ピルキントン薫子さん/バークリー音楽大学講師/アメリカ・ボストン

ボストン在住のジャズシンガー。バークリー音楽大学ヴォーカル科講師。 日本ではプロの弾き語りだったが、音楽的向上を目的に渡米。バークリー音大でジャズボイス、作曲を学ぶ。卒業後ボストンに留まり、音楽活動を本格的に開始。ジャズシンガー、バンドリーダーとしてボストンとその近郊のジャズクラブ、ライブスポット等で活躍中。ボイストレーナー、ジャズボイスコーチとしても経験豊富で、現在は母校のバークリーで教鞭をとる。 ジャズインプロのグル、Hal Crookに長年師事して会得した彼女のスキャットは地元のプレーヤー、シンガーの中でも高い評判を得ている。又、注目のボイストレーニングメソッドSomatic Voicework™(ロヴィトリメソッド)の認定ボイストレーナーである。 自主制作CD “Joy Spring”(2000), “Bright Side of My Life”(2014) はスタンダード、ブラジリアンそしてコンテンポラリージャズのミックス。地元のトップレベルプレーヤーの演奏と彼女自身,そしてGreg Hopkins, Bob Pilkington, Mark Shilanskyによるオリジナルアレンジメントが楽しめる。両CD共にAmazon.com (USA), iTunes, CDBabyで絶賛販売中。 -まず1つ目の質問ですが、簡単な略歴の方をお教え頂いても宜しいですか? ピルキントン薫子先生 日本ではバンドで歌ったりしながら、仕事は新宿で弾き語りをしていました。でも自分の音楽性を物足りなく思っていました。その頃に、周りの友人がバークリー音楽大学に行っていたので、結局はそこに留学する事にきめました。そして卒業をして、それでこっちで結婚して、そこからもうずっと住んでるっていう感じですね。歌やピアノは日本でもやってはいましたけれど、歌を教えるのは卒業してからやり始めましたね。 -じゃあ来られて、すぐバークリー音楽大学にご入学されて? ピルキントン薫子先生 はい。 -そちらでボーカルを学んでいたという感じですかね? ピルキントン薫子先生 そうですね。勿論、昔から歌は歌ってたんですけれども、所謂、本格的な勉強ということになったら、それが一番はじめですね。子供の時にピアノは習っていましたが。歌もレッスンなど受けましたが、発声となると、当時はクラッシックの先生しかいませんでした。 -なるほど。そうなんですね。声楽と言いますか。 ピルキントン薫子先生 そうですね。一応、歌を教える環境はありましたけど、ちゃんとした環境が(現在の様に)整っていなかったような気はします。こっちに来た時も、バークリーのボイスデパートメントは今よりずっとちいさかったです。その後、大変大きくなって、今やバークリーではボーカリストが一番多いですね。 -そうなんですか。凄いですね。先生によって教えるスタイルはやっぱり違ったり? ピルキントン薫子先生 全然違います。ここのバークリーの特徴って言うのは、アーティストを集めてきて教えさせるっていう事ですから、アーティストのそれぞれやってる事を尊重する形が多いんで、そういう意味で、このメソッドじゃなきゃいけないっていうのは無いですね。勿論ある程度の統一性はありますが、本当に様々です。 -個性を伸ばすっていうような指導方針というか。 ピルキントン薫子先生 指導方針っていうか、先生に関しては、各々の先生がやってることを尊重するっていう形ですね。(ポピュラー音楽中心の)カリキュラムに関してもアメリカ国内の他の音楽大学とは一線を画していますね、私の知る限りですが。 -バークリー卒業されて、個人的にもシンガーとして活動しながら、バークリーでも先生としてお仕事を始められたというような形ですかね? ピルキントン薫子先生 バークリーではここ数年夏のファイブウィークで教えてましたが、正式採用は今年からです。とても人気のある仕事場で、中々入れないんですよ。今回、もう一人一緒に採用されたのが韓国人で、アジア人ではこの2人がボイスデパートメントでは初めてだと思います。 -凄いですね。もうそれは薫子さんのほんとにキャリアの積み重ねの結果と言いますか、なんかそういう感じはしますけどね。 ピルキントン薫子先生 しつこかったからかもしれませんね。 -そもそも音楽にご興味を持たれたキッカケを教えて頂けますか? 薫子ピルキントン先生 私は別に音楽家の家に育ったとかそういう特別の環境で育ったのでは無くて、ただほんとに物心ついた時から音楽が好きで。特に、アメリカンポップが凄く好きでね。子供の時からそればっかり聞いていたような。今あるかどうか分からないけど、昔って米軍の放送があったんですよ。まだあるのかな? -いや、もう多分ないですね。 ピルキントン薫子先生 AMだったんですけど、昔そういうのがあって、そういうのばっかり聞いてていました。そんな感じですね。それで好きになって、それプラス英語ができた訳じゃないんですけども、英語の発音が好きでね。なんかアメリカ英語の。その歌も、やっぱり英語の歌が好きだったんですね。 -当時、一番衝撃を受けたり、影響を受けたアーティストっていますか? ピルキントン薫子先生 私はやっぱりモータウンとか、所謂R&Bが好きでした。 ジャズも歌ってはいたものの、まだ中途半端でした。 -ソウルとか。 ピルキントン薫子先生 そう。モータウンとかジャクソン5とか大好きでしたよ。 -カッコいいですよね。 ピルキントン薫子先生 ジャクソン5かっこよかったし。それで、あとちょっと古いけど、もっと古いけど、オーティス・レディングとかね。アレサ・フランクリンとか、チャカ・カーンとか、あとはマリーナ・ショウっていう、日本では結構人気があるジャズのシンガーなんですけど、そのマリーナ・ショウとかチャカ・カーンっていうのは凄い大好きでしたね。 -じゃあ、そもそもはほんとソウルシンガーというか。 ピルキントン薫子先生 になりたかったです。 -そこからジャズに行かれたんですか? ピルキントン薫子先生 ジャズは日芸(日本大学芸術学部)の軽音楽部にいた頃にやり始めました。周りにジャズを演奏している友人が多くて、自然と歌うようになりました。ジャズ喫茶にもよく行って聞いてました。そんな事からジャズを少しやり始めたんですけども、やっぱりR&Bが凄く好きでね。バークリーに入った途端に、今、レイラ・ハサウェイっているでしょ?あの人が卒業する頃に私が一年目で、学校のコンサートでパフォーマンスを見て圧倒されました。他にも素晴らしい学生のR&Bシンガーがたくさんいて、自然に歌っていてとってもかっこいい。ものすごく感動するとともに、私にはできない、と思いました。日本にいた頃は漠然と、歌がうまくなれば急にああいう風に歌えると思っていたのですが、それは違っていたなと思うと共に、ジャズという音楽をもっと勉強したいと思うようになりました。自分の音楽ができるかなって思ったんですね。ジャズを本格的にやる事になったきっかけは、スキャットの授業で、「あっ、これ楽しいな」って思った事。それからインプロを本格的に勉強しはじめました。そして、音楽理論、上級のアレンジや作曲の授業もとって、色々吸収して、自分にしかできない音楽をつくれるようになりたい、と思うようになりました。こちらで暮らしていると、物真似でない、オリジナルな物が大切だと強く感じるようになりましたね。 -そうですね。やっぱりオリジナリティーっていうのは、凄くアーティストとしては追及していく部分ですよね。 ピルキントン薫子先生 そうですね。 -本場アメリカに渡航して音楽を学ぶという志をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思いますが、ジャズをやるにあたってアメリカの良い点と悪い点をお教え頂けますか? ピルキントン薫子先生 良い点はジャズはアメリカで産まれた物だから、その文化、土壌、を吸収しながら勉強できるという事ですね。しかしながら、悲しい事にこの国ではジャズが尊重されてない傾向があります。ライブジャズが聞ける場所も昔に比べて減る一方です。やはりポップスが人気ありますね。日本でも最近そうなってきたって誰かに聞きましたけど。 -日本でいう雅楽や長唄とかみたいに、ほんとの日本の伝統芸能なのに、逆にそっちの方があまり馴染みがなかったりするというか。 ピルキントン薫子先生 そうですね。なんかジャズと言えばお客さんを無視して延々とアドリブするようなイメージを持ってる人達っているじゃないですか?そういう演奏ばかり聞かされれば、 お客さんも離れて行きますね。本当にいいジャズは、素人さんにも楽しんでいただけるべきだと思いますが。そして、アメリカの良い点というと、誰でも参加できる、という事もあると思います。特にここボストンやニューヨークにはメチャメチャ上手いミュージシャンがいっぱいいますが、別に全然上手くないような人達もたくさんいます。どんな人でも演奏を楽しくできる環境がありますね。ジャムセッションが盛んに行われています。 -さっき、薫子さんがおっしゃったように、間近で見てほんとにこんな人いるのかみたいな。そういう衝撃を受けるというのはやっぱり良い点ですよね。ある意味。 ピルキントン薫子先生 日本から来ている方達の事になりますが、こちらでも演奏活動や教鞭をとっている方達が結構いますね。日本人は4歳くらいから、ピアノを習い始めて、よく練習するから、基礎がしっかりしている人達が多いですよね。最近はピアノだけでなく、色々な楽器でも上手な人達が増えていますよ。歌は、英語の事もあって中々難しいですけれど。 -なるほど。発音とか。 ピルキントン薫子先生 発音がそうだし、やっぱり英語で育ってないから。私がこっちで勉強したいって思った理由が、歌を英語で歌いたかったんですね。英語の意味が分かるだけでなく、英語のニュアンスで、本当の意味で英語で歌えるようになりたい、と思いました。 -ほんと重要な点だと思いますね。アメリカを実際、留学先とすることでもっとも重要なことっていうのは、何だと思われますか? ピルキントン薫子先生 まずは、やっぱり英語だと思います。でもそれよりも、最も重要な事は、絶対やるぞみたいな決意。それと、どうしてここに来ているのかという目的感でしょうか。それが無いと、流されます。 -そうですね。やっぱり、熱意が重要ですね。 ピルキントン薫子先生 そうです。こっちで成功してる人見ると、やっぱりみんな熱意がある。「あっ、凄いなあ」っていう人、やっぱりいますよ。 -そうですね。薫子さんもそうなんですけども、アメリカで活躍をするにあたって、日本人ということが凄く有利だったり、あと不利だったりっていうようなポイントってありますか? ピルキントン薫子先生 私個人では多分ね、あんまり有利なことないと思うんですよね、私は日本の文化、踊りやったとか、お琴やったとかそういうのが全然なくて。なんか日本人(のアイデンティティ)を出さないでやってるから、実は凄く損してるんだろうと思うんです。やっぱり、日本の文化(のバックグラウンド)をちゃんと持ってて、お琴とか三味線とかが出来て、それで、それをやりながら上手く西洋音楽と併せてっていう風なことをやってる人たちっているし、そういう人たちは得というか、日本人独特のカラーをだしてやっていけますよね。でももしかしたら「日本人のやってるジャズってどんなんだろう?」って言って、ちょっと面白いなって思ってくれる人もいるかもしれないですよね。損か得かって言うと、よくわかりませんね。(笑)私もある意味では典型的な日本人というか、何となく日本人って自分の日本人ぶりを何となく恥ずかしいと思ったりするような部分ってありませんか?日本人で引け目を感じてるって言うか。そうではないけど、何となくアメリカ人よりも一歩下に自分を置いちゃうみたいな。 -それは、劣等感と言いますか。 ピルキントン薫子先生 それですね、そんな劣等感みたいなのはやっぱり持ってたらダメだなというか。私も、どうもその傾向性があったけれど、なんかここ何年かは開き直って、「もうこれでいいかなあ」っていう。そう思い出したら少し楽になって、自分をもっと前に出して仕事もとれるようになってきました。何か違う事を特別にする訳ではないけれど、自分に対する確信は大切ですね。何をするにしても、劣等感は持つべきでないですね。 -もっとオープンにと言いますか。 ピルキントン薫子先生 オープンに、それで日本人だからとか何とかよりも、その自分は自分で行こうっていう気持ち。自分は日本で育って、日本の文化を持ってアメリカに来てるけども、これでやって行こうっていう、そういう姿勢が凄く大切なんじゃないかなあって。さっきの話に戻るけども、それがある人っていうのは、成功してらっしゃいますね。 -そうですね、はい。そんな中で、自分が表現するこのジャズという音楽を言葉で表すとしたらどういうものになりますか? ピルキントン薫子先生 そうですね。難しいですね。 -さっき、ソウルミュージックから入られて、ジャズという所に自分のオリジナリティーを入れられる所を見付けられたという話を僕は非常に印象的だったんですけど。やっぱり、そういう意味では、自分をオープンに表現する武器というか、手段と言いますか、そんな捉え方ですかね? ピルキントン薫子先生 私はあんまり自分では曲は書かないんですよね。ただ、自分がするのは、やっぱり所謂、ジャズの曲でも何でも自分なりのアレンジをして、それで自分なりのものとか自分が表現したい形に変えてやっていくっていうのが、私がずっとやってきたことなんです。スタンダードなジャズの曲もそうだし、最近はなんか昔のポップみたいなのもやってるんですけど、それが面白くて。やっぱりいろんな曲を(自分なりに)アレンジしていくのが凄く楽しいし。そしてやっぱりスキャットかな。それが一番好きですね。 バークリーでは世界中から来ている生徒さんを教える事ができて楽しいですね。かなり上級者もいて、こちらの勉強にもなります。ヨーロッパからの人も見ていますが、又アメリカ人とは違ったジャズへのアプローチです。 -なるほど。薫子さんなりに分析した所でいくと、ヨーロッパのジャズとアメリカのジャズの違いって何だと思いますか? ピルキントン薫子先生 やっぱり、アメリカって言ったら、やっぱりブルース。ジャズをはじめ、今のポップスも源流はプルースですよね。アメリカのジャズは、私感ですが、どこかにいつもそれが感じられる。でもヨーロッパとなると、その土臭さのようなものがなくなっているような印象があります。そして、ジャズをもっと大切にしていると思います。 -非常に面白いですね。 ピルキントン薫子先生 面白いですよ。 -今後の音楽的な夢をお聞かせ頂けますか? ピルキントン薫子先生 そうですね、去年CD出したから、もう一枚。今度はもうちょっとインプロビゼーションを中心としたCDを作りたいなって思う。 -なるほど。もっとライブ感があるというか。 ピルキントン薫子先生 以前あるレストランで仕事してて、「そんなにスキャットしないで下さい」とかって言われたりしました。そういうのがあるから、(去年リリースしたCDでは)スキャットはあんまりしなかったんですね。アレンジ中心で。今度は、インプロ中心でやりたいなって考えてるんですけど、まだちょっと煮詰まってないですけどね。 -まだ次作は、今は全然企画段階ですよね。 ピルキントン薫子先生 勿論。前のCDが結構、長年一緒にやってきたバンドとしての集大成みたいな感じだったんで、ずっとやってきた音楽って感じだったから。次のは、まだ企画段階ですが。 -なるほど。アメリカでプロのミュージシャンとして活躍する為の秘訣だったり、成功する条件はあるとお考えになりますか? ピルキントン薫子先生 そうですね。でも、さっきも言ったけど、やっぱり情熱があるっていうのは一番で、成功してる人ってやっぱりビジネスマン。お客さん呼ぶとかね、そういう事がちゃんと出来る人。 -どういうきっかけで仕事に繋がったりするんですか?アメリカで。 ピルキントン薫子先生 いろんなやり方があると思うんですけど、やっぱり、例えば、ジャムセッションに行って、色々な人と出会って、ネットワークを広げて行く。それで仕事をもらっていくと。私自身の話になると、私はそこら辺のジャムセッションや、飛び入りのできるライブ等に行きまくって、知り合いを広げて行きました。今持っている人脈はほぼ、そこでできたものです。結局、仕事がもらえるって言ったら、やっぱり自分で行って、自分で歌って、名刺交換したりとかね。知り合いになって、それですよね。それしかないかな。いろんな話を聞いて、「こういう所にこれがあるよ」って情報交換して。今はもっとソーシャルネットワークを使って、広げて行けるけれど、でも結局、さっきの話に戻るけれど、劣等感があると、できませんよね。やっぱり自分はこれでいいんだっていう自分を押し出す力がないと日本人とかアメリカ人とか関係なくて、自分をしっかりと発信できる人。 -そうですね。今、ほんと動画をすぐインターネットで公開したりできるっていう便利な時代じゃないですか。 ピルキントン薫子先生 そうですね。 -やっぱりコミュニケーションだったり、そういうちょっと印象に残るっていうのは凄く重用ですね。 ピルキントン薫子先生 だからといって、上手くないからとか英語できないとか。確かに、英語はできた方がいいけど、でも、英語ができなくても、なんか押し切る人っているし。それでいいんじゃないですか。下手でもいいし、間違っててもいいから、自分のやりたいことをちゃんと伝えられるような覚悟を持った方がいいなっていうのは思いますね。 -なるほど。ありがとうございます。最後にですが、海外で勉強したいと考えてらっしゃいます読者の皆様にアドバイスをお願い致します。 ピルキントン薫子先生 自分はこれができない、あれができないっていう考えじゃなくて、私にはあれができる、これができるっていう風に、全部ポジティブな考えできてほしいですね。そして、きちんとした目的感、自分はこれでやって行こうという確信、そして、一生懸命に努力する事。 頑張って下さい!!! -はい、ありがとうございます。今日は非常に楽しいお話ありがとうございました。

音楽留学アンドビジョン【冬休み&春休みは短期留学のチャンス! vol.390. 2015-12-01 04:00:00】

ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1】ごあいさつ&ご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ 今年も残すところあと1か月。今年の振り返りをしつつ、来年のことも考える時期 ですね。冬休みや春休みの講習会参加やプライベートレッスンをお考えの方は、 ぜひ一度ご相談ください。 ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2】 留学説明会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 【名古屋会場】 ◆日時:1月30日(土)10〜20時予定 ※完全予約制/個別相談会 ◆会場 名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室 〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号 ※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度 【大阪会場】 ◆日時:1月31日(日)10〜20時予定 ※完全予約制/個別相談会 ◆会場 ドーンセンター 4階 小会議室 〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ※京阪「天満橋」駅より約350m ※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m ※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m ★無料カウンセリング&相談会 http://www.andvision.net/counsellingform/ ★資料請求 https://www.andvision.net/brochure.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3】 講習会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 航空券が比較的安く手に入る春期講習会に参加しませんか? ★ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html 世界最高峰の音大、ウィーン国立音楽大学の教授から、トップのレベルを教わろう。 ・開催期間 2016年2月15日〜2月24日 ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2016年1月10日 ★モスクワ音楽院冬期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1163-moscow-p-i-tchaikovsky-conservatory-international-winter-school.html 世界の名門モスクワ音楽院が、2016年新春、キミたちに門戸を開放します。 ・開催期間 2016年1月25日〜2月7日(1期、2期に分かれる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年12月20日 上記以外にも、たくさんの講習会で参加者を募集しています。 http://summer.andvision.net/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【4】学校情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 今週は、ジャズ、ポップス、ロックなどが学べる学校をご紹介いたします! ★テックミュージックスクール ピュラー音楽界の一流ミュージシャンを輩出し続け、世界が注目するロンドンの実績校。 <ジャンル>ポピュラー音楽、音楽ビジネス http://www.ongakuryugaku.com/genre/rockpops/833-tech-music-school.html ★ロサンゼルス・カレッジ・オブ・ミュージック (LACM) 「現場主義」?音楽産業の現場で通用する生きた技術を学ぼう! <ジャンル>ロック、ポップス、ジャズ http://www.ongakuryugaku.com/genre/rockpops/443-la-music-academy-lama.html 上記以外にもたくさんの学校をご紹介しています! http://www.ongakuryugaku.com/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】国内レッスン情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 公開レッスン用のFaceBookペ―ジもあります!要チェック☆ https://www.facebook.com/masterclassjapan ★パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス &パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション <ピアノ> 【マスタークラス日程】2015年12月22日(火)−23日(祝・水) 【オーディション日程】2015年12月24日(木) http://www.andvision.net/program/course/winter-course/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html ★入試直前!カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授 <ピアノ> 2016年2月11日(祝・木)−12日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1032-karl-barth-piano-masterclass.html ★ミレイア・ピント/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <声楽> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6321-mireia-pinto-vocal-masterclass.html ★ウラディスラフ・ブロネフェツキー/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6322-vladislav-bronevetzky-piano-masterclass.html ★デルフォ・メニクッチ/ミラノ・ヴェルディ音楽院教授 <声楽> 第二期:2016年3月13日-19日 http://www.andvision.net/genre/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html ★ピエール・レアク/フランス・パリ地方音楽院/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年4月5日(火)-8日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1020-pierre-reach-piano-masterclass.html そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。 http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html ☆国内プライベートレッスン&語学レッスン 留学のためのプライベートレッスン(海外講師or留学経験のある日本人講師)や ネイティブスピーカーによる語学レッスンも行っています。 ご自分に合ったレッスンを手配できますので、興味のある方はご相談くださいね♪ http://www.andvision.net/course/lesson/language/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【6】特別プログラム情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 【ドラム】 セルジオ・ベロッティ/バークリー音楽大学助教授 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/61-sergio-bellotti-drum-lesson.html フレンドリーなレッスンで、世界レベルのリズム感を得る。 上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【7】編集後記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.andvision.net/ それでは、また来週〜☆  ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【8】次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 次回のメルマガは、 12月8日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

ダンス留学アンドビジョン【最新情報 vol.10. 2015-11-11 05:00:00】

■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ╋■┛ \\【1】ごあいさつ&ご案内 // ■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ 皆さんいかがお過ごしですか? すっかり涼しくなってきましたね♪ バレエ団のダンサー募集が連日世界中のあちらこちらで始まりまっております!! 来年のサマースクールの募集も始まっております!! たくさんの方のご応募お待ちしております♪♪ \☆/────────\☆/ ☆★☆ 【2】学校情報 ☆★☆ /☆\────────/☆\ ◆オランダ国立バレエアカデミー オランダ国立バレエ団に付属する国内最高峰レベルのバレエ専門学校 オランダ国立バレエ団のダンサーが講師を務め、世界のトップバレエ団で即戦力となるスキルと素養を身につけるための専門教育を提供。 http://www.dance-abroad.com/program/5848-nationale-balletacadmie.html ◆マイアミ・シティ・バレエ・スクール アメリカのビーチ都市・マイアミにある世界有数のバレエ学校で、未来の切符をつかむ。 一年中を過ごしやすい気候に恵まれた、アメリカで最も人気のあるビーチリゾート都市・マイアミにある、国際的に評価されるバレエ学校で、ダンスを学びませんか。 http://www.dance-abroad.com/program/5977-miami-city-ballet-school.html ↑↑↑ 現在DVDオーディション募集中です!! ◆ルードラ・べジャール・ローザンヌ・バレエ学校 ワン・アンド・オンリー。ここでしか学べないから、ルードラ・ベジャール・ローザンヌで学びたい。 ローザンヌ、ベジャール。現代のバレエを説明する上で欠かせない要素と、未来のバレエへの展望が、ルードラ・ベジャール・ローザンヌには存在します。 http://www.dance-abroad.com/program/6205-ecole-atelier-rudra-bejart-lausanne.html ◆マリア・デ・アヴィラ高等舞踏学校 スペイン・マドリードのダンス教育専門大学として、近代的で実用的な教育を提供 急速に変化する現代のダンス界において、様々なシーンに対応できる汎用的なパフォーマーを育成。実用的な経験で創造性を高め、即戦力となる人材に。 http://www.dance-abroad.com/program/5840-conservatorio-superior-de-danza-de-madrid-maria-de-avila.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ☆┓     ┏☆ ┗☆┓ 講┃習┃会┃情┃報┃♪┃┏☆┛ ┗☆ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛☆┛ ◆ナショナルシアターバレエスクール冬期講習 オーストラリアで最も歴史あるバレエスクールによる人気の集中講座。 名門オーストラリア・バレエ団の現役プリンシパル、アンバー・スコットがゲスト講師!トップレベルのバレエを体感しよう。 【期間】2016年1月11日〜1月16日 http://www.dance-abroad.com/major/6390-national-theatre-ballet-school-summer-school-ntbs.html ◆トリング・パーク・スクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ・スプリングコース イギリスで高い評価を受けている芸術学校のスプリングコースで、大きく飛躍しよう! 高級住宅街ハートフォードシャーにある歴史的建造物がレッスンの会場。 ロンドンへのアクセスも容易ながら大自然に囲まれ、安心して高度なトレーニングに集中できる環境。 【期間】 2016年4月4日〜4月8日 http://www.dance-abroad.com/country/europe/uk/6354-tring-park-school-for-the-performing-arts-easter-dance-course.html ◆ロイヤル・バレエ・スクール・サマーコース ロンドンの名門バレエスクールで、この夏本格的な短期バレエ留学を! マーゴ・フォンテインやケネス・マクミラン、ダーシー・バッセル等を輩出した名門校の講習会。 恵まれた環境の中、安心してトレーニングに励むことができます。 【期間】 ◇10〜13歳 第1期:2016年7月12日〜7月17日 第2期:2016年8月18日〜7月23日 ◇14歳 2016年7月12日〜7月23日 ◇15〜18歳 2016年7月11日〜7月24日 http://www.dance-abroad.com/country/europe/uk/6416-the-royal-ballet-school-summer-school.html ◆スクール・オブ・アメリカン・バレエ ニューヨーク・シティ・バレエ団付属、アメリカ屈指のバレエ名門校でプロを目指す! ニューヨーク・シティ・バレエ団付属のスクール・オブ・アメリカン・バレエは、20世紀最大の振付師と称される「ジョージ・バランシン」が設立した、国際的バレエのエリート校です! http://www.dance-abroad.com/country/america/usa/5878-school-of-american-ballet.html ↑↑↑ 夏期講習の募集が始まっております!!是非たくさんの方のお応募をお待ち申し上げます♪♪ ◆カナダ・ナショナル・バレエ・スクール 総合的なケアが魅力、世界屈指のバレエスクール カナダ最大の都市トロントにある大規模なキャンパス。ダンストレーニング・学業・寮設備の全てが揃った環境で、集中してバレエを学ぶ。 http://www.dance-abroad.com/country/america/canada/5919-canadas-national-ballet-school.html ↑↑↑↑ 夏期講習会 講習会期間:2016年7月4日から7月29日 ◆パリ国立オペラ座バレエ学校 誰もが認めるフランスの誇り、世界の至宝。パリ国立オペラ座バレエ学校の生徒をめざす。 エトワールになりたい人なら、一度は憧れる学校ーパリ国立オペラ座バレエ学校。最難関、最高峰であるこの学校への挑戦をかたく、熱く決めたあなたへ。 http://www.dance-abroad.com/major/5860-lecole-de-danse-de-lopera-de-paris.html ↑↑↑↑ 夏期講習の募集が始まっております。 講習会期間:2016年7月5日から16日 募集対象年齢12歳から19歳 * │                          * │  人   ☆国┃内┃語┃学┃レ┃ッ┃ス┃ン┃情┃報┃♪┃♪┃☆ 人  ̄Y ̄   ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛  ̄Y ̄  │ *                             │ * アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。 レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、 フレキシブルに更可能。 ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます! 実際、留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆…┓┏━┓☆…┓┏━┓☆…┓┏━┓☆…┓┏━┓☆…┓ ┃海┃┃外┃┃語┃┃学┃┃学┃┃校┃┃情┃┃報┃┃♪┃ ┗━┛┗…★┗━┛┗…★┗━┛┗…★┗━┛┗…★┗━┛ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ◆パシフィック・ゲートウェイ・インターナショナル・カレッジ イングリッシュオンリーポリシーの徹底した学校で早く英語を身につける とにかく本気で英語を学びたい人。カナダの大都市で英語漬けになりたい人。 そんなあなたの希望を叶えてくれるPGIC。帰国前にはTOEICで学習成果を確認。 http://www.dance-abroad.com/program/1223-pacific-gateway-international-college.html ◆カレッジプラトン 50年以上の歴史ある学校で、少しでも早く目標に近づこう 北アメリカで有名なConsumer’s Choice Awardの語学学校部門で、10年連続受賞。 魅力的な都市モントリオールで素晴らしい留学経験を。 http://www.dance-abroad.com/program/1203-college-platon.html ┏━━━┓ ┃check!┃━━━━━━━━━━━━━━★ ┗┻┻┫┃【6】海外オーディション情報    ┗┛━━━━━━━━━━━━━━★ ◆NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)現地オーディション開催!! 事前お申込みが必要になります。 ◆カナダ国立バレエ団がダンサーを募集しております。 応募資格 ・男性ダンサー身長178cm以上 ・女性ダンサー身長163cm以上 ◆ピッツバーグ・バレエ・シアターの現地オーディションが3月にございます。 事前申し込みが必要です。 ◆ワシントンバレエの現地オーディションがニューヨーク、ワシントンDC、マイアミで開催予定です。 ◆アルバータバレエの現地オーディションがございます。 多くの日本人ダンサーも活躍しております!! ◆ニュルンベルク・バレエ団が2016/2017シーズンのソリストダンサーを募集しております!! 応募資格:2年以上のプロ経験者、バレエならびにコンテンポラリーを得意とする方 http://www.dance-abroad.com/order.html ▲▲▲▲▲▲▲▲ たくさんのご応募お待ち申し上げます♪♪ □∞∞─∞∞─∞∞─∞∞─∞∞□ │ 【7】編集後記/次回予告 □∞∞─∞─∞∞─∞∞─∞∞□ システムの都合上配信が遅れたことをお詫び申し上げます。 アメリカのケーブルテレビスターツからFlesh and Boneと言うドラマが新しく始まりましたね♪♪ 元ABTのプリンシパル、イリーナ・ドヴォロヴェンコなどが出演してます!! 気になる情報はありましたか? 夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! 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仙名立宗さん/ダンサー/ダンスインストラクター

16歳よりダンス・アクロバットを岩村信雄、岡全巨に師事。 2001年ミュージカル「ピーターパン」で初舞台。 カナダ・ヨーク大学芸術学部ダンス学科を卒業。 「ピーターパン」「シカゴ」「アニー」「ワンダフルタウン」「ビクター・ビクトリア」「プロミセス・プロミセス」などに出演している。 -ヨーク大学を選ばれたご理由を教えて頂けますか? 仙名立宗さん まず、語学学校に行ったんですよ。それが、オンタリオのトロントじゃなくて、ロンドンっていう街。最初ホームステイしに行ったんですよ。その時に、トロントの大学を見学してみようと思い何校か見学して、ヨーク大学にダンス学科があるっていうのを知り、尚且つ、附属の語学学校があるという事も。附属の語学学校に行って、その語学学校を卒業すれば、条件付き入学で入れるっていうことを初めて知り、その頃僕、TOEFL全然採れてなくかったので、よし!ここにしようと。 -ヨーク大学の附属の語学学校はESLプログラムですか? 仙名立宗さん ESL。はい。 -カナダの語学学校を選ばれたご理由はなんですか? 仙名立宗さん 一番はその時、カナダドルが安かったっていうのが。あとは、安全だったからです。治安が比較的いいだろうっていうことで行ったんですけど。ちょうどそれが、2001年9月で、語学学校入って間もなくしてNYで9/11同時多発テロがありました。やっぱりカナダで良かったみたいな。急に授業中に先生がテレビ付けて、エラいことになった!みたいになって、超パニックでした。僕、英語まだその時、全然分かんないから、一体何見せられているんだろうとか思っていて。来てすぐに凄い事件が起こったので正直怖かったです。 -留学先の選択肢の中にニューヨークがあったという事ですね? 仙名立宗さん ありましたね。やっぱりミュージカルやりたいから、ニューヨークでニューヨーク大学とかコロンビア大学とかも調べたんですけど。ただ、やっぱりどっちもTOEFLが結構高めで、ちょっと僕には無理だってなって。 -ヨークに移った時はホームステイですか? 仙名立宗さん いや、そのESLの寮に住んでいました。ESLの寮っていうか、たまたま、夏の間だけESLが明治大学とか淑徳大学と提携していて、そういう学生達もわんさか日本から来ていて。それで僕も、サマープログラムではないけど夏の間だけ、その大学の寮に寝泊まりできたのでしていました。 -語学学校、ロンドン・オンタリオに行かれたのは、高校をご卒業されてすぐですか? 仙名立宗さん いや、違います。高校卒業して、一度、大阪芸大に1年行きました。大学を中退した後に、ピーターパンっていうミュージカルに出演し、その年の2001年9月からロンドン・オンタリオに行きました。 -ロンドン・オンタリオには、どれぐらいの期間いらっしゃったんですか? 仙名立宗さん ロンドンは6~7ケ月いましたね。 -ヨークのESLは夏の期間だけいて、その年の9月からもう1年生として学部には入った? 仙名立宗さん いえ、7月にESLの入学テストみたいなの受けて、そしたら、レベルが6段階あるんですけど、レベル4に入ったのです。そこからレベル6を卒業しなきゃいけないんです。2ケ月毎にレベルアップのテストがあって、結局、レベル4を2ケ月、レベル5を2ケ月、レベル6を2ケ月で、計6ケ月かけて卒業したんです。ESLを卒業できたのが、そのESLに入った年の12月だったので、冬入学にもう間に合わなくて、翌年の2003年9月まで待ってヨーク大学に入りました。 -踊りは、どれぐらいから始められたんですか? 仙名立宗さん 僕は15歳ですね。 -始められたキッカケは何ですか? 仙名立宗さん キッカケは中学校2年生の時に劇団四季のキャッツを観て、それまでもダンスに興味あったんですけど。実際に、ミュージカルを目指すキッカケになったのはそのキャッツ観たからです。ただ、それが直接、留学に繋がるっていうわけではないんですけど。留学のキッカケはまた別なんですけど。 -それは何ですか? 仙名立宗さん それは高校2年生17歳の時に1か月だけダンス留学でNYのBDCに通ったことがあって。その時に、ミュージカルとかも観て、どうしてもやっぱり日本のミュージカルってよりも、向こうのブロードウェイで観たミュージカルみたいなことをしたくて、英語をやらなきゃみたいな。そこですかね。 -ヨーク大学での一年目はどういったプログラムでしたか? 仙名立宗さん 一年目はクラシックバレエと、あとモダン。モダンはグラハムテクニックを中心にやって、あとはコンポジションっていう振り付けのクラス。あと結構、座学もありました。 -座学はどんな事をされましたか? 仙名立宗さん 座学は、まず舞台の基本的なことを学ぶ、ステージについて学ぶ授業っていうのがあって。その授業の中で、照明機材の取り付け方とか、衣装の作り方、ミシンの使い方とか、裏方作業みたいなのを学びました。あとは運動生理学を2年生でどうしてもとらなきゃいけなくて、その為に、1年生の時点で人体学をみんな必修でとりました。あとは、ダンス学科だけじゃなくて、芸術学部、ファインアーツの生徒は全員とらなきゃいけない芸術学みたいな授業を必修でとりました。  -英語とか、その他、第二言語みたいなのはとりましたか? 仙名立宗さん とりました。なんかESL卒業の子は、引き続きESLっぽい英語の授業をとらなくちゃいけなくて、それはとりました。 -1学年どれぐらいの人数がいらっしゃいましたか? 仙名立宗さん 確か、40人ぐらいですね。 -卒業後の進路は皆さんどういった道に進まれていますか? 仙名立宗さん そうですね。みんな結構、スタジオの先生とかが多いです。ヨガ講師とか。バレエ団に入った子もいるのかな。あとは、英語の先生として日本に来たり。卒業してみんなすぐダンスの仕事についてる人はあんまりいなかったですね。 -例えば、ヨークの場合は大学院があると思うんですけれど、院の方に進まれる方っていうのは何%ぐらいですか? 仙名立宗さん 1割いるかいないかぐらいですね。 -寮でのお食事はどのようにされていましたか? 仙名立宗さん 寮に共同のキッチンがあるので、そこで作っている人もいたのですけど、僕はほとんどヨーク大学の中のフードコートで食べていました。 -夏休みの期間中もフードコートはオープンしているのですか? 仙名立宗さん はい。オープンしているのですけど、僕、夏休みほとんど日本に帰ってきていたので、あんまり行ってなかったです。 -海外で困った事などありましたか? 仙名立宗さん 家探しはやっぱり大変でした。シェアハウスもしていたのですけど、途中で引っ越しとかもあって、その部屋を探すっていうのが毎回苦労しましたねえ。 -なかなか見つからないっていうことですか? 仙名立宗さん そうですね。見つかっても、結構、ぼられそうになったり。結局、最終的に落ち着いたのは、日本人がオーナーのシェアハウスを見つけて、そこに3年弱住んだのですけど。 -大体、お家賃は、1ケ月どれぐらいの所ですか? 仙名立宗さん 450~500ドルぐらいですね。なんか毎年少しづつ上がっていったんで。 -日本の大学の芸術学科と海外の大学のそれとは何か違いなど感じるものはございましたか? 仙名立宗さん そうですね。もともと向こうの文化で生まれたダンスっていうのもあって、やっぱり教え方とか違いましたね。例えばバレエで言うと、もうほんと細かく言うと、あんまりグランプリエを一番始めにしないだとか。身体に関して向こうの方がちょっと敏感になっていて。技術的に凄い、カナダの方がダンスの質が良いって言うわけではないのですけど、長くプロとして踊る為に、どうやって踊っていけばいいかみたいなのを中心に教えてもらうみたいな感じでしたね。それが結構、日本と違う所だった気がします。 -学校生活でなにかお困りのことなどあったら教えて下さい。 仙名立宗さん そうですね。やっぱりレポートとか論文とかを結構書くことが頻繁にあって大変でした。ダンスの授業でも勿論あるし、一般教養の方の提出物とかも結構大変でした。 -そういったエッセイの書き方っていうのは、ESLとかで教えて頂くような形ですか? 仙名立宗さん そうですね。エッセイの書き方は、ほとんどESLで習うっていう感じですね。 -今、プロフェッショナルのダンサーとしてご活躍されてますが、留学してよかったなって思う点などありますか? 仙名立宗さん 日本でミュージカルやっていても、やはり向こうの作品をやる事が多く、演出家とか振付家が外人っていうことが多々ありまして、そういう人達と普通に英語でコミュニケーションがとれるっていうのは、結構大きいなあと思っていますね。 -留学をしたいと考える方へ何かメッセージやアドバイスをお願いします。 仙名立宗さん 学校を選ぶ時に、実際に入る前に一度、それぞれの学校の授業を受けてみるとか良いと思います。普通に見学もできるし、体験とかも多分やっていると思うので。実際に、その学校が何にフォーカスを置いているかを調べた方がいいかなって。自分はミュージカルやりたいのに、バレエとかモダンにフォーカスしている学校に入ってしまって。でも、4年間それをちゃんとやれば、絶対ミュージカルに活かせると思ってやったんですけど。でも、在学中の4年間でミュージカルに関することはほとんどやってないんで、一時期、「あっ、これ間違えたかなあ」みたいに思った時もあって。なので、ほんとに自分がやりたい事がその大学で出来るのかとか、そういう所は先に行って調べた方がいいと思いますね。 -本日は公演前のおいそがしい中貴重なご意見をどうもありがとうございます。

音楽留学アンドビジョン【オーダーメイドの音楽留学 vol.386. 2015-11-03 04:00:00】

ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1】ごあいさつ&ご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ アンドビジョンでは、皆さま一人一人のご要望に応じて、留学プランを組むことが可能です。 「講習会+プライベートレッスン+語学学校」というよくばりプランもOK。ご家族同伴での 渡航にも対応!ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。 ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2】 留学説明会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、 専門カウンセラーがわかりやすくご説明します。 ♪ イタリア 留学説明会 11月4日(水) 19:00〜 ♪ オランダ 留学説明会 留学説明会 11月11日(水) 19:00〜 ♪ スイス 留学説明会 11月18日(水) 19:00〜 *スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。 ★無料カウンセリング&相談会 http://www.andvision.net/counsellingform/ ★資料請求 https://www.andvision.net/brochure.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3】 講習会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー ★ハウス・マルトー・マスタークラス http://www.andvision.net/program/course/winter-course/6395-haus-marteau-masterclasses.html 通年開催されるマスタークラス。楽器、先生によって期間が異なりますので、HPをご参照ください! ・開催期間 2015年10月5日〜2016年8月12日(※各コースによって日時が異なる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 各コース開催3週間前まで ★ウィーン冬期音楽講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html クリスマスからニューイヤーに向けてわき立つウィーンの街で、名門ウィーン国立音楽大学が開催 ・開催期間 2015年12月27日(日)-2016年1月3日(日) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年11月25日 ★モスクワ音楽院冬期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1163-moscow-p-i-tchaikovsky-conservatory-international-winter-school.html 世界の名門モスクワ音楽院が、2016年新春、キミたちに門戸を開放します。 ・開催期間 2016年1月25日〜2月7日(1期、2期に分かれる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年12月20日 ★ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html 世界最高峰の音大、ウィーン国立音楽大学の教授から、トップのレベルを教わろう。 ・開催期間 2016年2月15日〜2月24日 ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2016年1月10日 上記以外にも、たくさんの講習会で参加者を募集しています。 http://summer.andvision.net/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【4】学校情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 今週は、イタリアの学校をご紹介いたします! ★ミラノ音楽院"G.・ヴェルディ" 音楽教育において世界に名高い、イタリア最大の名門音楽大学。 <ジャンル>クラシック、ジャズ、音響技術 http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/italy/862-conservatorio-di-musica-gverd-di-milano.html ★イル・トリロ 才能あふれる若き音楽家が世界中から集う、芸術の都フィレンツェの私立音楽学校。 <ジャンル>クラシック、ジャズ、ポップ/ロック http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/italy/608-il-trillo.html 上記以外にもたくさんの学校をご紹介しています! http://www.ongakuryugaku.com/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】国内レッスン情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 公開レッスン用のFaceBookペ―ジもあります!要チェック☆ https://www.facebook.com/masterclassjapan ★ビリ―・エイディ/フランス・リヨン国立高等音楽院・パリ地方音楽院教授 <ピアノ> 2015年11月5日-7日 http://www.andvision.net/country/japan/1037-billy-eidi-piano-masterclass.html ★ヴァネッサ・ラターシュ/英国王立音楽大学主任教授 <ピアノ> 2015年11月7日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5722-vanessa-latarche-masterclass.html ★ミヒャエル・マルティン・コフラー/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席・モーツァルテウム音楽大学教授 <フルート> 2015年12月1日(火) http://www.andvision.net/major/6704-michael-martin-kofler-flute-lesson.html ★パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス &パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション <ピアノ> 【マスタークラス日程】2015年12月22日(火)−23日(祝・水) 【オーディション日程】2015年12月24日(木) http://www.andvision.net/program/course/winter-course/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html ★入試直前!カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授 <ピアノ> 2016年2月11日(祝・木)−12日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1032-karl-barth-piano-masterclass.html ★ミレイア・ピント/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <声楽> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6321-mireia-pinto-vocal-masterclass.html ★ウラディスラフ・ブロネフェツキー/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6322-vladislav-bronevetzky-piano-masterclass.html ★デルフォ・メニクッチ/ミラノ・ヴェルディ音楽院教授 <声楽> 第二期:2016年3月13日-19日 http://www.andvision.net/genre/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html ★ピエール・レアク/フランス・パリ地方音楽院/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年4月5日(火)-8日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1020-pierre-reach-piano-masterclass.html そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。 http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html ☆国内プライベートレッスン&語学レッスン 留学のためのプライベートレッスン(海外講師or留学経験のある日本人講師)や ネイティブスピーカーによる語学レッスンも行っています。 ご自分に合ったレッスンを手配できますので、興味のある方はご相談くださいね♪ http://www.andvision.net/course/lesson/language/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【6】特別プログラム情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 【声楽(イタリア語レッスン付き)】 デルフォ・メニクッチ/ヴェルディ・ミラノ音楽院教授 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/86-delfo-menicucci-vocal-lesson.html イタリアの一流歌劇場に、60以上の役柄で出演。日本での講習会でもおなじみ。 上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【7】編集後記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.andvision.net/ それでは、また来週〜☆  ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【8】次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 次回のメルマガは、 11月10日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

音楽留学アンドビジョン【初めての海外講習会 vol.385. 2015-10-27 04:00:00】

ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1】ごあいさつ&ご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ 「海外講習会は敷居が高いな…」と感じていらっしゃる方のために、無料カウンセリングや、 無料留学説明会であなたの不安を解消します。冬期、春期に開催される海外講習会の 情報も要チェックです! ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2】 留学説明会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、 専門カウンセラーがわかりやすくご説明します。 ♪ オーストリア 留学説明会 10月28日(水) 19:00〜 ♪ イタリア 留学説明会 11月4日(水) 19:00〜 ♪ オランダ 留学説明会 留学説明会 11月11日(水) 19:00〜 ♪ スイス 留学説明会 11月18日(水) 19:00〜 *スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。 ★無料カウンセリング&相談会 http://www.andvision.net/counsellingform/ ★資料請求 https://www.andvision.net/brochure.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3】 講習会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー ★ハウス・マルトー・マスタークラス http://www.andvision.net/program/course/winter-course/6395-haus-marteau-masterclasses.html 通年開催されるマスタークラス。楽器、先生によって期間が異なりますので、HPをご参照ください! ・開催期間 2015年10月5日〜2016年8月12日(※各コースによって日時が異なる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 各コース開催3週間前まで ★ウィーン冬期音楽講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html クリスマスからニューイヤーに向けてわき立つウィーンの街で、名門ウィーン国立音楽大学が開催 ・開催期間 2015年12月27日(日)-2016年1月3日(日) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年11月25日 ★モスクワ音楽院冬期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1163-moscow-p-i-tchaikovsky-conservatory-international-winter-school.html 世界の名門モスクワ音楽院が、2016年新春、キミたちに門戸を開放します。 ・開催期間 2016年1月25日〜2月7日(1期、2期に分かれる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年12月20日 ★ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html 世界最高峰の音大、ウィーン国立音楽大学の教授から、トップのレベルを教わろう。 ・開催期間 2016年2月15日〜2月24日 ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2016年1月10日 上記以外にも、たくさんの講習会で参加者を募集しています。 http://summer.andvision.net/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【4】学校情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 今週は、オーストリアの学校をご紹介いたします! ★ウィーン国立音楽大学 世界最高レベルの音楽大学で、最高レベルの音楽を自分のものにしよう <ジャンル>クラシック、サウンド・エンジニアリング、電子音楽など http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/austria/759-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-wien.html ★グラーツ国立音楽大学 細分化されたコース、伝統音楽と現代音楽の良さを重視したカリキュラム、充実した留学生プログラムを提供。 <ジャンル>クラシック、ジャズ、電子&音響エンジニアリング http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/austria/761-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-graz.html 上記以外にもたくさんの学校をご紹介しています! http://www.ongakuryugaku.com/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】国内レッスン情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 公開レッスン用のFaceBookペ―ジもあります!要チェック☆ https://www.facebook.com/masterclassjapan ★トリファ―・スミス/ドイツ・ハンブルグ音楽大学教授 <ピアノ> 2015年10月31日(土) http://www.andvision.net/country/japan/1016-trefor-smith-piano-masterclass.html ★ダニエル・ルービンシュタイン/ベルギー・ブリュッセル王立音楽院教授 <ヴァイオリン・ヴィオラ> 2015年11月3日(祝・火) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1024-daniel-rubenstein-violin-viola-masterclass.html ★ビリ―・エイディ/フランス・リヨン国立高等音楽院・パリ地方音楽院教授 <ピアノ> 2015年11月5日-7日 http://www.andvision.net/country/japan/1037-billy-eidi-piano-masterclass.html ★ヴァネッサ・ラターシュ/英国王立音楽大学主任教授 <ピアノ> 2015年11月7日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5722-vanessa-latarche-masterclass.html ★ミヒャエル・マルティン・コフラー/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席・モーツァルテウム音楽大学教授 <フルート> 2015年12月1日(火) http://www.andvision.net/major/6704-michael-martin-kofler-flute-lesson.html ★パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス &パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション <ピアノ> 【マスタークラス日程】2015年12月22日(火)−23日(祝・水) 【オーディション日程】2015年12月24日(木) http://www.andvision.net/program/course/winter-course/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html ★入試直前!カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授 <ピアノ> 2016年2月11日(祝・木)−12日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1032-karl-barth-piano-masterclass.html ★ミレイア・ピント/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <声楽> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6321-mireia-pinto-vocal-masterclass.html ★ウラディスラフ・ブロネフェツキー/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6322-vladislav-bronevetzky-piano-masterclass.html ★デルフォ・メニクッチ/ミラノ・ヴェルディ音楽院教授 <声楽> 第二期:2016年3月13日-19日 http://www.andvision.net/genre/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html ★ピエール・レアク/フランス・パリ地方音楽院/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年4月5日(火)-8日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1020-pierre-reach-piano-masterclass.html そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。 http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html ☆国内プライベートレッスン&語学レッスン 留学のためのプライベートレッスン(海外講師or留学経験のある日本人講師)や ネイティブスピーカーによる語学レッスンも行っています。 ご自分に合ったレッスンを手配できますので、興味のある方はご相談くださいね♪ http://www.andvision.net/course/lesson/language/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【6】特別プログラム情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 【クラリネット】 エルンスト・オッテンザマー/オーストリア・ウィーン国立音楽大学教授/オーストリア・ウィーンフィルハーモニー管弦楽団首席 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/5929-ernst-ottensamer-clarinet-lesson.html 30年間ウィーンフィルの首席奏者として君臨するトッププレーヤー 上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【7】編集後記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.andvision.net/ それでは、また来週〜☆  ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【8】次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 次回のメルマガは、 11月3日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

内山 陽瀬 さん/ドレスデン国際バレエサマースクール

6歳からバレエを始める。 お茶の水女子大学 文教育学部 芸術・表現行動学科 舞踊教育学コースに進学。 -ドレスデン国際バレエサマースクールを選ばれた理由を教えていただけますか? 内山陽瀬 初めての海外だったので、一人で行くには2週間っていう期間が丁度と感じたからです。あとは参加費が、他の学校だと2週間で60万とかしちゃうのが40万ぐらいで行けたので、そこは魅力的だと感じました。またインターナショナルだったこと。国際交流できそうだと思いました。 -実際に、講習会を受けられて、一番印象的だったことはなんですか? 内山陽瀬 海外の子達の積極性が印象に残っています。例えば、日本だと、オープンスクールとかバレエ教室の中でも順番は絶対守ってやるのを、外人の子達は人数が足りなかったら率先して入ったりとかするし、「3回目か4回目だよね」っていう人もいっぱいいたので、自分も感化されて東京に戻ってからも、人が足りなかったらそこに入ったりとかっていうのは、もう積極的にしていいことなのだなって思ってやっています。 -外国の方とのコミュニケーションで困った事などございましたか? 内山陽瀬 私は上級クラスでしたので、ペアワークだったりグループワークだったりっていうのが最初からありました。そんなとき英語が喋れる人と組んじゃうと辛いなって思いました。向こうの人は英語が喋れるから、他の子達は英語が喋れる子同士でやればそれでいいですが、英語が喋れない子を選んでペアワークやるぐらいの方が、たぶん丁度いいかもしれないなと思いました。 -具体的には、作品づくりとかっていうことですか?それとパ・ドゥ・ドゥとかですか? 内山陽瀬 パ・ドゥ・ドゥもそうだし、スタジオパフォーマンスに向けて作品づくりをする為のレッスンだから、ひたすらレッスンの内容がパフォーマンスよりでした。最後にパフォーマンスやるかもと薄々感じてきました。 オーデションとかにも響いてくるのだろうなあとも思いました。 -主にペアワークですか? 内山陽瀬 2人ペアでやって、男の子が少ないから、パ・ドゥ・ドゥは基本的に1人の男に対して2人の女の子が付く感じなので、3人体勢で交換し合いながらやる感じです。 -クラシックバレエだけではないプログラムだったと思いますが、その辺に関してはどうですか? 内山陽瀬 日本だとクラシックバレエだけになっちゃうし、あとベルリンとかワガノワに行っている子と一緒にクラス受けてみて、あの子達も結局、コンテはずっとやってないとか、学校にいながらもコンテはずっとやってないとか、クラッシックしかやってないとか、パ・ドゥ・ドゥ久しぶりって言っているので、その2週間の中で全てレパートリーやフォーサイスとかも含めてできたっていうのは、凄く充実していたのだなあって思います。海外のバレエ学校って充実しているイメージがやっぱりあるのです。でも海外の子達にとっても結構疲れたとか、「もうダメだ」とか、「難しいのだけど」とかっていう言葉が聞こえたので、ちょっと安心したというか、日本でも断然行けるなって思いました。ただ外国に行くことって、毎日レッスンするっていうのが普通になるから、そういうのも大事だなって思いました。レッスンの内容でいろいろほんとに発見がありました。 -フォーサイスのレパートリーはいかがでしたか? 内山陽瀬 フォーサイスは難しいのですけど、多分はまったらほんとに凄く好きな人は好きだと思います。一瞬でポワントがダメになります。(笑) -純クラよりもネオクラの方がトウシューズへのダメージが多いですか? 内山陽瀬 大きいですね。ネオクラだと床に打ちつけたりすべったりだとか、普通にポワントでこれしちゃあかんでしょみたいなことをさせられるからダメージが大きいです。上へ上へよりも下へ下への力が強いから、床を押して立たないといけなかったり膝を曲げた状態から立ったりとか普通クラッシクではないことをするから、ダメージは大きいと思います。 -ネオクラシックへの抵抗はございませんでしたか? 内山陽瀬 私はもともと純クラッシックよりもネオクラッシックみたいな軸が外れているので、自分のバレエを正していきたいと思いつつもネオクラの方がやり易かったりしたので、あまり抵抗はないです。だから、逆に、純クラッシックをほんとに極めている人だと抵抗があるかもしれないです。 -ドレスデン国際バレエサマースクールは様々な国籍の方が参加されていたと思いますが、踊りなど何か日本の方との違いはございましたか? 内山陽瀬 私が同年代と普段あまり踊ってないので、そこはちょっと比較しづらいのですけど、皆さんスタイルはいいなと思いました。自分よりちょっと技術が落ちていても、スタイルがいいから良く見えてしまったりするのです。そういった面で日本人のアイディンティティを強く感じました。行く前は、「一緒でしょ。技術がちゃんとあれば同じに見えるはずだ。」と思ったのですけど、「技術があってもスタイルが悪い分、もっと頑張んなきゃ日本人勝てないのだなあ。」と痛感しました。また、ヨーロッパの子達は踊り方が雑だとも思いました。日本人の方がやっぱり正確性っていうのはあると感じることは何回かありました。ヨーロッパの子たちはトウシューズに上手く立てちゃうから日本人よりは腹筋とか背筋が弱いと思いました。 -今年のドレスデン国際バレエサマースクールはどんな方が参加されていましたか? 内山陽瀬 ベルギーの王立の子とかアントワープとか、カナダナショナル、ワガノワとかあとは英国ロイヤルの卒業生とか。英国ロイヤルの現役生も居たし、あとは、ドレスデンの学校の子。パルッカの子も何人か一緒に受けていて、その子達はほんとにコンテが上手い、素晴らしいです。みんなが覚えられない振付を一瞬で覚えるのです。イギリスの子とかもいたし、あとハンガリー国立の子は奨学金貰ってきていたらしくて、ちょっとヘラヘラしていてイライラしましたね。 -サマースクール参加者の意識で違いはございましたか? 内山陽瀬 日本人真面目だなって思いました。外人の子はすぐ休みたがります。クラスの人数がだんだん減ってくるのです。クラッシックとかも先生3人いたのですが、生徒の中にはこの先生が嫌だからと言って休む子もいました。私のクラスは60人いたので、誰がいると居ないとか分からないのですが、オーラがある子とか目立つ子だとあの子居ないなぁって分かるのです。ジャンプとかも足が痛ければやらないですね。見ているのが普通みたいな感じの子もいました。あと、自分が得意なものとかやりたいものは、さっき3~4回やっている子がいるって言ったのですけど、みんな出てきちゃうからピアノが止まらないのですよ。ただ、苦手なやつだとみんな出てこないから、ピアノが止まったりとか、自分が一人でやったりとかがありました。いつの間にか私一人だったみたいなこともありました。外人の子達は、なんか自由な精神の下にやっているなあと思いました。多分、お金とかあまり気にしないで受けているのだろうなあと思いました。向こうはレッスンが豊富にあるから、やらなくてもいいやっていう意識があると思いました。 -クラス以外のことでは印象に残ったことはありますか? 内山陽瀬 生活とかですか? -はい。 内山陽瀬 生活は住みやすかったです。食べ物も美味しかったです。 -どういった物を召し上がりましたか? 内山陽瀬 ハムとかチーズを。 -なるほど。ハムとチーズ美味しいですよねえw 内山陽瀬 毎日、チーズとヨーグルトをずっと食べていました。 -ビュッフェ形式ですか? 内山陽瀬 朝ご飯はそうです。朝ご飯は毎回シリアルとかも豊富だし、美味しい物があったので良かったし、スーパーとかも安いから。なんか日本では食べられないチーズとかも安くて嬉しかったです。 -飲み物とか水とかも大丈夫でした? 内山陽瀬 水はむしろ炭酸こんなにいっぱいあるのだと思いました。無料でフレーバーの1リットルの炭酸水とかを学校の食堂でいただけるので、それを毎日2本ぐらいもらって丁度いいぐらいでした。私は苦手ではないのですが、フレーバー水しかなかったので普通の水が欲しい人にはちょっと辛いかもしれないですねえ。乾燥する割に冷たい飲み物がないから、それはちょっと不便かもしれないと思いました。あとペットボトル料金がかかります。普通に買うと高くなるから、普通の炭酸がない水は何本か持って行った方がいいかもしれないと思いました。 -ドレスデンの街自体はいかがでしたか? 内山陽瀬 銃声が時々聞こえる時があって。ホステルの中に居て、「今の銃声だよね?」みたいな「今、2発鳴ったよね?」みたいな「花火じゃないよね?」みたいな、ずーっと朝っぱらから銃声がドーンって響いたとか結構あって、「何なのだろうねえ」みたいな事もありました。でも、たぶん普通に過ごしていれば安心、安全な街ではないかと思います。 -学校とホステルの行き帰りはどのようにされていましたか? 内山陽瀬 エスバーンを使いました。学校の子でも結構エスバーン使う人が多くて、トラムだと乗り換えが面倒なのと、駅が真反対にあるのかな?駅を超えてトラムに乗るので、駅の中にあるエスバーンに乗っちゃった方が多分15分ぐらい歩くのですが、1本で行けて楽でした。あと、駅の中のクッキー屋さんに試食してから、エスバーン乗るみたいなことをしていました。外人の子は歩いて行く人も多かったです。 -今後の目標を聞かせて頂けますかね? 内山陽瀬 ドレスデンに行って、「まだ足りない所があるなあ」とか「日本でいっぱいやれることってあるなあ」っていうのは感じたので、海外に再チャレンジしたいのですけど、ドレスデンにいる頃よりはもっと語学力を上げていくことと、あとは、ドレスデンで足りないなって思った所を上手く上達させていって、またドイツに行くことが目標です。 -内山さんの今回ご参加されたドレスデンのサマースクールに今後参加される方へのメッセージ、アドバイスをお願いします。 内山陽瀬 奨学金とかスカラシップとかを取りたいのであれば、若いうちに参加した方が有利かなと思いました。今回、入学許可、スカラシップを出されたのが全て15~16才の男子の中から選ばれていました。若い子達には狙い目かなって思いました。もし、そこで入れたら、きっとコンテが凄く上手くなるから、今後にたぶん凄く良いかなと思います。あと環境が凄く整っていると思いました。日本人に対しても優しいしです。サマースクール自体に関しては、凄く充実しているので行ってみるのは価値があると思います。2週間だけでも、初めての海外の人にはお勧めします。ただ、その時には語学をちょっとやっていた方がもっと楽しめるし、2週間しかないから1週間でだんだん語学に慣れてくるので、その前から語学をやっとけば、1週目から楽しめるかなと思います。あとは、あっちは靴生活なので、靴とポワントを分ける為のサンダルとかみんな持って行ったので、そういうのも必要かなって思いました。サンダル、ビーサンとか、ゴムの今流行りのサンダルですね。ああいうのを持って行くといいかなと思います。みんな普通に移動には草履とか履いていました。あとは、天気の急変ですかね。寒暖の差がめっちゃ激しくて困ったので、そこは、長袖長ズボン絶対持って行った方がいいなと思いました。それとジャージで移動しても何も誰も非難はしないので、ジャージ何枚か持って行くぐらいで丁度いいかなって思いました。服はそんなにいらないと思います。 -ありがとうございます。

平良 彦太 さん/ダンサー/振付家・演出家

プロフィール 那覇市出身。ロンドン、セントラルスクールオブバレエ卒 ローザンヌ国際バレエコンクールなどに出場し、香港バレエ団ソリスト、 カナダ、モントリオールのレグランバレエカナディアンでプロバレエダンサー として世界各国で公演。 2013年、那覇市泉崎にT.DANCE FACTORY開校 -セントラル・スクール・オブ・バレエを選ばれたご理由を教えていただけますか? 平良彦太 僕が中学生の時にたまたまテレビで観た、世界の様々な学校教育を取り上げるドキュメンタリー番組がきっかけです。その番組のイギリスの回がバレエ学校、セントラル・スクール・オブ・バレエの生徒の日常を追ったものだったのです。それを見て、「ああっ、いいなあ」と思って、そのままそのセントラルに行くことに決めたっていう感じです。 -オーディションは日本ではなく、実際に現地に行かれたのですか?  平良彦太 いえ、セントラルの先生方が東京にいらして、僕は上京して、オーディションを受けました。 -セントラルでは、バレエとかコンテンポラリーなど様々なレッスンを受けられたかと思うですが、それまでには、日本ではモダンとかバレエ以外の踊りのご経験はございましたか? 平良彦太 いえ、やってなかったですね。 -新しいジャンルの踊りに対して抵抗はございませんでしたか?  平良彦太 そうですね。最初の頃のコンテンポラリークラスでは先生に、プリンスって呼ばれてからかわれていました(笑)。凄い身体を引き上げて優雅に立っていたので(笑) -セントラル・スクール・オブ・バレエへは何年通われましたか?  平良彦太 3年間です。 -先程、中学の頃に、テレビ番組をご覧になってとおっしゃっていましたけど、行かれたのは高校の年代からですか?  平良彦太 中学を卒業してすぐですね。 -お一人で行かれて、ホームシックや現地で困った事などはございませんでしたか?  平良彦太 はい。やっぱり最初の頃は、言葉も通じませんし、当時はそれこそインターネットも普及してなかったので、頻繁に家族とのやり取りもできませんし、寂しかったですね。 -ホームステイをされていたのですか? 平良彦太 しばらくホームステイ的なことをしていたのですけど、すぐ学校の近くのYMCA。所謂、寮みたいなやつですね。学校の寮ではなくて、いろんな学生がステイしている所に泊まりました。 -YMCAにはどれくらいいらっしゃいましたか? 平良彦太 卒業するまでいましたね。 -そこで、お食事とかも朝と夜出るとかっていう感じですか?  平良彦太 そうです。そんな感じです。はい。 -初めの頃は、言葉がなかなか通じないとおっしゃっていましたが、日本にいらっしゃる時に、中学校の英語以外に何かお勉強とかはされていましたか? 平良彦太 自己流でやっていました。でも、そんなすぐには太刀打ちできないというか、現地の生の発音とかはすぐには対応できなかったですね。 -コミュニケーションに困らなくなるのには、大体どれぐらいかかりましたか?  平良彦太 最初の1年ぐらいはかかっていたのでしょうね。気がついたらって感じだったので、あんまり、ここだっていう感覚はないのですけど。 -1年ぐらいしたら、クラスメイトと普通に会話できたということですか?  平良彦太 そうですね。なんとなくコミュニケーションがとれているような感じになっていました。 -日本でのレッスンのスタイルと、セントラルでのレッスンで大きな違いなどあったら教えて下さい。 平良彦太 セントラルの最初の数ヶ月は、ほんとに基礎的なことばかりでしたね。それまで日本の教室では、細かく基礎をというよりは、ビデオを観て発表会の振り移しをしたり、見よう見まねで色んなヴァリエーションを踊ったりしていたので、そこそこ踊れているつもりでいたんですけど、そこでもう一回基礎から学び直すと、凄い自分が下手になったような気がしたのを凄く覚えていますね。なんかプリエひとつ取っても今までのやり方だと違和感があったり、「タンジュの足の出し方もこんな甘かったんだなあ」とか思ったり、そんなのを痛感した記憶はありますね。 -セントラル・スクール・オブ・バレエのカリキュラムの中に、パドゥドゥなどもあったかと思うのですが、何か苦労された点、もしくは学びはあったなと思うところはございましたか? 平良彦太 パドゥドゥはほんとにそれこそ日本では先生にきちんと教わったことがなかったので学校で学べて楽しかったですね。ちゃんと女性のバランスをオンにしたりオフにしたり、そういう基礎から学べたのでよかったです。 -その他どんなカリキュラムがありましたか?  平良彦太 セントラルはロンドンという土地柄もあって、ウェストエンドのミュージカルシアターに卒業後、就職する生徒も少なくなかったので、シアターダンスとかジャズ、僕らの頃は歌もやりましたね。ミュージカル「シカゴ」に出演している卒業生がフォシースタイルのジャズを教えに来てくれたりしましたね。 -ボディーコンディショニングとかピラテスみたいなのもございましたか? 平良彦太 ありました。ピラテスとか、あとは小ちゃなジムがあって、そこで先生と一緒に筋トレじゃないですけど、体の筋肉の使い方のトレーニングみたいなのもありましたね。 -学校は朝9時ぐらいから始まる感じですか?   平良彦太 はい。そうでしたかねえ。なんか早かった記憶あるなぁ。8時半とかから始まっていたかもしれないですね。 -夕方は何時くらいまで学校にいらっしゃいましたか?  平良彦太 一番遅いと、最後のクラスが18時まであったような気がしますね。ずーっと一日中授業があるわけではないですが、クラスによってはだいぶ空き時間があって夕方に受けるという日もあったのですけど。 -発表とかアセスメントとか試験みたいなのが定期的にあったかと思いますが、何か踊られましたか?  平良彦太 クラッシックでライモンダとか、あと僕がやった時はブルーバードのソロとかもやったかな。 -それは年に1回ですか? 平良彦太 年に2回だったと思います。 -卒業年度には、作品とかをやるという感じですか?  平良彦太 セントラルは、3年生になったらイギリス国内で公演して回るのです。所謂ツアーですね。3年目の前半にリハーサルを重ねて、後半はイギリス国内20カ所くらい回るのです。その後に、ロンドンの凱旋公演をやって、それがそのまま卒業公演につながるという流れですね。 -セントラルは何クラスぐらいに分かれていますか? 平良彦太 男子と女子に分かれているだけです。何人ぐらいいたかな?僕の時は。男子が7名ぐらいだったかな?そんなにいなかった記憶がありますね。女子は12〜3人いたんじゃないですかね。  -日本人の方はどれぐらいいらっしゃいましたか? 平良彦太 僕の学年は、男子が僕1人で、女子が4人いたかな。みんなオーディションの時に初めて会った感じでしたね。 -日本全国から集まってという形ですか?  平良彦太 はい。北は北海道、南は僕、沖縄みたいな感じでしたね。 -3年間の中で印象的だった出来事などございましたら教えて頂けますか? 平良彦太 アデリンジェニー国際バレエコンクールで銀賞と観客賞を頂いていたことですかね。銀賞ももちろん嬉しかったんですけど観客賞が特に嬉しかったですね。「この世界でやっていっていいよ」ってお客さんに認めてもらえた気がしました。それと僕、小林十市さんが大好きだったので、十市さんもこのコンクールで、受賞されていたことを知ってそれも凄く嬉しかった記憶があります。十市さんは金賞でしたけど(笑)   -その後、ご卒業されて、まずは香港バレエに行かれたと思いますが、オーディションは、ご自身で探されたのですか?それとも、セントラルの先生からのお勧めとかですか? 平良彦太 卒業前も卒業後もバレエ雑誌などに載っているオーディションで興味があるものはできるだけ受けにいくようにしていましたし、セントラルの先生が推薦状を書いてくれたりもしたのですが、なかなか仕事が決まらなかったのです。結局、学校が「もう一年分、学生ビザを出してあげるからじっくり腰を据えてオーディションしたら?」と言ってくれたので、日本食レストランでアルバイトをしながらチャンスをうかがうことにしたのです。 香港バレエが決まったのは本当に偶然で。ある日、いつも行っていたオープンスタジオにバレエクラスを受けに行ったらそこが香港バレエ団のオーディション会場になっていたという(笑)。 あまりに突然のことで緊張する暇もなく、それが良かったのかその日のうちに契約書をいただきました。 -その後、プロとしてのキャリアを積まれると思いますが、お仕事をされていく中で、感じた事はございますか? 平良彦太 学生のうちはみんな助けてくれるんです。先生も生徒を助ける為にいるのですけど、プロになってからは、バレエマスターとか講師はいますけど一人一人にしっかり構ってくれるわけじゃない、そのとき向かっている舞台を成功させる為にみんないるっていう感じですかね。その違いはありますね。 -カナダ モントリオールの方に移られるかと思いますが、どういったご経緯で移動されたのですか?  平良彦太 クラシックからコンテンポラリーにスタイルを変えたかったのです。当時27歳だったのですけど年齢的にもここがダンサーとしての環境を変えるラストチャンスかなと思って。 そこから働いてみたいバレエ団をいくつかピックアップして、香港バレエ団にも事情を説明して3週間くらい休みをもらってからオーディションをして回りました。 モントリオールのレ・グランバレエは自分の中で第一志望だったので嬉しかったですね。 -カナダのモントリオールというとフランス語圏ですし、またちょっとカラーが違うかとは思うのですが、実際にお仕事されていて、何か感じたこととか、ご自身が目指されていたコンテンポラリーを踊ることになって、変わられた事とかって何かあったら教えて下さい。  平良彦太 クラッシックのカンパニーになってしまうと、ある程度、同じ型のダンサーを求められるんです。だけど、レ・グランに行った時に新鮮だったのは変な話、いろんな形のダンサーがいて(笑)、毎日のトレーニングクラスはバレエだったんですけど、もうなんかみんなそれぞれの踊り方をしているのです。それが凄く楽しかったですね。モントリオールという土地柄、ヨーロッパから来ているダンサーも多かったし、芸術監督のグラジーミル・パンコフ氏もずっとヨーロッパで活躍していた方だったので、そのコネクションで向こうの大御所や新進気鋭の振付家達の作品に触れることができたのは僕の中で財産になっていますね。 -イギリス、香港、そしてカナダと行かれて、様々なダンサー達と学ばれてお仕事をされていらっしゃったかと思うのですけれど、まず、ロンドンに行かれて、日本のダンサーと外国のダンサーの大きな違いとかって感じられましたか?  平良彦太 そうですね。10代の頃って、日本人のダンサーの方がテクニックあるんですよ。って言うのは、みんな、それこそ僕がやっていたみたいにビデオを観たりとか凄く研究して、たくさん回れたりとか高く飛べたりとかするのですけど、あっちの人は成長が遅いのですよね。なんですけど、バレエ団に入った後に、彼らは伸びていくっていう印象ですね。学生の頃は、ほんと学生的な踊りをしているのですけど、何年か後に再会した時に、「わあっ、この人こんなになっている」とか、そういう驚く機会が多かったです。 -今度、香港でのお仕事を通じて、中国の方とか香港のダンサーと日本のダンサーでは何か違いなど感じられましたか? 平良彦太 そうですね。中国の本土の方から来ていたダンサー達は、いい意味でしっかりプライドを持っていた感じがありますね。彼らは国に選ばれてやってきた人達ですから。 ヨーロッパのダンサー達とはまた違うプロフェッショナリズムみたいなものを感じましたね。 -帰国されて、今はご自身のスタジオをお持ちで、ディレクターとして代表としてご活躍されていますが、今度はダンサーとしてではなく、指導やダンサーを使う立場という中で、今のダンサーに求めるものはなんですか? 平良彦太 ダンサーに求められるクオリティーが凄い高くなってきていると思うのですよ。昔はクラッシックが出来ればこの人クラッシックで、コンテンポラリーが出来れば、この人コンテンポラリーでって、カンパニー内でも役割分担があった感じなのですが、今は世界的にもバレエ団の規模が縮小傾向にあることもあってマルチなダンサーが重宝される。順応力っていうことですかね。 -日本もいろんなバレエ団があると思いますが、なかなかお仕事として確立するのが難しいのが現実だと思います。その点、北米含めヨーロッパのように今後の日本のバレエ界というか、どういう風にしていくべきだとお考えですか? 平良彦太 難しいですよね。なかなか簡単に答えられる問題ではないですね。いろんな事情が絡み合っていると思いますし...。例えば洋舞っていうことでね、もともと日本のものじゃないっていう扱いがどうしてもあると思うんです。「お能とか歌舞伎とかそういうものに比べると、ちょっと大きな顔できないのかなあ」とも思ったり、僕はコンテンポラリーダンスはその土地その土地でいろんなスタイルが出来てくるから面白いなあと思ってるんですけど、国民性というかね。これはNoismの芸術監督の金森嬢氏の言葉の受け売りなのですがダンスに関わる人達が、「分かる人だけ分かればいいんだよ」っていうスタンスじゃなくて、もっと門口の広い活動をしていくしかないんじゃないかと思います。例えば、コンテンポラリーダンスという言葉一つ取ってもダンスをしてない人にはまったくピンとこない。だから、「コンテンポラリーダンスっていうのはこういうものなんだよ」っていうこと、「なぜこれが社会にとって必要なものなのか」ということをきちんと自分の言葉で説明できるだけの知識とか言葉を勉強していかなければと考えています。 -ありがとうございます。最後に一つだけ伺いたいと思いますが、今後、留学を目指す若いダンサーに、何かアドバイスがございましたらお願いします。 平良彦太 とにかくチャンスがあったら、いろんなものを見て欲しいですね。踊りはもちろんですけど、お芝居とか美術館とかも。やっぱり、僕が学校で学んだこと同じぐらい、イギリス時代は劇場から、そして街から学んだなあって思っているので。セントラルの近くにサドラーズウェルズっていう劇場があって、世界のいろんなバレエ団が毎週末のように来ていました。それを学割で観られるという今思えばとても贅沢な環境で(笑)。そういうチャンスがあったら、いろんなものを観てなんでも吸収したらいいと思います。僕自身、当時味わった感動が、「いつか自分もそういう感動を人に与えられるようになりたいな」っていう風に、活動していく上でのモチベーションになってると最近つくづく思うんです。将来、ダンサーになりたいのであれば学生のうちに「ダンス」でたくさん感動してほしいなと思いますね。 -本日はお忙しいところいろいろと貴重なご意見をどうもありがとうございました。

中瀬真依さん/ピアノ/シュリッツピアノ夏期講習会/ドイツ

-今回、中瀬さんのまず簡単な自己紹介で構わないので、今までの音楽歴とか教えて頂いていいですか? 中瀬様 高校まではずっと勉強勉強の学校に行っていて、大学でやっと音楽ばかりしてる人がいる環境に来た感じです。 -今は1年生?2年生? 中瀬様 2年です。 -2年になりましたか? 中瀬様 はい。 -失礼しました。そうですね。2年生。 中瀬様 はい。 -じゃあ、ほんとに音楽の学校に入ってから、まだ2年目っていうことになるんですか? 中瀬様 そうです。 -高校までは、じゃあ音大目指してお勉強しながら頑張ってきたという感じ? 中瀬様 はい。 -凄いですねえ。じゃあ、今まで講習会とか海外、国内含めて何か? 中瀬様 行ったことなくて、今回が初めて。 -そうなんですね。泊り込みというのは初めてで? 中瀬様 そうです。 -じゃあ、公開レッスンとかっていうのは学校であったりしました? 中瀬様 しました。はい。 -そういうのは受けて? 中瀬様 外国人の先生のレッスンを先生のお宅で受けたりとか、そういうのはあったので、外国人の先生のレッスンに触れる機会というのは何度もあったんです。 -そんなに怖いほうではなかったんですね? 中瀬様 そうですね。 -そうすると、じゃあ、今回初めて講習会ということで。 中瀬様 そうです。 -海外は、でもいろいろ行ってらっしゃいましたよね? 中瀬様 そうです。全部、旅行で。 -大学生になってからですか? 中瀬様 大学生になってからも行きましたし、それまでにも何回か。 -そうなんですね。講習会に参加しようと思われたキッカケって何だったんですか? 中瀬様 去年、旅行でウィーンやザルツブルクに行ったんですけど、音楽祭に行って「やっぱり、外国で音楽っていいなあ」って思って、「じゃあ、次は自分が勉強しに行きたいな」って思うようになったので、講習会をいろいろ探してみて。 -そうですね。いろいろご検討頂きました。最終的に、この講習会に決められたわけなんですけれども、決めたポイントっていうのは? 中瀬様 かなり迷ったんですけど、どうせ行くなら、もうレベル高いとこで、せっかくの機会だしと思って。 -ちょっと心配してらっしゃいましたもんね。最初。 中瀬様 心配してましたね。 -でも、実際どうでした?行かれてみて。 中瀬様 実際行ったら、凄い楽しくて。みなさん経歴も物凄い人ばかりだったんですけど、とても親切にして下さって。年上の方ばっかりって感じだったので。なので可愛がってくれるような感じで、ありがたい環境でした。 -今回、日本人の方も多かったですもんね? 中瀬様 16人。 -16人。凄いですよね。 中瀬様 参加者の半分ぐらいいらっしゃって。 -他はどう? 中瀬様 でも、日本人の方も5人以外は、もう全員留学されてて。 -現地からの参加だったんですね? 中瀬様 そうです。だから、やっぱりちょっと感じも違ったんですけど。 -そうなんですか。じゃあ、純粋にまだ日本でお勉強しててっていうのは? 中瀬様 5人です。 -じゃあ、みんなお姉さん方が。 中瀬様 そうです。 -頼もしく見えますね。 中瀬様 そうなんです。みなさんもうドイツとかフランスに留学して、そこから来てるという人で、留学組ばかりという感じでした。 -凄いねえ。他の国の方って、どんな方いらっしゃいました? 中瀬様 ルーマニア出身でウィーンに留学してる人とか、中国出身でドイツに留学してる人とか。 -みんな留学してる人なんですね。 中瀬様 そうです。あとアメリカ、ポルトガル、スペイン、ドイツなどです。 -じゃあ、その辺の国の方は一人とかお二人とかですか? 中瀬様 そうですね。一人、二人。 -やっぱり日本人が多い? 中瀬様 そうです。日本人が多くて。はい。 -分かりました。そうすると、皆さん大体、年上の方で。 中瀬様 年上でしたね。 -レベルとかどうでした?皆さん。 中瀬様 勿論みんなレベル高いんですけど、その国の民族性が染みついてるって言うか。日本人と演奏が違う感じを凄い受けて、面白かったです。 -留学なさってる日本人の方っていうのは、やっぱりちょっと日本人っていうのとは違う? 中瀬様 違いましたねえ。日本のコンクールや演奏会とかで聴くような感じと全然違って。みんな凄い伸び伸びと弾いてる感じで。 -皆さん、長く留学なさってる感じですか? 中瀬様 そうですね。もう高校卒業してから留学してるから、5年目、7年目とかいう人もいたし、大学卒業されてから今、3年目なんだっていう。 -それでも3年目なんですね? 中瀬様 そうなんです。もうなんか慣れてるようなって感じで。 -じゃあ、皆さん、海外生活とかっていうのは普通にされてて。 中瀬様 そうなんです。 -じゃあ、その中だったら、そんなに一人で初めて行っても寂しい感じとかはなかったですね。 中瀬様 はい。 -講習会、今回いろんな先生からレッスンを受けられるっていうものだったんですけども、実際には? 中瀬様 結局、7人の先生で。6人の先生2回と、1人特別ゲストの13回だったんですけど。ほとんど毎日レッスンで、違う曲持って行かないといけないので、こなすのも大変だし、レッスン受けた後、復習もしたいけど、次の日のレッスンの準備もしたいっていうので、とても大変でした。 -そうですよねえ。7人の先生って。毎回、先生によって曲は変えるんですか? 中瀬様 変えました。やっぱり、その先生の得意分野とかを持って行きたいかなあと思ったので、変えたんですけどね。中には結構もう弾いてた曲もあったんですけど、それでも新しい発見ばっかりで。「ああっ、こんな観点から見たり弾いたりしたら面白いなあ」っていうのばっかりで。 -そうなんですねえ。先生によっても。同じ曲を見てもらった先生とかっていうのは? 中瀬様 います。同じ曲を2人の先生にとかもあったんですけど。でも、また違う観点で。相反することを言われるとかじゃなくて、もうどんどん新しい感じで、凄い良かったです。 -そうすると、曲はいくら持って行っても足りないぐらいの。 中瀬様 そうですよ。もっと持って行った方が良かったなあって。大変だったけど。 -結局、何日間?期間は。レッスンがしてもらえる期間っていうか。 中瀬様 一応、20日間の中で。 -そうすると、ほんとに。1日2回あったりもしました? 中瀬様 ありました。でも、2回目のレッスンが30分だったんで。でも、30分以上は勿論してもらえたんですけどね。30分の方がちょっとは楽かなっていう。60分×2回だったらもう。 -相当大変ですよね? 中瀬様 はい。 -週3回ですもんねえ。他の方のレッスンとかも聞いたりとかは? 中瀬様 聞きに行きました。 -どうでした? 中瀬様 い先輩方のレッスンを聴講させてもらったんですけど、とてもレベルの高いところでの話をされてたりとか。自分が弾いてる曲でレッスン受けてる方もいたので勉強になりました。 -同じ曲で? 中瀬様 同じ曲で。でも、その人の個性とかを大事にして、先生がレッスンされてるから、違うポイントとかをおさえてレッスンされてたりしたので、凄い勉強になりました。 -勉強になりますよねえ。 中瀬様 あとやっぱり自分が受けてると、弾くことに一生懸命になっちゃうけど、人がレッスン受けてるのを聞いていると、リスニングの練習にもなりますよね(笑)。 -先生達、言語はどうでした? 中瀬様 英語とドイツ語はもう皆さんペラペラで、あとフランス語もいけるよって。英語でのコミュニケーションで不自由なくいれたので良かったです。 -皆さんどうでした?英語で受けてる方が多かったですか? 中瀬様 ドイツ語と半々ぐらいでした。ドイツに留学されてる人は「ドイツ語の方がいけるわ」って言ってました。 -ドイツ語のそのレッスンとかは普通に分かりました? 中瀬様 やっぱりレッスンだと、弾いたりジェスチャーとかでなんとなく単語もこれかって感じで分かりますねえ。 -想像しつつ。 中瀬様 そうです。 -じゃあ、英語もちゃんと先生方がお話して下さるんなら安心ですね。先生は結局7人ですよね? 中瀬様 はい。 -エビ先生のレッスンってどうした? 中瀬様 海老先生はもちろん日本語だったので凄い安心感がまずそこにあって。レッスン以外の日常の時にも助けて下さって、とてもあたたかい先生でした。レッスンでは、自分がこう弾きたいっていうことを大事にした上でのアドバイスを頂けたので、とても自分の為になりました。 -エビ先生もいろいろと海外で沢山教えてらっしゃいますので。日本の先生ってどうですか?教え方としてやっぱり違いました? 中瀬様 今あるものをこう弾くっていうよりも、もっとこう想像してインスピレーションの受け方とかも違う視点で言われたりとか。練習室とかレッスン室の環境が全然日本と違うので、自然に囲まれてて。だから、その環境とそのレッスンと先生とで、凄い違う。 -効果が凄い何倍にもなって。 中瀬様 そうですね。はい。 -場所はどんな感じのとこでした? 中瀬様 ザ・田舎です。 -ひと言で言えば田舎。 中瀬様 ほんと何もなくって。宿泊のとこと練習室で、周りがもう森っていう感じなので、緑しかほんとになくて田舎でした。ほんとに気持ちのいい田舎っていう感じで。 -暑さとかはどうでした? 中瀬様 一週目が37℃で物凄い暑くて、虫とかも凄かったんですよ。クーラーもないし。近所のスーパーですぐ殺虫剤買ってきて、すぐ使いまくりました。 -近所にスーパーはあるんですね? 中瀬様 はい。歩いて10分ぐらいのとこに大きなスーパーがあったので。 -じゃあ、皆さんそこで? 中瀬様 そこで全部買い物して。2週目からはもう20℃ぐらい。 -いきなり? 中瀬様 はい。そうです。 -体調壊しますよね? 中瀬様 そうです。だから、ほんとにほんとに気をつけて。朝は涼しくて気持ちのいい朝でした。 -じゃあ、日本に帰ってきたら暑かったですよね? 中瀬様 そうですね。むしむししてるし。 -場所の中は、宿泊する所とレッスンとか練習とかっていうのは別々でした? 中瀬様 一応、別々なんですけども、歩いてほんと30秒ぐらいのとこで。すぐ移動できるし、ちょっと休んで「じゃあ、練習行こうかな」っていうのが軽くできるので良かったです。 -お部屋は? 中瀬様 部屋はちょっと大変で、3人部屋だったんですよ。本当は2人部屋のとこを3人で使わされた感じで。前泊してた3人が同じ部屋にされたんですけど、その前泊の時にまだ前の歌の講習会の方達とかがいて、部屋がたぶん1部屋しか空いてなくって、そこに詰め込まれた感じでした。 -ストレスですね? 中瀬様 そうです。日本人のお姉さんとアメリカの子が一緒で。日本人のお姉さんいたので良かったんですけど。 -そこ仲良くはできました? 中瀬様 できました。 -よかったです。 中瀬様 アメリカの子とは最初コミニケーションとるのが大変で。凄いスピードで喋ってくるので初めはそれに圧倒されて。でも、頑張ってなんとか会話しようとしていたらコミュニケーションもとれてきて、いろんな話ができるようになりました。 -良かったですね。 中瀬様 すごく仲良くなれて。 -終わった後も連絡とったりとかは? 中瀬様 もちろんとってます。はい。 -そうなんですね。 中瀬様 ほとんど全員がfacebookをやっているので、たまに、元気にしてる?とかメッセージをやり取りしたり、学校や街の様子の写真を送ってくれたり。 -練習室っていうのは、結構、使えたっていう風にアンケートの紙に書いて下さっていたんですけど、どんな感じで? 中瀬様 14、15ぐらい部屋があって、もう全部マネージメントされてる先生がスケジュール全部組んで下さって、「あなたはこの時間からこの時間までこの部屋を使って、何時からはこの部屋を使って」と全部一覧表にして下さってたので。練習室を取らなくちゃっていうのはなくって、決められた時間に行って練習してっていうのが、毎日5時間ぐらい。 -凄いです。 中瀬様 でも、コンクールとかコンサートとかある日は、もう3時間とか2時間とかいう日もあったんですけど。 -スケジュールを全部組まれて。 中瀬様 全部組まれて。はい。 -じゃあ、レッスンとかもそこにキッチリ入ってる? 中瀬様 そうなんです。語学レッスンもちゃんと考慮して下さってたので、私の場合は午後から練習を入れてもらえて。全部一覧表に。 -じゃあ、分かり易くて。じゃあ、結構、システムとしてはちゃんとしてる。 中瀬様 とても良かったです。 -語学はどうでした? 中瀬様 語学は、常に英会話をするって感じで。先生が2人いらっしゃって、ローテーションだったんですけど。それがあったから、外国の人達とも友達になりやすかったりとかしたので、本当に受けて良かったです。 -何人ぐらい受けてらっしゃいました? 中瀬様 シニアが4人で、あとジュニアの子2人が来たので、ジュニアのいる時は6人。 -じゃあ、そこは一緒にやるんですね? 中瀬様 そうです。一緒でした。ジュニアの子も一緒に一週間だけやって。 -じゃあ、そのジュニアの子達っていうのは、講習会では特に一緒にはならないんですか? 中瀬様 でも、一緒でしたね。レッスンも受けてる建物一緒ですし、ご飯を食べてるのも一緒だし、演奏会を聞きに来てる子達もいました。レッスンを聴講しに来てくれたりもしました。みんな良い子で、とても可愛くて。シニアはお兄さんお姉さん方で、なんとなく壁があったんですけど。だから、ジュニアの子達の方が近い感じで。ずーっと一緒に話してたり遊んでたりとかしたので、とても仲良くなりました。 -でも、ジュニアの子っていうのは、ちょっと期間が違いますよね? 中瀬様 ジュニアはシニアの3週間のうち真ん中の1週間だけだったので、途中で。 -寂しかった? 中瀬様 とても寂しかったです。 -ジュニアの子達っていうのは何人ぐらい? 中瀬様 14人かな。 -じゃあ、結構いるんですね。やっぱり。 中瀬様 そうですね。 -でも、そっちはそんなに日本人は? 中瀬様 2人だけでした。 -じゃあ、語学の方を受けてたのっていうのは、日本人の方? 中瀬様 日本人の男の子1人と、あとリトアニアの子が1人。 -大人から来てる人は? 中瀬様 スペインから1人と、あと日本人で、今、オーストリアに留学されてるお姉さんと、あと日本から来た1コ上の。 -じゃあ、半分日本人って感じですか? 中瀬様 そうです。どうしても日本語で「あれ、何て言うんやろ?」みたいな感じで喋っちゃうので。 -先生に「ノー」って言われました? 中瀬様 日本語禁止って言われました(笑)でも、どんどん英語喋るのも抵抗が全然なくなって、ちょっと文法メチャクチャでもいいやってなれたので良かったです。 -語学は毎日? 中瀬様 毎日です。日曜日以外、毎日1時間半。 -朝? 中瀬様 朝9時から10時半まで。 -練習して。 中瀬様 クタクタで。 -そうですよねえ。疲れませんでした? 中瀬様 結構、疲れましたねえ。 -そうですよね。朝、起きれるんですか? 中瀬様 朝は頑張って起きて、8時からご飯なので、それまでに起きてご飯食べて、語学行って。  -じゃあ、語学がない方は、その時間に練習してたりしてた? 中瀬様 その間にレッスンがあったりとか。 -じゃあ、それぞれでちゃんとスケジュールが組まれていると? 中瀬様 はい。 -じゃあ、朝起きたら、みんな8時にご飯に行くんですか? 中瀬様 そうです。でも、みんなだんだん脱落していって、最後の方ほとんどいない感じになって。朝起きれないって言って。 -疲れて? 中瀬様 疲れてヘトヘトで。 -でも、ご飯の時間っていうのも決まってるんですね? 中瀬様 決まってました。 -8時から9時までとか? 中瀬様 はい。 -じゃあ、遅れて行ったらもうない? 中瀬様 もう入れてもらえないです。 -入れてもらえないですね。お昼ご飯は決まってる? 中瀬様 お昼は13時~13時半でした。 -30分で食べる? 中瀬様 そうでしたね。夜も18時半~19時。 -早いですね。演奏会に行ったりっていう時は? 中瀬様 ご飯はなくって、「パンとか適当に持って行っていいよ」みたいな感じで言われるんですけど、演奏会を聞きに行った先でご飯食べることが多かったです。レストランにみんなで行って。 -それは自分で好きな物を頼んで食べる感じなんですか? 中瀬様 そうです。はい。だから、もう自腹ですけど。 -どんな物を食べました? 中瀬様 お肉物が多かったですね。1回お米が恋しくなっちゃって、タイ料理のお店に行って、久しぶりにお米を食べて、「懐かしい」って。 -タイ料理屋さんどこにあったんですか? 中瀬様 フルダって言って、シュリッツから30分ぐらいの所に。コンサートで行った時に見つけて。外でラーメン食べてる人がいて「ああっ、ラーメンだ」と思って行ったら、タイとかアジア系のがあったので。外で食べる時は充実してました。ご飯が美味しかったです。 -結構、たくさんありました?食べる所とか。 中瀬様 ありましたね。留学されてる先輩について行ったら、もう安心なので。結構、いい物が食べれて良かったです。 -でも、講習会場の周りとかには、そんな食べる所とかありました? 中瀬様 テイクアウトするようなお店とか。ピザ屋さんとかケバブ屋さんとかがある感じですね。あとカフェが沢山あったので、練習の合間とかにアイス食べに行ったり、お茶しに行ったりしました。 -寮のご飯はどうでした? 中瀬様 正直残念な感じです。お昼はいいんですけど、夜がなんか。 -なんですかね?その差は。 中瀬様 ほんとにそうなんです。「ええっ」とか思うような感じで。朝はパンとちょっとしたサラダとチーズ、ハム、飲み物。 -それで好きな物をとってきて食べるんですか? 中瀬様 そうです。全部そんな感じで。お昼も、「これとこれとどっちがいい?」みたいな感じで選ぶ時もあったり、もうポンポンポンって入れられていくような。 自分でお皿持って行って。 -例えば、お昼はどんな物ありました? 中瀬様 お昼は、1回パンでチーズ上に乗せて焼いてて、パイナップルが乗ってるみたいなハワイアン~っていう。 -トースト的な? 中瀬様 そうです。とか、あと、でも、お昼はいろんなほんとに普通の。全部、毎回違う。普通に美味しいなあって思いながら食べてる感じでした。ペンネの時もあったし。 -それは普通に美味しい? 中瀬様 良かったです。 -でも、夜になるとそれが。 中瀬様 そうなんです。夜は。 -夜はどんな物食べました? 中瀬様 夜はパン。 -パン? 中瀬様 ほんとにそんな感じで。もうだから、これはあかんなぁって言って、みんなで外に行って、ピザをテイクアウトして、練習棟の地下で結構広いスペースがあったので、そこでみんなで食べて。 -夜のパンって、朝のパンみたいな? 中瀬様 そうです。朝の残りやんっていう。 -それを皆さん召し上がってるんですか? 中瀬様 今日は止めようって言って。見に行ってUターンするみたいな。 -毎日そんな感じ? 中瀬様 そうです。でも、ほとんどコンサートで出かけてる感じで。次の日にコンサートを控えてる人は残って練習してるので、あんまり食べる人がいなかったから、そのパンとか。 -作っちゃたりしても余っちゃったりするから。 中瀬様 なのかなっていう。 -よく考えれば。 中瀬様 そう。 -寮のお部屋で、ご飯食べたりっていうのは出来るんですか? 中瀬様 出来ましたね。でも、部屋っていうよりも地下のカフェテリアみたいなところで。テーブルとイスがあったので、そこでみんなで集まってワイワイ食べてるとかが多かったですね。 -お茶飲んだりとかっていうのも出来る? 中瀬様 全然。はい、大丈夫です。 -お湯沸かしたりとか? 中瀬様 お湯はないので、持ってきてる人は自分で沸かして。 -それ、どこで沸かせたんですか? 中瀬様 部屋で。お水はスーパーで買ってきて。飲み物はそうして。 -結構、10分歩くってなると、スーパーで物買ってくると大変じゃないですか?水とかね。 中瀬様 でも、気分転換になってたので、お菓子とかも全部スーパーで。 -買ってきて。 中瀬様 はい。 -でも、料理とかは出来ないですよね? 中瀬様 料理はできないです。 -ちょっと出来るとね。 中瀬様 そうなんですよね。また違うかなあと思ったんですよね。 -演奏会っていうのは、合計、結局、何回やったんですか? 中瀬様 一人2回ずつ出れたので、7回ぐらいありましたね。 -出ない時は聞きに行って? 中瀬様 そうです。全部聞きに行って。いろんなとこで弾いたり聞いたりでしたね。 -なんか凄い会場とかありました? 中瀬様 ファイナルの会場とかはやっぱり凄くて、壁に絵が描いたりとか、天井に絵が描いたりとか、そんな感じだったんですけど。普通の時は、美術館になってる所があったり、大きな総合病院で弾いたりとか。あと、公民館みたいな地元の人が使ってるような所で弾いたりだとか、結構、アットホームな雰囲気なとこが多かったです。 -地元の方が聞きにいらっしゃった? 中瀬様 地元の方だったんですけど、結構、いっぱいいらしてて。 -やっぱり、それ楽しみになさってるのねえ。 中瀬様 自分達も結構、バスで1時間とか移動して行くのに。だから、そんなわざわざそんな遠い所まで聞きに来てくださって有難いなあって。毎年、やっぱり楽しみにされてるみたいで温かい人達ばっかり。 -病院の中って、どこで弾いたんですか? 中瀬様 病院のロビーで、私弾いたんですけど。結構、人も行き交ってたりはしました。 -病院の方がいるってことですか? 中瀬様 そうです。立ち止まって聞いて下さったりとか。 -ちゃんとグランドピアノが置いて。 中瀬様 そうです。ヤマハだったかな?が置いてあって。弾いたこともない環境だったんでどうなるかなあって少しドキドキでした。 -響きとかも全然。 中瀬様 全然違いましたねえ。 -ざわざわしてるんですよね。周りも。 中瀬様 一応、人の行き交う通路はストップかけてたので。やっぱり空気感は違いますね。でも、みなさんが聞いてくれてるっていうのが分かったので、とても気持ち良く弾けて。 -何を弾かれたんですか?そこで。 中瀬様 そこではリストのメフィストワルツを弾きました。コンサートの一番最後に弾かせていただいたのですが、みんな盛り上がってくれて、とても楽しかったです。 -良い経験でしたね。 中瀬様 はい。 -なかなか出来ないですね。 中瀬様 出来ないです。ほんとに良かったです。 -じゃあ、皆さんそうやって聞きながら評価したりとか、なんかそういうのあったりしますか?先生がこういう風にやってくれるとか。 中瀬様 コンクールを兼ねてたので、そこで評価をしてたりはあったとは思うんですけど。 -お互いに何か意見を交換するとか。 中瀬様 そういうのは特になくて、終わった時に聞いてた人達が「良かったよ」みたいな感じで駆け寄ってきてくれたりハグしてきたり、先生方にもフランクに接して頂けて、終わった後「あそこ良かったよー」など話しかけてくださって、ほんとに温かい雰囲気でした。 -先生達は常にコンサートには付いて。 中瀬様 はい。常に付いて下さって。 -審査も兼ねて。でも、途中で先生入れ替わったりっていうのはあります? 中瀬様 先生達は期間の前半と後半で入れ替わって。前半でみんなだから一回弾いて、後半で一回弾いてっていう感じになってます。 -後半の先生と前半の先生に聞いてもらってっていう。 中瀬様 私の1回目のコンサートは、期間中で一番最初のコンサートだったんですよ。講習が始まった次の日に、「明日、あなた弾いてね」と言われて。 -その時は、もうレッスン受けてるんですか? 中瀬様 1回だけ受けてます。でも、受けた曲じゃない曲を弾いてって言われて、「はあー」ってなって、もうなんか訳が分からないままだったんですけど。 -その時は何を弾かれたんですか? 中瀬様 「喜びの島」を弾きました。1回目弾いてから、しばらくないなあと思ってたら、2回目は期間の一番最後のコンサートで。 -曲もこれ弾きなさいっていう風に言われて? 中瀬様 指定がくるんです。それも前日に発表なので。たまたま一番最初と一番最後のコンサートは、弾く前に喋らなくちゃいけなくて。他のコンサートだったら喋らなくても良かったんですけど、たまたま私の出させていただいた演奏会は喋らなくちゃいけなくて。 -何喋るんですか? 中瀬様 でも、喋るって大したこと喋らないんですけど。挨拶して、自分はどこから来て、どこどこで勉強してて、この曲を今から弾くとかを基本言って、こういうとこ聞いてほしいとか、こういうのが好きなんだとか喋ってる人もいました。弾くだけで緊張するのに。 -しかもねえ、日本語じゃないですからねえ。なかなかそれは出来ないですねえ。 中瀬様 拙い英語ですが頑張って喋ったら、みなさんとっても温かく聞いてくださりました。 -じゃあ、そのコンサートに出る方は、みんなそれ一人ずつ? 中瀬様 そうです。はい。喋って。 -最初のコンサートはどこで? 中瀬様 シュリッツの学校の中でのオープニングコンサートっていう感じだったので、結構こじんまりとした感じの所で弾くっていう。お客さんとの距離も近くて、背中側からもお客さんが見てるっていう感じで。どこからも視線感じるなっていう中で弾いて。 -お客さんは、やっぱり多いですか? 中瀬様 そうですね。結構、集まっていただけるんだっていう印象を受けました。 -じゃあ、地元の楽しみにしてらっしゃる方とか、音楽好きな方とか。 中瀬様 とか受講生の人達が来たりとかで。 -そうですね。受講生だけでも三十何人とかですもんね。 中瀬様 はい。 -コンサートは、みんな一緒に行くんですか? 中瀬様 みんな一緒にバスで連れて行ってもらいました。 -今日行かないっていうのは? 中瀬様 でも、それはあります。「次の日コンサートあるから、今日は止めとくわ」って。 -そういうのは許されるんですね? 中瀬様 全然。自由な感じで。行くと、帰ってきたら23時半とか結構遅くなっちゃうので、やっぱり1時間、2時間バスに乗るから大変だしって言って、止めとく人もいます。 -好きにそこはやっていいんですね? 中瀬様 そうですね。「何時に出発するから、行く人は来てね」みたいな感じで。- -常にバスで行く? 中瀬様 常にバスでした。はい。 -みんな乗れるんですか? 中瀬様 みんな乗れる大きなバスをチャーターしてもらってて。 -じゃあ、何時に集まってみんなで行きましょうって感じになって。ご飯、現地で食べてたりしてもちゃんと帰ってこれる? 中瀬様 ちょうどリハーサルの時間が出演者の方達はあって、その間に出ない人達がご飯を食べるっていう。 -上手くできてるんですね。 中瀬様 そうなんですよ。ご飯食べて19時半からとか20時とか演奏会が始まる。そういう風に上手くできてました。 -講習会の周り、会場の周りで何か遊べる所とかって何かありましたか? 中瀬様 遊べる所はなかったですね。少しぶらりとお散歩はしましたけど、やっぱりバスで外に出なくちゃ街には行けない感じでした。 -そこの会場とコンサートがあった会場の辺りで言うと、どっちが田舎なんですか? 中瀬様 練習棟のある会場ですね。 -やっぱり。 中瀬様 そうでしたね。コンサートのとこに行くと、お洋服屋さんとかがあったり。 -じゃあ、特に遠くに出かけたりっていうのは?コンサート以外では。 中瀬様 そうですね。1回だけバスに自分達で30分ぐらい乗って、フルダに遊びに行きました。コンサートの時だとそんなに時間はないので、教会とか行ったり、ショッピングしたりとか出来ました。 -どんなお店ありました? 中瀬様 本屋さんやお洋服屋さん、大きなデパートもありました。こっちで言う三越みたいな感じのとこもあったので、そこで買い物したりとか。 -お土産買ったりとかもしました? 中瀬様 はい。 -なんか特産品とかあるんですか?そこ。 中瀬様 特にあんまり。空港で売っている感じの物が多いかなあっていう。他に買う時間がないので、そこでちょっと買っとこうかなあって思って。買える物は買っとこうと思って。 -じゃあ、それが唯一、自分で行った遠出みたいな感じですね? 中瀬様 そうですね。 -じゃあ、あとはほんとに大きなとこ行ったのは空港? 中瀬様 空港。夜19時の飛行機だったんですけど、朝の8時に出発って言われて。 -そんな早くだったんですか? 中瀬様 そうなんです。フランクフルト行くのはその便って言われて。たまたま日本人3人が同じ飛行機だったので、空港に着いてから荷物だけちょっと一時的に預けて、フランクフルト中央駅まで電車に乗って、ちょっと観光して行きました。 -どうでした?フランクフルト。 中瀬様 やっぱり金融の街っていう。 -ビルとか多いですもんね? 中瀬様 ビルも多くて高くて。 -都会的な感じですよね? 中瀬様 はい。ちょっとフランクフルトを歩いて 「観光に来た!」「やっとドイツだ!」って言って、パシャパシャパシャパシャ写真撮ったり。「1回電車にせっかくだから乗りたいね」って言って、切符を自分達で買って、「わあっー、切符買った」みたいな、ほんとに観光客のようなことをして。それで、ちょっとドイツ満喫できたかなと思って良かったです。 -電車とかはどうでした?怖くなかったですか? 中瀬様 全然大丈夫でした。 -じゃあ、そんなに空港で不安になったりとかっていうのは? 中瀬様 全くなかったです。ずっと友達と一緒に行動できたので。 -行きはどうでした? 中瀬様 行きも結局、同じ飛行機に講習生が4人乗ってて。現地に行ってからしか分かんなかったんですけど、向こうのピックアップの時に、「あれっ、あの飛行機乗ってったんだあ」って。 -じゃあ、その送迎の時は、みんな集まってきてっていう感じ? 中瀬様 そうです。全部、日本人。スムーズに、待ってくれてる人を探せて良かったです。 -なんか荷物のトラブルとかも特になく?皆さん大丈夫だった? 中瀬様 はい。何もなく。 -そうなんですね。良かったです。 中瀬様 飛行機も心地よかったです。 -良かったです。じゃあ、大きなトラブルとか、なんか困った事とかってなかったですかね? 中瀬様 何もなかったですね。 -他の方が、なんかこんな事あって困ってたよみたいなのは、特に無かったですか? 中瀬様 今回、何も。みんなスムーズに行ってましたね。 -ホームシックになったりとかもなかったですか? 中瀬様 行った日はやっぱり寂しかったり、暑かったり、イライラしてきて。部屋も3人ギュウギュウだし。ストレスを感じたんですけど。 -そんな事言ってられないですよね。もうレッスンとか始まったらねえ。 中瀬様 レッスン始まっちゃうし。 -お友達を作るコツみたいなのってありました?その海外の方と。 中瀬様 笑顔で話しかけることは心がけました。本当にそれだけで、気がついたら、みんな「まいー!」ってたくさん話しかけてくれたり仲良くしてくれました。 -なんか孤独な感じの人とかは、中にはいなかったんですか? 中瀬様 いなかったですね。常にみんなが同じ空間にいるので、比較的いつもワイワイと。 -じゃあ、割と講習会の中で、みんな仲がいいっていう感じなんですか? 中瀬様 そうですね。 -あんまり、あの子上手だからとか、そういうのないんですね? 中瀬様 もしかしたら、みなさん心の中では思っていたかもしれませんが。もちろん競争心もあるので。 -でも、仲良くは。 中瀬様 そうですね。刺激を受け合うという感じで、良かったです。 -じゃあ、皆さんそうやって仲良くなって、その後もさっきも仰ってましたけど、連絡とりあって。 中瀬様 そうですね。 -日本人のお姉さん達とも連絡は? 中瀬様 とってます。素晴らしい方で。ほんとにピアノも素晴らしいし、人間的にも尊敬できるお姉さんで。 -凄いラッキーでしたね。 中瀬様 そうですね。私もこのようになりたいな、と憧れのお姉さんです。 -行って、何か凄い自分で一番変わったなとかって思うことって、どういう所ですか? 中瀬様 抽象的にしかうまく言えないんですけど、前向きになれたなあって。ピアノに対してとても感じてて。今までは、ピアノやっててもその先どうしようみたいな感じがあったりとか。やっぱり就活するとかいわゆる総合大学のような勉強をやって、将来いく方がいいのかなとか思って。 -安定とか考えるとそうですよね。 中瀬様 だから、結構、どうしようどうしようみたいな感じのままピアノやってた感じもあったんですけど、向こう行って、年上の方の話聞いてたら、25歳過ぎて今頑張らなくちゃいけないんだっていう話を聞いたりとか、ピアノに対して真剣に、でも楽しそうに勉強されてる先輩を見たり話聞いたりしたら、焦んなくてもいいし、今ピアノに真っ正面から向き合って頑張って勉強しようって思えて。言葉にするのは難しいけど、自分の中でほんとに前向きに変わりました。 -なんかそういう、じゃあ、どうしようかなっていうような変な悩みって言うとおかしいですけど、そういうモヤモヤっていうのはあまり? 中瀬様 なくなっちゃって。 -なくなっちゃった? 中瀬様 音楽が、ピアノが、楽しいなあって思って。 -それは、本当にいい事ですね。 中瀬様 向こう行って、いろんな作曲家の曲とか、全然知らない曲とかも聞いて、「あっ、こんな音楽があるんだあ」っていうのも分かって、本当に楽しいなあって思いました。 -やっぱり、それは日本でお勉強するだけでは分からない? 中瀬様 全然、分からなかった。この夏、コンクール受けようか、外国行こうかっていう、その二択があったんですけど、やっぱり自分にとっては、コンクール受けるだけでは全然感じられないことばかりだったなって。 -じゃあ、今は、前以上に頑張ってピアノと向き合って。 中瀬様 楽しいので。今は。とても音楽が楽しいから。 -いいですね。 中瀬様 ちょっと楽になれた感じがします。 -良かったですね。それは。留学をしてみたいとかっていう気持ちも? 中瀬様 思いました。 -ありますか? 中瀬様 はい。今までは全然思わなかったんですけど。ちょっと1カ月ぐらい行ってみたら満足かなとか。でも帰ってきてから、こんなゴミゴミした中でやっててもどうなのかなあって思って。留学したいなあって思いました。 -思いましたか? 中瀬様 はい。 -だって、響きとかも全然違いますもんねえ。楽器も違いますしねえ。 中瀬様 楽器もほんとに良かったです。見たことないピアノだったんですけど、ドイツのピアノで、アクションも違うし、響きも違うし。ずーっと伸び伸びできる感じでした。 -帰ってきたら、そのギャップが。日本で弾くとやっぱり違いますよね。全然違うと思って、ジレンマになったりしないですか? 中瀬様 あるんですけど。でも今は、東京にいるからこそ出来る、たとえば簡単に一流の演奏、演技、モノに触れることが出来るとかそういうことを大事に、自分の引き出しを豊かにしていこうと思います。 -そうですね。前向きなところ。じゃあ、今、大学卒業して、そろそろ2年生なので、あと2年ちょっとあるわけですね? 中瀬様 はい。 -じゃあ、卒業したら、また次の道として。やっぱりドイツって考えますか?  中瀬様 そうですね。でも、他の国とかも講習会でまた行ってみたいなあって。 -そうですよね。行ってみないと分からないですもんねえ。 中瀬様 それは思いましたね。 -そうすると、また夏休みとか。 中瀬様 夏とか春とか。 -学校がお休みの時はね行けるんで。 中瀬様 そうですね、行きたいなあと思って。 -やっぱり、でもヨーロッパは考えますか?アメリカとかって。 中瀬様 アメリカは怖いイメージがあるので。旅行では行ってるんですけど、ちょっと今は怖いかなあって。やっぱり、事件とか見てるとどうしても。 -そうですね、その時々で、どこが危ないかっていうのは違いますけどねえ。  中瀬様 パリもいろいろあったので。行ってる間にも。 -一時期ねえ。  中瀬様 ドイツ良かったなって。 -その森の中っていう感じも、多分、日本では体験できないことだと思うので。ほんとに、このゴミゴミした所との差は凄いと思いますね。 中瀬様 そうなんです。だから今東京にいる間は、東京での良い刺激を吸収しといて、を大事にしようかなと。 -その土地土地じゃないと出来ないことって、やっぱりあると思うんでね。じゃあ、これからまたコンクールを受けたりとか。 中瀬様 受けたりとか。自分のレパートリーをいっぱい増やしたいなあって。今まで、どうしても自分はこの曲が好きだからと思って、そればっかりやってたので。 -そうなんですか? 中瀬様 リストが大好きでリストの曲ばっかりやっていたので。ちょっと視野が広がったかなっていう。 -どの辺が気になり始めました?今。 中瀬様 ブラームスとかシューマンとか、今までノータッチっていう感じだったんですけど、「勉強してみたい!弾いてみたい!」と思って。あと、ロシアの子が弾いてるロシア音楽を聴いたら、「あっ、凄い」と思って。「ロシアってこうなんだ」「こういう音楽なんだ」とかって思ったので、ロシアの作曲家もやりたいなあと思ったり、他の近現代の全然知らない土地の作曲家とかも面白いなあって。ほんとにいろんな音楽を知りたいなあって思いましたね。 -じゃあ、これから目標がいっぱい出来て楽しいですね。やっぱり。 中瀬様 ほんとに。あと、語学をちゃんとやらなくちゃって思いました。 -でも、ずーっと毎日英語もレッスン受けてると、全然上達が違いますよね? 中瀬様 違いましたね。どうしても初めの方は日本語を英語に直して頭の中で組み立ててから喋るっていう感じだったんですけど、普通に出てくるようになりました。 -組み立てもせず。 中瀬様 やっぱり、それを帰ってからも続けなくちゃと思って。 -聞き取れるようになったとかてありますか? 中瀬様 もともとリスニングは得意だったんで。聞き取れるけど喋れないっていう。だから、そこがちょっと喋れるようになったので、このままもっと。 -そうですね。更に上達を目指して。日本の大学だと、やっぱり試験に合わせて曲を選んだりとかそういう事になりますよね?そうするとレッスンでも。 中瀬様 そればっかりとか、みんな試験に向けての練習っていう感じなので、どうしても狭まっちゃう感じ。コンクール受けるにしても、やっぱりその曲を受けるコンクールを探すから、試験の為に毎日がなっちゃうので。それもしょうがないけど。 -でも、その中でやってくって、やっぱり目標があればこそなので、是非頑張って。また何か演奏会とかなさったりとかもしますか? 中瀬様 きっと。はい。ジョイントっていう形だったりとか、地元でやったりとか。 -じゃあ、その時には好きな曲をいろいろ弾いてやっていけると。 中瀬様 いろんな作曲家を弾きたいし、知らない人にも聴いてもらいたいなあって思いますね。 -そうやって、やっぱり知ってる曲、有名な曲とかっていうのはよく聴けるので。若い皆さん。知らない曲って、聴かせてもらわないと知るキッカケがないので。そういう事もいろいろと皆さんに広めて頂けると嬉しいな・ 中瀬様 いいなあと思って。 -今後、留学する方にアドバイスしておきたい事っていうのは? 中瀬様 やっぱり、語学だと思います。まずそこがあることで、「自分がこうしたいんだ」「ああしたいんだ」っていうのが伝えられるし、ストレス感じることもないんだろうから。あと海外に行くことを迷っても、行かなくちゃ分からないことばっかりだし、行けるタイミングもそうそうないと思うから、行くぞって思い切りも大事かな。 -行く気持ちと語学と。 中瀬様 そうですね。 -そうですよね。行ける時に行かないとってこともありますよね。よく行ってもあまり変わらないかもって思う方とかもいらっしゃるんですけど、そういう気持ちっていうのは無かったですか? 中瀬様 それは無かったですね。行ったら何かあるかなって思ってたので。 -もともと前向きだったんですね。そこから。 中瀬様 前向きですかね。そこは疑問を感じずに、もう思ってたので。やっぱり環境が違ったら絶対変わる。 -それだけでも。そうですよね。じゃあ、その2つ大事ですね。 中瀬様 大事だなあと。 -あと、留学前にしっかりやっておいた方がいいっていうのは、やっぱり語学もあると思うんですけど、何か準備なさったこととかで、こういう事やっといた方がよかったとか、こういう事やっとけばよかったみたいな事とかって、小さいことでも何かありますか? 中瀬様 今回のことで言ったら、もっと先生達のレパートリーを知っておくべきだったかなあと思います。自分がただこれを練習してて、これを見て欲しいなあっていうだけじゃなくて、やっぱり、その先生の演奏とかを一回探して聴いたりしたら、この先生だから、この曲をっていうものを強く持った方がよかったかなってちょっと思いました。だから、向こう行ってから先輩方に、「あの先生はこの曲がいいよ」っていうのを聞いて、「あー、そうなんだ」と思って、その曲をレッスン持って行くっていう感じになっちゃったので、もうちょっと心構えしといた方がよかったのかなとは思ったり。 -先生もご自身のお得意なレパートリーだと、熱の入り方とかが違ったりします? 中瀬様 違ったりすると思うので。 -そうですよね。 中瀬様 せっかくだったら、やっぱりそれで受けたいかなって。 -そうですよね。確かに。こちらでも、またそういうのも調べたりいろいろ出来ればいいのかもしれないですねえ。分かりました。外食のお値段どれぐらいしました? 中瀬様 大体、夜は10ユーロ。 -10ユーロぐらいでお腹いっぱい食べられる? 中瀬様 そうですね。お腹いっぱいでしたね。たくさん量も出てくるし。でも、カフェとかが凄い安くて、コーヒーとケーキが付いてるのに4ユーロとか。ケーキも日本の2倍ぐらいあって。 -美味しいんですか? 中瀬様 美味しいんですけど、甘ったるくてそんなに食べられないから。それ切ってくれるのかなあとか見てたら、すーっと出してお皿に置いて、コーヒーも一緒に「どうぞ」みたいな感じで。わぁ、こんなにかぁ、ダンケシェーンみたいな。 -みんなで1個でいいぐらい? 中瀬様 ほんとにそうでした。 -どんなケーキが美味しかったですか? 中瀬様 チョコが大好きなので、チョコレートケーキ。あとフルーツたっぷりとか。どれもおいしかったです。 -その大きさでチョコだと大変。やっぱり、向こうのご飯はまた食べたいなとか、そのケーキ食べたいなとかって思ったりしますか? 中瀬様 もちろんありますけど、それ以上に優雅な時間が流れたなっていう。 -時間に対してなんですか? 中瀬様 そうかもしれないですね。 -全体的に。 中瀬様 外見ても山ばかりでいいなとか、自然だなあって。あと建物がやっぱり日本と違って可愛くていいなあと見ながら外でお茶するのが。 -優雅そうですねえ。なんか野生動物とかいました? 中瀬様 見てる人もいたんです。私は見なかったんですけど、リスとかもやっぱり。 -いそうですよねえ。なんか写真とか見てると。何か言っておきたいこととかありますか? 中瀬様 いやぁ、もうほんとに楽しかった! -それは本当に良かったです。今後、演奏会とか何かなさる時は、今回インタビューを掲載させて頂くので、そのページに告知を載せたりとか、チラシ置いたりとかっていうのも出来るので、是非教えて下さい。 中瀬様 ありがとうございます。お願いします。 -東京であったら、私も是非行きたいです。 中瀬様 ありがとうございます。ますます頑張ろうと思います! -知らない曲を聞かせて下さい。お願いします。では、すいません。長い時間ありがとうございました。また、宜しくお願いします。 中瀬様 ありがとうございました。

音楽留学アンドビジョン【冬期&春期講習会に参加しませんか? vol.384. 2015-10-20 04:00:00】

ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1】ごあいさつ&ご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 様 こんにちは!アンドビジョンのです♪ 今週は、冬期&春期に開催される講習会を特集いたします。名門校教授のレッスンが オーディションなしに受講できたりと、大変オススメ!【3】 講習会情報をご覧ください♪ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2】 留学説明会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、 専門カウンセラーがわかりやすくご説明します。 ♪ フランス 留学説明会 10月21日(水) 19:00〜 ♪ オーストリア 留学説明会 10月28日(水) 19:00〜 ♪ イタリア 留学説明会 11月4日(水) 19:00〜 ♪ オランダ 留学説明会 留学説明会 11月11日(水) 19:00〜 ♪ スイス 留学説明会 11月18日(水) 19:00〜 *スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。 ★無料カウンセリング&相談会 http://www.andvision.net/counsellingform/ ★資料請求 https://www.andvision.net/brochure.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3】 講習会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー ★ウィーン冬期音楽講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html クリスマスからニューイヤーに向けてわき立つウィーンの街で、名門ウィーン国立音楽大学が開催 ・開催期間 2015年12月27日(日)-2016年1月3日(日) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年11月25日 ★モスクワ音楽院冬期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1163-moscow-p-i-tchaikovsky-conservatory-international-winter-school.html 世界の名門モスクワ音楽院が、2016年新春、キミたちに門戸を開放します。 ・開催期間 2016年1月25日〜2月7日(1期、2期に分かれる) ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2015年12月20日 ★ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会 http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html 世界最高峰の音大、ウィーン国立音楽大学の教授から、トップのレベルを教わろう。 ・開催期間 2016年2月15日〜2月24日 ・開催科目 HPをご参照ください ・〆切 2016年1月10日 上記以外にも、たくさんの講習会で参加者を募集しています。 http://summer.andvision.net/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【4】学校情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 今週は、フランスの学校をご紹介いたします! ★ナンシー地方音楽院 人気のピアニスト、ミシェル・ベロフを輩出したことでも有名。 <ジャンル>古楽、クラシック、ジャズ http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/france/720-conservatoire-a-rayonnement-regional-de-nancy-crr.html ★リヨン地方音楽院 ラシックやジャズはもちろん、ワールドミュージックが学べるのも大きな魅力 <ジャンル>クラシック、ジャズ、ワールドミュージック http://www.ongakuryugaku.com/country/europe/france/727-conservatoire-a-rayonnement-regional-de-lyon-crr.html 上記以外にもたくさんの学校をご紹介しています! http://www.ongakuryugaku.com/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】国内レッスン情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 公開レッスン用のFaceBookペ―ジもあります!要チェック☆ https://www.facebook.com/masterclassjapan ★トリファ―・スミス/ドイツ・ハンブルグ音楽大学教授 <ピアノ> 2015年10月31日(土) http://www.andvision.net/country/japan/1016-trefor-smith-piano-masterclass.html ★ダニエル・ルービンシュタイン/ベルギー・ブリュッセル王立音楽院教授 <ヴァイオリン・ヴィオラ> 2015年11月3日(祝・火) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1024-daniel-rubenstein-violin-viola-masterclass.html ★ビリ―・エイディ/フランス・リヨン国立高等音楽院・パリ地方音楽院教授 <ピアノ> 2015年11月5日-7日 http://www.andvision.net/country/japan/1037-billy-eidi-piano-masterclass.html ★ヴァネッサ・ラターシュ/英国王立音楽大学主任教授 <ピアノ> 2015年11月7日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5722-vanessa-latarche-masterclass.html !!NEW!! ★ミヒャエル・マルティン・コフラー/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席・モーツァルテウム音楽大 学教授 <フルート> 2015年12月1日(火) http://www.andvision.net/major/6704-michael-martin-kofler-flute-lesson.html !!オススメ!! ★パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス &パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキ ークラスオーディション <ピアノ> 【マスタークラス日程】2015年12月22日(火)−23日(祝・水) 【オーディション日程】2015年12月24日(木) http://www.andvision.net/program/course/winter-course/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html ★入試直前!カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授 <ピアノ> 2016年2月11日(祝・木)−12日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1032-karl-barth-piano-masterclass.html ★ミレイア・ピント/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <声楽> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6321-mireia-pinto-vocal-masterclass.html ★ウラディスラフ・ブロネフェツキー/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年3月5日(土) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6322-vladislav-bronevetzky-piano-masterclass.html ★デルフォ・メニクッチ/ミラノ・ヴェルディ音楽院教授 <声楽> 第二期:2016年3月13日-19日 http://www.andvision.net/genre/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html ★ピエール・レアク/フランス・パリ地方音楽院/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授 <ピアノ> 2016年4月5日(火)-8日(金) http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1020-pierre-reach-piano-masterclass.html そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。 http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html ☆国内プライベートレッスン&語学レッスン 留学のためのプライベートレッスン(海外講師or留学経験のある日本人講師)や ネイティブスピーカーによる語学レッスンも行っています。 ご自分に合ったレッスンを手配できますので、興味のある方はご相談くださいね♪ http://www.andvision.net/course/lesson/language/ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【6】特別プログラム情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 【フルート】 ヴァンサン・リュカ/パリ管弦楽団首席・パリ地方音楽院教授 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/415-vincent-lucas-flute-lesson.html 目の醒めるような、最高のフルート演奏法を身に付けよう。 上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。 http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【7】編集後記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.andvision.net/ それでは、また来週〜☆  ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【8】次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー 次回のメルマガは、 10月27日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

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