「留学しよう」と思ってはみたものの、何から手をつけたらいいのかわからない……。留学自体の基本プランが しっかりしていないと、現地に行ってから後悔してしまいます。そこで今回は音楽留学...
星の数ほどある海外のコンクール。その中で、自分に合ったコンクールを選ぶためのコツを、いくつかご紹介します。
プログラムで選ぶ
当然ながら、一番重要なのはプログラムだと、出場経験者たちは口を揃えて言います。プログラム規定は原則、各コンクール要項に記載されています。今自分が勉強している曲が生かせるか、これから広げていきたいと思うレパートリーのものがあるか、自分自身の音楽性や感性に合うかどうかなど、検討する要素はたくさん。要項をきちんと読み込み、何か不明な点がある場合には、コンクール事務局に納得するまで問い合わせることが大切です。わずかでも規定に合わない曲を選んでしまうと、それだけで失格となってしまいますので、曲選びは慎重に。
また、同じ曲でも楽譜のエディション(版)によって奏法に違いが出たり、ショパンコンクールのように、中にはコンテスタントが使用すべきエディションを指定している場合もあります。要項の記載をよく確認した上で、楽譜は信頼できるエディションを選びましょう。
日程で選ぶ
プログラム同様、慎重に検討すべきは日程の問題です。コンクールの日程と、それからコンクールまでの準備期間がどれくらいあるかを見据え、学生の身であるならば学業との関連を、社会人であるならばその時々の仕事状況と照らし合わせて考える必要があります。さまざまな事情で止むなく出場を見合わせる場合には、次回の開催がいつになるのかを把握しておくと安心です。
年齢制限で選ぶ
興味のあるコンクールが複数あってそれぞれに日程が重なっていたり、似通った時期におこなわれたりする場合にかならず確認しなければならないのは、各コンクールが定めている年齢制限。次回開催時には、年齢制限に引っかかって出場できないなんてことが、実際に起こり得る可能性があるからです。どのコンクールを優先するのか、まずは長期的な見通しを立てましょう。
審査方法や審査員の顔ぶれで選ぶ
コンクールによって審査方法や審査の基準、審査員の顔ぶれは異なります。自分が納得できる、あるいは共感できる審査の仕方をしてくれるのかどうか、また審査団の中に、特に自分の演奏を聴いてもらいたいと思う先生がいるか、一国でなく複数の国から招聘されたインターナショナルな審査団であるかなども、受けるか受けないかを決める際の要因のひとつです。
第三者に相談する
最後に、どうしても迷ったときには思い切って、私たちのような第三者に相談してみませんか? アンドビジョンでは、個別カウンセリングを通して、海外のコンクール出場に向けたプランニングとコンサルティングをおこなっています。錯綜する情報の数々に惑わされないために、そして何より、自分の演奏に100%集中できる環境づくりのために、プロの手を借りることをぜひ、ご検討ください。
言葉がわかれば、音楽が広がる。
言語留学も、国内語学レッスンも、アンドビジョンにおまかせ。
留学したい、留学するぞ!是非その気持ちを大切にして下さい。そして、いざ実行、気づけば、そこには語学の問題が…。
わたしの語学レベルで海外国際音楽コンクールなんて大丈夫?
留学する際に心配なのが、語学力。
できるに越したことはないのはわかるけれど、実際に自分がどの程度できているのか? どの程度のレベルだったら、何 とか留学でき、外国で生活できるのか、というのは判断に迷うところですよね。
短期留学の場合。
できるに超したことはありませんが、語学力はあまり問題ではありません。全くできないという方でも、楽器や声楽の レッスンは実技中心なので、雰囲気で何とかなった、という感想も良くあります。また、心配な方や先生の言っていること をもっと理解したい方はレッスンに通訳をつければ、安心です。
長期留学の場合。
アメリカはもちろん、2010年以降、ヨーロッパの大学システムが大幅に改訂されたことに伴い、各学校は語学規定の基 準をどんどんあげてきています。語学は後から何とかすれば大丈夫、というのはもはや幻、伝説に過ぎません。まだ語学 規定を導入していない学校もありますが、できるだけすぐに語学に取り組んで下さい。
電話での資料請求、カウンセリングも可能です。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。TEL03-5577-4500
どうやって語学を勉強すればいいの?
語学の勉強の仕方はさまざま。
1. 語学学校に通う
2. 独学(教材、テレビ、ラジオなど)
3. 海外の友人を作る
勉強方法は人によっても、向き不向きもありますので、どれが正解というのはありません。ただ、一ついえることは“ とにかく語学に接する時間を増やすこと”、これに限ります。 どれだけその語学を使って、ものを考えたか、あるいは発言したか、というのが大切です
最速学習法/現地語学学校へ!
インプットなくしては、アウトプットなし!
語学習得の最速法は24時間語学漬けになることです。日本で毎日数時間こつこつ頑張っても、よほど努力型の人以外は、日本語音声に囲まれている生活と、24時間現地語での生活では、同じ期間勉強したとしても、結果としては雲泥の差がでます。情報をたくさん入れれば入れるほど、自分の中からも語学が飛び出してきますよ!語学留学は、期間1週間からできます。ご希望があれば、音楽講習会などへの参加期間に合わせて、同時に現地の語学学校にも通えるよう手配することも可能です。
手配料が、無料に!
下記に該当する方は、通常アンドビジョンにお支払いいただく語学学校(提携校)の手配料が、無料になります。
1. 過去、アンドビジョンからご留学されたお客様。
2. 現在、アンドビジョンより他のコースにご参加のお客様。
1または2以外の方で、語学学校のみの手配を希望し、受講するコースの期間が8週間以上になるお客様。
アメリカはもちろん、2010年以降、ヨーロッパの大学システムが大幅に改訂されたことに伴い、各学校は語学規定の基準をどんどんあげてきています。語学は後から何とかすれば大丈夫、というのはもはや幻、伝説に過ぎません。まだ語学規定を導入していない学校もありますが、できるだけすぐに語学に取り組んで下さい。
アンドビジョンは、世界の語学学校500校以上の代理店となっています。アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、スペインなど音楽留学の人気国はもちろん、中南米諸国、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとしたあらゆる国の、信頼できる語学学校をご紹介。入学手続きや渡航準備、現地宿泊の手配などを行なっています。掲載されていない学校の手配も可能ですのでお問い合わせください。
留学まで時間のある方、
海外に行く時間のない方
音楽留学のための語学レッスン
現実的に学校や仕事で現地語学学校に行くのは難しい、という方も大勢いることでしょう。その場合は、国内でのレッスンも効果的です。少しの時間でも、定期的に先生についた方が語学力の伸びは断然違います。独学の場合はわからない箇所はそのままになってしまいがち。きちんと説明できる指導者がいるのは語学学習の重要な成功の秘訣です。語学も音楽と同じで、先生がいた方が伸び率が違います。
アンドビジョンの語学レッスンなら、ネイティブ講師から直接希望に合わせたレッスンが受けられます。講師の中には音楽家もいるので、音楽の話や面接の練習など、様々なシーンに対応が可能です。(*選択語学によっては音楽家講師ではない場合もございます。詳細はお問い合わせ下さい)
海外音大入試受験準備コース
電話での資料請求、カウンセリングも可能です。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。TEL03-5577-4500
アンドビジョン留学サポートサービス料金表PDF
アンドビジョンが提供する留学サポートサービスの一覧と料金表を、ここからダウンロードいただけます。
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宇都宮大学大学院、東京藝術大学大学院修了後渡仏、リヨン国立高等音楽院ピアノ伴奏科でピアノ伴奏(器楽・歌曲・オペラ)、ピアノ独奏、室内楽、クラヴサン、鍵盤和声、ヴォーカルテクニックなどの幅広い研鑽を積み卒業。リヨン地方音楽院にてエクリチュールを学ぶ。
フランス政府、メセナミュジカルなどからの奨励金を獲得し、リヨン国立高等音楽院で結成した金管楽器 とのトリオTriO+(トリオプリュス)のメンバーとして日本ツアーを行い、フランスでは日仏交流150周年記念イベントに際して日本領事事務所の後援により複数の演奏会を行った。
ウィーン国立音楽大学のマイスタークルゼを受講し修了演奏会に出演。リサイタルの自主公演をはじめ、ソロ・室内楽・伴奏などで日本、フランスを中心に多数の演奏会に出演、また企画にも携わり、オーケストラやブラスバンド、合唱との共演も多い。
音楽院在籍中よりリヨン国立高等音楽院の他リヨン地方音楽院、エコールドミュジークなどでの伴奏や、EU内の複数の国際コンクールで公式伴奏者を務める。卒業後もリヨン国立歌劇場・サンテティエンヌ歌劇場でコレペティトゥールをする他、ブルゴーニュ高等音楽師範学校で教鞭を取る。
その他にもアルトホルン奏者のソフィ・ビュドゥロと共演、CD「Adventure」に楽曲が収録されている。現在はリヨン地方音楽院伴奏助手や、合唱団「エメルテ」にてピアニストとして活躍している。
- Adventure / ソフィ・ビュドゥロ
http://sophie-bb.com/adventure/
-エメルテ
http://www.emelthee.fr/
・エメルテ ドキュメンタリー動画
https://vimeo.com/190394960
https://vimeo.com/190395008
https://vimeo.com/190399668
https://vimeo.com/190452222
https://vimeo.com/190452216
https://vimeo.com/190452223
・フランスミュジーク(ラジオ)で出演時動画
https://www.youtube.com/watch?v=VJYIEBW7i54
-これまでの経歴をお教えください。
福田さん: 私は栃木県出身で、最初に宇都宮大学に入学して、大学と大学院を終えてから東京藝術大学の大学院に行きました。そのあとに、リヨン国立高等音楽院のピアノ伴奏科に入学しました。そのあとは、学生のときからいろいろ伴奏のお仕事はいただいていたんですけど、卒業後もいろんなところで、母校のリヨン国立高等音楽院とか、あとはリヨンやサンテティエンヌのオペラ座とか、ディジョンにあるブルゴーニュ高等音楽師範学校で教えたりとか、いろいろ仕事していたんですけど、今現在はリヨン地方音楽院で伴奏をしています。
-東京藝術大学を出られてからリヨン国立高等音楽院に入学するまではスムーズに進んだのですか。
福田さん: はい。でも、日本で長いこと学生をしていたので、力試しのつもりで受けました。ダメだったらダメでいいやという感じでした。
-受験の時語学は結構大変でしたか。
福田さん: 語学力については最低限のレベルだけ必要ということで、特に試験があったわけじゃなかったんですけど、藝大で第二外国語としてフランス語をやっていたのと、直前に語学は集中して勉強しました。
-フランス語は結構難しい言語だと思うのですが、受験時現地でのコミュニケーションもしっかりとされて、すごいですね。
福田さん: そうですね、フランス語は慣れないと難しいです。また、自分で勉強していっても、実際に話す、社会生活の中で使うとなるとまた違うという。会話のテンポも違いますし、慣れはとても重要ですね。
-それで、伴奏のお仕事をされていたということで、これはどのような経緯でお仕事のお話をいただいたんですか。
福田さん: 最初は、学校に音楽学校の伴奏者を探しているという張り紙があって、友達がそれを見つけてきて「これ一緒にやらない?」みたいな感じで誘われて。それで連絡してみたところ、行かせてもらえることになったのが最初です。
-そこから教員としてもお仕事をされるようになったという。
福田さん: 伴奏は単発の仕事が多いので、この期間だけ、この何日間だけピアニストが必要という案件などで少しずつ仕事していけば、だんだん話が回ってくるようになるんですよね。あとは、大きい仕事は恩師が紹介してくれました。リヨン国立高等音楽院の伴奏科の教授だった先生が私のことを主要なところに推薦してくださったんです。それでオペラ座やリヨン国立高等音楽院のお仕事をさせてもらいました。
-学生さんの頃からすごい優秀だったんですね。
福田さん: いえいえ。本当に私がいたときは、特に怪物のような優秀な子がいっぱい周りにいて、私はなんでこんなところにいるんだ?といつもめげながら学生生活を送っていたんですけど、それで多分、かわいそうに、って思って紹介してくれたんだと思います。
-ハイレベルなところで揉まれた結果が実ったということですかね。
福田さん: 本当に行ってよかったと思います。私もそれこそ20代後半だったので、最初は「えー、今から留学するの?」、「やめなさいよ」というのが周りの意見だったんですけど、勉強するなら30歳までかなと思って、最後のチャンスだからと思ってフランスに行って、すごく大変で泣きながら勉強していましたけど、でもあの期間があって良かったと思います。
-それから朝から晩までお仕事をいろいろされていたんですね。
福田さん: そうですね。ありがたいことにいろいろ縁がつながったり、継続的に依頼を頂いたりして、日本にいるときからできることは断らない性格だったので、なんでも引き受けてスケジュールに少しでも間が空いているとOKしてしまう悪い性格なんですけど、仕事は入れられるだけ入れ込んでいました。
-それで今はリヨン地方音楽院の伴奏助手とプロの合唱団のピアニストもされているということですよね。こちらはどういった経緯でされるようになったんですか。
福田さん: それもリヨン国立高等音楽院経由で。もともとは教授が私の連絡先を伝えてくださったんです。プロの合唱団の指揮をしている先生もリヨン地方音楽院で教員をしているので、一度伴奏者の代理で行って、そこで知り合って、音楽面でも人間面でも意気投合してそれから依頼してもらえるようになったという。
-一般的に教授から演奏の仕事を紹介していただいたりということが多いんですか。
福田さん: そうですね。あとは友達内で紹介し合うというような。大体みんな友達のリストを持っていて、例えば自分が急にできなくなったときは順番に友達の連絡先を渡していって、例えばリヨン内では伴奏者はつながりができているというか、大体どこにどんな人がいるというのは周りの人みんなわかっているんです。
-やはりつながりは大事なんですね。
福田さん: そうですね。お友達はすごく大事だと思います。
-音楽に興味を持たれたきっかけはなんですか。
福田さん: うちの祖父がもともと学校の音楽の先生をしていて、その時代は音楽だったり書道だったり、芸術系科目を教えていたので、退職後も自宅でピアノを教えていたんです。私が生まれたときには既に自宅でピアノを教えていて、私が赤ちゃんだったときにピアノはずっと聞こえていて、祖父自身も弾いていたし、ピアノの習い事がとても流行っていたので生徒がたくさんいて、レッスン室にちょっと顔を出して聴かせてもらうと、生徒さんから赤ちゃんだから可愛がられていました。いつも音楽があって、聴きながら手拍子をしたりするのが楽しくて、自然に音楽が大好きになりました。家にもアップライトピアノや、昔のいわゆる足踏みオルガン、あとは木琴やハーモニカや縦笛など、さまざまな楽器が一式あったので、歌いながら自分でメロディーを探しながらピアノで弾いたりして遊んでいました。
-楽器に囲まれて育ってきたというような環境だったんですかね。おじい様に最初はピアノレッスンの手ほどきを受けて、という感じだったんですか。
福田さん: 最初はそうですけど、遊びの延長で家族だとうまくいかないので、教えてもらっていたというよりはいつもケンカで終わっていましたね。8歳になってから外の先生のところに習いに行ったと思います。それまでに一通り、楽譜の読み方とバイエルまでは自分でやっておいて、8歳になってから近所の先生に習いに行きました。
-本格的に音楽の学校に入学されたのは東京藝大の頃からですか。
福田さん: 宇都宮大学は教育学部の音楽科だったので、そのときからです。
-高校は普通科の高校で。
福田さん: はい。高校までは普通に勉強していました。でも、ピアニストになりたいというのはずっと思っていて、祖父が先生だったということもあり、小さい頃は学校の先生になりたいと最初言っていたんですけど、小学校に上がるぐらいにピアニストという言葉を初めて聞いて、そんな言葉、そんな職業があるんだと思って、それから興味を持っていました。ピアニストになりたいとなんとなく頭の中では思っていたんですけど、両親はあまり音楽をやることに賛成ではなかったので、自分だけで温めていました。興味があったんですけど「そんなバカなことを言うんじゃない」と一蹴されて終わりました。
-それで、ピアノ以外に歌も大好きだったということなんですが、歌もお勉強されていたんですか。
福田さん: いや、教育学部だったので、ある程度ソルフェージュで歌ったりとか、基礎の発声ぐらいはやりましたけど、全然歌えませんでした。声は出ないです。
-ほかに何かピアノ以外にも興味を持った楽器はありましたか。
福田さん: 中学のときにはパーカッションを吹奏楽部でやっていました。あとは作曲も好きで、勉強するのは好きでした。
-当時はクラシックの音楽をいっぱい聴いていましたか。
福田さん: そうですね。クラシック100%でほかのジャンルはほとんど聴きませんでした。
-歌謡曲も全く聴かないような。
福田さん: 全くでした。
-あまり興味もなかったんですか。
福田さん: 刷り込みだと思うんですけど、うちの祖父が堅い人だったので、テレビをつけていても歌謡曲がかかると消す人だったんです。別にいい悪いの問題じゃなくて、私は別に嫌いじゃないんですけど、聴ける環境になかったです。
-もうクラシックの英才教育という感じで。
福田さん: いや、全然英才教育というわけではないんですけど。
-すごいですね。でもそのときに夢に描いていたピアニストの職が仕事として、さらに音楽の本場のフランスでご活躍されているというのは本当に努力の賜物だと思います。
福田さん: いえいえ、本当にやりたいという気持ちだけでここで来てしまったという感じです。しかも、最初に学校の先生になりたかったという、それも結局は叶っているので、二つ夢が叶えられてうれしいです。
-朝から晩まで仕事で、おにぎりを食べながら移動されたというエピソードもいただいていますが、やはりプロとして仕事を維持するのは結構大変じゃないですか?そういう苦行を乗り越えられてきたというのはすごいなと思います。
福田さん: 演奏するのって体力も要りますし、体の調子もよくないといけないし、体調管理は大事です。例えば日によっては疲れていたりやる気がなかったりするときもあるけれど、そんな言い訳はできないので、それがこの職業のつらいところだと思います。
-体調管理される上で気をつけていらっしゃることはありますか。
福田さん: 特にないですけど、睡眠はちゃんととるようにしています。あと、食べたいものを食べるようにしています。そのときに食べたいものって体が欲しているものだと思うので、例えば甘いものが食べたかったら甘いものを食べます。
-そうですよね。やせ我慢することがストイックさと捉われがちですもんね。
福田さん: バランスよく食べないといけないですけど、でも自分に正直に、と言いますか。
-好きな食べ物はありますか?
福田さん: なんでも好きです。よく友達に招待されると、純子が来るときには2人前換算しないとダメだと言われていたぐらいなんですけど、でも最近はだいぶ食べる量減りました。
-リヨンには日系のスーパーがあったりするんですか。
福田さん: 日系もありますね。あと中国系とか、アジアのスーパーがあります。
-そうなんですね。では次の質問ですが、音楽を勉強するにあたってヨーロッパ(フランス)の良い点、悪い点がありましたらお教えください。
福田さん: やっぱり音楽の本場なので、空気が違うというか、生活に密着しているという感じはすごくあります。だから、学校にちゃんと入らなくても、短期で来るだけでもすごくいいと思います。周りの人が音楽に対して反応がダイレクトで、それがうれしいというか、演奏したことに対してもすごい素直で、良くも悪くも返ってくるというのはあると思います。あと、それと同じことですけど、レッスンする中でも、私が生徒の立場だったときも、今の教える側の立場でもそうなんですけど、例えば2、3人のグループでレッスンするときに、1人演奏して、聴いていたもう片方にどうだった?と聞くんです。その中で意見の交換が活発に行われて、それってすごいいいなと私は個人的に思っていて、それが刺激になるので、1回日本の生徒さんにそれをやったことがあったんですけど、シーンとしてしまって。人にコメントするのを控えているというか、そこがすごく違うなと思いました。先生に歯向かう子もいるので、最初留学しているときは隣にいて、えーっ、と思うこともありました。あとは、フランスに行く前にウィーンにも行ったんですけど、フランスももちろんそうですけど、湿気が少ないので音の聞こえ方が違うんです。ピアノの鳴りが全然違うというか、無理なく弾けるというか、それは実はあとで湿度の違いだったんだと知りました。日本では、湿度が高かったせいか、強くタッチしすぎていたことに気付きました。楽器もいい状態でいられるし。ピアノは湿気があるといけないので。そういうのもあるし、空気の振動の伝わり方も違う気がします。
-演奏に対しての意見の交換を行うという部分はヨーロッパの文化を感じますね。
福田さん: 先生が「なんで練習してこなかったんだ」って隣の生徒に怒っていたときに、その生徒は「今週これがあって時間がなかったんだ」みたいな口答えをしていて、それはちょっとやりすぎだと思いますけど、生徒も対等で、自分のアイデンティティを、いい意味でも悪い意味でもしっかり持っているなと思いました。
-アイデンティティをしっかり持っているという部分は素晴らしいですね。では逆に悪い点のほうをお教えいただけますか。
福田さん: 悪い点は、勉強するという純粋な意味では特にないと思うんですけど、もちろん勉強すること自体はいいことなので。ただ、生活の面ではもしかしたら最初は苦労することがあるかもしれません。ビザの手続きなどで、いろいろ書類も必要だし、手続きの窓口もすごく事務作業が遅かったり、土日は完全に閉まっちゃうし、バカンスも多いからなかなか手続きが進まなかったり、アパートで不具合があったときにすぐに人が来てくれないとか、ことがうまく進まないというところはあると思います。今思うと日本が住みやすすぎて素晴らしかったんだと気づかされました。
-留学を始められた当時はこういうことで苦労されましたか。
福田さん: そうですね。まずアパートを探すことから何から何まで自分でやらなければならなかったので、気持ちを強くもって頑張って交渉していかないとダメなんだなと思いました。
-フランスを留学先にすることで最も重要なことは何でしょうか。
福田さん: 理由をはっきり自分なりに持つことだと思います。なぜフランスなのかって、先生を選ぶとしても人によって相性が合ったり合わなかったりがもちろんあるし、国のカラーもそれぞれだと思うんですけど、自分がなぜそこに行きたいか、そこを選んだのかという目的をはっきり持つことが大切だと思います。私の場合はフランスのピアノ伴奏科の勉強内容に興味を持っていたので、当時私が留学したときは日本では伴奏科というのはまだなかったので、でも例えばドイツで伴奏を勉強するのとフランスで伴奏を勉強するのとではカリキュラムが全く違うので、私はフランスのカリキュラムに興味があって、もともといた藝大でした勉強もそれに似た内容だったので、それでフランスに、行こうとまでは思っていなかったんですけど、受けるだけ受けてみようと思って、それでパリとリヨンと二つに絞ったけれど、パリでは私は年齢制限を超えていたので受けられずリヨンにしました。
-海外、特にヨーロッパでお仕事をするにあたって日本人が有利な点、不利な点はありますでしょうか。
福田さん: 演奏自体を職業にする場合は国籍は全く関係ないと思います。実力主義だと思います。友達がたくさんできるとか、周りの人間関係に気をつけるとか、あとは基本的なこと、例えば時間を守る、約束を守る、ちゃんとその時間に来て言われた仕事をきちんと責任をもって果たせるかということも大事だと思います。日本人が有利なのはそこで、基本的に真面目でしっかりしていると思うので、信頼されることが多いかなと思います。不利な点は、これは個人的な話になりますけど、リヨン地方音楽院は公立の音楽院なので、2009年ぐらいから仕事をさせてもらっていますけど、はじめは非常勤の扱いでちゃんとした常勤のポストがほしいなと思ったときに、最初は私を正式に雇うことに少し躊躇されていたのではないかなと思うところもなくはありませんでした。でも長いこと非常勤を勤めるうちに、仕事の質で勝負しようと思い、まわりの誰よりも良い伴奏ピアニストになると自分に言い聞かせて働いてきました。そのうちにどんどん評価してもらえ、複数の教授からのサポートも得てついに正式にポストをいただくことができました。もちろんリクルートは公募で、ちゃんと試験も受けましたが!
-仕事の質で勝負しようと気づかれた点はすごい前向きなお考えで、ストレートな視点をお持ちなんだなと思いました。
福田さん: 幸いそこで一緒に働いている教授たちがよくしてくれて、居心地がよかったのもあって、その周りのおかげで、教授が何人か学校側に直談判してくださって、私を使ってもらえるように話をしてくれたというのもあって。
-素晴らしいですね。では次の質問ですが、音楽とはご自身にとって何でしょうか。
福田さん: 自分の生活です。それがあるから生きていけるという感じで、普段はどうしても家にいると家事に追われ、育児に追われ、毎日の生活に追われてしまいますけど、子どもを学校に送りにいって仕事に行けば、すぐ音楽モードに頭を切り替えないといけないので、家庭のモードと全然違うので、大変だけれどそれが自分の生きる活力になっているというか、これがないと私は生きていけないと思います。
-生まれた頃から音楽に囲まれて育ってらっしゃったし、すごく説得力のあるお言葉だと思いました。
福田さん: 生徒さんのことも、私もすごい一生懸命になってしまうほうなので、頑張っている若い子たちと一緒に自分も刺激を受けながら自分でも頑張ってしまうというか、そんな毎日です。
-ありがとうございます。今後の音楽的な夢をお聞かせいただけますか。
福田さん: 今まではずっとバタバタしていましたけど、もう少し時間ができたら、今一緒に仕事させてもらっている教授たちの仕事を周りに紹介できたらなと思っています。もし日本でも何かできたらいいなと、漠然と思っています。
-ヨーロッパでプロの音楽家として活躍する秘訣、成功する条件はありますか。
福田さん: なかなか難しいと思うんですけど、とにかく私は最初は人づてで仕事のつながりが増えていったので、現地の友達をたくさん作るのはまず大切だと思います。どこからつながりが始まるかわからないので、それは第一のステップだと思います。特に私はピアノ伴奏だったので、人付き合いが好きで、いろんな人に会って、自分がオープンでいられるということも大事だと思います。1回始まったら頼まれたことは責任をもってきちんと仕事をするということが信頼関係を築く上で大切だと思います。あとは、生徒さんに言うことなんですけど、例えばオーケストラとかに入団試験を受けて入るのはまた別の難しさがあって、たった一つの席に優秀な人たちがいっぱい受験しにくるという、それは日本も一緒ですけど、なかなか入れないので、そこで1位をとらなきゃいけないという準備がちゃんとできるかどうか、演奏面であったり、メンタル面であったり、本当に綿密に準備を完璧にして、しかも自分を冷静に分析して前に進めていけることがすごく大事だと思います。本番がそこしかないので、そこで自分の最大の力を発揮しなきゃいけないって、すごい難しいことだと思うんですよね。自分をよく知って、自分はどういうタイプの人間なのかもちゃんと分析して、そこに持っていけることができるかどうか、だと思います。人間はやっぱりみんな人間で、完璧じゃないです。でも悲しいことに音楽はコンクールとかオーディションは技術面ではできるだけ完璧に近くなくてはいけないので、そこで綿密な準備をどこまでできるかというところだと思います。
-では最後の質問になりますが、これから留学を考えている、海外で勉強したいと考えている読者にアドバイスをお願いできたらと思います。
福田さん: 音楽の道は大変なので覚悟をもっていったらいいと思います。人によって目的は違うと思うので、その目的を自分なりにもって、続けていくという気持ちを強くもって、音楽を好きであって、絶対それをやり遂げてやろうという意思を持つことが大切だと思います。留学の期間とか、学生でいられる期間はすごく短いので、その期間でいったい自分が何を勉強したいのかということを、先にどうなりたいかというビジョンを明確に持って、そのために時間を無駄にしないで勉強してほしいと思います。周りから受ける刺激も多いので、留学している間に、自分の練習ももちろん大切ですが、自分の部屋だけにこもってしまって外に出ていかないという、自分の部屋と先生のレッスンとの往復だけにならないように、まわりの学生がどういうことをしているか、どんな勉強をしているか、どんな演奏をしているかをよく観察するといいかと思います。私も個人的には、レッスンの中で教わったこともいっぱいあったけれど、怪物のように優秀な演奏者の友達が周りにたくさんいて、そこから受ける刺激がすごく多かったので、それってとても大事だと思います。その中で自分は何をしていったらいいのかというのを考えたらいいと思います。
-海外に行って、いろいろな方々との出会いの中で自分の目標を明確に持ち夢を実現させるため切磋琢磨するというお話とても参考になりました。今日は貴重なお話お聞かせ頂きありがとうございました。
福田さん:ありがとうございました。
-サマーのお話を伺っても宜しいですか?ブログラムの内容を教えてください。
笹田ももこ様:サマーは一応、全幕ものの振付を3週間のプログラムの中でするんですけど、次のサマーだと、「真夏の夜の夢」をはじめから振り写しをし始めて、最後のパフォーマンスで披露するみたいな感じです。
その主役とかプリンシパルの役とかを私とかブリトニーっていうプリンシパルの子がやって、コールドをサマープログラムに参加してる子達で固めます。
なので、午前中はクラスレッスンをやって、お昼からリハーサルを小分けしてやっていって、夜はみんながコンテンポラリーのリハーサルをしてます。コンテンポラリーのショーケースも一番最後の披露できる所でやります。
-平均的な参加人数は、何名ですか?
笹田ももこ様:いつもは100人いかないぐらいですかね。年度によって違うんですけど、50~100人の間で毎年人数が変わってる感じですね。
-スタジオ、稽古場がニューヨークの州外ではなくて郊外ですか?
笹田ももこ様:そうです。郊外に行って、そのアルバニーにあるエッグシアターっていう大きいシアターがあるんですけど、プログラム中はずっとその舞台の上でレッスンをして、リハーサルをして、本番のパフォーマンスもその同じシアターでするので、ずっ
と劇場に朝から夜というか夕方ぐらいまで一日中いるような感じですね。
-クラスは誰が教えてくださるのですか?
笹田ももこ様:ディレクターですね。レオナルドとキアラーという夫婦でやってるので、どちらかが。クラスが2つに分かれるんですけども、若い子は14才から来れるので、14才~18才以下の子達と18才以上の子はレベルを2つに分かれます。基礎のクラスと上級
のクラスで分かれます。基礎のクラスを朝どっちかが教えて、もう一つのクラスをどちらかが教えるみたいな感じです。1時間ぐらいちょっとずつ分かれてて、1クラスをはじめ朝から9時半とか10時半からやって、そのクラスが終わって、その子達がランチブレイ
クを取ってる間に次のクラスが舞台でやる。ちょうどお昼過ぎからリハーサルを一緒にやる。
-どんな国籍の方が参加されますか?
笹田ももこ様:結構バラバラです。イタリア、ギリシャ、アジアだと韓国、中国、日本の子達と、あとは、アメリカもいろんな所から来てますね。オーストラリアとかからも参加されます。
-今度はカンパニーのことについておうかがいします、年間の公演数はどれくらいですか?
笹田ももこ様:年間だと、シーズン毎にパフォーマンスがコンテンポラリィとクラシックと両方あって、それが3~4公演ずつあります。
10月に始まってすぐにコンテンポラリーがあって、11月も小さいパフォーマンスが何個かあって、12月はくるみ割り人形を毎週末のようにやって、年明けニューヨークフェスティバルって、一週間の冬季のイベントもあるんですけど、それが終われば、次は3月か
らまたシーズンが始まるので、また3月も何公演かやって4月も何公演かやって、5月もっていう感じですね。
-エッグシアターを拠点に活動されてるのですか?
笹田ももこ様:サマーはエッグシアターという所をベースでやっておりますが、ニューヨークになるといろんな所で小さいスタジオとかでやって、スタジオでもショーケース持ったりとか舞台でパフォーマンスやったりとかいろいろあります。
-ツアーに出て?
笹田ももこ様:そうですね。そのアペランティスの子達は、Hビザっていうインターンのビザを取ったりとか、アペランティスの子になると、自分で決めれるんですけど、3ケ月毎にシーズンがあるので、ちょうどツアーのエスタとかで来て帰る子もいるし、ビザ
を取ってくる子もいるしっていう感じですね。
-住む所はどうしてますか?
笹田ももこ様:アパートを借りて、あとは向こうでアーティストのビザで教えたりとかも出来るので、バレエ教室で教えたりとかもするし。他のカンパニーのゲストに出たりとかっていうので、ちょっとずつプラスαさせていくっていう感じです。ニューヨーク
は結構ダンサーにとって住みやすくて、いろんな他のゲストの仕事もいっぱい貰えるので、結構バレエダンサーとしてはやっていきやすいかなと思います。
-このカンパニーを知ったキッカケは何だったんですか?
笹田ももこ様:私が17~20才の時までニューヨークのジョフリーバレエスクールにいて、その時に一緒にバレエスクールにいた子が今のアイクのプリンシパル、ブリトニーで、その時、その結構仲が良くて、ブリトニーの友達ビリーブランケンって、ニューヨー
クにいたフェスティバルのコーディネートをやってる男の子もみんな結構ジョフリーで一緒で、友達が今のカンパニーに多くて、ニューヨークにオーデション、NNBA辞めて戻った時に、「おいでよ」って言ってくれて、行ってレッスン受けたら、結構楽しかった
というか相性が良くて、そのままとんとんとんという感じで入りました。
-ジョフリーを選ばれた理由はなんですか?
笹田ももこ様:最初はアメリカに行きたい、ニューヨークに行きたいというのがあって、ニューヨークのバレエスクールを何個か探した時に、私のその17才ぐらいの頃って、もうなんかジョフリーかエイリーかって、あんまりニューヨークにバレエスクールが多
くない時に、ニューヨークシティバレエのスクールオブアメリカンバレエとかは規定が結構厳しくって、17才だと既に遅いというか。ジョフリーが結構大きく受け止めてくれるというか。スカラシップも貰えたので、そのままジョフリーに3年いました。ちょうど
セカンドカンパニーみたいなのがあって、私はトレイニーっていう、そのスクールの一番上のクラスに入れてもらって3年。私がこの3年行ってる間にアンサンブルが一旦無くなってしまって、なので、スクールにいながら他の地域のゲストとかにも、「ここのフ
ロリダの学校に行ってきて」って言って、友達と発表しに行ったりとかっていうのをいろいろやってもらえた。ちょうど、そのジョフリ-の時もちょうどチェンジしている時期で、いろいろ試してやってる感じでしたね。
-ジョフリーのだとジャズとかコンテンポラリーとかありますよね?
笹田ももこ様:コンテンポラリーとかクラシックとか全部やって、たまに一週間に先生の気が向いたら、バレエ史じゃないけど、こういう人がいてこういうやってるんだよっていうのを話してくれたりとか、あとはピラティスがあったりとかしました。
一日朝クラス、ランチブレイクがちょうど間挟まって、パドゥドゥのレッスンとコンテンポラリィ、ジャズとかモダンとかをやって、最後にもう一回レッスンが16時ぐらい。だから、朝の10時ぐらいから16時ぐらいまでみっちりレッスンでした。
-17才っていうと日本の高校ですよね?
笹田ももこ様:高校2年生で、私は高校中退して留学しました。私はバレエだけにしようと思ってその道を選びました。
-16時ぐらいに終わってからは、どうしてたんですか?
笹田ももこ様:そのまま家に。結構16時ぐらいになるとぐったり。みっちりすぎて疲れるので、そのまま家に帰って、友達とご飯食べに行ったりとかバレエ観に行ったりとかですね。ニューヨークは終電等で学割が全部きくので、ミュージカル観に行ったりとか
、毎日ではないけど週に一回ぐらい行けたらいいかなあっていう感じ。
-お住まいは寮ですか?
笹田ももこ様:17才から私は18才の未成年の時期は寮にいて、18才過ぎてからは友達とアパートシェアしてました。
-アパートはどの辺に住まれたんですか?
笹田ももこ様:私は友達とブルックリンに住んでて、寮は学校の近くにあるジョフリーの寮というよりも、なんかドミトリーというか、いろんな子達が住める、学生の子達が住める所にいましたね。
-食事とかは自炊ですか?
笹田ももこ様:寮の時は朝、夜付いてました。友達と住み始めてからは自炊ですかね。日本のスーパー行って買い物してました。お昼は学校の近所のデイリーとか行ったり、朝ご飯の時にバナナとかりんごとかをとって、それを持って行って食べてました。
-ニューヨークを選ばれた理由は何かありますか?
笹田ももこ様:私が身長がまず小さくて、ヨーロッパはまず頭になくって、アメリカでいろんな所を探した時に、ニューヨークだと、ショービジネスが大きいというか、結構重要視されてて、バレエダンサーって言っても「凄いじゃない」と認めてくれてるとい
うか。いろいろと学校とかを探した時に、アメリカの田舎に行って、ほんとのバレエしかしないよりも、ニューヨークに行って、いろんな刺激をもらえた方がいいかなと思って、17才の頃に学校を辞めて探した時に、ニューヨークとなんかピンときたっていうか
、楽しそうだなと思って。初めジョフリーも一年だけ行くはずだったんですけど、3年になってだんだん長くなってきました。
-実際行ってみてどうでした?自分が想像してたのとおりでしたか?
笹田ももこ様:凄く合うというか、ホームシックとかにも一回もならなくて、リラックスできるいい家だなっていう感じがして、毎日楽しくって。毎日、朝起きて学校行ってレッスンするのがなんか楽しいし、ただ歩いてるだけでも結構楽しいです。
-お休みの時とかは、どういう事されてますか?
笹田ももこ様:ミュージカル行ったりとか、公園とかもパブリックのとかも結構多くって、景色眺めに行ったりとか、歩き回ったりとか、友達とご飯食べに行ったりとか、いろいろなんかみっちり予定が組んであります。
-お休みって、クリスマスとかのバケーションとかっていう時は、日本に帰られたりとかしますか?
笹田ももこ様:そうですね。バレエ学校の時とかも、ほんと年に1回年末。学校だと、9月から始まって6月までなので、ほんとその夏休みに日本に帰ってきて。学校の時は夏。冬はずっと向こうに学校にいて、夏だけ帰ってきました。
-ジョフリーは年に2回公演があるのですか?
笹田ももこ様:そうですね。くるみ割り人形を12月にやって、最後の学校の卒業公演というか6月に終了。一年が終わりましたよっていうのが春にパフォーマンスが。だから1年に2回。冬と春です。
-日本のバレエスクールとなにか違いはありますか?
笹田ももこ様:日本だと発表会って言うと、その為に練習をしててパフォーマンスでおしまいみたいな感じですが、バレエ学校とかだと、ただなんか一年を通してどれだけ成長しましたというのを見せる所で、バレエ学校のパフォーマンスでも全然関係ない人と
かも観に来てくれて、パフォーマーとして成長できるというか。日本だと、発表会しました。おしまい、みたいな。お披露目会みたいな感じなんですけど。向こうだと、ほんとにパフォーマンスしてお客さんから「良かったよ」って言ってくれて、毎年積み重ね
というか。結構、身内じゃない人から「良い」って言ってもらえるのが凄いいいかなと思います。日本だと、やっぱり家族から「良かったよ」って言われて。お友達とか。向こうだと、「この人誰?」っていう人が「凄い良かった」って言ってきてくれるのが、
凄いいいなあと。アメリカのバレエとかが確立されてるなあというのが凄い感じます。
-日本の学校の教え方だと、発表会に向けてのお稽古。向こうのバレエスクールの場合は、バレエというものに対しての成長過程の通過点ではないですけど、その変化を見る公演ということですけれども。実際、朝から夜まで夕方までのクラスの中で教え方が違う
とか、環境も変われば指導も変わると思うんですけど、なんか大きな差っていうんですか、日本とアメリカの差は?
笹田ももこ様:日本だと、やっぱり日本って教える免許を持ってない人がいたりとかして。私が日本にいた時も、「私が教わってきたからこうだよ」ってワンパターンっていうか、教えるんですけど。アメリカだと、向こうは「小さくてこういうダンサーだから
、こういう所引き延ばさなきゃいけないんだよ」って、マンツーマンで言ってくれる。大きい子にはその子に合った指導の仕方をしてくれるし、私とかだと「アジアで小さくて、どう頑張っても大きくはならないから、ももこはこうやってこうやるとパフォーマ
ーとしていいんだよ」っていうのをいろいろ言ってくれて、一人一人に合った指導をちゃんとしてくれるというか。そんな先生達もなんかちゃんとパフォーマーとしての経験がちゃんと今まで積み重なっているので、いろんなその先生達が知ってる人の例を挙げ
てくれて、「こういうダンサーがいるから観てみな」みたいな感じで言ってくれたりとか。
-ジョフリーのトレーニークラスは、1クラス何人ですか?
笹田ももこ様:私がいた時は1クラス20人ぐらいだったかな。男の子が10人ぐらいいて、女の子が10人いたりとか半々ぐらいですね。下のクラスになると、結構グチャグチャにいたりとかだったと思います。
-パドゥドゥとかはどうですか?若い子と。日本にいると、多分先生とかとやると思うんですけど。
笹田ももこ様:そうですね。向こうだと、友達と相談しながらやるというか。私とかだと、身長が小さいので、身長でパドゥドゥとかってやるので、結構いつも若い子に当たって、お互い「こうやるんだよ、こうやるんだよ」って教え合ってやるっていう感じで
した。日本だと、男性のパートナーから言われて、その人に合わせていくというか。アメリカは、お互い譲り合ってくれるというか。「私はこうしたいから、こうやって」って言うと、男の方もやってくれる。パドゥドゥとかは平等な感じでした。
-学校卒業されて日本に帰国されてお仕事されて、今またニューヨークに戻られて。今後、目標と言いますか、個人的にビジョンとかっていうのは、何かありますか?
笹田ももこ様:踊れる限り踊り続けて、将来私は日本にあんまり帰ってくるつもりが頭の中にないので、アメリカで教えを始めるか、今のカンパニーとかでクラス持たせてもらったりとか、今までやった事を無駄にしないように次にバトンを渡せるようにはした
いなと思います。
-その拠点をニューヨーク若しくはアメリカでやるということですか?
笹田ももこ様:そうですね。はい。
-今後、例えば日本にいる若い生徒さん、何かアドバイスとかあれば教えて頂けますでしょうか?
笹田ももこ様:日本の子供達だと一度に静かにシャイになっちゃって、アメリカの先生達がアプローチしてくれてるのに、殻に閉じこもっちゃって静かになっちゃうので、そこを思い切ってオープンになって自分をプッシュするのを上手にならないと。やっぱり
言葉の壁もあるし、コミュニケーションの壁もあるので、静かに黙ってると、やる気がないって勘違いする人が結構多いので、ほんとシャイにならないでオープンに出していくといいんじゃないかなと思います。日本人の子達って、テクニックがしっかりしてる
から、そこは認めてもらえて。いつもコミュニケーションの場でそこで躓いちゃうというか。「あの子とコミュニケーション取れないんだけど」って言われて、間に私が入ったりとかすることもあるので、ほんと自分を思い切って出すやり方を取得した方がいい
かなと思います。
-ご留学前は英語とかはどうやって習得しました?
笹田ももこ様:私はジョフリーに行った一年目に、行ってすぐに私はバレエだからレッスンは大丈夫だろうと思って行ったんです。英語はそんなに勉強して行ったわけではなくて、高校2年生までの学校の英語だけで行って、行ってみたらほんとにレッスンってバ
レエの単語が一緒なのにも関わらず、あんまり分からないというか。「この人何言ってるんだろう?」みたいな。で、もう行って3ケ月ぐらいで向こうに行ってから勉強して、英語の喋れる日本人の子達がいたから助けてもらいながらやって、半年経つ前ぐらいま
でに頑張ってヒアリングだけを覚えて。あとは、ちょっと聞き始めることが出来たら、アメリカ人の子達と一緒にいるようにして耳を鍛えるというか、喋らなきゃいけないような環境に自分で置いて。一年経ったぐらいでは、だいぶ喋れるようになったかなって
いう感じです。
-海外での生活の中で困ったなあなんていう時とかってありましたか?
笹田ももこ様:日本だと、ちょっと体が故障した時っていうか、足が痛くなったりした時に、すぐに行ける整骨院の先生がいたりとかするのに、アメリカだと、結構自分でセルフケアをしなきゃいけなくて。初め、学校にいる時とかも、ほんと脚が痛くなった時
に行く所が大きい病院しかなくて、行ったところで別に「休みなさい」と言われるだけで何もできないというか。治療をしてくれる人が周りにいなくて、アメリカにいる間にマッサージの本とかを凄い読んで、どうやって足の筋肉を緩めるやり方だったりとか、
自分の身体と見つめ合う時間が新たに出来たというか。日本だと預けれる人がいっぱいいるから、何も考えてなかったんですけど。
-保険とかは入ってましたか?
笹田ももこ様:学校の時は旅行者保険というのを持って行ってて、それを持っててもマッサージには行けなくて。ほんと怪我をして、骨が折れましたとか捻挫しましたとかだと行けるけど、ちょっとマッサージに行きたいとかっていうのは、もう全部自腹で払う
みたいな。向こうだと、60分のマッサージで100ドルとかするんですよ。だから、結構バレエ学校にいる時にはそういうのが厳しいじゃないですか。1万円とかするのは。だから、友達とマッサージし合ったりとか。そういうのが結構、身体が。スケジュールも日
本のバレエやってるのと全然違う所にいたので、身体が合うまでは結構大変だったかな。環境に合うまで。
-特に危険な目には会ったりとかはありますか?
笹田ももこ様:していないですね。でも、なんかニューヨークだと、ここのストリートには行っちゃいけないとか、情報で入ってくるので。「ここは危ないよ」っていうのがあるので。今とかだと結構慣れてるから行きますけど、学校にいる時はほんとにハーレ
ムには行かないとか。家の親とかからも凄い「行かないでね」とか言われてたので。やっぱり言葉が通じなくて、「旅行者です」ってはたから見て分かると、周りの人も舐めてかかってくるというか。「この子分からなくて歩いてる」みたいなのが分かると、ほ
んとに余計に危険になってくるので。私は歩く時は、アメリカ人の子達と一緒にいたりとかします。日本人で集まっちゃうと、やっぱり危険かなと思います。
-外のオープンクラスとかは行かれたりとかしました?
笹田ももこ様:行きます。たまに。ステップスとかバレエアートとか、オープンクラスがニューヨークもいっぱいあるので、バレエレッスン受けに行ったり、ステップスっていうオープンクラスが出来る所だとピテイスのクラスがあったりとかいろいろあるので
、自分の身体に、その時のメンテナンスに行けるようにしてましたね。オフの時とかは。
-大変貴重なお話しありがとうございました。
-バレエは何歳に始められましたか?
池田様:4歳から始めました。
-週にどれくらいお稽古に通われてますか?
池田様:今は週4回です。
-1日にどれぐらいのお稽古されていますか?
池田様:1日1時間半です。コンクール時は、3時間位です。
-留学を決めた理由を教えていただけますか?
池田様:海外のバレエ学校で外国の方々がどのようにレッスンされているのかを知りたいと思って行きました。
-この講習会を選んだ理由は何ですか?
池田様:ドイツに行ってみたいと思っていて、いろんな国の人が来てるというのを聞いていたので、一緒にレッスンしたいと思って、受けまし
た。
-今回海外の講習会に参加されるのは初めてでらっしゃいますか?
池田様:はい、初めてです。
-実際にご参加されてみていかがでしたか?
池田様:やはり言葉が、英語だったので、難しいこともあったんですけど、普段の日本のレッスンでは受けられないような、クラシックだけで
はない踊りも経験することができたのでよかったと思いました。
-いろんな国の方が参加されていたと思うんですが、今回明莉さんが入られたクラスには、1クラス何人ぐらいの生徒さんがいらっしゃいました
か?
池田様:男の子も入れて、30人から40人ぐらいだったと思います。
-その中に日本人の方はどれぐらいいらっしゃったんですか?
池田様:私を含めて3人でした。
-日本人の方で参加されている方の年齢は、どんな方が参加されていましたか?
池田様:16歳と17歳です。
-お話されましたか?
池田様:はい。学校に一緒に行ったり、結構お昼休憩も一緒に食堂に行ったりしていました。
-そのほか、参加されていた方というのはどんな国の方がいたかわかりますか?
池田様:本当にいろんな国から来てたんですけど。イタリア、スウェーデン、ベルギーとか。あと、ドイツの子もいました。
-特に講習会で印象に残っていることがあったら教えていただけますか?
池田様:コンテンポラリーで、同じグループの人たちと協力して、1人の子をみんなで持ち上げて移動したり、みんなの中に飛び込んだり、普段
あまりやったことのないことをやりました。あとは、クラシックの一つのバリエーションをみんなで少しずつ順番に踊っていくということもし
ました。
-何のバリエーションを踊りましたか?
池田様:私のグループは、バヤデールの、パ・ダクションでした。それをみんなで少しずつ順番に踊っていく、っていうのをやりました。
-施設はどんな感じでしたか?
池田様:施設は広くて、スタジオもたくさんで、大きな広いスタジオから、小さいスタジオまでいろいろありました。
-1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?
池田様:私は、朝7時ぐらいに起きて、ホステルの朝食を食べに行き、それから、ホステルの洗濯機が壊れていたため、洗濯は手洗いでやってい
たので、洗濯したり、その日の準備をしたりして、大体10時ぐらいにホステルを出て、40分かけて歩いて大学まで行きました。レッスン自体は
12時半から始まって、早い日は6時半ぐらいに終わったんですけど、遅い日は夜の8時15分ぐらいまでレッスンしていました。
-朝食、ホステルでのご飯は、バイキングとかですか?
池田様:はい、バイキング形式です。
-パンがあって、チーズとかハムとかを挟んで食べる感じですかね。
池田様:はい。あとは、コーンフレークとかもおいしかったです。
-お昼とか夕飯はどうしていましたか?
池田様:お昼は学校の食堂で食べて、夜はスーパーで買ったパンとかソーセージを食べたり、時間がある日は駅の屋台やレストランで食べまし
た。
-レストランではどんなものを食べましたか?
池田様:ソーセージとフライドポテトとか。ドイツっぽいものを食べました。
-食べるものとかスーパーで買うもので困ったりとかはないですか?特に食事の面で困ったことはありましたか?
池田様:学校からホステルまでの途中にスーパーがあったんですけど、そこは夜8時に閉まってしまい、レッスンが遅い日は閉まっていたので、
そこはちょっと困りました。
-そういったときは、どこで買ってましたか?
池田様:駅のスーパーは10時ぐらいまでやっていたのでそこで買いました。ホステルから15分くらい駅まではかかるんですけど、そこまで行っ
ていました。
-朝とか夜とかは、40分かけて歩いて行かれていたということなんですが、トラムとか電車、地下鉄は使わなかったんですね。
池田様:はい。最初の日に大学の方が大学まで連れてってくれたんですけど、そのとき、歩いて連れていってもらったので、ずっと歩いていっ
ていました。でも、バスとかを使って行っている人もいました。
-クラスメートとかルームメイトの方と一緒に歩いて帰った感じですか?
池田様:はい。ルームメイトの子と一緒に行きました。
-ホステルは、今回2人部屋でしたか?4人部屋でしたか?
池田様:4人部屋です。
-どんな方と一緒でしたか?
池田様:みんな日本人の人でした。なんか合宿みたいな感じでした。いい人ばかりだったので、楽しかったです。
-レッスンでいろんなことを体験されて、初めての海外でいろいろな経験をされたと思いますが、今回の渡航で、冒頭にも言葉が通じなくて困っ
たとおっしゃってましたが、言葉が通じない以外のことで困ったな、ということは何かありましたか?
池田様:私が行ったとき、ドイツはとても暑かったんですけど、ホステルにも学校にもクーラーがなくて。それで、窓を開けるんですけど、と
網戸がないので虫が入ってきちゃったんです。それが結構困りました。
-ここ最近、ヨーロッパも暑くなるっていうふうに聞いてます。夜とか朝もちょっと暑いな、という感じですか?
池田様:日にもよりましたが、暑い日が多かったです。
-逆に、ヨーロッパで、今回バレエをして、いろんな国の方とお話して、やっぱり来てよかったな、と思うポイントとかあったら教えてもらって
もいいですか?
池田様:向こうの国の子たちがどんなふうにレッスンを受けているのかや、今まで知らなかったような面白い振り付けを知ることができたので
楽しかったです。
-ドレスデンの講習会に参加された方は、コンテンポラリーとか、池田さんがおっしゃったように、振り付けが面白い、ということを皆さんおっ
しゃるんですが、例えばバレエをやりたいなと思っている方が参加されて、もうちょっとバレエやりたいな、なんて思うことはあったりします
か?
池田様:クラシックバレエも毎日レッスンはあったし、バリエーションも踊れたので、たくさん踊ったなと思っています。
-日曜日のお休みはどのように過ごされていましたか?
池田様:ホステルから時計台が見えていて、そこにルームメイトの子たちと行ってみようということになり、時計台の、教会や、雑貨屋にお土
産を買いに行きました。
-いいですね。観光で皆さんとショッピングして、充実されてましたね。歩いて行かれたんですか?
池田様:はい、そのときも歩いていきました。
-今後、このドレスデンのコースに参加されたいと思う方に、何かアドバイスがありましたら教えていただけますか?
池田様:いい経験がたくさんできると思うので、おすすめです。あとは、行ってみたら、意外となんでもできちゃいます。行ってみたらなんで
もなんとかなると思うので。飛行機の乗り継ぎもいっぱいあったのですが、大丈夫でした。
-よかったです。今後の明莉さんの目標とかあったら教えていただけますか?
池田様:今回の経験が、バレエでもそうなんですけど、何かほかのことに生かしていろいろチャレンジしていこうと思います。
-それは例えば、言葉とか、海外との文化交流ということも含めてですかね?
池田様:はい、そうです。
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常夏のリゾート、ハワイ。海辺でマリンスポーツや泳ぎに興じたり、山でトレッキングをして過ごしたり、街でショッピングに精を出したりと、ハワイでの楽し
みは尽きない。西欧的なものと、東洋的なものが混ざるこのリゾートアイランドで過ごす日々は、きっと満足いくものとなるだろう。
基本情報 |
正式国名&英語表記 |
ハワイ州 State of Hawaii |
面積 |
1万6634平方キロメ−トル |
人口 |
1,244,898人(US Census 2002) |
言語 |
主として英語、ハワイ語(法律上の定めはない) |
宗教 |
信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教 |
通貨 |
アメリカ・ドル |
為替レート |
1ドル=107.75円(2005年6月3日) |
紙幣 |
1、2、5、10、20、50、100、500、1000、5000、10000の十一種類。実際は500ドル以上は流通していない。 |
硬貨 |
1セント、5セント、10セント、 25セント、50セント、1ドル。50セントはあまり流通していない。 |
電圧 |
110/120V、60HZ |
時差 |
マイナス19時間。 |
祝日 |
1/1 元日 New Year's Day、1/17 マーチン・ルーサー・キング牧師誕生日 Martin Luther King.Jr. Birthday、2/21 大統領の日 Presidents Day、2/26クヒオ王子の日、●3/17 セント・パトリック・デー St.Patrick Day、●4/18 愛国者の日 Patriot's Day、5/11カメハメハ大王の日、5/30 メモリアル・デイ(戦没者追悼の日) Memorial Day、7/4 独立記念日 Independence Day、9/5 レイバー・デイ(労働者の日) Labor Day、10/10 コロンブス記念日 Columbus Day、11/11 ベテランズ・デイ(退役軍人の日) Veterans Day、11/24 感謝祭 Thanksgiving Day、12/25 クリスマス Christmas Day(振替休日12/24)
●=移動祝祭日 |
電話国番号 |
1 |
緊急電話番号 |
警察・消防車・救急車:911 |
物価
ハワイの物価は、日本と同程度か、高いものもあるという漢字だろう。一般的にアメリカの本土よりも高いが、これは州税がかかり、生活上でチップなども必要となっているからだといえる。1食あたり安くて5ドルから田悪テ20ドル以上、宿泊は25ドルから120ドル以上が相場だろう。 |
気候
ハワイの天候は雨季と乾季に分けられるが、年間を通して快適だといえるだろう。寒い時期には気温もあまりあがらないが、それでも平均気温は22.2度程度。暑い時期でも23.8度程度。ただ、地域によっても気温は変わってくるので、山間部に行く予定があるなら、防寒用の服装も持っていくのがいいだろう。 |
現在の天気 |
|
ビザ |
渡航目的によって異なるが原則90日以内の観光、商用を目的とした渡航であれば、ほとんどの場合取得する不要。ビザについてはこちら。 |
パスポート |
帰国日まで有効なものを持っていることが条件 |
大使館などの在日政府機関 |
アメリカ合衆国大使館 |
Embassy of the United States of America in Japan
〒107‐8420 港区赤坂1丁目10‐5
Tel:03-3224‐5000 |
在大阪・神戸アメリカ合衆国総領事館 |
American Consulate‐General in Osaka‐Kobe
〒530-8543 大阪市北区西天満2丁目11‐5
Tel:06‐6315‐5900 |
在那覇アメリカ合衆国総領事館 |
American Consulate‐General in Naha
〒901‐2101 浦添市西原2564
Tel:098‐876‐4211 |
在福岡アメリカ合衆国領事館 |
American Consulate in Fukuoka
〒810‐0052 福岡市中央区大濠2丁目5番26
Tel: 092‐751‐9331/4 |
在札幌アメリカ合衆国総領事館 |
American Consulate‐General in Sapporo
〒064‐0821 札幌市中央区北一条西28丁目
Tel: 011‐641‐1115〜7 |
在名古屋アメリカ合衆国領事館 |
American Consulate in Nagoya
〒460‐0003 名古屋市中区錦3丁目10‐33 錦SISビル6階
Tel: 052‐203‐4011 |
ハワイ州観光局 |
〒105-0021 東京都港区東新橋1-8-3 汐留アネックスビル7F
TEL 03-3573-2511 FAX 03-3573-2512
営業時間 9:30〜12:00、13:00〜17:30
電話受付け 10:00〜12:00、13:00〜17:00
休業日:土日祝祭日 |
現地日本大使館 |
在ホノルル総領事館 |
Honolulu
Consulate-General of Japan
1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, Hawaii 96817-3201, U.S.A.
Tel: (1-808) 543-3111 Fax: (1-808) 543-3170 |
正田彩音さんプロフィール
2002年より国内のコンクールを受け始める。
ピティナピアノコンペティション、ショパン国際ピアノコンクール in Asia...