笠原こずえさん/ Lula Washington Dance Theatre

-まずは自己紹介と略歴を教えていただいてもよろしいでしょうか? お姉さんが先に習っていて、一緒に横浜にあるバレエスタジオに通い始めたのがきっかけ。週4、5回とクラシックバレエのレッスンに通いプロダンサーを目指そうとしていたが、学業も必要だと思い、青山学院大学英文文学科に入学。そこでアメリカやイギリスに関する知識を正式に学ぶ。 その後、就職するかどうか悩んだが、学業を身に付けたからこそ実際に海外で経験してみたいという想いになり、大学卒業後、Santa Monica College Danceに留学。Collegeを卒業した後、いくつかのアメリカのダンスカンパニーを経て、現在は、Lula Washington Dance Theatre のカンパニーダンサーとして活躍中。 -バレエのどんな点に興味を持たれましたか? 厳しいレッスンながらも先生に尊敬の念があったと同時に、上手になっていくことが楽しかった。また踊ることが好きだった。 -留学やプロを目指すようになったのはいつからですか? 高校生ぐらいからプロになりたいとは思っていたが、プロバレエダンサーとして進む勇気がなかった。そこで一度大学へ進学したが、ダンスへのパッションは強く持っていて、高校・大学で英語を学んだからこそ、やはりダンサーとしてやってみたいと思い、留学を決意した。 -どうしてSanta Monica College Danceに留学することになったのでしょうか?  学生時代に旅行でL.A.に行った時に、住みやすい街だと思ったのとその学校にダンス科があるという理由だけでサンタモニカに行くことを決めた。Collegeの場合、入学するのにオーディションはなく、様々なレベル、年代の方が学んでいた。留学行く前は自分のレベルを気にしていたが、実際に行ってみると色んなレベルの人がいて、思い切って行って良かった。 -留学への手続きなどはご自身でやられたのでしょうか? ビザ申請から学校への申し込み、滞在先の手配まで全部一人で手続きをしたが、かなり大変だった。特にビザ申請はやらないといけない工程が多く、間違えのないように手続きをするためにもエージェントを通した方が安心だったなと思った。 -留学中に印象に残っていることや大変だったこは何ですか? 大学時代に英米文学科で学んだことが、そのままCollegeでも活かすことが出来た。目標を持ってアメリカに渡航したからこそ、充実した留学生活を送ることが出来たからやりたいことを明確にして行って良かった。英語を学びたいというだけでなく、目標を明確にしてから留学に行くことが大切だと感じた。 -学校のスケジュールはどのようでしたか?またどのような方々が多く学んでいたのでしょうか? 様々なレベルのダンサーを受けていたため、プロフェッショナルレベルから趣味でダンスを楽しんでいる方まで幅広くいた。ダンス科を卒業する人が必須のカンパニークラスだけ、オーディション制だった。 週に2回ずつクラシックバレエ、モダンバレエのクラスを受けて、午後に公演のリハーサルがあるような感じ。春と秋に定期公演があった。 モダンバレエはCollegeに入ってから学び始めたため、初めは戸惑いもあったが、クラシックバレエの基礎があったから、慣れていくことが出来た。 -留学中の滞在先はどのようでしたか? 留学前、日本にいる時から滞在先を調べて行き、実際に現地に着いてから決めた。プライベートルーム付きのシェアハウスに住んでいた。 -Collegeを卒業後、様々なカンパニーのオーディションを受けた後、友人からの紹介がきっかけで現在のカンパニーに所属することになったそうですが、カンパニーに所属するまでの経緯を教えてください。 OPT(学位を取得した後、専攻に関係した職業であれば1年活動出来るビザ)を使って、オーディション活動をしていた。初めは中々決まらない中で、友人のコネクションがきっかけで、カンパニーの公演に参加し、自分をアピールした結果、目を付けてもらって入団することが出来た。 -アメリカで活動されている中で、日本と比べて良い点や違う点を教えてください。 良い点は、ダンサーとして職業が確立していて、チケットノルマやリハーサル代などはなく、給料もしっかりと貰える。一方日本と比べて、リハーサルに遅刻してくることやスケジュールが急に変わるなど考え方の違いを感じることもあったが、アメリカの文化や性格を理解して行ったからこそあまり気にならなかった。 -現在カンパニーのダンサーとして活動されていますが、どのようなスケジュールですか?またアメリカでの生活はいかがでしょうか? カンパニーでの週3回、5時間のリハーサルに加えて、週4回カンパニーのスクールで教えをしたり、地元の学校でダンスを教えに行く機会もある。 ロサンゼルスは日本食も手に入ったり、日本人も多く住んでいる地域なため、とても住みやすい。 -ダンサーとしての今後の目標を教えてください。 アメリカで培った経験を通して、日本でダンススタジオを作って、アメリカとの交換留学制度のように若い日本人ダンサーにも留学の機会を作りたい。 アメリカで現在ダンサーとして活動していることを、日本でどう知ってもらえるかを考えている。 -ダンサーとして活動する上で、大切にされていることはありますか? 自分に自身を持って活動することは大切だが、最初から視野を狭めてしまうのではなく、色んな声を聞いて自分に合ったものをインプット・アウトプットをしていくようにしている。 -これから留学したいと考えている方に向けてメッセージをお願いします。 常にゴールは変わっていくものだから、step by stepで考えて欲しい。とにかく目標を持って進んで欲しい。 やらない後悔より、やる後悔した方がいい。挫折しても良いし、そこから学べることも沢山あるから、とりあえず挑戦してみて欲しい。

海外国際音楽コンクールのご参加をアンドビジョンがフルサポート!

03-5577-4500

[email protected]

Join Us On

アンドビジョンからのニュースレター