秋元 真理子さん/ ウィーン冬期音楽講習会

早稲田大学第一文学部卒。会社勤務のかたわら、フルート奏者および声楽家として活動。2015年春、イタリアフィレンツェに音楽留学。その後も、日本とイタリアを往復しながら研鑽を積んでいる。これまでに、フルートを野勢善樹、多久潤一朗、声楽を外山愛、磯地美樹、翠千賀、Diego Colli、Valeria Ferri、和声学を安田結衣子、室内楽を葛西賀子、播博、Francesca Giovanelliの各氏に師事。中央区交響楽団、株式会社電通オーケストラに所属。 -まず簡単な自己紹介、現在までの経歴を伺ってもよろしいでしょうか。 秋元様:フルートを始めたのが15歳、声楽を始めたのが27歳になります。フルートは、もともとプロになるつもりはなかったんですが、大学時代からずっとプロの先生についてレッスンを受け続けて、舞台活動も並行して行ってきました。それで、フルートの舞台活動を行う中で、勉強に困難なところが生じたので、ソルフェージュをしっかりやろうと思ってソルフェージュの先生についたところ、あなたは歌をやったほうがいいわ、と言われ、歌の道に誘われました。普通はそこでフルート科をやめて声楽科に行く方が多いんですが、私の場合はフルートは捨てられなかったので、どっちもやろうというふうに、すごく困難な道になることはわかっていたんですが、心に決めて、フルートの声楽の2本というかたちで、27歳から35歳の今まで音楽活動をやってきました。 -フルートを始められたきっかけは何ですか。 秋元様:中学3年のときに、友達に誘われて吹奏楽部に入ったのがきっかけで、それからずっとフルートを手放せずやっています。多分、一生手放さずやると思います。声楽もずっとやると思います。 -今まで講習会にご参加されたご経験はございますか。 秋元様:2015年の2月にアンドビジョンさんにお世話になってフィレンツェに留学しました。 -弊社は何をご覧になって知りましたか。 秋元様:インターネットでよくアンドビジョンさんの広告が出ていて、それで知りました。 -フィレンツェに決められたきっかけは何ですか。 秋元様:歌をやるにあたって語学の勉強が非常に重要なんですが、フィレンツェに行くまでの時点で、とりあえずドイツ語とフランス語は一通り読めたんですが、一番大事なのにイタリア語だけ勉強がおろそかになっていたので、留学すればさすがに勉強するだろうという思いからイタリアに行こうと思いました。じゃあどこか、と思ったところ、フィレンツェがイタリア語の一番標準語が始まったところなので、フィレンツェで勉強すればきれいなイタリア語がしゃべれるだろうと思ったのがきっかけです。 -ドイツ語とフランス語はもう読めたんですね。 秋元様:読めました。大学のときに英語、ドイツ語、フランス語三つやろうと心に決めて、それで三つやっていました。ドイツ語は教職免許の過程をとっていたので、ドイツ語はそこそこできました。フランス語は、仏検4級までとったので、初級ぐらいで、読めるという感じです。 -フィレンツェのほうは。講習会はどれぐらいの人数がいらっしゃいましたか。 秋元様:フィレンツェでは、イスティトゥート・エウロペオという学校に入らせていただいて、そこで6週間学んだんですけども、日本人の生徒さんはほかに3人いました。それから外国人の生徒さんもいたので、全部で5、6人でした。それで、語学のクラスも別にありましたので、そこでも5、6人外国人の生徒がいて、一緒に学びました。 -今回の冬季の講習会を決められたポイントは何ですか。 秋元様:フィレンツェで下宿していたお家が、ほかの留学生も預かっている大きいお家だったんですけれども、そこでみんなで集まって夕食を食べるんですけども、そこで飛び交う会話が、英語、ドイツ語、イタリア語、ときにフランス語という感じで非常にバラエティ豊かだったんですが、そこで随分鍛えられました。そこで学ぶうちに、イタリア語のほうがだんだんドイツ語より得意になってしまって、英語聞き取れる、イタリア語聞き取れる、でもドイツ語が聞き取れない、怪しい、これはまずいと思い、ドイツ語の歌曲もしっかりやらないとな、と反省して、今回ウィーンに行けばドイツ語を真面目にやるだろうと思ってやりました。今回結構聞き取れたので、行ってよかったなと思います。 -今回の冬季の講習会にはどれぐらいの人数の方が参加されていましたか。 秋元様:今回は日本人の女性ばかりで、私を含めて15名参加しました。 -講習会ではどのようなスケジュールを組まれていましたか。 秋元様:私の1日のスケジュールは、まず7時に起床して、ルームメイトと一緒にご飯を食べに行きます。それが7時半から8時半までのぐらいです。それから、ホテルを発って9時には練習室に入ります。それで、9時から11時ぐらいまで練習して、お昼を食べて、12時ぐらいからレッスン室に入って、ほかの人の聴講もしながら自分もレッスンを受けて、それが2時ぐらいまで続きます。そのあと、ちょっと休憩して、また練習をして、フルートのレッスンが入る日は夕方フルートのレッスンという感じで、ずっとレッスン、練習、みたいな感じで1日が過ぎていきました。それで、5時、6時、7時ぐらいになると解放されるので、自分でレストランに行ったり、あるいはほかのお友達と一緒にレストラン行ったり、あるいはみんなでスーパーに行っておかずを買って帰ってきて、各自部屋で夕食を食べたり、そしてシャワーを浴びて寝るという感じで1日が過ぎていきました。 -結構ハードですね。 秋元様:私は声楽とフルートと両方やっていたのでこんな感じなんですけど、みんなはもっと少なくて、1コマレッスンをやって、あと半日遊びに行ったり、というお友達もいました。買い物行ったり、観光行ったり、という感じで。私はきついほうでした。 -声楽の先生はいかがでしたか。 秋元様:声楽講師がアデーレ・ハース教授で、伴奏通訳が斉藤雅昭氏ということだったんですけど、アデーレ・ハース先生は78歳だったので、ご自身ではあまり歌われなかったんですけど、たくさんの生徒を指導されてきた経験、それからご自身の舞台経験、フォルクスオーパーの歌手だったんです。そういった経験から非常に深いアドバイスをしていただいて、そこでいただいたアドバイスというのは日本の声楽講師では絶対教えられないようなものがすごく多かったです。例えば『こうもり』のアデーレのアリア、これはアデーレ・ハース先生の十八番中の十八番みたいな曲だったんですけど、わからない単語があったと。これは辞書にも載っていなくて、これ何ですか?と先生に聞いたら、このトゥールニューレという単語は、ドレスのお尻にくっついているこういう部分だね、と教えてくれて、そうなんですか、という感じで、一つ明らかになった真実とか、あと、アデーレのアリアというのはフランス語がたくさん出てくるんですけど、なぜそういうのが出てくるかというと、こういうふうに見慣れない単語があるんです。トワレッテとか、トゥールニューレもそうですし、いろんなフランス語が出てくるんですけども、これがなぜなのかというのを先生は説明してくださって。アデーレというのはすごく頭のいい小間使いなので、給仕をしながら上流階級の人々の会話をちゃんと聞いていて、どんな言葉を言えば上流階級の人っぽくなるかというのもよくわかっているんだと。それゆえに、この中にフランス語の単語がたくさんちりばめられているんだよ、そのことを踏まえて歌ってね、という説明で、初めてわかりました、と。 -おしゃれなんですね。 秋元様:そうですね。日本人の人が理解してないことをたくさん踏まえて歌ってらっしゃるので、そこがやっぱり違いますね。日本で学ぶのとは全然違う。より深く、ですね。あとはこの「四つの最後の歌」という、ドイツ歌曲の一番難しい部類に入る曲があるんですけど、今回これを持っていったんですが、歌詞がこのようにある中で、歌詞の意味のつながりから、ブレスをとっていいところと、とっちゃいけないところというのがあって、最初、私はブレスをとっていちゃいけないところでブレスをとって歌っていたので、そうではないのよ、というふうに指導されました。ここまで一息でいきなさい、という感じで、ブレスの位置をかなり直されました。あと子音ですね。子音の発音をもっとしっかりやりなさいと。最初のNを「ヌ」とすごくここで響かせなさい、と言われて、もう耳のよさが日本の講師とアデーレ先生とは全然違うので子音をしっかり発音していて、この「タ」も、普通の「トゥ」ではなくて、「ツー」ぐらいにすごい強く発音しなさい、と言われて、そこまでやらなきゃいけないんだ、と思ったりしてすごい新鮮でした。 -楽譜に書かれたメモが、いいですね。 秋元様:振り付けの指導もいただいたので、ハントっていうところは、手を見せて、フースヒェンというところは足を見せて、という感じで演技指導もいただきました。 -フルートの先生はいかがでしたか。 秋元様:フルートの先生はレナーテ・リノルトナー先生ということで、こちらはオーケストラスタディという、オーケストラの譜面を一緒に研究するというもので伴奏がないので、通訳をつけずにやらせていただきましたが、これも大変で。これがこうもり、これが青きドナウ。フルートとピッコロと両方持っていって、それで難しいところをピックアップして、一緒にやったという感じでした。これが第九のピッコロのソロで一番有名なソロです。こういうのを持っていって、先生が普段仕事で吹いていらっしゃるものなので、厳しかったですね。本当に厳しかった。まずは入れないんですよね。先生が合図してくれるんですけど、それがすごい速いので、いつ入っていいのか、気がつくと始まっているんです。だから入れないんです。すごいやばかったです。私、日本の中央区交響楽団っていうアマチュアオーケストラで普段やっていて、あと株式会社電通オーケストラっていうのもやっているんですけど、全然違いましたね。全然違う譜面のように感じました。本当に吹けなくて、めちゃめちゃシビアでした。あと、ピッコロのチューニングが違いまして、普段A=442というチューニングでやっているんですけど、向こうだとA=443だったので、普段よりもっと高めにとらなきゃいけなくて、先生に、ハッ、ってとるのよ、と言われて、ハッ、ととったらとれて、これぐらい高くとらないととれないんだ、と思って。そういうところも日本とは違うなと思って、柔軟な対応力が必要だなと思いました。全然違いました。とにかく全然違う。 -レッスンは基本的にはドイツ語でしたか。 秋元様:私がドイツ語がちょっとできて、英語は割とできるという感じだったので、ちゃんぽんでした。 -レッスンの最後にコンサートがあったかと思うんですが、それはどうでしたか。 秋元様:私は3曲やらせていただいたんですが、3曲は厳しかったです。本当に大変だった。『四つの最後の歌』より「眠りにつくとき」っていう難しいドイツ歌曲と、アデーレのアリアと、さらにフルートでプロコフィエフのソナタという非常に難しいものを持っていってしまったので、死にそうでしたが、でも割と皆さんには衝撃だったようで、歌とフルートと両方というのはなかなか前代未聞だったようで喜んでいただけたみたいです。ピアノのトイフルマイヤー先生もすごい喜んでくださって、私の声を褒めてくださって、美しいって褒めてくださってうれしかったです。 -ホールとかはいかがでしたか。 秋元様:ホールはお城みたいなところでした。日本のホールよりもかなり響くところだったので、ピアノが大きく響きすぎてしまうかな。でも、私のピアニストの斉藤雅昭さん、すごくきれいに、弱音なんだけどとてもニュアンス豊かにやってくれて、歌いやすかったです。やはり日本のホールとは響き方が違うので、訓練というか慣れが必要かもしれません。でもとてもきれいな建物で、よかったです。 -コンサートの打ち上げはどんな感じでしたか。 秋元様:打ち上げは、とてもお料理はおいしかったです。 -どんなものが出ましたか。 秋元様:肉ですね。羊肉、牛肉、豚肉、ラム肉、主にお肉ですね。あと、前菜のサラダとかですかね。 -お酒も飲まれて。 秋元様:そうですね。お酒も飲みました。 -ワインとかおいしそうですね。 秋元様:向こうはじゃがいもがおいしいですね。付け合わせで必ずじゃがいもがついてくるんですけど、これがおいしい。こちらの写真はサケ、マッシュルームのクリーム煮、じゃがいもが付いて19ユーロぐらいかな。 -それはレストランですか。 秋元様:ノルトゼーというチェーン店で、お魚のファーストフードのお店なんですけど、なかなかおいしいお店です。これがウエストバーンホフ、ウィーン西駅の駅ビルなんですけど、駅ビルの中に食べるスペースがあって、店頭で買って食べるスペース、イートインスペースに持ち込んで食べるという感じで夕食を過ごしておりました。アデーレ先生はすごく優しくて、受講生の1人が風邪を引いたとき、アデーレ先生は薬局の先生に手紙を書いてくれて、この人風邪ひいているから、声楽科にふさわしい薬を出してください。何かあったら私の電話番号まで。アデーレ・ハース、とかって手紙を書いてくれて、すごい優しかったです。非常に生徒思いの優しい先生でした。 -秋元さんは体調崩されたりしませんでしたか。 秋元様:私はもうヨーロッパに慣れているので、大体こんなもんだろう、という感じがあって、朝食も死ぬほど食べていましたし、全然元気でした。 -レッスンは基本は練習室で。 秋元様:そうですね。Wendl & Lung の、いっぱい練習室が入っているショールーム兼練習室センターみたいなのがあって、そこの一角を使わせていただいてレッスンをして、あとは練習も同じセンターの中で行うという感じでした。部屋がいっぱいあるんです。 -どれぐらいあるんですか。 秋元様:15か20か、それぐらいですかね。 -お休みのときはどこかに行かれましたか。 秋元様:そうですね。1月1日がまるまるオフでしたので。あと、私は最終日、1月6日がまるまるオフでしたので、その2日間遊んで、あとはずっと勉強していました。行ったところとしては、31日大晦日の夜にフォルクスオーパーのこうもりを見に行きまして、そこでリノルトナー先生が1番フルートを吹いているのを見て、やっぱり上手だな、と思いながら、アデーレのアリアとかも聞きながら、やっぱり上手だなと思いながら、勉強しながら、楽しんで観劇しました。楽しかったです。あと1月1日の午前中は、国立オペラ座の脇にすごい大きいテレビがあるんですね。そこで11時からウィーンのニューイヤーコンサートを中継するんですけど、すごい寒かったんですが、椅子がダーッと並べられて、そこに座って、寒い寒いと思いながらコンサートを見て。でも周りの人たちとちょっと話をしたりして。 -そこにはどれぐらいの椅子が用意されているんですか。 秋元様:50、60席ぐらいかな。あとはみんな立ち見ですね。私は運よく、ここが空いているからどうぞ、って譲ってくれたスイス人のおじさんがいて、その人のしゃべったりしながら見ていました。 -そこのモニターを囲う人数は、大体200人とかいらっしゃるんですか。 秋元様:始まった直後は100人もいなかったんですけど、続々とみんなが集まり始め、終わる頃にはすごい人だかりになっていました。あとは、ケーキがおいしかったです。ケーキをこの写真のような感じで食べに行って。これがホテルザッハーのザッハトルテなんですけど、こんな感じで。 -チョコレートケーキ、おいしそう。 秋元様:これは本物のチョコレートじゃなくて、チョコレートに砂糖を溶かし込んであって、クッキーのアイシングみたいな感じです。中にアンズのジャムが挟まっていて。ケーキはおいしかったです。あとデーメルというところも行きました。デーメルもお城みたいな感じの建物で、これがデーメルのケーキです。モーツァルトトルテ。 -かっこいい。モーツァルトが乗っかっている。 秋元様:そうなんですよ。食べるのもったいなかったな。 -このコーヒーは、ウィンナーコーヒー? 秋元様:デーメルスペシャルコーヒーみたいなやつで、コーヒーの中にちょっとオレンジリキュールが入っていて、ちょっと大人の味なコーヒーなんです。ケーキがすごいおいしいです。勧めたい。 -町の治安はどうですか。 秋元様:われわれの使っていた地下鉄6号線というのがあるんですけど、この地下鉄6号線というのが中心部に比べて郊外なので、ちょっと変な人がいたりするんです。電車に乗ると、ずっとイタリア語で独り言をしゃべっているおじさんがいたりとか、すごいポテトチップスを食べまくっている臭いおじさんとか、変な人が毎日のようにいるんです。あと、お金を集めて回っているおばあさんとか、この界隈には変な人がいるんです。だからちょっと気をつけないといけないのと、あと思いでキャンペーンレポートにも書いたんですけど、ピアノで講習会に参加していた子がいて、彼女は中央墓地というのを見に行くために、これの終点まで行こうとしたら、そしたら地下鉄の中で寝ちゃって、気がついたら車庫だった、と言ってて。 -誰も起こしてくれなかったと。 秋元様:そうなんですよ。容赦なく閉まるんです。降りてください、というアナウンスがあって、それで速攻閉まって、速攻車庫に行っちゃうんです。なので、地下鉄の中で寝ないように、という注意喚起は必要だなと思いました。いろいろ常識が違って。 -そこから歩いて戻ってきたんですか。 秋元様:彼女は、車庫からもう一度出てくるときに一緒に連れてきてもらって、という感じでことなきを得たようです。あと、終了コンサートのこの辺は郊外という感じで、ちょっとしたダウンタウンみたいな感じです。あのホールはきれいだったんですが非常にわかりにくい場所で、ピアニストさんも現地20年とか30年のベテランのピアニストさんたちも迷ってたどり着けなかったようなところで。会場の集客には不利だったかも。でも先生方が現地のお客さんとかを連れてきてくれたりしたので、一定の集客はありました。 -どれぐらいいらっしゃいましたか。 秋元様:それでも20人ぐらいでしたね。 -町の様子としてはどうですか。いわゆるヨーロッパではあると思うんですが、ゴミが落ちているとか、きれいに清掃されているとか。トラムがどうとか。 秋元様:まずゴミとかは落ちてないです。で、トラムが走っているので、私は2回ほど轢かれかけました。チンチンとやられて、やばいと思って慌ててどいたんですけど。歩道すれすれにトラムが走っていくところがウィーン西駅の界隈はありますので、私のようにならないように、あとの皆さんに注意いただきたいです。 -信号とかはないんですか。 秋元様:信号はあるんですけど、ヨーロッパですので、これも適当な信号なので、本当に気をつけないと死ぬ、みたいな感じです。 -恐らく冬で寒かったからあまりいないかと思うんですけど、自転車はどうでしたか。 秋元様:自転車は少なかったです。ほとんどみんな歩いています。 -歩きか車かトラムか、みたいな感じですかね。 秋元様:そうですね。地下鉄が発達していますし、あまり自転車に乗る必要がないし、大体冬でめちゃくちゃに寒いので、ウィーンの貸自転車というのがあるんですけど、黄色いやつで、ここから乗ってここで乗り捨てられる、みたいなのがいっぱいあるんですけど、冬だからあまりそれを使用している人は少なかったです。とにかく寒いんですよ。ダウン2枚重ねて着ていました。室内はとっても暖かいんですが、外が寒いです。 -雪は降っていましたか。 秋元様:雪は幸い降ってなくて、お天気はとてもよかったです。雨もちょっとしか降らなかった。 -宿泊先はどこに泊まられたんですか。 秋元様:宿泊先はアンドビジョンの方で皆さんで一緒に手配していただきました。ホテルドナウワルツァーというホテルに泊まりました。 -どうでしたか。 秋元様:ドナウワルツァーはよかったです。高級ホテルですね。スパとかもありました。スパは22ユーロ払わないと使えないんですけど、でもスパがついているぐらいなのでとてもいいホテルで、朝食も豪華で、キャビアとサーモンが出たりとか、あとシャンパン飲み放題だったりとか、すごい豪華でした。お肉も食べ放題だし、パンの種類もいっぱいあって、果物も食べられるし、ありとあらゆるものがありました。ソーセージ、卵、ハム、パン、果物、それからシリアル、ありとあらゆるものがあって、おいしかったです。朝食は何の文句もない、申し分もないです。 -お風呂やトイレやテレビ、そのほか空調とかはどうですか。 秋元様:空調は、寒いと言っている人はいたんですけど、階によるようです。私の階は全然問題ありませんでした。ヒーターがあるんですけど、ヒーターの使い方がわかってさえいれば。ヒーターってぐりぐりとダイヤルを回して使うんですけど、それがわかってないと多分寒かったと思います。 -セントラルヒーティングですね。 秋元様:そうですね。あと、壁にくっついている白いオイルヒーターがあるんです。オイルヒーターがあるとやっぱり暖かいですね。浴室についていました。 -乾燥はしてなかったですか。 秋元様:やっぱり乾燥しているので、のど飴とか舐めていましたし、水分は常にとっていました。あと、お風呂はバスタブはなくてシャワーのみでした。で、バスとトイレが一緒になった浴室と、あとベッド、机、テレビがあって、という感じです。 -お洗濯はご自身でやられましたか。 秋元様:洗濯はコインランドリーで教えていただいて。アルザーシュトラーセという駅から2、3分歩いてホテルがあるんですけど、ホテルの前の通りを300メートルぐらい歩いていくとコインランドリーがあって、私は1回そこで洗濯しました。同室のルームメイトの子は、毎日毎日部屋で干していましたが、大変そうでした。ここのコインランドリーを使用していただくといいかなと思いますね。 -使い方は難しくなくなかったですか。 秋元様:いや、難しかったので、そこら辺にいるおじさんを捕まえて教えてもらいました。使い方が難しいんです。料金を入れる箱というのがあって、その料金を投入して、コインランドリーの洗濯機に1番とか2番とか書いてあるんです。で、1番の洗濯機にまず洗濯物を入れて、その料金を入れる箱のところに行って、お金を入れて、1、ってピッと押すと洗濯が始まるので、ザザーっと洗剤が出てくるので、急いでそれを洗濯機にビーっと投入して、洗濯が始まって、それを40分ぐらいジーっと待っているんです。40分ぐらいすると終わるので、それを今度は乾燥機のほうに持っていきます。乾燥機にも何番とかって書いてあるので、27番の乾燥機に洗濯物を入れて、閉めて、またさっきの料金を入れる箱のところに行って、お金を入れて、27と押すとグルグル始まるみたいな、そんな感じでした。 -利用者は結構いたんですか。 秋元様:私が行ったのは夜7時ぐらいで、でもそれでも家族連れの人とか、2、3組利用者はいました。でも、この辺も中心部から少し離れた町なので、みんなで固まって洗濯行くといいと思いますね。私はヨーロッパ慣れているからいいけど、一人だと危ないと思いますね。 -ルームメイトの宿題を手伝われたという話が出ましたが、どんな感じでしたか。  秋元様:ルームメイトの子が16歳の子で高校生だったんですよね。この子もフルートの子で、フルートってこんなふうに勉強するといいよね、みたいな話をしたり、あと彼女は、冬休みの宿題を持ってきていたので、毎晩真面目に勉強していてえらいなと思って、手伝ったりして、電子辞書を貸してあげたり、あと古文の問題でこの訳がわからないということで、どれどれと一緒に勉強したりとかしました。 -宿泊先とレッスン会場は基本的には電車で移動されていたんですか。 秋元様:そうですね。アルザー駅から四つ乗って、ウィーン西駅に行って、ウィーン西駅から歩いて2、3分で、それは何の苦労もなかったです。 -現地で困ったことは特になかったですか。 秋元様:現地で困ったことは、私は慣れているので特にはなかったんですけど、みんな最後のほう体調を崩していました。喉をやられる子が複数、あとは突然生理が始まっちゃった、とか体調を崩す人が複数いました。やっぱりどんどん消耗していくんですよね。現地でレッスンを受けるということは、いったんこっちの技術を全部壊して新たに構築するという作業をするので、とても体に負担がかかるので。私はイタリアでそれをやって慣れていたので覚悟はできていたんですが、みんな初めてだったので、終了コンサートはみんな満身創痍な感じでした。なので、さっきのアデーレ・ハース先生の手紙を書いてもらった子も喉をちょっとやられてしまって、真剣にやる人ほど体調を崩しやすいので要注意ですね。そこが重要かな。とにかく食べないといけないんですけど、みんな何食べていいかわからないからスーパーで適当に買ってきて食べるんだけど、あまりおいしくないな、みたいな感じで。朝食もちょっと食べて終わりという感じだったので、食べないと体調崩していくので、とにかく皆さん食べてください、ということを言いたいです。 -夕飯は1食いくらぐらいでしたか。先ほど1食19ユーロとおっしゃっていましたけど、大体それぐらいですか。 秋元様:何を食べるかによるんです。例えば、この写真で私が食べているこれは、お昼でラップサンドなんですけど、割と量があるんですが、これはノルトゼーで3ユーロ半ぐらいです。これはバピアーノという半セルフのイタリアンレストランなんですが、これが6.90ユーロで安いです。これぐらい量があるんです。マルゲリータピザなんですけど、すごい安いです。このサラダが3ユーロ90とかそのぐらいで。これがピアノ科の子で、彼女はリゾットを食べていて、これが8ユーロとか9ユーロとかそんなものかな。なので、何をどのくらい食べるかによります。このバピアーノぐらいだと、12、13ユーロ持っていけば全然足ります。 -飲み物は何を飲んでらっしゃったんですか。 秋元様:これは紅茶ですね。甘い紅茶を、大きな牛乳瓶みたいなものに入った甘い紅茶があって、これは3ユーロしないぐらいだったかな。 -普段はお水とかお茶とかですか。 秋元様:そうですね。ミネラルウォーターを買って飲むことも多かったです。 -お水はコンビニとかで。 秋元様:お水はコンビニで買いますね。スーパーで買うと0.3とか0.5ユーロなので安いですね。何を食べるかによりますね。例えば、これはウィーンの安い定食屋さん、カフェに入ったんですが、これはヴィーナーシュニッツェルという、薄いチキンとか豚とか牛とか、店によって違いますが、カツレツのポテトつき。で、さらにスープがつき、これは麺が入ったスープなんですが、あとデザートのアップルパイが、これがついて11ユーロとかそのぐらいでした。なので店によるんで全然違うんです。店選びによりコストが異なりますので、安くていい店を選んでくださいと言いたいです。あとはこれスパーっていうスーパーなんですけど、こういうところでサラダとかパンとか惣菜を買って食べると5、6ユーロで収まりますが、みんなと一緒に買い物に行ったんですけど、書いてある言葉がわからないと、それが何なのかわからないんです。なので、友達にこれは何、これは何といちいち説明をして、そうなんだ、じゃあこれ買おう、とかみんなで買い物をしました。言葉がわからないと意味不明というのが結構多いです。 -この写真は駅ですか。 秋元様:国立オペラ座近くの、カールスプラッツの歴史的な美術建築の駅なんです。とてもきれいですよね。これは31日のおさらいコンサートのあとにみんなで撮ったものです。とても楽しかった。これブラームスの像なんです。おさらいコンサートのあとにみんなで散歩して、楽しかった。これがおさらいコンサートの様子です。こんな感じです。これとか、10ユーロ10と書いてありますが、これは川魚を焼いたものにじゃがいもの茹でたものが付け合わせできて、10ユーロ10セントとかなので、こういう安いところを選ぶといいですね。店により異なります。これとかはもっと安い、10ユーロ9セント。これも魚にライスがついてくるというもので10ユーロ9セント。結構みんなスーパーで済ませてましたけれどもね。 -外国の人と、ニューイヤーコンサートとかでコミュニケーションがあったとか、町で洗濯のところで人を捕まえて聞いているとおっしゃっていましたが、うまく付き合うコツとかありますか。 秋元様:意思表明をすることです。みんないい意味でお節介で親切なので、自分がこうしたいということを告げると全力で手伝ってくれる人が非常に多いんです。ただ、自分がこうしたいということを表明しないと始まらないので、何でもいいので、自分がどうしたいかを全力で伝える技術が必要だと思います。それがコツだと思います。うまく言えなくてもいいと思います。カッコ悪くても伝われば何でもいいと思います。頑張って伝えてみてください。 -今回の冬季の講習会に参加されてよかったなと思える瞬間はありましたか。 秋元様:それはもう、毎日よかったです。みんなと友達になれたし、みんな励まし合い、助け合いながら友情をはぐくみつつ日々を送ったのが一番楽しかったですね。 -留学されてご自身が変わったな、成長したなと思うことはございますか。 秋元様:まず声楽家として体形が変わってくるんですけど、今回のレッスンを受けてまた体形が変わりました。鼻の骨の隆起とかも昔はこんなカーブじゃなかったんです。だんだん隆起して骨の形が変わってくるんです。あと肋骨とか。このブラウスも買ったときはこんなパンパンじゃなかったのに、肋骨が広がることによってもうパンパンなんです。というふうに体形が変わっていくんですけど、ウィーンに行ってまたちょっと変わりました。また服を買わないといけない。あと、フルートに対してもっと厳しい姿勢で臨むというふうに見方が変わりました。この譜面をあんな難しいシビアなタイミングとテンポで吹くことができるようになっていくことを体験したことにより、やっぱり気合が入りますね。上には上がある、もっと頑張らないと、と思えます。 -いろいろ今まで日本と違う部分をおっしゃっていただいたんですが、大きく違うなという部分、ウィーンと日本での環境で何が大きく違いますか。 秋元様:言葉ですよね。もし言葉がわからないと譜面すら買えないし、ご飯を買うにも何買っていいかわからないし。身の回りにある言葉を読めるか読めないかというので見えるものが全然違ってくるというのが最大のポイントだと思います。私もフィレンツェに初めに行ったときに撮った写真をあとから見返すと、今イタリア語がバンバン読めるので、これってこういう意味だったんだ、とか、あれ?ここにこういうものあったんだ、気がつかなかったな、というのが非常にたくさんあるので、言葉ができるかできないかで見えるものが随分違ってくるというのが最大のポイントだと思います。なので、行く前に少しでも語学を勉強していただきたい、というのはあります。 -次の質問は、今既におっしゃっていただいた、留学前にしっかりやっておいたほうがいいこと、というのはやっぱり語学ですかね。 秋元様:そうですね。あと譜面の準備ですね。あるピアニストの子はレッスンが予想外にテンポよく進んでしまい、やる曲がなくなってしまったということで、私ごっそり声楽の譜面を持参していたのでそれをお貸しして、それらを使用してレッスンを進めたということがありました。なので譜面の準備が非常に重要だと思います。譜面を忘れて、慌てて買いに走っているバイオリンの生徒さんもいて、そうなっちゃうと最悪で、めちゃめちゃお金掛かります。譜面をきちんと準備してトランクに詰める、ということですね。で、譜面は2、3曲というので、2、3曲しか本当に持っていかない人も多くいたんですけど、ありったけ持っていったほうがいいと思います。ありったけ持っていって、先生と相談して、これやるといいと思うわよ、とか、これはあなたに合ってないからやめておいたほうがいいと思うわよ、ということがあるので、やれそうなものは全部持っていったほうがいいと思いますね。 -ほかは何か、留学前に押さえておいたほうがいいポイントはありますか。 秋元様:自分が何を学びたいかというのを明らかにしたほうがいいと思います。なぜ、ウィーンなのか。ウィーンだからこれを学ぶというのを、あらかじめ自分の中でポイントを絞っておくと、短い期間の中でも得るものは多いと思います。例えば私の場合は、絶対ウィンナーワルツやるぞ、と思っていたので、こういうものを持っていきました。あとは、アデーレ先生の十八番であるアデーレのアリアは絶対学ぶぞと決めていたので、これを持っていったということで、なぜウィーンなのか、ウィーンの人は何が得意なのか、というところからやりたいことを事前にしっかりポイント絞っておく、というのがいいと思います。 -最後の質問なんですが、今後の活動、進路などこういった方向に進んでいきたいというのがありましたらお話いただけますか。 秋元様:舞台活動を続けていくこと、それからそれをステップアップさせていくということ。当たり前のことなんですけど、音楽家として一番難しいのは、音楽家としてデビューすることよりも走り続けることがとても難しいと思うので、舞台活動をしっかり続けながら、その中で内容を高めていくという活動をしたいと思います。具体的には、声楽家としては、オーケストラとの共演の場をつかみたいと思います。私の所属しているオーケストラがオペラ特集をやるみたいなので、そこでどうにかソロをもらえないかなと動いているんですけど、もし声楽家としてオケと共演できたら、これはすごいステップアップですよね。なのでそれが一つ目標で、フルーティストとしては、現代音楽に今挑戦しているんですけど、来月あるとフルートの現代曲をやるんですが、特殊管、ピッコロ、アルトフルート、バスフルートとか、あと現代音楽という新たな境地を開拓していきたいなと思っています。あと並行してオケの活動も頑張る、という感じですかね。 -素晴らしいですね。いろいろと貴重なお話を伺えて、ありがとうございます。 秋元様:いえいえ、とんでもございません。

【号外!一般公募開始♪】演奏者大募集!!11/23 Next Vision Festival

音楽留学メールマガジン 特別号 【号外!!2/1 一般公募を開始しました!!!】 11/23 Next Vision Festival参加者大募集♪ アンドビジョンでは、コンサート事業≪Next Vision≫の一大プロジェクトとして、2018年11月に大規模なコンサートを開催する運びとなりました。コンサートでは【世界の音楽】をコンセプトに、海外アーティストとの共演はもちろん、新しいアンサンブルチームを結成し、様々な国や作曲家の曲を取り上げます。また、アンサンブルごとに事前の海外アーティストによるレッスンが受けられ、さらに観客の投票により選抜されたチームは、海外でのコンサートにも招待されます。 アンサンブルでコンサートに挑戦してみたい、海外アーティストと共演したい、海外でコンサートに出演したい…という方はぜひご応募ください。 ☆詳細は【こちら】☆ ♪応募状況♪ 現在、ピアノ・声楽の方からはたくさんご応募をいただいております。弦楽器および木管楽器、金管楽器は絶賛募集中です!!!さらにグループでのご応募は、優先させていただきます!!! たくさんの方のご応募お待ちしております。 ≪アンドビジョン株式会社≫ 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

【連載中!先生探しってどうやってするの?】音楽留学メールマガジン≪長期留学特集Vol.2≫

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! あっという間に2月ですね♪ 寒さに負けず、がんばりましょう! ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ 【連載中♪】長期留学の準備とは…? 先週から大好評連載中!長期留学の準備編。 今回は皆さんが一番悩む、そして一番大事な【先生探し】のことをお話します! ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【No.2 先生探し】 情報収集がある程度進み、学校も少しずつ絞れてくると、 次に疑問に思うのは…先生のこと。 ◆どの先生に師事すればいいの? ◆先生とのコネクションはどうやって作るの? ◆受験前にレッスンを受けた方がいいの? この【先生探し】の工程、実は一番大切なんです!!!! 受験前にレッスンを受けた方が、 実は合格率も高くなります。 つまり、事前のレッスンは、合格への近道なんです♪ でも、先生とのコネクションを作るのは大変ですよね。 そんな方は、ぜひ… アンドビジョンにお問い合わせを! 600人以上の先生と直接提携しています★ あなたにぴったりの先生を、きっとご紹介できますよ。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ≪こんな先生と提携してます♪≫ ★ウィーン国立音大教授のレッスン 名門校の教授とだって、コネクションが作れちゃいます。 https://www.andvision.net/major/5929-ernst-ottensamer-clarinet-lesson.html ★ミラノ音楽院教授のレッスン イタリアの名門校も、先生のレッスンが合格の近道! https://www.andvision.net/major/86-delfo-menicucci-vocal-lesson.html ★バークリー音大教授のレッスン 受験のアドバイスももらえるかも?まずはチャレンジを! https://www.andvision.net/genre/gospel/54-anne-peckham-vocal-lesson.html ♪提携のない先生でも、実は紹介できるんです★  先生紹介の体験談はこちら!! https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1854-juri-saito-harp.html **==================================** 次回はNo.3 受験準備のお話です!乞うご期待! **==================================** アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

【新連載スタート!長期留学の話】音楽留学メールマガジン≪長期留学特集Vol.1≫

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! 毎日寒~い日が続いていますが… 今週も元気にがんばりましょう♪ ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ 【新連載♪】長期留学の準備とは…? 今日から新連載スタートです♪内容は、以前大好評だった【長期留学】についてです! 海外の音楽大学に行きたい!音楽学校を受験したい!とお考えの方はもちろん、まだ留学についてなんとな~く、ふわ~っとしか考えてなかった…という方も必見ですよ☆ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【No.1 情報収集と学校選び】 海外の音楽大学・音楽院と言っても、 数え切れないほどの学校がありますよね… そしてその学校の情報を集めるのは一苦労… この時点で挫折しちゃう人も多いのも現実です(笑) ではどうやって情報を集めたらいいのでしょう…? ◆学校のホームページをチェックする? ◆学校に直接問合わせてみる? でもホームページや問い合わせ先はもちろん現地語! 語学が不安だと、なかなか情報収集も進みません。 そんな方はぜひ、 アンドビジョンにお問い合わせを! アンドビジョンでは2500校以上の音楽学校の 最新入試情報を保有しているんです! だから、あなたの欲しい学校情報があります! ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ≪こんな学校の情報あります♪≫ ★ウィーン国立音楽大学 https://www.andvision.net/program/conservatory/759-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-wien.html 憧れの名門校!たくさんの教授と提携してるんです♪ ★パリ地方音楽院 https://www.andvision.net/major/winds/cornet/724-conservatoire-a-rayonnement-regional-de-paris-crr.html どんなコース?年齢制限は?ぜひお問い合わせください! ★バークリー音楽大学 https://www.andvision.net/major/music-theory/625-berklee-college-of-music.html ポップス・ジャズの方必見。ミュージシャンへの近道がここに! ♪長期留学の体験談もあります♪こちら https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1373-chikara-sugano-flute.html ♪学校の下見に最適!短期講習会もオススメ! https://www.andvision.net/program/course/spring-course/1164-vienna-master-class-in-spring.html **==================================** 次回はNo.2 先生探しのお話です!お楽しみに★ **==================================** アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 > 配信を解除されたい方は、↓クリック。 https://q.bmv.jp/bm/p/f/tf.php?id=andvision

大石恵子さん/バレリーナ

1993年 福岡県久留米市フジタバレエ研究所にてバレエを始める 1997年 田中千賀子ジュニアバレエ団に入団 1999年 北九州&アジア舞踊コンクールジュニア2部入選 2001年 NBAバレエコンクールジュニア2部入選 こうべ全国洋舞コンクールジュニア2部入選 青少年のためのバレエコンクールジュニア2部 3位 2002年 こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部 7位 青少年のためのバレエコンクールジュニア1部 入選 全日本バレエコンクール セミファイナリスト 2003年 東京新聞舞踊コンクールジュニア1部 入選 こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部 4位 北九州&アジア舞踊コンクールジュニア1部 6位 2004年 ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部 3位 ドイツ「ジョンノイマイヤーーハンブルグバレエスクール」留学 2006年 ハンブルグバレエ・スクールパフォーマンス出演 ハンブルグバレエカンパニー公演 ラ・フィユ マルガルテ にわとり 眠れる森の美女  女の子 ロミオとジュリエット  仮面舞踏会・花屋 エアステ・シュリッテ 2006年 ドイツ「ジョンノイマイヤーハンブルグバレエスクール」卒業 学校長マリアンヌクルーゼより推薦され 「カナダナショナルバレエスクール」PSP入学 2007年 PSPにて1年間のプログラムを終了する 2007年 帰国後、藤田美知子に師事 2009年4月 東京シティ・バレエ団入団 東京シティ・バレエ団の全ての公演に出演 2011年 平成23年度「橘秋子記念財団」奨学生に選ばれる 2015年 ビクトールウラーテ・バレエカンパニー入団 -スペインにすぐ戻られるんですよね。 大石:はい。明日帰ります。 -忙しいときにすいません。ありがとうございます。では早速始めさせていただきたいんですが、まず大石さんの簡単な自己紹介をお聞かせ願えますか。今どういったお仕事をされているのか、という感じですね。 大石:今はスペインマドリードのビクトールウラーテというバレエカンパニーでダンサーとして働いています。 -いつ頃からお仕事をされているんですか。 大石:そのカンパニーは今3年目です。 -ご留学はまず最初にハンブルクバレエにいらっしゃったんですか。 大石:はい。バレエスクールですね。 -それはどういった経緯でご入学されたんですか。 大石:学校のオーディションを受けて、1月にローザンヌ国際バレエコンクールってあるじゃないですか。それに出場するのは、留学するためという感じで一応出たんです。そのときに学校のほうのオーディションも受けに行って、それで、来てもいいよ、というこ とでそちらに行きました。 -その頃はおいくつでらっしゃったんですか。 大石:15歳です。学校に行き始めたのは16歳からだったんですけど。 -中学をご卒業されてすぐ、ということですね。 大石:そうですね。高校1年生のときは日本にいて、2年生になるときに行きました。 -ハンブルクのほかにはいくつか受けられたんですか。 大石:ハンブルクと、ミュンヘンのバレエスクールもオーディションに行って、両方から声はかかったんですけど、やっぱりハンブルクのほうに行きたいなと思って。 -なぜミュンヘンではなく、ハンブルクの方に行きたいと思われたのですか。 大石:私が福岡で習っていた先生の娘さんもハンブルクの学校を卒業していて、先生のすすめもあってハンブルクに決めました。 -実際に向こうに行かれてどうですか。日本のレッスンとはちょっと違うと思いましたか。 大石:やはり日本だと、特に留学を目指したり、ダンサーになりたいという子はまずコンクールに出場するレッスンをするので、バリエーション1曲を踊るための練習をしますけど、学校だと基礎をすごく重視するので、1人で踊れることよりも、跳んだり回ったり の派手なことは1年間ほぼさせてもらえなかったけれど、基礎の部分を強く学びました。 -向こうには同級生で日本人の方はどれぐらいいらっしゃったんですか。 大石:私の年はすごく多くて、同じクラスに男の子が3人と女の子が私ともう一人いたので5人ですね。 -日本人のダンサーと外国人の方、比べてみて感じられることはございましたか。 大石:日本人は器用なので、先生に言われたことはすぐできるし、注意とかを聞く注意力というのはすごくあるんですけど、コミュニケーションがオープンじゃないというか。あとやっぱり言葉ですね。 -ハンブルクではドイツ語でのレッスンですか。 大石:英語をしゃべる先生もいたんですけど、ここはドイツだからドイツ語でレッスンします、という先生もいました。 -ドイツ語は勉強されていたんですか。 大石:本当に少しだけ、数の数え方とか挨拶とか自己紹介を勉強して行ったぐらいで、やはり実践すると全然聞き取れないし、そのときまだ英語もしゃべれなかったので、英語で言われてるのかドイツ語で言われているのかすらもわからないぐらいの学力だったの で、それはすごく困りました。 -学校に入学されてから現地で英語やドイツ語の学校に通われましたか。 大石:英語はとにかく生活の中で学んで、ドイツ語は外から来ている子たちのためのクラスが週に1回か2回あって、そこでドイツ語は学びました。 -基本的にはバレエだけで、一般的な授業はないんですね。 大石:はい。学校の授業はなくて、バレエの歴史とか音楽とか、そういう勉強です。 -振り付けのレッスンなどもありましたか。 大石:振り付けもありました。そのときは本当に苦痛でしょうがなくて。先生に言われたことを上手に踊ることが日本ではすごく重視されるけど、向こうだと自分で発想を豊かにして、自分で何かを作るというのが多かったので、最初は何すればいいかわからない し、正解がないっていう、そういう踊りになれなかったです。何をしても正解なのに、最初は何もできなかったです。 -その授業は1年目から入っていたのですか。 大石:はい。 -ハンブルクのスクールは3年でご卒業なさったんですか。 大石:ハンブルクは2年間行きました。 -ジョン・ノイマイヤーという偉大な振り付け師が芸術監督をされてるバレエ団の学校だということもあるんですが、実際彼の手ほどきを受けることはあるんですか。 大石:学生のときは直接はないんですけど、カンパニーとスクールの距離がすごく近くて、私たちは7年生、8年生というシアタークラスっていうんですけど、そこにいる生徒たちは、例えば眠れる森の美女の横で立っている役とか、踊らないけどお芝居している役 とか、そういうのでよく公演に出させてもらっていたので、近くでダンサーを見たりリハーサルに参加させてもらったりとかで、プロとの距離というか、カンパニーへの憧れとか、ノイマイヤーの作品を踊れることとか、そういうのはすごいありました。 -なかなか貴重な体験ですよね。その後、カナダのナショナルバレエスクールのほうに入学されますが、プロのほうには行かず、スクールに改めて行かれるっていうのは、ご自身の中でなにかあったんですか。 大石:いえ、本当は、ハンブルクを卒業する年にみんないろんなカンパニーのオーディションを受けるんですけど、それでどこからも声がかからずに、卒業したあとどうしよう、というときに、ハンブルクの校長先生がもう1年学校に行ってみたらどうか、っていう ふうに言ってくれて。そのとき、カナダナショナルとハンブルクとパリオペラ座、フランスの学校と、3校で共同公演みたいなものをカナダナショナルでするという年で、それでコネクションがあったので、校長先生が推薦してくれて、カナダナショナルに普通に入 るのは大変なので、それはラッキーだったなと思って。そこで1年プロフェッショナルクラスみたいな、学校を卒業した人が行くクラスで1年間学びました。そのときもオーディションに行ったんですけど、どこもダメで、という感じなので、子どもたちが憧れるよ うなバレリーナの人生では全然ないです。 -でも、ハンブルクの学校もカナダナショナルもそんなに簡単に入れる学校ではないので、すごく貴重な経験かなとは思います。ハンブルクの学校からカナダナショナルのほうに移られて、環境が変わって、ご自身の中で感じられたことはございましたか。 大石:カナダナショナルはどちらかというとクラシックバレエを重点的に学ぶ学校だったんですけど、ハンブルクはとにかくコンテンポラリーとかモダンのクラスが多くて、すごく基礎を叩きこまれたので、そこは自分の強みなのかなというのは感じました。仕事 を探すときに、トウシューズは履きたいなと。ドイツにはいろんなカンパニーがあるけれども、やっぱりクラシックはやりたいなと思っていたんですけど、でも外国人の綺麗な子たちの中に入ってクラシックをやるとなったら、もう見た目で負けるし、自分の中で は勝っていると思っていても、見た目で負けてるから、それは仕事はもらえないし、学校のクラスでも隣で金髪で色白くて背が高い子が立っていたら、それだけで負けるじゃないですか。でもそのときに、コンテンポラリーの技術とか、手足が短くても動きで見せ れるというのが強みになるのかな、とは感じました。 -ハンブルクの学校ではどのようなタイムスケジュールでお勉強されてましたか。 大石:毎朝10時から11時半までがバレエのレッスンです。12時から1時半までがモダンのレッスンか、バレエのバリエーションのレッスンか、あとはパドゥドゥクラスで、そのあと1時半から2時半までお昼の休憩で、私たちの留学生組は大体2時半から3時半までドイ ツ語の練習があったりなかったりですね。そのあと、また5時半から7時までが、日によってはコンテンポラリーだったり、振り付けの授業で。あとは、公演が近づいてきたら、スクールパフォーマンスの練習とかもありました。 -カナダナショナルのほうはどんな感じですか。 大石:カナダナショナルは、朝の10時15分から、多分12時45分くらいまでがバレエのレッスンがみっちりあって、そのあとお昼休憩で、そのあと、コンテンポラリーかパドゥドゥかバリエーションのクラスがあって、あとはコーチングというのもありました。一人 ずつ先生と1対1で、ここが弱いからこういうエクササイズをしたほうがいいよ、とか。で、私が行っていたポストセカンドリープラグラムというクラスは、大体4時とか5時には終わっていました。 -お住まいはシェアハウスみたいなものを探されたのですか。 大石:そうですね。一人で。 -じゃあ自炊も全部して。 大石:お昼と夜は学校で食べさせてもらっていて。特別に食べていっていいよ、って。でも休みの日は作ったりしていました。 -ドイツのハンブルクのときは寮ですか。 大石:1年目だけ寮で、2年目はカンパニーのダンサーとシェアしていました。楽しかったです。 -カンパニーのダンサーとシェアなんて刺激がありそうですね。そういうのはお友達同士声をかけ合って、誘われたんですか。 大石:そうですね。カンパニーのダンサーも私がスクールに入った年に上の学年にいた子たちなので、スクールでも1年かぶっていて、彼女たちがカンパニーに入るときに私が一人暮らしをしなくちゃいけないとなったときに、彼女たちのルームメイトが1人卒業し て出ていったので、誰かいないかということで、探して声をかけてくれて。 -大石さんがいらした年はスクールからは何人ぐらいカンパニーに上がったんですか。 大石:私の年は3人です。 -1クラス何人ぐらい生徒がいらっしゃるんですか。 大石:女の子が7人、男の子が5人とかですね。 -そのうちの3人がカンパニーに。 大石:はい。 -なかなか、狭いような広いような。 大石:そうですね。でも多分、今のほうが難しいのかな。年によると思うんですけど。 -その後日本に戻られて、バレエ団に入られて。ちなみにスペインのほうのオーディションはどういう経緯で行かれたんですか。 大石:日本に帰ってきたときは、バレエやめようかなと思って。もともと日本で踊る気がなくて、それでバレエを全然やっていない時期が4、5カ月ぐらいあって。ちょうどそのときにバレエを初めて習った先生にばったり会って。私が留学したことも知っているし 、今何しているの?と聞かれて、もうバレエやってないです、って話をしたら、お金を出してくれた家族とか応援してくれている家族のためにも踊ったほうがいいんじゃないか、って言われて、別に外国じゃなくても、日本ででも踊る場所はあるんだから続けなさ い、って言われました。それで東京のバレエ団を探そうということになって、ちょうどそのときにオーディションやっていたので、東京シティ・バレエ団を受けて、という感じです。 -その後、スペインのほうはどういった感じで受けられたんですか。 大石:もともと外国でずっと踊りたかったから、東京シティ・バレエ団に入ってもいつかは外国に行きたいな、っていうのがどこか片隅にあって。東京シティ・バレエ団で6年踊ったんですけど、やっぱり4、5年経つと自分がどれくらいの位置にいるかってわかるじ ゃないですか。これ以上は上に行けないな、とか。ソリストは踊れるけど主役にはさせてくれない、とか。そんな時に、バレエ協会の舞台にちょうど声をかけてもらって出たんです。そのときに、日本の中でフリーでやっているダンサーとか、バレエ団に所属しな いでも生き生きと踊っているダンサーをいっぱい見て、やっぱりバレエ団に入っていればある程度守られている部分もあるけど、自分で何かしようというふうにはならないから、それで、もうバレエ団に所属する必要はないんじゃないかな、みたいに思いました。 ちょうどそのときに、バレエ団にゲストで振り付けをしてくれる人が、レオ・ムジックっていうんですけど、ヨーロッパから来てくれて、私、恵子に振り付けしたいから、って言ってくれて、彼の作品を踊って。リハーサル中に彼が、ダンサーとしてのキャリアが 終わるときに、もっとこうしておけばよかったな、とか後悔するんだったら今やったほうがいいって言ってくれて。ちょうどそういうふうに思って悩んでいた時期だったから、じゃあオーディション行こうと思って、その公演が終わったらバレエ団辞めようと思っ て、そこで決心がついた感じです。それで、公演が終わった日に、今日で辞めますと言って、オーディションに行ったらとんとんと話が決まりました。 -スペイン以外は受けなかったんですか。 大石:ドイツも受けて、あとオーストリアのカンパニー、ドイツに近いんですけど、そこも一応契約をもらって。スペインってバレエじゃない感じがするんですけど、私もスペインにカンパニーがあるなんて知らなかったし、でもなんとなくのフィーリングでこっ ちにしようかな、と。 -スペイン語はどういうふうに習得されたんですか。 大石:スペイン語は、ほんの行く2カ月前、マンツーマンでレッスン受けて、あとは友達としゃべったりしました。でも、今は怖くないというか、自分は英語をしゃべれるから、留学したときよりはスムーズというか。ただ、スペイン人が英語をしゃべらないので、 私が英語をしゃべれてもダメでしたね。 -ドイツとカナダとスペインに行かれていますが、先ほど語学の面で困ったとおっしゃっていましたが、それ以外に何か困った点はございましたか。食べ物が違うとか。 大石:そうですね、それですごいお菓子ばかり食べていました。ドイツって夜ご飯も温かいものが出てこないんです。日本だと夜ご飯がメインじゃないですか。でもドイツがお昼ご飯にすごくポテトとかパスタを食べて、夜は冷たいチーズとハムと、運が良ければ スープが出てくるぐらいだったので、食の面では苦労したかもしれないです。 -カナダはどうですか。 大石:カナダは、スクールの特徴なんですけど、下からずっと上がってきているからなかなか友達の中に溶け込めなかったです。 -上のクラスもそのまま下からカンパニーに入らずそのまま残って、みたいなのはいらっしゃるということですね。 大石:だから、昔から一緒にいた子たちの中にポンと入るのはなんか難しいというか。みんな優しくしてくれるけど、なんか溶け込めなかったですね。 -同級生というか、同じクラスに日本人の方、どれくらいいらっしゃいましたか。 大石:カナダのときは、女の子が1人が男の子が1人ですね。 -カナダはだいぶ冬は寒かったりしますが、その辺は大丈夫ですか。 大石:すごい寒かったです。学校でシャワー浴びて帰るんですけど、ちょっとでも濡れていたら凍るんです。眉毛とか前髪とか、出ている部分が凍って、すごい寒かったです。 -学校の近所に住んでいたんですか。 大石:メトロとバスで20分ぐらいのところですかね。 -そこはご自身で探されたのですか。 大石:学校の担任の先生が探してくれて。三つぐらい探してくれて、ここら辺はどうだ?って探してくれたんだと思います。 -ヨーロッパと北米のバレエ学校に行かれて、今も現役でご活躍されて、今後留学したいと思っている方へアドバイスできることがあるとすれば、どういったことをアドバイスされますか。 大石:こんなこと言ったらいけないかもしれないけど、視野を広くして、留学したから別にダンサーにならなくちゃいけないわけでもないし、留学して、もしかしたらほかの道が見つかるかもしれないし、海外に出たら、本当に目を開いて、心を開いて、目に映る もの全てだし耳から聞こえるものは全てだし、いろんなことに興味を持って、踊りだけにこだわらず、全てを体感してほしいなと思います。やっぱり留学したから全員ダンサーになれるわけじゃないです。周りにも留学して日本に帰ってダンサーやってない子って いっぱいいるんですよ。自分が留学していたときはそれが全てだと思っていたけど、大人になって、それが全てじゃないし、もちろん夢を持って留学する気持ちもわかるし、ダンサーになりたいと思って留学する気持ちもわかるけど、それだけじゃないし、だけど 留学して、海外でいろいろ経験して強くなったことは無駄じゃないから、バレエをしに行くけど、バレエ以外の町の風景とか音楽とか人とか、友達を作るでもいいし、ほかのことも目を向けられたらいいなと思います。自分がそう思ったので。 -それこそ、技術を学ぶだけだったら日本でも十分できますよね。 大石:そう。でもなんで外国に行くかって、やっぱり本物を感じるためであって。日本にはないものとか日本じゃできないことをいっぱいやると。 -最後に一つお伺いしたいと思うんですが、大石さんの今後の夢というか、今後どういう方向に進まれようとしていらっしゃるのか、伺ってもよろしいですか。 大石:踊れる限りは海外で踊りたいです。そのあとは、今興味があるのが、カンパニーでの指導、バレエミストレスです。ダンサーにレッスンしたりとか、リハーサルを見たりとか、振り付けを教えたりとか、そういう仕事に興味があるので、誰かの、例えばジョ ンノイマイヤーの作品を伝承、伝えていくような仕事をしたいなと思ってます。なので、誰かの助手じゃないけど、誰かに付いて、その人の作品を途切らせないように次の世代に伝えていくような、そういう仕事もしたいなと思っています。海外ってカンパニーに 関わる全員がプロフェショナルとして認められているから、それこそ衣装を作る人もそうだし、衣装を運ぶ人とか、ピアニストとか、事務所のバレエを踊れない人たち、書類をする人だったりとか、そういう全員がプロフェッショナルとして認められているから、 日本だと雑用係という感じになっちゃうけど、全員がプロフェッショナルとして働いているので意識も高いし、お互いに求めることが違いますよね。プロフェッショナルとしてお金もらっているんだからここまでやりなさい、っていう。ダンサーに対してもそうだ し、ダンサーからバレエミストレスとかディレクターに対しての要求もそうですね。 -お忙しいところ、いろいろ貴重なお話いただけてありがとうございます。今後の活躍を楽しみにしております。 大石:ありがとうございます。

【出演者募集中です♪】音楽留学メールマガジン≪国内講座特集Vol.4≫語学レッスン特集

音楽留学メールマガジン ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ __c0__様、おはようございます! 毎日寒いですね… 風邪などにはお気をつけください! ♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪ ** Vol.4 語学レッスン特集 ** 国内講座特集も今日で最終回!今回は語学レッスン特集です♪留学したいけど、語学が不安…という方も多いと思いますが、アンドビジョンのオフィスでは語学レッスンもやってるんです!! しかも、長期留学に必須となる英語やドイツ語の音楽理論レッスンもあります☆ここでしか受けられないお得なレッスン、ぜひご検討ください! ☆語学レッスンの詳細は【こちら】☆ https://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html☆コンサート 【一般公募あり!どなたでも応募可能!】 先週もご案内しましたが、11/23 Next Vision Festival参加者大募集♪ アンドビジョンでは、コンサート事業≪Next Vision≫の一大プロジェクトとして、2018年11月に大規模なコンサートを開催する運びとなりました。コンサートでは【世界の音楽】をコンセプトに、海外アーティストとの共演はもちろん、新しいアンサンブルチームを結成し、様々な国や作曲家の曲を取り上げます。また、アンサンブルごとに事前の海外アーティストによるレッスンが受けられ、さらに観客の投票により選抜されたチームは、海外でのコンサートにも招待されます。 アンサンブルでコンサートに挑戦してみたい、海外アーティストと共演したい、海外でコンサートに出演したい…という方はぜひご応募ください。 ☆詳細は【こちら】☆ https://www.andvision.net/information/2040.html * … * … * … * …* … * … * … * …* 次回は新連載スタート予定です! 連載のリクエスト(?)もお待ちしてます♪ * … * … * … * …* … * … * … * …* ≪アンドビジョン株式会社≫ 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

【一般公募!演奏家大募集!】音楽留学メールマガジン≪国内講座特集Vol.3≫コンサート特集

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秋山 夏紀さん/バレエ教師

・沼津東高校卒業 ・英国ロイヤルバレエスクール留学 ・フェリス女子学院大学中退 ・身体均整師(ボディデザイナー)資格取得 ・バレエダンサー専用の整体師・トレーナーとして活動 ・平成26年 K-BALLET SCHOOL Teachers Training Couse合格 -まず初めに先生の簡単なプロフィールとどういうご経緯でバレエを始められたのかをお話いただけますでしょうか。 秋山先生:始めたのは4歳のときです。静岡県のバレエ教室で始めまして、始めた頃からバレリーナになりたいと思っていたんですが、プロを意識しだしたのは中学ぐらいで、外部の講習会に参加し始めたりしました。そのときの先生の勧めで、中学校の終わりにロイヤルバレエスクールのサマースクールのオーディションが、もう提出期限は切れているけどダメ元で出してみる?と言われて、写真オーディションだったんですど、提出しましたら合格通知が来ました。それが1999年だったと思うんですけど、それでサマースクールに高校1年の夏に行くことが決まりまして、サマースクールだけ行って2週間で終わりと思っていたんですけど、1週間目のときに当時ディレクターのゲイリーン・ストック氏の部屋に呼んでいただきまして、あなたがもし本気でダンサーを目指すなら入学を許可するけれど、どう?っていうお話をいただいて、スカラーは出なかったんですけど、その年の9月から、来月から来ていいけどどう?というお話をいただき、それで9月から入学となりました。 -芸術監督直々に呼ばれるというのは素晴らしいですよね。 秋山先生:いろんなパターンがあるんですよね。 -締め切りに間に合ってないけど、送って、それで実際に行かれたという。何か導かれていたと感じますね。 秋山先生:今こうやって教師になってみるといろんなところを、それこそ生徒に心配だから受けさせたり、ほかにも考えなさいよ、と言っている自分がいるんですけど、その当時、私が子どもの頃って全然情報がなくて。しかも静岡県っていう地方で親も詳しくなかったので。ロイヤルバレエスクールとオペラ座ぐらいしかバレエ学校を知らないんですよね。あとロシアぐらいしか知らなくて。これがサマーのオーディションで、これが通年のオーディションで、という感覚も知らずにそのときは決まりましたね。で、一応3年間行くつもりで行ったんですけど、パドドゥクラスの中で、あまりないことと今は言われるんですけど、男の方に乗っけてもらうショルダーリフトという練習中に私が後ろに落下してしまいまして、お尻から落ちた状態で、それから診断が実際に出たのが10年後ぐらいになるんですけど、骨の周りの硬膜、脊髄の膜が傷ついていまして、脳脊髄液が漏れる脳脊髄液減少症っていう病気がそこから発症してしまっていたんです。その患部、お尻の痛みはヒビが入った程度の痛みだったんですけど、頭痛と船酔い状態の吐き気とだるさというのがずっととれなくて、まともにレッスンがそこから受けられなくなってしまったんです。それが留学してから10カ月後ぐらいです。留学で来て精神的に病んでしまう子って珍しくないんですね。それと勘違いされてしまって、鬱病だということで、すごくケアしてくれるロイヤルは整ったちゃんとした学校だったんですが、、的を得た診断が下りず、結果的にダンサー自体を諦めて留学から1年半後ぐらいに帰国してしまうんです。戻って、日本の先生は、まだ17歳なんだからダンサー目指せば?と言ってくれたんですけど、なんせ体調が悪くて、自分でも、鬱病と言われたので鬱病なのかな?っていうことで、もういいです、やめます、でもバレエの先生にはなりたいかもしれない、みたいな感じだったんですけど、そこからいろんなことがスイッチオフになった状態で、高校もとりあえず卒業したんですけど、卒業したときに、バレエの先生はおこがましいからサポートする人になりたいと思いました。大学は英文科に進んだんですけど、それより自分が重視したのは、国家資格ではないんですけど、民間の整体の専門学校に入りまして、ケガした子とかのトレーナーというか治療家を目指し始めました。2年の整体の専門学校に行きまして、その頃、やっとその病気の診断が日本で下りたんです。それで手術をしたら体が元気になりまして、それでもう一度、バレエの道に返り咲きたいというよりは、整体ということで、バレエの先生に頼んでアシスタント、本当にバレエ教室のアシスタントと、取った整体の資格をどう生かせるだろうかというのを考え始めたのが二十歳すぎぐらいでした。そのとき静岡県にいたんですけど、そのあと、自分の能力がどんなものか、あと何を勉強したいのか探りたくて、首都圏で2、3年ほどバレエのフリーランスの教師をしたり、整体というか、マッサージ、コンディショニングをしたり、トレーニングの勉強もしたくて、加圧のパーソナルトレーナーをしたりという生活をしました。そのあと、静岡県に戻って、本当の白衣を着た整体師を、5000人ぐらい治療したらいいかなと自分で決めて、整体院に就職しました。整体師を2年半ぐらいして、そこの整体院に勤めている間に縁あってバレエ教えてほしいんですけど、と言われたことがきっかけで今に至ります。今はバレエ教室を開設してから5年目になります。 -本当すごくいろいろご経験されて今に至るんだなというのが今のちょっとしたお話ですごくわかりました。その後、後遺症は大丈夫なんですか。 秋山先生:今という意味では大丈夫ですね。治療中というふうに病院では言われているんですけど、特に大丈夫です。 -本当に治ってよかったですよね。 秋山先生:そうですね。ダンサーに戻るほどは治せなかったので。でも、日本人の男性ってパドドゥ組むときにすごく丁寧だしうまいですよね。それ自体も知らなくて、事故があるなんてこともあまり感覚的に、日本人の先生方としか組んだことはなかったので、こういうことあるんだ、っていう。私のときも日本人の男の子が近くにいてくれて、僕なら絶対こんなことしないよって言っていたんですけど。でも、お互い生徒なんだよな、そのときはそういうふうに思いました。責めるとか、恨んでないんですか?と言われるんですけど、というよりは、お互い未完成なんだな、男性もこういう時期あるんだな、って感じで。お互いにいろんなことがありますよね。 -そのケガを経て、整体という体と向き合う方向に行こうと思ったのも、そういうご経験を何か生かしたいという思いからなんですか。 秋山先生:そうですね。苦しい気持ちがわかるから支えたいというのと、もう一つ衝撃だったのがロイヤルの整ったサポートシステムというんですかね。フィジオセラピストも常駐して、その方たちに経歴を聞くとみんなダンサーをちゃんとして、ダンサー生活を終えたあと、クラシックバレエの専門の、日本で言うと理学療法士みたいな感じですよね、大学に行って、大学で資格がとれて、国家資格をとって、バレエのフィジオセラピストとして活躍している。それをロイヤルバレエスクールが雇えている。その人が、いわゆるバレエの先生と連携をとって子どもたちを支えているという教育システム自体にすごく衝撃を受けたんです。自分が経営的にそこまで作れるとは思わなかったので、自分一人で何役できるのかなと。結局、そこを真似したくなったというか、それが大きかったですね。 -日本でもそういうことを採り入れようという動きがあるのは本当最近ですよね。 秋山先生:そうですよね。最近すごく盛んですよね。 -先生が当時いらっしゃったときはまだ日本ではそういうのは浸透していなかったですしね。 秋山先生:全く浸透していなくて、誰に聞いてもわからなくて。インターネットで調べてみてもわからなくて、バレエ解剖学とかバレエ医学とか、今それで検索したら何件も引っかかるんですけどそのときは全くなかったんです。 -サマースクールに行かれたときのお話をお伺いしたいんですが、日本人の生徒さんはどれぐらいいましたか。 秋山先生:日本人は私を入れて3人でした。男の子1人で、女の子1人と私で、男の子はその年の9月からロイヤルの入学が決まっていた子でした。 -2週間のレッスンではあったんですが、日本でやられていたレッスンと、なにか違うなと感じられた部分はありましたか。 秋山先生:その当時は日本と違うという意味では、ポジションにすごく厳しいなという感じはしました。今はその意味がわかるんですけど、そのときは、クドゥピエはここ、ルティレはここ、ってそんなにそれまで深く考えないでやってきたなとは感じました。 -2週間のサマーで、寮の生活ですよね。お食事や生活の感じはいかがでしたか。 秋山先生:食事は、サマーのときは朝昼晩寮で出してくれたと思うんですね。なので、自分でスーパーに行ったりする必要はなくて、フルーツと野菜とお肉と、という感じで。私は、まあこんなものか、っておいしくは思わなかったです。昼はキャンティーンで自分で選べたのかな、という感じです。 -実際に9月からご入学されて、また寮での生活ではあったと思うんですが、カルチャーショックなど苦労された部分はありましたか。 秋山先生:数えきれないほどあったと思うんですけど、学校に入ると、食事が一切自炊になったんです。サマーのときの感覚で私は行っちゃったんですけど、スーパーに行って買い物をして、全部自炊をしなきゃいけなくて。その辺は、何を冷凍しなきゃいけないのか、何を電子レンジで調理できるのか。日本ではある程度料理の準備はしていったんですけど、食材も違うのでその辺が苦労というか、大変でした。あとは、すぐ決まっちゃったので語学も私は大して準備をしていかなかったので、行ってから1日に起こったことの復習を、毎日英語の勉強をしていたんですけど、1日中、この単語わからない、とか、この言い回し、自分はわからないっていうのを全部メモしておいて、家に帰ってから辞書とか、友達に聞いたりしながら勉強していました。バレエ学校の中で使う英語は2カ月ぐらいで、なんとなくとっさのことも含めてわかるようになったんですけど、それ以外の、例えば銀行口座作るとか、それ系は難しかったですね。というのと、あとは入り組んだ会話、友達の悩んだときの会話とか、泣きながら話している会話を聞き取るのは、やはり半年ぐらいはかかったなかという意味で、人間関係も今思うと、意思の疎通が難しかったなとは思います。語学どれぐらい必要ですか?って私の生徒も世界を目指す子がちょこちょこいると聞かれるんですけど、バレエのレッスンはある程度で受けられるんです。ただ、会話を人として、人間関係を構築していかなきゃいけないバレエレッスン以外での場所で、そっちでもやれないとバレエ学校という場所で楽しく生活ができないので、そっちはもうちょっとシビアに準備をしていくべきだったと感じました。あとは、バレエの話なんですけど、先ほども言ったように、サマーはそれでもまだ通年の、本チャンの入学から比べたらフリークラスだったなと感じたんです。もっとポジションに対してうるさかったんです。あとは、アンディオール、私が基礎だと思っていたことって、私の中でそれまで基礎というのは、いわゆるシンプルなことっていうんですかね、簡単なこと、もしくは自分が超えたんじゃないかって勘違いすらしていた気がするんですけど、基礎っていうのはずっと続く、永遠に難しいものなんだっていうのを入ってから改めて感じて。タンジュとかデガジェとかにものすごい時間を使ったんです。プリエとか、内腿の使い方。英語ですごく印象的なのは、タンジュはかかとから先に出してつま先から先に戻る、っていうそれぐらい英語でスラスラと言えるようになっておきなさいよ、とすごく叱られたのがめちゃくちゃ記憶に残っているんですけど、それを日本語でも言ってこなかった私にとっては難しかったんです。でもこういう教育を何年間も、ロワスクールで受けてきた子たちと肩を並べて、ここからスタートしなきゃいけないっていう中で、4回転回る、とかが世界の壁じゃなくて、これが世界の一流のバレエ教育なのか、というのを、雷落ちるぐらい感じて。今まで何をやってきたんだろうという感じで、初めてバレエのポジションとアンディオールの基礎に向き合った気がしました。その辺が、慣れる、慣れないというよりは、身につけてきたものの自分の薄さを痛感せずにはいられなかったという。でもこれ、留学した方に聞くとみんなそう言うんですけど、そうすると日本のバレエ教育自体が、っていう話になるので、それが今の私につながるんですけど、でもそのときは、私だけ遅れている、私だけなんちゃってバレエやってきた、という感じでした。だから日本で言う、留学するとき基礎が大事ですよ、とか、基礎ができてからね、っていうその先生たち、私も含めて使ってらっしゃる基礎という言葉のニュアンス自体がもしかしたら世界とずれがあるのかもしれないですよね。 -学校でのスケジュールは大体平日は月曜日から金曜日の朝から夕方まですか? 秋山先生:そうですね。朝から4時、5時過ぎぐらいまでなんですけど、その当時は週の半分ぐらいは午前中アカデミックで、学校の勉強だったんです。なので例えば8時半とかに行って、留学生と現地の子と分けられて、両方とも普通の座学の、数学とか英語の学校の授業なんですね。留学生のアルゼンチンの子とか、台湾の子とか、私など日本人の子は留学生チームでひたすら英語の授業で、ランチをしてから12時半、1時ぐらいからバレエのクラシックのクラスから、例えば次はコンテンポラリーで、コンディショニングでピラティスをやって、という感じでした。で、朝の9時からバレエレッスンという日もありました。土曜日が半日で日曜日が休みという感じでした。なので学校には朝から夕方まで。 -お休みのときはどのように過ごされていましたか。 秋山先生:お休みは大体友達とゆっくりとスーパーにお茶しがてらに行って、食材買って、帰ってきて、ですかね。それか、お出かけするにしてもロンドンにゆっくり買い物行ったり、あとバレエを見に行ったり。バレエを見に行くときは土曜の夜とかに行ったり、友達と過ごしていました。 -オペラハウスとか見てらっしゃると思うんですが、ご覧になられてどのように感じられましたか? 秋山先生:ロイヤルバレエ団が上演している作品の中で、自分の予想以上に古典じゃない作品、コンテンポラリーまでいかなくても、自分が知っている作品がいかに少なかったかということで、こういう作品を上演しているんだ、っていうのを、すごくレパートリー多くというか、コンテも含めて、そのときは意味わからないのもやっているんだな、なんて思ったんですけど、すごく多彩なバレエ団なんだな、というのを感じました。あとは、ロイヤルバレエスクールの子はバレエのチケットとバレエ用品、フリードのバレエ用品を3割で全部購入できて、特別扱いなんだな、ありがたいなと思ったのがもう一つと、見に行かせてもらうときは、席自体はよくないんですけどすごい安い金額で見れました。足しげく通っている子もいたんですね。私はそんなに熱心に行ってなかったんですけど、本当に熱心に行っている子もいて、ほぼ立ち見だけど行ってくるよ、なんて言って。見るということがすごく勉強になるんですけど、日本ってそんなに勉強になるほど行けないんですけど、ピンキリで、安いチケットで見させてくれるんだなという国の文化の差を感じました。ちょうど私のとき、新しいオペラハウスが完成した年で、こけら落としのパーティでデフィレのような作品で出演もしたんですけど、パーティみたいなのもやった記憶で、そのときはオペラハウスで、始まるまでシャンパン飲んだり、かなり豪華な感じでやっていて、バレエ史ってチラッとしか勉強したことなかったんですけど、ちょっと豊かな人たちのお食事したりしながら、さらにもっと楽しむみたいな、そういう世界観なんだなと。何というか、文化丸ごと衝撃的に受け取ったという感じでした。愛されてる文化なんだな、一般の人に大事にされているんだなと感じました。 -お食事して、観劇して、お酒を飲んで楽しむという、社交界の流れじゃないですけど、そういうのがありますよね。 秋山先生:そうですよね。日本人だと、バレエ見たことある?という感じで、ないと答えるかバレエ関係者があると答えるか、それぐらいなんですけど、そうじゃない、社交界というか、イギリスの人たちの生活の一部にバレエがなっている感じとか、王室とつながっている感じとか、マーガレット王女がみえた公演のときもあったりとか、切り離されてないっていうところにびっくりしました。 -先ほどオペラハウスのほうにご出演されたとおっしゃっていましたが、いかがでしたか。 秋山先生:すごく広くて、舞台袖からの裏側、バックヤードがすごく天井も高くて広くて。そのときは何かの作品はやらなかったので、総勢皆でチュチュ着て出てくる感じだったのですごく広くて。オペラハウスの中のスタジオもものすごいたくさんのスタジオが迷っちゃうぐらいあって、きれいで、スクールも今はそこなんです。私のときはまだ、移行するよというときに私は帰ってきちゃったので、その前のバレエ学校はバロンズコートでロンドンよりちょっと離れていたところだったんですけど、最新の施設という感じでした。クラシックな感じというよりは新しい感じでした。 -その後、先生になられてもう5年ぐらいとおっしゃっていましたけど、留学したいという生徒さんに向けて何かアドバイスはございますか。 秋山先生:いくつかあるんですけど、一番自分の生徒にも言っているのは、もしかしたらみんなが当たり前と思っているアンディオール一つがダンサーの価値を決める、じゃないですけど、そこでダンサーの違いを見られるから、顔の位置から足の使い方から、ものすごく私は細かく指導するから、その指導の細かさが当たり前だっていうその感覚、その指示にスピーディに自分が応えるっていう、そういうレッスンにするように、というのは口酸っぱく言っているんです。というのは、今私はチェケッティを学んでいるんですけど、その前はRADも学んでいたんですが、メソッドが違うとバレエっていろんなが変わっちゃうじゃないですか。でも唯一一つの、これなら世界中通用するというメソッドは私の結論では無いなと思ったんです。ただ、そのメソッドが示しているところぐらいの細かさで、今はチェケッティとかロイヤルメソッドの軸でやっているんですけど、そこまで応えられるダンサーたちを育てていればメソッドが変わっても、今まではこれだ、これを変えるんだ、って変えられると思うんです。ところがそこまでの細かさでの指導も受けたことがないし、そこまで意識したことがないような感覚だと対応できなくなると思うので、ポジションとか体の使い方ということを細かすぎるぐらい、細かく意識を日々するということが一つと、表現というのが突然本番だからできるものではないので、ピルエットならピルエットのワルツの音楽を聴いて、最大限自分が表現をする、毎回毎分するという。いつスカウトマンがあなたの踊りを見ても、自分で今日の踊りは満足できた、自分が今日の踊りは勝負をかけてできた、って思えるレッスンを毎回積みなさい、本番だと思ってやって、っていうのは言っています。日本人の子たちはコンクール上手だけどレッスン下手、って言われちゃうじゃないですか。なので、その辺はすごく力強く鍛えています。もう一つは語学ですね。フランス語もドイツ語も英語もやるのは不可能だと思うけど、一つお金の掛からない方法で、本当に留学を目指すならお金の掛からない勉強の仕方を始めなさい、というのは言っていますね。バレエとお金がセットなんですけど、ある程度やってから英会話の塾に行くとか、ある程度やってその姿を見たお母さんが、出してあげようか、っていう流れが成功につながると個人的に思うんですけど、お金掛けたら掛けた分だけよくなると親子で勘違いしちゃう人もいるので、そういうことでは全くないというのは人間教育でもあるので、言っています。お金の掛からない努力の仕方をまず始めなさい、って。その方法はいくらでも教えるから、というのは言っています。レッスンと語学と、あともう一つは、私が結構無計画な留学だったので、今たくさん情報があるから計画的に行きましょうというのを言っているんです。なぜかというと、一番留学適齢期というか、考えるのが中3ぐらいだと思うんです。中3って日本の子たちが、受験が絡まってきて一番危ない時期なんです。そうすると、中1、中2を、もう中3は受験で使えないから、っていう思いで準備をしてきて休むのと、全然準備をしてこなくて休むのと全然違いますし、そのために勉強しておくのも一つだし、バレエでここまで結果が中2の時点で出せるようになったから、中3は勉強をとらなくていいか、ということもそうだし、私自身が勉強もしてきた人なので、流れで勉強しなくなっちゃった、バレエに邁進しすぎて勉強できなくなっちゃったっていうのは言い訳にしか聞こえないタイプなんですね。言い訳を自分でするって自分が結局悲しい思いをするから、どういう未来を目指すから中1はこう過ごす、中3はこう過ごす、高校はこう過ごす、このぐらいまでには結果を出したい、っていうのを親子で必ず計画を立てましょう、と。その三者面談的なものは、プロを目指す子には私は必ずするんです。その子と一緒に時系列で線を引いて、一緒に計画を立てるということは、今足が痛いときにコンクールで無理する必要ないよね、とか、そういうふうに、かなり若いうちに結果を出さなければいけないバレエの世界なので。お金も、コンクールで全部使っちゃいましたとか、そういうふうにならないように教師としては計画を立てさせますね。それを留学で出す子にはかなり丁寧に指導します。 -先ほど、ケガなどお話出たんですが、ケガと向き合うのはどうしてもつきものだとは思うんです。どういったケアをされてますか? 秋山先生:私はもちろん整体師として治療にもあたりますし、それだと足りないときがあるので静岡県全域の接骨院と提携を結んでいまして、生徒の自宅の近くで治療してもらうのが一番と思うんです。健康保険が適用になるとさらにいいと思うので、健康保険適用の接骨院と提携を結ばせてもらって、連携をとって治療はしています。あと、そもそもケガをしにくい体を作らなければ、というのは教師の役目なので、解剖学に詳しい教師に、うちの生徒たちを世界に出すためにピラティス学んできてくれない?とお願いしましてピラティスの資格を2年、3年がかりでとってきてくれて、今は彼女のおかげで、プロを目指す、目指さないに関わらず、小学校の低学年からピラティスのグループレッスンを導入して、さらにプラスしてパーソナルレッスンも組めるようにしました。一番最初に言ったロイヤルバレエスクールのマネをしたいんです、っていう、そのミニチュア版ができたらいいなということで、トレーニングとしてのピラティスとケアとしての治療というものと、軸になるバレエというものを今スクールに盛り込んでやらせてもらっています。 -今現段階で、ロイヤルバレエのミニチュア版とおっしゃっていましたが、今後先生の目指される日本のバレエ界、もしくは今後日本と海外とのバレエというのはどういった関わりを持っていこうと思われますか。もしくはどうなっていくだろうと思われますか。 秋山先生:大きいですね、急に。私がダンサーを今してたり、プロの方の作り手側に回っていると全く違うこと言うと思うんですけど、今私の中で、アーティストの部分って1割ぐらいしかなくて、9割教育者だと思って指導をしているんです。そうすると、日本のバレエと世界のバレエとなったときに、いいお答えになるかわからないですけど、バレエという踊りのスキルをつけるということをもし今までの日本の先生方がしてきたとしたら、もしくは上流の習い事をさせるという意味合いでしてきたとしたら、その辺は私は原点に戻りたくて、茶道とか花道とか道とつくもののように、一つのバレエ道として人間をちゃんと育てたいという強い思いが今はあります。それはなんでかというと、結局日本のものではない文化である、バレエというものを背負って世界に出るとしたら、あなた何なの?っていうところ、もし英語ペラペラになっても、やっぱり問われちゃうんです。そうすると、日本人として、例えば自分の荷物はきちんと整理するとか、日本人として思いやりを持って、自分が主役をいただいてもコールドの人たちに思いやりを持って接するとか、例えばパドドゥを組んだら、相手ときちんと話をしてパドドゥを作っていくとか、人としてどう在りたいかというのを常に軸に、プラスダンサーとして仕事をするというのはどういうことか、を考えられる人、そういう人間を育てたいなと思っているんです。それが日本人がわざわざバレエをする、バレエで海外に行くときに価値をしっかりと見せてこれるポイントになるんじゃないかな、と思っていて、ただそれを覆されるぐらいのいろんな闇とか誘惑が多いと思うんです。よくご存じだと思うんですけど、お金持っている人のほうがいいんじゃないかとか、見た目がきれいだから得だとか、残念ながらバレエで進めば進むほど知らなくていいようなことを成長期にみんな知っていくと思うんです。そういう小手先の生き方ではなくて、例えばロイヤルバレエに行って、みんな私の周りがたばこ吸っていたりしたんですけど、友達がたばこを吸っていても、ドラッグやる子がいても、すごく冷たいお嬢様タイプの子がいても、自分はどう在りたいのか、って自分に問える人間性を作らなければ、英語しゃべれようと肉体が美しかろうと全く意味がないと私は信じているので、日本のバレエ教育の一端を担わせてもらっているとしたら、そこに力を入れたいなと個人的には思っています。それがもっと世界と対等にやれるようになるポイントなのかなと。以上です。 -大変貴重なお話を伺えまして、ありがとうございます。 ナツキバレエアカデミー http://natsukiballet.com/index.html

【連載中!国内講座情報♪】音楽留学メールマガジンVol.2国内イベント特集

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【新連載!お得な国内講座!】音楽留学メールマガジンVol.1公開レッスン特集

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