清水春菜さん/声楽/ニース夏期国際音楽アカデミー/フランス・ニース
お茶の水女子大学 文教育学部芸術・表現行動学科音楽表現コース卒業、同大学院修了。2008年度推薦新人演奏会に出演。
オペラではこれまでに「フィガロの結婚」スザンナ役、「秘密の結婚」カロリーナ役、「魔笛」童子Ⅰ役、「修道女アンジェーリカ」托鉢修道女役などに出演。
第40回フランス音楽コンクール第3位入賞ならびに大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ・大阪賞、フランス総領事賞。
第14回長江杯国際音楽コンクール 一般の部A 第2位(1位なし)。第4回東京国際声楽コンクール 歌曲部門入選。
第44回東京国際芸術協会新人オーディション合格、奨励賞受賞。コンセール・ヴィヴァン新人オーディション合格。
第37回ウィーン国立音楽大学夏季セミナー受講、修了演奏会に出演。ニース夏期国際音楽アカデミー修了。
これまでに声楽を林廣子、中村浩子、林田きみ子、神谷明美、多田羅迪夫、フランツ・ルカソフスキー、木村聡の各氏に師事。コンセールC会員。
-簡単な自己紹介からお願いします。
清水 中学1年生から声楽をはじめて、大学はお茶の水女子大学の教育学部の音楽科へ進学し、そのまま大学院に進みました。卒業後は音楽とは関わりのない職場に就職したのですが、演奏会やオペラに出演したり、コンクールを受けるという形で演奏活動を続けています。
-今まで講習会にご参加されたことはありましたか?
清水 大学院の2年生の時に、ウィーンで行われている講習会に参加しました。
ヨーロッパへは旅行の経験はありましたが、声楽のレッスンを受けに行くのは、その時が初めてでした。
-今回はニースの講習会でしたが、これを選んだ理由やきっかけは?
清水 大学院を修了してからフランス歌曲を勉強する機会が増えたので、フランス語圏で講習を受けたいと思っていました。一緒に参加したKさんと、仕事の夏休みが取れる時期にフランスで行われている講習会を探しました。
-ニースの講習会の参加者はどれくらいいましたか?
清水 全体の参加者は分からないのですが、私が受けていたクラスだとアントワーヌ先生の方は日本人3人とフランス人の学生さん2人の5人のクラスです。ヴィダル先生の方は日本人3人と他国籍の方が7人(ロシアから3人、フランスから1人、中国から2人、スロべミアから1人参加)、全部で10人でした。
-講習会のスケジュールはどんな感じでしたか?
清水 初日は19時からミーティングがあるということだったのですが、14時に行ってみたところミーティングは出なくて構わないと言われました。手続きも5分で終わってしまったので、その日は学校からバスで移動してシャガール美術館に行きました。
次の日からはアントワーヌ先生は朝10時からで、ヴィダル先生のレッスンが14時集合でした。
アントワーヌ先生の方は完全に個人レッスンだったので、レッスン室のドアに貼ってあるリストに、レッスンの希望時間と名前を書いて、順番を決めました。
ヴィダル先生は基本的にグループレッスンで、別のクラスの男性の先生との合同でレッスンが進みました。
-みんなで一緒にという感じですか?
清水 そうですね。ヴィダル先生の方は、呼吸法や発声をメインに教えてくださって、その日によって内容も進め方も違ったのですが、だいたい1日3~5時間くらい、ワークショップのような形でレッスンが行われました。通訳の方に何時間もずっといていただくのも申し訳なくて、どうしたら良いのか少し悩みました。
-ワンレッスンがボリュームがあったということですか?
清水 そうですね。ヴィダル先生は基本的に14時から17時、時には20時近くまでレッスンがあり、歌う順番なども突然指名されるので気が抜けませんでした。レッスンのスケジュールについては通訳をやってくださった女性、ニースの音楽院のピアノ科にいらっしゃる方に大変お世話になりました。
-1対1のレッスンは1時間ですか?
清水 アントワーヌ先生の方は、40分から45分を火曜日から日曜日まで6日間という形でした。
-そちらも通訳をつけて?
清水 いえ、アントワーヌ先生は以前来日された際にレッスンを受けたことがあり、英語で大丈夫だと分かっていたので、英語で問題なくレッスンできました。ヴィダル先生もレッスンの内容自体は英語でほぼ理解できたのですが、レッスン場所や時間が毎日変わったりするので、スケジュール的な交渉や、こちらからの細かいニュアンスの質問については、通訳の方に助けていただきました。
-レッスンは全部英語で行われていたのですか?
清水 そうですね。
-先生はどんな方でしたか?印象に残っていることなどはありますか?
清水 ヴィダル先生とペアを組まれていた男性の先生も含め、私がレッスンを受けた3人の先生は、褒めて伸ばすタイプの指導でした。もちろん厳しいこともおっしゃるのですが、よくなった所を大げさに「今のは素晴らしい!絶対忘れないで!」と褒めてくださるので、とても分かりやすかったです。特に発声は日本でも同じようなことを注意されていたのですが、テクニック面について理論的な説明と同時に完璧なお手本を見せてくださるので、非常に理解しやすく、勉強になりました。ただ私とは別のクラスを受けていた友人は先生がフランス語しか話してくれないので、苦戦していたようです。
-先生によっても違うのですね。
清水 初めてレッスンを受ける先生でしたら、フランス語に自信がなければ通訳の方についてきていただいた方が何かと心強いなと思いました。
-レッスンでこんなことを教わりましたとか、日本と違ったことなどはありますか?
清水 アントワーヌ先生はピアノの先生ということで歌曲しか見ていただけないかなと勝手に思っていたのですが、実際はアリアでもフランス語以外の曲でも全て見ていただけました。曲はある程度歌い込んだものを持っていくのが前提なので、曲全体を大きくとらえて味付けしていく、という感じでした。10曲ほど持っていったのですが、レッスンがどんどん進んでいくので、最後の方は曲が足りなくなってしまって慌てて予備の曲を練習したりしました(笑)。
ヴィダル先生の方は逆に発声を教えて下さる感じなので、レッスンで見ていただくのは1、2曲でした。私は2曲見ていただいたのですが、主に注意されたのは腹筋の使い方です。1回の腹筋の動きで発声も発音も同時に行う感覚が、ヴィダル先生のレッスンを受けて身についたように思います。
-実りあるレッスンだったのですね。レッスン以外の練習はどのように行ったのですか?
清水 練習室は一部屋につき3人というように割り当てられていて、ドアの所に何時から何時まで使いたいと書いて予約するようになっていました。ただ、私の部屋はクーラーがつかない部屋だったので、暑い時間帯はKさんの部屋で一緒に歌わせてもらっていました。
-クーラーがないと暑いですか?
清水 そうですね。東京ほどではないのですが、さすがにクーラーがない状態で歌い続けるのは辛かったです。
-ではお友達の練習室で?
清水 はい、Kさんの部屋に同居して歌わせてもらっていました(笑)。
-練習自体が足りなかったとかは?
清水 Kさんと協力して互いに時間をずらして練習室を取るようにしたので、やりたいのに練習室がなくて困るということはなかったです。また空いている部屋を勝手に使っても大丈夫そうでした。
-練習やレッスン以外の時間は何をされていたのですか?
清水 朝の8時半くらいのバスに乗って9時過ぎに学校に到着、アントワーヌ先生のレッスンが10時からだったので、少し発声をしてからレッスンを受けていました。お昼を食べて14時からヴィダル先生のレッスンを受け、17時頃に終わる、というのが1日のだいたいの流れでした。ただ、ヴィダル先生のレッスンは通訳の方の時間もあったので、18時以降に日本人だけでまとめてみましょうという日もありました。そのような時はマティス美術館や海に行ったりしました。また、講習会が終わった翌日はエズ村まで足を延ばしました。
-街の様子はいかがでしたか?
清水 治安は心配ありませんでした。ホテルの場所も大通りに近くて安心して帰れる場所だったので、とても良かったです。夜は21時頃でようやく夕暮れ時の明るさなので、レッスンが終わったのが20時過ぎでも、街まで夕食に行くことができましたし、日が長かったので、1日を有効活用できました。
-ホテルで困ったことなどはありましたか?
清水 冷蔵庫がなかったので、飲み水の確保に悩んだのですが、近くのパン屋さんや屋台では冷やしたペットボトルが売っていましたし、食堂の共用冷蔵庫なども借りられそうでしたので、解決しました。
寮に泊まっていた友人は、クーラーがなかったのでかなり暑くて大変だったようです。しかもヨーロッパの寮には網戸もないので、窓を開けると虫がどんどん入ってきて、朝、虫の羽音で目が覚めたという話も聞きました(笑)。また、Wi-Fiが通じると聞いていたのに、今年からそのサービスがなくなって困っていました。
-ホテルでは問題なく使えましたか?
清水 私はWi-Fiをレンタルして持って行ったので、特に問題はありませんでした。KさんはホテルのWi-Fiを利用していました。
-Wi-Fiのルーターをご自身でレンタルしていったのですか?
清水 そうです。空港で借りていきました。
-それがあって助かった感じですかね。
清水 そうですね。学校の中は基本的にWi-Fiがないので、学校の中で調べものをしたいとか連絡をとりたい時に役立ちました。手続きも思ったより簡単だったので、持っていった方が便利かなと思いました。
-宿泊先から講習会会場まではバスで?
清水 トラムとバスで移動しました。
-迷ったり困ったりはしませんでしたか?
清水 最初はバスの時刻表の読み方をわかっていなくて(笑)。時刻表に書かれた時間に行けばいいのかなと思っていたのですが、それはそのバス停の時間ではなく、出発地を出る時間だったんですね。このバス停に来るのは10分後だから…と自分で計算する必要があると途中で気がついて、分かってからはスムーズでした。土日は本数が少ないので気をつけなければなりませんが、思ったよりも時間通りンに運行していました。トラムは本数も多く便利でした。
-お食事は朝はホテルで?
清水 朝はホテルで。お昼は学校の近くにお店がないので、毎朝、ホテルの近くのパン屋さんで買っていきました。夜は旧市街の方へ出て、毎日違ったお店へ行くのが楽しみでした(笑)。通訳の方にも、お勧めのお店の情報を教えていただきました。
-お食事はどうでしたか?
清水 胃が荒れたり、日本食が恋しくなるかと心配していましたが、毎食美味しく食べられました。
-他に伝えておきたいことはありますか?
清水 コレペティの先生の授業は基本的にピアノ専攻の方が受けるというイメージがありましたが、実際に受講してみると、コレペティの先生のクラスは全員が声楽専攻の方でした。先生にもよると思うのですが、声楽のクラスは曲を作るのではなく、発声の基礎を、それもグループレッスンで教わることが多いようです。
私は去年参加したピアノの友人から、ニースでは声楽の人がコレペティのレッスンを積極的に受けていると聞いていたので、今回受講して本当に良かったです。
パンフレットなどに「声楽のクラス」、「歌曲とピアノのためのクラス」と書かれていると、声楽の人はどうしても前者を選んでしまうと思うので、具体的なレッスンの内容も併せて書いていただけると良いかな、と思いました。
-参考にさせていただきます。やはり日本とは感覚が違う所があるのかもしれないですね。
清水 発声の基礎から学びたいという人にはもちろん声楽のレッスンがいいと思うのですが、ある程度曲をみてもらいたい、できあがっている曲を仕上げたいというのであればコレペティの先生なのかなと思います。余裕があれば両方受けることをお勧めします。
-他にはいかがですか?
清水 心配していたような、フランス語しか通じないということはなく、クラスメイトも英語を話してくれました。ヴィダル先生のクラスは特にレッスン時間や場所が頻繁に変わったりしたので、クラスメイトと仲良くなって、「先生をロビーで待ち構えてついていこう!」と張り込んだりしました(笑)。
-海外の人ともうまくコミュニケーションがとれたのですね。
清水 はい、英語でもなんとか理解してもらえました。英語があまり得意ではないので、最初は恥ずかしかったのですが、伝えたいことを分かってもらえて嬉しかったです。
-講習会に参加してよかったことは?
清水 日本でもずっと、腹筋を使ってとか、お腹で支えて、と言われていたのですが、抽象的な表現が多くて「なんとなく分かった」という状態で何年も歌ってきていました。それをヴィダル先生に呼吸の仕方から修正され、上半身をほぐすための動き、具体的にお腹のどの位置を使えば良いのか、口の中のどこを上げるのが正しいか、お手本を見せながら指導していただけて、非常に勉強になりました。また、アントワーヌ先生にも、旋律を繋げる、歌詞を発音するという基本的な技術に、ヴィダル先生から指摘された腹筋の支えが不可欠だと気付かされました。今までぼんやりとしていた理想の歌い方が、はっきりとした輪郭を持てたことで、私にとって大きな財産になりました。
-自分が変わったな、成長したなと思うのはその点ですか?
清水 そうですね。行く前は治安や言葉の点で不安だらけでしたが、行ってしまえば毎日がとても楽しく充実していたので、また機会があればぜひ行きたいなと思いました。
-今後留学される方へのアドバイスはありますか?
清水 自分でも苦手なので申し上げにくいのですが(笑)、英語はやはりできる方が良いと思いました。飛行機の中で単語と簡単な言いまわしを覚えていくだけでも大分違うと思います。もちろんフランス語もできるにこしたことはないのですが…
曲に関しては、器楽の方にとっては当たり前かもしれないのですが、曲のレパートリーの幅を増やしておいた方が良いと実感しました。
自分にはこの曲が合っている、と思ってレッスンに持っていっても、先生の目から見ると「合っていない」と言われてしまうことも多々あります。明日が最後の発表会という時に「この曲はあなたに合っていないから違う曲にしましょう」と言われて、あわてて楽譜のコピーをしている人もいました。なるべく曲の幅(言語、作曲家、年代全てにおいて)は広めに、予備の曲も持っていくようにするのが良いと思います。
現地でも楽譜の調達は可能ですが、かなり手間がかかっているようでした。まず学校の図書館にはコピー機がないので、図書館でパスポートを提示して楽譜を借り、学校から徒歩15分のスーパーまでコピーを取りに行くことになります。ただしニースのコピー機はどこもA4サイズで1枚ずつしかコピーできないので、楽譜はなるべく日本で製本まで済ませていった方が良いと思います。ちなみに楽譜を返却しようと思っても、図書館は14時から17時までしか開いていませんでした(笑)。
-他にはありますか?
清水 やはりホテルは何かと便利でした。街に出やすいのでレッスンの合間に観光や買い物をするのも気軽にできました。もちろん、他の楽器を専攻している友人ができたり、寮には寮の良さがあると思います。
-今後の目標などはありますか?
清水 一緒に参加したKさんや大学時代の後輩たちと一緒に、来年3月7日にすみだトリフォニーでフランス歌曲の演奏会を行う予定です。勉強してきた成果を活かせるようにしたいと思います。
-ぜひがんばってください!応援しています。
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松本真由美さん/フルート/ラファエル・レオーネ・アンドビジョン特別プログラム/オーストリア・ウィーン
-最初に自己紹介をお願いします。フルートを始めたきっかけなども教えてください。
松本 始めたのは中学校の部活ですね。吹奏楽部で。そこから中学・高校と部活でやっていて、高校を卒業してからは吹奏楽団とか、フルート以外の楽器の友達とセッションをしたりとか、そういうことを独学でやっていました。
-ずっと続けていたのですか?
松本 途中少しやっていない時期もあったのですが、やはりどうしても、やっていないと落ち着かないというか(笑)。
-先生に習っていたのは吹奏楽部の時代ですか?
松本 全然習っていないんですよ。先輩にちょっと教えてもらっていたくらいで、その先輩も誰かに習っていたわけではなくて。みんな独学でやっていた感じですね。
-それでもちゃんとできるようになるのですね。すごいですね!
今回先生も「すごく才能のある方で」とおっしゃっていたので。
松本 いえいえ、おはずかしい限りで(笑)。
-ではちゃんと先生に教わるのは今回が初めてということで?
松本 そうなんです。それをレオーネ先生に言ったら「信じられない」と驚かれてしまって。「あ~そんなもんなんだ」と逆にカルチャーショックみたいな(笑)。
-レッスンを受けてみて、「やはり今までと全然違う」というようなことも書いていただいていたのですが。
松本 そうなんです。逆に日本で習っていかなくてよかったなと思いました。
-そうなんですね。松本さんに合うようにすべて修正してくださったと
アンケートにも書いてくださっていたので。
松本 そうなんですよ。最初に「何でもいいから曲を吹いてくれ」と言われて。それで私の癖とか音とか、どこをどう直したらいいかも瞬時にわかるみたいで。すごいなぁと思いました。
-今回、全体を通して想像とかけ離れていたようなことはなかったですか?
松本 自分で用意していった曲が2曲あったのですが、先生が「うん、この曲は君に合わない」と言って、先生が持っていた楽譜をコピーさせていただいてやりました。私は初見が苦手なんですが、かなりいろいろな楽譜をいただいて、ちょっとスパルタかな?とビックリしましたね(笑)。
-宿題もいっぱいいただいたとおっしゃってましたものね。
松本 そうなんです。
-でもそれはちゃんとこなせていける量でしたか?
松本 はい、がんばりました。
-レッスンは1時間ですよね?
松本 そうです。
-1時間の内訳はどんな感じでしたか?パターンは決まっていましたか?
松本 最初は基礎練習から始まって、それから宿題をやるという感じです。
-先生もたくさん演奏してくださいましたか?
松本 はい、それはもうたくさん!私の楽器も吹いてくださって、楽器って人によってこんなに音が違うんだな、と思いました。
-そんなに違ったのですか?
松本 そうなんですよ!先生すごいなぁと。
-先生はユニークな方だったんですよね?
松本 面白かったです。勝手にお固いイメージを持っていったのですが、全然そんなことがなくて「フルーティストはルーズじゃなくちゃいけないんだ」みたいなことをおっしゃっていて、面白かったです。
-先生はルーズな感じだったのですか?
松本 そうです(笑)。通訳さんが訳せないくらいのギャグとかを連発していて。
-じゃあそれは分からなかったのですか?
松本 大塚さんが、「松本さんごめんなさい、私訳せないわ」と言っていました(笑)。何を言っていたのかは分からないのですが。
-レッスンの時もずっとそういう雰囲気なのですか?
松本 そうです。
-いきなり厳しい人に変わったりとかは?
松本 なかったです。
-そんなに怖い思いもせずにレッスンを受けることができましたかね?
松本 はい。
-レッスンは6回受けていただいたと思うのですが、レッスンが少しずつ変わったりはしましたか?
松本 そんなに変わったことはなかったですね。
-ご自身ではどれくらいの成長度があったと思われますか?
松本 海外に行くと開放的になるというのもありますけれど、音の広がりがあったなとすごく思いますね。
-日本で演奏している時とはまた違った感じで?
松本 はい。ちょっと余裕が出てきたのかなと思います。
-今まで海外に行ったことはありましたか?
松本 はい。
-でもウィーンは初めてで?
松本 そうです。でも懐かしい感じがして、「なんだろうこれは」と思いながら……。
-他の外国ではそんな感じはなかったのですか?
松本 そうなんです。ウィーンはなぜか馴染んでいたというか。
-練習は問題なくできましたか?
松本 はい、できました。
-カルチャーショックとか、こんな練習室があるんだ、とかはなかったですか?
松本 なかったです。
-よかったです。安心しました。
練習とレッスン以外に、先生がリハーサルに連れて行ってくださっていましたよね?
松本 そうなんです。学友教会(?)に。リハーサルと本番とに連れていってくださって、すごくよかったです。感動しました。
-先生がオケで吹いていらっしゃったのですか?
松本 そうです。
-他にも演奏会は行かれましたか?
松本 他には行っていないです。練習をがんばらなければならなかったので(笑)。
-ではそういう機会がなかったら、まったく聞くことができなかったのですね。
先生が連れていってくださってよかったですね!
松本 はい。あとは買い物などで街に出たときに、ストリートライブみたいなものは聞きました。それもすごく素敵でした。さすが音楽の街だなと。
-クラシックを弾いているのですか?
松本 クラシックではなかったのですが、すごくうっとりとして聞いていました。
-では街はいろいろ見ましたか?
松本 はい、いろいろ見ました。
-2週間の滞在ですものね。ウィーンの中は知り尽くした感じですか?
松本 けっこうまわれるものなんですね。電車も分かりやすいですし、徒歩でも有名な所はまわれましたね。
-治安はどうでしたか?
松本 問題なかったです。通訳さんは「スリはけっこういるんですよ」とおっしゃっていたのですが、大丈夫でした。フラットのある所は全然怖い人もいなかったし、ちょっと観光地になると声をかけてきたり、何回か追いかけられたりもあったのですが、走って逃げてきました。これくらいですね。
-観光名所を巡ったり、あとは他に遠出などもしましたか?
松本 郊外には行けなかったのですが、パンフレットに載っているような有名な所には行けましたね。すごく奇麗で大きくて。
-フラットの方はどうでしたか?
松本 大家さんが素敵な優しい方だったのでよかったです。あと初日に誰かはわからないのですが、ドアをドンドンたたいてくる方がいて、怖かったことがありました。
-その時はお一人で?
松本 そうです。ドイツ語で何か言っていてわからなかったので、放置していたらいなくなったのですが……。それくらいです。それ以外は全然大丈夫でした。
-大家さんはどんな方でしたか?
松本 気さくで優しそうな感じの人でしたね。英語も大丈夫でした。
-フラットはアパートのようになっていたのですよね?
松本 はい。1人部屋のような感じでよかったです。お風呂もキッチンもついていて。
-そこで練習も?
松本 はい。
-では結構練習できましたね?
松本 そうなんです。よかったです。
-先生のレッスンはリハーサル室で?
松本 はい、レッスンの会場ですね。
-先生が待ち合わせ場所を「オーケストラのホールの一部」とおっしゃっていたのですが、
レッスンは毎回そこで?
松本 はい、そうですね。
-では他のオケ奏者の方もいて?
松本 そうなんですよ~。
-すごく有名な方もいたかもしれないですね(笑)。
松本 大塚さんはピアノをやっていて、ピアノの有名な方がいらっしゃっていてすごく興奮されていました(笑)。
-あまり分かるほど有名な方ではなかったのですか?
松本 私がそんなにピアノの方に詳しくなくて、ちょっとわからなかったのですが。でもウィーン少年合唱団とか、すごく有名な人たちはわかりました。100周年コンサートなどをレッスン会場でやっていて。その会場に何個かホールがあって、すべてのホールでコンサートをしている時にレッスンがあって、その時はすごかったですね。人がいっぱいで。
-ちょうど100周年記念にあたったということなんですね。
その一環のコンサートを先生がみせてくださったのですか?
松本 そうなのかな……そうだと思います。
-先生はいつもそこでレッスンを?
松本 そうです。
-他には、生活面などで……お寿司が砂糖まみれだったのでしたっけ?(笑)
松本 そうなんですよ!ちょっとアレンジしすぎだろ、と思いながら。
-普通の握り寿司が?
松本 そうなんですよ~。ちょっと勇気が出ずに食べなかったですけれど。
-普段はどんなものを食べていたのですか?
松本 甘いものばっかりで苦しくなって、フィッシュ系のサンドウィッチのお店があったのでそういうものを食べたりとか。スーパーで野菜を買ってきてコンソメで煮て食べていましたね。
-外食はしなかったのですか?
松本 外食もしていたのですが、やっぱり甘いんですよ。あと私はお肉が食べられなくて、ヨーロッパは肉食文化でお肉ばっかりなので、あまり外食はしなかったですね。
-ではキッチンもついていたので、よかったですね。
食材でビックリしたものはありましたか?
松本 特にないですね。
-よくコンロが電熱で困ったという方もいますが?
松本 それも大丈夫でした。
-大家さんと一緒にお食事をしたことは?
松本 なかったです。
-完全に独立した生活なんですね。大家さんはそこには住んでいないのですか?
松本 一応住んでいるようなのですが、会う機会が全然なくて。お忙しそうな感じの方でしたね。入り口も別々で。
-大家さん以外で、現地の方と話をしたり、交流をもったりしましたか?
松本 先生のお弟子さんたちとディナーに行きました。
-みなさん向こうの方ですか?
松本 いろんな国の方です。ベネズエラとかイタリア語をしゃべる方とか、いろんな言葉が混じっていておもしろかったです。
-日本人の方は?
松本 いなかったです。
-お弟子さんは何人くらい?
松本 3人です。私を入れて4人です。
-皆さんお若い方ですか?
松本 はい。
-今ウィーンで勉強されている方たちで?
松本 そうみたいです。
-会話は英語で?
松本 英語でした。
-皆さん英語はわかっていましたか?
松本 完璧にわかっている感じではなかったですが(私も完璧にはわからないのですが・笑)、カタコトでしゃべりながらという感じですね。
-問題なく意思疎通がとれたのですね。
松本 はい。
-どんなお話をされたのですか?
松本 楽器のこと、フルートのこととか、先生のコンサートを一緒に観にいったので、そのことで盛り上がっていました。
-先生はお弟子さんたちにも慕われている感じでしたか?
松本 すごく仲がよかったですね。フレンドリーな感じで、慕われているようでした。
-その方たちとはその後も連絡を?
松本 Facebookでつながって会話したりしています。
-じゃあこれからも続けていけるかもしれないですね。
今回、先生を選ばれた理由は?
松本 直感なんです。あ、この人がいいと。全然どういう方か知らずに決めてしまったので、そのことにもビックリされました。「どうやって見つけたんだい?」と。
-それで後悔はなかったですよね?
松本 はい、なかったです。
-先生を探していた時に「こういうことを習いたいから」ということがあったわけではないのですか?
松本 そうなんです。そういうことも全然なくて。
-もともと昔から留学をしてみたいとお考えだったのですか?
松本 まさか行くとは思っていなかったです。行ってみようかな、という軽い気持ちで。行く直前には、「こんな軽い気持ちで行っていいんだろうか」と悩んでいましたけど、でも行ってよかったです。
-今回行くということは周りの方には相談を?
松本 こういうことを決めるときに、あまり人に相談しないんですよ。自分の心に聞いて決めたいと思って。
-ご家族の方はびっくりしませんでしたか?
松本 していました(笑)。「え、なんで?!」って。それで「ちょっと行ってくるよ~」と。
-「やめときなさい」と言われたりしなかったのですか?
松本 「どうしちゃったの?」とは言われましたけど。
-行くとなると勇気がいりますよね。どこで吹っ切れたのですか?
松本 今回あきらめても絶対また行きたくなると思ったので、それなら今回行っちゃおうと思って。
-選んだ時期はお休みの都合だったのですか?
松本 寒くなる前がよかったのと、決めたらその時がいいと思って。
-思い立ったが吉日と言いますものね(笑)。
寒くなる前で一番いい時期だったのでは?
松本 よかったです。本当だったら10月は雪が降っているのですって。でも今回すごくあったかくて、コートがいらない日もあって、「君はラッキーだね」と先生に言われました。
-では寒いウィーンは全く経験せず?
松本 そうですね。
-思い立ってから行こうと決めるまでに、悩んだことはありましたか?
松本 先生にレッスンを受けているわけでもないし、音大を出ているわけでもないのに行っていいのかな、という引け目のようなものを感じてはいました。
-それは先生のレッスンに行くまでずっとありましたか?
松本 ありました。いいのかな、とドキドキしながら。
-それはどこかでなくなりましたか?
松本 なくなりましたね。私の音をほめてくださって、技術的というより感覚でやっているみたいなんです、私が。そう言ってもらった時に、これでいいんだと思って、吹っ切れたかなと思いますね。
-先生との出会いも大事だと言いますが、今回いい先生に出会えて本当によかったですね。
日本に帰ってきてからも、先生に習ったことを続けていますか?
松本 はい。
-技術的な面とかも訓練して、またこれからも、という感じですか?
松本 はい。
-先生もまた来てくださいとおっしゃっていたので。
松本 はい!また行きたいです。2週間じゃ短くて(笑)。
-そんなに練習が大変でも短く感じたのですね。練習がきついとかはなかったですか?
松本 大丈夫でした。スパルタでしたけど(笑)、でもそれも楽しかったです。
-スパルタでレッスンしてもらわなかったら、2週間でそこまで成長できないのかもしれないですしね。
松本 そうですね、本当に。
-もし次行かれるとしたら、もっと長く行きたいと?
松本 そうですね。長く行きたいですね。
-今回、どれくらい行っていたかったと思われましたか?
松本 半年くらいは(笑)。
-毎日練習が大変ですよ(笑)。それでも行ってみたいと思うくらいに?
松本 はい。
-今回レッスンをうけて、ご自身が変わった瞬間や成長を感じる瞬間はありましたか?
松本 音楽や楽器のこともそうですし、海外で生活するのってすごくいいなと思いました。自信というか、そういうものもついてくるなと思います。
-今まで海外で生活したいと思ったことはなかったですか?
松本 あったのですが、実際してみてやっぱりいいなと思いましたね。
-元々どこかで生活したいと思っていた時は、どこの国を考えていたのですか?
松本 その時はヨーロッパではなくて、アメリカとかそっちの方がいいなと思っていたのですが、ヨーロッパはすごく落ち着きますね。
-アメリカには行ったことはあったのですか?
松本 まだないのですが、これから行こうと思っています。
-旅行自体お好きなのですか?
松本 大好きです。
-ではいろんな所に行っても怖いと感じることはないのですね?
松本 そうですね、ないです。
-知らない所でもうまくやっていけてしまうと。
松本 そうですね。
-今回生活をしてみて、日本と全然違うなと思ったことはありましたか?
松本 日本人みたいに几帳面ではないなと。おおらかな所もいいなと思いました。
-先生の言葉をかりればルーズと(笑)。
松本 そうです(笑)。アバウトな所がいいなと。
-キリキリしなくていいという感じですかね。
音楽のことで日本と全く違うなと思ったことはありますか?
松本 マニュアルどおりじゃないな、と。そういう所が自分にあっているなと思いました。
-マニュアルというと、教則の?
松本 そうです。教則本にのっていることは100年前で止まっていると先生が言っていました。その通りにすると体を悪くするよと教えてもらいました。
-100年前だとそれで大丈夫だったのが、今では違っていると。
松本 そうみたいです。
-ではその後、教則本は使っていないのですか?
松本 そうですね(笑)
-今回英語で問題はなかったと思うのですが、ドイツ語じゃないといけなかったという部分はありましたか?
松本 特になかったです。カフェとか普通のお店でもみんな英語で通じましたし、大丈夫でした。
-先生も英語はお上手でしたか?
松本 そうですね。
-ドイツ語で会話をしてみたりしたことはありましたか?
松本 挨拶程度ですね。
-ちゃんと返してくれましたか?
松本 はい。
-もともと英語がおできになるので、問題はなかったと思うのですが、行くとしたら英語が全くできないと大変そうですか?
松本 大変だと思います。
-それは生活する面で?
松本 どうしたらいいか分からなくなった時に、伝えられないと困りそうだなと思いますね。
-そういう、分からなくなるようなシチュエーションはありましたか?
松本 切符を買う時とか、自動で売っているものがあるのですが、その場所が分からなかったりとか。あとは地下鉄の出口が何カ所かあって、それをどっちに出たらいいのか聞きたい時とか。それくらいですかね。
-それは毎回英語で尋ねて、向こうも英語で返してくれましたか?
松本 そうですね。
-では本当にみんな英語がわかるという感じなのですね。
ドイツ語か英語ができないと、ちょっと大変そうと?
松本 そうですね。
-実際に行ってみて、もうちょっと事前にやっておいた方がよかったことはありましたか?
松本 特に思い当たらないですね。
-今回のことに向けて、事前に準備していたことはありますか?
松本 曲くらいですかね。
-普段も毎日練習しているのですか?
松本 はい、そうです。
-お仕事をして、その他でと?
松本 そうですね。
-練習の時間を作るのは大変ではないですか?
松本 寒くなってくると大変ですが、まぁ大丈夫です。
-これから留学したい方がいるとして、こういうことはきちんとやっておいた方がいいと思うことがあれば、アドバイスをいただけますか?
松本 準備していく曲は、やはりクラシックの方がいいと思います。
-今回はどんなものを準備したのですか?
松本 ケルトミュージックなどを用意していたんです。そういうものが好きだったので。でも却下されたので(笑)。
-実際のレッスンではどんな曲を?
松本 ベートーベンとかモーツァルトとかの曲ですね。
-今まで、そういうものも練習はしていたのですか?
松本 はい。
-では、全く違う世界ではないわけですね?
松本 はい。
-これから行く方は、曲を用意するならクラシックの方がいいと。
今後、今までのようにセッションのご予定などはありますか?
松本 もう少し活動範囲を広げたいと思っています。
-今はどんな感じで活動を?
松本 今は楽団とセッションをやっているのですが、もうちょっと大きい舞台に立てるようになりたいなと思っています。
-楽団というのはオーケストラ?
松本 吹奏楽団ですね。オーケストラもいいなと思いました。
-楽団ではどんな曲を演奏しているのですか?
松本 吹奏楽でも結構クラシックもやるのですが、もっとジャンルを問わず色々ですね。
-普段はどんな所で演奏を?
松本 ホールとかです。
-どれくらいの頻度で演奏しているのですか?
松本 月に2回くらいですね。
-けっこう頻繁にされているのですね。それもいろんな場所で?
松本 そうです。ホールとか、ストリートライブみたいなこともやっています。
-それはホームページなどで予定を載せていたりしますか?
松本 いえ、全然やっていなくて。それもやりたいなと言っているのですが。
-もしよろしければ、弊社のホームページに今後の活動も載せられるので、ぜひ。
松本 ありがとうございます!
-今後活動の幅を広げて、オーケストラにもという夢にもつながりましたか?
松本 そうですね。
-それはウィーンに行かれてから思うようになったのですか?
松本 はい、もっとやりたいと思うようになりました。
-もし次に行くとしたら、いつ頃でお考えですか?
松本 あまり間をあけたくないのですが、がんばってお金をためないといけないので……。来年か再来年には行きたいなという感じですね。
-今回特別困ったことはありませんでしたか?
松本 はい、大丈夫でした。
-行っている間もスカイプでご連絡をいただいたり、アンケートを読ませていただいたり、本当に楽しそうな様子が伝わってきて、私もワクワクしながらみていました。
いろいろご報告をいただいて、ありがとうございました。
松本 本当にありがとうございました!
-お写真は先生の所にもう載せているので、お時間のある時にみてみてください!
今日はありがとうございました。
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川本裕之さん/打楽器/英国王立音楽大学(RCM)/イギリス・ロンドン
国立音楽大学・音楽学部 打楽器専修を卒業。1年半、フリーランスの打楽器奏者として日本で活動の後、英国王立音楽大学に留学。2013年7月に同大学院を首席で卒業。在学中に4ヶ月間交換留学生として、ベルリン芸術大学で本格的にティンパニを学ぶ。卒業後、ドイツ・ミュンスター歌劇場オーケストラで、約1年プラクティクム(インターンシップ)として演奏活動し、ポーランド・ヴロツワフのNational Frum of Music、イギリスはリーズのOpera North の2つのオーケストラでのティンパニ奏者就任へのトライアルとして演奏。現在は日本に帰国しそれぞれの最終結果を待ちながら東京を中心にフリーランスとして活動中。
川本 国立音楽大学で4年間勉強し卒業後、1年半フリーランスで仕事をさせていただきました。その後ロンドンに移り、1
年目ギャップ・イヤーというコースを経て、その年に同大学院のオーディションに合格し、次の年からそこで本格的に勉強し、卒業しました。その後、ドイツのミュンスターオペラハウスのオーケストラで、プラクティクム(インターンシップ)という約1年の契約で演奏活動をしつつ、ポーランドはヴロツワフのオーケストラ、英国リーズのオペラノースのオーディションを受け、それぞれ最終の2名、及び5名に絞られて、それぞれ本番の演奏会で演奏するというトライアルを先日終えたばかりです。現在は東京フィルハーモニーetc.でエキストラ演奏するなど、フリーランス奏者としてポーランドとイギリスからの最終結果を待ちながら活動しています。
- 海外には結局何年いたのですか?
川本 3年です。最後の1年に4ヶ月だけドイツのベルリン芸大に交換留学をしていました。
- 留学したきっかけは?
川本 きっかけはだいぶ遡るのですが……。大学3年生の時にアンドビジョンでお世話になって、リーズの打楽器講習会に行ったんです。その後ロンドンに行ってBBCの演奏を聞いたときに、ティンパニの音に感動して。その次の年にその人に直接習いに行ったんですけれど、当時は英語もオ- ケストラのティンパニへの知識等が足りなく、習う準備が出来ていないと言われ、十分な内容のレッスンが出来ず、もう一回習いたいと思って行ったのがきっかけです。
- RCMでBBCの人に教えてもらえたのですか?
川本 いえ、後から分かったことですが、その人がもう教えていなくて。大学の先生が同僚なので、その人に聞いたら、もう教えることをしていないと。頼まれても断るような感じだったらしくて。結局自分もレッスンでは習うことがなかったのですが、でもコンサートとかに行けば見れるので、そこで技を盗むようにしてました。
- 1回直接行った時は習えたのですか?
川本 その時は多分、友達の友達ということで、特別にということだと思います。
- 良かったですね。留学時にRCMを選んだ理由は何だったのでしょうか?
川本 消去法もありましたが、RAM(アカデミーの方)は英語のレベルが高かったのと……。
- ギルドホールも受けたのでしたっけ?
川本 ギルドホールは受けませんでした。候補には上がったのですが、先生と相談して。あれはフルタイムのものではなかったんですよね。しっかりやろうということで、RCMの大学院の方を選びました。でもそれで良かったです。よくわからない1年間があって3年いれたので、いろんな意味で良かったです。ギルドホールに行っていたら2年間で終わっていたので。
- 今はギャップ・イヤーも今はなくなってしまいましたしね……。
川本 ないのですか?
- ないんです。
もうバチェラーかマスターでしか入れないので、ある意味、うやむやな最後の時期でよかったですよ。ところで入学試験は大変でしたか?
川本 最初の、東京で受けた試験は簡単でした。多分むこうがマスターの試験だと思っていなかったのですけれど。学校に通い始めてからのマスターの試験もわりと簡単だったような……。自由に何でもやっていいよ、というような感じで。オケスタは何曲か向こうで用意されたものがありましたけれど、よく出されるものしかやらなかったのでそんなに大変ではなかったです。初見が僕にとってはきつかったですけど、技術的には日本人は普通に受かると思うので。そういう意味では楽でしたね。
- マスターの試験はギャップ・イヤーが終わる頃にあったのですか?
川本 2月だったので中間あたりでしたね。試験は二回あるのですが、特別にレイトオーディションの方でいいよと言われて。普通だったら秋の方を受けなければならないと思うのですが、急だったので特別にと。
- では割と相談に乗ってくれるという感じで?
川本 そうですね。学生だったので特別にだと思いますが。結局誰か受けたのかは知らないのですが、僕しかいなかったんですよ。僕の学年は僕だけで、後はマリンバの学生が2人いましたけれど、マリンバは別なので。
- マリンバは別でしたっけ?
川本 そうです。むこうは枠が2と決まっているんですよ。こっちはいくつかは分からないのですが、でも僕の後の年が5人だったかな。その次の年も今年結構入っているので。もともと学部生だった子も2人受かったのでそれプラス外から3人……。
- マスターの方に入ったと?
川本 はい。僕の時はなぜかは分からないのですが。だから自動的に主席で卒業しました(笑)。
- すばらしいですね(笑)。
学校の手続きで苦労したことはありますか?
川本 ほとんどやっていただいたので(笑)。どちらかというとアンドビジョンさんが大変だったのではと思います。僕が一番大変だったのは、英語の問題ですね。
- ギャップ・イヤーの時に学校でも英語の授業はありましたか?
川本 はい、ありました。それはギャップ・イヤーだけではないのですが。誰でも受けられるので、週に2回くらい行って。
- マスターに入られる直前にIELTS全項目で5.5がとれた?
川本 そうですね。ギリギリ。
- 学校の内部に入ってから大変だったことはありますか?手続き関係で。
川本 英語だけですね。最初に行ったときは何が何だか分からないし英語も大変でしたが。そのくらいで、他は別にないですね。院を受けたときに自分で申し込みをしなければならなかったので、その辺はちょっと面倒くさかったですけど。オンラインでやらなければならないので。
- 留学の準備は結構前から始めていたのですか?
川本 そうですね。1年前にしようと思ったら、試験がもう過ぎてしまっていたので。だからほぼ丸一年かけて、実際には1年ずっとその練習をしていたわけではないですけれど、気持ち的には1年間。
- 学費はずっと親御さんが出されていたのですか?
川本 はい(笑)。
- 何か奨学金等は?
川本 もらわなかったですね。申し込みもしませんでした。明らかにするべきでした。。
- ではこれから恩返しですね。
川本 そうですね。この前聞いたら、3年間で学費・飛行機代・家賃など、全て含めて1500万を僕のために使ってくれたと。
- それだけの価値があったならいいと思いますよ。
行った時の方が今よりもポンドは安かったですよね?
川本 行ったころ安くなり始めて、3年目の最初くらいまで安くてだいぶ落ちて120円位までになっていました。なのですが最近どんどんあがってきました。最後の学費を払い終わった後に高くなっているので、それはよかったですけど。これから行く人はちょっと大変ですね
- 学校はどんな雰囲気でしたか?
川本 僕はイギリス人が苦手かもしれないです。
- 3年いて分かったことですか!?
川本 向こうの人は島国なので、なんかちょっと似ているんですが、イギリス人はイギリス人で固まるので、ちょっと閉鎖的なところがあるんです。イギリス人の中でも外国人、特にアジア人とどう接していいか分からないという人もいるらしいので。僕自身も人見知りで、英語もできないというマイナスなイメージを自分でも持ってしまっているので、フレンドリーにいけないこととか、自分から話しかけにいけないとかは今でもまだあります。そういう人にとってはちょっと大変かもしれないですね、イギリスは。
- ドイツに行ってみてドイツの方がいいなと?
川本 ドイツの方が仲良くした人がいますね。時間が長かったので、数ではイギリス人の方が多いかもしれないですが。ドイツでの方が仲良くなるのが早いですね。と言っても、ドイツ人ともそんなに関わってはいないのですが。打楽器には全然ドイツ人がいなかったので。
- どちら出身の方が多かったのですか?
川本 南米2人とアメリカ・オ- ストラリアと韓国人と。あとちょうど受けに来ていた人を含めたらエジプト人とか。
- すごく国際的ですね。
川本 そうですね。イギリスもいろんな人がいるのですが、打楽器だけで言ったらドイツの方がインターナショナルでしたね。イギリスのオーケストラって、イギリス人しかいないじゃないですか、打楽器は。バイオリンとかはいっぱいいるのですが。だからもし自分がリーズに入れたとしたら光栄だなと。先生に聞いたことがあるんですよ。「イギリス人以外で国内のプロオケに入っている打楽器奏者はいるのですか?」と。「いや、知らない」と言っていました。
- ビザの問題もあるのですかね?
川本 ビザもあると思いますが、それよりも閉鎖的なんでしょうね。イギリス人より上手い人はいっぱいいるのに(笑)。
- イギリスには日本人は結構いますか
川本 ウィーン・ドイツ・フランスよりは少ないと思います。楽器によると思いますが。でも、最近減っていると思います。大学も日本人の数がだいぶ減ってきたので、多分英語が厳しくなっているのと……。
- この前受験して、RCMの先生方がいらして、受験生で8人が受かっても1人しか英語をクリアしてくれないと嘆いていました。
日本とイギリスとで全然違う点はありますか?
川本 マイナスなことかもしれないですけど、不真面目というか……、本当に頑張らないといけないときには、まあそれでも真面目に頑張ってるなと思う時もあるのですが、基本的には練習があまり好きじゃないですね。その中身もちょっと浅いというか。細かくこだわることをしないので。技術的なことでもスキはいっぱいありますし。ただ向こうの方が、譜面に書いてあることを多少変えてでも、音楽的に何かするという思考が強いですね。いい面・悪い面両方ありますけど。 - 本人がどう演奏するかというところで? 川本 そうです。 - 練習はずっと学校でなさっていたのですか? 川本 そうですね。 - だいたい何時から何時くらいまで使えるのですか? 川本 留学1年目の後くらいから変わって、朝8時位に開いて、夜12時までです。 - 長いですね。一日何時間くらい使いました? 川本 本人次第なんですけど、人が多い上に部屋がそんなに多くないので……。一人1日3時間までとなっているので、3時間は絶対できます。自分のしたい時間にできないというのは、結構ありましたね。午前中から夕方までの6時間くらいがピ- クで、凄く人が多いし。打楽器は自分の楽器じゃないので、取り合いになるじゃないですか。なので、なかなか思った練習ができないというのはありました。夕方/夜になると彼らは飲みに行ってしまうので(笑)、人がどんどん減っていって練習できますけど。あとは本人次第で、部屋以外の所でできる練習を自分で見つけて、階段の踊り場などで練習していました。熱心な人はそうやっていましたね。 - でも熱心な人はそんなに多くはないと。 川本 そうですね(笑)。 - 学校でコンサートは頻繁にあるのですか? 川本 頻繁かな……。ワンターム(約3ヶ月)にオーケストラの本番が、4回くらいあると思います。ただ打楽器は人が多いので、なかなかたくさんのれなくて、タームに1個か2個、2個のれたらいいくらいですね。後はそれぞれ打楽器のコンサートが年に2回あって。後はサックスだったりストリングだったり木管金管、たぶん1年に2回くらいだと思います。 - 自分が乗れない時は、その曲は練習しないのですか? 川本 しないですね。 - 一日のスケジュールはどんな感じでしたか? 川本 一番大変な時では、朝9時くらいに行って練習して……。朝ご飯はパンか何かを買って食べながらやって、お昼を食べて、まぁずっと練習ですね(笑)。疲れたときとかはカンティーンで休憩しつつ友達としゃべったり、図書館でCDを借りて内緒でパソコンに取り込んだりしてました。 - 授業はどれくらい? 川本 僕は大学院では授業はなかったです。自分で取らなくていいようにしたので。 - 授業はなしでレッスンもなし? 川本 レッスンはもちろんあります。僕は大学院ではオーケストラスペシャリズムというコースをとっていました。授業を取ろうと思えば取れるのですが、単位がいろいろあって。オーケストラコースでは、授業以外にもコンチェルトコンペティションを受けるだけでも単位になるし、チェンバーやデュオなどいろいろ選べて、それをすると授業をとらなくていいようになっていました。他のコースは取らなければならないものもあったので、みんなエッセイとかをやっていましたけど。 ちなみに打楽器のレッスンはティンパニ、打楽器、マリンバ、ラテン、ジャズビブラホン、ドラムキットがあり、3年生からは好きな物だけを選べるようになります。色んな物をまんべんなく学べるという面では、素晴らしいシステムですよね。 オ- ケストラコースでは学校内外の先生、演奏者を自分たちで選んで習いたい人とのグループレッスンも出来ます。 - オーケストラはエッセイもなし? 川本 やってもいいですけど、やらなくてもいいです。自分で選べます。ギャップ・イヤーの時は大学1年生と同じようなことをやっていたので、和声などの基本的なことをやっていました。僕はとっていなかったですが、結構面白い授業があって、音楽をどうビジネスに結びつけるかとか、プログラムノートを自分で書くための授業があったりとか。先につながるような授業も結構ありました。 - 大学院の時はレッスンだけ受けて、コンペティションに向けてというような感じで? 川本 そうですね。後はオーケストラやアンサンブルの本番もあったり。 - 現地での音楽業界のつては、学校にいることでできたりするのですか? 川本 それはEU外の人にとっては難しいですね。ピアノとか弦の人はティーチングの仕事が結構あるので、それをやっていたと思うのですが、打楽器でそれはなかなか難しいです。友達にもらった仕事もありますけど、それはボランティアとか、アマチュアのオーケストラとか。いられるのなら卒業してから仕事をくれるということはあったと思いますが、実際にいられないので。先生に信頼されれば、外国人でももらえることはもらえると思います。でも僕らは働いてはいけなかったので。バレたらビザ剥奪ともなりかねませんからね。ワーホリなどで行くとしたら、たぶん単発の仕事などをくれると思いますけれど。ただ先生が言っていたのは、学生に仕事をあげるのは難しいと。それは人によると思うんですけどね。学生よりも卒業生の方が優遇されると言っていました。 - 在学中ということで難しいと? 川本 はい。まぁやってる人もいましたけどね。イギリス人は学生でも結構外の活動をしてる人もいましたが、学生とそれに毛の生えたような人たちの寄せ集めの仕事ですね。日本でもそういうのはよくあると思います。 - 留学して良かったと思えた瞬間は? 川本 英語をちゃんと学ぶことで、いろんな国の人とコミュニケーションができたり情報交換できることが一番大きいのと、人間的にも成長したと思います。後は日本にいたらやらないような奏法や音楽理解など、いろんなもの吸収できました。それでわけが分からなくなることもあるのですが、今はそれを全部整理して、自分でいいものを取っていけばいいかなと思っているので、よかったですね。 - どんな点で自分が成長したなと思いますか? 川本 たいしたことでは動じなくなったことですかね(笑)。度胸はついたと思います。人とのコミュニケーションが人見知りなりにも少し楽になったというか、積極的に自分を出せるようになったというか。 あとは、留学当初は日本の悪しき慣習やおかしな部分が見えてしまいがちでしたが、時を重ねるにつれて、日本人の素晴らしい部分が沢山見えるようになりました。以前より色々なことを、狭く偏った考えでなく大きく見えるようになってきました。 自分自身もおおらかになったというか、フレキシブルになったと思います。 - 今後はオ- ケストラに入れるように、またがんばっていくと? 川本 そうですね。リーズに入れれば万々歳ですけど。 - 今後留学する人への一言アドバイスがあれば、お願いします。 川本 英語に関してはできないと思っている人がたくさんいると思うのですが、あまりそれを恥ずかしがらずに、わからないものはわからないと割り切ってやっていった方が成長すると思います。それと、いろんなことを聞いて自分が信じていることと違うことを言われたりして、わけわかんなくなって迷ってしまうことはあると思うのですが、それを全部真に受けないで、一度脇に置いて、自分の引き出しを増やすというか、全部使わなくてもいいけれど覚えておくという感じで思っていた方が、いろいろ役立つのではないかと思います。 - 英語がわからなくても吹っ切れた瞬間はありますか? 川本 それが僕はないんですよ。遅かれ早かれ大体の日本人の友達にはあって、僕はそれがまだ無いんです。……しょうがないですよね(笑)。 - 3年間いていろんな成長があったと思うので、これからの活躍を期待しています。どうもありがとうございました。
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平井裕子さん/声楽/ニース夏期国際音楽アカデミー/フランス・ニース
明治大学文学部卒業。2009年東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現:尚美ミュージックカレッジ)コンセルヴァトアールディプロマ科声楽専攻、2013年洗足学園音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。4歳よりピアノとソルフェージュを、11歳より打楽器を学ぶ。大学卒業後、IT企業の営業職として10年勤務。会社退職後、2004年4月より声楽を学ぶ。以後、フランス歌曲、フランスオペラを中心に研鑚中。これまでにコンセール・C各種記念コンサート、東京国際芸術協会第33回新人演奏会、尚美ディプロマフレッシュコンサート、同卒業生コンサート、≪魔笛≫童子3役、パパゲーナ役、≪修道女アンジェリカ≫助修女役、≪こうもり≫オルロフスキー役、≪ランスへの旅≫デリア役などに出演。尚美ディプロマオペラガラコンサートにおいて、≪フィガロの結婚≫スザンナ役、≪愛の妙薬≫アディーナ役、≪コジ・ファン・トゥッテ≫デスピーナ役、≪椿姫≫アンニーナ役を演じる。2009年2月、2011年4月、2014年5月にリサイタル開催。2011年度第41回フランス音楽コンクール及び2012年度第42回フランス音楽コンクール入選、フランス総領事賞受賞。2014年度「ニース夏期国際音楽アカデミー」修了。尚美アレンジ・作曲学科レーベルD-MAC RECORDSよりリリースのアルバムCD「Re:monade7」「Re:monade8」における歌唱録音をはじめ、2013年8月公開のドキュメンタリー映画「疎開した40万冊の図書」エンディングテーマ、2014年2月韓国にて公開の「劇場版 ニルスの不思議な旅 韓国用リメイク版」コーラス歌唱、2014年3月オンエアのTBSドラマNEO「ダークシステム 恋の王座決定戦」最終回スキャット歌唱をそれぞれ担当し、劇音楽、劇伴分野の歌唱においても活動の場を広げている。2014年12月、日仏共同制作の新作音楽劇において、ヒロイン役で出演予定。声楽を田中正子、中村浩子、福田美樹子、土屋雅子の各氏に師事。コンセール・C、東京国際芸術協会各会員。
-簡単な自己紹介ということで、音楽歴などを教えて頂けますでしょうか。
平井裕子 音大ではなく、明治大学の文学部を卒業しまして、卒業してすぐ10年間会社員をしていました。結婚で辞めまして、それから正式に声楽の方を勉強し始めました。それがちょうど10年前になりますね。2004年の4月から勉強を始めて、2006年に専門学校の尚美のディプロマコースという所に入りまして2009年に修了。2011年に洗足学園音楽大学大学院に入学し、昨年の3月卒業しました。
-大学院まで随分長く学ばれたということですね。
平井裕子 そうですね。10年間勉強したうちの5年間はディプロマコース3年と大学院2年、学生として過ごしました。ただ、ディプロマに入学した頃から演奏活動は少しずつしておりました。
-今の活動も教えて頂いてよろしいでしょうか?
平井裕子 声楽を勉強し直したて2年後から、フランス歌曲や近代フランス音楽がご専門の中村浩子先生に師事しまして、現在もフランス近代歌曲とフランスオペラを専攻しています。
-これまでに講習会等は参加したことはございますでしょうか?
平井裕子 ないです。
-では、今回が初めてということですね?
平井裕子 はい、そうです。
-海外にはご旅行とかで行かれたことはありますか?
平井裕子 はい、あります。
-どちらに行かれたことがありますか?
平井裕子 ヨーロッパは今回初めてです。15回ぐらい渡航はしています。アメリカ、カナダ、シンガポール、マレーシア、タイ、中国に返還される前の香港、モルディブ、韓国が5回で一番多いですね。
-今回、この講習会に行きたいと思った理由やキッカケは何だったんでしょうか?
平井裕子 大学院を卒業して、本格的な演奏活動を始めました。フランス歌曲とかオペラを専攻しているということで、やっぱりフランス人の方に習ってみたいというのがありまして。単発的なマスタークラスみたいなもの、中村浩子先生門下で毎年エコールノルマルの先生をお呼びしているので、そちらの先生とかのマスタークラスとか、コンセール・Cというのが中村先生門下の音楽団体なんですけれども、そちらの先輩でニースで教えていたり、フランスの音楽院で教えてる方がいらっしゃるので、そういう方が帰ってきた時に習ったりということが勿論できたんですけど、日本人だったりとか年に1回という限られた時間なので、少し集中してと学んでみたいと思いまして。
-現地の方が雰囲気も味わうことができるので。
平井裕子 そうですね。
-講習会の参加者は、どのぐらいの方がいらっしゃいましたでしょうか?
平井裕子 これはクラスということで宜しいですか?
-全体の人数はなかなか把握できないですよね。クラスの人数は?
平井裕子 私はアントワンヌ・パロック先生というコレペティートルの先生の2期を受けました。パロック先生は2期、3期にクラスがあります。2期は私ともう1人だけでした。
-それでは2名で。結構、集中的にレッスン出来たということですね?
平井裕子 はい。
-もう1名の方は日本人の方ですか?
平井裕子 日本人の方です。
-結構、集中したスケジュールだったかと思うんですけど、どういったスケジュールで進行していったんでしょうか?
平井裕子 まず、火曜日に最初のガイダンスみたいな形なんですけども、2人しかいないということで、いきなりその日からレッスンということで。同じパロック先生のクラスに第3期で参加したピアニストの友人がいるんですけど、その方が昨年、一昨年とパロック先生のクラスをフランスで受講されていたようで、ご紹介して下さって。去年4月と今年4月に、先生が東京に来日された時に、そのピアニストの友人の紹介でレッスンを受けました。そのため、先生との面識はあったのです。2期のクラスが2名と分かったのがあとからなんですけど、ガイダンスに私しか来ていなかったので「もしかして私だけなのかな?」と思って。先生と1週間のスケジュールなどを決めました。
-先生が決める感じ?
平井裕子 そうです。火曜日から毎日11時半からレッスン。火、水、木、金、土、日と6日間連続でした。
-土日も?
平井裕子 はい。
-じゃあ、結構忙しいスケジュールという感じなんですね?
平井裕子 そうですね。2人しかいないので、毎日同じ時間に固定でして頂けたので。
-じゃあ、その後は結構自由に時間を使うことが出来たという感じですかね?
平井裕子 はい。大体、私は寮で朝食を取ってから、朝9時半から10時の間に学校へ行って声出しを兼ねて練習をしていました。11時半から45分レッスンと言いながら、キリの良い所までということで、気が付くと1時間ぐらいということがありました。次の方が12時半からレッスンで、次の方の聴講をして昼食です。
-聴講もされて?
平井裕子 そうです。2人しかいないので交互にという感じで。聴講が終わっても1時半ぐらい、ランチが2時ぐらいまでなので、そのままお昼を食べて、あとは自分の練習をしたりとか、ダルトン・ボールドウィン先生のクラスを聴講しに行ったりとか。結構、聴講が自由な講習会でした。他に、学校でツアーみたいなものを組んでくれていて。そうしたツアーがあることは、現地でわかったのですが、そのツアーに参加したりなんていうこともしてました。例えば、美術館に連れて行ってくれたりとか、マーケット、マルシェに案内とか。確か、水曜日と木曜日か木曜日と金曜日か忘れましたけど、2日連続で美術館のツア
ーというのがあったのでそちらに参加しました。
-現地で自主的に申し込んで行くような感じ?
平井裕子 そうです。講習会でアクティビティのスケジュール表みたいなのを配っていて、時間とスケジュールが組まれてるので、その時間にロビーに行けば連れて行ってもらえるということで。別に有料とかではなく、交通費とか入館料、そういうものは実費なんですけど、現地まで連れて行ってくれました。
-楽しそうですね、結構いろんなことが出来たという事ですね。
平井裕子 はい。時間も決まっていたので、凄く規則正しい生活を送れましたね。
-今までに先生のレッスンを2回ほど受けられているということなんですけども、どういった方なんでしょうか?
平井裕子 日本でコレペティートルという職業はあまり認知されていないと思うんですけれど、向こうですと歌劇場に専属だったりとか、歌曲についても、歌手について音楽指導するという職業がピアニストかコレペティだと思うんです。歌手に歌わせないといけないので、凄く気分を乗せて下さる方で。東京で2回レッスンを受けた時も思いましたが、非常に表現方法とかも自由で。但し、発音に対してはフランス人なので非常に厳しいんですが。フランス音楽をやる上では、やっぱりフランス人の解釈とかそういう点を勉強したかったので、凄く乗せてくれて歌わせていただけるというのと、良い所を見つけてくれて伸ばして褒めてくれるという先生ですね。
-職業ならではのレッスンをされるということですね?
平井裕子 そうですね。
-今回のレッスンでは、どのようなことを具体的に教わりましたでしょうか?
平井裕子 歌の先生ではないので、もうある程度勉強してある曲を見せて音楽表現とか発音とかを見て頂くつもりでいたんです。「発音をもっと注意されるかな?」と思っていたら、4月に東京で見て頂いた時は酷かったらしいんですけど(笑) その後日本で、フランス人の方にフランス語を習ったりもしているせいか「凄くすごく良くなった」と仰って、あまりそこら辺は注意されなかったので、ちょっと予定が狂いました(笑)
-凄く日本で努力されて、そこがちゃんと伸びていたんですね。
平井裕子 そうなんでしょうか(笑)それなら、音楽表現、フランス人ならではのものを学ぼうと思いまして。先生がコレペティートルなので、最初の2日間はピアノを弾きながらレッスンをして下さってたんですけど、3日目からもう1人女性のピアニストが来て、専属の伴奏という形だったので、先生は自由に表現とかそういう物を、写真で送った内容なんですけど、立って指導をして下さったので、後半4日間は贅沢にピアニスト2人に指導を受けることに。当然、伴奏している女性のピアニストも気付いたことがあれば言って下さるので、凄く深く学べました。
-充実した感じだったんですね?
平井裕子 そうですね。
-確かに、あの写真の中に女性の方が弾いてて、先生が凄く動いてる写真が写ってたので。
平井裕子 そうですね。あの写真は5日目ぐらいなので。最初の2日間は先生だけでしたね。
-先生が弾いて下さってという事だったんですね。何か印象に残っていることとかありますでしょうか?
平井裕子 東京にいらした時のレッスンでもパロック先生にずっと言われてたんですけど、特に「裕子は凄く表現が固い」「真面目過ぎる」というのを言われました。多分私だけではなく、日本人の声楽家が特にフランス歌曲を歌おうとすると、「お行儀よくしなくちゃ」という印象がたぶんあると思うんですけれど、そういうものではなく、イタリアものとはまた全然違うんですけど、もっとアパッショナートなものというか、そういうものなんだなというのを過去2回のレッスンもそう思ったんです。現地に行ってみてそういう空気を感じると、「やっぱりそうなんだな」というのが。
-やっぱり現地で教わると、そういった雰囲気とかも分かるということですね?
平井裕子 そうですね。よく分かりますね。
-今回は通訳を付けられていたんですけど、レッスンは先生は何語でお話されてましたか?
平井裕子 通訳がいると分かるとフランス語ですね。私は英語はそこそこ大丈夫なので、先生も英語を話されるので、東京に来た時は英語でレッスンして頂いてたんですけど。結果的には「通訳の方がいなくても英語で大丈夫だったかな」とは思うんですけど、やっぱりどちらかと言ったら、細かい所とか聞き逃したくなかったというのと、レッスンしていただくことに集中したい気持ちがあって。たぶん先生もフランス人なので、どっちかと言ったらフランス語の方がきっといいはずなので、いて頂いて良かったと思います。
-練習はどちらでされたんでしょうか?
平井裕子
講習会に参加する人は、必ず練習室を割り当ててもらえるんですが、私は日本人の歌の方(別のクラス)と同じ部屋で、たぶん2人しか使っていない部屋を割り当てられました。その方と寮も部屋が隣だったので、話し合って自由にシェアして。でも、実際はその割り当てられた部屋じゃなくても、空いていれば大丈夫という感じで。その点は、日本の音大も割とそういう所あるんですけど、それは同じかなあという印象です。
-結構、練習の量は出来たという感じですね?
平井裕子 そうですね。学生寮でも一応時間が決められてるんですけど、その間なら練習が出来るので。例えば「今日は疲れちゃったなあ」と思う時は、早めに聴講とかしないで帰って寮で歌ってから晩御飯みたいな。そのままずっと寮に居てという時も。
-リラックスしながら練習できるということですね?
平井裕子 そうですね。
-練習室にクーラーとかは付いていましたでしょうか?
平井裕子 なかったですけど、たまたま行った時期が良かったのかも知れないんですが、私は割と暑がりなんですけど、あまり気にならなくて大丈夫でした。
-結構クーラーついてないお部屋もあって、暑いということを聞いていたので。
平井裕子 私もそういう話を聞いていたので、「どうなのかな?」と思っていましたけど、あまり気にならなかったです。
-結構、気候が涼しめだったんですかね?
平井裕子 7月はそうですね。8月、第3期、第4期は暑いのかもしれないですが。でも日本、特に東京のようにアスファルトの照り返しや湿気が無いので。
-レッスン以外の時間はアクティビティとかも参加されていたと思うんですけども、他には何をされましたでしょうか?
平井裕子 練習をしたりとか、間に合えばレッスンで見て頂こうと思っていた所を譜読みをしたりとか。結局的に間に合わなかったんで出さなかったんですけど。あとは寮なので、洗濯を普通にしていたりとか。割とのんびりと過ごしていて、寮はテレビとかも全然なくてやることがないので。だから逆に凄く良くて、勉強するしかないのでという感じで。あとは、ちょっと買い物に行ったりとかそんな感じですね。
-ニースの海岸沿いとかには行かれましたか?
平井裕子 行ってないです。
-街の方にお出かけされた時は、様子は如何でしたでしょうか?
平井裕子 普段はスーパーに買い物に行ったりとかぐらいです。最終日の日曜日にあるスチューデント・コンサートというのには、実際は、出る先生のクラスというのも決まっている感じで。うちのクラスは2人しかいないというのも多分あるんですけど、パロック先生クラスは多分、人数に関係なくスチューデント・コンサートは無くて。講習会の期間中ずっとニース音楽祭なんですけど、パロック先生が音楽祭に出られたんですね。新人の若手のソプラノの方と。ちょっと離れた所なんですけど、グラースという街で、レッスン最終日8月3日の日曜日、夜8時半からのコンサートでした。大体、車でニースの街から1時間ぐらいの所なんですけど、そこに行ってきました。
-結構、遅い時間ですよね?
平井裕子 はい。ニースの街から車で1時間掛かるので結構遠いですよね。東京みたいに道が混んでないですから進んじゃうので、それで1時間ぐらいです。
-移動はどうされたんですか?
平井裕子 先生が招待してくださったので、先生が「自分のマイボスが連れて行ってくれるから」と。たぶんお願いしてくださったみたいです。
学校の事務長さんのような方で、スチューデント・コンサートの司会をやっていた方なんですけど、「このままみんなが出るスチューデント・コンサートを聴いて、そのまま彼に話しかけて、裕子と一緒のクラスのもう1人の名前を伝えて連れてきてもらって」と言われたので。その会話は英語なんですけど。
-そうですよね。そうやって日常会話も発生しますよね。
平井裕子 連れて行ってもらって、帰りは、もう1人の生徒の方はホテルに泊まっていらしたのですが、先生が「どこまで行く?」みたいなのを観客で来ていたご家族やお友達に聞いて下さって。パルローズとかシミエとか寮のある辺りとかホテルのある辺りまで行く人を探してくださって、結局、先生のご友人ご夫妻が送ってくださいました。
-その場で初めて会った方に乗せて頂いて。
平井裕子 そうです。先生が「この2人の日本人をホテルと寮まで送って行ってさしあげて」みたいな感じで、お願いしてくださったんです。
-先生も凄くいろんなお手配をして下さって。
平井裕子 はい。そのことでも分かると思うんですけど、そういう人柄の方で。
-凄い人情があるというか。
平井裕子 そうですよね。
-確かに、1時間で道がガラガラだと凄く遠いですよね?
平井裕子 そうなんです。先生がコンサートに誘ってくださったのが、何日目かのレッスンの終わりで「興味ありますか?」と言われて、「はい」と言ったら、通訳の方が「凄く遠いよ」と教えてくれて。でも、先生が「車の手配が出来るかどうか聞いてみますから」というのをフランス語で仰ったみたいで通訳してくれて。そしたら、翌日にはもう連れて行って下さる方が決まっていたのです。
-速いですね。でも、またコンサートに出るのとは違う経験が。
平井裕子 そうですね。かえってその方が良かったなというか。
-実際に先生が演奏されている所を。
平井裕子 パリのコンセルバトワールを出たばかりのソプラノの方が歌われたので、その方はベルギー人みたいなんですけど、でもやっぱりフランス人が、フランス語を話す人たちが演奏するフランス音楽というものをちゃんと聴けたので、凄く刺激になったというのか、当たり前ですが、日本人、自分たちとは全然違うなと。
-現地ならではですよね?
平井裕子 そうですね。凄く良かったです。だから、街は通過するぐらいで、一気に遠い所まで連れて行かれてしまったので(笑)
-空いている時間にどこか遊びに行ったりとかはされましたでしょうか?
平井裕子 アクティビティには夜の海に行くとかマルシェを見に行くとか、旧市街地とかを見に行くとかいろいろあったんですけど。私はマティス美術館とシャガール美術館鑑賞というのにしか参加しなかったので、あとは街をぶらぶらというぐらいで。
-お買い物という感じですね?
平井裕子 はい。
-宿泊先は今回はどこに泊まりましたか?
平井裕子 モンテベッロ(寮)ですね。
-前泊と後泊は?
平井裕子 ホテルです。
-ホテルとかの対応とかはどうでしたでしょうか?
平井裕子 前泊と後泊のホテルを試しで変えてみたんです。前泊のホテルは三ツ星で、ニースの街中からさらにちょっと離れたコンベンションセンターみたいなビジネス街みたいな所があるんですけど、そこにあったホテルだったので、凄く静かで良かったですね。ただ、1点だけちょっとビックリだったのが、日本に帰って来てからフランス人の先生に聞いてみたら、「たぶんこういう事じゃないか」と言われたんですけど…割と新しかったんですけど、リニューアルをしたばかりみたいで、エレベーターがなぜか例えば2階と3階の間とかで止まる。エレベーターだけリニューアル前そのままというか(笑)ちゃんと書いてあって、2分の3とか3分の4とかなので。向こうでは荷物は自分で持つじゃないですか。だから、半階分は持って上がるか下りるかをしないといけなかったので(笑)着いてやれやれ、ゆっくりしようと思ったところへいきなりカルチャーショックでした(笑)
-中途半端なとこにエレベーターが止まるように設定されている?
平井裕子 そうです。普通1,2,3と書いてあるんですけど、そうじゃなくて1分の2、2分の3となってて「なんでだろう?」と思って。確か部屋が3階だったので、2分の3で下りて上がるか、3分の4で下りるかしかなかったので、ちょっと戸惑ってビックリしたんですけど。あと、手動のドアだったので初めてだったのでちょっとビックリ。それ以外は、静かな所で凄く綺麗で良かったですね。後泊したホテルは、アンドビジョンから行った方はノルマンディホテルとかに泊まっていたんですけど、そのノルマンディホテルのすぐ目の前なんですね。だから、街中なんですけど、二ツ星で最初に三ツ星を見てしまっているので、「こんな感じかな」と。あと、どっちのホテルもそうなんですけど、カードキーじゃないですか。でも、カードキーでも日本の場合、内鍵も更に掛かりますよね。どちらのホテルも内鍵は掛からなかったですね。
-勝手に締めたらオートロックのような形?
平井裕子 そうですね。多分、これはきっと感覚の違いなんだと思うんですけど、その点も日本でフランス語を習っているフランス人の先生に言ったら「別に大丈夫では」と言ってたんで。でも、付いているのに閉まらないというのはちょっと不安だし、日本のホテルでもカードキーだけど内鍵かチェーンがありますよね。チェーンは勿論ないし、あるんですけど途中までしかいかないみたいな。でも、「そういうもんなんだなあ」と思うしかなく。朝食はやっぱり二ツ星と三ツ星だとやっぱり内容が全然違いましたね。
-宿泊先と講習会場はどのように移動されましたでしょうか?
平井裕子 歩いて行ったりとか、あとはバスですね。
-バスはどれぐらいの乗車時間ですか?
平井裕子 10分~15分ぐらいですかね。歩くと20分ぐらい。ただ、モンテペッロのすぐ近くにバス停がある訳ではないので、バス停まで7~8分歩かないといけないので。でもバスだと坂を上るのが楽なので。
-キツイ時はバスに乗っちゃえばという感じですね?
平井裕子 そうですね。帰りも上手くバスが来れば乗ったりとか、帰りは学校の近くにもスーパーがあるので、そこを通って買い物をしてのんびり歩いて帰ったりとかいろいろしてました。
-ご飯は何を召し上がりましたか?
平井裕子 実際は、寮で出されてる朝食と夕食と、あと学校で出る昼ご飯だけで。オヤツ的なものをスーパーで買ってきて食べたり。着いた日はちょっとやっぱり疲れたので、食事もせず時差ボケを治す為に寝てしまいました。最終日の後泊したホテルも「みんなで街出ようか」と出た方もいるんですけど、ちょっと面倒臭くなったのと、あと街中が治安が悪いわけではないんですけど、モンテペッロの辺りとか学校のある市民地区とは全然雰囲気が違うので、ちょっと緊張するので「いいかな」という感じで。スーパーで買ってきて食べちゃったりとかいう風にしてましたね。
-食事が3食付いているので、特に自分で召し上がるということは無かったんですね?
平井裕子 はい、特になかったです。あとはスーパーで買ってきたものぐらいですね。
-海外の参加者の方とかもいらっしゃったかと思うんですけど、先生も含め上手く付き合うコツとかはありますでしょうか?
平井裕子 やっぱり下手でもいいと思うので、本当は良くないんだと思うんですけれど、本当はフランス語の方が絶対いいと思うんですが、
でも基本、講習会にはいろんな国の方が来ているので、フランス語がメインということは決してないので、英語はブロークンでもいいので絶対できた方がいいと思います。
-やっぱり英語が中心でコミュニケーションを取るという形ですね?
平井裕子 はい、そうですね。下手でも伝えようとすれば、ちゃんと向こうも分かってくれるので。
-伝えることを頑張るということですね?
平井裕子 はい、そうですね。
-今回、留学中に何か困ったことはありましたでしょうか?
平井裕子 2つありまして、1つが電話なんですけど。G-CALLを借りて行ったんですけど、最初掛け方が良くわからなくて、通訳さんとかに掛けたりとかというのはあったんですけど。
お互い借りた同士がどういう掛け方をするかとか。41なのか31なのか+を押すのかとか押さないのかとか、結構それで分かるようになるまでに少し時間が掛かったのが1つと。でも、みんな何人かいたのでちょっとやりあって「こうかな?」とか。それと、学生寮に入る手続きとかを通訳の方が一緒にして下さるんですけど、アンドビジョンさんの資料にあるんですけど、去年からなのか今年からなのか、1週間ないって聞いていたクリーニングがあるんですよ。「どうしますか?」というのを聞かれたんで、やっぱり入られたくないから一応私を含め、みんなアンディビジョンから行った第2期の方は断ったんですね。でも、実際は上手く伝わってなくて、入られちゃっていまして。それは、あとで分かったんですけど、私は全然大丈夫だったんですが、他の方の部屋とかが、ちょっと荒らされたりという事がありまして。お菓子とか出して置いてた物がちょっと減っていたかなあみたいな事とか。あと、冷蔵庫が寮の各部屋にちゃんとあるので、そういう所はホテルより恵まれているので、そこに最初の方に、みんなで買い物に行って、水とかをいっぱい入れて置いたんですけど、そのペットボトルが飲まれてはいないみたいなんですけど、凹まされていたりとかがあったので、「入らないで下さい」みたいなことを通訳さんが学校の事務に言って下さったんですけど、それでも伝わらなくて。結局、2期の終わりぐらいに、日本語と中国語と英語とフランス語の張り紙が出てきて、今更なんですが(笑)
フロアによって例えば1階と2階は例えば月・水・金とか、3階と4階は火・木・土とか、なんかそういう張り紙がたぶん金曜日ぐらいに張られているのを見て。それは、通訳さんが皆さんの話しを伝えて下さって、それを受けての事だと思うんですけど。なので、クリーニングはあるということで。
結局断ろうといってもそうやって伝わらないので、英語がちょっと出来るような人がメモで紙にドアの所に「もう入らないで」「不要です」といって、ゴミだけは持って行って欲しいので、ゴミ袋だけを出しておくみたいな事にしたりとか。「クリーニング断る人はゴミを出して置いて下さいと言っていました」と、通訳さんが学校に文句を言って下さった時に、その通りやってたのにそれでもやっぱり入られてたりとか。私の隣の部屋は両脇が歌の方で、1人は日本人で、もう1人がアメリカ人でパリで勉強されている方だったんです。たまたまそのアメリカ人の子が私達は早く学校に行っちゃって、彼女が遅く行った日があるみたいで、「クリーニング断ったんだよね?」という話をしてきて、「でも、裕子の部屋に入って行くのを見たよ」と言われて。
その隣の日本人がSさんと言うんですけど、「裕子とSの部屋に入って行ったよ」とかって言われて、その日早く帰ってみたらやっぱり掃除されていて。
実際、お掃除をする人というのは、フランス人っぽい人ではなかったので、私も見かけたんですけど、アメリカ人の子も「言葉ができないっぽい」とかと言っていました。だから、なかなかやっぱり伝わらないもんなんだなって思いました。
-そういったちょっと細かい所が伝わらなかったということですね?今後の参考にさせて頂きます。
平井裕子 はい。でも、通訳の方がいて下さって凄く助かりました。
-では、今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたでしょうか?
平井裕子 凄く楽しくて、規則正しい生活が出来たのと、何も逆に娯楽がないので勉強するしかないということと。
普段、主婦もしているので、食事の心配とかも全然しなくて、自分のやることに集中出来るじゃないですか。そこに行けば出てくるので、だから凄く良かったなと思います。
-今回の留学を通して、何かご自分が変わられたとか成長されたという事はありますでしょうか?
平井裕子 当たり前のことなんですけど、フランス音楽を勉強するんだったら本場で、じゃないですけど、事情が許すんだったら、そういう機会は絶対持った方がいいんだなということですね。
正直、秋から冬の予定とかが無ければ、本番とか仕事とかが入ってなければ、帰ってくるのはちょっと延ばそうかなという感じだったので。
-ちょっと慣れてきて馴染んでくると、どうしても帰りたくなくなっちゃいますもんね。
平井裕子 そうですね。もうちょっといたら、もっと嫌な事とかも出てくるのかも知れないですけど、10日ぐらいだと良い所しか見えないのかもしれない。
前後しちゃうんですけど、困ったことで私ではないんですけど、実は第3期に聞いてらっしゃるかもしれないんですけど、食中毒があったって聞きました?
-はい、聞きました。
平井裕子 向こうで知り合った方とかが、あとでFacebookとかで「みんな具合が悪かった」とか言って。
-2期は全然大丈夫でしたか?
平井裕子 はい、2期は大丈夫でした。
-その後なんですね。
平井裕子 私は帰ってきたのが、日本時間の水曜日なので、水曜日に向こうではそうだったみたいで。
-熱出たりとかお腹痛くなったりとかですか?
平井裕子 熱が39度ぐらい出た方とか、あと嘔吐を何回もとか。でも、寮にドクターが来たと言っていた方もいるので。
でも実際は、診察してもらって薬を出してもらって、聞いた話なので、確認された方がいいかもしれないです。でも、それで終わりだったみたいな。
実際は、どうも寮の食事の方じゃなくて学校のランチの方だったみたいで。水曜日に時間差でバタバタとみんな具合が悪くなったみたいです。
-じゃあ、みなさんそうなったっていう感じ?
平井裕子 そうみたいです。アンドビジョンから行った方じゃないんですが、私が知り合った2人の日本人が言ってたので。
でも、普通は日本だったら、残りの講習会期間中とか、せめて3期の間は営業停止とかになると思うんですけど営業し続けていたらしいです。誰も食べてなかったけどみたいな。
-伝えておきます。日本と留学先フランスで大きく違う点というのは何かありましたでしょうか?
平井裕子 例えばいろいろあるんですけれど、学校の施設とかそういったものとかというのは、勿論日本の方が全然恵まれているとか、日本の方がいい事とか沢山あるんですが、基本自分で何とかしようという風に思わないと、ちょっと向こうではなかなか難しいかなということですね。言葉もそうなんですけど、私は年齢がいっているからそう思うのかもしれないですけど、講習会は若い方が基本参加するじゃないですか。今の大学生とかだと、小学校ぐらいから英語とかを勉強してる世代じゃないかと思うんですけど、でも全然できなくて「助けてください」とか言われて。この下手くそな私の英語でもいいのかというぐらいなんですけど(笑)でも、そんな大したことを言っているわけではむしろ全然ないので、やっぱりそういう事はホントに中学生レベルの英語で全然大丈夫なので、分かろうとして下さるので、何かそうやってトラブル、さっきのクリーニングの話とか食中毒もそうだと思うんですけど、何かあった時にちょっと聞けるとか、そういうことが出来るためには、自分からもうちょっと積極的にという方がいいと思うので。多分これは、どこの国でも一緒かな。
-日本は結構、相手がしてくれたりが多いですもんね。
平井裕子 そうですね、でも、逆に「やらないで」と言ってもそれだけされたりするぐらいなので、何回も言い続けるしかないということになるので。
-主張が大事ということですね?
平井裕子 そうですね。
-今後、留学を考えている方にアドバイスを頂きたいんですけれども。
平井裕子 やはり語学だと思います。英語とかで簡単な例えばセンテンスとか言い回しとかをノートに書いて来ている人とかもいて、「これはいいな」と思ったんですけど。それを見せるとかでもいいと思いますし。たぶん楽器にもよると思うんですよ。歌だとどうしてもその言葉を歌ってるので、ある程度出来ないと表現とかがちょっとレッスン受けられないんですけど。やっぱり楽器だと、もしかしたら語学が出来なくても、例えばピアノだと弾いてもらっちゃったりとかあるじゃないですか。それで、もしかしたら覚えないのかも知れないんですけど、語学の勉強の時間を楽器の練習していた方がいいと思うのかもしれませんし。でもレッスン以外の所で必要な場面が多分絶対出てくると思うので、メモとかでもいいので何か作って行くとか、語学は出来た方が絶対いいと思います。
-留学前にしっかりやっておいた方がいい事は、何かありますでしょうか?
平井裕子 語学と演奏のテクニックなどは勿論なんですけど、「自分の音楽はこういうものなんだ」みたいな「こういう風に解釈したんですけど、どうですか?」みたいなぶつけ方をしないと、向こうの先生にレッスンを受けても勿体ないんじゃないかなというのは凄く思いました。
-じゃあ、漠然と行くんではなくて、自分のビジョンみたいなものを持ってから行った方がいいという事ですね?
平井裕子 そうですね。ある程度きちんと自分の音楽を作って行った方が勿論いいと思います。
-学ぶことが多いというこですね。
平井裕子 はい。
-今後の活動について、お聞かせ頂けますでしょうか?
平井裕子 5月にリサイタルをしたんですけれども、そのサブというか曲目とかはちょっと変えてしまってますが、出身地の千葉県の方で10月にサロンコンサートがあります。また、12月に日仏の共同制作という形で新作音楽劇に出ます。題材は、ピエール・コルネイユという人が書いたル・シッドという作品が元になっているんですけれども、そちらを日本人とフランス人の方が脚色して台本を変えてくださり、日本人の作曲家が書き下ろした音楽をつけた音楽劇です。
-素晴らしいですね。
平井裕子 今回、10月の曲とかでフランスものを見て頂いたという感じですね。
-では、更に磨きがかかって。
平井裕子 だといいんですけど。でもやっぱり、また行く機会もあるかもしれないし、パロック先生もまた春にいらっしゃると仰っていたので、今度は英語じゃなくて、講習会に間に合うようにと思ってフランス語を勉強し出したんですけど、この音楽劇のお話しをいただいて、今こっちの特訓をフランス人に受けてる状態なので。12月の新作音楽劇が終わったら、日常会話を勉強して、次に先生に会う時にはフランス語でレッスン受けたり、会話が出来るようにと思っているんですけど。
-言葉の意味合いとかが分かると、また変わってきますよね?
平井裕子 そうですね。たまたまなんですけど、ほんと余談なんですけど、ある曲を見て頂いたんですけど、でも先生が知らない曲で。日本人はよく歌うけどといった曲で、先生が「知らないけど」と言って、もう1人のピアニストが来る前だったので、先生が弾きながら「キッチな曲だね」ということをフランス語で言っていて、「キッチ」って何だと思って。そしたら通訳の方が、「キッチってそのまま日本語にもなっているよ」って言って。「キッチュ」っていう言葉なんですけど、「キッチュ」とか「キッチ」とかを辞書で引くと、「悪趣味」とか出てくるんです(笑)でも、先生は「悪趣味な曲だね」と言ったわけではなくて、フランス語で適当な言葉がなかったから。私も実は、割と自分はそんなに好きじゃないんだけど、みんなが歌って欲しいと言うからプログラムに入れたみたいな曲で、先生には言ってないんですけど、他のフランス歌曲に比べて「ちょっとダサいな」と思っていたことがあって。ただ、先生も同じような感覚だったっていうことで、「僕は悪趣味という意味で言ったんではない」ということを訳してきてて、「英語で言うならOld‐Fashionってことかな」みたいなことを言って。だから、私は古臭いと思っていたのかと。なんでダサいと思っていたのかが自分で分かってなかったんですけど(苦笑)でもやっぱり、そういう事もフランス語の方で先に出ちゃったけど、直訳の通りの意味で先生も使っていたわけではないので、そうやって「英語の意味の方が近いかな」とか言って、「Old‐Fashionだなって意味で、思わずキッチュと言ってしまっただけだから」と言って笑ってらっしゃいました。「そうなんだ」「それなら分かる」「同じ感覚だから」とか。
-面白いですね、ある言葉では表現できるけど、出来ない言葉もあるとかいうことですよね?
平井裕子 そうなんです。
-先生は初めて見られる曲でも、全然大丈夫なんですか?
平井裕子 はい、もちろん。全然弾けますね。ただ、レッスンの時は歌わせようとするので、基本PとかPPという指示があっても大きく弾きますけどね。
実際、先生ともう1人の女性のピアニストと、私は背中を向けているわけですけど、「2人とも、日本人のピアニストとは全然感覚が違うな」と思いましたね。これはいつも先生にも凄くすごく言われるんですけど、とにかくフランス人は「音楽を流し流して」「音楽を進めて進めて」って言うんですね。それってフランス語を勉強し出して分かったんですけど、英語とかって割とこういう上がって下がってみたいなイントネーションの抑揚があるじゃないですか。フランス語ってそういった抑揚がなくて、新作音楽劇の作台本読みとかでも凄くしごかれているんですけど。発音はいいんだけど、英語訛りのフランス語みたいになっちゃってて。カクカクしちゃうみたいなんですよね。多分、私の音楽もきっとそういう所があって、凄くそれを注意されてて、「レガートにレガートに」って言われるんです。日本人だと歌もそうなっちゃうけど、ピアノもやっぱりテクニックもいるからということで、日本人だと結構カツカツしっかり弾いちゃうみたいな感じで、背中を当てていると、どんなに上手い人でもちょっとなんかゴツゴツしたものを後ろから感じるんですけど。フランス人が弾くピアノには、それが全然ないですね。「言葉と一緒だなあ」と。どこまでもフラット。だから、引っ張ってくれるとかじゃなくて、ピターっとくっ付いてくるんですけど、あまりに自然すぎてちょっとビックリしちゃうんです。それであっとう間に歌わされて終わってる。面白いですよね。
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真田脩史さん/ピアノ/ニューヨーク・サミット・ミュージック・フェスティバル/アメリカ・ニューヨーク
九州大学経済学部在学中、ニューヨーク・サミット・ミュージック・フェスティバル(アメリカ)に参加。
-現在までの略歴を教えて頂きたいと思います。
真田脩史 ピアノを5才の時に始め、中学校2年生の時にバイオリンを始めました。(音楽高校ではなく)普通の高校に進学して、今は九州大学の経済学部に通っています。
-ピアノは週にどれぐらいとか、レッスンの回数とかは?
真田脩史 レッスンは月に2回くらいですね。練習は毎日やっています。
-素晴らしいですね。今回の講習会に参加を決めたということですね?
真田脩史 そうですね。
-今まで講習会等に参加したことはありますでしょうか?
真田脩史 こういう音楽の講習会はないですね。初めてですね。
-海外に行かれたことは、今までにありますでしょうか?
真田脩史 海外に行ったのは、高校3年生から大学1年生の春休みの時に1回カナダにホームステイをしたことがあったくらいです。
-あとは、ご旅行とかで?
真田脩史 いえ、ないですね。
-じゃあ、そのカナダに行かれたご経験があるということですね?
真田脩史 はい、そうですね。
-この講習会に行きたいと思った理由とかキッカケは何だったのでしょうか?
真田脩史 いろいろあるんですけど、大きく分けて2つです。
今、僕は大学4年生で、来年から社会人になるんですけど、
社会人になると、やっぱりピアノもバイオリンもそんなに好きに思う存分できないので、
学生最後の思い出というか、学生最後の年にいっぱい音楽をしたいというのがあったんです。
あともう一つは、このアメリカニューヨークの講習会を選んだ理由でもあるんですけど、
僕が入る会社は結構英語が必要な会社なので、英語の勉強もしたいですし、ニューヨークということで、アジアからもヨーロッパからもいろんな人が来るという環境で
一回勉強してみたいなあというのがあったからこの講習会を選びました。
-実際に行ってみて語学とかはどうでしたか?
真田脩史 あとで多分話すことになると思うんですけど、先生が日本語喋れるという環境だったのでそこまで不自由しませんでした。
でも、それ以外の時は結構英語は喋っていたので英語経験という点でも丁度良かったかなという感じですね。
-参加者はどれぐらいの人数がいらっしゃいましたでしょうか?
真田脩史 最初の一週間目が一週間集中コースという形で、あと残りが二週間あったんですけど、一週間で帰っちゃう人とか、二週間目から来る人というの2パターンの参加者がいました。
一週間目は多分ピアノだけで言うと、多分15人ぐらいしかいなかったんじゃないでしょうか。
-講習会全体で?
真田脩史 講習会全体で言っても多分、40人ぐらいかなと。
凄いこじんまりしてたんですけど、二週間目からは100人ぐらい増えて。
やっぱり大きな講習会だったので、140人くらいは多分いたんじゃないかなあと思います。
-参加されている方はどんな方がいらっしゃいましたでしょうか?
真田脩史 幼くても中学生以上です。例外で小学校高学年の人もいましたが少数派です。音大卒業した人もプレスクールとかに通ってる人もいろいろいたんですけど、音楽家を目指してる人はやっぱり多いなという印象はありました。
-講習会のスケジュールはどのように組まれていましたでしょうか?
真田脩史 人によりけりかなと思うんですけど、基本的にレッスンは週に2回2時間と、他にも特別レッスンがあります。
特別レッスンは先生がレッスンをいっぱいして下さったのもあるし、他の先生から見て頂いたのもあるから、毎日レッスンしてるような生活でハードでした。もしかしたら暇な人は暇だったと思います。
-自分の行動しだいではレッスンも増えるという形ですね?
真田脩史 多分そうですね。
-先生はどんな方でしたか?
真田脩史 ほんとに家族のように接してくれる人でした。初対面にも関わらず大事にして下さいますし、レッスンも非常に丁寧に見てくださります。
それでいて昔は世界で活躍されていた方なので、全然見たことないような弾き方をする人でしたし、いい先生でしたね。
-レッスンではどんな事を教わりましたか?
真田脩史 レッスンはほんとに基礎から教えて頂いて、鍵盤のタッチの仕方から教わりました。
あとはピアノの仕組みとか、全く考えたこともなかったんですけど、
ピアノのハンマーの仕組みだったりとか、そういう所からも一からほんとに丁寧に教えて頂きました。
-また考え方がちょっと変わりますね。教わった中で印象に残っていることは何かありますでしょうか?
真田脩史 タッチの仕方にも関係するんですけど、演奏中もそうですし、
本番の時に、如何に体をリラックスできるかの秘訣が一番印象に残っています。
タッチを通じて体をリラックスさせる方法とか教わったので、そういう事が印象に残ってます。
-レッスンは全部英語ですか?日本語も話される先生だったんですよね?
真田脩史 そうですね。ほんとに半々ぐらいでした。結構簡単な言葉は日本語で話されるのですが、難しい込み入った話になると英語で言って頂いた方が分かりやすいので、「In English Please」と「英語で」とお願いしました。
日常のコミュニケーションは結構日本語で、レッスン中は結構英語が多かったかなあと。
-先生は、なんで日本語がお上手なんでしょうかね?
真田脩史 日本の講習会にも結構参加されたことがあるのと、あと奥様が日本人の方で。
-練習はどちらでされましたか?
真田脩史 講習会中はほんとに大学内各所にいっぱいピアノがあるので、基本的に割り当てられた部屋というのはアップライトピアノの部屋でしたが、グランドの部屋もレッスンで使われていない時間もあったので、学校内のいろんな場所で練習してました。
-空いてるお部屋で結構練習ができるということですね?
真田脩史 はい。
-どれぐらい練習できましたか?
真田脩史 いや、全く不自由はしなかったです。練習したいと思う時はピアノ探しに行って。
-じゃあ、ほんとに音楽漬けの毎日という感じですね?
真田脩史 はい。
-レッスン以外の時間は、何をしていましたか?
真田脩史 レッスン以外の時間はほとんど練習してました。。
ほんとは英語の勉強もするために、結構勉強の本も持って行ってたんですけど、ほんとにレッスン以外の日中というのはほとんど練習してました。
レッスンが多い分、その次のレッスンの為に練習しなきゃいけないので。
夜は、日本人のバイオリンの先生が講師として来られたりしていたので、そういう先生方と喋ってたりもしていました。
-現地で知り合われた方ともコミュニケーションの時間を取られて、日中練習で、夜はいろいろ周りの方と過ごされてたということですね?
真田脩史 そうですね。
-街の様子は如何でしたでしょうか?
真田脩史 僕はニューヨークには2回しか行ってないんですけど、街の様子はそこまで変わった印象は受けませんでした。
学校の周りは凄い静かな住宅街という感じです。
凄い静かな場所だったので、夜歩いてても全然怖くないですし。
-周りは家とか、ほとんど住宅という感じですか?
真田脩史 住宅もそんなに多くなくて。
-緑が多い感じですかね?
真田脩史 そうです。緑が多い感じでしたね。
-交通の便とかは?
真田脩史 交通の便はそんなに良くなかったと思いますね。
学校から1時間に1本しか出てないので、バスは使いませんでした。町に出るときはタクシーを呼んでいました。
-最寄の駅までタクシーでどれぐらいでしたか?
真田脩史 日中だと10ドルぐらいなので、4人で乗ったらそっちの方が安かったです。
夜だと16~17ドルぐらいでしたので、そんな高くなかったです。
-10分ぐらいで着きますか?
真田脩史 15分ぐらいですね。
-先程、ニューヨークのマンハッタンの方に2回ぐらい行かれたということですけれども、どちらに遊びに行ったりしましたか?
真田脩史 メトロポリタン美術館とかセントラルパークに行ったり、あとは自由の女神を見に行ったり、タイムズスクエアでお買い物したり、まあそんな感じです。
-宿泊先はどこに泊まりましたか?
真田脩史 それは全部学校の寮でしたね。
-寮の居心地は如何でしたでしょうか?
真田脩史 結構、部屋数多かったおかげで一人部屋の人が多かったんですけど、僕も一人部屋だったんで凄い居心地は良かったですね。
-人の目をあまり気にせずに。
真田脩史 そうですね。ほとんど気にしなかったですけど。
-じゃあ、結構ラッキーでしたね。
真田脩史 そうですね。
-宿泊先と講習会場(レッスン会場)までは、どのように移動してましたでしょうか?
真田脩史 同じキャンパスの中なので公共機関などは不要でした。徒歩30秒という感じで全然移動はなかったですね。
-カフェテリアと寮とレッスン会場と、距離的にはそんなに離れていない感じですかね?
真田脩史 多分全然離れていないですね。徒歩1~2分内という感じです。
-キャンパス自体も端から端まで歩いても、そんなに距離はかからない感じですかね?
真田脩史 キャンパスは物凄い広くて、キャンパスだと端から端まで歩くと多分10分ぐらいかかる感じなんですけど、講習会で使う建物は密集していたので苦労しませんでした。
-じゃあ、会場自体が近場に設定されてたという感じですね?
真田脩史 はい。
-ご飯は何を召し上がりましたでしょうか?
真田脩史 講習会で付いてるご飯は3食全部バイキングだったので、ほんとに自由に食べていました。。
しかも、先生方も「こんなにご飯が美味しい講習会はない」と仰っていて、アメリカの中では美味しい方らしいです。
なので、食にも不自由することなく過ごせました。。
-良かったんですね。ちなみに、どんなメニューがありましたでしょうか?
真田脩史 ほんとに炭水化物はご飯が出てこないので、結構ピザとパンで炭水化物を摂取して、やっぱりお肉が多いなという印象です。
でも、サラダバイキングとかもあったので、僕は結構サラダを食べてましたね。
-結構、健康的なものも食べれるということですよね?いいですね。
真田脩史 そうですね。良かったです。
-外食とかはされましたか?
真田脩史 外食は学校内はお酒が飲めないので、先生と先生のお弟子さんと一緒に、外のバーとかに行きました。
あとは、アメリカから帰国する帰りにニューヨークでちょっとお昼を食べたぐらいですね。値段的な観点では、学校の近くのバーは全然高くなくて、日本と同じぐらいかなという感じでした。
でもやっぱり、ニューヨークのご飯食べる所は、多分東京よりも高いんじゃないかなあって思います。。物価は高かったですね。
-学校の周りに徒歩圏内にバーとか、そういった食事ができる所もあるということですかね?
真田脩史 そうですね。毎晩先生達によるコンサートがあってたんですけど、その先生方の打ち上げの行きつけのバーみたいな所があって、そこは徒歩20分くらいで行ける距離ぐらいでしたね。
-プライベートでも先生といろいろ交流されたということで、凄い充実してますね。
真田脩史 はい。
-海外の先生方も含めて、人達と上手く付き合うコツとかはありますでしょうか?
真田脩史 そうですね。とりあえずニコニコしとくことと、言ってることが分かんない時は割と遠慮なく言っても全然何も問題ないので。
-ちゃんと言葉で伝えるということは大切ということですね。あちらの講習会の参加者の方で、お友達とかはできました?
真田脩史 結構いっぱいできました。
-いろんな多国籍の方でしたか?
真田脩史 そうですね。韓国とか台湾から来た人もいれば、アメリカのカルフォルニアとかヨーロッパのスペインから来た人とも結構友達になれたので楽しかったです。
-結構いろんな所からいらっしゃってますね。
真田脩史 ほんとにいろんな所から来てましたね。アメリカの講習会はアジア系が4割ぐらい占めてたかな。やっぱり、中国人・台湾人が凄く多かったので。
-何か留学中に困ったことはありましたか?
真田脩史 留学中困ったことは、多分ほとんどなかったんじゃないですかね。(練習しかしてないので)困る機会がありませんでした。
-困ったことがないなんて素晴らしいですね。ほんとに充実してた講習会だったということで。
真田脩史 そうですね。はい。
-今回、いろいろと良い話を聞いたんですけれども、参加して良かったと思える瞬間はありましたでしょうか?
真田脩史 いっぱい舞台とか立たせてもらったので、自分が弾いてる時とかレッスンしてもらった時とかも嬉しかったんですけれども、
やっぱり一番嬉しかったのは、同じ大学生とか、まだ高校生の人とかが、物凄い完璧な演奏をする子の演奏を聴いた時ですかね。
日本ではそのような人はなかなか見ることが出来ないので。
コンクールとか見に行くと、そういう子がいたりするんですけど、
コンクールって評価される為のだから結構大人しく弾いてる子も多いように感じます。。
それに対してアメリカだとやっぱり見せること・パフォーマンスが、凄いって子が多くて、(勿論技術も素晴らしいんですけど)そういう子が見れた時は一番「ああ、来て良かったな」と思いましたね。
-日本と違う弾き方というか文化の面も出てますよね。
真田脩史 そうですね。
-今回の留学を通して、「何か自分が変わったな」とか「成長したな」という部分はありますでしょうか?
真田脩史 もちろんピアノはほんとに上達したなあと思いました。
-何か内面からというか、他にありますか?
真田脩史 「成長」とは言えないですが、一番実感したことは「プロにならなくて良かったな」ということでした。
プロの方々が音楽をどういう気持ちでやってるのかというのを直に触れることが出来たので、凄い茨の道と言ったらおかしいですけど、厳しい世界だということを改めて実感しました。
音大を卒業してもまだその講習会に来てる人とかもいらっしゃるのですが、
ほんとにそういう人達でも相当上手いので、「音楽の世界で生きていくのって大変なんだなあ」というのを直に体感できました。
-日本と留学先アメリカで大きく違う点を教えて頂ければと思います。
真田脩史 全てが違うといったら大袈裟かもしれないですが、全く違うように感じました。
ほんとにアメリカは自由というか、挑戦する人にはチャンスを与える国だなあっていうのは、凄く感じましたね。
何でも「やりたい」と言えばやらせてくれました。
日本はどちらかと言えば保守的だと思うんですけど、アメリカは歴史が浅く、さらに人のチャレンジによって生み出された国だとも言えるので、チャレンジ精神を大事にしているのかもしれないと感じました。。
レッスンとかでも、やっぱりそういう姿勢が評価されるように思いました。。
技術云々ではなくて、アメリカ留学した時はやる気が大事なんだなあと感じました。
あとは、やっぱり宗教というのも大きく関わってくるんだなあって。
日本では宗教が人間関係に影響を与えることはあまりないと思うんですけど、アメリカだと先生達でも公に「あの人は~~教だから~~できない」とかって言っています。
「異文化理解には宗教が欠かせない」というのを感じましたね。
-そうですね。そこら辺もだいぶ日本と違いますよね。今後、留学する人達に何かアドバイスしておきたいことありますでしょうか?
真田脩史 やっぱり、日本で出来る準備というのは、しっかりしていった方がいいかなと思いますね。
ただでさえ向こうに行くと、予想外のことがいっぱい降って来るので。
例えば、今回の僕の例だと「バイオリンも弾け」と急に言われるといったような予想外のことがたくさんあるんですけど、
英語の準備とか、ピアノの練習とかを出来る限り事前にやっておくことで、そういう予想外の所にも対応できる余裕というかスペースが出来ると思いました。
よく言われることですが、事前準備は留学を充実させるコツだと思います。
-具体的になんか「これはしといて良かったな」とか「持って行って良かったな」とかってありますか?準備も含めていろんなこと。
真田脩史 一番持って行って良かったなと思ったのは日本のお菓子ですね。
僕お菓子がすごく好きなんで日本のお菓子をたくさん持って行ったんですよ。
それでも二週間ぐらいですぐ無くなっちゃって、「あと一週間どうしよう」とか思って。
あと、結構日本人の先生の方とか参加者の方もみそ汁とか、非常食用のおにぎりとかあるみたいで、そういうのを持っていくと息抜きにもなるって言っていました
-現地のお菓子は、やっぱり甘いですかね?
真田脩史 そうですね。あまり口に合う物とかがなくて。
凄い甘い系のは甘いですし、チョコレートとかも向こうのは苦手でした。
日本で売ってるドリトスとかティーパスとかそういうお菓子だと、まだまともかなっていう感じです。
-ポテトチップス系は?
真田脩史 そうですね。ポテトチップス系はあんまり分かんなかったです。
-留学前にしっかりやっておいた方がいいこと。
真田脩史 もしかしたら一度国内の講習会に参加した経験があればより良かったかもしれません。今回の講習会はとっても良かったんですけど、どれぐらい良かったのかがあんまり分からない。
せっかくアメリカに行ったのに、その講習会自体がどれぐらい凄いものなのかがあんまり実感がわかなかったのです。
比較対象がないことも一因にあると思うので、参加する上で日本の講習会にも一度参加しといた方が良かったかなあというのは正直思いました。
日本の講習会にどのような限界があるか知ってこそ、海外の講習会に参加するメリットがわかるわけですし。
-今後の活動、進路等ありましたら教えて頂けますか?
真田脩史 進路は音大生じゃなくて一般大学生だったので、一般企業に就職します。実は音楽に関係した企業ですが。
その中でも、やはりピアノとバイオリンはもちろん続けていこうかなあと思ってますね。
-これからも職業ではないですけど、ずっと続けていこうという形ですね?
真田脩史 そうですね。
-あと何か全体的な感想がありましたら、教えて下さい。
真田脩史 アメリカに行くというのは初めての経験だったんですけど、アンドビジョンさんだったり先生だったり、
いろんな沢山の方の御蔭で行けたなあというのは凄く実感しているので、ありがとうございました。
-こちらこそありがとうございました。
≪メルマガ限定≫番外編その3プライベートレッスン編♪
<Andvision News Letter>
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6月も残り10日!!そろそろ
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