≪号外!10/27ハンブルク音楽大学教授スミス先生のトークイベント≫を開催します!先着順!
アンドビジョン秋の特別イベントのお知らせ
≪秋の特別イベント≫
こんにちは、アンドビジョンの谷山です!
台風一過、すっかりお天気になりましたね。
今回も【先生のトークイベント】のお知らせです★
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≪トリファー・スミス先生 トークイベント≫
毎年公開レッスンでも大好評!の
スミス先生による特別トークイベントの
開催が急遽、決定しました♪
先生から直接お話を聞けるチャンスです☆
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「先生のお話が聞いてみたい…!!」
「先生がいる学校や街って、どんなところ…??」
そんな疑問にお応えしまして、この度、
ハンブルク音楽大学教授トリファー・スミス先生の
【トークイベント】を実施します。
現地での生活や留学についてのお話はもちろん、
皆さんからいただいた質問にも
お答えいただく予定です!
ご参加は会場の都合上、≪12名様≫限定となります。
どうぞお早めに、ご検討くださいませ。
なお、今回は急遽開催が決まりましたので、
≪特別価格≫にてご案内します。
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【イベント詳細】
◆日時
10月27日(金)18時半~
*1時間程度を予定しております。
◆場所
弊社東京オフィス
*詳細はこちらをご覧ください。
◆料金
[特別料金!]1,000円
*お支払いは事前の銀行振り込み、
もしくは当日現金にてお支払いください。
◆内容
先生より講演(現地での生活や留学について)
質疑応答
*すべての質問にはお答えできない可能性も
ございます。ご了承ください。
◆申込締切日
定員になり次第締め切らせていただきます。
◆最低催行人数
3名
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先着順です!!
アンドビジョン株式会社
東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階
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営業時間 [平日] 10:00-20:00
[土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ)
日曜日はお休みを頂いております。
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アンドリュース瑚彩さん/青少年のためのシュリッツピアノ夏期講習会 ピアノと語学レッスンコース
6歳よりピアノを始める。
ジュニアオーケストラのチェコ公演、ルーマニア公演、フィリピン公演でラフマニノフやグリーグのピアノ協奏曲のソリストを務める。
14歳からヴァイオリン、ヴィオラを始め、中学・高校と弦楽部に在籍。現在コンサートミストレスを務める。
-まず、簡単な自己紹介、今までの略歴を教えていただけますか? 瑚彩様:ピアノは6歳頃から始めました。弦楽器を14歳頃から、ヴァイオリンとヴィオラを新たに始めて。ピアノは習っている先生の主催する発表会で毎年コンサートをやっていたりしていました。コンクールに出たことはありません。 -弦楽器もされてたんですね。 瑚彩様:そうですね。クラシック音楽が好きで、弦楽器の音色にも惹かれて。ヴァイオリンもかっこいいな、と思って始めました。それと、友人がジュニアオーケストラのメンバーだったので、体験しに行ったら、その先生にヴィオラを勧められて。始めてみたらはまってしまったという。 -いろいろ多才なんですね。 瑚彩様:ありがとうございます。いろいろ手を出してしまっていますけれど。 -今回ピアノの講習会だったと思うんですけど、ほかにも何か講習会に参加されたご経験はあるんですか? 瑚彩様:海外へはないんですけど、音大の受験講習会があって、レッスンと楽典・聴音を、数回受けたことがあります。 -ドイツの講習会に行きたいと思ったきっかけって何ですか? 瑚彩様:ヨーロッパってやっぱり日本と違って、音楽が身近にあると思うんです。それと、ジュニアオーケストラの旅行で数回ドイツやオーストリアに行ったことがあったんですね。その時の街並みとか雰囲気がすごい好きで。音楽が身近にあることと、違った場所、違った言語に触れるきっかけになると思って。海外の先生のレッスンから、英語とドイツ語しか通じない場所に身を置いて、生きた音楽を学びたいなと思いました。 -ジュニアオーケストラで行かれたのは、旅行ということは、演奏はなかったんですか? 瑚彩様:演奏旅行みたいな感じでした。例えば1週間行ったら最後の3日練習と本番みたいな、そんなにがつがつした感じじゃなかったんですけど。観光して、現地のアマチュアのオケの人と合流して、練習して、本番という流れですね。あまり練習する時間がなかったので、ソロの曲を弾いた時にはとても大変でした。 -今回参加されたドイツのシュリッツの講習会なんですが、どれぐらいの方が参加されていましたか? 瑚彩様:ジュニアとシニアで分かれていて、13歳から17歳だったジュニアは16人、19歳から30歳までのシニアは22人でした。年齢は今回の講習のメンバーです。お互いに触れ合う機会は、そうですね、語学レッスンくらいしかなかったです。講習会の最初にオープニングセレモニーがあったんですけど、飛行機の便の関係で、私ともう1人参加した日本人の男の子が出られなかったんです。だからメンバーも後から把握するみたいな感じになりました。ただ私はルームメイトとその友達とでずっと一緒にいたので、あまりほかのメンバーと話す機会もなかったですね。それが少し残念でしたが、Facebookで友達にはなれました。 -講習会はどんなスケジュールで組まれていましたか? 瑚彩様:私は毎日朝の9時から10時半まで、申し込んだドイツ語のレッスンを受けました。そしてピアノの練習が毎日3時間取られていました。日によって時間や部屋は変わっていましたね。レッスンは、2人の先生のレッスンを二回ずつ受けられる、計4回ありました。食事は泊まっていたゲストハウス、寮みたいなところの食堂でとりました。朝は割と自由で、パンやハム、チーズなどが並んでいて、好きなものを取って食べていました。寝坊とかすると、スーパーで買ってきたシリアルバーを無理矢理食べて練習に行くみたいな。朝食、昼食、夕食とあって、レッスンがなければあとは自由、といった感じでしたね。散歩に行ったり、スーパーやパン屋に行ったり。ちなみにレッスンは、マスタークラスって書いてあったので、すごくびびっていたんですけど、実際誰も来ませんでした。他の子に聞いても、マスタークラスは全然人いないよ、って。マスタークラスもいい経験になりますが、今回周りの子の迫力がすごくて、少し自信がなかったので、安心してしまいましたね…。 -先生はどんな方でしたか? 瑚彩様:最初にレッスンを受けたニーデルドルファー先生(女性)は、英語が母国語ではないようでしたが、英単語とか表情、仕草で何となく伝わってくることもありました。割と感情的なことを大事にしてらしてたかなと。もっとこういうイメージで、ということを動きをつけて説明してくださって、とても分かりやすかったです。温和な方でしたね。もう一人のフォン先生(男性)はイギリスのパーセルスクールで教えてらっしゃる先生でした。ベートーベンのソナタをレッスンしていただいた時に注意されたのは、リズムや弾き方についてが中心でした。基礎的なことを結構言われて、自分はまだまだだなと実感しました。音楽的な指示ももちろん英語で出されて、分からない単語とかが結構出てきたりしたので少し焦りました。通訳はつけなかったんです。完璧に理解し切れない部分もあったので、先生の弾き方や音に注意したり、いろいろ聞きながらじゃないと分からないところもあったんですけど、優しく教えてくれました。ユーモアのある方でしたね。2人とも優しくていい先生でした。 -日本での教え方、今されているレッスンとの違い、外国の先生ならではの、こういう教え方って外国なんだな、と感じたことはありましたか? 瑚彩様:そうですね…。ニーデルドルファー先生は、勝手な偏見かもしれないですけど、日本人より、音で何かを表現する時、感情を表に出す感じだったかなと思います。控えめに言うことはなかったかと。できていないことは、しっかり分かるまで指導してくださいました。そうする先生も日本にはもちろんいらっしゃるとは思うんですけど。ここは感情的に、ここはこうやりましょう、みたいな、そういう表現の説明の仕方が大きかったのかなと。うまく説明できていない気もしますが。 -それはわかりやすかったですか。 瑚彩様:わかりやすいですね。言葉でいろいろと言われるより、的確にイメージさせる要素に触れたほうが。彼女は自分のイメージを提示してくださって、それを私が自分なりにイメージして、弾いていました。そういうのって個人によってイメージすることも捉え方も違いますしね。…難しいですね、音楽を言葉で説明するのは。 -スタッフの方はどんな方でしたか?例えば講習会で運営スタッフ、先生以外の方ですね。あまり話す機会はなかったですか? 瑚彩様:最初に飛行機の関係で遅く着いた時に、もう一人の日本人の男の子がいたんですけど、彼と一緒に建物を簡単に案内されたんです。そのコーディネーターというのかな、彼女が英語で説明してくださったんですね。でも彼があまり英語がしゃべれなかったので、私が通訳になるといういい経験もできて。みんな笑顔が素敵で感じのいい人ばかりでした。でもいけないことはきちんとダメと言っていました。いろんな人を見ていて思ったんですけど、日本人の遠慮というか、オブラートに包む感じが、いい意味でないのかなと。何事もスパッと言う感じでした。だから分かりやすかったですね。事務の方や掃除の方とはあまり話す機会がなかったですが、洗濯やコンサートについて聞きたいことがあるときは、お世話になりました。 -スタッフは何人ぐらいいらっしゃいましたか? 瑚彩様:スタッフは、主に関わったのはコーディネーターの2人でした。中心となる先生もレッスンを担当しながらカメラでみんなの写真撮ったりとかしていて。他は洗濯物の受付にいた方が2人と、事務室に4人くらいいらっしゃいました。私が見たのはそのくらいです。 -参加されていた方は、先ほど日本人の男の子が1人いたとおっしゃっていましたけど、他にはどういった国から来ている方でしたか? 瑚彩様:国で見ると、日本人が一番多かったのがちょっと意外でしたね。日本人がいないと思っていたら、私を含めて3人いました。でも本当に多国籍で、ドイツ、ウクライナ、トルコ、シンガポール、イギリス、アメリカ、スペインなど様々でした。みんなほとんど当たり前みたいに英語を話していて。あとはドイツ語を話せる人も結構いました。シニアのほうだと韓国、中国、日本といったアジア系と、オーストリアやイタリア、デンマークなどヨーロッパ系まで様々でした。国際色豊かなメンバーでしたね。 -皆さんの演奏はどうでしたか?生徒の皆さんがお互いの演奏を聴く機会もありましたか。 瑚彩様:そうですね、演奏会で。全員が一回コンサートで10分〜15分程度の曲を演奏しました。1人15分〜20分のプログラムを構成するファイナルには、4人が進出できるという仕組みでした。コンサートは演奏する場所までバスで行って、全員が聴きました。毎回コンサートの場所が違ったのもおもしろいなと思いましたね。印象に残ったのは、みんなすごい曲を弾いているなということです。プロコフィエフとかリストとか、指をたくさん使う曲というか、すごく技巧が多い曲を皆さん弾いてらして。やっぱりこういうところに来る人はすごいの弾くんだな、と思いました。でも、これを言っていいのかよくわからないですけど…聴いていたときに、すごい曲を自分のものにしているというか、そういう風に聴こえる人っていうのが、私の観点だと、少なかったのかなって思いました。上手に弾いてるけれど心に響いてこないな、といった感じです。そして、心に響いてくる、この人の演奏好きだな、この人ファイナルに行くな、って私が思った3人が実際ファイナルに行ったんですよ。だから、自分の音を持っているんだろうなと。自分をそのピアノで表現している人は、やっぱり技巧だけじゃないなぁ、と思って。雰囲気とか、オーラがあるんだと思います。生意気なこと言って、自分はどういう演奏をしていたのかはお客さんとして聴いていないのでわからないんですけれど…。すごい子はテクニックもすごいけど、ちゃんと心に入ってくる演奏をしていた、ということに感動しました。私もそんな風に人を感動させる演奏をしたいです。 -練習はどこでされてましたか? 瑚彩様:練習は、何台ものピアノがそのアカデミーにあって。Steingraeber & Söhne のピアノでした。練習室がたくさんあって、あなたは何時から何時まで練習、っていうのがスケジュールでちゃんと決められていました。どの部屋にもアップライトピアノかグランドピアノが一台あって、レッスン前はグランドピアノの部屋で練習できた時もありました。グランドピアノの部屋が、レッスンをする部屋も含めると計5部屋、あとはアップライトが計11部屋。全部で16台そのアカデミーにピアノがあることになりますね。練習時間になったらスケジュールに書いてある部屋に行くんですけど、自分の時間になっても中から音が聴こえるときがほとんどで。この部屋使っていいのかな?って許可とりたくなるじゃないですか。ノックして、誰もいなかったらこの部屋で練習しようみたいな、そんな自由な感じに使われていましたね。その時どうしようって最初思っていたんですけど、普通にノックして、私の時間なのでって言うと、ああそうなのね、すみません、みたいな感じのくだりができて。日本ではなかなか見られない光景かもしれないなと思いました。 -みんな時間になったら出る、という感じではないんですね。 瑚彩様:私にはそれが普通だったので最初は驚きましたね。人がいなくてすんなり入れる時もあったんですけど、いろんな部屋から常に音が聴こえるという感じでした。あとは朝から晩まで、ずっとピアノの音が聴こえていました。ジュニアとシニアはスケジュールは違いますが、同じアカデミーで練習するんですね。友達曰くシニアの方も長い間練習していたみたいで、夜に閉館するまで弾いていた人もいました。 -レッスン以外のときは皆さんでどこか行ったりとかしていたんですか? 瑚彩様:友達とスーパーに行くとか、アイスを食べに行くとかですかね。特に出かける予定のないときは、ルームメイトの子がスマホでドラマを見ているのが多くて。その子とそれを一緒に見たりした時もあったんですけど、一人でスマホをチェックしたり音楽を聞いたり、疲れていたら寝るとか、割と自由にしていました。でも大抵、談話室みたいなところで友達と集まっておしゃべりしたり、truth or dareというゲームをして盛り上がっていました。truth or dareというのは、私達が遊んだのは日本でいう21ゲームと王様ゲームを足したような感じですかね。色々遊び方があるとは思うんですけど、数を順番に言っていって最終的に21を言った人が、みんなに質問された答えを言うか命令されたことをやる、という。ほとんどそれではしゃいでいました。色々な質問や答えが飛び交って、彼らを知る機会にもなるし、面白かったですね。 -気候は暑かったですか? 瑚彩様:ちょうどいいとしか言いようのない、爽やかな風があって気持ちよかったです。日本の夏だとと湿度があって結構過ごしにくい夜があると思うんですけど、着いた時の夜はそんなの一切なくて。ちょっと肌寒いけれど、心地よい気温だったんです。暑い日もあったんですけど、39度とか40度とかそんなふうには上がらなくて。本当に過ごしやすい日ばかりでした。だからみんな半袖とかで過ごしてましたね。夜とかは暑かったときもあったんですけど、窓を開ければしのげる暑さで。講習会の最後では、楽しい思い出以外にも、この気候から帰りたくないっていう思いでした。 -外に出られたとき、治安とか大丈夫でしたか?安全面で不安はあまりなかったでしたか? 瑚彩様:オケの旅行で行ったところは、スリに気をつけてと言われることが多かったんです。肩掛けバッグの中のお財布は知らないうちに盗られるからって言われました。腰の前にポーチをつけて、ちゃんとチャックも閉めてたのに、財布とクレジットカードを盗まれたという方もいたと聞いて。私は幸い被害に遭いませんでしたが、そういう印象も結構あって。あとは物乞いする子どもがいるところもありました。しかし今回行ったシュリッツは、全然そんなことなかったです。スリにも遭わず、不審者にも会わず。田舎の方だったこともあるんでしょうけど、平和でした。ちなみにアカデミーやゲストハウスに入るには4桁の番号を押してドアのロックが解除されるという仕組みになっていたので、安全でした。 -外に出られるときは基本1人じゃなくてお友達と一緒に、という感じですかね? 瑚彩様:そうですね。友達といったほうがお話もできて楽しいので。大体一緒にいた友達とスーパーに行っていました。ただ私がスーパーに頻繁に行ったのは、飲み物が炭酸のものばかりだったからなんですよ。自販機にあったのが、水、リンゴサイダー、レモンサイダーとコーラとか。やっと水に出会える!と思ってお金を入れたら、ぬるい炭酸水の瓶だったという。蓋を開けたとたんに泡が出てきてこぼしてしまうというエピソードが誕生しました。私はいつもお茶やガス抜きの水が普通で、あまり炭酸水が好きではないので、これは困ったと思って。だからスーパーに行って、最初は0.5L入りのVolvic 6本入りを買っていったんですけど、飲むものがそれしかなかったので2日で飲み干してしまって、0.75Lに量を増やして。結構な頻度で買い出しに行っていました。もうスーパーに行く理由は基本的に水の調達、といった感じで。歩いても行ける距離だったのが助かりました。水と、あとは朝食が間に合わなかったとき用のバーとか、お菓子とかでした。お茶はやはり恋しくなりました。 -歩いてどれぐらいで行けるところなんですか? 瑚彩様:10分くらいだったと思います。 -割と近い所にある感じなんですね。 瑚彩様:そうですね。いい散歩、ぐらいだと思います。それとスーパー以外にもアイスクリーム屋さんが数軒あって、スーパーの帰りに寄ったり、アイスクリームが食べたくなったら1ユーロで買って食べていました。 -宿泊はどういったところに泊まっていたんですか? 瑚彩様:講習を受けたアカデミーと同じ敷地内にゲストハウスがあって。歩いてすぐのところに。 -アパートみたいな? 瑚彩様:いや、寮みたいな感じですかね。私は二人でルームシェアだったので、ベッドが二つあって、洗面所がひとつありました。クローゼット、トイレ、洗面台、シャワーが共用でありました。ユニットバスではなくて、立ってシャワーする感じです。部屋に入っても何もないことは言われていたんですけど、まさかハンドソープまでないとは思わなくて。迂闊でした。タオルがあるだけで。幸いそのルームメイトの子がハンドソープを持っていたので、借りて使っていたんですけど。テレビはありませんでしたが、あってもドイツ語だけでしょうし、なくても全然苦になりませんでした。それと個人的に気に入ったのは布団で、すごくふかふかしていて。好みはあると思いますが、気持ちよく寝れました。 -ネットはちゃんとつながりましたか? 瑚彩様:ゲストWi−Fiがあるということは聞いてたんですけど、万が一を考えて空港でイモトのWi−Fiを借りました。ポケットWi−Fiです。それでいつもやりくりしていました。使わない時は電源を切って充電して。Wi−Fiを持っている友達もいたので、たまに接続が悪い時、充電が切れそうな時はそれを貸してくれました。 -ルームメイトは何人ぐらいいらっしゃいました? 瑚彩様:私の部屋の場合は1人だったので、2人で部屋を使っていました。他の部屋は計3人のところもあったみたいです。2人か3人で部屋をシェアする仕組みなんだと思います。でも友達を自分の部屋に入れて遊んだり。何人部屋であろうと、出入りも自由でした。夜遅くにはしゃいでるとさすがに怒られますけど。私のルームメイトの子が、夜の2時ぐらいになっても平気で騒いでいたんです。うるさいのは別に勝手だけど、周りも起こしちゃうし、怒られるんだよ、って言ってもなかなか理解してもらえず、3回怒られてしまって…。 -ルームメイトは何人の方でしたか? 瑚彩様:イギリス人で、パーセルスクールに通っていました。彼女の友達2人もそこに通っていて、彼らと私で仲良くしていました。ただ、夜にうるさいと苦情が来た時にいつも謝るのは私でしたね…。年下だったこともあるのかなと思いましたが、もう少しそこは注意してほしかったかなと。もちろん楽しい思い出もたくさんありました。 -若い分、自分の国を離れてうきうきしちゃったんでしょうね。 瑚彩様:そうなんでしょうね、楽しいのは分かるんですけどね。注意してもなかなか聞いてもらえなかったので、逆に私が鍛えられましたね。 -宿泊先、泊まっているところから講習会までは歩いて移動ですか? 瑚彩様:はい。でも徒歩何分とかじゃなくて、ほぼ目の前にありました。歩道があって、その向かいに講習会場があって。ゲストハウスの横に、行けなかったんですけどコンサートホールもあって。本当に歩いてすぐでした。その同じ敷地内に、小さい森みたいな、公園かな、すごい木に囲まれた場所があって。犬の散歩をする人や、自転車が通れる道も敷いてありました。一般の人も通れる所でした。私はドイツ語のレッスンが終わったあと、気分転換に歩きながら習ったことを音読していました。空気も景色もきれいだし、歩き回っていましたね。やはり環境がすごいよかったです。本当に帰りたくなかったな。 -お昼や夜ご飯はどういったものを食べていましたか? 瑚彩様:一言で表すと、芋でした。ドイツの名産食べた?と友達からも聞かれたんですけど、これといったものは食べなかったかな、という。テレビで見るようなメニューは出てこなかったと思います。でもやはりポテトと肉がメインでしたね。チキンや魚、米も出ました。日本の米とは全然違いましたが。言っていいかわからないですけど、美味しいと思えるメニューが私的には少なかったです。でも三食作ってくれていたので、しっかり食べました。外食するという手もあったんですけど、申し訳ないし、何より知らない国で迷うのは怖いので…。残していた人も結構いたんですけどね。米と、魚にソースのかかった料理や、フルーツカレーのような料理が不評でした。これはどうやって命名すればいいんだろう?っていう料理が結構ありましたね。一緒にいた友達は、みんなおいしくないって言ってて。なんて言えばいいのか分からなくて曖昧に濁していたんですけど。それと、ルームメイトの子がベジタリアンだったんです。ベジタリアンメニューもあったんですが、肉に見えるものもあって。野菜もあったんですけど、彼女の好みには合わなかったみたいで、結局彼女が食べてたのはほとんどパンでした。そこは心配になりましたね。でも、私はそんなに不味くはないかな、っていう感じでした。外食に行ったエピソードとしては、コンサートの帰りに2回ほどメンバー全員でピザを食べました。最後のパーティーもまた違うピザ屋でやりました。なぜドイツなのにピザ?とつっこみたくなりましたが、美味しかったです。あとはシニアの方に、日本人メンバーで外食行くんだけどどう?って誘われたんです。留学されている方もいるし、人脈広がるかも!と思って行ったのがインド料理屋さんでした。タージマハルっていう名前が面白いなと思いました。驚いたのは、メニューにはないけどカレーを作ってくださったこと。ケイジャンチキンと数種類のカレー、ラッシーを、大勢で美味しく頂きました。 -海外の人たちとうまく付き合うコツみたいなのがあったら教えてください。 瑚彩様:父がアメリカ人の私は、小さい頃から結構英語に慣れ親しんできたほうだと思うんです。だから文法とか考えなくても、ある程度のレベルまでなら英語が話せるという感じで、言っていることは割と理解できて。ただ、まだまだ語彙力が足りなかったです。言いたいことが伝わらない、ということも多かったですね。コミュニケーションはとれていたんですけど、理解しきれないところもあったのが残念でした。そこで大切なのは、相手の話をちゃんと聞くということかなと思いました。真剣に耳を傾けてくれる人だと、なんとかして伝えようっていう気になりますし。それと、自分から積極的に話していかないと言いたいことが伝わらなかったり、話題が作れなかったりしました。といっても、参加していた人全員と話せたわけじゃないし、数人と仲良くしていたんですけど。英語が分かると、会話に参加できなくても内容は分かるので、言語の大切さと、積極的にならなければいけないことは痛感しましたね。 -なんとなく、普通にコミュニケーションとって、という感じですかね。 瑚彩様:そうですね。でもなんとなくというよりは、自分から英語を話して、あとはちゃんと聞いて。分からないことがあっても次に繋げることも大事ですね。そこで黙っちゃって終わり、ということもあったんですけどね。やはりお互いコミュニケーションをとろうという気持ちがないと、どっちかが折れるか、聞いていられないってなるか。せっかちな人とかもいると思うので。何が言いたいの?っていう雰囲気になられた時に、やっぱりいいやって折れちゃうと、お互い通じなくなると思います。言語の壁はあると思いますが、しっかり話していくことが大切だなと思いました。 -留学中に何か困ったことはありますか? 瑚彩様:洗濯ですかね。自分で洗濯物を持っていって、3ユーロ払って洗濯機で洗濯してもらうといった流れなんですが、乾燥機がないのを忘れていたんです。取り出した時に濡れていて、乾燥機はないのかと聞いたら、当たり前でしょと返されて。ああそうか、干すんだったなと。ラックがあるからそれで干してと言われ、乾かすんですが、それにとても時間がかかったんです。室内干しで、それも日光があまり当たらないところで。乾いたのにラックを占領するのもいけない、と思ってちょくちょく様子を見に行っていたんですけど、全然乾かない。12時ぐらいに洗濯しに行ったとしたら、16時、17時まで待っていないと乾かなかったですね。それも洗濯も毎日できるっていうわけでもなくて。日にちと時間が決まっていて、それを狙って洗濯をするんですね。早い者勝ちだったので割と早めに行っていました。ただ一回だけ、計算を間違えたのか洗濯をしなかったんですよ。そしたら靴下が足りなくなってしまってしまったんです。裸足でスニーカーを履くのはさすがにちょっとなぁ、と思って、お恥ずかしい話になるんですが、石けんで洗って干して、髪用のドライヤーで乾かしてやりくりしました。靴下はあまり持ってきていなかったので、それでやり切って。あとは着られる服を選別して着るという。だから、暑すぎず寒すぎず、汗をそんなにかかない気候で助かりました…。 -今回の講習会に参加してよかったなと思った瞬間があったら教えてもらってもいいですか? 瑚彩様:言語面では、言いたいことがなかなか伝わらなかったり、言っていることが分からなかったり、コミュニケーションが取りづらいこともありました。でも、友達との英語でのおしゃべりやみんなの演奏を聴けたり、ドイツの街並みを堪能できたり。日本では経験できないことをたくさん素晴らしい思い出にできました。忘れられない思い出のひとつに、こんなことがあったんです。私が演奏したコンサートで、1部と2部の間の休憩のときに、家族で来ていた奥さんが、あなたの演奏はとても素晴らしかったわ、ってわざわざ伝えてくださったんです。そこでは、ファイナルに残る2人も弾いていたんです。でも彼女が全員の演奏が終わった後に、私のお気に入り、やっぱりまだあなただったわ、と言ってくださって。演奏って、自分がうまく弾けると嬉しいし、逆にもっとできたなって思う時もあります。その時まだ満足のいく演奏ではなかったと思いましたが、初めて会って自分の演奏を聴いてもらった人に、すごいよかったよ、と言ってもらえるのがとてもうれしかったんです。さらに、ドイツ語のレッスンで、課外授業といった感じでしょうか、街に繰り出して、街にある様々な単語を習うといった時があったんですね。展望台に登って美しい景色を見たりだとか、パン屋に行ったりだとか。そしてその行ったパン屋で、偶然、私の演奏を褒めてくださった奥さんがいらしていたんです。お互い気づいて、彼女に少し時間をくれと言われて。何だろうと思って行ったら、プロでもないのにサインを書いてくださいと言われたんです。果たして、こんな光栄なことがあるのだろうか、としみじみと思いました。コンサートから数日経っているのに、あなたの演奏すごい好きだったよ、とまた言ってくださって。聞かれたのでファイナルには残れなかったんですと言ったら、え?行くと思っていたのに!と言われて。まだまだ足りないことはありますが、そう言ってもらえたのがとてもうれしかったですね。名前のサインと、ありがとうとメッセージを書いてあげたら、彼女もその旦那さんも子どもも、家族で笑顔になってくれて。みんな最後に握手までさせていただいて、それはもう、とっても心温まる瞬間でした。演奏は人を笑顔にするためにもあるのだと、誰かの笑顔のために弾くのだと。自分の演奏が、誰か1人でも幸せって思ってもらえたり、お気に入りの1人になれることは、やっぱり最高に素敵なことだなと思いました。 -今回ご自身で変わった部分、成長したなと思うことってありましたか? 瑚彩様:日本では割と10分前行動とかよくあるじゃないですか。集合時刻の少なくとも5分前までには集まるという。ルームメイトの子とその友達がよく一緒にいて、最初は彼女達と一緒に行かなきゃ、といった集団的心理が働いたんです。でもそのうち、同じ部屋ではあるけど言ってもダメなら、自分は先に行って時間を守らなきゃと気づいて。日常生活では、誰かを待っててあげるっていう、集団で行動することが多いと思うんですね。でもそこではそういうのがなくて、自分のしたいことをその時するっていう。もしかしたら彼女たちだけだったのかもしれませんが…。何をするにも自己責任というのが多かったです。先程鍛えられたと言いましたが、自分で時間をしっかり守って自主的に行動することができるようになったと思います。自分で考えて理解して行動に移す、といったパターンですかね。分からなかったら聞かなきゃいけないっていう状況に置かれていたので、後に家族からテキパキするようになったね、と言われました。一時的なものかもしれないんですけど、自分から進んで行動するっていうのが向こうでは大切だったので。 -今後留学をする人にアドバイスがあったら教えてもらってもいいですか? 瑚彩様:英語が話される地域に行くと、本当に日本語を話す人がいないんです。日本人がいたとしても、彼らとだけになります。スタッフさんも空港も、日本以外は全て英語でした。だから、英語が分からないと結構辛いのかなと思います。講習会のスケジュールも英語で書かれていますし、掲示板も英語でした。コミュニケーションをとるにも、日本人の方と一緒にいるならいいんですけど、せっかく国外まで来たんだから、いろんな方と交流を深めることをしたいなと私は思って積極的に英語を使いました。みんなと仲良くなれるわけではなくても、母国語でない言語で話し、異文化に触れるというとてもいい機会になるので。だから、コミュニケーションツールは、言語に関わらず、誰か友達を作っていくと、話したり遊べたりで楽しいです。思うように話せなくても相手が聞いてくれると、会話ができるので。知っている単語を並べていけば、予測もされやすいと思いますし。それと、ルールを守ること。レッスン時間はもちろん、コンサートに行く時のバスだったり、時間厳守の機会は結構ありました。守れなかったときに自分が損するだけならまだいいんですけど、迷惑をかけてしまう人もたくさんいる場所なので。自分のことは自分でしっかりやるという責任感があったほうがいいと思います。それと友達を作れば、一緒にいると聞けるし、自分も話せるし。誰か話せる人がいるほうが、様々な面でも心強いし、何より楽しいと思います。 -今後の活動とか進路、目標みたいなものがあったら教えてもらえますか? 瑚彩様:今回ドイツへ行って講習会に参加し、様々な面で鍛えられましたし、気候や街並みもとても好きでした。来年はまた、違う国の講習に行ってみたいなと強く思いました。それと何より思ったのは、日本は狭いなということ。集団的だったり、価値観は多数派が一般的であったりすると思うんです。それもそれでいいとは思うんですけど、私はもっと個人の意見が生きてくる、自由な雰囲気が好きかなと思います。だから、高校を卒業したら、ヨーロッパへの留学を考えています。国は決まっていないんですが、音楽が身近にあり、人種や生き方がたくさんあるところでピアノを、音楽を学びたいなと。日本はそうではなくて悪いと言うわけではないんです。ただ、音楽にしても、様々な作曲家の生まれの国であったりとか、名ピアニストがその国で育ったとか。そういうことをしっかり調べて、自分の好きな音や文化のある国を見つけて勉強したいと思っています。 -貴重なお話をありがとうございました。
-まず、簡単な自己紹介、今までの略歴を教えていただけますか? 瑚彩様:ピアノは6歳頃から始めました。弦楽器を14歳頃から、ヴァイオリンとヴィオラを新たに始めて。ピアノは習っている先生の主催する発表会で毎年コンサートをやっていたりしていました。コンクールに出たことはありません。 -弦楽器もされてたんですね。 瑚彩様:そうですね。クラシック音楽が好きで、弦楽器の音色にも惹かれて。ヴァイオリンもかっこいいな、と思って始めました。それと、友人がジュニアオーケストラのメンバーだったので、体験しに行ったら、その先生にヴィオラを勧められて。始めてみたらはまってしまったという。 -いろいろ多才なんですね。 瑚彩様:ありがとうございます。いろいろ手を出してしまっていますけれど。 -今回ピアノの講習会だったと思うんですけど、ほかにも何か講習会に参加されたご経験はあるんですか? 瑚彩様:海外へはないんですけど、音大の受験講習会があって、レッスンと楽典・聴音を、数回受けたことがあります。 -ドイツの講習会に行きたいと思ったきっかけって何ですか? 瑚彩様:ヨーロッパってやっぱり日本と違って、音楽が身近にあると思うんです。それと、ジュニアオーケストラの旅行で数回ドイツやオーストリアに行ったことがあったんですね。その時の街並みとか雰囲気がすごい好きで。音楽が身近にあることと、違った場所、違った言語に触れるきっかけになると思って。海外の先生のレッスンから、英語とドイツ語しか通じない場所に身を置いて、生きた音楽を学びたいなと思いました。 -ジュニアオーケストラで行かれたのは、旅行ということは、演奏はなかったんですか? 瑚彩様:演奏旅行みたいな感じでした。例えば1週間行ったら最後の3日練習と本番みたいな、そんなにがつがつした感じじゃなかったんですけど。観光して、現地のアマチュアのオケの人と合流して、練習して、本番という流れですね。あまり練習する時間がなかったので、ソロの曲を弾いた時にはとても大変でした。 -今回参加されたドイツのシュリッツの講習会なんですが、どれぐらいの方が参加されていましたか? 瑚彩様:ジュニアとシニアで分かれていて、13歳から17歳だったジュニアは16人、19歳から30歳までのシニアは22人でした。年齢は今回の講習のメンバーです。お互いに触れ合う機会は、そうですね、語学レッスンくらいしかなかったです。講習会の最初にオープニングセレモニーがあったんですけど、飛行機の便の関係で、私ともう1人参加した日本人の男の子が出られなかったんです。だからメンバーも後から把握するみたいな感じになりました。ただ私はルームメイトとその友達とでずっと一緒にいたので、あまりほかのメンバーと話す機会もなかったですね。それが少し残念でしたが、Facebookで友達にはなれました。 -講習会はどんなスケジュールで組まれていましたか? 瑚彩様:私は毎日朝の9時から10時半まで、申し込んだドイツ語のレッスンを受けました。そしてピアノの練習が毎日3時間取られていました。日によって時間や部屋は変わっていましたね。レッスンは、2人の先生のレッスンを二回ずつ受けられる、計4回ありました。食事は泊まっていたゲストハウス、寮みたいなところの食堂でとりました。朝は割と自由で、パンやハム、チーズなどが並んでいて、好きなものを取って食べていました。寝坊とかすると、スーパーで買ってきたシリアルバーを無理矢理食べて練習に行くみたいな。朝食、昼食、夕食とあって、レッスンがなければあとは自由、といった感じでしたね。散歩に行ったり、スーパーやパン屋に行ったり。ちなみにレッスンは、マスタークラスって書いてあったので、すごくびびっていたんですけど、実際誰も来ませんでした。他の子に聞いても、マスタークラスは全然人いないよ、って。マスタークラスもいい経験になりますが、今回周りの子の迫力がすごくて、少し自信がなかったので、安心してしまいましたね…。 -先生はどんな方でしたか? 瑚彩様:最初にレッスンを受けたニーデルドルファー先生(女性)は、英語が母国語ではないようでしたが、英単語とか表情、仕草で何となく伝わってくることもありました。割と感情的なことを大事にしてらしてたかなと。もっとこういうイメージで、ということを動きをつけて説明してくださって、とても分かりやすかったです。温和な方でしたね。もう一人のフォン先生(男性)はイギリスのパーセルスクールで教えてらっしゃる先生でした。ベートーベンのソナタをレッスンしていただいた時に注意されたのは、リズムや弾き方についてが中心でした。基礎的なことを結構言われて、自分はまだまだだなと実感しました。音楽的な指示ももちろん英語で出されて、分からない単語とかが結構出てきたりしたので少し焦りました。通訳はつけなかったんです。完璧に理解し切れない部分もあったので、先生の弾き方や音に注意したり、いろいろ聞きながらじゃないと分からないところもあったんですけど、優しく教えてくれました。ユーモアのある方でしたね。2人とも優しくていい先生でした。 -日本での教え方、今されているレッスンとの違い、外国の先生ならではの、こういう教え方って外国なんだな、と感じたことはありましたか? 瑚彩様:そうですね…。ニーデルドルファー先生は、勝手な偏見かもしれないですけど、日本人より、音で何かを表現する時、感情を表に出す感じだったかなと思います。控えめに言うことはなかったかと。できていないことは、しっかり分かるまで指導してくださいました。そうする先生も日本にはもちろんいらっしゃるとは思うんですけど。ここは感情的に、ここはこうやりましょう、みたいな、そういう表現の説明の仕方が大きかったのかなと。うまく説明できていない気もしますが。 -それはわかりやすかったですか。 瑚彩様:わかりやすいですね。言葉でいろいろと言われるより、的確にイメージさせる要素に触れたほうが。彼女は自分のイメージを提示してくださって、それを私が自分なりにイメージして、弾いていました。そういうのって個人によってイメージすることも捉え方も違いますしね。…難しいですね、音楽を言葉で説明するのは。 -スタッフの方はどんな方でしたか?例えば講習会で運営スタッフ、先生以外の方ですね。あまり話す機会はなかったですか? 瑚彩様:最初に飛行機の関係で遅く着いた時に、もう一人の日本人の男の子がいたんですけど、彼と一緒に建物を簡単に案内されたんです。そのコーディネーターというのかな、彼女が英語で説明してくださったんですね。でも彼があまり英語がしゃべれなかったので、私が通訳になるといういい経験もできて。みんな笑顔が素敵で感じのいい人ばかりでした。でもいけないことはきちんとダメと言っていました。いろんな人を見ていて思ったんですけど、日本人の遠慮というか、オブラートに包む感じが、いい意味でないのかなと。何事もスパッと言う感じでした。だから分かりやすかったですね。事務の方や掃除の方とはあまり話す機会がなかったですが、洗濯やコンサートについて聞きたいことがあるときは、お世話になりました。 -スタッフは何人ぐらいいらっしゃいましたか? 瑚彩様:スタッフは、主に関わったのはコーディネーターの2人でした。中心となる先生もレッスンを担当しながらカメラでみんなの写真撮ったりとかしていて。他は洗濯物の受付にいた方が2人と、事務室に4人くらいいらっしゃいました。私が見たのはそのくらいです。 -参加されていた方は、先ほど日本人の男の子が1人いたとおっしゃっていましたけど、他にはどういった国から来ている方でしたか? 瑚彩様:国で見ると、日本人が一番多かったのがちょっと意外でしたね。日本人がいないと思っていたら、私を含めて3人いました。でも本当に多国籍で、ドイツ、ウクライナ、トルコ、シンガポール、イギリス、アメリカ、スペインなど様々でした。みんなほとんど当たり前みたいに英語を話していて。あとはドイツ語を話せる人も結構いました。シニアのほうだと韓国、中国、日本といったアジア系と、オーストリアやイタリア、デンマークなどヨーロッパ系まで様々でした。国際色豊かなメンバーでしたね。 -皆さんの演奏はどうでしたか?生徒の皆さんがお互いの演奏を聴く機会もありましたか。 瑚彩様:そうですね、演奏会で。全員が一回コンサートで10分〜15分程度の曲を演奏しました。1人15分〜20分のプログラムを構成するファイナルには、4人が進出できるという仕組みでした。コンサートは演奏する場所までバスで行って、全員が聴きました。毎回コンサートの場所が違ったのもおもしろいなと思いましたね。印象に残ったのは、みんなすごい曲を弾いているなということです。プロコフィエフとかリストとか、指をたくさん使う曲というか、すごく技巧が多い曲を皆さん弾いてらして。やっぱりこういうところに来る人はすごいの弾くんだな、と思いました。でも、これを言っていいのかよくわからないですけど…聴いていたときに、すごい曲を自分のものにしているというか、そういう風に聴こえる人っていうのが、私の観点だと、少なかったのかなって思いました。上手に弾いてるけれど心に響いてこないな、といった感じです。そして、心に響いてくる、この人の演奏好きだな、この人ファイナルに行くな、って私が思った3人が実際ファイナルに行ったんですよ。だから、自分の音を持っているんだろうなと。自分をそのピアノで表現している人は、やっぱり技巧だけじゃないなぁ、と思って。雰囲気とか、オーラがあるんだと思います。生意気なこと言って、自分はどういう演奏をしていたのかはお客さんとして聴いていないのでわからないんですけれど…。すごい子はテクニックもすごいけど、ちゃんと心に入ってくる演奏をしていた、ということに感動しました。私もそんな風に人を感動させる演奏をしたいです。 -練習はどこでされてましたか? 瑚彩様:練習は、何台ものピアノがそのアカデミーにあって。Steingraeber & Söhne のピアノでした。練習室がたくさんあって、あなたは何時から何時まで練習、っていうのがスケジュールでちゃんと決められていました。どの部屋にもアップライトピアノかグランドピアノが一台あって、レッスン前はグランドピアノの部屋で練習できた時もありました。グランドピアノの部屋が、レッスンをする部屋も含めると計5部屋、あとはアップライトが計11部屋。全部で16台そのアカデミーにピアノがあることになりますね。練習時間になったらスケジュールに書いてある部屋に行くんですけど、自分の時間になっても中から音が聴こえるときがほとんどで。この部屋使っていいのかな?って許可とりたくなるじゃないですか。ノックして、誰もいなかったらこの部屋で練習しようみたいな、そんな自由な感じに使われていましたね。その時どうしようって最初思っていたんですけど、普通にノックして、私の時間なのでって言うと、ああそうなのね、すみません、みたいな感じのくだりができて。日本ではなかなか見られない光景かもしれないなと思いました。 -みんな時間になったら出る、という感じではないんですね。 瑚彩様:私にはそれが普通だったので最初は驚きましたね。人がいなくてすんなり入れる時もあったんですけど、いろんな部屋から常に音が聴こえるという感じでした。あとは朝から晩まで、ずっとピアノの音が聴こえていました。ジュニアとシニアはスケジュールは違いますが、同じアカデミーで練習するんですね。友達曰くシニアの方も長い間練習していたみたいで、夜に閉館するまで弾いていた人もいました。 -レッスン以外のときは皆さんでどこか行ったりとかしていたんですか? 瑚彩様:友達とスーパーに行くとか、アイスを食べに行くとかですかね。特に出かける予定のないときは、ルームメイトの子がスマホでドラマを見ているのが多くて。その子とそれを一緒に見たりした時もあったんですけど、一人でスマホをチェックしたり音楽を聞いたり、疲れていたら寝るとか、割と自由にしていました。でも大抵、談話室みたいなところで友達と集まっておしゃべりしたり、truth or dareというゲームをして盛り上がっていました。truth or dareというのは、私達が遊んだのは日本でいう21ゲームと王様ゲームを足したような感じですかね。色々遊び方があるとは思うんですけど、数を順番に言っていって最終的に21を言った人が、みんなに質問された答えを言うか命令されたことをやる、という。ほとんどそれではしゃいでいました。色々な質問や答えが飛び交って、彼らを知る機会にもなるし、面白かったですね。 -気候は暑かったですか? 瑚彩様:ちょうどいいとしか言いようのない、爽やかな風があって気持ちよかったです。日本の夏だとと湿度があって結構過ごしにくい夜があると思うんですけど、着いた時の夜はそんなの一切なくて。ちょっと肌寒いけれど、心地よい気温だったんです。暑い日もあったんですけど、39度とか40度とかそんなふうには上がらなくて。本当に過ごしやすい日ばかりでした。だからみんな半袖とかで過ごしてましたね。夜とかは暑かったときもあったんですけど、窓を開ければしのげる暑さで。講習会の最後では、楽しい思い出以外にも、この気候から帰りたくないっていう思いでした。 -外に出られたとき、治安とか大丈夫でしたか?安全面で不安はあまりなかったでしたか? 瑚彩様:オケの旅行で行ったところは、スリに気をつけてと言われることが多かったんです。肩掛けバッグの中のお財布は知らないうちに盗られるからって言われました。腰の前にポーチをつけて、ちゃんとチャックも閉めてたのに、財布とクレジットカードを盗まれたという方もいたと聞いて。私は幸い被害に遭いませんでしたが、そういう印象も結構あって。あとは物乞いする子どもがいるところもありました。しかし今回行ったシュリッツは、全然そんなことなかったです。スリにも遭わず、不審者にも会わず。田舎の方だったこともあるんでしょうけど、平和でした。ちなみにアカデミーやゲストハウスに入るには4桁の番号を押してドアのロックが解除されるという仕組みになっていたので、安全でした。 -外に出られるときは基本1人じゃなくてお友達と一緒に、という感じですかね? 瑚彩様:そうですね。友達といったほうがお話もできて楽しいので。大体一緒にいた友達とスーパーに行っていました。ただ私がスーパーに頻繁に行ったのは、飲み物が炭酸のものばかりだったからなんですよ。自販機にあったのが、水、リンゴサイダー、レモンサイダーとコーラとか。やっと水に出会える!と思ってお金を入れたら、ぬるい炭酸水の瓶だったという。蓋を開けたとたんに泡が出てきてこぼしてしまうというエピソードが誕生しました。私はいつもお茶やガス抜きの水が普通で、あまり炭酸水が好きではないので、これは困ったと思って。だからスーパーに行って、最初は0.5L入りのVolvic 6本入りを買っていったんですけど、飲むものがそれしかなかったので2日で飲み干してしまって、0.75Lに量を増やして。結構な頻度で買い出しに行っていました。もうスーパーに行く理由は基本的に水の調達、といった感じで。歩いても行ける距離だったのが助かりました。水と、あとは朝食が間に合わなかったとき用のバーとか、お菓子とかでした。お茶はやはり恋しくなりました。 -歩いてどれぐらいで行けるところなんですか? 瑚彩様:10分くらいだったと思います。 -割と近い所にある感じなんですね。 瑚彩様:そうですね。いい散歩、ぐらいだと思います。それとスーパー以外にもアイスクリーム屋さんが数軒あって、スーパーの帰りに寄ったり、アイスクリームが食べたくなったら1ユーロで買って食べていました。 -宿泊はどういったところに泊まっていたんですか? 瑚彩様:講習を受けたアカデミーと同じ敷地内にゲストハウスがあって。歩いてすぐのところに。 -アパートみたいな? 瑚彩様:いや、寮みたいな感じですかね。私は二人でルームシェアだったので、ベッドが二つあって、洗面所がひとつありました。クローゼット、トイレ、洗面台、シャワーが共用でありました。ユニットバスではなくて、立ってシャワーする感じです。部屋に入っても何もないことは言われていたんですけど、まさかハンドソープまでないとは思わなくて。迂闊でした。タオルがあるだけで。幸いそのルームメイトの子がハンドソープを持っていたので、借りて使っていたんですけど。テレビはありませんでしたが、あってもドイツ語だけでしょうし、なくても全然苦になりませんでした。それと個人的に気に入ったのは布団で、すごくふかふかしていて。好みはあると思いますが、気持ちよく寝れました。 -ネットはちゃんとつながりましたか? 瑚彩様:ゲストWi−Fiがあるということは聞いてたんですけど、万が一を考えて空港でイモトのWi−Fiを借りました。ポケットWi−Fiです。それでいつもやりくりしていました。使わない時は電源を切って充電して。Wi−Fiを持っている友達もいたので、たまに接続が悪い時、充電が切れそうな時はそれを貸してくれました。 -ルームメイトは何人ぐらいいらっしゃいました? 瑚彩様:私の部屋の場合は1人だったので、2人で部屋を使っていました。他の部屋は計3人のところもあったみたいです。2人か3人で部屋をシェアする仕組みなんだと思います。でも友達を自分の部屋に入れて遊んだり。何人部屋であろうと、出入りも自由でした。夜遅くにはしゃいでるとさすがに怒られますけど。私のルームメイトの子が、夜の2時ぐらいになっても平気で騒いでいたんです。うるさいのは別に勝手だけど、周りも起こしちゃうし、怒られるんだよ、って言ってもなかなか理解してもらえず、3回怒られてしまって…。 -ルームメイトは何人の方でしたか? 瑚彩様:イギリス人で、パーセルスクールに通っていました。彼女の友達2人もそこに通っていて、彼らと私で仲良くしていました。ただ、夜にうるさいと苦情が来た時にいつも謝るのは私でしたね…。年下だったこともあるのかなと思いましたが、もう少しそこは注意してほしかったかなと。もちろん楽しい思い出もたくさんありました。 -若い分、自分の国を離れてうきうきしちゃったんでしょうね。 瑚彩様:そうなんでしょうね、楽しいのは分かるんですけどね。注意してもなかなか聞いてもらえなかったので、逆に私が鍛えられましたね。 -宿泊先、泊まっているところから講習会までは歩いて移動ですか? 瑚彩様:はい。でも徒歩何分とかじゃなくて、ほぼ目の前にありました。歩道があって、その向かいに講習会場があって。ゲストハウスの横に、行けなかったんですけどコンサートホールもあって。本当に歩いてすぐでした。その同じ敷地内に、小さい森みたいな、公園かな、すごい木に囲まれた場所があって。犬の散歩をする人や、自転車が通れる道も敷いてありました。一般の人も通れる所でした。私はドイツ語のレッスンが終わったあと、気分転換に歩きながら習ったことを音読していました。空気も景色もきれいだし、歩き回っていましたね。やはり環境がすごいよかったです。本当に帰りたくなかったな。 -お昼や夜ご飯はどういったものを食べていましたか? 瑚彩様:一言で表すと、芋でした。ドイツの名産食べた?と友達からも聞かれたんですけど、これといったものは食べなかったかな、という。テレビで見るようなメニューは出てこなかったと思います。でもやはりポテトと肉がメインでしたね。チキンや魚、米も出ました。日本の米とは全然違いましたが。言っていいかわからないですけど、美味しいと思えるメニューが私的には少なかったです。でも三食作ってくれていたので、しっかり食べました。外食するという手もあったんですけど、申し訳ないし、何より知らない国で迷うのは怖いので…。残していた人も結構いたんですけどね。米と、魚にソースのかかった料理や、フルーツカレーのような料理が不評でした。これはどうやって命名すればいいんだろう?っていう料理が結構ありましたね。一緒にいた友達は、みんなおいしくないって言ってて。なんて言えばいいのか分からなくて曖昧に濁していたんですけど。それと、ルームメイトの子がベジタリアンだったんです。ベジタリアンメニューもあったんですが、肉に見えるものもあって。野菜もあったんですけど、彼女の好みには合わなかったみたいで、結局彼女が食べてたのはほとんどパンでした。そこは心配になりましたね。でも、私はそんなに不味くはないかな、っていう感じでした。外食に行ったエピソードとしては、コンサートの帰りに2回ほどメンバー全員でピザを食べました。最後のパーティーもまた違うピザ屋でやりました。なぜドイツなのにピザ?とつっこみたくなりましたが、美味しかったです。あとはシニアの方に、日本人メンバーで外食行くんだけどどう?って誘われたんです。留学されている方もいるし、人脈広がるかも!と思って行ったのがインド料理屋さんでした。タージマハルっていう名前が面白いなと思いました。驚いたのは、メニューにはないけどカレーを作ってくださったこと。ケイジャンチキンと数種類のカレー、ラッシーを、大勢で美味しく頂きました。 -海外の人たちとうまく付き合うコツみたいなのがあったら教えてください。 瑚彩様:父がアメリカ人の私は、小さい頃から結構英語に慣れ親しんできたほうだと思うんです。だから文法とか考えなくても、ある程度のレベルまでなら英語が話せるという感じで、言っていることは割と理解できて。ただ、まだまだ語彙力が足りなかったです。言いたいことが伝わらない、ということも多かったですね。コミュニケーションはとれていたんですけど、理解しきれないところもあったのが残念でした。そこで大切なのは、相手の話をちゃんと聞くということかなと思いました。真剣に耳を傾けてくれる人だと、なんとかして伝えようっていう気になりますし。それと、自分から積極的に話していかないと言いたいことが伝わらなかったり、話題が作れなかったりしました。といっても、参加していた人全員と話せたわけじゃないし、数人と仲良くしていたんですけど。英語が分かると、会話に参加できなくても内容は分かるので、言語の大切さと、積極的にならなければいけないことは痛感しましたね。 -なんとなく、普通にコミュニケーションとって、という感じですかね。 瑚彩様:そうですね。でもなんとなくというよりは、自分から英語を話して、あとはちゃんと聞いて。分からないことがあっても次に繋げることも大事ですね。そこで黙っちゃって終わり、ということもあったんですけどね。やはりお互いコミュニケーションをとろうという気持ちがないと、どっちかが折れるか、聞いていられないってなるか。せっかちな人とかもいると思うので。何が言いたいの?っていう雰囲気になられた時に、やっぱりいいやって折れちゃうと、お互い通じなくなると思います。言語の壁はあると思いますが、しっかり話していくことが大切だなと思いました。 -留学中に何か困ったことはありますか? 瑚彩様:洗濯ですかね。自分で洗濯物を持っていって、3ユーロ払って洗濯機で洗濯してもらうといった流れなんですが、乾燥機がないのを忘れていたんです。取り出した時に濡れていて、乾燥機はないのかと聞いたら、当たり前でしょと返されて。ああそうか、干すんだったなと。ラックがあるからそれで干してと言われ、乾かすんですが、それにとても時間がかかったんです。室内干しで、それも日光があまり当たらないところで。乾いたのにラックを占領するのもいけない、と思ってちょくちょく様子を見に行っていたんですけど、全然乾かない。12時ぐらいに洗濯しに行ったとしたら、16時、17時まで待っていないと乾かなかったですね。それも洗濯も毎日できるっていうわけでもなくて。日にちと時間が決まっていて、それを狙って洗濯をするんですね。早い者勝ちだったので割と早めに行っていました。ただ一回だけ、計算を間違えたのか洗濯をしなかったんですよ。そしたら靴下が足りなくなってしまってしまったんです。裸足でスニーカーを履くのはさすがにちょっとなぁ、と思って、お恥ずかしい話になるんですが、石けんで洗って干して、髪用のドライヤーで乾かしてやりくりしました。靴下はあまり持ってきていなかったので、それでやり切って。あとは着られる服を選別して着るという。だから、暑すぎず寒すぎず、汗をそんなにかかない気候で助かりました…。 -今回の講習会に参加してよかったなと思った瞬間があったら教えてもらってもいいですか? 瑚彩様:言語面では、言いたいことがなかなか伝わらなかったり、言っていることが分からなかったり、コミュニケーションが取りづらいこともありました。でも、友達との英語でのおしゃべりやみんなの演奏を聴けたり、ドイツの街並みを堪能できたり。日本では経験できないことをたくさん素晴らしい思い出にできました。忘れられない思い出のひとつに、こんなことがあったんです。私が演奏したコンサートで、1部と2部の間の休憩のときに、家族で来ていた奥さんが、あなたの演奏はとても素晴らしかったわ、ってわざわざ伝えてくださったんです。そこでは、ファイナルに残る2人も弾いていたんです。でも彼女が全員の演奏が終わった後に、私のお気に入り、やっぱりまだあなただったわ、と言ってくださって。演奏って、自分がうまく弾けると嬉しいし、逆にもっとできたなって思う時もあります。その時まだ満足のいく演奏ではなかったと思いましたが、初めて会って自分の演奏を聴いてもらった人に、すごいよかったよ、と言ってもらえるのがとてもうれしかったんです。さらに、ドイツ語のレッスンで、課外授業といった感じでしょうか、街に繰り出して、街にある様々な単語を習うといった時があったんですね。展望台に登って美しい景色を見たりだとか、パン屋に行ったりだとか。そしてその行ったパン屋で、偶然、私の演奏を褒めてくださった奥さんがいらしていたんです。お互い気づいて、彼女に少し時間をくれと言われて。何だろうと思って行ったら、プロでもないのにサインを書いてくださいと言われたんです。果たして、こんな光栄なことがあるのだろうか、としみじみと思いました。コンサートから数日経っているのに、あなたの演奏すごい好きだったよ、とまた言ってくださって。聞かれたのでファイナルには残れなかったんですと言ったら、え?行くと思っていたのに!と言われて。まだまだ足りないことはありますが、そう言ってもらえたのがとてもうれしかったですね。名前のサインと、ありがとうとメッセージを書いてあげたら、彼女もその旦那さんも子どもも、家族で笑顔になってくれて。みんな最後に握手までさせていただいて、それはもう、とっても心温まる瞬間でした。演奏は人を笑顔にするためにもあるのだと、誰かの笑顔のために弾くのだと。自分の演奏が、誰か1人でも幸せって思ってもらえたり、お気に入りの1人になれることは、やっぱり最高に素敵なことだなと思いました。 -今回ご自身で変わった部分、成長したなと思うことってありましたか? 瑚彩様:日本では割と10分前行動とかよくあるじゃないですか。集合時刻の少なくとも5分前までには集まるという。ルームメイトの子とその友達がよく一緒にいて、最初は彼女達と一緒に行かなきゃ、といった集団的心理が働いたんです。でもそのうち、同じ部屋ではあるけど言ってもダメなら、自分は先に行って時間を守らなきゃと気づいて。日常生活では、誰かを待っててあげるっていう、集団で行動することが多いと思うんですね。でもそこではそういうのがなくて、自分のしたいことをその時するっていう。もしかしたら彼女たちだけだったのかもしれませんが…。何をするにも自己責任というのが多かったです。先程鍛えられたと言いましたが、自分で時間をしっかり守って自主的に行動することができるようになったと思います。自分で考えて理解して行動に移す、といったパターンですかね。分からなかったら聞かなきゃいけないっていう状況に置かれていたので、後に家族からテキパキするようになったね、と言われました。一時的なものかもしれないんですけど、自分から進んで行動するっていうのが向こうでは大切だったので。 -今後留学をする人にアドバイスがあったら教えてもらってもいいですか? 瑚彩様:英語が話される地域に行くと、本当に日本語を話す人がいないんです。日本人がいたとしても、彼らとだけになります。スタッフさんも空港も、日本以外は全て英語でした。だから、英語が分からないと結構辛いのかなと思います。講習会のスケジュールも英語で書かれていますし、掲示板も英語でした。コミュニケーションをとるにも、日本人の方と一緒にいるならいいんですけど、せっかく国外まで来たんだから、いろんな方と交流を深めることをしたいなと私は思って積極的に英語を使いました。みんなと仲良くなれるわけではなくても、母国語でない言語で話し、異文化に触れるというとてもいい機会になるので。だから、コミュニケーションツールは、言語に関わらず、誰か友達を作っていくと、話したり遊べたりで楽しいです。思うように話せなくても相手が聞いてくれると、会話ができるので。知っている単語を並べていけば、予測もされやすいと思いますし。それと、ルールを守ること。レッスン時間はもちろん、コンサートに行く時のバスだったり、時間厳守の機会は結構ありました。守れなかったときに自分が損するだけならまだいいんですけど、迷惑をかけてしまう人もたくさんいる場所なので。自分のことは自分でしっかりやるという責任感があったほうがいいと思います。それと友達を作れば、一緒にいると聞けるし、自分も話せるし。誰か話せる人がいるほうが、様々な面でも心強いし、何より楽しいと思います。 -今後の活動とか進路、目標みたいなものがあったら教えてもらえますか? 瑚彩様:今回ドイツへ行って講習会に参加し、様々な面で鍛えられましたし、気候や街並みもとても好きでした。来年はまた、違う国の講習に行ってみたいなと強く思いました。それと何より思ったのは、日本は狭いなということ。集団的だったり、価値観は多数派が一般的であったりすると思うんです。それもそれでいいとは思うんですけど、私はもっと個人の意見が生きてくる、自由な雰囲気が好きかなと思います。だから、高校を卒業したら、ヨーロッパへの留学を考えています。国は決まっていないんですが、音楽が身近にあり、人種や生き方がたくさんあるところでピアノを、音楽を学びたいなと。日本はそうではなくて悪いと言うわけではないんです。ただ、音楽にしても、様々な作曲家の生まれの国であったりとか、名ピアニストがその国で育ったとか。そういうことをしっかり調べて、自分の好きな音や文化のある国を見つけて勉強したいと思っています。 -貴重なお話をありがとうございました。
ダンス留学【夏期講習直前特別号 vol.5. 2014-06-24 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
夏期講習出発前に抑えておきたいワンポイントアドバイス等をご案内させていただきます☆☆
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【2】講習会情報
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今週は、フランスの夏期講習会情報をお届けします☆
◆ニニ・テイラード・バレエアカデミー国際夏期サマースクール
世界遺産の町、リヨン旧市街で学ぶクラシックバレエやバロックダンス
1世紀近くに渡ってバレエの現場を生きているプリンシパルダンサーが創立したスクールの夏期講習会。バレエの現代史に触れるような貴重な1週間です
【期間】2014年7月14日〜7月18日
http://www.dance-abroad.com/country/6173-nini-theilade-stage-international-academie-de-ballet.html
◆◆パリマレ地区ダンススクール
マーサ・グラハムとジョージ・バランシン、二人の巨人のバレエを体感する講習会
パリ中心部で開かれるクラシックバレエとモダンダンスの夏、秋、冬、春の講習会。グラハムとバランシンの神髄を知る講師陣が、濃密なプログラムを提供します。
■講習会開催期間■
◇夏期講習会
2014年7月7日〜8月1日
第1期:2014年7月7日〜7月11日
第2期:2014年7月14日〜7月18日
第3期:2014年7月21日〜7月25日
第4期:2014年7月28日〜8月1日
◇秋期講習会
2014年10月21日〜10月25日
http://www.dance-abroad.com/country/6275-paris-marais-dance-school.html
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【3】学校情報
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学校情報もフランスに特化しました☆
◆パリ国立オペラ座バレエ学校/L’Ecole de Danse de l’Op?ra de Paris
誰もが認めるフランスの誇り、世界の至宝。パリ国立オペラ座バレエ学校の生徒をめざす。
エトワールになりたい人なら、一度は憧れる学校ーパリ国立オペラ座バレエ学校。最難関、最高峰であるこの学校への挑戦をかたく、熱く決めたあなたへ。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5860-lecole-de-danse-de-lopera-de-paris.html
◆◆マルセイユ国立高等ダンス学校/Ecole Nationale Superieure de Danse de Marseille
フランス・マルセイユにあるローラン・プティが設立したバレエ学校でバレエを学ぶ。
フランス最大の港町で、パリ・リヨンに続く規模の都市でもある、マルセイユ。1992年設立されたマルセイユ国立バレエ学校で、バレエを学びませんか。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5862-ecole-nationale-superieure-de-danse-de-marseille.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】国内語学レッスン情報
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アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
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【5】夏期講習目前覚えておくと便利!!ワンポイント英語
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☆☆体のパーツ☆☆
Toe:つま先
Point your toe:つま先を伸ばして
Elbow:ひじ
Bend your elbow:ひじを曲げて
Breathe out = exhale:息を吐く
Breathe in =inhale:息を吸う
Knee:ひざ
Stretch your knee:ひざを伸ばして
Abdominal 省略してAbs:腹筋
Use your abs:腹筋使って
Trouser= upper body :上体
Horizontal line :水平なライン
Straight line:まっすぐなライン
Keep your body straight :上体をまっすぐ保って
☆☆舞台用語☆☆
Stage left:上手
Stage right:下手
Upper stage:舞台後方
Down stage:舞台前側
Stand next to ○○○:○○○の隣に立って
step forward:一歩前へ
wing :舞台のそで
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【6】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
また、「こんな企画をしてほしいィ〜♪」「こんなこと聞いてみた〜い♪♪」など皆さんのご意見を伺いたいと思いますので、
ご提案いただけたら嬉しいです♪
お待ちしております☆☆
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そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
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それでは、また次回ぃ〜☆
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【7】次回予告
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今回に引き続き夏期講習直前ワンポイントアドバイス等をご案内させていただきます♪♪
次回のメルマガは、
7月8日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
アンドビジョン特別クリスマスプレゼント!!
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特┃別┃ク┃リ┃ス┃マ┃ス┃
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プ┃レ┃ゼ┃ン┃ト┃
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寺根佳那さん/チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程鍵盤楽器研究領域修了。
ベルーナ人材育成奨学金第一回奨学生として、埼玉県知事より埼玉親善大使を委嘱され、
現在チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院在学中。
在ロシア日本国大使館主催、ロシアにおける日本年2018 風雅「日本の美」オープニングコンサート(モスクワ)出演。
ラ・フォル・ジュルネ新潟2016「熱狂の日」音楽祭、リスト記念館ホール(ハンガリー・ブダペスト)、秋篠音楽堂、宗次ホール等にソロ出演。東京、名古屋、群馬等、ソロリサイタルを多数開催。
国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールでヴィルトゥオーゾユースオーケストラと共演。日本演奏連盟正会員。
-まず簡単な自己紹介ということで、現在までの略歴を教えてください。留学する前までの音楽の経験は?
何歳からなさっていましたか?
寺根様:ピアノは3歳からしています。幼少の頃は、兵庫県に住んでおり、小学生の時に相愛大学名誉教授の故片岡みどり先生に二度推薦していただき、大阪のザ・シンフォニーホールの推薦演奏会に出演しました。
その翌年、兵庫県の地元の先生の勧めで、大阪音楽大学の付属音楽学園を受験し、教授の先生からレッスンを受けれるセミナークラスに合格し、中学1年から、大学生の方と同じクラス(4人)でピアノのレッスンを受
けていました。
その翌年、兵庫県の公立中学校の音楽の先生が、「東京から凄い先生が来るからレッスンを受けてみたら」と推薦して下さり、兵庫県から神奈川県までレッスンに通う日々が始まりました。この頃は、兵庫県から週2
回大阪へ、週1回京都へ、そして隔週で神奈川へ通っていたので忙しい中学生でした。
私は、兵庫県で音楽科がある県立西宮高校を受けようと思って準備をしていましたが、当時ついていた京都芸大の先生に、東京に行くことを強く勧められ、受験の3ヶ月前に東京音大の付属高校を受けることが急に決
まり、勢いで東京に来ました。
略歴
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程鍵盤楽器研究領域修了。
ベルーナ人材育成奨学金第一回奨学生として、埼玉県知事より埼玉親善大使を委嘱され、
現在チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院在学中。
在ロシア日本国大使館主催、ロシアにおける日本年2018 風雅「日本の美」オープニングコンサート(モスクワ)出演。
ラ・フォル・ジュルネ新潟2016「熱狂の日」音楽祭、リスト記念館ホール(ハンガリー・ブダペスト)、秋篠音楽堂、宗次ホール等にソロ出演。東京、名古屋、群馬等、ソロリサイタルを多数開催。
国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールでヴィルトゥオーゾユースオーケストラと共演。日本演奏連盟正会員。
-留学したきっかけを教えてください。
寺根様:ソロリサイタルを毎年聴きに来て下さっていた先生に勧められました。
学生時代から何度も留学は勧められていたのですが、まず日本で出来る限りのことをした上で、自分にとって留学が本当に必要かどうか考えてから決めようと思っていました。
改めて先生に勧められて、現実的に考えるようになりました。実は、先生に勧められる一年前に受けたロシア人の先生のマスタークラスで、ロシアに来たらというお話をしていただき、漠然とですが、やはり行きたい
なという気持ちが芽生えていました。
高校生の頃から勉強していたロシア語をもう一度勉強し直そうと思い、語学スクールに通い始め、勉強を再開していた矢先にタイミング良く勧めて下さったので、決心が出来たように思います。
-どうやって現在の学校を選びましたか?現在の学校に決まるまでのいきさつを教えてください。また、決め手になった点はなんでしょうか?
寺根様:当初は、サンクトペテルブルク音楽院に留学しようと考えていました。サンクトペテルブルクの先生が、僕はいつでも歓迎するからロシアに勉強に来たらいいよとおっしゃって下さっていたので、漠然と行き
たいなという気持ちがありましたが、金銭的な面でも現実的ではないと諦めていました。ただ、高校生の頃から、ロシア・ピアニズムを学びたいという気持ちが強く、心の片隅でロシアで学びたいという気持ちは常に
あったように思います。
先生方にも相談したところ、モスクワ音楽院を勧められ、挑戦することに決めました。
-手続きで苦労した点はなにかありますか?
寺根様:ロシアのことに関しては殆ど相談出来る人がおらず、自分で全て手続き面の手配をしたので大変なことばかりで毎日不安でした。
手続きも提出書類も殆どロシア語でしなければならなかったので、毎日手探りで、綱渡りをしているような状況でした。
-留学準備はどのくらい前から始めましたか?
寺根様:大まかな準備は、10ヶ月前から始めました。
ただ、ソロリサイタルなどを受験の3ヶ月前までしていたので、その準備や練習に追われていて、本当にちゃんと準備を始めたのは3ヶ月前からです。
-学費はどう捻出しましたか?
寺根様:給付型奨学金の奨学生に選んでいただきました。
-語学は日本でどのくらい勉強しましたか?現地でも語学学校に行った方がいいでしょうか?
寺根様:ロシア語は高校生の頃から大学を卒業するまで履修していましたが、その後しばらく勉強していませんでした。
留学をする約2年ほど前から、語学スクールに通っていました。留学の半年前からは、ロシア人の家庭教師の方にもレッスンをしてもらっていました。
-日本と留学先で大きく違う点を教えてください
寺根様:授業がいつから始まるのか等、日本なら当たり前のように学校側から教えてもらえる最低限のインフォメーションすら、こちらから聞きに行かない限りは教えてもらえないということでしょうか。
例えば、学生証に関しても、何度か自分から「もう出来ましたか?」と聞きに行き、ようやくもらえました。
待っていては何も進まないです。
-学校の授業はどのように進められますか?日本でしっかりやっておいたほうがいい勉強などありまし
たら、教えてください。
寺根様:授業は全てロシア語です。英語が通じない先生が多いので、最低限のロシア語が出来ないと困ると思います。
-日ごろ練習はどのようにしていますか?
寺根様:寮の練習室や、音楽院で練習しています。
-授業以外はどのように過ごされていますか?
寺根様:大体は、練習場所を探すか練習をするかです。
-宿泊先はどのようにみつけましたか?
寺根様:寮があります。
-留学してよかったと思える瞬間は?
寺根様:一番の喜びは、素晴らしい先生との出会いです。いつも真剣に一緒に向き合って下さって、妥協せず、時間を気にせず教えて下さる先生から学ぶことが出来る喜びは大きいです。レッスンの内容もとてもレベ
ルが高く、毎回新しい気付きがたくさんあり、ここ音楽に夢中になれる日々が幸せです。
-これから留学する人が、心しておかなければいけない点、アドバイスしておきたいことがありましたら、お願いします。
寺根様:一番大切なことは、悩みすぎないこと。何があっても前向きに考え、自分の気持ちを貫くこと。
自分が今出来ることを精一杯頑張っていたら、必ず道が開けていくと思うので、勇気を持って怖がらずに挑戦してください!
ダンス留学【夏期講習特別号!! vol.6. 2014-07-08 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
梅雨真っ只中w あじさいがとても綺麗に咲いて より一層季節感を惹きたててくれますね♪
皆様いかがお過ごしですか?
前回に引き続きダンス講習会事前情報を配信したいと思います♪
是非、チェックしてみてくださ〜い☆☆
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【2】講習会情報
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☆今週は、カナダとフランスの夏期講習会情報をお届けします☆
◆カナダ国立バレエ団サマーコース◆
北米随一の規模を誇るバレエ団で、総合的にダンスのレベルアップを目指す2週間
カナダ国立バレエ団が主催するクラシックバレエやコンテンポラリーダンスなどの夏期講習会。
広範囲な教育実績を誇るバレエ団ならではのレッスンです。
【期間】
2014年7月21日〜8月1日
http://www.dance-abroad.com/country/america/canada/6282-the-national-ballet-of-canada-summer-dance-intensive.html
◆◆ビアリッツ国際ダンス講習会-ジレ・リプシッツ・バレエ学校◆◆
フランス屈指の美しい景色を誇る海辺の町ビアリッツでフランス伝統のクラシックバレエを学ぶ
8歳以上で2年以上の経験者から10年以上の経験を持つ上級者まで、幅広い層を対象とした夏期講習会。
一流のキャリアを持つ講師陣たちが力強いダンスを指導します。
【期間】
2014年8月3日〜8月8日
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/6185-ecole-de-ballet-gillet-lipszyc-summer-school.html
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【3】学校情報
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☆学校情報はドイツとフランスに特化しました☆
◆ミュンヘン・バレエ・アカデミー/Ballett Akademie Munchen◆
ミュンヘンにあるドイツ有数のバレエアカデミーで、プロのダンサーになる為の基礎を培う。
ドイツバイエルン州最大の都市・ミュンヘンにある、ダンサーの育成を第一の信条にしているバレエ学校・ミュンヘン・バレエ・アカデミーをご紹介します。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/germany/5869-ballett-akademie-munchen-heinz-bosl-stiftung.html
◆◆パリ国立高等音楽院・舞踊科/Conservatoire National Superieur de Musique et Danse de Paris (CNSMDP)◆◆
世界で最も歴史が深く権威ある芸術校の一つ・パリ国立高等音楽院・舞踊科へはばたく。
フランス国内でも世界でも、トップクラスと認められてる学術機関パリ国立高等音楽・舞踊科。厳しい試験を乗り越えた生徒として学んでみませんか。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5866-conservatoire-national-superieur-de-musique-et-danse-de-paris-cnsmdp.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【4】使える英語(ダンス編)
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ninety degree: 90度
keep your leg at ninety degrees: 足を90度でキープして
swing your leg:(バットマン時、主に前後)足を振って
circle: 円
make circles with your arms: 両手で円を作って
circle around:円で動く
clockwise:時計回り
counter clockwise:反時計回り
follow the person next to you:隣の人に付いて行って
half circle: 半円
make half circles with your pointing toe:つま先で半円を描いて
tilt: 傾ける (主に上体を傾ける際に使われる単語。両手を広げ片足を手と平行の角度まで持っていき、上体を傾ける動作のときに使われることが多い)
parallel:平行
parallel feet: 平行な足のポジション
elevate: 持ち上げる
elevate your leg gradually: 徐々に足を上げて
don’t rush:焦らないで
listen to the music:音をよく聞いて
Can I keep my bag inside the studio? :カバンをスタジオに持ち込んでいいですか?
What time will the studio open tomorrow? :明日何時にスタジオに入れますか?
Could you tell me where I can buy a bottle of water? :どこでお水を買えるか教えていただけますか?
I give you four bar to choreograph.:4小節(主に16カウント)で振り付けしなさい。
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
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【5】国内語学レッスン情報
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アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと!
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【6】編集後記
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さぁ、あちこちで夏期講習が始まりました♪♪
既に講習会を満喫されてる方の声も耳に入ってきました!!
いいですねぇ〜♪
これから参加される方々もウキウキではないかと思いますw
昼と夜で気温差があるので、お稽古の後とか汗で身体を冷やさないように気をつけてくださいね。
気になる情報はありましたか?皆様の夢への最初のステップのお手伝いになれたら嬉しいです☆
また、「こんな企画をしてほしいィ〜♪」「こんなこと聞いてみた〜い♪♪」など皆さんのご意見を伺いたいと思いますので、
ご提案いただけたら嬉しいです♪
お待ちしております☆☆
http://www.andvision.net/n/24104d4ae4515239ec8151249999b29c/6/104803.html
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
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それでは、また次回ぃ〜☆☆
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【7】次回予告
ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー…ー♪♪♪ー…ー…ー…
次回のメルマガは、
7月22日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
≪限定動画付!≫新連載スタート☆音楽留学メールマガジン【ウィーン春期講習会特集!】
音楽留学メールマガジン
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__c0__様、おはようございます!
今年も残り1ヶ月!早い!12/15コンサートチケット、販売中☆
インスタも日々更新してます!
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【新連載!オススメコースを1つずつどっぷりご案内!】
** Vol.1 ウィーン春期講習会 特集 **
今日からの新連載では、メルマガ担当が勝手にオススメする留学コースを1つずつ、どっぷりがっつりご案内♪内部事情なんかもお知らせしちゃう…かも!?
Vol.1 は毎年大好評のウィーン春期講習会特集です!なんと!メルマガ限定のスペシャル動画もありますよ☆
≪オススメ理由1 豪華な教授陣!≫
講習会の教授陣はなんと!ウィーン国立音大やウィーン市立芸術音楽私立大学の教授がずらり♪こんな豪華な教授陣のレッスンが、オーディションなしで受けられるなんて…このコースだけではないでしょうか!?
教授陣の詳細は…☆こちら☆
https://www.andvision.net/major/strings/1164-vienna-master-class-in-spring.html
≪オススメ理由2 安心安全!アンドビジョン主催のコース!≫
通常の短期コースの場合、海外の事務局が主催をしていることがほとんどなので、直前になってもスケジュールが分からない、問い合わせても返事がない、行ってみたら言葉がまったく通じない…なんてことも。でもこのコースは音楽留学およびダンス留学専門会社であるアンドビジョンが全面サポートする講習会なので、初めての方でも安心してご参加いただけます♪
≪オススメ理由3 演奏会に出演できるチャンスが!≫
最終日に希望者全員が参加できる修了コンサートを開催するのですが…場所はなんと!元宮殿のウィーン音楽博物館「ハウス・デア・ムジーク」のホワイエ!ウィーンならではの経験ができること間違いなしです♪
≪オススメ理由4 先生公認のコース!≫
クラリネットのラインハルド・ヴィーザー先生より、メッセージ動画を頂戴しています!メルマガ限定公開ですので、ぜひご覧ください♪先生も、ウィーンで皆さんをお待ちしていますよ!
☆☆限定動画は…☆こちら☆☆
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次回は≪ボストン春期講習会≫特集!
お楽しみに!
* … * … * … * …* … * … * … * …*
≪アンドビジョン株式会社≫
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[土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ)
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Y.K.さん/ウィーン冬期音楽講習会
国立音楽大学附属高校作曲科入学、在学中ピアノ科へ転科。国立音楽大学ピアノ専攻卒業。複数の合唱団でピアニストを勤め、イタリア公演等に参加。ソロや器楽、声楽とのコンサートや録音等で活動。ピアノ教室主宰。
ロンドンでニール・イメルマン、プラハでミラン・ランゲル各氏のレッスンを受講。
-まず初めに簡単な自己紹介と、現在までの略歴を教えていただけますか。
K様:5歳からピアノを始め、小学校5年からフルートもやっていて、中学校から和声と作曲を勉強しました。その後、国立音大の付属高校の作曲科に入学しました。そこで副科のチェロとか、声楽を始め、在校中にピアノ科に転科しています。
-すごいですね、本当にいろんなジャンルを勉強していらっしゃるんですね。
K様:そうですね。自然といろんなものに挑戦する機会に恵まれました。
-もともとチャレンジが好きなタイプでしたか?
K様:というよりも、逆にこれが専門というふうに極めすぎなかったのが、かえっていろいろ選択肢が増えた結果かなと思います。
-今回講習会に参加されるきっかけになった事は何ですか。
K様:大学在学中から地域の子どもたちにピアノをずっと教えて現在に至るのですが、合唱団のお仕事、ピアニストのお仕事も、約25年やっていたので、なかなか自分のピアノだけに集中する時間がとれなくなってきていました。
これまでに3回程アンドビジョンさんにお世話になりましたけども、環境を変えて、自分の勉強に集中する時間を確保するという目的で。で、たまたま今回年末年始ということだったので、お仕事にも影響なく、家族にもそんなに迷惑をかけず、家族も年末年始の休暇中だったので、思い切って行かせてもらった、という感じです。環境を変えて、自分の勉強の時間を確保したかったから、ですね。
-講習会自体、日程としては年末年始に組まれていたと思いますが、その講習会はどういうスケジュールでしたか。
K様:大体レッスンは1日に1回入っていて、レッスンがないのが大晦日、元旦ですね。レッスンがある日も2、3時間ぐらい練習室を借りて自分の練習をしていました。
-トイフルマイヤー先生はどんな方でしたか。
K様:レッスンの最初にいきなりジョークを飛ばして私をリラックスさせて下さいました。それでいてとても紳士でいらして、親切で素敵な先生でした。以前アンドビジョンさんのトイフルマイヤー先生の国内マスタークラスの聴講に行ったのですが、トイフルマイヤー先生のレッスンはとても的確で、わかりやすくて。今回のレッスンでも、先生は非常にご年配でいらっしゃるけど、学ぶ姿勢を失わない情熱みたいなものはすごく感じました。
-レッスンは何語でしたか?
K様:ドイツ語1本ですね。時々、右手、左手、という日本語だったり、ゆっくり、というのもよくおっしゃっていました。
-講習会の最後には終了演奏会だったりとか終了セレモニーのようなものはありましたか。
K様:ありました。大晦日の日にクラスコンサートがあって、ほぼ最終日というか、講習最終日が修了コンサートでしたね。で、終了コンサートのあとに、皆さんでレストランに移動して、打ち上げ、懇親会みたいなものはありました。
-初めて講習会に参加して、ほかにも受講生の方が一緒にいらっしゃる状況に対する不安は特になかったですか。
K様:なかったですね。ただ、ピアノの方がたくさん参加されて、例えば準備する曲の規模で、こんなのでいいのかしら、って、参加するのはどうかな、みたいな、そういう心配はあったんですけど、今回たまたまピアノは私1人だったので、先生自身も楽しそうに、というとちょっと失礼ですけど、そういう気持ちでレッスンしてくださいましたし。で、私もともと声楽とかも大好きなので、声楽の方とか、あとフルートもいましたし、いろんな参加者がいて、すごく楽しかったです。クラスコンサート聞いているのもすごく楽しかったです。
-他の参加者の方同士でコミュニケーションとったりもできましたか。
K様:そうですね。皆さん自然と仲良く、なんとなく一緒にいたり、という感じになりましたね。
-楽しい雰囲気で、ピリピリすぎない感じだったんですね。
K様:全然それはなかったです。むしろ皆さん本当に楽しんで、レッスンも楽しい、いろいろ言われてもそれも楽しい、という感じでした。皆さん前向きで、いい雰囲気でした。
-講習会ということでレッスンと練習の時間はあったと思いますが、レッスン、講習会以外の時間はどのように過ごされましたか。
K様:私は今回ウィーン3回目で、なんとなく町の感じもわかっていたので、普通に町歩きも時間があればしました。それからお買い物も、こういうところに入ったらこういうのがあるというのも大体わかっていたので、小さいお買い物ですけど、スーパーだったり、ドラッグストアだったりで、ちょっとした日用品を買いに行きました。で、カフェとかも入りましたし、それと、ホテルザッハのザッハトルテも食べることができました。
-今回のウィーンでの年越しはどのように過ごされましたか。
K様:オプショナルはつけなかったので、自分で大晦日のときにアン・デア・ウィーン劇場のオペラに行きました。アン・デア・ウィーン劇場は前から行きたいと思っていて。
-すごく貴重な体験ですね。
K様:そうですね。それで、もう1人行きたいという子がいたので一緒に行って、それで終わったあと、年越しカウントダウンを国立歌劇場の前で。花火も見たりして、年越しを迎えました。
-現地のお店情報なども、結構大事だったりしますよね。
K様:あと、大晦日の日程的に、お店が思ったより早くしまっちゃって。食料買いそびれたとか、水買ってないという方が周りにいましたね。
ー年越しでどんなふうに町は盛り上がっていましたか、治安面の不安もあったりしましたか。
K様:大晦日は、ウィーンの町の人もそうでしょうし、それから観光客がどんどん中心部に集まっている感じがありました。車も多かったですし、みんなでお祝いするために中心部に集まっている感じでした。元旦は、どちらかというとおそらくツーリストの方が、なんとなくガイドブックを片手に街歩きをして写真を撮ったり、という感じでした。例えば地下鉄とかは、元旦はかなり空いていました。ただ、もともと講習期間中、地下鉄も混んでいるイメージはなかったので、かなりの確率で、空いている席見つけて、サッと座れるぐらいな、そんな感じでした。治安面もそんなにものすごく近づいてくるとか、振り向くと人の気配がするとか、そういうことは全くなかったので、治安としては不安はなかったです。普通にしていれば問題ないという感じですね。
-年末年始のウィーンってかなり寒かったんじゃないかなと思いますが、どれぐらいの防寒がよかったですか。
K様:寒いと思って準備していったこともあるので、例えば、小物は絶対あったほうがいいと思います。ヨーロッパの方って小雨や雪が降っても、そんなに皆さん傘はささないですから。例えば、ダウンだったら、東京ではフードをつけてなくても、フードはつけていったほうが便利ですし。それから、傘はほとんど使わなくて、1日ぐらいしか使わなかったです。結構降ってくるときはあったんですけど、ニット帽だったり、年が明けてからは雪が積もりましたので、雨とかに濡れても大丈夫な防寒用の靴みたいな、ショートブーツみたいなものはあったほうが便利だと思います。向こうで調達しようと思っていても、年末年始お店閉まっていたり、あとお買い物に苦労されると、ほかのほうに神経使っちゃって、ってなるので、ちょっと多いぐらいの準備してちょうどいいと思います。室内はとても暖かったです。
-ウィーンももう3回目でいらっしゃるので慣れていらっしゃる部分も多いかと思いますが、やっぱりここは日本とは違うなの思った点はありますか。
K様:海外はどこもそうかもしれませんけど、自分から動かないと。向こうから声はかけてくれることはあるかもしれないんですよね。例えばホテルとかだと、フロントがあるところに自分が行っても、自分が何かを言わないと向こうの人は声をかけてこないので、自分から発信してこれはどうしたらいいですか?とか、こうしてほしいんだけど、って言わないと動いてくれないな、というのがありましたね。
-自分なりの海外でうまく楽しむコツみたいなものはありますか。
K様:お店とかホテルみたいなところ、カフェなんかもそうかもしれないですけど、日常的に使うようなところで、そんなに親切ではないということは自覚して行かないと。例えば、スーパー一つ入っても、レジでまごまごしちゃってへこんじゃうとか、そういう方もいるみたいなので、そういうことは逆に、知らない、慣れてないという気持ちで、気にせずにどんどんお店でお買い物に挑戦するというのは大事だと思いました。
-ウィーンで日本にはないお料理もあったかなと思うのですが一番おいしかった、逆に食べにくかった、というものはありますか。
K様:皆さん話題にしていたのは、シュニッツェルですね。食べた?とよく話しました。食べてなかったら、じゃあ注文しようか、という感じで。シュニッツェルもお肉の種類がいろいろあるそうなので、それはぜひどれがおいしいのか挑戦してもらいたいし、今、ウィーンはどれを食べてもおいしんじゃないかな、という印象ですよね。いろんな観光客の方来ていますし。どれもおいしくいただきましたので、どれもおすすめだと思います。
-今回の講習会に参加して、一番良かったと思うことは何ですか。
K様:今回、アンドビジョンさんに申し込んだのが1カ月前だったので、本当に準備期間がなくて、手持ちの小品をたくさん用意して行きました。1回目、2回目は割と大きなものでまとめるのが難しい曲を準備したんですが、今回はもともとサッと弾けるようなものをたくさん準備していきました。今回はこれからの自分のお仕事、子どもたちにピアノを教える上で大変役に立つような作品を用意して、トイフルマイヤー先生は、小さい方からプロの活躍するレベルの人たちもたくさん見てらっしゃる先生だったので、そういう小品なんかも的確にご指導頂けると思ったので。すぐにレッスンに役立つような、的確に、わかりやすく指導していただきました。自分のスキルアップももちろんあるんですけど、仕事に対しての自信になった、そういう講習会だったと思います。
-今後、ウィーンに留学したいという方がいらっしゃったとき、これはアドバイスしておきたい、と思うことはありますか。
K様:冷たいってこともないんですけど、親切ではない、ってことですよね。だからそういうこと一つ一つ、あまり気にせずに、それこそまだ渡航に慣れていない方は、慣れてないんだから、ちょっとそういうことに遭遇してしまった、ぐらいに思って、絶対にマイナスに思わないこと。日本でできていることから引き算していくと、へこんじゃったりするので、前向きにチャレンジしてほしいですね。
-お時間いただいてありがとうございました。
モンゴル

| 大使館などの在日政府機関 | 現地日本大使館 |
気候 モンゴルの気候は、日本と同様に四季がある。夏が短く、冬と夏の寒暖の差がかなりあり、夏場は平均17程度、冬場は平均−26度程度となる。天候が崩れると一挙に温度が下がるような厳しい環境なので、服装等で体調管理をしっかりと。 |
|
現在の天気 |
ビザ | ビザが必要。詳細は大使館にお問い合せください。 |
パスポート | 残存期間が帰国日まで必要。 |
大使館などの在日政府機関 | |
モンゴル国大使館 | Embassy of Mongolia in Japan 〒150-0047 渋谷区神山町21-4 Tel:03-3469-2088 査証発行期間:月曜日〜木曜日 申請時間:10:00〜12:00、13:00〜17:00 受領時間:13:00〜17:00 |
在大阪モンゴル名誉領事館 | Honorary Consulate of Mongolia in Osaka 〒541-0059 大阪市中央区博労町1丁目4−10 エステート博労町ビル3階 Tel:06-4705-3207 管轄区域:近畿、中国、四国、九州 |
在札幌モンゴル名誉領事館 | Honorary Consulate of Mongolia in Sapporo 〒062-8605 札幌市豊平区朝日町4丁目1-40 Tel:011-841-1161 管轄区域:北海道、青森、岩手、秋田 |
在福岡モンゴル名誉領事館 | Honorary Consulate of Mongolia in Fukuoka 〒822-0000 福岡県福岡市博多区博多駅前2−12−3 Tel:092-436-1900 名誉領事 廣田 勝男 氏 |
モンゴル国政府観光局日本支局 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-8-10東興ビル10階(株)ジャパンネットワークツアーズ内 TEL 03-6202-1426 営業時間 10:00〜17:30 休業日:土、日、祝 |
現地日本大使館 | |
在モンゴル大使館 | Mongolia Embassy of Japan Olympic Street,Sukhbaatar District, Ulaanbaatar, Mongolia (Central P.O. Box 1011) Tel: (976-11) 320777 Fax: (976-11) 313332 |
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バレエ留学最新情報【夏期講習直前特集 vol.7. 2014-07-22 05:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
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【2】講習会情報
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◆ヴィクトリア・インターナショナル・バレエ・アカデミー国際夏期講習
カナダ・トロントで開催される夏期講習で、スターダンサーと共に踊るチャンス!
整った設備環境で実施されるワガノワメソッドによるバレエの集中コース。最終日に、国際的に活躍するスターダンサーと同じステージに立てるチャンスも!
■講習会開催期間■
2014年7月28日〜8月15日
第1週:2014年7月28日〜8月1日
第2週:2014年8月4日〜8月8日
第3週:2014年8月11日〜8月15日
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http://www.dance-abroad.com/country/america/canada/5829-victoria-international-ballet-academy-canada-summer-intensive.html
◆◆ベネディクト・マンニーゲルバレエ学校サマーコース
ミュンヘンで学ぶワガノアメソッドに基づくバレエやモダン、コンテンポラリーダンス
オランダ国立バレエの元ダンサーが創立したスクールの夏期講習会。実践的なカリキュラムに定評のある注目のスクールで、効果的な体の動きが学べます。
■講習会開催期間■
2014年9月8日〜9月13日
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http://www.dance-abroad.com/country/europe/germany/6272-ballettschule-benedict-manniegel-summer-workshop.html
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【3】学校情報
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今、ドイツがアツいw
◆ジョン・クランコ・バレエ・スクール/
John Cranko Schule
世界中から優秀な生徒が集まる学校、ジョン・クランコバレエスクールをご紹介します。
ドイツ南西部の街・シュトゥットガルトにある、シュトゥットガルト国立バレエ団付属のバレエ学校では、踊りに関する全ての教養を学ぶことが出来ます。
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http://www.dance-abroad.com/country/europe/germany/5857-john-cranko-schule.html
◆◆ベネディクト・マンニーゲルバレエ学校/
Ballettschule Benedict Manniegel
芸術都市ミュンヘンの中心で、ハイレベルなバレエ教育を。
ワガノワメソッドの伝統とネオクラシックの斬新さ。幅広いスタイルに触れ、フレキシブルなバレエダンサーを目指そう。
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http://www.dance-abroad.com/country/europe/germany/6287-ballettschule-benedict-manniegel.html
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【4】使えるドイツ語(ダンス編)
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Zeh:つま先
Strecken Sie Ihre Zehen:つま先を伸ばして
Ellbogen:ひじ
Beugen Sie die Ellbogen:ひじを曲げて
Ausatmen:息を吐く
Einatmen:息を吸う
Knie:ひざ
Strecken Sie Ihre Knie:ひざを伸ばす
Bauchmuskel:腹筋
mit Bauchmuskel:腹筋使って
Oberkoerper:上体
Horizontale Linie:水平なライン
Gerade Linie:まっすぐなライン
Halten Sie Ihren Koerper gerade:上体をまっすぐ保って
die linke Seitenbuehne:上手
die rechte Seitenbuehne:下手
Buehne hinten:舞台後方
Buehne vorne:舞台前側
neben ○○○ stehen:○○○の隣に立って
vortreten:一歩前へ
Seitenbuehne:舞台のそで
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http://www.andvision.net/program/language.html
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■┏┫ 【5】 国内語学レッスン情報 ┣┓■
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アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと!
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http://www.andvision.net/n/fc09bd6f128efc638a3f57c5add4341f/6/116308.html
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【6】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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それでは、また次回ぃ〜☆
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【7】次回予告
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8月5日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q