・ツアー 2007】

6月11日(月)京都:ルクラブ 075-211-5800
6月12日(火)神戸:サテンドール 078-242-0100
6月13日(水)大阪:ロイヤルホース 06-6312-8958
6月14日(木)石川:西田幾多郎記念哲学館 076-283-6600
6月15日(金)福井:響きのホール  0776-30-6677
6月16日(土)鈴鹿:どじはうす 0593-83-5454
6月18日(月)今治:ジャズタウン・プレイベント 会場ジャムサウンズ 0898-33-3023
6月20日(水)大分:ネイマ 097-567-1517
6月21日(木)熊本:エスキーナ・コパ 096-322-5353 
6月22日(金)宮崎:Cafe B-flat 0985-28-8456
6月23日(土)東京:金魚坂  03-3815-7088予約制 
6月24日(日)甲府:コットンクラブ 055-233-0008
6月25日(月)東京:Body&Soul 03-5466-3348
6月26日(火)舞浜:イクスピアリ 047-305-5700
尚、詳しい時間や料金などは各会場に直接、お問い合わせ下さい。
ツアー全体のお問い合わせはS&J ASSOCIATES(076)222-5960

 

ドイツ連邦共和国

ドイツ国旗ドイツは絵葉書のような町並み、収穫祭や、豊富な芸術や文化、緑深い森林、古城や、ワイン、ビールといった楽しみにあふれている国。オランダ、ベルギー、 ルクセンブルク、フランス、スイス、オーストリア、チェコ、ポーランド、デンマークの9カ国と見える国境に囲まれた、ヨーロッパの中心といえるこの国の歴 史は、いまだに発展を続けている。街ごとに違う表情を見せるドイツは街めぐり、街道めぐりに人気がある。

基本情報
正式国名&英語表記 ドイツ連邦共和国 Federal Republic of Germany
首都 ベルリン
面積 35.7万km2(日本の約94%)
人口 8,254万人(2003年)、人口密度約230人/km2(独連邦統計庁)
人種 ゲルマン系を主体とするドイツ民族(在留外国人数約730万人)
言語 ドイツ語
宗教 新教約2,800万人、旧教約2,700万人(独連邦政府新聞情報庁)
通貨 ユーロ
為替レート 1ユーロ=約135.8円(2005年5月29日)
紙幣 5、10、20、50、100、200、500ユーロの七種類
硬貨 1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの八種類(1ユーロは100セント)
電圧 230V、50HZ
時差 マイナス8時間。サマータイム実施期間はマイナス7時間。サマータイムの実施期間は、3月の最終日曜AM2:00〜10月の最終日曜AM2:00。
祝日 1/1 元日Neujahr、*1/6 三王来朝Heilige Drei Koenige、●3/25聖金曜日Karfreitag、●3/27 復活祭Ostern、●3/28 復活祭翌日の月曜日Ostermontag、5/1 メーデーMaifeiertag、●5/5 キリスト昇天祭Christi Himmelfahrt、●5/15 聖霊降臨祭Pfingsten、●5/16 聖霊降臨祭翌日の月曜日Pfingstmontag、●*5/25 聖体節Fronleichnam、*8/15 マリア昇天祭Maria Himmelfahrt、10/3 ドイツ統一の日Tag der Deutschen Einheit、*10/31 宗教改革記念日Reformationstag、*11/1 諸聖人の日(万聖節)Allerheiligen、●*11/16 贖罪の日 Busstag、12/8 聖母無垢受胎際、12/25、26 クリスマスWeihnachtstag
●=移動祝祭日
*印は祝祭日とならない州もあります。
在留邦人数 27,810人(2002年10月)
電話国番号 49
緊急電話番号 警察110・救急車/消防署112

物価
ドイツではお金がなくなるのが早い。節約しようと心がければ、なんとか過ごせるが、食費は最低でも8ユーロから最高30ユーロ程度。食料品に関しては日本よりも安めのようだ。宿泊は安いところは15ユーロから高いところは200ユーロ以上と幅広い。観光地では特に物価が高く設定されているので、生活する場合はスーパーなどで安く上げるのがコツ。
一人当たりGDP
26,760ユーロ(2003年、連邦統計庁)
経済成長率
1.6%(2004年、連邦統計)
主要貿易品目
(1)主要輸出品:自動車、機械製作機、化学製品、医薬品
(2)主要輸入品:化学製品、電機工学製品、自動車
主要貿易相手国 (1)輸出 EU55.2%(2003年)16位:日本(1.81%)
1位仏(10.6%)、2位米(9.3%)、3位英(8.4%)
(2)輸入 EU52.2%(2003年)9位:日本(3.6%)
1位仏(9.2%)、2位オランダ(8.3%)、3位米(7.3%)

気候
ドイツの気候は比較的温暖で、北海道に似たような感じ。四季の区別がはっきりしている。夏場は暑いと30度を超えることもあるが、天気の悪い日には気温がかなり下がるので、対応できるように羽織れるものが必要。地域にも夜が、冬はかなり冷え込み、雪もよく降る。氷点下まで下がることも多いので、防寒対策はしっかりとしておこう。
現在の天気
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ビザ

2000年12月15日より、日本国籍者は、いかなる目的でも日本でビザを取得する必要はありません。ドイツに入国後、直接、滞在地の外人局で、滞在許可を申請することになります(ワ−キングホリデ−と外交官の私的使用人は除く)。

だたし、現地外国人局が日本でビザを取得してくるよう求めている場合やこちらで申請せざるを得な い特別な理由がある場合は事情を検討した上で例外的に大使館で申請します。日本でビザを取得した場合は、90日間有効で、一回のみ入 国できます。入国後速やかに滞在許可に書き換える申請をしなければなりません。

パスポート 帰国日まで有効なものを持っていることが条件

大使館などの在日政府機関
ドイツ連邦共和国大使館 Embassy of the Federal Republic of Germany in Japan
〒106-0047 港区南麻布4丁目5-10
Tel:03-5791-7700
在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 Consulate-General of the Federal Republic of Germany in Osaka-Kobe
〒531-6035 大阪市北区大淀中1丁目1-88 梅田スカイビル東楝35階
Tel: 06-6440-5070
在札幌ドイツ連邦共和国名誉領事館 Honorary Consulate of the Federal Republic of Germany in Sapporo
〒060-8677 札幌市中央区大通東1丁目2番地 北海道電力(株)
Tel: 011-251-1111
在仙台ドイツ名誉領事館 Honorary Consulate of the Federal Republic of Germany in Sendai
〒983-8622 仙台市宮城野区榴岡(ツツジガオカ)4-1-4、(株)ユアテック内
Tel: 022-791-8042
在名古屋ドイツ連邦共和国名誉領事館 Honorary Consulate of the Federal Republic of Germany in Nagoya
〒461-8680 名古屋市東区東新町1番地 中部電力(株)
Tel: 052-951-8211
在神戸ドイツ連邦共和国名誉領事館 Honorary Consulate of the Republic of Germany in Kobe
〒651-0087 神戸市中央区御幸通8−1−6 神戸日独協会事務所内
Tel: 078-230-8150
在広島ドイツ名誉領事館 Honorary Consulate of the Federal Republic of Germany in Hiroshima
〒730-8610 広島市中区東千田町2-9-29、広島電通(株)内
Tel: 082-242-3511
在福岡ドイツ名誉領事館 Honorary Consulate of the Federal Republic of Germany in Fukuoka
〒812-8707 福岡市博多区千代1-17-1、西部ガス内
Tel: 092-633-2211
ドイツ政府観光局 〒107-0052
東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館4階
電話03-3586-5046(テープ案内)
月曜‐金曜 13時‐17時(ただしご質問等の受付は16時までとさせていただきます)
土・日・日本の祝祭日、5月1日、10月3日、12月25日はお休み。

現地日本大使館
在ドイツ大使館 Germany
Botschaft von Japan
Hiroshimastr.6, 10785 Berlin, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-30) 210940 Fax: (49-30) 21094222
在デュッセルドルフ総領事館 Dusseldorf
Japanisches Generalkonsulat
Immermannstr. 45, 40210 Dusseldorf, c/o Deutsch-Japanisches Center, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-211) 164820 Fax: (49-211) 357650
在ハンブルグ総領事館 Hamburg
Japanisches Generalkonsulat
Rathausmarkt 5, 20095 Hamburg, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-40) 3330170 Fax: (49-40) 30399915
在フランクフルト総領事館 Frankfurt
Japanisches Generalkonsulat
Taunustor2 23. OG, 60311 Frankfurt am Main, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-69) 2385730 Fax: (49-69) 230531
在ミュンヘン総領事館 Munchen
Japanisches Generalkonsulat
Karl-Scharnagl-Ring 7 80539 Muenchen, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-89) 4176040 Fax: (49-89) 47-05-710

ダンス留学アメリカ特集 vol.17. 2014-12-10 04:00:00

☆彡☆彡━━━━━━━━━━ 【1】ごあいさつ&ご案内 ━━━━━━━━━━━━☆彡☆彡 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ 早くも師走に入ってしまいましたねぇ〜w 皆様いかがお過ごしですかぁ〜?! *・。*・。*・。*・。 【2】講習会情報 *・。*・。*・。*・。 今週も、アメリカの夏期講習会情報をお届けします☆ ◆キーロフ・バレエ・アカデミー夏期集中コース 夏休みを、米国ワシントンDCでバレエと国際的なダンス教育を身につけるためについやしてみませんか? アメリカ首都・ワシントンDC。素晴らしい教育施設があるこの国際都市で正統的なバレエを学びたい方、まずは夏の集中講座にチャレンジ! 【期間】2015年6月28日〜8月1日 http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5902-kirov-academy-of-ballet-summer-intensive.html ◆◆ジョフリー・バレエ・スクール・サマーコース アメリカ屈指の有名スクールで学ぶクラシックバレエとコンテンポラリーダンス ジョフリー・バレエスクールがニューヨークやサンフランシスコなど全米各地で開く夏期集中講座。 【期間】2015年6月8日〜8月28日 http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/6432-joffrey-ballet-school-summer-intensives.html ‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴ 【3】学校情報 ‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴ ◆ジョフリー・バレエ・スクール/Joffrey Ballet School ニューヨークの名門ジョフリー・バレエ・スクールで、一流のテクニックを学ぶ! 名門バレエ学校「ジョフリー・バレエ・スクール」では、ニューヨークの素晴らしい環境の中、国際的感覚とダンステクニックを開花させる事が出来ます! http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5918-joffrey-ballet-school.html ◆◆キーロフ・アカデミー・オブ・バレエ/Kirov Academy of Ballet アメリカの首都、そして世界的に重要な都市ワシントンDCで、世界に通用するバレエダンサーになる。 アメリカの政治中枢がある国際都市、ワシントンDC。 素晴らしい教育システムと文化支援があるこの街にクラシックバレエをしっかり学べる学校があります。 http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5897-kirov-academy-of-ballet.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛ \\国内語学レッスン情報// ┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛┘┛ アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん 各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、 フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、 留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【5】海外オーディション情報 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ あの偉大なる振付家ピナ・バウシュが芸術監督として率いていたヴッパタール舞踊団の 2015/2016シーズンのダンサーオーディションがヴッパータールにて開催されます。 参加申込み1次締め切りが2014年12月31日です。 たくさんのお申込みお待ちしております♪♪ http://www.dance-abroad.com/order.html ・‥…━━━☆・‥…━━━☆  【6】編集後記/次回予告 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 【名古屋・大阪】説明会も開催!! 【名古屋会場】 ◆日時:1月10日(土)10〜20時予定 ※完全予約制/個別相談会 ◆会場 名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室 〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号 ※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度 -------------------------------------------- 【大阪会場】 ◆日時:1月11日(日)10〜20時予定 ※完全予約制/個別相談会 ◆会場 ドーンセンター 4階 小会議室 〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ※京阪「天満橋」駅より約350m ※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m ※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m -------------------------------------------- 説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.dance-abroad.com/ それでは、また次回ぃ〜☆  次回のメルマガは、 12月24日(水)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

【連載中!長期留学のコツが満載!】音楽留学メールマガジン≪長期留学特集Vol.3≫

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! 連休はいかがお過ごしでしたか?? 私は音楽三昧な連休でした!(笑) ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ 【連載中♪】長期留学の準備とは…? 長期留学の準備のお話、今日は第3回目! 今回は具体的な【受験準備】編です♪ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【No.3 受験準備】 さぁ無事に師事したい先生も決まり、 事前レッスンも受け、先生とのコネクションもばっちり♪ となると、次にするのは…実際の受験準備ですね。 ◆そもそもどうやって入試を受けるの? ◆願書は?語学規定は?課題曲は? ◆出願締切りはいつ?オーディションはいつ? この【受験準備】の工程も、実はけっこう厄介なんです。 出願締切りも、提出書類も、語学規定も、 学校によっても、受験するコースによっても全然違います。 1つ書類が足りなかっただけで、 受験ができなかった…なんてことも。 そして、そんな準備に追われていると、 肝心の音楽の準備が疎かに… これでは本末転倒ですよね。。。 そんな不安から解消されたい方にオススメ★ アンドビジョンのサポートパック! 世界中の音大受験のサポート実績があります。 あなたが音楽の準備に専念できるよう、サポートします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ≪サポート体験談特集♪≫ アンドビジョンのサポートを使って、 夢を叶えた方の体験談です! ★フルート/ドイツ・スイス長期留学 https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1373-chikara-sugano-flute.html ★打楽器/イギリス長期留学 https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1095-hiroyuki-kawamoto.html ★指揮/イタリア長期留学 https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1075-yugomatsumura.html ♪留学経験者、サポート経験者の方の言葉には、  やっぱり説得力がありますね! ♪サポートパックの詳細は≪こちら!≫からお問い合わせ下さい。 https://www.andvision.net/brochure.html **==================================** 次回はNo.4 いよいよ渡航準備のお話!お楽しみに♪ **==================================** アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

磯田小波さん/ニース夏期国際音楽アカデミー

5歳よりピアノを始める。 ヤマハマスタークラス、名古屋音楽学校早期才能開花プロジェクトを経て、現在桐朋学園大学に在学。伊藤洋子、今野尚美、本田聖嗣、横山幸雄、清水和音、エマニュエル•シュトロッセの各師に師事。 第28回日本クラシック音楽コンクール 中学女子の部第2位(最高位)。第40回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 高校2年の部第1位。 ショパン国際ピアノコンクールinAsia中学生の部、高校生の部銀賞。第75回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第3位。 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 磯田さん:5歳からピアノを始めて、ヤマハのマスタークラスと横山幸雄先生の早期才能開花プロジェクトを経て、今は桐朋学園大学の1年生に在学しています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 磯田さん:海外の先生が参加されている講習会には何度か参加したことがあるのですが、海外の講習会は今回が初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 磯田さん:日本であった講習で先生が今回の講習会を紹介してくださり、まだその時はリモートでしか先生にお会いしてなかったので、直接お会いしたいと思って講習会に参加しました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 磯田さん:私の先生のクラスは7,8でした、内4人が日本人でした。全体では詳しくは分かりませんが、100名くらいはいたのではないですかね? -対面でレッスンを受けられてどうでしたか? 磯田さん:リモートと違って、ポンと先生の出した音が響きとか深みが全然違ってそれに一番感動した覚えがあります。 -スタッフはどんな人でしたか?何名くらい居ましたか? 磯田さん:アンドビジョンのスタッフさんにはレッスン以外にもいろいろとアドバイスいただけてありがたかったです。 講習会のスタッフは4,5人でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 磯田さん:1時間のレッスンが4回ありました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 磯田さん:技術的な部分では脱力することが一番大事だよ、脱力することで力の入れ方も変わってくると教わりました。 日本の先生と教え方が違ったのは、エマニュエル先生は型にはめた教え方ではなく、もっと自分の音楽を出して、自分の音で遊びなさいと言われ、音楽に対して向き合い方が違うのだなと感じました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 磯田さん:最終日の前夜にクラスコンサートがあって、最終日は修了証を渡されて、先生と写真撮って終わりでした。 -学生コンサートには出演されましたか? 磯田さん:はい、通りがかりの人とかが立ち寄ってみてくれました。リアクションもよく見て行ってくれました。 -『NICE CLASSIC LIVE』は観に行かれました? 磯田さん:はい、行きました。2回行きました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 磯田さん:コンセルヴァトワールで1室を何人かで使うのですが、結構空いている部屋もあって、わりと自由に使うことができました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 磯田さん:日中、外は暑いので練習室で練習して、日が陰ってきたころに友達みんなでビーチ行ってジェラート食べたり旧市街を散策したりしていました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) 磯田さん:ニースの街は皆優しくしてくれて、おじいさんが「どこから来たの?」と話しかけてくれたり、お店の人たちも皆親切にしてくれました。 -英語は通じましたか? 磯田さん:そうですね、結構どこいっても英語は通じました。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 磯田さん:学生寮に泊まりました。エアコンがなくてとても暑かったです。共同のトイレは鍵がかかってて使えなかったので個室のを使っていました。トイレもシャワーも旧式なので快適さはないです。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 磯田さん:歩いて移動していました。 -コンセルヴァトワールでのお食事はいかがでしたか? 磯田さん:食事はビュッフェ形式の、サラダとかハム、チーズ、メインディッシュ、フルーツとパンは時間外でも自由に食べられました。少し味が濃いめなので、週の後半になってくると飽きてきてフルーツばかり食べていました。 -海外の方とのコミュニケーションはありましたか? 磯田さん:はい、寮で初日に声かけてくれた友達で、フランス人やアメリカ人とかブルガリアの子とかと一緒に行動していました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 磯田さん:基本的にはないんですが、何か困ったことがあったら近くの人に聞いたら教えてもらえました。 強いて言えば、日本と違う独特なにおい、甘いスパイス系のにおいがずっとしていました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 磯田さん:リモートで受けていた先生のレッスンを対面で受けられたのが一番良かった。 あとフランス語が溢れている環境に身をおいて、音楽にもすごく影響しているというのを身をもって感じることが出来て良かった。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 磯田さん:現地の言語をマスターした方がいいかな、と思いました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 磯田さん:来年にはパリのコンセルヴァトワールに留学できるように準備をしていきたいと思います。

★12/5・木 18:00-【☆ ブリティッシュアイルミュージックフェスティバル☆】ディレクター、スーザン・ミラン先生が講習会について解説致します!★

British Isles Music Festival BIMF
Information Session
~ブリティッシュアイルミュージックフェスティバル、オンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:Susan Milan先生 ARCM Hons, FRCM, PGDipGSMD
日時:12月5日(木)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“BIMF”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

坪井悠佳さん/ヴァイオリン/チューリッヒ国立高等音楽院ザハール・ブロンアシスタント/スイス・チューリッヒ

「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回はスイス、チューリッヒ国立高等音楽院で世界的名教師ザハール・ブロンのアシスタント兼講師/演奏家としてご活躍中のバイオリニスト坪井悠佳(ツボイユカ)さんをゲストにインタビューさせていただきます。「ヨーロッパで学ぶバイオリン」をテーマにお話しを伺ってみたいと思います。
(インタビュー:2005年9月)

ー坪井悠佳さんプロフィールー

バイオリニスト坪井悠佳さん
坪井悠佳さん

東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。14才でイギリスのユフディ・メニューイン・スクールに留学。メニューインに認められメニューイン指揮フィルハーモニア・ハンガリカとモーツァルト協奏曲第三番を共演。メニューインの80歳記念コンサートやウィグモアホールでのコンサートに出演。メニューイン設立の慈善財団に所属し病院や施設などでコンサート活動を行っている。そのほかスイス、イタリア、スペイン、イスラエル、オーストリア、シンガポールなどで演奏会を行う。スペインのサラサーテ国際ヴァイオリンコンクール第二位、チューリッヒ、キヴァニス・コンクール・ヴァイオリン部門第一位、パドヴァ国際音楽コンクールソロ部門、室内楽部門共に優勝、ヤマハ奨学金、マイスター奨学金受賞など数々の国際的な賞を受賞。ロンドン王立音楽院を経て現在スイス、チューリッヒ国立高等音楽院で世界的名教師ザハール・ブロンに師事しアシスタントを務める。また弦楽四重奏GALATEA QUARTETを結成しヨーロッパ各地で出演予定。ウィーン・マスタークラスとモーツァルテウム夏期アカデミーで教える。現在最も優れたバイオリストであると同時に後進を育てる教育者でもある。

ー  坪井さんの経歴をごく簡単にご紹介していただけますか?

坪井 最初桐朋学園の子供のための音楽教室に行っていたんですね。それからイギリスのメニューインスクールというところへ14歳のときに行きました。それは全寮制の音楽学校でした。そのあとに卒業はしなかったんですけども、3年間英国王立音楽院に行きました。そして現在チューリッヒの国立音楽院でザハール・ブロン先生のアシスタントをしています。

ー  ずいぶん早い時期から海外にでているのですが、何か興味を持ったきっかけがありましたか?

坪井 小学校卒業した時は日本にいたんですけど、そのあとシンガポールにうちの父が転勤になったんですね。それでシンガポールに中学校から2年間行っていたんです。小学校は桐朋だったもので、そのあと中学校に戻って桐朋の高校の音楽科を受ける予定だったんですが、外国にかなりちょっと興味を(笑)。

ー  もうもっちゃったんですね(笑)。

坪井 はい。いろいろ知り合いの方に聞いてもらって、イギリスに全寮制の音楽学校(*注:メニューインスクール)があるというのでそこに行きました。

ー  それは音楽をやりたかったんですか?

坪井 そうですね。私から行きたいと言いました。

ー  何かきっかけみたいなのはありましたか?

坪井 桐朋の高校の音楽科を受験するつもりだったので、夏期講習を受けに日本に帰ってきたんですね。そのときに昔ついていた先生にお願いしたんですけども、その方にずいぶん日本にいた時と変わっているし、もう帰ってくる必要ないわよって言われて(笑)。もう私が留学しているということは伝えてあったんですけれども、その学校を先生もご存知で、行ってみたらということになって、イギリスに行くことになりました。それで母がお友達でドイツに住んでいる方に聞いて手紙を書いたらオーディションに来ないかという返事が学校から来まして、すぐイギリスに行ったんです。

ー  音楽というといろいろジャンルがあって、通常、若い時期って、若い時期というか子供の時期って、結構ポップとかロックとかに惹かれていくと思うんですが、そうではなかったんですか?

坪井 そうですね。イギリスの学校は寮で、いつも部屋をシェアしていたんですね。同世代の女の子たちと一緒に生活していたんですけれども、その子の影響でラジオや今はやりの音楽は聞いていましたけど、クラシックが小さい時から自然なものになっていたのでそういうほうに興味がありました。もちろんポップスなど聞くのは楽しかったですけれども興味は湧かなかったですね。

ー  ご両親は音楽家でした?

坪井 そうですね。うちの母は音楽学をやっていてピアノも弾いていたので小さい時は一緒に弾いていたりしました。

ー  じゃ、本当に小さい頃から音楽が身近にあったのですね。

坪井 そうですね。割とそうかもしれない。うちの家族は音楽を聴くのは好きです。

ー  坪井さんはイギリスとスイス・チューリッヒの2ヶ国に留学されていますよね。実際に留学するにあたってそれぞれいい点と悪い点とあると思うんです。イギリスだったらこういう所とか、スイスだったらこういう所とか、そういう事があると思うんですけれども、それぞれ簡単にこういう所が良かったなとか、こういう所が悪かったなとかそういう所があったら教えていただいてよろしいですか?

坪井 メニューインスクールというのは全寮制の学校で、みんな一緒に生活するんですね。その中で普通の授業もありますし、大学などの機関もその中でやっていたのですけども、とても密度の高い留学生活というかみんないつも一緒にそこにいるので。

ー  ずっと一緒ですもんね。

坪井 そうですね。だから普通、留学したらどこかに住んで大学に通うとかそういうことですよね。ここは全寮制なので本当に密度の高い、いつもなんというか音楽に触れているという感じですね。最初の頃は、本当に良かったなと思います。友達も音楽をやっているので。

ー  もう音楽づけという感じですか。

坪井 づけですね。

ー  そのあとに行かれたロンドン王立音楽院はどうでしたか?

坪井 ロンドン王立音楽院に行ったのは、先生についていった形でした。それ以外は、私はそこにあまりいい思い出はないのですけれども(笑)。メニューインスクールというのは本当田舎にあるんです。ロンドンから電車で3、40分行ったところなんですね。そこの駅からずいぶん遠いところで本当に田舎なんですね。王立音楽院というのは街の真中にあって、コンサートに行くにも美術館に行くにも何をするにも近いところでした。そういう意味ではカルチャー的にいい環境だったと思いますけれども、そこでは普通の音楽大学生活を送ったと思います。

ー  メニューインスクールでは日本人はいらっしゃいましたか?

坪井 私が行った当時は全部で50人くらいの学校でした。8歳から18歳までの。日本人の方はあと3人くらいいました。

ー  その方はどうやってこの学校を選んだりしたのですか?

坪井 大体親御さんが誰かを通じてこの学校を知ったという、そんな感じでしたね。

ー  ロンドン王立音楽院は、いい思い出が無かったというのはあんまり学校に満足しなかったのですか?

坪井 そういうわけではないですけれども、留学期間が長くなってきて、このままイギリスにいるのか、それとも他の国に行くのかというのを迷った時期だったんですね。イギリスは、大体10年間いると労働許可を申請できるんです。5、6年いたところでこのままイギリスにいるか、また先生のことも悩んでいてもうちょっと違う先生にしたいなと考えていたんです。それでイギリスで探すのか、どこか違う国で探すのか迷っていた時期でした。

ー  スイス・チューリッヒの学校が浮かんできたのはどうしてですか?

坪井 ドイツの夏期講習に一回行ったときに習いたい先生に会ったと感じました。その方が新しいクラスをチューリッヒの音楽院でするのでよかったら来ないかということで、そちらに行きました。私もあともう一年でロンドン王立音楽院を卒業ということだったんですけども(笑)。三年間行ったんですが、結局それも無視して(笑)。

ー  もったいないといえばもったいないですよね。

坪井 そうですね。でもチューリッヒのほうで卒業できたらしたいなと思ったので。王立はやっぱりあんまり好きじゃなかったんでしょうね。それで教師の資格をとって、そのままチューリッヒに今もいます。去年の9月にやっとソリストディプロマをチューリッヒで取りました。その前の学歴は小卒だけだったんですよ (笑)。

ー  師事する先生を選ばれたのは、知っている先生がいて夏期講習を受けたのですか?

坪井 メニューインスクールで会った先生で、いい先生だなとその時も思っていました。王立に行くときについていった先生が、前にお世話になった、すごいいい先生だという話をしていてそれで夏期講習に行ってみようかなと思いました。

ー  スイスを留学先とすることで何か重要なことはありますか?

坪井 先生をやっぱり見極めることが大事かな。私がチューリッヒで習った先生はもともとミュンヘンで教えていたらしいのです。本当に気に入って教えてくれるのならミュンヘンに行こうかなと思っていたんですけど、たまたまその先生がチューリッヒに行ったのです。夏期講習などを利用して先生と知り合うなり、友人を頼りにしてどういう人がいるのかを知るのが一番いいですね。

ー  スイスには、日本人の方は結構いらっしゃいますか?

坪井 チューリッヒと隣のウィンタートゥーアという町があるんですね。そこの学校がオーケストラなどで一緒にプロジェクトをしたりします。チューリッヒには、日本人は20人くらいですね。結構チューリッヒに住んでない方もいらっしゃって、他の国から時々通っていらっしゃる方もいますし、ウィンタートゥーアのほうはちょっとよく分からないのですけど20人近くいるんじゃないですかね。

ー  スイスいいですものね。

坪井 中都市なりにもいろいろな催し物があるのでその点はいいです。

ー  ヨーロッパは音楽的に盛んな国、例えばウィーンやドイツなどがあると思うのですが、特にどこかの国でやれば良いとか、どこかの町でやったほうが音楽的に有利とか、そういうのはあるのですか?

坪井 もちろんウィーンなどは本当にいろいろコンサートもたくさんあり、代々音楽家が活躍した場で、もちろんそういうのに触れて音楽活動するというのは夢のようですね。ただ、留学にあたっては、私にとってはいい先生についてそこから音楽活動するという事が重要でした。そういう意味でオーストリアやドイツもちろん魅力的ですけれど、別に国や街はあまり関係なく、音楽的に密度の高い環境にいる事が重要だと思います。

ー  現在は、スイスが主なお仕事の場所でしょうか?

バイオリニスト坪井悠佳さん
演奏中の坪井さん

坪井 それがまた元の話に戻るんですけれども、スイスへ師事したい先生についていたのですが、彼女が1年後に突然病気になってしまったんです。それで彼女についていた9人の学生もみんな路頭に迷っている感じになってしまいました。それでどうしようかウィーンに行こうか他の国にもあたってみようかと思っていた最中に、非常に有名な今の先生のザハールブロン先生がチューリッヒにいらっしゃることになったんですよ。

ー  それはすごい。もちろん、今までザハールブロンはいなかったのですよね。

坪井 はい。彼はケルンとマドリッドの音楽院でずっと教えていたんですけども、結局友人の方の紹介で今度スイスにいらっしゃることになったということです。今までメニューインスクールにもいらしてたし、お友達も先生に付いていたので、先生のお話はもちろん聞いていました。ただ、有名な先生なので私にあうかかなり心配だったんです。ロシア流のなんとかとか、いろいろどうなるか心配だったんです。でも実際ついてみると、本当に基本を極めるじゃないですけど、音楽の原型を崩さずにどうやって教えるかというのを極めていらっしゃる先生だったのですごく良かったです。

ー  じゃ本当に基本を忠実にして土台作りをしっかりしようという教え方なんですね。

坪井 そういう教え方ですね、基本的に。なんというかな、音楽のエッセンスをどうやって伝えるかという教え方だったので。もちろん自分の理論を押し付けるという面はまあちょっとありましたけれども(笑)。でも、それを自分で選択できるという形にはなっていたので、先生が言っていることでいいなと思っていることはやるし、別に必要ないと思ったことはあえてやらなかったし。

ー  ディスカッションをしながらやっていく感じですね。

坪井 そうですね。先生も日本に何回も何回もいらした方だし、日本語もかなり達者なので。その中でいろいろ楽しみながらディスカッションという感じですね。それで現在は、先生のアシスタントなんですね。

ー  通常オーケストラや室内楽などもスイスで行っているのですよね?

坪井 私は弦楽四重奏をかなり積極的にやっていて、スイス人の方と結構頻繁にしています。

ー  留学をする方は、留学することが目的の一つであると思うのですが、その後に仕事をしたいと思う方は多いと思うのです。スイスで仕事をするにあたってどういうふうにすればプロとして活動できるのですか?

坪井 そうですね、私のカルテットの場合で言ったら結成した後すぐにコンクールを受けました。そういう機会を与えてくれるコンクールなどに入賞すると結構連絡があります。また、新聞に載るのでそれを見てもらうなどですね。でも、結構人づても多いですよね。もしかしたら大体人づてかもしれません(笑)。

ー  やっぱり人なんでしょうか、一番は。

坪井 クラシックを好きな方は結婚式とかパーティーでクラッシック音楽をやってくれないかというのがあるのです。チェロの人が、そのような仕事をやっている仲間だったんですね。それが延長して、コンサートなどの連絡を受けて契約書作ってというようになっていきましたね。やっぱりスイスではかなり人づてが多いと思います。

ー  スイスで仕事をするにあたって、日本人が有利な点もしくは不利な点はありますか?

坪井 日本人の方はだいたい時間に遅れてきたりするなどはまずありません。皆さん、一生懸命練習してくるので、変な演奏をしないというように信頼さていることもあります。演奏の面でなくても、まじめさという面で日本人というのはだいたい信頼されていますね。

ー  僕のイメージだとスイス人も含めてドイツ系というのは結構硬いですよね。それでも遅れてくるような人がいらっしゃるんですか?

坪井 スイス人は大体時間どおりに来ますね。スイス人は本当にそういう面ではきちっとしてます。でもその他の人種がねー(笑)

ー  ラテン系ですか(笑)

坪井 そうですね。すごいですよ。人によるんでしょうけど(笑)。

ー  坪井さんはクラシック音楽を小さい頃からやってきたと思うのですが、そういう方にとってクラシック音楽ってなんでしょうか?

坪井 小さいときから慣れ親しんだのですが、クラシックはいろいろな事がまざって人が作り出したという感じがすごい好きですし、本当に出会ったことに感謝しています。

ー 少し話をもどさせていただくのですが、いろいろな国があってスイスを決めるという部分。先ほどウィーンなども引き合いに出しましたが、スイスを留学先に決めることで何か良かったと思うところはありますか?

坪井 学校からいろいろ頼まれたり、本当にいろんな事をさせてもらったのでそれはすごく良かったと思います。イギリスでは私はあんまり大学でそういうことをさせてもらったことはなかったので。メニューインスクールでは何でもやったんですけど、そういう面でも人づてというのはあるんでしょうけどね。

ー  なるほど。

坪井 人を通して知り合ってそこからいろいろ始まるというのが。

ー  あるということですね。ところで坪井さんの将来の夢を聞かせていただいてよろしいですか。

坪井 学校で先生のアシスタントという教えることを始めて、それが意外なことにすごく好きになっています。今はアシスタントなので、先生がいないときに補助をするという形です。自分がいろいろな方の役に立てるのは本当にうれしいと思っていますので、今後、自分でもこの部分を伸ばしていきたいと思っています。将来的にどこにいるにしても、今と同じように大学などで教えることを基本にやっていきたいと思っています。

ー  演奏活動をメインにするよりは、教えることをメインにしていくということですか?

坪井 両方ですね。でも教えることは本当に興味があります。二つの夏期講習会に先生と一緒に行ったのですね。そこでかなり興味も沸いたし、いろいろな人と知り合えるのは良かったです。

ー  先ほどから聞いていると人と知り合うことがお好きなようですね。どういう形であれいろいろな人と知り合っていくことで自分がどんどん面白くなっていくという事ですね。

坪井 そうですね。でも人と知り合うには、やっぱり語学力も必要ですね。最初にスイスに来た頃は知り合いも少なかったですし。

ー  ドイツ語ですもんね。

坪井 ええ。だんだん慣れていって信頼を得るというか。信頼関係ですからね。

ー  だいたいどのくらいかかりました。ずいぶん友達も多くなってきたなと思ったのは?

坪井 そうですね。最低2年ですね。

ー  その位は必要ということですね。

坪井 スイス人は、イギリス人も同じところありますけど、最初はあまり信用しないですよね。遠めで見ていて、ああ、あいつは大丈夫だ、みたいになっていくと思います。そうやって試しているのでしょうね。多分。ラテン系の人だともうちょっと最初からフレンドリーだと思いますけど、ドイツ系の方はちょっとまあ離れて見ていますね。

ー  坪井さんにとって海外で、ヨーロッパというのですか、ミュージシャンで活躍する秘訣みたいなもの、成功する条件みたいなものはあるとお考えですか。日本人として。

坪井 海外ならもとの話になりますけど人と知り合うことですね。人脈を他の面でも広げていきたいのだったら本当にインターナショナルな環境に恐がらずにいることです。いろんな方と知り合うというのにはいろんなプロジェクトに参加するなり、面倒くさいことでも色々やってみて友達になって、その輪を広げていくとか。そういうことも大切だと思います。

ー  やっぱり輪を広げていかないと物事って何も進まないですもんね。いろんなところから仕事も入ってこないだろうし、人間的にも大きくならないですよね。

坪井 電話番号回してもらうじゃないですけど、いろいろなところに可能性を広げていくとか、本当にそういうのがうまい方っていらっしゃるんですよね。でも押し付けているんじゃなくて、わきまえてちゃんとやっている方というのがいらっしゃって、見ていてすごいなと思います。まあ、あんまりやると….ですけど(笑)。でも面白いと思います。

ー  面白いですよね。どんどん人が広がっていくのって。スイスの場合でもイギリスの場合でも能動的でないと、自分のコネクションを広げられませんか?

坪井 それはそうですね。もちろんその場にいることも大切です。その場というのはいろんな事があると思うのですけど、コンクールなり、集まりなりそういうことに自分から働きかけていかないと、来てくれるわけでもないですからね。来てくれる場合もあるでしょうけど、いろんな方に話しかけたり、まめな方がかなりいいですね。

ー  まめな方でないと結局いろんな人を知ることはできないですからね。最後に今後留学される方にアドバイスを頂いてよろしいですか?

坪井 とにかく自分ということをしっかり持って留学することが一番だと思います。いろいろな失敗をしても自分で選択したことだと思うと後悔しないと思うのですよね。何かやり遂げたときは自分でやったと思うと成長したなと感じるでしょうし。留学する時点になって友達などに頼る面があっても、それからは自分でやっていかなきゃいけないので、まず自分からというのが一番大切だと思います。

ー  分かりました。日本人は性格的に、消極的になりがちで、それが美徳になっています。坪井さんはスイスで教える側の立場に立って、そういうのが見えていると思うのですが、典型的に見て日本人はヨーロッパでは消極的な感じがしますか?

坪井 やっぱりそうですね。向こうの子達というのは本当に良く質問してきますし、そういう意味では違う性格だとは思います。しかし、それを無理に積極的にするように押し付けるようになっても日本人のいいところはいいところだと思います。そういうところが外国人の方達に気に入ってくれるかも知れないですしね。そういうものは結構大切にした方がいいと思います。でも、そればっかりだと何にも出来ないですけれども。控えめなところは控えめにして、それでも自分でちゃんとやっていくということでしょうね。

ー  今後の演奏会の情報を教えていただいてよろしいですか。

坪井 パドヴァというヴェネチアの近くの町でリサイタルがあります。(2005年)11月、12月は結構カルテットのコンサートがあります。一つがドイツのシュトゥットガルトです。来年の1月にはチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトをアルメニアで弾きます。1月に施設のコンサート、2月、3月はピアノとデュオのリサイタル、4月はチューリッヒトーンハレで室内楽のコンサートがあります。

ー  わかりました。本当に最後に留学する方にこれだけは言っておきたいなというところはありますか?

坪井 将来のビジョンって自分の中でいろいろ変わってくると思うんですけど、私なんかも全然変わってきちゃったんですね。でも細部は変わったけど大きいビジョンはあまり変わっていないように思います。そういうことを思い描くことも大事かと思います。例えば何年留学したいのか、日本かもしくは海外の活動を広めていくのか、演奏でやっていきたいのか教えるのかそれとも両方か。この二つでなくとも色々な可能性はあります。私がシンガポールにいたころは大きい夢だけを頭の中で描いていたような気がします。

ー  ビジョンが大切ということですね。ありがとうございました。

ノルウェー王国

ノルウェー国旗ノルウェーは北への道という名のとおり、世界地図の北部に位置し、国土の北半分は北極圏内に位置する。南北に広がる地形で、フィヨルドや氷河の美しい国。 白夜の国では非常に長い夏日や大自然の景観が楽しめる。海岸線は内陸へ最大で200キロも入り込んだフィヨルド(峡湾)を形成しており、、フィヨルドの周 囲は標高1000メートルにも及ぶ高い崖が水面から屹立する。その美しい景観は、ノルウェー随一の観光名所となっている。南北に長い国のため、気候が地域 によりだいぶ異なる。

基本情報
正式国名&英語表記 ノルウェー王国 Kingdom of Norway
首都 オスロ
面積 38.6万km2(日本とほぼ同じ)
人口 約457.7万人(2004年1月現在)
人種 北方ゲルマン民族
言語 ノルウェー語
宗教 福音ルーテル教
通貨 ノルウェー・クローネ。補助通貨はオーレ。
為替レート 1NOK=16.79円(2005年6月2日現在)
紙幣 50、100、200、500、1000NOK の5種類
硬貨 50オーレ、1、5、10、20NOK の5種類
電圧 230V、50HZ
時差 マイナス8時間。サマータイム実施期間はマイナス7時間。サマータイムの実施期間は、3月最終日曜日から10月最終日曜日。
祝日 1/1元旦、●3/20しゅろの主日、●3/24洗足木曜日、●3/25聖金曜日、●3/27イースター、●3/28イースターマンデー、5/1メーデー、●5/5キリスト昇天祭、●5/15聖霊降臨祭、●5/16聖霊降臨祭の月曜日、5/17憲法記念日、12/24クリスマス・イブ、12/25クリスマス、12/26ボクシングデー、12/31ニューイヤーイブ
●=移動祝祭日
在留邦人数 544人(2002年10月1日現在)
電話国番号 47
緊急電話番号 警察112、消防110、救急車113

物価
他の北欧諸国と変わらず、物価は高い。全体的に日本以上かかる。食事は安くても80クローネかあ、高いと300クローネ程度、宿泊は最低200から最高1000クローネ程度。
GDP 2,209億ドル(2003年、OECD統計)
一人当たりGDP
48,400ドル(2003年、OECD統計)
実質経済成長率
1.0%(2002年、OECD統計)
物価上昇率 2.5%(2003年、ノルウェー政府統計)
失業率 4.5%(2003年、OECD統計)
主要貿易品目
(1)輸出 原油、天然ガス、鉄、水産物
(2)輸入 機械(船舶、乗用車含む)
主要貿易相手国 (1)輸出 英、独、仏、蘭
(2)輸入 スウェーデン、独、デンマーク、英

気候
日本よりもだいぶ北にあるノルウェーだが、気候は比較的温暖。これは、貿易風と暖流のおかげで、海岸に近い割には大陸的な気候といえる。南北に長く、起伏の激しい地形のため、地域によって気候がだいぶ異なる。夏は雨が多い。一年でも最も寒いのは1月、2月で首都オスロだと−5度前後、山間部だと−まで冷えこむ。
現在の天気
Click for Oslo Airport, Norway Forecast

ビザ シェンゲン条約加盟国の15ヶ国合計で、滞在日数が3ヶ月以内の場合は、ビザは不要。学生ビザについてはこちら
パスポート 必要な残存有効期間は3ヶ月+滞在日数。

大使館などの在日政府機関
ノルウェー王国大使館 Royal Norwegian Embassy in Japan
〒106-0047 港区南麻布5丁目12-2
Tel:03-3440-2611
開館時間:月〜金 (9:00〜12:30/13:30〜17:00)
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在札幌ノルウェー王国名誉領事館 Royal Norwegian Honorary Consulate in Sapporo
〒060-0004 札幌市中央区北四条西11丁目 株式会社札幌オーバーシーズ・コンサルタント内
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在長野ノルウェー王国名誉領事館 Royal Norwegian Honorary Consulate in Nagano
〒380-0935 長野市中御所5丁目1-18 吉田興産株式会社内
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在福岡ノルウェー王国名誉領事館 Royal Norwegian Honorary Consulate in Fukuoka
〒810-8629 福岡市博多区中州2丁目6-10 (株)ふくや内
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スカンジナビア政府観光局 スカンジナビア3国の情報提供

現地日本大使館
在ノルウェー大使館 Norway
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