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高木 忍さん/ニューヨーク州立大学フレドニア校教授/アメリカ・ニューヨーク

神戸女学院 音楽部声楽科卒業後 同大学研究生修了。ニューイングランド音楽院で大学院に留学、卒業後ボストン大学でアーティストディプロマを修了。アメリカ・マサチューセッツ州のフィリップスアカデミーとウォールナットヒルスクールオブジアーツで声楽の教鞭をとる。その後ニューヨーク州立大学フレドニア校で教鞭をとる。オペラ、ミュージカル、リサイタルの 伴奏などもする。 -それでは略歴をお教えて頂いても宜しいでしょうか? 高木 忍先生:神戸女学院声楽科卒業後 アメリカ、マサチューセッツ州、ボストンのニューイングランド音楽院に留学しました。大学院 卒業。夏休みを使って、色々なオペラプログラムを受講させていただきました。その後、ボストン大学のアーティストディプロマに 受かり、そこのオペラ科でも色々と歌わせていただきました。Metropolitan Operaが毎年色々な地域でオーディションするのですが、ボストン大学にまだいた時に、ニューイングランド地域の2番に選ばれたりしました。その後、ピアノを教えながら、ボストン大学大学院の伴奏科で勉強していたんですが、たまたま 私立高校で声楽を教える仕事が見つかり、学校をやめて2つの高校で楽しく教えさせていただきました。 -それが初めてのお仕事というような形ですか? 高木 忍先生: そうです。それが初めてですね。日本では大学生だったので ピアノを少し教えたぐらいですね。アメリカでプロフェッショナルとして教えたのは、その2つの高校が初めてですね。同時に、ボストン大学のコンテンポラリーミュージックグループ・ALEA IIIで沢山現代曲を歌わせていただいたり、Prism Operaという小さなボストン地域のオペラグループでも歌わせていただきました。その他にも、バレエの伴奏をしたり、教会で毎週歌ったり、アマチュアの合唱団の方々とレッスンしたり 他にも色々な経験をさせて頂きました。 その後ニューヨーク州立大学フレドニア校に移りまして、声楽を教えています。 伴奏も好きなので、オペラのリハーサルとか、Musical Theatre Stylesのクラスの伴奏も長いことさせていただいています。 -伴奏というのは、ピアノで伴奏される感じですね? 高木 忍先生:そうです。フレドニアに最初に来た時は声楽科でなく、ピアノクラスと伴奏で雇われたので忙しかったですね。オーケストラの一員としてピアノを演奏したり、オペラやミュージカルの伴奏もよくさせていただきました。 -楽しそうですね。なんか凄く、お話をお伺いしていますと。 高木 忍先生:ラッキーだなって思っています。声楽曲だけじゃなく弦楽器、金管楽器、打楽器 の色んな曲を伴奏しましたので毎日楽譜の勉強とリハーサルがビッシリ!という感じでした。 -素晴らしいですね。凄い余談なんですけど、実は僕も大阪出身なんですよ。もともと神戸のご出身なんですよね?高木先生。 高木 忍先生: 神戸生まれ、大阪育ちです。大学が西宮だったのもありますが、神戸大好きですね。想うのは神戸、でも心はいつも「大阪」してます。 -そうですね。僕も神戸と京都が大好きですね。 高木 忍先生:ですよね!でも 大阪文化はやっぱりすごいですね。活気に満ち満ちていますよね。あ、横にそれてしまいました。 -すいません。余談でした。(笑) 高木 忍先生:すいません。(笑) -音楽に興味を持ったキッカケをお教え頂けますでしょうか。 高木 忍先生:私の母が音楽好きで、幼稚園に入ったらすぐにピアノのレッスンが始まりました。大学受験目指して ピアノ、ソルフェージュ、楽典のお稽古と毎週忙しくしていたわけですが、BrahmsのIntermezzoを習っていた時に、神戸女学院でピアノの教授をなさっていた井沢先生に 「ちょっとその旋律歌って見なさい。ピアノであなた歌えないと困る。」と指示され、ピアノを弾きながら歌ったわけです。LEGATOに弾けてなかったんでしょうね。今思うと、申し訳ないですね。その後、「声楽科の先生にソルフェージュを見てもらいなさい」と言われて、同大学で声楽を教えてらした広沢節子先生をご紹介していただき生まれて初めての声楽のレッスンに行ったわけです。広沢先生は私の声をウォームアップしたら すぐに井沢先生にお電話で「声楽科にどうでしょうね」とかお話なさって、井沢先生のOKが出た訳です。これが 高校二年生から三年生になる時ですからチョット狐につままれたかんじですね。 -先生のお勧めでっていう所ですね。 高木 忍先生:そうですね。ドラフトされたって言うか。 -なぜ、このクラッシックにご興味を持たれたという所のキッカケもお聞かせ頂けますでしょうか? 高木 忍先生:クラッシック音楽は、幼少期からピアノのお稽古で色んな作曲家に紹介されたので、自然に耳慣れしていた感じですね。 -そうですね。 高木 忍先生:自分の性格と合ってたんでしょうね。それでもラジオとかレコードとかでは、ポピュラー音楽が好きだったので聞いていましたね。テレビの番組でも母が好きだったので、歌謡曲からクラッシックまで幅広く聞いていましたね。 -クラシック音楽を勉強するにあたって、アメリカの良い点、悪い点等があったら教えて下さい。 高木 忍先生:大学がとっても沢山ありますでしょ、アメリカって。だから、競争率が高すぎて音楽性のある生徒が 取り残されるってこともありますね。カリキュラムも バラエティに富んでいますので、努力すれば 自分なりの結果がでます。選択の自由が多いですよね。その分 演奏がメインのプログラム以外は、実技だけができたら卒業させてくれるってことが無いので要注意ですね。ジュリアード音楽院など目指す方は、競争率はとっても高いですよ。ヨーロッパに行かれた方のお話などお伺いすると、やはり日本やアメリカで大学を終えてから実技の方をもっとお勉強したいので 行かれる方が多いみたいですよね。 -逆に、あまり良くないなあと思うような点とかあったりします? 高木 忍先生: 向き不向きは生徒の性格と目的が明らかであるか ないかによると思います。 -非常に参考になります。ありがとうございます。アメリカに留学する上で最も重要なことって、何だと考えられていますか? 高木 忍先生:言葉ですね。英語。それと独立性ですね。余談になりますが、ボストンに住んでいた時、大阪からMITに留学していた方が、しっかり「Japanglish」で毎日楽しくコミュニケーションされていました。阪神タイガースの売り込みも英語でやっちゃうという方でして、どんどんお友達ができていました。大阪にいてもボストンにいても自分自身変えないんですね。とっても 清々しかったですね。 -凄く興味深い話ばかりなので嬉しいです。海外で仕事をするにあたって、特にアメリカで日本人であることが有利な点、または不利な点というのはありますでしょうか? 高木 忍先生:どちらもないと思います。実力次第なので。ただ 政治的な意味で、日本があまり好きでない方もいますので、世界情勢を知ってた方がいいですね。常識も目一杯あった方がいいですよ。そうでないとコミュニケーションをとる上で困ると思いますので。やはり視野が広いのに越した事ないですね。 -こういう音楽というフィールドでお仕事する際に、日本人で良かったなあとか、有利だったなあって感じるような点はあったりしますか? 高木 忍先生:日本人で良かったなっていうのは感じますね。日本の教育とか、日本の価値観とか、とても役にたちましたね。あとはギブアップしないことですね。それとやっぱり人と人の対応の仕方って大切ですね。その点では アメリカ人だからとかって、日本人だからってことはないんですよ。日本の価値観だけでアメリカを批判する方などいらっしゃいましたが、そんなに シンプルじゃないですよね。日本人同士でも 理解すること大変でしょ。何処に出ても人間関係って 一筋縄では行かないものですので。アメリカのカルチャーとか歴史をよく知ってると、やっぱり人間関係は上手いこといきますので、人とコミュニケーションをとる上ではそれは絶対にプラスですね。 -いろんな人と関わり合い時間がたくさんおありになったと。 高木 忍先生:そうですね。音楽だけじゃなくて、音楽っていうのは、やっぱりコミュニケーションだと思いますので。私達今にここに存在するってことは多くの方にお世話になったからなんですよね。人間って一人では生きられませんから。だから心を何時も開いておいて、色んな方とお話などできる方がいいですね。 -おっしゃる通りですね。 高木 忍先生:あと芸術に国籍は関係ないと思いますね。 -そこはもう自分が持ってるマインドですね。 高木 忍先生:そうですね。マインドを訓練しないとだめですね。心ってとてもPowerfulですよ。 -クラッシック音楽とは、一体何だと思われますか? 高木 忍先生:難しいですね。色んな意味がありますので。音学をDefineするんじゃなくて、形式をDefineするものですね。ベートーベンが生きていた頃は、彼の音楽は 現代曲だったんですよね。彼も私達も歴史から学んで 自己の表現に到ったんですよね。そのように考えるともっと 楽しくなりますよ。 -はい、ありがとうございます。 -今後の音楽的な夢をお聞かせ頂けますか? 高木 忍先生:音楽を通して少しでも多くの方に心の癒しと喜びを感じていただけたら嬉しいですね。また生徒達がそのような気持ちを持って世界に出て行ってくれたら、と毎日願っています。 -ありがとうございます。アメリカでプロの音楽家として活躍する秘訣、もしくは条件あったりしますか? 高木 忍先生:一生、ずーっと勉強することですね。それと、お友達を大切にすることですね。他の方を立てる事も大切ですね。 -やっぱり、繋がりがないと難しいんですね。 高木 忍先生:そうですね。 -プロのミュージシャンとして成功する為の秘訣、条件というようなテーマではありました。 高木 忍先生:一人だけではパフォーマンスできませんから。それとプロの世界はどこの国でも、どんな職業でもスタンダードが高いとおもいます。だから音楽の世界だけからじゃなく 多種多様のアートフォームもしくは文化、歴史からも習っていただきたいと思いますね。 -今、留学を考えている皆様にアドバイスをするとしましたら、高木先生だとどのようなお言葉をかけられますか? 高木 忍先生: 「練習」-錬らないと習えませんから、何回でもお稽古すること。 「無我」-「我」をはらないこと、そして己を知る事も大切だと思います。 「初心」-初心忘れるべからず。 「忍耐」-でも柔軟な心を持つこと。 「一期一会」-人とのつながりを大切に。 「Carpe Diem」-初心を忘れずに、毎日感謝をしておもいっきり楽しんでください。 「七転び八起き」-失敗は成功のもとです。 「感謝」-人生一回きりなのでまだ生かせてもらっていることに感謝して 毎日健やかに生きるようにしてください。 皆様 頑張ってくださいね。 -本日は貴重なお時間ありがとうございました。

秋山 夏紀さん/バレエ教師

・沼津東高校卒業 ・英国ロイヤルバレエスクール留学 ・フェリス女子学院大学中退 ・身体均整師(ボディデザイナー)資格取得 ・バレエダンサー専用の整体師・トレーナーとして活動 ・平成26年 K-BALLET SCHOOL Teachers Training Couse合格 -まず初めに先生の簡単なプロフィールとどういうご経緯でバレエを始められたのかをお話いただけますでしょうか。 秋山先生:始めたのは4歳のときです。静岡県のバレエ教室で始めまして、始めた頃からバレリーナになりたいと思っていたんですが、プロを意識しだしたのは中学ぐらいで、外部の講習会に参加し始めたりしました。そのときの先生の勧めで、中学校の終わりにロイヤルバレエスクールのサマースクールのオーディションが、もう提出期限は切れているけどダメ元で出してみる?と言われて、写真オーディションだったんですど、提出しましたら合格通知が来ました。それが1999年だったと思うんですけど、それでサマースクールに高校1年の夏に行くことが決まりまして、サマースクールだけ行って2週間で終わりと思っていたんですけど、1週間目のときに当時ディレクターのゲイリーン・ストック氏の部屋に呼んでいただきまして、あなたがもし本気でダンサーを目指すなら入学を許可するけれど、どう?っていうお話をいただいて、スカラーは出なかったんですけど、その年の9月から、来月から来ていいけどどう?というお話をいただき、それで9月から入学となりました。 -芸術監督直々に呼ばれるというのは素晴らしいですよね。 秋山先生:いろんなパターンがあるんですよね。 -締め切りに間に合ってないけど、送って、それで実際に行かれたという。何か導かれていたと感じますね。 秋山先生:今こうやって教師になってみるといろんなところを、それこそ生徒に心配だから受けさせたり、ほかにも考えなさいよ、と言っている自分がいるんですけど、その当時、私が子どもの頃って全然情報がなくて。しかも静岡県っていう地方で親も詳しくなかったので。ロイヤルバレエスクールとオペラ座ぐらいしかバレエ学校を知らないんですよね。あとロシアぐらいしか知らなくて。これがサマーのオーディションで、これが通年のオーディションで、という感覚も知らずにそのときは決まりましたね。で、一応3年間行くつもりで行ったんですけど、パドドゥクラスの中で、あまりないことと今は言われるんですけど、男の方に乗っけてもらうショルダーリフトという練習中に私が後ろに落下してしまいまして、お尻から落ちた状態で、それから診断が実際に出たのが10年後ぐらいになるんですけど、骨の周りの硬膜、脊髄の膜が傷ついていまして、脳脊髄液が漏れる脳脊髄液減少症っていう病気がそこから発症してしまっていたんです。その患部、お尻の痛みはヒビが入った程度の痛みだったんですけど、頭痛と船酔い状態の吐き気とだるさというのがずっととれなくて、まともにレッスンがそこから受けられなくなってしまったんです。それが留学してから10カ月後ぐらいです。留学で来て精神的に病んでしまう子って珍しくないんですね。それと勘違いされてしまって、鬱病だということで、すごくケアしてくれるロイヤルは整ったちゃんとした学校だったんですが、、的を得た診断が下りず、結果的にダンサー自体を諦めて留学から1年半後ぐらいに帰国してしまうんです。戻って、日本の先生は、まだ17歳なんだからダンサー目指せば?と言ってくれたんですけど、なんせ体調が悪くて、自分でも、鬱病と言われたので鬱病なのかな?っていうことで、もういいです、やめます、でもバレエの先生にはなりたいかもしれない、みたいな感じだったんですけど、そこからいろんなことがスイッチオフになった状態で、高校もとりあえず卒業したんですけど、卒業したときに、バレエの先生はおこがましいからサポートする人になりたいと思いました。大学は英文科に進んだんですけど、それより自分が重視したのは、国家資格ではないんですけど、民間の整体の専門学校に入りまして、ケガした子とかのトレーナーというか治療家を目指し始めました。2年の整体の専門学校に行きまして、その頃、やっとその病気の診断が日本で下りたんです。それで手術をしたら体が元気になりまして、それでもう一度、バレエの道に返り咲きたいというよりは、整体ということで、バレエの先生に頼んでアシスタント、本当にバレエ教室のアシスタントと、取った整体の資格をどう生かせるだろうかというのを考え始めたのが二十歳すぎぐらいでした。そのとき静岡県にいたんですけど、そのあと、自分の能力がどんなものか、あと何を勉強したいのか探りたくて、首都圏で2、3年ほどバレエのフリーランスの教師をしたり、整体というか、マッサージ、コンディショニングをしたり、トレーニングの勉強もしたくて、加圧のパーソナルトレーナーをしたりという生活をしました。そのあと、静岡県に戻って、本当の白衣を着た整体師を、5000人ぐらい治療したらいいかなと自分で決めて、整体院に就職しました。整体師を2年半ぐらいして、そこの整体院に勤めている間に縁あってバレエ教えてほしいんですけど、と言われたことがきっかけで今に至ります。今はバレエ教室を開設してから5年目になります。 -本当すごくいろいろご経験されて今に至るんだなというのが今のちょっとしたお話ですごくわかりました。その後、後遺症は大丈夫なんですか。 秋山先生:今という意味では大丈夫ですね。治療中というふうに病院では言われているんですけど、特に大丈夫です。 -本当に治ってよかったですよね。 秋山先生:そうですね。ダンサーに戻るほどは治せなかったので。でも、日本人の男性ってパドドゥ組むときにすごく丁寧だしうまいですよね。それ自体も知らなくて、事故があるなんてこともあまり感覚的に、日本人の先生方としか組んだことはなかったので、こういうことあるんだ、っていう。私のときも日本人の男の子が近くにいてくれて、僕なら絶対こんなことしないよって言っていたんですけど。でも、お互い生徒なんだよな、そのときはそういうふうに思いました。責めるとか、恨んでないんですか?と言われるんですけど、というよりは、お互い未完成なんだな、男性もこういう時期あるんだな、って感じで。お互いにいろんなことがありますよね。 -そのケガを経て、整体という体と向き合う方向に行こうと思ったのも、そういうご経験を何か生かしたいという思いからなんですか。 秋山先生:そうですね。苦しい気持ちがわかるから支えたいというのと、もう一つ衝撃だったのがロイヤルの整ったサポートシステムというんですかね。フィジオセラピストも常駐して、その方たちに経歴を聞くとみんなダンサーをちゃんとして、ダンサー生活を終えたあと、クラシックバレエの専門の、日本で言うと理学療法士みたいな感じですよね、大学に行って、大学で資格がとれて、国家資格をとって、バレエのフィジオセラピストとして活躍している。それをロイヤルバレエスクールが雇えている。その人が、いわゆるバレエの先生と連携をとって子どもたちを支えているという教育システム自体にすごく衝撃を受けたんです。自分が経営的にそこまで作れるとは思わなかったので、自分一人で何役できるのかなと。結局、そこを真似したくなったというか、それが大きかったですね。 -日本でもそういうことを採り入れようという動きがあるのは本当最近ですよね。 秋山先生:そうですよね。最近すごく盛んですよね。 -先生が当時いらっしゃったときはまだ日本ではそういうのは浸透していなかったですしね。 秋山先生:全く浸透していなくて、誰に聞いてもわからなくて。インターネットで調べてみてもわからなくて、バレエ解剖学とかバレエ医学とか、今それで検索したら何件も引っかかるんですけどそのときは全くなかったんです。 -サマースクールに行かれたときのお話をお伺いしたいんですが、日本人の生徒さんはどれぐらいいましたか。 秋山先生:日本人は私を入れて3人でした。男の子1人で、女の子1人と私で、男の子はその年の9月からロイヤルの入学が決まっていた子でした。 -2週間のレッスンではあったんですが、日本でやられていたレッスンと、なにか違うなと感じられた部分はありましたか。 秋山先生:その当時は日本と違うという意味では、ポジションにすごく厳しいなという感じはしました。今はその意味がわかるんですけど、そのときは、クドゥピエはここ、ルティレはここ、ってそんなにそれまで深く考えないでやってきたなとは感じました。 -2週間のサマーで、寮の生活ですよね。お食事や生活の感じはいかがでしたか。 秋山先生:食事は、サマーのときは朝昼晩寮で出してくれたと思うんですね。なので、自分でスーパーに行ったりする必要はなくて、フルーツと野菜とお肉と、という感じで。私は、まあこんなものか、っておいしくは思わなかったです。昼はキャンティーンで自分で選べたのかな、という感じです。 -実際に9月からご入学されて、また寮での生活ではあったと思うんですが、カルチャーショックなど苦労された部分はありましたか。 秋山先生:数えきれないほどあったと思うんですけど、学校に入ると、食事が一切自炊になったんです。サマーのときの感覚で私は行っちゃったんですけど、スーパーに行って買い物をして、全部自炊をしなきゃいけなくて。その辺は、何を冷凍しなきゃいけないのか、何を電子レンジで調理できるのか。日本ではある程度料理の準備はしていったんですけど、食材も違うのでその辺が苦労というか、大変でした。あとは、すぐ決まっちゃったので語学も私は大して準備をしていかなかったので、行ってから1日に起こったことの復習を、毎日英語の勉強をしていたんですけど、1日中、この単語わからない、とか、この言い回し、自分はわからないっていうのを全部メモしておいて、家に帰ってから辞書とか、友達に聞いたりしながら勉強していました。バレエ学校の中で使う英語は2カ月ぐらいで、なんとなくとっさのことも含めてわかるようになったんですけど、それ以外の、例えば銀行口座作るとか、それ系は難しかったですね。というのと、あとは入り組んだ会話、友達の悩んだときの会話とか、泣きながら話している会話を聞き取るのは、やはり半年ぐらいはかかったなかという意味で、人間関係も今思うと、意思の疎通が難しかったなとは思います。語学どれぐらい必要ですか?って私の生徒も世界を目指す子がちょこちょこいると聞かれるんですけど、バレエのレッスンはある程度で受けられるんです。ただ、会話を人として、人間関係を構築していかなきゃいけないバレエレッスン以外での場所で、そっちでもやれないとバレエ学校という場所で楽しく生活ができないので、そっちはもうちょっとシビアに準備をしていくべきだったと感じました。あとは、バレエの話なんですけど、先ほども言ったように、サマーはそれでもまだ通年の、本チャンの入学から比べたらフリークラスだったなと感じたんです。もっとポジションに対してうるさかったんです。あとは、アンディオール、私が基礎だと思っていたことって、私の中でそれまで基礎というのは、いわゆるシンプルなことっていうんですかね、簡単なこと、もしくは自分が超えたんじゃないかって勘違いすらしていた気がするんですけど、基礎っていうのはずっと続く、永遠に難しいものなんだっていうのを入ってから改めて感じて。タンジュとかデガジェとかにものすごい時間を使ったんです。プリエとか、内腿の使い方。英語ですごく印象的なのは、タンジュはかかとから先に出してつま先から先に戻る、っていうそれぐらい英語でスラスラと言えるようになっておきなさいよ、とすごく叱られたのがめちゃくちゃ記憶に残っているんですけど、それを日本語でも言ってこなかった私にとっては難しかったんです。でもこういう教育を何年間も、ロワスクールで受けてきた子たちと肩を並べて、ここからスタートしなきゃいけないっていう中で、4回転回る、とかが世界の壁じゃなくて、これが世界の一流のバレエ教育なのか、というのを、雷落ちるぐらい感じて。今まで何をやってきたんだろうという感じで、初めてバレエのポジションとアンディオールの基礎に向き合った気がしました。その辺が、慣れる、慣れないというよりは、身につけてきたものの自分の薄さを痛感せずにはいられなかったという。でもこれ、留学した方に聞くとみんなそう言うんですけど、そうすると日本のバレエ教育自体が、っていう話になるので、それが今の私につながるんですけど、でもそのときは、私だけ遅れている、私だけなんちゃってバレエやってきた、という感じでした。だから日本で言う、留学するとき基礎が大事ですよ、とか、基礎ができてからね、っていうその先生たち、私も含めて使ってらっしゃる基礎という言葉のニュアンス自体がもしかしたら世界とずれがあるのかもしれないですよね。 -学校でのスケジュールは大体平日は月曜日から金曜日の朝から夕方まですか? 秋山先生:そうですね。朝から4時、5時過ぎぐらいまでなんですけど、その当時は週の半分ぐらいは午前中アカデミックで、学校の勉強だったんです。なので例えば8時半とかに行って、留学生と現地の子と分けられて、両方とも普通の座学の、数学とか英語の学校の授業なんですね。留学生のアルゼンチンの子とか、台湾の子とか、私など日本人の子は留学生チームでひたすら英語の授業で、ランチをしてから12時半、1時ぐらいからバレエのクラシックのクラスから、例えば次はコンテンポラリーで、コンディショニングでピラティスをやって、という感じでした。で、朝の9時からバレエレッスンという日もありました。土曜日が半日で日曜日が休みという感じでした。なので学校には朝から夕方まで。 -お休みのときはどのように過ごされていましたか。 秋山先生:お休みは大体友達とゆっくりとスーパーにお茶しがてらに行って、食材買って、帰ってきて、ですかね。それか、お出かけするにしてもロンドンにゆっくり買い物行ったり、あとバレエを見に行ったり。バレエを見に行くときは土曜の夜とかに行ったり、友達と過ごしていました。 -オペラハウスとか見てらっしゃると思うんですが、ご覧になられてどのように感じられましたか? 秋山先生:ロイヤルバレエ団が上演している作品の中で、自分の予想以上に古典じゃない作品、コンテンポラリーまでいかなくても、自分が知っている作品がいかに少なかったかということで、こういう作品を上演しているんだ、っていうのを、すごくレパートリー多くというか、コンテも含めて、そのときは意味わからないのもやっているんだな、なんて思ったんですけど、すごく多彩なバレエ団なんだな、というのを感じました。あとは、ロイヤルバレエスクールの子はバレエのチケットとバレエ用品、フリードのバレエ用品を3割で全部購入できて、特別扱いなんだな、ありがたいなと思ったのがもう一つと、見に行かせてもらうときは、席自体はよくないんですけどすごい安い金額で見れました。足しげく通っている子もいたんですね。私はそんなに熱心に行ってなかったんですけど、本当に熱心に行っている子もいて、ほぼ立ち見だけど行ってくるよ、なんて言って。見るということがすごく勉強になるんですけど、日本ってそんなに勉強になるほど行けないんですけど、ピンキリで、安いチケットで見させてくれるんだなという国の文化の差を感じました。ちょうど私のとき、新しいオペラハウスが完成した年で、こけら落としのパーティでデフィレのような作品で出演もしたんですけど、パーティみたいなのもやった記憶で、そのときはオペラハウスで、始まるまでシャンパン飲んだり、かなり豪華な感じでやっていて、バレエ史ってチラッとしか勉強したことなかったんですけど、ちょっと豊かな人たちのお食事したりしながら、さらにもっと楽しむみたいな、そういう世界観なんだなと。何というか、文化丸ごと衝撃的に受け取ったという感じでした。愛されてる文化なんだな、一般の人に大事にされているんだなと感じました。 -お食事して、観劇して、お酒を飲んで楽しむという、社交界の流れじゃないですけど、そういうのがありますよね。 秋山先生:そうですよね。日本人だと、バレエ見たことある?という感じで、ないと答えるかバレエ関係者があると答えるか、それぐらいなんですけど、そうじゃない、社交界というか、イギリスの人たちの生活の一部にバレエがなっている感じとか、王室とつながっている感じとか、マーガレット王女がみえた公演のときもあったりとか、切り離されてないっていうところにびっくりしました。 -先ほどオペラハウスのほうにご出演されたとおっしゃっていましたが、いかがでしたか。 秋山先生:すごく広くて、舞台袖からの裏側、バックヤードがすごく天井も高くて広くて。そのときは何かの作品はやらなかったので、総勢皆でチュチュ着て出てくる感じだったのですごく広くて。オペラハウスの中のスタジオもものすごいたくさんのスタジオが迷っちゃうぐらいあって、きれいで、スクールも今はそこなんです。私のときはまだ、移行するよというときに私は帰ってきちゃったので、その前のバレエ学校はバロンズコートでロンドンよりちょっと離れていたところだったんですけど、最新の施設という感じでした。クラシックな感じというよりは新しい感じでした。 -その後、先生になられてもう5年ぐらいとおっしゃっていましたけど、留学したいという生徒さんに向けて何かアドバイスはございますか。 秋山先生:いくつかあるんですけど、一番自分の生徒にも言っているのは、もしかしたらみんなが当たり前と思っているアンディオール一つがダンサーの価値を決める、じゃないですけど、そこでダンサーの違いを見られるから、顔の位置から足の使い方から、ものすごく私は細かく指導するから、その指導の細かさが当たり前だっていうその感覚、その指示にスピーディに自分が応えるっていう、そういうレッスンにするように、というのは口酸っぱく言っているんです。というのは、今私はチェケッティを学んでいるんですけど、その前はRADも学んでいたんですが、メソッドが違うとバレエっていろんなが変わっちゃうじゃないですか。でも唯一一つの、これなら世界中通用するというメソッドは私の結論では無いなと思ったんです。ただ、そのメソッドが示しているところぐらいの細かさで、今はチェケッティとかロイヤルメソッドの軸でやっているんですけど、そこまで応えられるダンサーたちを育てていればメソッドが変わっても、今まではこれだ、これを変えるんだ、って変えられると思うんです。ところがそこまでの細かさでの指導も受けたことがないし、そこまで意識したことがないような感覚だと対応できなくなると思うので、ポジションとか体の使い方ということを細かすぎるぐらい、細かく意識を日々するということが一つと、表現というのが突然本番だからできるものではないので、ピルエットならピルエットのワルツの音楽を聴いて、最大限自分が表現をする、毎回毎分するという。いつスカウトマンがあなたの踊りを見ても、自分で今日の踊りは満足できた、自分が今日の踊りは勝負をかけてできた、って思えるレッスンを毎回積みなさい、本番だと思ってやって、っていうのは言っています。日本人の子たちはコンクール上手だけどレッスン下手、って言われちゃうじゃないですか。なので、その辺はすごく力強く鍛えています。もう一つは語学ですね。フランス語もドイツ語も英語もやるのは不可能だと思うけど、一つお金の掛からない方法で、本当に留学を目指すならお金の掛からない勉強の仕方を始めなさい、というのは言っていますね。バレエとお金がセットなんですけど、ある程度やってから英会話の塾に行くとか、ある程度やってその姿を見たお母さんが、出してあげようか、っていう流れが成功につながると個人的に思うんですけど、お金掛けたら掛けた分だけよくなると親子で勘違いしちゃう人もいるので、そういうことでは全くないというのは人間教育でもあるので、言っています。お金の掛からない努力の仕方をまず始めなさい、って。その方法はいくらでも教えるから、というのは言っています。レッスンと語学と、あともう一つは、私が結構無計画な留学だったので、今たくさん情報があるから計画的に行きましょうというのを言っているんです。なぜかというと、一番留学適齢期というか、考えるのが中3ぐらいだと思うんです。中3って日本の子たちが、受験が絡まってきて一番危ない時期なんです。そうすると、中1、中2を、もう中3は受験で使えないから、っていう思いで準備をしてきて休むのと、全然準備をしてこなくて休むのと全然違いますし、そのために勉強しておくのも一つだし、バレエでここまで結果が中2の時点で出せるようになったから、中3は勉強をとらなくていいか、ということもそうだし、私自身が勉強もしてきた人なので、流れで勉強しなくなっちゃった、バレエに邁進しすぎて勉強できなくなっちゃったっていうのは言い訳にしか聞こえないタイプなんですね。言い訳を自分でするって自分が結局悲しい思いをするから、どういう未来を目指すから中1はこう過ごす、中3はこう過ごす、高校はこう過ごす、このぐらいまでには結果を出したい、っていうのを親子で必ず計画を立てましょう、と。その三者面談的なものは、プロを目指す子には私は必ずするんです。その子と一緒に時系列で線を引いて、一緒に計画を立てるということは、今足が痛いときにコンクールで無理する必要ないよね、とか、そういうふうに、かなり若いうちに結果を出さなければいけないバレエの世界なので。お金も、コンクールで全部使っちゃいましたとか、そういうふうにならないように教師としては計画を立てさせますね。それを留学で出す子にはかなり丁寧に指導します。 -先ほど、ケガなどお話出たんですが、ケガと向き合うのはどうしてもつきものだとは思うんです。どういったケアをされてますか? 秋山先生:私はもちろん整体師として治療にもあたりますし、それだと足りないときがあるので静岡県全域の接骨院と提携を結んでいまして、生徒の自宅の近くで治療してもらうのが一番と思うんです。健康保険が適用になるとさらにいいと思うので、健康保険適用の接骨院と提携を結ばせてもらって、連携をとって治療はしています。あと、そもそもケガをしにくい体を作らなければ、というのは教師の役目なので、解剖学に詳しい教師に、うちの生徒たちを世界に出すためにピラティス学んできてくれない?とお願いしましてピラティスの資格を2年、3年がかりでとってきてくれて、今は彼女のおかげで、プロを目指す、目指さないに関わらず、小学校の低学年からピラティスのグループレッスンを導入して、さらにプラスしてパーソナルレッスンも組めるようにしました。一番最初に言ったロイヤルバレエスクールのマネをしたいんです、っていう、そのミニチュア版ができたらいいなということで、トレーニングとしてのピラティスとケアとしての治療というものと、軸になるバレエというものを今スクールに盛り込んでやらせてもらっています。 -今現段階で、ロイヤルバレエのミニチュア版とおっしゃっていましたが、今後先生の目指される日本のバレエ界、もしくは今後日本と海外とのバレエというのはどういった関わりを持っていこうと思われますか。もしくはどうなっていくだろうと思われますか。 秋山先生:大きいですね、急に。私がダンサーを今してたり、プロの方の作り手側に回っていると全く違うこと言うと思うんですけど、今私の中で、アーティストの部分って1割ぐらいしかなくて、9割教育者だと思って指導をしているんです。そうすると、日本のバレエと世界のバレエとなったときに、いいお答えになるかわからないですけど、バレエという踊りのスキルをつけるということをもし今までの日本の先生方がしてきたとしたら、もしくは上流の習い事をさせるという意味合いでしてきたとしたら、その辺は私は原点に戻りたくて、茶道とか花道とか道とつくもののように、一つのバレエ道として人間をちゃんと育てたいという強い思いが今はあります。それはなんでかというと、結局日本のものではない文化である、バレエというものを背負って世界に出るとしたら、あなた何なの?っていうところ、もし英語ペラペラになっても、やっぱり問われちゃうんです。そうすると、日本人として、例えば自分の荷物はきちんと整理するとか、日本人として思いやりを持って、自分が主役をいただいてもコールドの人たちに思いやりを持って接するとか、例えばパドドゥを組んだら、相手ときちんと話をしてパドドゥを作っていくとか、人としてどう在りたいかというのを常に軸に、プラスダンサーとして仕事をするというのはどういうことか、を考えられる人、そういう人間を育てたいなと思っているんです。それが日本人がわざわざバレエをする、バレエで海外に行くときに価値をしっかりと見せてこれるポイントになるんじゃないかな、と思っていて、ただそれを覆されるぐらいのいろんな闇とか誘惑が多いと思うんです。よくご存じだと思うんですけど、お金持っている人のほうがいいんじゃないかとか、見た目がきれいだから得だとか、残念ながらバレエで進めば進むほど知らなくていいようなことを成長期にみんな知っていくと思うんです。そういう小手先の生き方ではなくて、例えばロイヤルバレエに行って、みんな私の周りがたばこ吸っていたりしたんですけど、友達がたばこを吸っていても、ドラッグやる子がいても、すごく冷たいお嬢様タイプの子がいても、自分はどう在りたいのか、って自分に問える人間性を作らなければ、英語しゃべれようと肉体が美しかろうと全く意味がないと私は信じているので、日本のバレエ教育の一端を担わせてもらっているとしたら、そこに力を入れたいなと個人的には思っています。それがもっと世界と対等にやれるようになるポイントなのかなと。以上です。 -大変貴重なお話を伺えまして、ありがとうございます。 ナツキバレエアカデミー http://natsukiballet.com/index.html

神田 紗綾さん/トビタテ留学JAPAN/デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコース

◆プロフィール 2007年より秋田市内でバレエを始める。 2017年〜現在 里美バレエスタジオで齋藤里美、齋藤純可に師事 2017年〜現在 和田亜美ジュニアモダンバレエクラスにて和田亜美に師事 ☆資格取得 Royal Academy of Dance  Advance Foundation→ Distinction(優秀高得点)合格 Royal Academy of Dance  Intermediate→ Distinction(優秀高得点)合格 Royal Academy of Dance  Grade 6→ Distinction(優秀高得点)合格 「2018年 日本バレエ協会東北支部バレエコンクール 入選」 -これまでバレエをされてきた簡単な経緯、経歴をお話いただいてもよろしいでしょうか? 神田様:6歳の頃から姉と一緒に秋田市のカルチャースクールでバレエを週1回習い始めて、そのときに習っていた先生が、カルチャースクールから自分のスタジオを立てるということになって、その先生についていって、8歳のときに、大きな、普通のスタジオに入っ て、そこからは週3回から始めていって、小学校6年生のときには、週6回バレエをしてきました。中学校1年生のときに違うバレエ教室に移って、そこでの先生がイギリスのバレエ学校に入学して卒業した、すごく素敵なバレエダンサーの先生で、そのときから、私 もヨーロッパに行って短期留学を高校生のうちにしてみたいなと思って。中学校3年生までそのバレエ教室で続けていたんですけど、高校1年生になってまた新しいバレエ教室に移ったとき、その先生の娘さんがセルビア国立バレエ団でバレエダンサーをしている先 生で、海外のバレエ学校の情報とかをその先生からいただいて、自分のバレエ留学が実現するかもしれないな、と思っていて。高校3年生になったとき、たまたまアンドビジョンさんのサイトの、バレエ学校の紹介みたいな感じのを見ていたとき、デンマーク・ロイ ヤル・バレエ団のサマーコースというのを見つけて。私、もともとロイヤルバレエ団とか、王立のバレエ団が結構好きだったので、これだ、と思って、デンマーク・ロイヤル・バレエに行きたいなと思いました。 -お若い頃から周りの先生が留学経験があって、先生のお嬢様が海外のバレエ団でご活躍されているとか、以前から海外のバレエ団、バレエスクールを意識されていたということですね。 神田様:はい、そうですね。 -今回デンマークの講習会に参加されてどうでしたか? 神田様:周りのバレエダンサーになりたいという子たちは本当にみんな意識が高くて。身体的な素質もそうですけど、日本人とは比べ物にならないぐらい、甲が出ていたり、足が長かったり、顔がちっちゃかったりっていう、本当日本人とは違うところにかなりショ ックを受けたんですけど、でもそれ以上に、日本人って日本人にしかできない繊細な踊りってあると思うので、それを意識して。体が大きいと大きい踊りにしかならないんですけど、私はあまり大きいほうじゃないので、日本人にしかできない、外国人には届かな いような細かいところまで頑張ろう、というのを意識して講習会を受けました。周りは本当にレベルの高い人たちで、私もすごく刺激を受けました。 -全体では何人ぐらい参加されていましたか? 神田様:今年は200人を超えたらしいですね。 -すごいですね。そのうち日本人はどれぐらいいましたか? 神田様:日本人は私のほかに、一つ下なんですけど、1人だけいました。 -ほかにはどこの国の方が参加されてましたか? 神田様:やっぱりヨーロッパが多かったです。北欧の人がすごく多い気がしました。 -授業の内容、タイムスケジュールはどんな感じでしたか? 神田様:9時半から11時までがクラシカルテクニックという、普通のクラシックの練習で、11時から12時の1時間がポワント、トウューズの練習でした。で、12時から1時までがお昼休みで、1時から2時15分までが、1週目がパドゥドゥで、2時15分から2時45分まではま た昼休憩みたいな感じで休憩して、2時45分から5時までがモダンテクニックとか、あと、2週目だとシアターダンスというダンスの授業がありました。 -バレエは普段日本とされているバレエとあまり変わらない感じでしたか? 神田様:デンマークでのレッスンは、日本でするよりも長かったです。バーレッスンとかでも、ものすごく長くて、覚えるのが大変でした。 -ポワントで何か、日本と現地でのレッスンで何か違いは感じたことはありましたか? 神田様:ポワントは、バーの持ち方が違って、両手バーを持つときに、手をクロスされるんです。手をクロスしてずっと練習して。日本では、手は必ず肩幅でバーを持つんですけど、クロスさせるのが結構新しくて。でもそっちのほうがバランスとりやすかったり、 足のほうに集中できたので、とてもいいなと思いました。 -パドゥドゥを練習されるのは参加されている男の子と組むと思うんですけど、普段同世代の男の子と組む機会がそんなにないかと思うんですが、どうでしたか? 神田様:日本でパドゥドゥを組むと、パドゥドゥの相手ってほぼプロしかいないじゃないですか。なので、すごく上手なんです。私が下手で変化球を投げても受けとめてくださる先生方ばかりなんですけど、デンマークでパドゥドゥの練習をしたときは、相手も学生 でこっちも学生なので、下手くそで、練習は悲惨な感じでした。どったんばったんみたいな感じで。でも失敗しやすくて、逆にそこがよかったです。 -パドゥドゥの場合は1クラス、何人ぐらいいらっしゃいましたか? 神田様:うちのクラスが30人いたので、それに対して男の子が15人ぐらいいました。なので45人ですね。 -参加されてた生徒たちは普段どこでトレーニングされているとかってお話されましたか? 神田様:スウェーデンロイヤルバレエ学校とか。あと、北欧ではないんですけど、ロイヤルバレエスクールとかもいました。 -そうなんですね。モダンダンスはどんなことをされましたか? 神田様:ペアになって、目をつぶって、ペアのもう一人の相手がその子の肩をもって、目をつぶったまま歩かせて、ぶつからせないようにする、人を信頼する練習があったり、あと週の最後の日にパフォーマンスがあるんですけど、そのときに披露するレパートリー の練習とかしました。日本で私もモダンのレッスンを週1回だけ受けていたんですけど、そういうレッスンとはちょっと違って、もっと難しい練習でした。 -それは、動きが新しいという部分で難しく感じたんですか? 神田様:はい。本当に難しいです。 -みんなでお話をする際は英語でお話をされたんですか? 神田様:英語です。 -英語でのコミュニケーションはどうでしたか? 神田様:みんな結構優しくて、私が英語ができないことを多分知っているので、普通の質問を簡単にしてくれて、すごく周りが助けてくれました。私も、1週間目はまだ英語に対して慣れがなくて結構厳しいなと思っていた部分もあるんですけど、2週間目から、もう 自分はネイティブじゃないんだ、という開き直りが出てきて、間違っていても通じればいいと思って、文法とか何も気にせず自分から話せるようにはなりました。 -いいですね、ふっきれたんですね。 神田様:ふっきれました。 -レッスン終わったあとはどのように過ごされましたか? 神田様:そうですね。レッスン終わって、そのレッスン会場のある駅から1駅行くと、デンマークで一番人が賑わう駅になるんですけど、そこで買い物をして、次の日のお昼ご飯とかを買って、そこからまた電車に乗って、家の最寄りに帰るという感じでした。 -どんなものを召し上がってらっしゃいましたか? 神田様:あまりデンマークのご飯が合わなくて。お肉とかご飯とかあまり合わなくて、本当に2週間野菜と果物がメインで。でも果物もすごく日本とは違って、たくさん入っていて安いんです。なので、割とたくさん買いましたね。 -気候はどうですか?暑かったり寒かったりしましたか? 神田様:今年は、みんな言うんですけど、本当にデンマークは暑いらしくて。でも日本みたいに湿気がないので、日本よりは全然すごしやすい感じはしました。 -朝夕はちょっと肌寒いな、という感じはありましたか? 神田様:朝は寒いです。夜はあったかいですね。 -でもクーラーはないですよね。 神田様:クーラーはないです。 -クーラーなくても全然大丈夫だな、というぐらいの感じですかね。 神田様:そうですね。まだクーラーなくても、という感じでした。 -日曜日のお休みのときはどんなふうに過ごされていましたか? 神田様:お休みの日は、とりあえずお土産を買う時間がなかったのと、観光もしたかったので、朝10時ぐらいに家を出て、家から3駅ぐらい行くと人魚姫像があるんです。それをダッシュで見に行って、そのあと、また電車に乗って、コペンハーゲンの郊外にある大き いショッピングモールに行って、お土産を買って、そこから戻って、バレエ学校の最寄りの駅のすぐ近くが観光地なんです。すごいたくさんカラフルなお家が並んでいるところで、そこに行って、ダッシュで見学みたいなのをして、家に帰りました。そうすると、 もう1日終わります。 -移動は基本ダッシュなんですね。 神田様:はい。 -今回、文科省の、トビタテ留学ジャパンというプログラムを利用されて行かれているかと思うんですけど、申請とか、これからも報告書をまとめなくてはいけないかと思うんですけど、実際にそのプログラムを利用してみての感想をお願いします。 神田様:トビタテというのはとても手厚いサポートが受けられて、お金だけじゃなくて、海外留学に行く際のアドバイスだったり、いろんなサポートが文部科学省から受けることができて。事前研修というものに行ってきたんですけど、事前研修で同じバレエで留学 するという子とほとんど全員とお話することができて、トビタテの良さの一つで、いろんな人たちとつながれる、というのがあって。あと、私が周りの大人から聞くことができない、海外に持っていったらいいものとか、あと海外の治安とか、注意したらいいこと を、いろんな話を聞くことができて、それもすごくよかったです。あと私、デンマークで最初の二日間すごくホームシックにかかって、もう帰りたい、となったんですけど、そのときツイッターとかインスタグラムで、同じようにトビタテ生が、同じ時期に留学し ていた子たちがみんなそれぞれ頑張っていて、一人一人悩みがあって、みんな一人一人頑張っているんだな、っていうのをデンマークで目にしてて、だから私も一人じゃないな、という気持ちがすごくあって。みんな頑張っているだから私も頑張らなきゃ、という 励みになりました。なので、そういう精神的な面でもトビタテというのはコミュニティ力がすごく強くて、自分の一つの心の安定になりました。お金だけでなく、そういう面でもかなり助けられました。トビタテは、学校の先生方の協力が不可欠でした。特に2年 生時の担任の先生、そして学年主任の先生には本当に感謝しかありません。 -素晴らしいですね!いろんなことを一人になって考えるとき、そこで同じように頑張っている仲間がいるとなると、すごく心強いですよね。 神田様:そうですね、本当に心強かったです。 -現地で一緒にレッスンを受けられた方とSNSでつながっていたりはしますか? 神田様:つながってます。バレエ学校で一緒に仲良くなった同じクラスの子とか、あとルームメイトの子とは、結構多い人数と、インスタグラムとフェイスブックでつながっていて、みんなで近況とか、今何しているんだろうというのを見てたりします。 -お部屋は何人部屋でしたか? 神田様:私含めて二人部屋で、結構楽しかったです。 -ルームメイトの方はどこの国の方でしたか? 神田様:アメリカから来た、ワシントンバレエ団で今バレエダンサーをしている方で、きれいな方でした。 -プロの方も参加されるんですね。 神田様:はい。バレエ団のサマーコースなので、バケーションで来ていて、そのままバレエ団のサマーに来ている、というバレエダンサーがすごく多かったです。 -プロのバレリーナと一緒にレッスンできると、いい刺激になりますよね。 神田様:そうですね。バレエ団のサマーのクラスにも、デンマーク・ロイヤル・バレエ団で活躍しているバレエダンサーがよくレッスンに来ていて、勉強になりました。 -デンマーク自体の治安はいかがでしたか? 神田様:全然安全でした。バレエ学校終わるの遅かったりすると、9時ぐらいになっちゃったんですけど、白夜で、夜になってもまだ明るいので危ない感じは全然しなくて。 -お泊りされていたところはどういったところでしたか? 神田様:バレエ学校から本当に離れているところで。電車を二つ乗り継がなきゃ帰ってこれないところで、そこが難点でした。デンマークの住宅事情が悪いらしくて、かなり離れたところじゃないと家が建てられないみたいで、大変だったんですけど、でも地下鉄も 電車も乗り方を学べたのでよかったもしれないです。 -アパートですか? 神田様:一軒家でした。 -みんな宿泊するところはバラバラという感じなんですかね? 神田様:そうですね。 -今後このワークショップに参加される方へのアドバイスがありましたら教えてください。 神田様:デンマーク・ロイヤル・バレエ学校は日本人がとても少ないところで、外国人の中に一人だけ、という状況は日本人はあるので、それに耐えれる基本的な語学力は本当に必要だと思いました。あと先生は、日本人を相手にするワークショップだったら、結構 優しい英語で言うんです。ですけど、ああいうネイティブしかいないところに行くと、先生もパーッと英語でしゃべったりするので、それを全部聞き取れるような聞く力も必要でした。あと、とりあえず体のケア、体のメンテナンスは日本でしていったほうがいい と思います。学校はかなりきついので、毎日8時間から10時間のレッスンをするので、私も腰と右足のアキレス腱が痛くなっちゃって、これから病院行くんですけど、やっぱりガタがくるので、日本から湿布とかケアするものは多めに持っていったほうがいいなとは 思いました。 -最終日のパフォーマンスはいかがでしたか? 神田様:すごく楽しかったです。オペラハウスのドラマシアターというところでやるんですけど、会場が本当にプロの舞台で、奥行きもあって。2階席、3階席まであるんですけど、本当にいいところで踊らせてもらったなと思います。パフォーマンスの内容は、ブル ノンビルの内容と、あとクラスで一つ作品と、パドゥドゥと、シアターダンスと、モダン、クラスでやったものという感じで、リハーサルも学校の休み時間とかでやるので、お昼ご飯を食べる時間がない子が多くて、私は2週間目からだったのでまだそんなに忙しく はなかったんですけど、1週目から来ている人はかなり忙しそうでした。 -やる内容が盛りだくさんだったということですね。 神田様:はい。本当に時間がない感じでした。 -今後、紗綾さんが目標とするものはなんですか?今回参加されて、海外で活動したいな、と思いましたか? 神田様:そうですね。日本だとあっちみたいに1日バレエができる環境がなくて、私も高校に行きながら、高校が終わったあとの3時間、4時間とかしか練習ができなかったんですけど、あっちは1日中ずっとバレエができて、本当にいい環境だなと思って。周りの子も 優しいですし、私も高校卒業したら海外のバレエ学校に留学したいと思っているので、本当に今回はいい経験だったなと思います。 -今回の短期留学で一番印象に残っていることを教えていただけますか? 神田様:パドゥドゥのときに、私はパドゥドゥのパフォーマンスですごくいい役をいただいたんです。一番最初に出てきて、最後まで舞台で踊れる役をいただいて。パドゥドゥの時間にキャスト発表があって、そのときに私、まだまだ英語わからなくて、先生が、リ ラックスして聞いててね、みたいな話をしていて、何を発表されるんだろう?と思ったら、パフォーマンスの役の発表することになっていたらしくて、いつも一緒に踊っているパートナーと名前呼ばれたんですけど、そのときに、決まったあとでも、踊り覚えない とか、この子は無理だな、ってなるとすぐキャストを変更したり、あなたは要らない、と言われてる子がいて、キャストチェンジがすごくあって、バレエ学校というよりは、本当にプロの世界に足を踏み入れたような感じがしました。失敗はできないですし、プロ の世界だなと思いました。なので、死ぬ気で踊り覚えて、本番もすごく緊張して。私だけの踊りだったら、自分が失敗しようが周りには迷惑かけないですし、自分が恥かくだけなんですけど、相手がいると相手にも恥ずかしい思いさせちゃうなと思ってすごく緊張 していたら、最初に舞台出ていって、相手にお辞儀をするんですけど、そのときに、大丈夫だから、って彼が言ってくれて、すごくそれに助けられました。多分緊張してたのが伝わったのかな?バレエダンサーの厳しい世界を目の当たりにして、こういう世界なん だな、というのがすごく印象に残りました。 -短い期間ではあったと思うんですけど、すごくいろんなものが凝縮されていたような感じをお話を聞いてて思いまして、よかったです。とても貴重なお話しありがとうございました。

来週の説明会はフランス特集!

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*    __c0__様、こんにちは! 8月の特別説明会のご案内です。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* ■――――――――――――――――――――――――――――――――――――■  8月20日~25日はフランス説明会!21日にはスペシャルゲストも! ■――――――――――――――――――――――――――――――――――――■ 夏休み特別企画で、8月20日~25日はフランスウィーク! いろんなタイプのご希望にあわせた説明会です。 さて、あなたはどのタイプ? ♪中学生、高校生のうちからフランスに留学させたい。どんな方法があるの?学生寮があるの?音楽以外のお勉強も必須? いろいろな疑問を解決して、安全な留学を実現させましょう。 →【保護者限定】中学・高校からのフランス音楽留学<8月20日(月)18:30~> ♪アンドビジョンの現地在住スタッフだからこそ知っている、音楽院や先生方の裏事情も! スタッフ自身の子供たちは、パリ国立高等音楽院を経て、それぞれアメリカの名門大学へ進学。 パリでの生活はもちろん、英才教育のノウハウもお話しします。 →【スペシャルトーク】パリサポートスタッフによるトークイベント <8月21日(火)18:30~> ♪フランスの音楽院は年齢制限が厳しくて入学できるところがなくなってしまった・・・。 でも諦めないで!年齢制限がない私立の音楽院もあるんです。 しかも、専攻や学校によっては、年齢制限を少し過ぎてしまっても大丈夫なところもあるんです。 →【25歳以上限定】大人のためのフランス音楽留学<8月22日(水)18:30~> ♪日本で大学を卒業してからじゃフランスに行くのは遅いという噂。本当かしら? 高校卒業後すぐに留学したいんだけど、何を準備したらいいのかもわからない・・・。 今から必ずやっておいたほうがよいことも含め、一番効率的なプランをお話します。 →【中高生限定】高校卒業後のフランス音楽留学<8月23日(木)18:30~> ♪先輩たちもフランスに留学しているんだけど、みんなパリに行っていて、他の場所の情報があまりよくわからない。 フランスにはどのくらいの数の学校があるの? パリの音楽院にはいるための準備で通える学校があるって聞いたんだけど、どこのこと? アンドビジョンだからこそ知っているフランス音楽院事情、すべてお話します。 →【音大生限定】音大卒業後のフランス音楽留学<8月24日(金)18:30~> ♪あまり長く留学はしたくないけど、でもフランスには行ってみたい。音楽院に入りたいんだけど先生探しに困ってる。 そんないろいろな悩みを解決してしまう救世主、短期留学!どんなパターンがあるのかお話します。 →【どんな方でも】短期フランス音楽留学<8月25日(土)11:00~> *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 8月のカレンダーとご予約は こちら https://www.andvision.net/information/2095.html *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP: https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

Y.F.さん/レーティー・バラージュ先生ピアノ特別プライベートレッスン

-自己紹介 愛知教育大学 教職大学院に所属しています。 -専攻 ピアノ -参加コース名 レーティ・バラージュ先生ピアノ特別プライベートレッスン -参加期間 2024年11月10日~2024年11月16日 -今回ご留学なさってみていかがでしたか?全体的なご感想をお願いします。 初ヨーロッパでレッスンを受けることができたり、1週間生活することができて全てがとても楽しかったです。 -特に印象に残ったことは何かありますか?(講習会、生活面などいろいろな点で) 英語が話せなくても、1週間住むと出発日よりも話せるようになっていて驚きました。 -***レッスンについて*** -担当講師名 レーティー・バラージュ先生 -1クラスの参加人数 1人 -レッスン回数 3回 -レッスンの進め方 2曲を半分ずつに分けて全部見てもらいました。 -講師・レッスンの印象(どんなレッスンでしたか?日本との違いなど) 分かりやすかったです。カウントの方法やオーケストラの音でイメージしたり、場面のイメージから音楽を考えることができたこと、先生がピアノを弾いてくださるので、リストもこうやって弾いてたのかな〜と想像することができたのが特に印象的でした。 -通訳について通訳はいてよかったですか?何か問題はありましたか? レッスン中に通訳は無しでしたが、私はない方が勉強になって良かったです。 -***宿泊施設について*** -宿泊形態 フラットシェア -良かった点 自由でした。大きいお家でずっと前から住んでいる気持ちになれて楽しかったです。初一人暮らしだったので、わくわくしました。 -悪かった点 とても大きいお家で、少しだけ寂しかったです。 -***国や都市、滞在した街について*** -実際に行ってみて、この国や都市の印象はいかがでしたか?(治安面、交通面、街の人の印象など) 住みやすいと思いました。少し前の日本みたいな印象でした。 -現地でのお食事はどうでしたか?(自炊、外食など) 美味しかったです。全部パプリカの味がしたので新鮮で面白かったです。自炊はお湯しか沸かしていません。 -留学して、ご自身が成長したと思う点や、変わった点などを教えてください。 英語に対してのハードルが下がりました。何でも挑戦してみたいなと思いました。 -アンドビジョンのサービスは、いかがでしたか? 全て教えていただけるので、とても良かったです。事前にメールでのやり取りや、zoomでの話し合いができるのが良かったです。住む家の大家さん、先生、送迎してくださる方の連絡先も事前に教えていただけたので安心して出発できました。航空会社のおすすめなども教えてくださり、安心できました。ただ、アンドビジョンについてのネットでの口コミが少ないので、安全な会社なのか分からず、友人や家族が心配していました。 -今後留学を考えている方に、アドバイスをお願いします。 とりあえず申し込んでしまうのが良いと思います。

★3/4・(火) 18:30-【☆ ニース夏期国際音楽アカデミー☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

ニース夏期国際音楽アカデミー
Information Session
~ ニース夏期国際音楽アカデミーオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:講習会事務局 Margot CHEVALLIERさん
日時:3月4日(火)18:30-19:00
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“ニース”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

オーストラリア連邦

オーストラリア国旗オーストラリアは建国よりまだわずか220年程度の若い国。オーストラリアの最も大きな魅力はその自然の美しさにあるといえる。日本の約21倍の面積を持 つ広大な国には、グレート・バリア・リーフ、エアーズ・ロックなど世界に類を見ない壮大な自然景観があり、カンガルーやコアラなどのユニークな動物たちも 生息している。 地球のヘソと呼ばれるエアーズロックをはじめ、内陸部は砂漠化が激しく、ほとんどの都市が海岸線沿いに位置する。メルボルンとシドニーの丁度中間にある首 都はキャンベラは首都であるものの、経済の中心ではなく、政治機構のみが存在し、オーストラリア最大の都市はシドニーといえる。シドニーは人口およそ 500万人といわれ、アジア系をはじめ多くの人種が集まる都市。そのほか、ブリスベン、メルボルンと東海岸に大都市が多く、サーフィンスポットとして人気 のある、ゴールドコーストや、グレートバリアリーフで有名なケアンズなどが留学先として人気。西海岸ではパースやワインで有名なアデレードも人気がある。
基本情報
正式国名&英語表記 オーストラリア連邦 Commonwealth of Australia
首都 キャンベラ
面積 769万2,024km2(日本の約20倍、アラスカを除く米とほぼ同じ)
人口 約1,971万人(2002年国勢調査)、キャンベラ(人口約32万人)
人種 アングロサクソン系等欧州系人が中心
言語 英語
宗教 キリスト教(カトリック、英国国教会)67%、無宗教15%(2001年国勢調査)
通貨 オーストラリア・ドル
為替レート A$1=約81.41円(2005年6月2日現在)
紙幣 5、10、20、50、100
硬貨 5A¢、10A¢、20A¢、50A¢、A$1、A$2
電圧 220-240V、50HZ
時差 国内で3つの時間帯(東部、中央部、西部)に分かれていて、州によってサマータイムを実施している。また、州によっても時差がある。オーストラリアと日本の時差は1時間前後。
サマータイムは毎年10月最終日曜日(タスマニア州は第1日曜日)から翌年3月の最終日曜日まで。オーストラリアの夏である10月から3月(1時間進める)。
オーストラリアの現在の時差マップ
祝日 全国共通の祝日と州ごとに決められた祝日がある。全州共通の祝日は以下の通り。
1/1 新年、1/26 オーストラリアデー(建国記念日)、●3/25 グッドフライデー、●3/26 イースターサタデー、●3/28 イースターマンデー、4/25 アンザックデー、●6/13 クイーンズバースデー、12/25 クリスマス、12/26 ボクシングデー
●=移動祝祭日
在留邦人数 45,128名(03年10月1日現在)
電話国番号 61
緊急電話番号 消防・救急車:000、警察:000/11444

物価
日本と比べると家賃や生活費など安いイメージがあるが、オーストラリアの物価は、割と高く日本の物価とそれほど変わらない。ただ、食料品など食に関わるものなどは割安で1食最低5ドル〜最高25ドル程度。物価自体、都市によってかなりの差がある。シドニー、キャンベラ、メルボルンなどの物価は高く、ケアンズ、パース、ゴールドコーストなどはやや安め。宿泊費は、最低10ドル〜最高100ドル程度。
名目GDP 7,886億豪ドル(03年度)
一人当たりGDP
40,626豪ドル(03年度)
実質経済成長率
3.8%(03年度)
物価上昇率 2.3%(03年度)
失業率 5.8%(03年度)
主要貿易品目
(1)輸出:石炭(10.1%)、非貨幣用金(5.4%)、鉄鉱石(4.7%)
(2)輸入:乗用車(8.2%)、原油(5.3%)、コンピューター(3.7%)
主要貿易相手国 (1)輸出 日本(18.3%)、米国(8.7%)、中国(8.4%)
(2)輸入 米国(15.8%)、日本(12.5%)、中国(11.0%)

気候
南半球にあるオーストラリアは、四季が日本とはまったく逆。日本の21倍の国土があるため、地域によって天候も大きく異なる。四季を持つのはシドニーやメルボルンなど大陸南部海岸の都市のみで、 大陸北部海岸沿いは乾季(4月後半〜11月中旬)と、雨季(11月後半〜4月中旬)の二季のみ。ケアンズは熱帯気候、ブリスベンは亜熱帯。ブリスベンやゴールドコーストなどの都市は他の都市に比べると冬でも比較的暖かく、天気のよい日中はTシャツ一枚で出かけることもできるぐらい。また、シドニー、パースも冬は穏やか。夏も日本のように湿気がないため、からりとした快適な気候。メルボルン、アデレード、ホバートは日本とほぼ同じ気候で、冬はそれなりに寒いので、防寒対策をしっかりと。また、年間を通して日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めクリームを忘れずに。 
現在の天気
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ビザ オーストラリアへはビザ(査証)またはETAS(イータス=電子渡航許可)が必要。3ヶ月以内の滞在で渡航する場合には、ETASという簡易ビザで入国できる。ビザについてはこちら
パスポート 入国時に、滞在予定期間有効のものが必要。

大使館などの在日政府機関
オーストラリア大使館 Australian Embassy in Japan
〒108-8361 港区三田2丁目1-14
Tel:03-5232-4111
在大阪オーストラリア総領事館 Australian Consulate-General in Osaka
〒540-6129 大阪市中央区城見2丁目1−61 Twin21 MIDタワー26階
Tel: 06-6941-9271
在福岡オーストラリア総領事館 Australian Consulate-General in Fukuoka
〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目6-8 天神ツインビル7階
Tel: 092-734-5055
在名古屋オーストラリア領事館 Australian Consulate in Nagoya
〒460-0008 名古屋市中区栄1-3-3 AMMNATビル13F
Tel: 052-211-0630
在仙台オーストラリア領事館 Australian Consulate in Sendai
〒980-0014 仙台市青葉区本町1丁目13-22 仙台松村ビル8階
Tel: 022-265-6810
在札幌オーストラリア領事館 Australian Consulate in Sapporo
〒060-0001 札幌市中央区北一条西3-2 大和銀行ビル5階
Tel: 011-242-4381
オーストラリア政府観光局 インフォメーションサービスは、インターネットでのみ。来館型インフォメーションセンター、ならびに電話応答やFAXによる情報提供サービスは、インターネットへの移行にともない廃止。

現地日本大使館
在オーストラリア大使館 Australia
Embassy of Japan
112 Empire Circuit, Yarralumla, Canberra A.C.T. 2600, Australia
Tel: (61-2) 6273-3244 Fax: (61-2) 6273-1848
在シドニー総領事館 Sydney
Consulate-General of Japan
Level 34, Colonial Centre, 52 Martin Place, Sydney, N.S.W. 2000, Australia
(G.P.O. Box No. 4125, Sydney 2001)
Tel: (61-2) 9231-3455 Fax: (61-2) 9221-6157
在パース総領事館 Hamburg
Japanisches Generalkonsulat
Rathausmarkt 5, 20095 Hamburg, Bundesrepublik Deutschland
Tel: (49-40) 3330170 Fax: (49-40) 30399915
在ブリスベン総領事館 Brisbane
Consulate-General of Japan
17th Floor, Comalco Place, 12 Creek Street, Brisbane, Queensland, 4000, Australia
Tel: (61-7) 3221-5188 Fax: (61-7) 3229-0878
在ケアンズ出張駐在官事務所 Cairns
Branch Office in Cairns, Consulate-General of Japan at Brisbane
Level 15, Cairns Corporate Tower, 15 Lake Street, Cairns, QLD 4870, Australia
Tel: (61-7) 40515177 Fax: (61-7) 40515377
在メルボルン総領事館 Melbourne
Consulate-General of Japan
45th Floor, Melbourne Central Tower, 360 Elizabeth Street, Melbourne, Victoria, 3000, Australia
Tel: (61-3) 9639-3244 Fax: (61-3) 9639-3820

城代さや香さん/ヴァイオリン

城代さや香さんプロフィール チラシのダウンロード (http://www.musiccompetition.net/downlord/kinoshiro-CD.pdf)

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