八木雪舟さん/ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー

2019年度 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)特待生 2019年 IMA奨励賞 第75回 全日本学生音楽コンクール東京大会第2位 第74、75回 全日本学生音楽コンクール全国大会第3位 現在、桐朋学園音楽大学ソリストディプロマコース1年に在籍中 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 八木さん:チェロの八木雪舟です。 現在、桐朋学園大学ソリストディプロマコース1年に在籍しています。 コンクールでは、全日本音楽コンクールで3位を頂いたことがあります。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 八木さん:高校の時に、石川ミュージックアカデミーと霧島国際音楽祭のマスタークラスに参加させて頂きました。 外国にセミナーに行ったのは今回が初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 八木さん:先生の演奏をネットで見て習ってみたいと思った事と、フランスが好きで行ってみたいと思いました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 八木さん:先生のクラスは15人くらい受講生がいました。年齢は同じくらいの受講生が多くいて、フランス人が大半でしたが色々な国からセミナーを受けに来ていました。   -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 八木さん:スケジュールは、4つのグループに分かれていて、1人あたり1時間くらいのレッスンでした。 アシスタントの先生も来て下さったので、レッスンは合計で7回ありました。 -ジェローム・ペルノー先生はどんな人でしたか? 八木さん:ジェローム·ペルノー先生は、とても面白く優しい先生でした。 レッスンもとても勉強になることを教えて下さいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 八木さん:レッスンは英語とフランス語で行われたのですが、日本語の通訳をして頂いたので、とても勉強になりました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 八木さん:レッスンでは新しいアイディアが沢山あり、今後に役立つ事を教えて頂いたりと、色々な発見がありました。 -レッスンの最後には、コンサートなどがありましたか? 八木さん:現地でセミナーの選抜コンサートに選んで頂いたので、エルガーの協奏曲第4楽章を演奏しました。 -練習はどこでしたのですか? 八木さん:練習は、ホテルの部屋で行いました。 -宿泊先はいかがでしたか? 八木さん:宿泊先は講習会場の近くにあり、朝食と夕食が付いていたので、とても助かりました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 八木さん:ホテルとセミナー会場へは徒歩で移動しました。チェロの人は移動を考慮してもらえたので、ホテルから近い場所でレッスンが行われました。 -街のようす治安などはいかがでしたか? 八木さん:セミナー会場が標高2,000mにあったので少し肌寒かったのですが、湖があったりと景色が素晴らしかったです。 -クラスメイトとはお話しされましたか? 八木さん:同じ先生のクラスの人と知り合う事ができました。フランス語を頑張って使って話してみたりして、楽しかったです。 -お食事はいかがでしたか? 八木さん:ホテルで食べることが多かったのですが、昼食は現地で知り合った人と食べに行くこともありました。 フランス人の方と食べに行った時は、オススメを注文して頂いたので、とても美味しかったのが印象的でした。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 八木さん:基本的に無かったです。安心して参加することができました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 八木さん:日本で調べるよりも実際に行った方が肌で感じることがあるので、僕は行って良かったと思っています。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 八木さん:今後の予定は、留学することを視野に検討しています。

堂向純央さん/ヨーロッパサマーアカデミー

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 堂向さん:小学校一年生頃からチェロを始めました。現在、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校の2年に在学しています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 堂向さん:小学校5年生頃にジュニアオーケストラの演奏旅行でウィーンに行ったことがあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 堂向さん:高校生のうちに一度は一人で海外に触れておきたいと思っていました。3年生になると受験で忙しくなるので、今の時期がチャンスかなと思い、参加できるものに参加しようと思って決めました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 堂向さん:先生のクラスは4~5人いました。全体的に韓国や中国ご出身の方が多く、ヨーロッパご出身の方がちらほらという感じで、アジア圏の受講生が多かったです。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 堂向さん:1日目はレッスンスケジュール確認で、ほぼ一日練習でした。 2日目からレッスン開始となり、5日間の講習会の中で60分のレッスンが3回ありました。 -先生はどんな人でしたか? 堂向さん:見た目通りの優しい先生でした。分かりやすくコミュニケーションも取ってくださり、とても楽しいレッスンでした。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 堂向さん:フレーズ感を詳しく教えてくれました。「君の音楽は方向性が決まっていないから、物語性を持ってやりなさい」と言われたことが印象に残っています。 -レッスンは何語で受けましたか? 堂向さん:英語です。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 堂向さん:コンサートは毎日ありました。そのコンサートは先生から推薦された人が出演していて、出演者は2日前~前日ぐらいに掲示板に張り出されて知るという感じでした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 堂向さん:実は最初、僕の名前が練習室にないというトラブルがあったのですが、スタッフに伝えたらすぐに対応してくださり、空いている練習室を探してもらえて問題なく練習できました。通常は3人1部屋のようで、1人1回最長2時間で交代で使用する感じでしたが、僕は後から探してもらった部屋だったので一人で使いたい放題練習できました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 堂向さん:レッスンがない日は近くのショッピングモールや川に散歩しに行ったりしてのんびり過ごしました。日本より、日没時間が遅いので、夜9時頃まで楽しめました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) 堂向さん:過ごしやすくとても落ち着いている街でした。レンガ風の地面もヨーロッパ独特な感じでとても楽しんで過ごせました。 英語を話せる方がほとんどでしたが、たまに英語が喋れない人もいて、そういう人とコミュニケーション取るのは大変でした。でもみなさん親切で優しくとても良い所でした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 堂向さん:ホテルに泊まりました。とても綺麗で朝食も美味しく問題なく過ごせました。難点があったとすれば、冷蔵庫が無いくらいです。 また、ビックリしたことは、ハンドソープ・ボディーソップ・ヘアシャンプーが全部一緒で、それ一本しか置いていなかったことです。 ホテルのスタッフもとても親切でした。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 堂向さん:徒歩で移動しました。街並みもよく毎日楽しんで学校に行っていました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? 堂向さん:ケバブなどのファーストフードを食べることが多く、たまにレストランに行きました。 ポーランドの食事はとても美味しくて、量も多く最高でした。 レストランでは、1食300~500złくらいなので、日本円で1,000円前後くらいでした。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 堂向さん:英語です。現地では語学力の無さを痛感しました。 講習会は全部英語だったので、英語ができるとどこ行っても大丈夫だろうなと感じました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 堂向さん:英語がパッと出てこないので、細かいやり取りをするときは困りました。 語学が出来ればある程度のことは対応できるので、語学以外で困ったことは無かったです。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 堂向さん:レッスンです。得るものが沢山があってとても充実した時間でした。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 堂向さん:積極性という面では少し成長できたかなと思っています。 また、渡航する前と現地に着いてからでは音楽の見え方が変わりました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 堂向さん:ポーランドの人達は前向きでとても積極的でした。 積極的にコミュニケーションを取ってくれて、初対面の人に対しても暖かくて、いい人ばかりでした。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 堂向さん:何も心配はせずにやりたい事をやれば楽しんで過ごせると思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 堂向さん:大学生になってまた留学ができたらいいなと思っています。 今回の留学で、今後自分に必要なこと、海外に行ったらどうなのか、など明確に分かったので、今後マスタークラスも受けて先生や国を探していけたらと思ってます。 -ご協力ありがとうございました。

C・Sさん/カリアリ夏期国際音楽アカデミー

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 C・Sさん:10歳から声楽を始め、現在東京音楽大学修士課程2年に在学中です。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? C・Sさん:ヨーロッパや、旅行でニューヨークには行ったことはありましたが、講習会の参加は初めてでした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? C・Sさん:イタリア留学はずっと考えていて、コロナが落ち着いてきたので、夏休みの期間に実施され、かつ、気になる先生のレッスンが受講できる講習会だったので参加を決めました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? C・Sさん:声楽の参加者人数は10人くらいでした。アジア、ヨーロッパ、欧米と様々な国から参加されていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? C・Sさん:1回30分のレッスンを毎日行っていただきました。 早めに到着していたので、レッスンが始まるまでの期間はピアニストの方と合わせをしていました。 -先生はどんな人でしたか? C・Sさん:愛情深く一人一人をよく見てくださり、その人その人に合った指導をしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? C・Sさん:アジリタという技法が作曲家によって違うので、作曲家に適した方法を伝授してくださるレッスンでした。 また、舞台で歌われきた先生なのでご自身の経験なども教えてくださいました。 自分に合ったレパートリーや私に合った曲を教えてくださり、日本では知られていない曲なども紹介いただけて、レパートリーに関して 見直すきっかけとなり大変勉強になりました。 -レッスンは何語で受けましたか? C・Sさん:イタリア語がメインで、たまに英語でした。ただイタリア語があまり理解できなかったので、ピアニストの方が英語に通訳してくださる時もありました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? C・Sさん:選抜者の修了コンサートがあり、それで講習会終了でした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? C・Sさん:19:00まで学校が開いていたので、18:00にレッスンが終わって1時間練習したり、朝早く行ってレッスン前に練習したりしました。学校の練習室は前日に予約できるシステムで、事務の方も親切だったので問題なく練習できました。宿泊したホテルで練習されている方もいらっしゃいました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? C・Sさん:レッスン期間前は、コンサートを聴きに行ったり、お買い物をしました。レッスン期間中は10:00〜18:00で毎日レッスンがあり公開レッスン形式だったのでずっと聴講していました。なのでほとんど観光はしませんでした。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) C・Sさん:田舎街で、フレンドリーで優しい方々が多かったです。治安もとてもよかったです。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? C・Sさん:ホテルに宿泊しました。ドライヤーやエアコンもありWifiも問題なく使えました。広々としたシングルルームで、コップも毎回変えてくれたりしました。部屋によっては冷蔵庫や食器がある部屋もあったので、設備は部屋によって異なると思います。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? C・Sさん:徒歩で移動しました。ゆっくり歩いて20〜30分程度の距離。バスで移動されいる方もいました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? C・Sさん:朝食はホテルで注文形式だったので、食べきれなかった物をお昼に食べることもありましたし、学校のカフェテリアで食事することもありました。夕食はスーパで買い物してお部屋で食べていました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? C・Sさん:自己主張をしっかりとすることが大事だなと感じました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? C・Sさん:イタリア人の反応を生で見れたり、実際にイタリアの生活スタイルを経験できたことは自分の音楽に活かすための何にも変え難い経験だと思っています。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? C・Sさん:言葉が通じない中でも、どうにか伝えたり、どれだけ表現しても全てを受け入れてくれる環境だったので、歌の表現を大きくすることができたり、そういった日本では経験できなかった事を経験したことで人として深くなったと思います。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 C・Sさん:イタリアはラテンな国なので、電車乗るにしても情報が全然正しくなかったり、小さいことを気にしない精神の国だなと感しました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? C・Sさん:日本で海外の先生のレッスンを受けるのと、現地で海外の先生のレッスンを受けるのは全く違うので、行く前は不安とか色々あるけど、行けばいい事しか無かったので、勇気のいることですが、頑張って一歩踏み出すことが大切だと思います。 -留学前にしっかりやっておいた方がいい事は何かありますか? C・Sさん:Wifi環境を整えること。語学をしっかり準備することです。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 C・Sさん:卒業後は留学を視野に入れて考えていこうと思います。 -ご協力ありがとうございました。

小二田知希さん/パリ国際音楽アカデミー&ウィーン国際音楽ゼミナール

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 小二田さん:現在高校二年生です。幼い頃に、母親が聴いていた平井堅さんの歌をずっと歌っている僕の姿を見て、歌を習うきっかけをくれて、幼い頃から音楽に触れていました。小学校6年生の時に、ホセ・カレーラスさんの歌に聴き惚れ、自分も人の心を動かせるようになりたいと思いオペラをやるようになりました。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 小二田さん:小学校6年生の時に学校の留学プログラムで3週間オーストラリアに行きました。 また、幼い頃に家族旅行でアメリカとシンガポールに行ったことがあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 小二田さん:海外の声楽の教育に興味が湧いて留学したいと思ったのが理由だったので、オペラが発展しているパリとウィーンの地を選びました。また、今回アンドビジョンさんからご紹介された先生にも魅力を感じたのも理由です。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 小二田さん:パリ国際の先生のクラスは日本人の方が2人、現地の方が4人で全員で6人でした。 ウィーン国際のクラスは全員で14人前後でアジア圏の参加者が多かったです。先生のクラスは2クラスに分かれていて各クラス6〜7人でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 小二田さん:パリ国際では1日30分で毎日レッスンがありました。 ウィーン国際では基本1回40分のレッスンを4回でしたが、その日の喉の調子とかに合わせて20分だったり、他の日は60分というように臨機応変にやっていただきました。 -先生はどんな人でしたか? 小二田さん:お二人とも素晴らしい方でした。ダニエル・オッテヴァエレ先生は、ユーモラスな方で踊りながらレッスンしてくれるような先生でした。体全体を使って教えてくださり、歌に必要な体の使い方などを分かりやすいレッスンをしてくださいました。 ソーナ・ガツァリアン先生はとてもフレンドリーな先生で、生徒数が多く大変な中、一人ひとりと真剣に向き合ってレッスンしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 小二田さん:感情表現をすることに抵抗感があったようで、ダニエル先生のレッスン時に「歩きながら好きなように歌ってごらん。」と言ってもらったことで、初めて感情を表に出して歌ってもいいんだという意識に変わりました。 ソーナ先生は、発声方法や歌詞の意味やを中心に教えていただき、歌詞の意味から様々な表現方法があることを教えてもらいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 小二田さん:ダニエル先生のレッスンはフランス語と英語でした。基本英語でコミュニケーション取っていて、英語で表現が難しい部分は通訳の方が教えてくれました。ソーナ先生のレッスンは基本ドイツ語でしたが、先生は英語も話せるので、英語でお話ししたりとか、授業の時も英語で教えてくれたりしました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 小二田さん:パリ国際はありませんでしたが、ウィーン国際はオープニングコンサートがあり、最後も受講者コンサートがありました。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 小二田さん:ありました。パリ国際では一番最後にクラス内コンサートがありました。 ウィーン国際ではコンクールとコンサート合わせて3つありました。 また個人的にパリで日仏ピクニックを企画されている方に同行させてもらって、交流も兼ねて公園で周りの人に演奏を聞いてもらったりしました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 小二田さん:パリ国際は学校内の施設で練習できました。全室ピアノもあって広い部屋で一人で毎日練習することができました。ウィーン国際では、ホテルの部屋で練習が基本でした。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 小二田さん:パリでは日仏ピクニックを行いました。トビタテの活動の一部ですが、書道体験会をやったり、フラットシェア先のルームメイトには日本のプレゼンテーションをして日本の文化を知ってもらいました。ウィーンでも書道体験会を公園でやったり、オペラなども見に行きました。また、ヨーロッパの歴史が学べる場所として、ルーブル美術館やモーツァルトハウスに行き、歌の表現力の向上に繋げたり、文化的な要素を自分に取り入れるための活動をしていました。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 小二田さん:フランスではフラットシェア先に宿泊しました。とても広く、調律されたグランドピアノも置いてありました。弾ける時間は限られていましたが、学校の練習室もあったので問題無かったです。朝食は果物やジャガイモ、シリアルもあってそれで済ます時もありましたが、スーパーで買い物して自分で作ったりもしました。 ウィーンではホテルに宿泊しました。毎日清掃もあったしとても綺麗でした。練習も問題なく練習もできたし、空いている時は地下のピアノ練習室も使ったりしました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 小二田さん:電車です。迷ったりしましたが、街中の人に聞いたら親切に教えてくれたので、問題なく過ごせました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? 小二田さん:どちらの国でもたまに自炊したり、友達と外食したりもしました。 ただ外食は高かったです。お水でもお金払わなきゃいけなかったので。外食すると、1食20ユーロぐらい。マクドナルドとかだと10ユーロぐらいです。どこも味は美味しかったですが、やはりお米が恋しかったです。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 小二田さん:自分から積極的に相手に話しかけることだと思います。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 小二田さん:ウィーンでは昼間から酔っ払いに絡まれたりしました。言語が分かっていないと思われたのか、暴言吐かれたりもありました。どちらの国も物乞いの人達が多かったので、お金を求めて来る人が多かったです。あとは、実際にスリも遭った日本人参加者もいたようで怖かったです。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 小二田さん:上手くなったねと、努力を認められた瞬間が来てよかったと感じた瞬間でした。成長するために行ったので、成長できて良かったと感じました。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 小二田さん:1番は感情表現ができるようになったことです。ここまで表現していいんだと思えるようになりました。あとは、ドイツ語の曲を歌った時や、コンクールで結果が出たときは成長した実感を得ることができました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 小二田さん:日本では、困ってる人がいたら助けに行く人が多いですが、現地の人は自分から話しかけに行けば優しくしてくれるけど、黙っていれば誰も助けてくれないです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 小二田さん:主体的に動くことが大事です。人間関係はもちろん、スケジュールとかも。留学に行ってずっと部屋に閉じこもるのは行く意味がないので、分からないことがあれば調べたり聞いたりして進んで行動することが必要だと思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 小二田さん:留学の目的の一つに今後の進路の決意をするということもありましたが、今回の経験を通して歌を続けたいという決意が固くなりました。卒業後の進路は決まっていませんが、毎日声楽の練習は欠かさずに行い、テノール歌手になる夢を追い続けたいと思います。 -ご協力ありがとうございました。

Y・Sさん/ ウィーン国際音楽ゼミナール

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 Y・Sさん:武蔵野音大を卒業後、ピアノ教室で少し働いた後に、個人でピアノ教室をやりながら、たまに演奏会に出演したりしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? Y・Sさん:コロナが流行する2.3年前に、アンドビジョンさんのプランでプライベートレッスンという形でウィーンにレッスン受けに行ったことがありますが、講習会に参加するのは今回が初めてでした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? Y・Sさん:演奏力の向上と、生徒に教えるのにも自身のレベルを上げていきたいと感じていたので参加することを決めました。ドイツも迷っていたのですが、もう一度ウィーンに行きたいと思い、今回ウィーンの地を選びました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? Y・Sさん:アレキサンダー・ロスラー先生のクラスは、私を含め10人でした。日本人の方がほとんどで、数名ヨーロッパ出身の方も参加されていたりもしていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? Y・Sさん:1日目にオリエンテーション、オープニングコンサートがありました。期間中は60分のレッスンを4回と選抜者コンサートが2回、コンクールがありました。コンサートかコンクールに参加するかは、先生がレッスン中に決めてくださいました。 -先生はどんな人でしたか? Y・Sさん:お年を召されている先生で、とても暖かく優しいレッスンでしたが、言うことはズバッと言ってくださる方でした。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? Y・Sさん:ペダルのことだったり、アクセントの位置など細かい部分を指摘していただいたレッスンでした。最初の方は出来が良くなかったのですが、そんな時は「ここは何も考えていない音だ」とスバっとおっしゃってくださったので結構響きました。 -レッスンは何語で受けましたか? Y・Sさん:ドイツ語でレッスンしていただきました。生徒によっては英語でレッスンされている方もいました。。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? Y・Sさん:コンサートやコンクールの他にクラス内コンサートがありました。先生によって、実施されないクラスもあったようです。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? Y・Sさん:宿泊ホテルの地下にピアノが置いてある部屋が3室あったので、そこで練習できました。基本は1時間ですが、空いている時は練習できました。その他、有料ですがホテル外の練習室を事前予約で借りることもできたので、結構練習できました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? Y・Sさん:観光をしました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) Y・Sさん:コロナ関係なくマスクしてる方は誰もおらずかなり賑わってましたね。有名なカフェは並んでたりとかして混んでました。 観光客も多かったですがアジア系の方はあんまりいなかった印象です。治安も問題ありませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? Y・Sさん:ホテルに宿泊しました。お部屋は綺麗で毎日清掃もしてくれました。 朝食は毎日同じでしたが、毎日しっかりといただきました。フロントでケトルを借りることができたので、日本から持っていったレトルトのお米を食べたりもしました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? Y・Sさん:地下鉄を使いました。たまに違う駅で降りて歩いて行ったり、トラムを使ってみたりもしました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? Y・Sさん:お昼はカフェに行ったり、スーパで買い物してホテルの部屋で食べたり。夜も部屋で食べたり、たまに外食したりしました。 外食すると1食3,000円ぐらいでした。スーパーでの買い物は1,000円ぐらいぐらいでした。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? Y・Sさん:英語です。現地では語学力の無さを痛感しました。 講習会は全部英語だったので、英語ができるとどこ行っても大丈夫だろうなと感じました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? Y・Sさん:困ったことではないですが、QBBのチケットを当日買ったらかなり高く、1ヶ月前くらいに買っておけば半額くらいで買えたのにということがありました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? Y・Sさん:参加者が圧倒的に20代が多かったですが、将来の留学目的だったり、私と同じよう立場で参加されている方もいて、そういう方達とお話できる機会があったこと。あとは、現地で活動している方ともお話しすることができたので、とても刺激になったことです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? Y・Sさん:演奏技術が向上したことと、コミュニケーション能力が高まったかなと思います。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 Y・Sさん:日曜日はお店がやっていないことですね。日本人は勤勉で時間守って、土日だろうが仕事する感じですが、現地の方は土日は仕事したくないという感じでした。それはピアノ伴奏の世界でも同じようなことがあると、現地で活躍されている日本人の方からお話を聞きました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? Y・Sさん:講習会に関しては、コンクールがあるので課題曲のウィーン古典派の準備をしっかりとしておくといいのかなと思いました。 参加者がそこまで多くないので、賞取りたい!って方は十分にチャンスがあるのかなと思いました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 Y・Sさん:今度はドイツあたりに行ってみたいなと考えているのと、ピアノ教室のテンポを増やぞ!と意気混んでいます! -ご協力ありがとうございました。

T・Nさん/チータム国際ピアノサマーコース&語学学校

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 T・Nさん:4歳からピアノを始めて、現在大学4年生に在学中です。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? T・Nさん:高校3年生の時に旅行でイギリスに行ったのがきっかけで、イギリスが好きになり、今回留学先をイギリスにしました。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? T・Nさん:もともと自分のピアノに自信がなく、海外に行ったら何か変わるかな?と思ったのがきっかけです。自信を付けるため、また海外の方と関わりたいという思いもありました。どれだけ英語力があるのか知りたいということもあり、語学学校にも行きました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? T・Nさん:小さい子供から大人まで、幅広い年齢層でした。国籍も世界中の方々が参加されていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? T・Nさん:毎日レッスンと練習という感じでした。参加はしませんでしたが、レッスン以外に演奏できる機会もあったり、色んな先生方のワークショップ的なものもありました。また、先生方の演奏会が毎晩あり、聴きにいっていました。 -先生はどんな人でしたか? T・Nさん:3人の先生に教わりましたが、皆さん優しかったです。誉め言葉がわかりやすく、楽しい雰囲気の中でレッスンをしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? T・Nさん:よく弾けているところは良く弾けていると褒めてくれ、ダメなとことは「こうしたらもっと良くなる」と前向きな言い方で伝えてくれたので、もっと頑張ろうという気持ちになれました。先生によって教え方が違うので、曲の解釈は人によって違うし、正解のないものなんだなと感じました。 -レッスンは何語で受けましたか? T・Nさん:英語です。通訳はいなかったので、あまり分からないかもと最初に伝えましたが、ジェスチャーや弾いてみせてくれたりしたので、困った事はなかったです。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? T・Nさん:最終日の夜に、夜中までやっているようなパーティーがありました。バーがある学校だったので、先生方も一緒に飲んで、弾きたい人は自由に演奏したりなど盛り上がっていました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? T・Nさん:練習室です。沢山練習室があって空いていたら練習していいという形式でした。練習できる時間数は決まっていましたが、人が来ないときはずっと練習していました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? T・Nさん:お買い物に行ったり、部屋で休憩したりしていました。ミュージアムなどにも行きました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) T・Nさん:治安はあまり良くないと聞いていましたが、個人的には日本と変わらない印象でした。関わった人はみんな優しくいい人で、暗くなると危ないという話は聞いていたので出歩かないようにしていましたが、昼間は全く怖いという印象は全くありませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? T・Nさん:チータム国際ピアノサマーコース期間は音楽学校内の寮に宿泊して、語学学校期間内は1週間ずつちがう学生寮に宿泊しました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) T・Nさん:どこもとても綺麗な寮で特に困ったことはなく快適に過ごしていました。洗濯機はありましたが、持参した洗剤が使えなかったので、手洗いで頑張りましたがすぐに乾いたので問題なかったです。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? T・Nさん:講習期間中は朝昼晩3食バイキング形式で提供がありました。語学学校の期間はスーパーで買い物したり、現地で仲良くなった現地在住の日本人の方と一緒に食事したりしていました。イギリスの食事はまずいというイメージがありますが、全くそんなことはなく美味しかったです。1人で済ませる場合は1,000円ぐらいで収まりましたが、友達と食事となると3,000円ぐらいしていました。ラーメンと飲み物で3,000円とかしましたね。 -留学中に、困ったことなどはありますか? T・Nさん:怖かったことになりますが、街中で宗教勧誘されたことがありました。英語分からない振りしたり、無視しながら、その場をしのぎました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? T・Nさん:自ら喋ることです。翻訳機を使ってでもいいから、積極的に話すのが良いと思います。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? T・Nさん:海外の人と仲良くなれたことです。語学学校に行ったこともあり、イギリス人以外の人とも関わりを持てたのがとても楽しかったです。語学学校では最初は周りのレベルについていけませんでしたが、とにかく毎日勉強を頑張り、事前に話す準備もして、周りとも仲良くなれたのでとても楽しかったです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? T・Nさん:自信がなく緊張しやすかったですが、今回の経験で色んな人がいることに気付けました。趣味でやっている人もいれば、とても上手な人もいる。共通しているのはとにかく楽しんで音楽を奏でていることです。、自分のペースで頑張ればいいだ。ということに気付けました。 また、今回一人で色んな事を体験したことで、なんでも自分で出来るようになりました。危険なことも含めて自分で解決できたので、恐れるものはないです。今まで人からどう思われているのかをすごく気にしていたけど、今は自分のペースで頑張ろうという心境になりました。新しい世界を知ることができたなと思っています。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 T・Nさん:偏見がない国だなと感じました。LGBTQの方々が多くいらっしゃいましたが、周りも偏見の目で見ることなく、みんなが自分の個性を出せる、そんな環境がとても素敵だなと感じました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? T・Nさん:迷っているなら行った方がいいです。語学を心配される方もいると思いますが、行ったら話さなきゃいけない環境になるのでどうにかやるしかないとなるし、乗り越えられたら強くなります。ただ、行く前に日常会話程度は覚えておくといいと思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 T・Nさん:障害のある子供達に音楽を教えたいというのが夢にあるので、今後は自分のピアノも頑張りながら、音楽療法の勉強も頑張ろうと思っています。 -ご協力ありがとうございました。

H・Hさん/アン・ペッカム先生(バークリー音楽大学主任教授)特別プログラム&語学学校

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 H・Hさん:青山学院大学4年に在学中。ボーカルは大学生から始めて約三年半ぐらいになります。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? H・Hさん:今回の留学が初めての海外で初めての留学でした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? H・Hさん:大学入学時からずっと留学したいと強く思っていて、卒業する前に行かないともうできないんじゃないかと思ったからです。 早い段階で実力を確かめ、経験を積みたいと思った為です。 -先生はどんな人でしたか? H・Hさん:すごく優しくい方でした。レッスンと関係ないことでも、優しく助けてくれました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? H・Hさん:気持ちをどう入れるか。という部分が自分の課題だでしたが、具体的にどんなプロセスを踏めばいいかを教えていただいたことが今でも印象に残ってます。 -レッスンは何語で受けましたか? H・Hさん:英語です。分からない時は通訳の方に頼りつつ、基本的には先生と直接英語でコミュニケーションを取っていました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? H・Hさん:宿泊先で練習していいと言われていたのですが、個人的に練習しにくく、十分な練習はできなかったかなと思います。声出しもちょっと静かめにしていました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? H・Hさん:基本的には語学学校だったり、常に誰かと出掛けていました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) H・Hさん:初めての海外だったので渡航前は身構えてた部分はありましたが、いざ行ってみると想像が大きすぎたなと思っています。財布を無くしてしまったのですが、手元に戻ってきて思ったよりも治安は悪くなかったかなと思っています。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? H・Hさん:ホストファミリーのお宅に宿泊しました。基本的には特に問題がなかったんですが、洗濯はしてくれるとのことでお願いしたら、汚れていたり、何枚か返ってこないというトラブルがありました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? H・Hさん:基本的に鉄道です。家からも学校からも最寄り駅は10分程度で、1時間以内の移動距離でした。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? H・Hさん:朝食と夕食はホストファミリーの方が用意してくださいました。基本的には朝はパンを少し、夜は外食することもありましたが、帰ってきたら準備してくれていました。レストランにはあんまり入らなかったので、平均15〜20ドルぐらいだったかなと思います。 -語学学校はいかがでしたか? →日本から来てる生徒の方も数人いて、生徒も先生もフレンドリーで話しやすく授業の雰囲気もよく、友達も思っていた以上にできたました。 今まで英語を実際に使ってみる経験がなかったので、実際に使ってみたら意外とコミュニケーション取れるんだなとか、意外と聞き取れるんだなという発見があり、自信が付き精神面的な成長を一番感じました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? H・Hさん:伝えようとする気持ち。最初の一歩を振り絞って話しに行くことを頑張れれば、その後も順調にいけると思います。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? H・Hさん:音楽面では、帰国後に練習した時に自分で成長したなと感じられた時ですね。語学面では、英語力が伸びたこともそうですが、それ以上に日本にいたら絶対できなかったような世界各国の友達との繋がりが出来たのが一番大きいかなと思います。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? H・Hさん:自信が持てるようになったこと。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 H・Hさん:気候ですね。日本は湿度が高く暑いが、ボストンはカラッとして夏でも最高30度。日本から行くと過ごしやすかったです。また、現地のお店の店員さんはラフに話し掛けてくる人が多く、そこも日本とは違うなと感じました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? H・Hさん:母国語ではない言語を話す場所に行くとなると心構えすると思いますが、緊張をほぐすには勉強しかないので、事前に語学力を最大限まで伸ばしておくことが重要だと思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 H・Hさん:卒業するまでは芸能関係のオーディションを受ける予定です。その後は、今回の留学を経験して改めて海外に行きたいという気持ちが強くなったので、できればもう一度海外に行けたらなと思ってます。 -ご協力ありがとうございました。

H・Dさん/カルロ・バルザレッティ先生(州立ガッララーテ音楽院)特別プログラム

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 H・Dさん:音楽大学卒業後、小学校教諭を勤め、その後自身の音楽教室を開き運営をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? H・Dさん:海外に行くのは初めてでした。 -今回海外に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? H・Dさん:子供に対してのノウハウを勉強してきましたが、演奏にもう一度向き合いたいという気持ちと、コロナ禍で音楽や世界史に興味を持ったのでイタリアに留学を決めました。 -先生はどんな人でしたか? H・Dさん:素晴らしかったです。最初からフレンドリーな方でした。常に音楽の高みを目指している先生ですが、意見を押し付けることなく、私の年齢や、留学の目的を考えてくださり、子供達に伝えるということや、コンサートで音楽を伝えることはどうゆうことなのか、コンサートで大切にしていることなどを惜しみなく伝えてくださいました。先生のお話を聞けることが、刺激になりました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? H・Dさん:体の使い方を具体的に教えてくれました。実際に先生の身体を使って説明してくれて分かりやすかったです。 -レッスンは何語で受けましたか? H・Dさん:通訳を通してイタリア語で受講しました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? H・Dさん:アンドビジョンさんに、歩いて行ける距離の練習室を予約してもらいそこで練習しました。スタッフさんも良くしてくださり問題なく練習できました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? H・Dさん:美術館や教会を巡りました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) H・Dさん:SIMやWiFiがあれば、主要都市では問題なく携帯も使えたので、生活面に関して困ることはないかと思います。電車も乗りやすいです。ただ早朝と夜遅くは様々な人種の方が電車に乗ってくるので、そこは気をつけた方がいいです。スリは現地の方でも遭うそうなので、緊張感を持って行動した方がいいです。最低限の注意は必要ですが、現地の人はみなさん親切な方でした。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? H・Dさん:カフェやコンビニで済ませました。日本のコンビニのようにサラダやカットフルーツなどを購入できました。カフェなどでは15ユーロ程度、レストランで食事するとなると30ユーロ程度ぐらいはしました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? H・Dさん:挨拶やお礼の言葉ぐらいは、現地の言葉で話すのが良いと思います。Google翻訳も使えたので、ゆっくりイタリア語で話してもらえれば問題なく生活できました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? H・Dさん:1カ国のみのSIMだった為、乗り継ぎのヘルシンキや到着後すぐに携帯が使えなかったことです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? H・Dさん:飛び込むことが大事。現地に行ったからこそ分かることがあるので、気持ちがあれば行動することが大事です。スマホでしか対応できていないこともあるので、スマホが使えることは必須です。渡航前にある程度の国の知識は付けた方は面白さが倍増すると思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 H・Dさん:引き続き演奏活動や音楽教室をもっと積極的にやっていきたいと思います。現地で夢を持っている人達に出会えたことで、まだまだ夢を持ってやっていきたいと思えました。 -ご協力ありがとうございました。

野地多聞さん/モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 野地さん:東京音楽大学を卒業後、フリーランスとしてプロのオーケストラや室内楽で演奏活動をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 野地さん:今年で2回目の講習会参加です。小中学生時代に所属していたジュニアオーケストラで年1~2回海外に行き、現地のジュニアオーケストラと一緒に演奏したりしてしました。アメリカのカーネギーホールや、ウィーンの学友協会で演奏したこともあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 野地さん:大学卒業のタイミングでコロナが流行し卒業後の仕事は全てキャンセル。お家時間で、海外の演奏家の映像などを見る時間が増え、海外に興味を持つようになり、自身の研鑽の為に海外で勉強したいと考えるようになりました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 野地さん:先生のクラスは8人の参加者がいました。アジア人が半分、日本人は1人、残りがヨーロッパの方達で17歳~28歳くらいの方々でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 野地さん:初日にオリエンテーションやコース登録を行い、オリエンテーション終了後から早速レッスン。約1週間の日程で、45分のレッスンを4回分受けることができました。先生によって異なりますが、9:00~20:00頃までレッスンされている先生もいらっしゃいました。 -先生はどんな人でしたか? 野地さん:とても素晴らしい先生でした。とても暖かく誰にでもオープンに接してくださり、質問もしやすい雰囲気の中でレッスンを受けることができました。事務局のスタッフの方々も、丁寧に対応してくれました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 野地さん:先生のレッスンは音楽史やソルフェージュ、理論が全て繋がっているレッスンでした。身体の使い方についても教えていただき、脱力した状態での演奏方法を教えていただきました。 ヨーロッパの先生方のレッスンは、好きなように演奏しなさい。と言うイメージを持っていましたが、身体の仕組みや音楽の仕組みは全て自然に乗っ取り、全てに理由があるという事を教えてもらいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 野地さん:みんなが理解しやすいよう基本的には英語でした。去年参加したときは、通訳の方をお願いしていたので、ドイツ語でのレッスンでした。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 野地さん:クラスコンサートとファイナルコンサートがありました。クラスコンサートは先生が指名した人が出演するクラスもあれば、任意で出演できるクラスもありました。ファイナルコンサートは全楽器で選抜された人が出演できるコンサートでした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 野地さん:練習室を予約は早い者勝ち。1人1日2~3時間しか予約できなかったので、学生寮で練習していました。7:00頃から20:00頃までは寮で練習していました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 野地さん:聴講をしていました。時間がある時は、学校近くのミラベル宮殿や楽譜屋さん、弦楽器専門店に行ったりしていました。また、講習会で知り合った受講生とご飯を食べに行ったりしました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など)  野地さん:夜は学校近くの中心部はすこし危ない印象。寮の近くは人気が少ないのですこし怖かったですが、治安は悪くありませんでした。街の方々はお年寄りを大切にされているイメージで、トラムに乗っても若者は必ず席を譲られていました。そして日本のように携帯ばっかり見てる人はいませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 野地さん:学生寮です。初日に鍵を受け取るボックスが暑さで故障しているトラブルがありましたが、担当の人が日曜日でも対応してくれ無事に入寮できました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) 野地さん:一人で生活する分にはちょうど良い広さのシングルルームで、日当たりも良かったです。調理器具やお皿、洗濯機や乾燥機は常備されています。洗濯機はアプリで動くようになっており。20€チャージして、洗濯機1回利用するのに2€、乾燥機に1€必要でした。湿度が無いので乾燥機を使用しなくても、置いておけば乾きます。お風呂はシャワーのみで、ユニットバス。宿泊した部屋の水圧は弱く、シャワーブースのカーテンが異様に短かったので、トイレの部分が濡れてしまうのが少しストレスに感じました。 -お食事はお口に合いましたか? 野地さん:基本的にどれも美味しく日本人の口に合うと思います。大学近くのモーツァルトカフェとアルターフォックスのシュニッツェルがおすすめです。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 野地さん:自分の意見をちゃんと伝えることが大事です。英語が苦手でも、話したい意思をちゃんと見せたほうがいいです。あとは柔らかい表情で話しかけるのがコツです。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 野地さん:薬が無かったことですね。胃薬や頭痛薬などの常備薬は日本から持って行った方がいいです。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 野地さん:音楽的な学びはもちろん、新しい出会いがあり人脈を広げられるということが良かったです。また、すでに留学されている日本人の参加者もいたので、留学の情報収集ができたことも良かったです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 野地さん:観光客が少ない時期だったので、少しアジア人が浮いている感覚がありましたが、そのような時期に一人現地で過ごすことで、コミュニケーションの面でメンタルを鍛えられました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 野地さん:交通機関は日本のように時間通りではありません。トラムは時間よりも早く出発してしますこともあれば、20分以上遅れることもありました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいこと、しっかり準備しておいたほうがいいことなどありますか? 野地さん:海外の学校に留学をするのであれば、受験前に先生とコンタクトがあるかないかは大きな違いなので、講習会に参加するなどして先生にしってもらうということが大事だと思います。また、語学力があるかないかでは、コミュニケーションの内容が変わってくるので語学はちゃんと準備したほうがいいです。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 野地さん:留学準備をしていきます。 -ご協力ありがとうございました。

羽栗京香さん/モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー&語学学校

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 羽栗さん:現在高校3年生で、海外の音楽大学への進学を考えています。母が声楽家という事もあり、幼い頃から音楽に触れていて、2歳頃から今までピアノを演奏してきました。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 羽栗さん:中学2年生の時にウィーンの講習会に参加したことがあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 羽栗さん:クリストファー・ヒンターフーバー先生が講習会の教授としていらっしゃったからです。目指している大学の教授で、オンラインでレッスンを受講したこともあります。先生の教え方や音楽が好きで、今後先生に教わりたいと思っています。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 羽栗さん:先生のクラスは13名くらいでした。日本人は3人、中国出身の方が多くアジア系が多かった印象です。年齢層は同い年くらい~年上の方々でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 羽栗さん:60分×4回のレッスンを受講しました。 -先生はどんな人でしたか? 羽栗さん:優しく紳士な先生でした。音楽に対して真剣に向き合っている方で、質問すると真面目に回答してくださいました。講習会スタッフは英語で対応してくださり、親切な方々でした。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 羽栗さん:ショパンの曲をレッスンしてもらったときに、腕の使い方、指の動かし方などの技術的な面や、音楽の詳しい内容といった音楽的な面も教えていただけたことがとても良かったです。 -レッスンは何語で受けましたか? 羽栗さん:私は英語でレッスンしていただきました。生徒によってはドイツ語でレッスンを受けている方もいました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 羽栗さん:最終日に各教授のクラスから1名程度の方が選抜されて演奏する選抜者コンサートがありました。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 羽栗さん:4日目にクラスコンサートがあり、受講者全員が10分程度の曲を、ホールで演奏しました。コンサートではありませんが、全楽器のレッスン全て聴講可能なので、舞台の上ではありませんが、レッスンでも人に聴かれてるような状態でした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 羽栗さん:別途練習室を予約していましたが、大学の練習室も使わせていただきました。Informationで予約する方法で、お昼後など予約が取りにくい時間帯はありましたが、朝一や夕方などは取りやすかったです。変更も可能でした。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 羽栗さん:聴講していることが多かったです。他の楽器の聴講もできたので、声楽のレッスンも聴講していました。語学学校に通っていたウィーンでは、平日は練習と語学学校のスケジュールでしたが、休日は観光したりお買い物したりしました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など)  羽栗さん:ザルツブルクでは音楽祭の期間であったこともあり多くの人がいました。街も綺麗です。ウィーンでは現地の方々と関わる機会もあり、頑張ってドイツ語を使って話しましたが、しっかり話を聞いてくれて助けてもらうことも多かったです。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 羽栗さん:モーツァルテウムの学生寮に宿泊しました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) 羽栗さん:部屋にはキッチン・シャワールーム・ベット・机・棚があり、朝食や夕食はキッチンを使用して作っていました。洗濯機はランドリールームがありましたが、私は手洗いしていました。乾燥しているので、夜干して寝ると、朝にはほとんど乾いていました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 羽栗さん:バスで移動しました。バス停から学校も近く通いやすかったです。日本ではあり得ないことですが、現地のバスは、バス停で停まらないこともあり驚きました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいでしたか? 羽栗さん:大学の目の前にサンドウィッチ屋さんがあり、クラスの友達と食べに行きました。ウィーンでは週末にレストランに行ったりもしました。円安の影響もあり、ハンバーガーを食べるのに2人で5,000円くらいして驚きました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 羽栗さん:自分の意見をちゃんと伝えることが大事だと思います。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 羽栗さん:ザルツブルクに滞在した時にスリに遭い、警察に行く必要がありました。現地の警察の方も丁寧に対応してくれたので良かったですが、やはり日本と同じ感覚でいてはいけないと感じました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 羽栗さん:真剣に音楽を学んでいる人達に囲まれている環境で、悩みを共有できたり、いろんなアドバイスをもらえたこと。帰国後も連絡を取り合える出会いができたことが良かったと思える瞬間でした。語学学校では全員が目標を持って学んでいるので、休み時間でも友達とドイツ語で頑張って会話したりなど、みんなで高め合える環境で学ぶことができ、語学に対するモチベーションも上がったことが良かったです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 羽栗さん:今までは受け身でいることが多かったのですが、留学したことで自分から何かを発しなければいけないことを学び、帰国後は自分の気持ちをちゃんと発するようにしています。音楽面では、留学を通して「どれだけ音にこだわれるか」という部分が足りないと感じ、今後努力していかなければいけないなと考えることができました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 羽栗さん:日本では、近くに外国人で困っている人がいたら英語で話しかる方が多いですが、オーストリアでは。いかにも外国人という人にも、ドイツ語で話しかけてきます。英語で話していただけますか?と伝えてもドイツ語で返ってきました。笑 英語は世界共通語とされていますが、オーストリアで生活するなら、やはりドイツ語を話せないといけないなと感じました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいこと、しっかり準備しておいたほうがいいことなどありますか? 羽栗さん:語学は勉強しておいた方が絶対に良いです。そのほうが先生とも細かいコミュニケーションが取れるし、何か多少の問題があっても対応できると思います。また、7月~8月のザルツブルクは結構寒かったので、温度調整できるものを持参されたほうがよいです。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 羽栗さん:高校卒業後、留学する予定です。 -ご協力ありがとうございました。

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